JP5206436B2 - 基地局、並びにその通信制御方法及びプログラム - Google Patents

基地局、並びにその通信制御方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5206436B2
JP5206436B2 JP2009006207A JP2009006207A JP5206436B2 JP 5206436 B2 JP5206436 B2 JP 5206436B2 JP 2009006207 A JP2009006207 A JP 2009006207A JP 2009006207 A JP2009006207 A JP 2009006207A JP 5206436 B2 JP5206436 B2 JP 5206436B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base station
power supply
time
communication control
standby
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009006207A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010166272A (ja
Inventor
俊幸 奥山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2009006207A priority Critical patent/JP5206436B2/ja
Publication of JP2010166272A publication Critical patent/JP2010166272A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5206436B2 publication Critical patent/JP5206436B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本発明は、基地局、並びにその通信制御方法及びプログラムに関し、特にフェムト基地局として動作させるのに好適な基地局、並びにその通信制御方法及びプログラムに関する。
ここで、フェムト基地局とは、一般家庭等の屋内での運用や、小規模事業者による運用を想定して開発された無線基地局である。このフェムト基地局により形成されるセルは、そのカバーエリアが、屋外に設置され且つ通信事業者により運用される無線基地局(以下、マクロ基地局と呼称する)と比較して極めて小さいことから、一般にフェムトセルと呼ばれる。なお、以降の説明においては、マクロ基地局により形成されるセルをマクロセルと呼称し、フェムトセルと区別する。
一般的なマクロ基地局には、電源及びネットワークのバックアップ設備が設けられており、以て停電やネットワーク障害が発生した場合であっても運用を継続することができる。
なお、参考技術として、特許文献1には、メインバッテリの残量が規定値より少なくなった場合や当該メインバッテリが取り外された場合に、予備バッテリからの電力供給により継続して動作する移動局が記載されている。
特開2007−325086号公報
しかしながら、一般的なフェムト基地局には、停電等の発生に因り外部からの電力供給が遮断された場合、マクロ基地局における輻輳を引き起こしてしまうという課題があった。これは、フェムト基地局の動作停止に伴って、当該フェムト基地局に無線接続する複数の移動局からマクロ基地局に対する位置登録が一斉に開始され、以てマクロ基地局の処理負荷を増大させてしまうためである。
この課題を、図4及び図5を参照してより具体的に説明する。図4に示す2台のフェムト基地局1_1及び1_2は、それぞれ、マクロ基地局2により形成されたマクロセルCL2内にフェムトセルCL1_1及びCL1_2を形成し、これらのフェムトセルCL1_1及びCL1_2に在圏する移動局3_1及び3_2との無線通信を行っている。
今、図5に示す時刻t20において、移動局3_1がフェムト基地局1_1に在圏しているとする(ステップS301_1)。この場合、移動局3_1は、フェムト基地局1_1から定期的に無線送出される共通情報INFO1を受信すると共に、この共通情報INFO1に基づきフェムト基地局1_1に接続して、所望の通信を行う。一方、同時刻t20において、移動局3_2がフェムト基地局1_2に在圏しているとする(ステップS301_2)。この場合、移動局3_2は、移動局3_1と同様、フェムト基地局1_2から定期的に受信する共通情報INFO2に基づき、フェムト基地局1_2に接続する。ここで、共通情報には、報知情報やパイロット信号等が含まれる。
この後、時刻t21において、図4に示したマクロセルCL2のカバーエリア全体に停電が発生した場合、フェムト基地局1_1及び1_2に対する電力供給が遮断され、共通情報INFO1及びINFO2の無線送出が略同時に停止される。
時刻t22において、移動局3_1及び3_2は、フェムト基地局1_1及び1_2を認識出来ず、周辺基地局の検索をそれぞれ開始する(ステップS302_1及びS302_2)。この結果、移動局3_1及び3_2は、上述したバックアップ設備により運用継続中のマクロ基地局2をそれぞれ検出する(ステップS303_1及びS303_2)。そして、時刻t23において、移動局3_1及び3_2は、位置登録要求REQをマクロ基地局2に対して送信する(ステップS304_1及びS304_2)。
これにより、マクロ基地局2には、移動局3_1及び3_2(並びに、フェムト基地局を同様に認識出来ない他の移動局)からの位置登録要求REQが殺到し、マクロ基地局2の処理負荷が局所的に増大することとなる。位置登録要求数が処理能力を超過すると、マクロ基地局2は、輻輳状態となり、正常な運用の継続が困難となる(ステップS201)。
上記の課題への対策として、フェムト基地局をUPS(Uniterruptible Power Supply)等の無停電設備によりバックアップする手法が考えられる。しかしながら、この手法ではゲートウェイ等のネットワーク機器を含めたバックアップが必要であるため、その導入技術やコストが、一般家庭のユーザや小規模事業者にとって高い障壁となる。このため、当該手法の実現は困難である。
従って、本発明は、電力供給が遮断された際のマクロ基地局における輻輳の発生を低減することが可能な基地局、並びにその通信制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の一態様に係る基地局は、予備電源と、自基地局との接続に必要な共通情報を無線送出する無線部と、自基地局に対する外部電源からの電力供給を監視し、前記電力供給の遮断を検出した場合に、前記予備電源に切り替えて自基地局を動作させる監視部と、前記検出に際して、前記無線部による前記無線送出の継続時間を、前記予備電源により自基地局が動作可能な最大時間内でランダムに決定する制御部とを備える。
また、本発明の一態様に係る通信制御方法は、予備電源を備えた基地局における通信制御方法を提供する。この通信制御方法は、前記基地局に対する外部電源からの電力供給を監視し、前記電力供給の遮断を検出した場合に、前記予備電源に切り替えて前記基地局を動作させると共に、前記基地局との接続に必要な共通情報を、前記予備電源により前記基地局が動作可能な最大時間内のランダムな時間だけ無線送出する。
さらに、本発明の一態様に係る通信制御プログラムは、予備電源を備えた基地局に、前記基地局に対する外部電源からの電力供給を監視する処理と、前記電力供給の遮断を検出した場合に、前記予備電源により動作すると共に、前記基地局との接続に必要な共通情報を、前記予備電源により動作可能な最大時間内のランダムな時間だけ無線送出する処理とを実行させる。
本発明では、外部電源からの電力供給が遮断された場合に、共通情報の無線送出を、予備電源による動作可能時間内のランダムな時間だけ継続する。このため、本発明を適用する基地局同士間で、複数の移動局からのマクロ基地局に対する位置登録の開始タイミングを分散させることができる。従って、マクロ基地局における輻輳の発生を低減することが可能である。
また、本発明の導入に際しては、ネットワーク機器を含めたバックアップ設備の設置等の特殊な技術を要さない。
本発明に係る基地局の実施の形態の構成例を示したブロック図である。 本発明に係る基地局の実施の形態における電力供給遮断時の動作例を示したシーケンス図である。 本発明に係る基地局の実施の形態における電力供給再開時の動作例を示したシーケンス図である。 一般的なフェムト基地局におけるセル形成例を示した図である。 一般的なフェムト基地局における電力供給遮断時の動作例を示したシーケンス図である。
以下、本発明に係る基地局の実施の形態を、図1〜図3を参照して説明する。なお、各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
図1に示す本実施の形態に係る基地局1は、予備電源10と、無線部20と、監視部30と、制御部40とを備えている。
無線部20は、アンテナANTを介して、基地局1との接続に必要な共通情報(報知情報やパイロット信号等を含む)を無線送出する。
監視部30は、外部に設置された商用電源4からの電力供給を監視する。監視部30は、商用電源4から正常に電力が供給されている場合、当該電力を無線部20及び制御部40の動作電力PWRとする。一方、商用電源4からの電力供給の遮断を検出した場合、監視部30は、予備電源10からの電力を動作電力PWRとする。また、監視部30は、商用電源4の監視結果を示す信号(以下、監視結果信号と呼称する)SGを生成して制御部40に与える。なお、予備電源10として充電可能な二次電池を用いた場合、監視部30は、商用電源4からの電力を利用して予備電源10を充電する。
制御部40は、インターネット等の公衆網(図示せず)を介してコアネットワーク5に接続され、コアネットワーク5からの基地局1に対する制御信号、及び基地局1−移動局(図示せず)間の各種信号の授受を行い、以て基地局1をフェムト基地局として動作させる。また、制御部40は、監視部30から受けた監視結果信号SGが商用電源4の遮断を示す場合、無線部20による共通情報の無線送出の継続時間を、予備電源10により基地局1が動作可能な最大時間内でランダムに決定すると共に、当該継続時間を無線部20に対して指示する。
次に、本実施の形態の動作を、基地局1を図4に示したフェムト基地局1_1及び1_2として適用する場合を例に取って説明する。
図2に示す時刻t0において、移動局3_1がフェムト基地局1_1に在圏し(ステップS31_1)、移動局3_2がフェムト基地局1_2に在圏しているとする(ステップS31_2)。この場合、フェムト基地局1_1内の無線部20は、共通情報INFO1を定期的に無線送出する。一方、フェムト基地局1_2内の無線部20は、共通情報INFO2を定期的に無線送出する。これにより、移動局3_1及び3_2は、フェムト基地局1_1及び1_2にそれぞれ接続し、所望の通信を行うことができる。なお、以降の説明においては、共通情報INFO1及びINFO2を、符号INFOで総称することがある。
この後、時刻t1において、図4に示したマクロセルCL2のカバーエリア全体に停電が発生した場合、フェムト基地局1_1及び1_2に対する商用電源4からの電力供給が遮断される(ステップS11_1及びS11_2)。これを検出したフェムト基地局1_1及び1_2内の各監視部30は、各無線部20及び各制御部40に対する動作電力PWRの供給源を、商用電源4から各予備電源10へ切り替える。また、各監視部30は、商用電源4の遮断を示す監視結果信号SGを各制御部40に与える。
監視結果信号SGを受けた各制御部40は、各無線部20における共通情報INFOの無線送出の継続時間を、各予備電源10により各フェムト基地局1_1及び1_2が動作可能な最大時間内でランダムに決定する。図示の例では、フェムト基地局1_1における継続時間Tc1が、フェムト基地局1_2における継続時間Tc2よりも長い時間に設定されている(ステップS12_1及びS12_2)。なお、以降の説明においては、継続時間Tc1及びTc2を、符号Tcで総称することがある。
そして、各制御部40は、各無線部20に対して、継続時間Tcだけ共通情報INFOの無線送出を継続するよう指示し、以て各フェムト基地局1_1及び1_2を待機状態とする(ステップS13_1及びS13_2)。
この後、時刻t2において継続時間Tc2が満了した場合、フェムト基地局1_2内の無線部20は、共通情報INFO2の無線送出を停止する。これにより、移動局3_2は、フェムト基地局1_2を認識出来なくなるため、周辺基地局の検索を開始する(ステップS32_2)。この結果、移動局3_2は、上述したバックアップ設備により運用継続中のマクロ基地局2を検出する(ステップS33_2)。そして、時刻t4において、移動局3_2は、位置登録要求REQをマクロ基地局2に対して送信する(S34_2)。
一方、時刻t3において継続時間Tc1が満了した場合、フェムト基地局1_1内の無線部20は、共通情報INFO1の無線送出を停止する。これにより、移動局3_1は、フェムト基地局1_1を認識出来なくなるため、周辺基地局の検索を開始する(ステップS32_1)。この結果、移動局3_1は、マクロ基地局2を検出する(ステップS33_1)。そして、時刻t5において、移動局3_2は、位置登録要求REQをマクロ基地局2に対して送信する(S34_1)。ここで、この時刻t5と上記の時刻t4の時間差は、継続時間Tc1と継続時間Tc2の時間差に依存する。
このように、移動局3_1及び3_2からマクロ基地局2に対する位置登録の開始タイミングを分散させることができる。また、マクロセルCL2のカバーエリア内に本発明を適用する他のフェムト基地局を設置した場合には、当該他のフェムト基地局に在圏していた移動局による位置登録の開始タイミングが、各移動局3_1及び3_2による位置登録の開始タイミングと異なるものとなる。従って、マクロ基地局2における輻輳の発生を回避することができる。また、図1に示した予備電源10には、各移動局による位置登録の開始タイミングを分散させるのに必要な短時間だけ、フェムト基地局を動作させる小容量且つ廉価な電源を用いることができる。また、各フェムト基地局が単独で動作するため、ネットワーク機器を含めたバックアップ設備の設置等は不要である。
なお、上記の継続時間Tcの満了時、各フェムト基地局1_1及び1_2内の各無線部20は、例えばページング信号を用いて、各移動局3_1及び3_2に対しマクロ基地局2への接続を即座に促しても良い。
また、各フェムト基地局1_1及び1_2内の各制御部40は、コアネットワーク5との接続状態を監視し、接続異常を検出した場合に、各無線部20に対して、継続時間Tcだけ共通情報INFOを無線送出するよう指示しても良い。これにより、コアネットワークと各フェムト基地局の間に局所的なネットワーク障害が発生した場合であっても、各フェムト基地局同士間で、各移動局からマクロ基地局に対する位置登録の開始タイミングを分散させることができる。
さらに、商用電源からの電力供給が再開された場合、各フェムト基地局が、例えばSMS(Short Message Service)を利用して、自基地局に在圏していた移動局に対して再接続を促すとより好適である。この場合、各移動局による各フェムト基地局に対する位置登録の開始タイミングを分散させ、以てコアネットワークの負荷を低減させることができる。
より具体的には、図3に示す時刻t6において、移動局3_1及び3_2が共にマクロ基地局2に在圏しているとする(ステップS35_1及びS35_2)。
この後、時刻t7において、図2に示した停電が復旧した場合、フェムト基地局1_1及び1_2に対する商用電源4からの電力供給が再開される(ステップS14_1及びS14_2)。これを検出したフェムト基地局1_1及び1_2内の各監視部30は、各無線部20及び各制御部40に対する動作電力PWRの供給源を、各予備電源10から商用電源4へ切り替える。また、各監視部30は、商用電源4の再開を示す監視結果信号SGを各制御部40に与える。
監視結果信号SGを受けた各制御部40は、各移動局3_1及び3_2に対して各フェムト基地局1_1及び1_2への再接続を促すメッセージ(以下、再接続促進メッセージと呼称する)を生成すると共に、各再接続促進メッセージの送信を開始する迄の待機時間を決定する。
ここで、上記の待機時間は、ランダムに設定しても良いし、下記の式(1)に従って設定しても良い。後者の場合、上述した継続時間Tcと待機時間Twの合計時間が、各フェムト基地局に共通の固定時間Tfに平準化される。
待機時間Tw = 固定時間Tf −継続時間Tc …式(1)
図示の例では、フェムト基地局1_1における待機時間Tw1が、フェムト基地局1_2における待機時間Tw2よりも短い時間に設定されている(ステップS15_1及びS15_2)。
この後、時刻t8において待機時間Tw1が満了した場合、フェムト基地局1_1内の制御部40は、移動局3_1宛ての再接続促進メッセージMSG1をコアネットワーク5へ送信する(ステップS16_1)。このメッセージMSG1は、コアネットワーク5内の交換機(図示せず)等によりマクロ基地局2へ転送され、次いでマクロ基地局2から移動局3_1に対して送信される。
再接続促進メッセージMSG1を受信した移動局3_1は、例えば、ディスプレイ(図示せず)上に、移動局3_1を所持するユーザ(図示せず)に対してフェムト基地局1_1へ再接続するか否かを選択させる画面を表示する。当該ユーザによりフェムト基地局1_1への再接続が選択されると(ステップS36_1)、移動局3_1は、位置登録要求REQをフェムト基地局1_1に対して送信する(S37_1)。
時刻t10において、この位置登録要求REQを受信したフェムト基地局1_1内の制御部40は、コアネットワーク5に対して、移動局3_1に関する位置情報の登録を要求する。コアネットワーク5内の交換機は、当該位置情報を、図示を省略するVLR(Visitor Location Register)或いはHLR(Home Location Register)等に登録する。
一方、時刻t9において待機時間Tw2が満了した場合、フェムト基地局1_2内の制御部40は、フェムト基地局1_1と同様、移動局3_2宛ての再接続促進メッセージMSG2をコアネットワーク5へ送信する(ステップS16_2)。このメッセージMSG2は、マクロ基地局2を経由して移動局3_2で受信される。
再接続促進メッセージMSG2を受信した移動局3_2は、移動局3_2を所持するユーザによりフェムト基地局1_2への再接続が選択されると(ステップS36_2)、位置登録要求REQをフェムト基地局1_2に対して送信する(S37_2)。
時刻t11において、この位置登録要求REQを受信したフェムト基地局1_2内の制御部40は、コアネットワーク5に対して、移動局3_2に関する位置情報の登録を要求する。コアネットワーク5内の交換機は、当該位置情報を、VLR或いはHLR等に登録する。ここで、この時刻t11と上記の時刻t10の時間差は、待機時間Tw2と待機時間Tw1の時間差に依存する。
このように、コアネットワーク5における位置情報登録処理の実行タイミングを分散させることができる。なお、上記の待機時間Twの設定(すなわち、再接続促進メッセージの送信待機)は必須では無い。これは、少なくともフェムト基地局への再接続に係る選択操作時間にはユーザ毎のバラツキがあり、以て各移動局による各フェムト基地局に対する位置登録の開始タイミングがある程度は分散されるためである。
なお、上記の実施の形態によって本発明は限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づき、当業者によって種々の変更が可能なことは明らかである。例えば、上記の実施の形態に示した基地局の各処理を、コンピュータに実行させるためのプログラム(例えば、基地局に組み込まれたファームウェアへのプラグイン)として提供することもできる。
1 基地局
1_1, 1_2 フェムト基地局
2 マクロ基地局
3_1, 3_2 移動局
4 商用電源
5 コアネットワーク
10 予備電源
20 無線部
30 監視部
40 制御部
ANT アンテナ
SG 監視結果信号
PWR 電力
t0〜t11, t20〜t23 時刻
INFO1, INFO2 共通情報
Tc1, Tc2 継続時間
REQ 位置登録要求
Tw1, Tw2 待機時間
MSG1, MSG2 再接続促進メッセージ
CL1_1, CL1_2 フェムトセル
CL2 マクロセル

Claims (13)

  1. 予備電源と、
    自基地局との接続に必要な共通情報を無線送出する無線部と、
    自基地局に対する外部電源からの電力供給を監視し、前記電力供給の遮断を検出した場合に、前記予備電源に切り替えて自基地局を動作させる監視部と、
    前記検出に際して、前記無線部による前記無線送出の継続時間を、前記予備電源により自基地局が動作可能な最大時間内でランダムに決定する制御部と、
    を備えた基地局。
  2. 請求項1において、
    前記無線部が、前記継続時間の経過時、他の基地局への接続を促すメッセージを無線送出することを特徴とした基地局。
  3. 請求項1又は2において、
    前記制御部が、前記監視部により前記電力供給の再開が検出された場合、自基地局に接続していた移動局に対して再接続を促すメッセージを、コアネットワークを介して送信することを特徴とした基地局。
  4. 請求項3おいて、
    前記制御部が、前記電力供給の再開が検出された時点から、前記再接続を促すメッセージの送信を開始する迄の待機時間をランダムに決定することを特徴とした基地局。
  5. 請求項3おいて、
    前記制御部が、前記電力供給の再開が検出された時点から、前記再接続を促すメッセージの送信を開始する迄の待機時間を、前記継続時間に応じて決定することを特徴とした基地局。
  6. 請求項1又は2において、
    前記制御部は、コアネットワークとの接続異常を検出した場合、前記無線部に、前記継続時間だけ前記共通情報を無線送出させることを特徴とする基地局。
  7. 予備電源を備えた基地局における通信制御方法であって、
    前記基地局に対する外部電源からの電力供給を監視し、
    前記電力供給の遮断を検出した場合に、前記予備電源に切り替えて前記基地局を動作させると共に、前記基地局との接続に必要な共通情報を、前記予備電源により前記基地局が動作可能な最大時間内のランダムな時間だけ無線送出する通信制御方法。
  8. 請求項7において、
    前記ランダムな時間の経過時、他の基地局への接続を促すメッセージを無線送出することを特徴とした通信制御方法。
  9. 請求項7又は8において、
    前記電力供給の再開を検出した場合、前記基地局に接続していた移動局に対して再接続を促すメッセージを、コアネットワークを介して送信することを特徴とした通信制御方法。
  10. 請求項9おいて、
    前記電力供給の再開を検出した時点から、前記再接続を促すメッセージの送信を開始する迄の待機時間をランダムに決定することを特徴とした通信制御方法。
  11. 請求項9おいて、
    前記電力供給の再開を検出した時点から、前記再接続を促すメッセージの送信を開始する迄の待機時間を、前記ランダムな時間に応じて決定することを特徴とした通信制御方法。
  12. 請求項7又は8において、
    コアネットワークとの接続異常を検出した場合、前記ランダムな時間だけ前記共通情報を無線送出することを特徴とする通信制御方法。
  13. 予備電源を備えた基地局に、
    前記基地局に対する外部電源からの電力供給を監視する処理と、
    前記電力供給の遮断を検出した場合に、前記予備電源により動作すると共に、前記基地局との接続に必要な共通情報を、前記予備電源により動作可能な最大時間内のランダムな時間だけ無線送出する処理と、
    を実行させるための通信制御プログラム。
JP2009006207A 2009-01-15 2009-01-15 基地局、並びにその通信制御方法及びプログラム Expired - Fee Related JP5206436B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009006207A JP5206436B2 (ja) 2009-01-15 2009-01-15 基地局、並びにその通信制御方法及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009006207A JP5206436B2 (ja) 2009-01-15 2009-01-15 基地局、並びにその通信制御方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010166272A JP2010166272A (ja) 2010-07-29
JP5206436B2 true JP5206436B2 (ja) 2013-06-12

Family

ID=42582100

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009006207A Expired - Fee Related JP5206436B2 (ja) 2009-01-15 2009-01-15 基地局、並びにその通信制御方法及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5206436B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8675475B2 (en) * 2011-08-22 2014-03-18 International Business Machines Corporation Techniques for recovery of wireless services following power failures
JP5983768B2 (ja) * 2012-12-18 2016-09-06 富士通株式会社 基地局、通信端末及び発信規制制御方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06204941A (ja) * 1993-01-05 1994-07-22 Hasegawa Electric Co Ltd コードレス電話装置
JPH0847029A (ja) * 1994-07-29 1996-02-16 Hitachi Ltd 移動通信システムおよびハンドオーバ方法
JPH09116482A (ja) * 1995-10-16 1997-05-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd Phsホームテレホン
JP2008270919A (ja) * 2007-04-16 2008-11-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 無線制御装置、無線基地局、移動局及び強制ハンドオーバー方法
JP5160976B2 (ja) * 2008-06-27 2013-03-13 京セラ株式会社 基地局

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010166272A (ja) 2010-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5599473B2 (ja) 無線通信システムにおける基地局の電力消費を減少させる方法
JP5321588B2 (ja) 基地局装置、移動体通信方法および移動通信システム
JP5856689B2 (ja) システム情報の配信する無線通信システム
JP5547611B2 (ja) 有線または無線でサービス可能な小型基地局およびその運用方法
JP5365640B2 (ja) 基地局、無線通信システム、基地局の制御方法、無線通信方法、および制御プログラム
EP2150073A1 (en) Mobile communication system, base station control device, base station device, and base station state control method
KR20110021174A (ko) 광대역 무선 통신 시스템에서 페이징 방법
JP5669325B2 (ja) 基地局の管理装置、管理方法および端末
JP5295685B2 (ja) 基地局
JP5160976B2 (ja) 基地局
JP5692370B2 (ja) 無線移動通信システム、無線基地局装置、移動端末装置、及び無線移動通信システムにおける無線通信方法
JP5206436B2 (ja) 基地局、並びにその通信制御方法及びプログラム
JP5216523B2 (ja) 無線基地局および無線端末ならびに無線通信システム
US7903599B1 (en) Call-detection algorithm for mitigating interference by low-cost internet-base-station (LCIB) pilot beacons with macro-network communications
EP2523507A1 (en) Method for triggering wake-up of dormant base station(s) located in the vicinity of a mobile communication equipment, and associated network entities
CN110248318B (zh) 扩展式集群通信系统的异常保护方法及中转台
JP7149812B2 (ja) 電力制御回路、電力制御システム、及び、電力制御方法
JP2010109641A (ja) 基地局、並びにそのデータ送信方法及びプログラム
JP6075792B2 (ja) 無線通信装置、無線通信方法、及びプログラム
JP6035933B2 (ja) 基地局装置、無線通信システム及び無線通信方法
JP5268782B2 (ja) 移動機、交換機及び方法
KR20080112672A (ko) 무선통신시스템에서 중계 서비스를 지원하기 위한 장치 및방법
KR20000004580A (ko) 차세대 무선 전화기 교환시스템에서 무선 전화기의 위치 추적방법
JP2011087252A (ja) 無線基地局装置および無線基地部
JP2015008398A (ja) 通信システム、基地局、通信方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130122

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130204

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160301

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5206436

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees