JP5205301B2 - 車両走行制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、運転者によって任意に設定された車速や車間距離等に基づいて車両の走行を制御する車両走行制御装置に関する。
運転者が任意に設定した車速や車間距離に基づいて車両の走行制御を行う車両走行制御装置が知られている。走行制御装置は、車両の加速と減速を制御して先行車を追従する走行制御モードや、減速だけを制御して加速は運転者の操作に依存する走行制御モード、ナビゲーションシステムと連動してカーブ前で減速する走行制御モード、加速も減速も制御せずに先行車や障害物の接近を警報で知らせる走行制御モードなど、様々な走行制御モードが設定されており、運転者が状況に応じた走行制御モードを選択することによって、環境に応じた最適な走行制御を実現できる。
特許文献1には、モニターに表示される地図上の道路に任意の区間を指定し、その指定区間に任意の走行速度を設定し、その設定した走行速度を超えて車両が実際に走行した場合に速度超過を通知するナビゲーション装置の技術が示されている。また、特許文献2には、運転者の希望する走行速度が予め設定された登録地点に車両が接近中であると判断された場合に、車両の走行速度が運転者希望走行速度となるように、車両の走行を支援する支援システムの技術が示されている。
特開2008−039401号公報 特開2006−193095号公報
しかしながら、上記した従来の車両走行制御装置の場合、運転者が意図する走行速度に設定するためには、複数のスイッチから目的に合ったスイッチを選択し、更に選択したスイッチを何回も押す必要があった。また、スイッチの種類が多いこととスイッチを押す回数も多いことから、現在の機能設定の内容を確認しつつスイッチ操作を行わなければならなかった。
そして、機能設定の内容は、音声案内、またはモニター表示により確認できるが、音声案内での確認の場合は音声を聞き取るまでに一定の時間が必要であり、わずらわしい。また、モニター表示での確認の場合は視点がモニターに集中するため前方不注意による危険を誘発する恐れがある。従って、従来の走行制御装置において機能設定を変更することは運転者への負荷が非常に大きかった。
また、特許文献1に記載された技術の場合、運転者によって任意に設定された上限速度を超えたときに速度オーバーの警報を鳴らすだけであった。そして、特許文献2に記載された技術の場合、システムに登録されている道路情報の切替地点でのみ機能設定の切り替えが可能であり、切替地点を任意に指定することはできなかった。また、機能設定の切替の対象が上限速度のみであったため、運転者が実際に運転した時の様な細かな走行制御を実現できなかった。そのため、運転者にとって違和感のない走行制御を実現するためには、上限速度以外の機能設定においても切替の対象とする必要があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、運転者の意図に沿った車両の走行制御が可能な車両走行制御装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決する本発明の車両走行制御装置は、車両の現在地から目的地までの走行ルートを複数の走行区間に任意に分割し、その分割した各走行区間に対して走行制御用パラメータを設定し、車両が走行区間に進入した場合に、走行区間に対して設定されている走行制御用パラメータに基づいて車両の走行を制御することを特徴としている。
本発明の車両走行制御装置によれば、車両が走行区間に進入した場合に、走行制御用パラメータを切り替えることができる。従って、走行制御用パラメータを自動的に変更することができ、従来のスイッチ操作を省略することができる。また、走行区間の長さや位置を運転者が任意に設定でき、運転者の意思を反映した細かい設定の切り替えを行うことができる。従って、運転者への負担をより軽減することができる。
本実施の形態における走行制御装置の構成を概略的に示す図。 本実施の形態における走行制御の方法を説明するフローチャート。 具体的な実施例について説明する図。 具体的な実施例について説明する図。 具体的な実施例について説明する図。 具体的な実施例について説明する図。 具体的な実施例について説明する図。 具体的な実施例について説明する図。 具体的な実施例について説明する図。 具体的な実施例について説明する図。 具体的な実施例について説明する図。 具体的な実施例について説明する図。 具体的な実施例について説明する図。 具体的な実施例について説明する図。 具体的な実施例について説明する図。 具体的な実施例について説明する図。 具体的な実施例について説明する図。 具体的な実施例について説明する図。
次に、本実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態における走行制御装置の構成を概略的に示す図である。車両走行制御装置は、自動車等の車両に搭載されており、図1に示すように、ナビゲーションシステム1、走行制御部2、設定記憶部3、車速センサ4、外界認識装置5、エンジン制御部6、ブレーキ制御部7を主たる構成としている。
ナビゲーションシステム1は、現在地から目的地までの経路をユーザに指し示して自車を誘導するものであり、車両位置検出部11、表示部12、ルート設定部13、区間設定部14、機能設定部15を備えている。
車両位置検出部11は、GPS(全地球測位システム)に基づく緯度/経度情報と、自律航法による位置情報を勘案して、自車の現在地を算出する。自律航法は、自車の走行速度とその走行方向(方位)を微小時間で積算し、移動量を求めるものである。自律航法中心の方法では、自律航法で求めた自車の現在地が、GPSで求めた位置と大幅に偏位している場合に、GPSベースの位置に修正を施すような処理が行われている。
表示部12は、車両位置検出部11で求めた自車の現在地を地図上にマッピングし、自車周囲の地図とともにタッチパネルからなるディスプレイ(図示せず)に表示する。表示部12では、一定の走行距離毎に、または、交差点やカーブを通過した事象を車両情報から検出し、その際にマップマッチング処理を施し、地図上の位置を補正する。
ルート設定部13は、表示部12の地図情報に基づいて、現在地から目的地までの走行ルートを算出する。走行ルートは、車両走行制御装置のユーザが任意に設定することができる。例えば本実施の形態では、3種類のルート設定方法が設定されている。
1つ目は、ナビゲーションシステム1より最短距離、または最短時間となるルートを算出し、その中からユーザが好みのルートを設定する方法であり、2つ目は、タッチパネル式のディスプレイにおいて、ディスプレイ上の道路をユーザが指などでなぞることでルートを設定する方法、3つ目は、ユーザがキー操作を行うことにより、ディスプレイ上のカーソルを移動し、カーソルより道路を指定して走行ルートを設定する方法である。
区間設定部14は、ルート設定部13で設定された走行ルートを複数の区間に分割する。区間は、走行ルートに対して、ユーザが走行制御の機能設定を切り替えたい地点を分割点として、ディスプレイの走行ルート上に指定することによって設定される。
機能設定部(パラメータ設定部)15は、区間設定部14で設定した各区間について、走行制御の機能設定(例えば走行制御モード、設定車速、設定車間距離等の走行制御用パラメータ)を設定する。各区間に対して機能設定を設定する作業は、ユーザによって行われる。走行制御モードは、例えば、車両の加速と減速を制御して先行車を追従する走行制御モード、減速だけを制御して加速は運転者の操作に依存する走行制御モード、ナビゲーションシステムと連動してカーブ前で減速する走行制御モード、加速も減速も制御せずに先行車や障害物の接近を警報で知らせる走行制御モードなど、様々な走行制御モードが予め選択可能に用意されている。そして、設定車速は、例えば時速1キロメートル単位で増減可能に設定され、設定車間距離は、例えば先行車両との車間距離を10メートル単位で増減可能に設定されている。
走行制御部2は、自動車の走行を制御する車載制御ユニット内に構成されており、プログラムの実行によって、機能設定選択部21、設定記憶選択部22、目標車速演算部23、目標車間距離演算部24等の内部機能が実現される。
走行制御部2による走行制御を有効とするか無効とするかは、ユーザ操作によって選択できるようになっている。機能設定選択部21は、ユーザ操作による機能設定と、設定記憶選択部22から取得した機能設定のいずれか一方を選択し、目標車速演算部23と目標車間距離演算部24に出力する。走行制御が有効に設定されている場合は、設定記憶選択部22から取得した機能設定を選択し、走行制御が無効に設定されている場合は、ユーザ操作による機能設定を選択する。
設定記憶選択部22は、走行制御が有効の場合にナビゲーションシステム1から、自車の現在地から目的地までの走行ルートと、各走行区間と、各走行区間の機能設定(走行制御用パラメータ)の情報を取得し、設定記憶部3に記憶させる。更に、ユーザ操作による機能設定の変更があった場合、ナビゲーションシステム1によって検出された現在地を基に、現在地が所在する走行区間をユーザ操作時の位置の前後で分割し、その分割点で分割されたユーザ操作後の走行区間と機能設定を設定記憶部3へ登録する。
そして、設定記憶部3から、現在地における機能設定を取得し、その取得した機能設定を機能設定選択部21に出力する。目標車間距離演算部24は、機能設定選択部21から取得した機能設定と、車速センサ4から取得した車両速度と、外界認識装置5から取得した車間距離および相対速度に基づいて、目標車間距離を算出する。
目標車速演算部23は、機能設定選択部21から取得した機能設定と、車速センサ4から取得した実際の車両の速度である実車速と、外界認識装置5から取得した車間距離および相対速度と、目標車間距離演算部24から取得した目標車間距離に基づいて、目標車速を算出する。
走行制御部2は、目標車速演算部23で算出した目標車速に基づいて、加速指令や減速指令を算出し、加速指令はエンジン制御部6へ出力し、減速指令はブレーキ制御部7に出力する。
設定記憶部3は、ナビゲーションシステム1から取得した走行ルートと、各走行区間と、各走行区間における機能設定の情報を、読み出し可能な状態で記憶する。また、ユーザ操作による機能設定の変更があった場合には、変更する走行区間と機能設定を設定記憶選択部22より取得して、記憶している情報を更新する処理を行う。また、設定記憶選択部22から現在地の情報を取得し、現在地が該当する区間の機能設定を設定記憶選択部22に出力する。
車速センサ4は、車両の走行速度を測定するセンサであり、測定した走行速度の情報を走行制御部2へ出力するように構成されている。そして、外界認識装置5は、車両前方を撮影するカメラや、車両前方の物体を検知するレーダを備え、車両の前方を走行する車両、または車両の前方に停止している物体に対して、車両との車間距離と相対速度を算出し、その算出した車間距離と相対速度の情報を走行制御部2に出力する。
エンジン制御部6は、走行制御部2からの加速指令に基づいてエンジンの出力を制御し、車両の加速度を制御する。ブレーキ制御部7は、走行制御部2からの減速指令に基づいて車両に制動をかけて、減速度を制御する。
次に、本実施の形態における走行制御方法について図2のフローチャートを用いて説明する。
ステップS1では、ナビゲーションシステム1において、現在地から目的地までの走行ルートを設定する処理が行われる。ナビゲーションシステム1は、現在地と目的地がユーザ操作によって設定されると、候補ルートを複数抽出する。そして、ユーザ操作によって選択された候補ルートを、走行ルートとして設定する。
そして、ステップS2では、ステップS1で設定した走行ルートを任意の地点で分割し、複数の走行区間を作成する処理がなされる。走行ルートの分割は、例えばナビゲーションシステム1のディスプレイに表示された走行ルート上の地点を指定することによって行われる。ステップS2で作成された各走行区間は、設定記憶部3に記憶される。
ステップS3では、ステップS2で作成した各走行区間に対して、任意の機能設定(走行制御モード、設定車速、設定車間距離)を設定し、設定記憶部3に記憶する処理が行われる。
それから、ステップS4では、メインスイッチがユーザによってOFFからONに操作されると、車両走行制御装置による走行制御を無効から有効に切り換える制御が行われ、設定記憶選択部22から取得した機能設定に基づいて走行制御を開始すべくステップS5以降に移行する。
なお、ステップS4にて、メインスイッチがOFFの場合は、例えば、1.走行制御は開始されないが、走行ルートの設定や登録が可能な状態、2.ONに操作されるまで待機する待機状態、3.スイッチ操作による追従走行が可能な状態等、これら1〜3の状態のいずれかとしてもよい。
ステップS5では、自車の現在地が走行ルート上にあるか否かが判定され、ステップS5の判定が成立する場合にはステップS6以降に移行し、ステップS5の判定が不成立の場合にはステップS11以降に移行する。
まず、ステップS5でYESと判定された場合、すなわち、自車の現在地が走行ルート上に存在すると判定された場合には、ステップS6に移行し、現在地に対応する機能設定を設定記憶部3から取得して、走行制御部2にセットする処理がなされる。
ステップS7では、ユーザが機能設定の変更操作を行ったかどうかを判定し、ユーザが機能設定の変更操作を行ったと判定された場合(ステップS7でNO)には、ステップS8に移行する。
そして、ステップS8では、機能設定変更時の位置で走行区間を分割し、機能設定変更前の走行区間の機能設定はそのままに、機能設定変更後の走行区間の機能設定を変更後の機能設定として設定記憶部に登録する処理がなされる。
ステップS7でユーザが機能設定の変更操作を行っていないと判定された場合(ステップS7でYES)、もしくはステップS8の後は、ステップS9に移行する。
そして、ステップS9では、現在の走行制御にセットされている機能設定が現在地における設定記憶部の機能設定と一致しているか否かが判定される。そして、現在の走行制御にセットされている機能設定と、現在地における設定記憶部の機能設定とが一致していないと判定された場合(ステップS9でNO)には、ステップS10に移行する。
ステップS10では、区間の分割点を自車が通過したとして、走行制御部2に現在地における設定記憶部3の機能設定をセットする処理がなされる。
一方、ステップS5でNOと判定された場合、すなわち、自車の現在地が走行ルート上にないと判定された場合には、ステップS11に移行する。
ステップS11では、走行制御部2に機能設定がセットされているか否かが判断され、セットされていないと判断された場合(ステップS11でNO)には、ステップS12に移行する。ステップS12では、機能設定に初期設定をセットする。
例えば、走行制御モードに「追従走行制御モード(ACC)」、設定車速に「車両の現在の速度」、設定車間距離に「長」を設定する。追従走行制御モードとは、加速と減速を制御し先行車を追従する走行制御モードである。また、設定車間距離は「短」、「中」、「長」の3パターンの中から選択するように構成されており、車両とその前方を走行する先行車両に対して、「短」、「中」、「長」の順でより長く車間距離を保つように走行制御を行うものとする。
ステップS11で走行制御部2に機能設定がセットされていると判断された場合(ステップS11でYES)、もしくは、ステップS12の後は、ステップS13に移行する。
ステップS13では、ユーザによる機能設定の変更操作が行われたかどうかが判定される。そして、ユーザによる機能設定の変更操作が行われていた場合(ステップS13でNO)には、ステップS14に移行する。
ステップS14では、変更後の機能設定を走行制御部3にセットする処理がなされる。そして、ステップS13でユーザによる機能設定の変更操作が行われたと判定された場合(ステップS13でYES)、もしくは、ステップS14の後は、ステップS15に移行する。
ステップS15では、ステップS11からステップS14において走行制御部2にセットされた機能設定を設定記憶部3に登録する。具体的にはナビゲーションシステム1の現在地情報から走行ルートを算出する。そして、その算出した走行ルートを、機能設定の変更があった地点(分割点)で分割して走行区間を生成し、その生成した走行区間を設定記憶部に登録する。また、各走行区間において走行制御部2にセットされていた機能設定を設定記憶部3に登録する。
そして、ステップS16において、ユーザがメインスイッチをONからOFFに操作することによって、走行制御を有効の状態から無効にする。
次に、上記した車両走行制御装置による具体的な実施例について説明する。尚、図3〜図18は、ナビゲーションシステム1の表示部12によってディスプレイに表示される画面を模式的に示す図である。
[設定方法]
まず、ナビゲーションシステム1のユーザ操作によって、図3に示すように、ナビゲーションシステム1が有する地図情報に対して、現在地(当該走行制御の開始地点)と目的地(当該走行制御の終了地点)が設定されと、図4に示すように、ナビゲーションシステム1によって複数の道路Lの中から現在地と目的地を結ぶ走行ルートR1が設定される。
そして、図5に示すように、走行ルートR1上に、分割点P1が設定される。分割点P1は、ユーザによって任意の位置に設定される。分割点P1の設定によって、現在地から同じ機能設定を有する走行区間として、走行区間r11が設定される。
それから、図6に示すように、走行区間r11の機能設定を設定すべく、表示画面に案内が表示される。機能設定の案内画面は、ユーザ操作により機能設定を設定するためのものである。
図7は、表示部12のディスプレイ上に表示される画面であって、走行区間r11に対して機能設定(走行制御モード、設定車速、設定車間距離)が設定された状態を表示する図である。図7では、一例として、走行区間r11に対して、走行制御モードが第1走行モード、設定車速が60km/h、設定車間距離が長と設定される。
次に、図8に示すように、走行ルートR1上に分割点P2が設定される。分割点P2は、分割点P1から同じ機能設定を有する走行区間r12を設定するためのものであり、ユーザによって任意の位置に設定される。そして、図6と同様に、機能設定の案内画面が表示され、図7と同様に、ユーザ操作によって機能設定が設定される。図8では、一例として、走行区間r12に対して、走行制御モードが第2走行モード、設定車速が40km/h、設定車間距離が中と設定される。
それから、図9に示すように、走行ルートR1上に分割点P3が設定される。分割点P3は、分割点P2から同じ機能設定を有する走行区間r13を設定するためのものであり、ユーザによって任意の位置に設定される。そして、図6と同様に、機能設定の案内画面が表示され、図7と同様に、ユーザ操作によって機能設定が設定される。図9では、一例として、走行区間r13に対して、走行制御モードが第3走行モード、設定車速が20km/h、設定車間距離が短と設定される。
また、図9に示すように、分割点P3の設定により、分割点P3から目的地までの走行区間r14が設定される。そして、図6と同様に、機能設定の案内画面が表示され、図7と同様に、ユーザ操作によって機能設定が設定される。図9では、一例として、走行区間r14に対して、走行制御モードが第1走行モード、設定車速が50km/h、設定車間距離が長と設定される。
[走行制御方法]
次に、上記した図9の設定内容に基づいて行われる走行制御の内容について、以下に説明する。尚、図中で符号iは、自車の現在地と進行方向を示すアイコンであり、表示部12のディスプレイ上に表示される。
図10は、図9の設定内容を基に、当該走行制御状態で走行ルートR1内の走行区間r11を走行しているときの状態を示す図である。この状態では、図10の右下に示されるように、現在の機能設定として、走行区間r11に対して設定された内容、すなわち、走行制御モードが第1走行モード、設定車速が60km/h、設定車間距離が長という機能設定の内容に基づいて、走行制御がなされる。
図11は、自車の現在位置が走行区間r11から走行区間r12に移動した状態を示す図である。自車が分割点P1を通過して走行区間r11から走行区間r12に移動すると、機能設定の切り替えが行われる。具体的には、図11の右下に示されるように、走行区間r12に対して設定された内容、すなわち、走行制御モードが第2走行制御モード、設定車速が40km/h、設定車間距離が中という内容に切り換えられ、かかる機能設定に基づいて走行制御がなされる。
図12は、走行制御が無効に設定されており、且つ過去に機能設定を登録したことがある走行区間r12を自車が走行しているときの状態を示す図である。この場合は、自車が分割点P1を通過して走行区間r11から走行区間r12に移動しても、図12の右下に示されるように機能設定はセットされず、設定記憶部3に記憶されている機能設定の中から、過去に走行区間r12を走行したときに設定された機能設定が読み出される。具体的には、図12の走行区間r12の箇所に示されるように、走行制御モードが第2走行モード、設定車速が40km/h、設定車間距離が中という内容の機能設定が読み出されて、かかる機能設定に基づいて走行制御がなされる。
図13は、図12に示す状態で走行制御を無効から有効に変更したときの状態を示す図である。この場合は、図13の右下に示されるように、走行区間r12に対して予め設定された内容(図8を参照)、すなわち、走行制御モードが第2走行モード、設定車速が40km/h、設定車間距離が中という内容に切り換えられ、かかる機能設定に基づいて走行制御がなされる。
図14は、走行制御が有効の状態で、且つ過去に機能設定を登録したことがないルートR2の走行区間r21を走行したときの状態を示す図である。この場合、図14の右下に示されるように、走行制御モードが第1走行モード、設定車速が40km/h、設定車間距離が長の状態が現在の機能設定として設定されているので、この機能設定の内容が走行区間r21の機能設定として設定記憶部3に登録される。
図15は、図14に示す状態、すなわち、走行制御が有効の状態で、且つ過去に機能設定を登録したことがないルートR2の走行区間r21を走行している状態から、分割点P4を通過して、過去に機能設定を登録したことがある走行区間r13に自車が進入したときの状態を示す図である。
自車が分割点P4を通過すると、機能設定は過去に登録された機能設定へ遷移する。具体的には、走行区間r13に対して予め設定された機能設定の内容(図9を参照)が設定記憶部3から読み出されて、かかる機能設定に基づいて走行制御がなされる。ここでは、図15の右下に示されるように、走行制御モードが第3走行モード、設定車速が20km/h、設定車間距離が短という内容に切り換えられ、かかる機能設定に基づいて走行制御がなされる。そして、分割点P4が設定記憶部3に登録される。
図16と図17は、機能設定が登録されている区間から機能設定が登録されていない区間に自車が移動したときの機能設定の遷移について説明する図である。
自車は、図16に示すように、走行制御が有効の状態で過去に機能設定を登録したことがある走行区間r14を走行している。走行区間r14に対して、図16の右下に示されるように、走行制御モードが第1走行モード、設定車速が50km/h、設定車間距離が長という機能設定が過去に登録されており、その機能設定の内容に基づいて自車の走行制御がなされている。
そして、図17に示すように、走行区間r14から過去に機能設定を登録したことがない走行ルートR3の走行区間r31に移動した場合には、機能設定を変更することなく、継続して、走行区間r14に対して設定された機能設定の内容に基づいて走行制御が実施される。
図18は、図17に示す走行状態からユーザ操作により機能設定を変更したときの状態を示す図である。ユーザ操作により機能設定を変更した点が分割点P5として設定され、走行区間r14から分割点P5までの走行時における機能設定の内容が、走行区間r14から分割点P5までの未登録の走行区間r31に対する機能設定として、設定記憶部3に登録される。
上記した本発明の車両走行制御装置によれば、自車が走行ルート上に設定された走行区間から次の走行区間に移動したときに、機能設定が切り換えられる。従って、機能設定の変更を自動的に行うことができ、従来のスイッチ操作を省略することができる。また、走行区間の長さや位置を運転者が任意に設定でき、ユーザの意思を反映した細かい機能設定の切り替えを行うことができる。従って、本発明の車両走行制御装置は、ユーザへの負担をより軽減することができる。
尚、本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、上述の実施の形態では、走行ルートR1に3カ所の分割点P1〜P3を設定して、4つの走行区間r11〜r14に分割する場合を例に説明したが、走行ルートR1を分割する数は限定されず、複数であればよい。
また、走行制御部2や設定記憶部3は、ナビゲーションシステム1から受け取る情報の他に、車載カメラや道路端末からの情報を用いてもよい。車載カメラや道路端末からの情報は、ナビゲーションシステム1の情報に比べて誤差が少なく、高精度の走行制御を実現できる。
1 ナビゲーションシステム、
2 走行制御部
3 設定記憶部
4 車速センサ
5 外界認識装置
6 エンジン制御部
7 ブレーキ制御部
11 車両位置検出部
12 表示部
13 ルート設定部
14 区間設定部
15 機能設定部
21 機能設定選択部
22 設定記憶選択部
23 目標車速演算部
24 目標車間距離演算部

Claims (2)

  1. 走行制御用パラメータに基づいて車両の走行を制御する車両走行制御装置において、
    前記車両の現在地から目的地までの走行ルートを設定するルート設定部と、
    該ルート設定部によって設定された走行ルート上の任意の位置に分割点を設定して前記走行ルートを複数の走行区間に分割する区間設定部と、
    該区間設定部によって分割された各走行区間に対して前記走行制御用パラメータを設定するパラメータ設定部と、
    該パラメータ設定部によって設定された走行制御用パラメータを前記走行区間に関連付けて読み出し可能に記憶する設定記憶部と、
    前記車両の現在地を検出する車両位置検出部と、
    該車両位置検出部からの検出信号に基づいて前記車両が前記走行区間に進入したか否かを判断し、前記車両が前記走行区間に進入したと判断した場合に、前記車両が進入した走行区間に対して設定されている前記走行制御用パラメータを前記設定記憶部から読み出して、該走行制御用パラメータに基づいて前記車両の走行を制御する走行制御部と、
    を有し、
    前記走行制御用パラメータは、
    前記車両の加速と減速を制御して先行車を追従する走行制御モードと、前記車両の減速だけを制御して加速は運転者の操作に依存する走行制御モードと、ナビゲーションシステムと連動してカーブ前で減速する走行制御モードと、前記車両の加速も減速も制御せずに先行車や障害物の接近を警報で知らせる走行制御モードの少なくとも3つと、上限車速と、先行車に対する車間距離を含み、
    前記3つの走行制御モードのいずれか1つと、前記上限車速と、前記車間距離は、走行区間毎に運転者によって予め設定されたものであることを特徴とする車両走行制御装置。
  2. 前記設定記憶部に記憶された走行制御用パラメータに基づいて前記車両の走行制御を行うか否かを選択する機能設定選択部を有することを特徴とする請求項1に記載の車両走行制御装置。
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