JP5203371B2 - 複合材料製ブレーキハブを有するエレベータブレーキ - Google Patents

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Description

本発明は、エレベータシステムに関し、特に、エレベータ巻上機のブレーキに関する。
ギアレス巻上機などのエレベータ巻上機は、通常、巻上機のモータによって回転駆動される巻上機シャフトを備える。シーブが巻上機シャフトに支持され、かつ巻上機シャフトとともに回転する。巻上機モータが一方向に回転するとかごが下降し、他の方向に回転するとかごが上昇するように、通常、シーブにロープまたはベルトが巻き付けられる。
あるエレベータ巻上機は、通常、ブレーキ電機子を有し、このブレーキ電機子は、かごが乗場に位置する際に巻上機シャフトおよびシーブを保持するように、巻上機シャフトとともに回転するロータに係合する。通常の金属製ロータは、巻上機シャフトのスプライン部分に係合するスプライン部分と、ロータの回転を抑止するようにブレーキがクランプするフランジ部分と、を有する。ブレーキがロータをクランプまたは解放する際に、巻上機シャフトのスプライン部分に沿ってロータがスライドする。
ロータがスライドする際、ロータのスプライン部分と巻上機シャフトのスプライン部分との間における金属間の接触によってノイズが生じてしまうことがあり、望ましくない。
したがって、より静かなエレベータ巻上機が望まれている。本発明は、この要望に応じるものであり、かつ従来技術の短所および欠点を克服しつつ性能を向上させるものである。
エレベータ巻上機に用いられる例示的なるエレベータブレーキ装置は、回転シャフトに沿って移動可能なロータを有する。非金属製のエレベータブレーキハブによって、シャフトに沿ったロータの軸方向の移動が案内される。
一実施例では、非金属製のエレベータブレーキハブは、ロータのフランジ部に固定される。非金属製のエレベータブレーキハブは、フランジ部にわたるスプラインロータ開口と整列するスプラインハブ開口を有する。スプライン開口は、シャフトの対応するスプライン部と係合する。
上記の記載は、限定を目的としたものではない。以下に記載する発明を実施するための形態を参照することにより、本発明の種々の特徴および利点が当業者に明らかになるだろう。発明を実施するための形態に付随する図面について以下に簡単に説明する。
例示的な機械レス型のエレベータシステムを示す図。 モータ駆動シャフトの回転を抑止するブレーキを有する例示的なエレベータ巻上機を示す図。 図2に図示されたブレーキの一部を示す図。 非金属製ハブを有する例示的なロータの一方の側を示す図。 図4に図示されたロータの他方の側を示す図。 スプラインロータ開口よりも大きいスプラインハブ開口を有する例示的なロータを示す図。 スプラインロータ開口の歯とスプラインハブ開口の歯との間にスペースを有する例示的なロータを示す図。 スプラインロータ開口の歯とスプラインハブ開口の歯との間に小さい歯を有する例示的なロータを示す図。
図1は、昇降路8内において乗場(図示せず)間を移動する例示的なエレベータかご6を示している。開示する実施例では、エレベータかご6を移動させるように昇降路8内にエレベータ巻上機10が配設されている機械室レス型のエレベータシステムを示している。従来のエレベータ巻上機における上記構成の一つの問題点は、エレベータ巻上機によって生じるノイズが昇降路内を伝わり、エレベータかご内の乗客にまで届いてしまうことである。しかし、開示する実施例のエレベータ巻上機10は、以下に記すように、より静かに作動する。開示する実施例は、機械室レス型のエレベータシステム以外の他の構成にも使用できることを理解されたい。
図2は、ギアレス巻上機などの例示的なエレベータ巻上機10を示している。図示した実施例にはギアレス巻上機を示しているが、開示する実施例は、ギア付き巻上機にも適用可能であることを理解されたい。本実施例では、エレベータ巻上機10は、軸16を中心に巻上機シャフト14を回転駆動するモータ12を有する。巻上機シャフト14とともにシーブ18が回転する。エレベータ巻上機ブレーキ20は、巻上機シャフト14に結合されたロータ22を有する。エレベータ巻上機ブレーキ20は、巻上機シャフト14に対して選択的に制動力を加え、巻上機シャフト14の回転を防ぐ。ギア付き巻上機では、巻上機シャフトは、ギアを介してシーブが配設された出力シャフトを駆動する。そのような機構では、ブレーキは、巻上機シャフト、出力シャフトまたは周知の方法で1つのギアに対応する中間シャフトに加えられる。いずれの機構であっても、周知の方法で、昇降路8におけるエレベータかご6の移動を制御するように、コントローラ23によってモータ12およびエレベータ巻上機ブレーキ20が選択的に駆動される。
図3は、エレベータ巻上機ブレーキ20の一部を示している。本実施例では、エレベータ巻上機ブレーキ20は、ロータ22に制動力を加える電機子24を有する。電機子24は、付勢部材26によってブレーキを加える方向へとロータ22に向かって付勢され、ロータ22が電機子24と固定ブレーキ面28との間にクランプされる。例示した実施例では、ロータ22は、耐摩耗性を付与するブレーキライニング30を有する。一実施例では、ブレーキライニング30は、ロータ22上に直接的に成形(モールド)される。
図示した実施例では、ロータ22は、フランジ部34と、このフランジ部34に強固に固定された非金属製のハブ36と、を備える。図示した実施例では、非金属製ハブ36は、非金属製ハブ36およびフランジ部34の環状のフランジ39を通って延びる留め具38によってフランジ部34に固定されている。図4および図5に示す一実施例では、留め具38は、非金属製ハブ36およびフランジ部34を均一に保持し、かつロータ22の回転時のバランスを維持するように環状のフランジ39にわたって均等に離間している。
他の実施例では、非金属製ハブ36は、フランジ部上に被覆成形(オーバモールド)される。また、他の実施例では、非金属製ハブ36は、接着剤によってフランジ部34に接合される。本明細書を参照することにより、当業者であれば非金属製ハブ36をフランジ部34に固定する他の構造を認識されるであろう。
図2〜図8から分かるように、フランジ部34は、スプラインロータ開口40を有し、非金属製ハブ36は、スプラインロータ開口40と軸方向に整列するスプラインハブ開口42を有する。スプラインロータ開口40およびスプラインハブ開口42は、シャフト14のスプライン部44と係合する。
スプラインロータ開口40およびスプラインハブ開口42は、歯43a,43a’をそれぞれ有し、歯43a,43a’は、対応するスプライン部44の歯43bと互いに嵌合して、これら3つの部材が一緒に回転する。スプライン間の嵌合は、ロータ22と巻上機シャフト14との間にトルクを伝達するように機能する。図示した実施例では、特定の断面形状を有する歯43a,43a’,43bを図示している。スプライン開口40,42の歯43a,43a’の数および形状は、スプライン部44の歯43bの数および形状と一致する。開示した実施例では、歯43a,43a’,43bは、互いに嵌合する部材間の熱膨張差(金属材料と非金属材料との熱膨張差など)に対応する公差をもって設計される。本明細書を参照することにより、当業者であれば、本発明の要求を満たす他の形状を認識されるであろう。
スプライン開口40,42および歯43a,43a’は、開口40,42間における所望の公差内の寸法品質を実現するように周知の方法で形成される。一実施例では、スプラインロータ開口40および歯43aは、機械加工(切削加工)、スタンピング、キャスティングまたは他の周知の方法で形成される。スプラインハブ開口42および歯43a’は、非金属製ハブ36の成形中に形成される。他の実施例では、開口40,42および歯43aは、寸法品質および開口40,42間の整列を向上させるために、一度の機械加工によって形成される。また、他の実施例では、開口40,42は、所望の寸法差を実現するため、非金属製のハブ開口42がロータ開口40よりも所望の程度だけ大きく、ハブ開口42の歯43a’とロータ開口40の歯43aが軸方向にわたって整列しないように、周知の方法で形成される(図6)。これにより、非金属製のスプラインハブ開口42の歯43a’と巻上機シャフト14のスプライン部分44との間に多少の遊びがもたされる。
別の実施例として、図7に示すように、ロータ22’は、歯43a,43a’間にスペース45を有する。この実施例では、歯43a,43a’は、ロータ22’の厚さ全体に亘って延びていない。
さらに、他の実施例として、図8に示すように、ロータ22’’は、歯43a,43a’間のスペース45内に相対的に小さい歯43a’’を有する。小さい歯43a’’は、歯43a,43a’を形成する機械加工中に非金属製ハブ36の歯43a’を補強するように機能するが、ロータ22’’の移動を案内するようには機能しない。このように、特定の設計に伴う摩擦、熱膨張や他の変量などに対応するように種々のロータ形態を用いてもよい。
図示した実施例では、フランジ部34は、非磁性材料から形成された円形のディスクである。いくつかの実施例では、非磁性材料は、ステンレス綱、アルミニウム、または強化プラスチック複合材である。一実施例では、フランジ部34の厚さは、約4mmである。他の実施例では、フランジ部34の厚さは、ブレーキ中に生じるトルクからの全制動荷重に耐えうるように選択される。
開示した実施例では、ブレーキ20の作動中、電機子24により制動力が加えられ、かつ解放される際に、ロータ22(または別の実施例におけるロータ22’,22’’)は、巻上機シャフト14のスプライン部44に沿って軸方向に移動する。例えば、コントローラ23は、電磁石32を作動させ、電機子24を移動させて制動力を解放する。この時、ロータ22は、電機子24および固定ブレーキ面28から離間している。電磁石32を停止すると、電機子24によってロータ22が固定ブレーキ面28に向かって軸方向に移動する。この移動から分かるように、スプラインロータ開口40およびスプラインハブ開口42は、巻上機シャフト14のスプライン部44に沿ってスライドする。
図示した実施例では、非金属製ハブ36は、ロータ22の安定性および向き(位置)を維持することによってロータ22の移動を案内するのに十分な軸方向の長さを有する。図示した実施例では、所望の安定性をもたらし、かつロータ22と巻上機シャフト14との間の相対的な向きを維持するように、非金属製ハブ36の軸方向の長さ(厚さ)L1は、フランジ部34の軸方向の長さ(厚さ)L2よりも長い。フランジ部34の長さL2は、ロータ22に加えられる全制動荷重に耐えうるように選択される。本実施例では、非金属製ハブ36の長さL1は、ロータ22の長さ(厚さ)全体が十分な案内をもたらすように選択される。開示した実施例では、ロータ22の全長、つまりL1+L2は、周知の全体的に金属からなるロータと同等であるが、特定の巻上機設計の要求を満たすように全長を変更してもよい。
開示した実施例では、非金属製ハブ36は、フランジ部34を所望の向き(位置)に維持する。本実施例では、所望の向きは、軸16に対して実質的に垂直である。「垂直」とは、幾何学的な意味として厳密に限定するものではない。例えば、開示した実施例では、ロータ22、非金属製ハブ36およびシャフト14の間に多少の遊びがあるため、フランジ部34は正確に垂直をなしてはいない。換言すると、非金属製ハブ36は、ロータ22の平面外(すなわち、ロータ22の平面に対する横断方向)への回転を抑止する。
開示した実施例では、フランジ部34は、ロータ22と巻上機シャフト14との間のトルク荷重を伝達するように機能し、非金属製ハブ36は、所望の向きを維持するとともに、ロータ22の軸方向の移動を案内するように機能する。フランジ部34は、ブレーキ中のトルク伝達に適した強度を有するとともに、トルク荷重下の大きな変形に耐えうる。開示した実施例では、非金属製ハブ36の非金属材料は、ロータ22を軸方向に案内するのに適した強度を有するものであって、トルク荷重の大部分を伝達するように意図されたものではない。トルク荷重に耐えることにより、フランジ部34は、非金属製ハブ36にかかるトルク荷重を低減または排除する。
開示した実施例では、非金属製ハブ36は、プラスチック材料から形成される。また、他の実施例では、非金属製ハブ36は、複合材料などのより強度のある材料から形成される。別の実施例では、複合材料は、強化プラスチックである。強化プラスチックを用いることにより、トルク荷重の少なくとも一部分を伝達するのに十分な強度が非金属製ハブ36に付与される。ポリマーに限定されることなく、他の非金属の複合材料を用いてもよい。
周知の全体的に金属からなるロータの代わりに、フランジ部34とともに非金属製ハブ36を用いることによって、いくつかの利点がもたらされる。全体的に金属からなるロータの1つの欠点は、シャフトとの金属−金属間の接触によりノイズが生じることである。しかし、周知の全体的に金属からなるロータと比べて、非金属製ハブ36は、ロータ22とシャフト14との間における金属−金属間の接触の程度が少ない。これにより、ロータ22がシャフト14に沿ってスライドする際に生じる金属−金属間の接触によるノイズが低減または排除される。一実施例では、非金属製ハブ36は、ノイズの発生をさらに減少させるように、プラスチック材料などノイズを低減させる材料からなる。
いくつかの実施例おいて、さらなる利点として、ロータ22および非金属製ハブ36は、周知の全体的に金属からなるロータよりも、製造が容易であり、かつ安価である。全体的に金属からなるロータは、通常、機械加工されて最終形状となるが、これは、多大な時間を要するだけでなく、機械加工中に除去される材料が無駄になってしまう。一実施例では、ロータ22のフランジ部34は、金属プレートからなり、機械加工をほとんどあるいは全く必要とせずに最終形状となる。非金属製ハブ36は、周知の方法で成形され最終形状または最終形状に近い形状となる。これにより、機械加工の必要がなくなり、全体的に金属からなるロータを加工する場合に生じる除去材料の無駄がなくなる。
上記の記載は、限定することを目的とするものではなく、例示的なものに過ぎない。当業者であれば、本発明の本質から逸脱することなく、開示した実施例に対する種々の変更および修正を理解されるであろう。本発明に付与される法的保護の範囲は、以下の特許請求の範囲を検討することによって判断される。

Claims (12)

  1. エレベータ巻上機のシャフトに制動力を伝達するエレベータブレーキロータであって、
    スプラインシャフト部を備える回転シャフトと、
    前記回転シャフトに沿って移動可能であるとともに、ロータ開口を有するロータフランジと、
    前記回転シャフトに沿った前記ロータフランジの軸方向の移動を案内するとともに、ハブ開口を有する非金属製のエレベータブレーキハブと、
    を備え、
    前記回転シャフトのスプラインシャフト部は、前記回転シャフトに対して軸方向に延びるシャフト歯を有し、
    前記ロータフランジのロータ開口は、前記スプラインシャフト部に係合するスプラインロータ部を有し、該スプラインロータ部は、軸方向に延びるロータ歯を備え、
    前記非金属製エレベータブレーキハブのハブ開口は、前記スプラインシャフト部に係合するスプラインハブ部を有し、該スプラインハブ部は、軸方向に延びて前記シャフト歯と互いに嵌合するハブ歯を備え
    前記エレベータブレーキハブのハブ開口は、前記ロータフランジのロータ開口と軸方向に整列することを特徴とするエレベータブレーキロータ。
  2. 前記ハブ開口の大きさは、前記ロータ開口の大きさと概ね同じであり、これにより、前記ロータ歯が前記ハブ歯と軸方向に整列することを特徴とする請求項1に記載のエレベータブレーキロータ。
  3. 前記ハブ開口の直径は、前記ロータ開口の直径よりも大きく、これにより、前記ロータ歯が前記ハブ歯と軸方向にわたって整列しないことを特徴とする請求項1に記載のエレベータブレーキロータ。
  4. 記ロータフランジは、前記非金属製のエレベータブレーキハブに固定されるディスク形状のフランジを有することを特徴とする請求項1に記載のエレベータブレーキロータ。
  5. 前記非金属製のエレベータブレーキハブは、前記スプラインハブ部から延びる環状のハブフランジを有するとともに、前記非金属製のエレベータブレーキハブを前記ディスク形状のフランジに固定する複数の留め具を含むことを特徴とする請求項4に記載のエレベータブレーキロータ。
  6. 前記複数の留め具は、前記環状のハブフランジにわたって均等に離間していることを特徴とする請求項5に記載のエレベータブレーキロータ。
  7. 前記非金属製のエレベータブレーキハブは、第1の軸方向の長さを有し、
    前記ディスク形状のフランジは、前記第1の軸方向の長さよりも短い第2の軸方向の長さを有することを特徴とする請求項4に記載のエレベータブレーキロータ。
  8. 前記ディスク形状のフランジは、ステンレス綱、アルミニウムまたは強化プラスチックの少なくとも1つから選択される材料からなることを特徴とする請求項4に記載のエレベータブレーキロータ。
  9. 前記非金属製のエレベータブレーキハブは、プラスチック材料からなることを特徴とする請求項1に記載のエレベータブレーキロータ。
  10. 前記非金属製のエレベータブレーキハブは、強化プラスチック材料からなることを特徴とする請求項9に記載のエレベータブレーキロータ。
  11. 請求項1〜10に記載されたエレベータブレーキロータを含むブレーキであって、
    前記ブレーキロータに制動力を選択的に加える軸方向に移動可能な電機子を備えることを特徴とするブレーキ。
  12. 前記シャフトを回転させるモータと、前記シャフトによって回転するシーブと、を備えることを特徴とする請求項11に記載のブレーキ。
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