JP5202139B2 - 貨幣処理装置 - Google Patents
貨幣処理装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5202139B2 JP5202139B2 JP2008175711A JP2008175711A JP5202139B2 JP 5202139 B2 JP5202139 B2 JP 5202139B2 JP 2008175711 A JP2008175711 A JP 2008175711A JP 2008175711 A JP2008175711 A JP 2008175711A JP 5202139 B2 JP5202139 B2 JP 5202139B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- money
- cassette
- denomination
- banknote
- stored
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
例えば、特許文献1の紙幣処理装置は、金種別に正券紙幣を収納する金種別カセット(金種別収納庫)と、損券紙幣を収納する損券カセット(損券収納庫)とを備え、入金取引時に正券紙幣を該当する金種別カセットに収納している。これに対し、損券カセットには仕切板を備え、該仕切板により仕切られた一側に、損券及び新たに発行された金種の紙幣を損券と共に収納し、仕切られた他側には出金用紙幣を収納している。これにより、損券カセットの内部スペースを効率よく使用するという技術が知られている(括弧内は特許文献1に記載された名称を示す)。
両替取引が開始され、利用客が両替元金を紙幣入出金口3に投入すると、主制御部17は紙幣処理装置11に対して入金指令を送信する。紙幣処理装置11は、紙幣入出金口3に挿入された紙幣を取込み、上側搬送路L1で搬送して識別部26に導き、真偽、金種、枚数を識別した後、一時保留部27に導いて一時保留する。このとき、識別部26で紙幣を識別不良と判定したときは、その識別不良紙幣を返却保留部28に導いて一時保留した後、元の紙幣入出金口3へと返却する。
自動両替装置1の稼働が開始されると、利用客の来店待ちとなる(ステップS1)。来店した利用客が両替取引を行うと(ステップS2)、主制御部17は取引終了毎に、残少等による繰出不適状態が発生していないかチェックし、この結果に応じて紙幣の移動が必要か否かを判断する(ステップS3)。現状のままで運用継続可能であれば、紙幣の移動が不要であり、利用客の来店待ち(ステップS1)に戻る。
自動両替装置1の稼働が開始され、利用客によって両替取引が実行されると、この両替取引に伴い各カセットには入金紙幣と出金紙幣とにより紙幣の出入が発生する。この際、搬送された紙幣を搬送路上の図示しない検知センサの検知信号により各カセットに紙幣の出入があったことを検知した時点で、紙幣処理装置11は主制御部17に各カセットの紙幣の出入枚数を通知することにより、主制御部17は残枚数を更新し、残枚数を管理する。この残枚数の計数管理は、搬送中の紙幣の金種を識別部26が識別することで、紙幣の移動枚数を計数管理できる。
また、紙幣を一時保留する場合に、一時保留部27を用いたが、他の収納部としての紙幣入出金口3で実現してもよい。
また、貨幣残量管理手段は自動両替装置1の主制御部17で実現した例を示したが、紙幣処理装置11の制御部21で実現してもよい。
また、金種指定手段及び収納量指定手段は、係員パネル部14によって指定する例を示したが、各カセットに記憶手段を設けて、紙幣を出納機などからカセットに収納した際にカセットに記憶させる構成としてもよく、各カセットに設定手段を設けて係員がカセットに紙幣を収納した際に、カセットに設定を行う構成としてもよい
さらに、紙幣を移動する際の、紙幣移動の判定、残紙幣の一時保留、紙幣の移動、一時保留紙幣を収納するという各処理を、主制御部17が紙幣処理装置11へ指令を送信することによって実行する構成としたが、紙幣処理装置11において実行する構成としてもよい。
11…紙幣処理装置
14…係員パネル部
17…主制御部
24A…集積繰出し部
26…識別部
27…一時保留部
C1〜C4…カセット
Claims (9)
- 金種別に設定された複数のカセットから貨幣を繰出し、または収納する貨幣処理装置であって、
前記カセットの少なくとも1つは、異金種の貨幣を金種別に集積して収納する共用カセットとし、該共用カセットには異金種の貨幣を集積あるいは繰出し処理する集積繰出し部を備え、
前記各カセットに収納されている貨幣の金種別収納状態を表わした貨幣運用データを記憶する記憶手段と、該記憶手段が記憶する貨幣運用データに基づいて前記カセットに収納されている貨幣を集積または繰出し処理する制御手段を備え、
前記カセットからの貨幣の繰出しが不適となる繰出不適状態になった場合に、別のカセットあるいは他の収納部へと貨幣を移動させるか否かを判定する貨幣移動判定手段を備え、
前記制御手段は、前記貨幣移動判定手段が貨幣を移動させる必要があると判定した場合に、少なくとも前記共用カセットから、該共用カセットに収納されている所定金種の貨幣を、その貨幣移動先となる別のカセットに移動させる
貨幣処理装置。 - 前記繰出不適状態とは、
前記カセット内の貨幣が収納切れの状態、カセットから貨幣を繰出せなくなった状態、カセットに収納されている貨幣の残量が所定量以下になった状態の何れかである
請求項1に記載の貨幣処理装置。 - ある特定のカセットの貨幣が収納切れになった場合、または、繰出せなくなった場合に、その貨幣と同じ金種の貨幣が前記共用カセットから繰出し可能な状態となるまで、該共用カセットに収納されている別の金種の貨幣を、前記ある特定のカセットへと移動させる制御手段を備えた
請求項1または請求項2に記載の貨幣処理装置。 - 貨幣を一時保管する貨幣一時保管部を備え、
前記貨幣移動判定手段が、ある特定のカセットの残量が所定量以下になったと判定した場合に、その特定のカセットの残貨幣を移動させて前記貨幣一時保管部に一時保管させ、
前記残貨幣と同じ金種の貨幣が、前記共用カセットから繰出し可能な状態となるまで、該共用カセットに収納されている別の金種の貨幣を前記ある特定のカセットへと移動させた後、
前記一時保管された貨幣を、これと同じ金種の貨幣を収納している前記共用カセットに収納させる制御手段を備えた
請求項1または請求項2に記載の貨幣処理装置。 - 前記貨幣移動判定手段が貨幣を移動させる必要があると判定した場合に、所定金種の貨幣が前記貨幣運用データにある場合には、該共用カセットから指定された金種の貨幣を前記繰出不適状態となったカセットに移動させ、指定された金種がない場合には、貨幣を移動させずに稼働を継続させる制御手段を備えた
請求項1から4の何れか1項に記載の貨幣処理装置。 - 前記共用カセットから別のカセットあるいは他の収納部へと移動される貨幣の移動過程で該貨幣の金種を識別する貨幣識別手段を備え、
前記貨幣識別手段が、前記繰出不適状態となった金種と同じ金種を検出した時点で、前記貨幣の移動を終了させる制御手段を備えた
請求項1から5の何れか1項に記載の貨幣処理装置。 - 各カセットの貨幣の出し入れに従って各カセットに収納されている貨幣の残量を管理する貨幣残量管理手段と、
前記貨幣残量管理手段が管理している共用カセットの、ある金種の残量が該共用カセットから貨幣補充先のカセットに全て移動したことを検出した時点で、貨幣の移動を終了させる制御手段とを備えた
請求項1から5の何れか1項に記載の貨幣処理装置。 - 貨幣の移動が完了し、移動後のカセットに収納された貨幣の金種が、初期設定された金種から別の金種に変更された場合に、金種の初期設定情報を更新する制御手段を備えた
請求項1から7の何れか1項に記載の貨幣処理装置。 - 金種別に設定された複数のカセットの少なくとも1つは、異金種の貨幣を金種別に集積して収納する共用カセットとし、該共用カセットには異金種の貨幣を集積あるいは繰出し処理する集積繰出し部を備え、
前記各カセットに収納されている貨幣の金種別収納状態を表わした貨幣運用データを記憶する記憶手段と、該記憶手段が記憶する貨幣運用データに基づいて前記カセットに収納されている貨幣を集積または繰出し処理する制御手段を備えた
貨幣処理装置に、
カセットからの貨幣の繰出しが不適となる繰出不適状態を検知する検知動作を実行させるステップと、
前記繰出不適状態になった場合に、別のカセットあるいは他の収納部へと貨幣を移動させるか否かを判定させるステップと、
貨幣を移動させる必要があると判定した場合に、少なくとも前記共用カセットから、該共用カセットに収納されている所定金種の貨幣を、その貨幣移動先となる別のカセットに移動させるステップとを実行させるための
制御プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008175711A JP5202139B2 (ja) | 2008-07-04 | 2008-07-04 | 貨幣処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008175711A JP5202139B2 (ja) | 2008-07-04 | 2008-07-04 | 貨幣処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010015434A JP2010015434A (ja) | 2010-01-21 |
JP5202139B2 true JP5202139B2 (ja) | 2013-06-05 |
Family
ID=41701493
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008175711A Expired - Fee Related JP5202139B2 (ja) | 2008-07-04 | 2008-07-04 | 貨幣処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5202139B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5539136B2 (ja) * | 2010-09-17 | 2014-07-02 | グローリー株式会社 | 貨幣処理装置 |
JP5629170B2 (ja) * | 2010-09-17 | 2014-11-19 | グローリー株式会社 | 貨幣処理装置 |
JP5980998B2 (ja) * | 2015-07-02 | 2016-08-31 | グローリー株式会社 | 貨幣処理装置 |
JP5980999B2 (ja) * | 2015-07-02 | 2016-08-31 | グローリー株式会社 | 貨幣処理装置 |
JP5980997B2 (ja) * | 2015-07-02 | 2016-08-31 | グローリー株式会社 | 貨幣処理装置 |
JP2018077624A (ja) * | 2016-11-08 | 2018-05-17 | グローリー株式会社 | 紙幣処理機および紙幣処理方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4560895B2 (ja) * | 2000-05-30 | 2010-10-13 | 沖電気工業株式会社 | 現金自動入出金装置 |
JP2002083335A (ja) * | 2000-09-07 | 2002-03-22 | Oki Electric Ind Co Ltd | 現金処理装置 |
JP2002358556A (ja) * | 2001-05-31 | 2002-12-13 | Omron Corp | 媒体計数装置および紙葉類処理装置 |
JP4387372B2 (ja) * | 2006-04-27 | 2009-12-16 | 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 | 紙幣処理装置 |
-
2008
- 2008-07-04 JP JP2008175711A patent/JP5202139B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010015434A (ja) | 2010-01-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4387372B2 (ja) | 紙幣処理装置 | |
WO2010049968A1 (ja) | 貨幣処理装置 | |
JP5202139B2 (ja) | 貨幣処理装置 | |
JP2012048538A (ja) | 紙葉類取扱装置 | |
JP2002358556A (ja) | 媒体計数装置および紙葉類処理装置 | |
JP2002358556A5 (ja) | ||
KR100721659B1 (ko) | 환류보충겸용박스가 구비된 금융자동화기기 및 그 운용방법 | |
JP2009104678A (ja) | 現金自動取引装置 | |
JP5480040B2 (ja) | 自動取引装置 | |
JP2007034522A (ja) | 自動釣銭機および自動補充回収機 | |
JP4379022B2 (ja) | 自動取引装置 | |
JP6900629B2 (ja) | 紙幣処理装置 | |
JP4387456B1 (ja) | 現金自動取引装置 | |
JP2525361B2 (ja) | 紙幣入出金処理機 | |
JP6690303B2 (ja) | 自動取引装置 | |
JP2005078397A (ja) | 還流型自動取引装置および還流型自動取引システム | |
JP3923706B2 (ja) | 貨幣処理装置および貨幣処理システム | |
JP2010079694A (ja) | 自動取引装置、自動取引システム、情報管理サーバおよび自動取引方法 | |
JP3079945B2 (ja) | 自動取引装置 | |
JP2532672B2 (ja) | 現金入出金装置 | |
JP2501687B2 (ja) | 紙幣入出金装置 | |
JP4499349B2 (ja) | 自動機の紙幣処理装置、及び紙幣処理方法 | |
JP2013152591A (ja) | 自動両替取引装置 | |
JPS58149590A (ja) | 取引処理装置 | |
JP2011107763A (ja) | 貨幣処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20101222 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121026 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121030 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121211 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130115 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130212 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160222 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |