JP5199999B2 - 減圧制御機構を備えた圧力調理機器 - Google Patents

減圧制御機構を備えた圧力調理機器 Download PDF

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    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J27/00Cooking-vessels
    • A47J27/08Pressure-cookers; Lids or locking devices specially adapted therefor
    • A47J27/0802Control mechanisms for pressure-cookers

Description

本発明は、食品調理用器具の一般的な技術に関し、特には、加圧蒸気によって食品が調理される内側で漏れのない筐体を構成するように設計された家庭用圧力調理器具の分野に関する。
本発明は、加圧下での食品の調理用器具、より特には、筐体の内側と外部とを連通する貫通孔と、筐体の内部に存在する圧力を所定のレベルに維持するために貫通孔と協働する調整可能な圧力調整バルブと、調節可能なバルブを調整するための調節手段とを含む調理用筐体が構成されるように調整された調理用器具に関する。そして、調節手段は上記所定のレベルのための2つの特定値にそれぞれ対応する少なくとも2つの位置の間を移動可能に構成されている。
圧力調理器具、特に家庭用のものは、例えば圧力調理器といった類でよく知られている。これらの器具は、通常、容器と、内部に調理用食品が配置される密閉された筐体を形成するために容器を密閉するように設計された蓋とを備えている。
筐体はこのため、容器が熱源に曝されると高温高圧に到達する。
これらのよく知られた容器はまた、軸方向にスライド可能な圧力調整バルブを備えている。圧力調整バルブは蓋を貫通して形成された漏出孔と協働して、筐体の内側に存在する圧力に応じて該漏出孔を開閉する。これにより、一般に「動作圧力」と呼ばれる所定のレベルに圧力を維持している。
調理サイクルを最適化する目的で、ある知られた器具は、設定可能な圧力調節バルブと、この圧力調節バルブの設定を調節するための手段とを備えている。この設定調節手段は、あらかじめ設定された圧力レベル用の特定の各値に相当する指標付の複数の位置の間を移動することができる。これらの特定の値の各々はこのため、特定の動作圧力に対応している。例えば、その特定の動作圧力は、食品の特定のタイプ(例えば野菜や肉)、及び/または、その食品の特定の状態(例えば冷凍食品)に適用している。これらの知られた器具はまた、設定調節部材を備えている。設定調節部材は、設定調節手段を指標付の複数の位置間を動作させることにより、動作圧力の選択を可能としている。
より特には、これらのよく知られた器具における圧力調整バルブは、搭載されたらせん状のバネの力によって設定されており、最初に設定調節手段を構成するスライド可能なキャップと次に設定調節バルブとの間の移動を可能としている。その結果、バルブ(バルブの設定レベルに対応する)上のバネによる耐力がキャップ位置へ作用する。該キャップは、その位置に応じて多かれ少なかれそのバネを圧縮する。
設定調節部材は、ユーザの手動によって回転され得る回転式セレクターによって支えられた傾斜路(ramp)によりなる。傾斜路は、それから、セレクターの角度位置に応じて多かれ少なかれ移動可能なキャップを圧縮する。これにより、バネを多かれ少なかれ圧縮し、それにより、設定と動作圧力の調整とを可能としている。
さらに、ユーザが蓋を開けることができるように、容器を減圧することによって開始する必要がある。なぜなら、動作圧力の高レベルは安全な開きに一致していないからである。つまり、蓋が圧力の効果の下で突然吹き飛ぶ危険性があるからである。
上述した従来の調理器の減圧を実現する目的で、ユーザは回転式セレクターを減圧のための指標付きの角度位置に配置する。その角度位置では、最小限レベルにバルブを設定するのに十分な耐力を傾斜路がキャップに及ぼす。それにより、筐体の内側に存在する圧力は、安全に開いている蓋と対応する低いレベルに到達する。
これらのよく知られた機器は一般的にユーザに十分な満足を与えているが、これらの機器はそれでも一定の欠点を呈している。
これらのよく知られた機器のユーザは、圧縮ガスの流れが漸進的であることから守ることを効果的に制御できる位置にいない。セレクターが減圧のための指標付きの位置にあるとき、漏出孔は設定可能バルブが自動的に閉じる行為に曝されたままである。
その技術的な対策は、大量の蒸気漏出部を突然に且つ制御不可能に開かせ得る。その結果、この分野においてよく知られた食品における「泡」現象(「泡」現象は、当業者によって「エマルジョン」と時々呼ばれることもある。)の出現によって食料及び/又は水を容器から噴出させる。
加えて、減圧は、圧力調節バルブに設定された最小限の圧力レベルに単に減少させることによって実現されるので、減圧は完了し得ない。設定調節バルブは、筐体の内側にある圧力が上記最低限の設定レベル(このレベルは大気圧よりも大きい)に相当するレベルに一旦到達すると、漏出孔を完全に閉じてしまう。蓋を開ける前における筐体の完全な減圧がそのような本当の意味で不可能であるということは、蓋を開ける際に、残留する水蒸気の一吹きにユーザを曝し得る。それは危険ではないが、不快なものである。
本発明の目的は、上述した従来の技術の種々の欠点を治癒する、圧力下で食品を調理するための斬新な機器を提供することである。一方で、特に信頼でき、単純で、安価な構成であって、且つ、完全で、早く、制御された減圧を実現すると共に異なる動作圧力レベルを選択できる構成の機器を提供することである。
本発明の別の目的は、特に利便性のある、圧力下で食品を調理するための機器を提供することである。
本発明の別の目的は、特に丈夫な構成の、圧力下で食品を調理するための機器を提供することである。
本発明の別の目的は、特にシンプルな設計の、圧力下で食品を調理するための機器を提供することである。
本発明の別の目的は、減圧を素晴らしく制御できる、圧力下で食品を調理するための機器を提供することである。
本発明の別の目的は、特にコンパクトで、安価で、安全な、圧力下で食品を調理するための機器を提供することである。
本発明の上記の目的は、圧力下で食品を調理するための機器によって実現され、機器は筐体を形成するように構成されており、筐体は、筐体の内部を筐体の外部と連通させるための貫通孔と、貫通孔と協働して筐体内の圧力を所定のレベルに保持する設定可能な圧力調節バルブと、設定可能な圧力調節バルブの設定を調節するための設定調節手段とを有し、設定調節手段は、所定のレベルのための2つの特定値に各々が対応する少なくとも2つの位置の間を移動可能であり、当該機器は、筐体の減圧を制御するための減圧制御部材を含み、減圧制御部材は、設定可能な圧力調節バルブを移動させることにより、筐体の内部を筐体の外部と連通するように貫通孔を開けることができるものであり、設定可能な圧力調節バルブとは独立して設定調節手段を移動させることにより、所定のレベルの値を変更することができる設定調節部材を含む。
なお、本発明の他の特徴と効果は、限定しない参照図面と参照符号を用いた下記の説明を読む際により詳細が分かるであろう。
蒸気圧下で食品を調理するための本発明による機器1は、蒸気圧下で種々の食品を調理するために設計されており、好ましくは家庭用の調理器である。
好ましくは、本発明による機器1は、家庭用圧力調理器によって構成されている。説明を単純化するために、以下では、添付の図面を参照するとき、参照符号は、家庭用調理器によって構成された機器1に対して排他的に付されているが、本発明はまた、プロ又はセミプロの機器にも選択的に適用できるものと理解される。
通常、本発明の機器1は調理用筐体を形成するように構成されており、該調理用筐体は好ましくは実質的に漏れなく、且つ、外部の電気抵抗素子(例えば、ホットプレート)であるか内部の電気抵抗素子(例えば、オンボードの電気抵抗素子)であるか否かにかかわらず熱源の活動に曝されるように設計されている。
有利には、本発明の調理用機器1は、調理受容器を構成し、好ましくはX−X’軸(例えば図1,4,5)に関して実質的な回転体である形状を呈する容器2を備えている。以下では、形容詞「軸の」は、X−X’の対称軸の方向に言及するために使用される。その方向は、機器が通常動作を行っているときに実質的に垂直方向である。当然に、容器2の形状は、本発明の範囲を超えない範囲で、回転体である必要はない(例えば楕円形になり得る)。容器2は、通常はステンレススチール又はアルミニウムからなり、好ましくは、例えば加熱成形により、容器に固定された熱伝導性の底部2Aを備えている。
容器2はまた、例えば一つ又は複数のハンドル2B、2Cによって構成されたグリップ部材を含んでいてもよい。これらのハンドルは、好ましい個数は2つであって、直径方向に互いに対抗する位置に容器2に固定されている。
本発明の機器1はまた、有利には、パッキング30を介して容器2と協働して調理用筐体を構成するように、容器2にはめ込まれ且つロックされるように設計された蓋3を備えている。容器2と蓋3とは、それらが形成する筐体が十分に密閉されて容器の内側の圧力が上昇するように設計されている。
蓋3は、容器2に対して好ましくは補完的な形状であり、例えば、実質的にはディスク形状であり、蓋3は、第1に、該蓋3が容器2に閉じられたときに容器2に対抗するための内側面3Aと、第2に、内側面3Aとは反対側の外側面3Bとを備えている。外側面3Bは、容器2と蓋3とで調理用筐体を構成するとき、容器2の外側を向くように設計されている。蓋3は、開閉手段4により、容器2に対して開いたり閉じたりし得る。これらの手段は、当業者によく知られたいかなる手段であってもよく、例えば、これらはあご部によって構成されてもよいし(各図に種々示されたものに対応している)、セグメントシステム、バイオネットシステム、又はクランプシステムによって実際に構成されていてもよく、これらのリストはいかなる場合も限定されないものである。
純粋に選択的な意味において、しかし好ましくは、各図に示されるように、機器1は、蓋3上にはめ込む制御モジュール5を備えており、該モジュール5は、蓋3に設けられたホール7と協働すると共に、上部に接してネジ締めされるように設計された止めナット8と協働するネジ軸6により、好ましくは取り外し可能である。各図の種々の形態において、モジュール5は、一連の機能的で安全な部材を備えている。例えば、各々が開閉手段4の開閉を制御する2つのコントロールボタン9、10、取り外し可能タイマー11、過剰圧力に対する安全バルブ12、及び、スライドフィンガー13を備えている。スライドフィンガー13は、最初に、蓋が不適切に閉じられた際に機器の圧力が上昇しないように機能し、第2に、機器の内部の圧力がユーザの安全に適合していない限り蓋が開かないように機能する。これらの制御及び安全部材は、そのようなものとしてよく知られており、それゆえ、ここではより詳細な説明はしない。
本発明によると、機器1は、筐体の外部と筐体の内部とを連通させる貫通孔17を含む。貫通孔17はこのため、蒸気の漏出流れを筐体の内部から外部へと構築する。「蒸気」という表現は、ここでは、広く解釈されるべきものであり、つまり、筐体内に存在し且つ食品及び調理液と共に共存するする気体又は擬似気体を指すものである。
好ましくは、各図に示すように、貫通孔17は蓋3の厚さを貫通して形成された孔であり、例えば、Y−Y’対称軸に関して実質的に円形である形状を呈している。
各図に示された種々の形態の選択的なデザインでは、機器1はまた、筐体の内部から外部へ貫通孔17を介して逃げ出る恐れのある水蒸気の漏出流れの通路として機能する導管14を備えている。各図における種々の形態において、導管14はこのため、貫通孔17から伸びてモジュール5の内部へと続き、機器1の外部に到達している。例えば、好ましくは、モジュール5は、蓋3の上面3Bを圧迫する底部5Aを備えている。チャンバー15は底部5A内に形成されており、該チャンバー16はその側面を環状のパッキング15Aによって区画されている。環状のパッキング15Aは、底部5Aから延伸すると共にチャンバー15によって区画された内部の体積を囲んでいる。チャンバー15は、排気管16に通じている。
モジュール5が、蓋3にはめ込まれ且つ固定されているとき、環状のパッキング15Aは、蓋3を貫通して形成された貫通孔17を囲むように、蓋3の上面3Bを漏れのなく支持している。このため、モジュール5が、蓋3上に配置されたとき、チャンバー15は、第1に、貫通孔17を介して筐体の内部に漏れなく通じており、第2に、排気管16を介して機器1の外側に通じている。チャンバー15は、貫通孔17と排気管16との間に位置している。導管14は、本特定の実施形態において、貫通孔17、チャンバー15、及び排気管16を並列して配置すると共に互いに連通させるように形作られている。
当然に、導管14の存在は必ずしも必要ではなく、機器1は、該機器1の外側を直接に開口する単純な貫通孔17を単に備えた構成であっても全く可能である。
本発明において、機器1は、設定可能な圧力調節バルブ18を有し、該圧力調節バルブ18は貫通孔17と協働して筐体内の圧力を所定のレベルである動作圧力に保持する。より正確には、設定可能な圧力調節バルブ18は、筐体内の圧力の効果の下で貫通孔17を開閉することにより、筐体内の圧力を実質的に一定のレベルである上記所定のレベルに保持する。
設定可能な圧力調節バルブ18はこのため、筐体内の圧力の効果の下で、次の位置の間を移動することができる。
・水蒸気漏出位置−筐体の内部に存在する瞬間的な圧力が所定のレベルよりも大きい場合に、圧力調節バルブ18が貫通孔17を開ける位置である。
・閉じ位置(図4、6、7に示されている)−筐体内に存在する瞬間的な圧力が所定のレベルよりも実質的に小さい場合に、機器1の内部の圧力を上昇させるために(又は制限されるために)、圧力調節バルブ18が貫通孔17を実質的に密閉するように閉じる位置である。
つまり、設定可能な圧力調節バルブ18は、第1に、筐体の内部に存在する圧力が所定のレベルよりも小さいか等しい限り、筐体の内部から外部へ連通しないように、第2に、筐体の内部に存在する圧力が所定のレベルを超えるとすぐに、圧力の効果の下で、筐体の内部を外部と連通させるために自動的に動くように、設計されている。
有利には、設定可能な圧力調節バルブ18は、第1に、その設定の効果の下で貫通孔17を閉じるために設計された頭部19と、第2に、開放された尾部20との間に延伸している。好ましくは、バルブ18は通常、X−X’軸と平行なY−Y’軸に沿って延伸していると共に、第1に、頭部19に対応する第1端と、その反対側の尾部20に対応する第2端との間にそれらから少し距離を置いて位置するバルブ軸21を備えている。つまり、バルブ18は、有利には、尾部20と頭部19との間を軸方向に延伸している。
頭部19は好ましくは、Y−Y’軸に実質的に垂直に延伸し、且つ、各図に示すように、有利には一般的に円盤形状である。有利には、バルブ18は、頭部19から上方に延伸すると共に頭部19の周囲に位置する環状のパッキング19Aを含んでいる。該環状のパッキング19Aは、実質的に漏れのない状態で、調理用筐体を支持するように設計されている。つまり、具体的には、貫通孔17を囲んで筐体の内部が外部と連通しないように、蓋3の外側面3Bを支持するように設計されている。なぜなら、貫通孔17は、環状のパッキング19Aと頭部19によって閉じられたチャンバー15内へ開いているからである。
好ましくは、パッキング19Aは、頭部19と一体的に形成されている。つまり、パッキング19Aと頭部19とは一緒になって単一の上下続きの部分を構成している。特に好ましい形態では、尾部20は軸21の不可分な部分を構成していると共に軸21と一体的に形成されている。一方で、頭部19は軸21にはめ込まれ且つ固定されるカバーを備えている。好ましくは、該カバーは、エラストマー材料、例えば、シリコンの類の材料よりなり、軸21における対応する端部にかかる力によって係合するように設計されている。
有利には、設定可能な圧力調節バルブ18は、調理用筐体に対してスライドするように搭載されている。特に好ましい形態では、バルブ18は、各図に示す種々の形態にあるように、頭部19と尾部20との間に延伸する軸21を備えている。軸21は、独自のY−Y’軸に沿って軸方向にスライド可能に搭載されている。
有利には、軸21はモジュール5に形成されたガイド井戸22内に取り付けられている。井戸22は、モジュール5の底部5A内に形成されたホールからモジュール5の内部へ延伸し、且つ、貫通孔17を介してチャンバー15へ広がるように設計された円筒形の側壁22Aを有している。該側壁22Aは、同軸上に形成されている。軸21は井戸22内にスライド可能に挿入されており、それにより平行移動するように導かれ、その結果、Y−Y’軸に沿って平行移動する。
上述した実施形態及び図面において、圧力調節バルブ18はモジュール5上に搭載されている。
当然に、本発明の範囲を超えない範囲において、上記バルブ18は、蓋3に直接搭載されることも完全に可能である。
上記の通りに、圧力調節バルブ18は設定されている。つまり、圧力調節バルブ18は、閉じた位置へ移動させる所定の調整された戻り力に曝され、閉じた位置では貫通孔17は密閉して閉じられる。バルブ18のためのそのような設定を実行することは、それ自体よく知られており、当業者によく知られた色んな手段によって実行され得る。
好ましくは、圧力調節バルブ18は、弾力性部材23の力によって設定されている。該弾力性部材23は、戻り力をバルブ18に与えてバルブ18を閉じた位置に保持する(図4、6、7に示されている)。その位置は、筐体の内部を外部と連通させない位置である。好ましくは、弾力性部材23は、軸21に戻り推進力を与えるように、井戸22の内部の軸21と同軸上に搭載されている。この目的のために、軸21は好ましくは、らせん状のバネ24の第1端が当接し支持する第1の肩部21A(例えば図4、8)を有している。
本発明によると、機器1はさらに、設定レベルを変更する機能を有する設定可能バルブ18の設定を調節するための手段25を含んでいる。設定レベルとはつまり、圧力調節バルブ18によって閉じた位置方向へ働く戻り力の大きさである。調節手段25はこのため、少なくとも2つの位置(それぞれ図6及び7に示されている)の間を移動することができ、2つの位置はそれぞれ、所定の圧力レベルのための2つの特定値に対応している。すなわち、調節手段25は、調理用筐体に対して上記手段25が占める位置に基づいて、動作圧力がバルブ18の設定の加減により修正されることを可能としている。各図に示す例では、調節手段25は、所定の圧力レベルのための2つの値に対応する2つの安定的な位置の間を移動することができる。これらの2つの位置はさらに、ユーザによって直接に且つ容易に特定され得るように予め設定され且つ指標が付いた位置である。つまり、各図に示す例では、調節手段25は、離散的性質を有している。なぜなら、調節手段25は、2つの特定の動作圧力に対応する2つの安定的な位置のみを独占するからである。にもかかわらず、バルブ18の設定の調節を永続的に可能とする調節手段を実行することは全く可能である。つまり、移動範囲の制限内において、多くの異なる設定に対応する無数の特定位置をバルブが占めることを可能とする。
好ましくは、各図に示すように、設定調節手段25は、好ましくはY−Y’軸に沿って、圧力筐体上をスライドするように搭載されている。好ましくは、設定調節手段25は、いかなる回転部材をも備えることなく、純粋に平行移動可能である。有利には、設定調節手段25は、設定調節手段25を適切に支持するスライド可能な支持台26を備えており、この例では、弾力性部材23によって構成されている。その結果、スライド可能な支持台26をスライドさせることにより、スライド可能な支持台26によって弾力性部材23に対して働かせる耐力を変更することができる。つまり、バルブ18は、バルブ18の設定を調節するための手段25を構成するスライド可能な支持台26に対して働かせる耐力を弾力性部材23の力によって設定され、その設定の調節には、有利には上記バルブ18のいかなる動きをも直接生じさせることはない。
各図における例では、スライド可能な支持台26は好ましくは、スライド可能に井戸22に挿入され且つバネ24を覆うキャップによって構成されている。支持台26の第1端はバルブ18(より正確には軸21の第1肩部21A)を支持する一方で、バネ24における第1端とは反対側の第2端はキャップを支持するように、支持台26は構成されている。キャップは井戸22によってY−Y’軸に沿って平行移動するように導かれる。特に好ましい形態では、らせん状のバネ24は、第1の肩部21Aを支持するように軸21に取り付けられている。一方で、キャップは、該キャップが同様に軸21に取り付けられるように十分大きい断面であるが該キャップがバネ24の第2端を支持する支持台を構成することを確保するように十分小さい断面を有するホールに貫通されている。キャップ26をモジュール5の底部5Aの方向にスライドさせることは、バネ24を徐々に圧縮させ、それにより、バルブ18の圧力設定を上昇させることになることは理解されるであろう。反対に、キャップ26がモジュール5の底部5Aから遠ざかるとき、バネ24は開放されてバルブ18の圧力設定を減少させる。キャップの動きの下で、バネを徐々に圧縮又は開放することは、静止状態にあるバルブ18のいかなる動きをも好ましくは生じさせるものではない。
本発明の機器1は、筐体の減圧を制御する制御部材27を備え、該制御部材27は、好ましくは徐々に貫通孔17を開けることができるように設定可能な圧力調節バルブ18を動かすことができる。それにより、制御部材27は、筐体の内部を外部と連通させる。つまり、減圧制御部材27は、機器1を減圧する目的、つまり、筐体内の圧力を機器1の外部の大気圧に実質的に等しい値に低下させる目的で、筐体内の圧力レベルにかかわらず、バルブ18が貫通孔17を開けることができるように構成されている。
このため、減圧制御部材27は、設定可能な圧力調節バルブ18を、好ましくは一定の値であり、所定の値であり、さらには安定的な値である減圧位置(図8に示されている)へ動かし、そしてその状態でバルブを保持するように機能する。このとき、バルブ18は、筐体内が減圧するように蒸気の漏出流れを構築するために、実質的に永続的に(つまり、独立した設定である)、貫通孔17を開ける上記位置に保持した状態である。
好ましくは、減圧制御部材27は、筐体に対して移動可能であり、圧力調節バルブ18を直接引きずるように構成されている。つまり、減圧制御部材27は、該減圧制御部材27が移動することにより、圧力調節バルブ18に対して直接の運動力を生じさせる。好ましくは、減圧制御部材27は、貫通孔17を開かせ、蒸気の漏出流れを徐々に構築することができるように、圧力設定を越え且つ頭部19を貫通孔17から遠ざけるために十分な漸進的な駆動力を、軸21の尾部20に対して働かせることができる。有利には、尾部20は、この目的で、減圧制御手段27が推進力を働かせることができる力伝達手段20Aを備えており、該推進力は圧力設定を越えるために十分な駆動力を形成する力である。制御部材27による軸21に与える該推進力はこのため、筐体の外側に向かって軸21に軸方向のトラクションを与える。
好ましくは、軸21は、各図に示されるように、力伝達手段20Aを構成する第2肩部を呈している。減圧制御部材27はこのため、Y−Y’軸に沿った軸方向の推進力を働かせるように構成されており、これにより、頭部18を貫通孔17から遠ざけるように、バネ24に戻り力に対してバルブ18を井戸22内へスライドさせる。その結果、筐体内に含まれる蒸気を貫通孔17を介して排出させることができる。
好ましくは、そして特に図5に見られるように、減圧制御部材27は、バルブ18、より正確には尾部20に、第2肩部を介して取り付けるための第1傾斜路29を有する第1回転部28を備えている。それにより、第1回転部28が回転したときバルブ18に対して駆動力を働かせることができる。
好ましくは、第1回転部28は、モジュール5の底部5Aからモジュール5の内側に突き出すシャフト31の上に、X−X’軸に関して回転するように搭載されている。第1回転部28は好ましくは、第1傾斜路29が上記X−X’軸に対して実質的に平行に突き出すようにして、X−X’回転軸に対して実質的に垂直な平面内に延伸している。より正確には、第1回転部28は、機器1の外部方向に向いている第1面28Aと、第1面28Aとは反対側の面であって蓋3の外側面3Bの方向に向いている第2面28Bとを有している。第1面28Aは、頭部20の下側に位置しており、より正確には、駆動手段20Aを構成する第2肩部の下側に位置している。
第1傾斜路29は、第1面28Aから機器の外部に向かって突き出しており、好ましくは、第1面28Aの表面から突き出す漸進的な傾斜を構成している。このため、第1回転部28がX−X’軸に関して回転するとき、バルブ18を徐々に減圧位置に移動させるように、第1傾斜路29は尾部20の下側でスライドして尾部20を徐々に上昇させる。この目的のために、第1傾斜路29は好ましくは、第1面28Aから平面29Bへ連続的に且つ漸進的に延伸している傾斜29Aを有している。平面29Bは、軸21、尾部20内に形成された第2肩部のための安定した支持面を構成している。
尾部20がこのため、第1傾斜路29(図8に示すように)の平面29B上にあるとき、バルブ18は減圧位置において安定的に静止状態である。
機器1の機械的強度と信頼性を高める目的で、第1回転部28は好ましくは、第1面28Aと第2面28Bとの間のX−X’軸上に中心を持つ弓形部分を超えて延伸しているスロットを備えている。そのような状況下において、第1傾斜路29は、スロットのいずれかの側面に延伸する2つの個別の傾斜路によって構成されている。該スロットは軸21を受け、2つの個別の傾斜路は、X−X’軸に関して直径方向に対抗する側面に尾部20を取り付けるために適している。それにより、部品の機械的安定性に貢献できる。
本発明によると、機器1はさらに、所定のレベル、つまり動作圧力の値を変更するために、圧力調節バルブ18とは独立して設定可能な調節手段25を移動させることができる設定調節部材32を含んでいる。設定調節部材32はこのため、圧力調節バルブ18に働きかけることなく、設定調節部材25の位置に影響を与えることができる。つまり、圧力調節部材32は、圧力レベルのための所定の値を変更できるように、圧力調節手段25を移動させることができるが、圧力調節バルブ18を同時に移動させることはない。つまり、Y−Y’軸に沿った平行移動又はY−Y’軸に関する回転移動であるかにかかわらず、同時に存在するいかなる駆動力をも圧力調節バルブ18に与えることはない。この技術的手段のおかげで、機械的な働きをバルブ8に与えることなく、バルブの設定を変更することができる。それにより、摩耗を制限でき、特に、第1に、パッキング19Aを備えた頭部19と、第2に、蓋3の面3Bとの間の不要な摩耗を避けることができる。
有利には、相互的な意味において、減圧制御部材27は、バルブ18の設定を調整するために部材32に働きかけることなく、バルブ18に働きかけることができる。
有利には、減圧制御部材27は、設定調節部材32とは異なっている。つまり、好ましくは、減圧制御部材27と設定調節部材32とは、機能的に独立しており、減圧制御部材27を移動させることは必ずしも設定調節手段32を移動させるものではないし、その逆も同じである。にもかかわらず、減圧調整部材27及び設定調節部材32は、本発明の範囲を超えない範囲において、ひとつの部分によって完全に上手に実行され得るもので、以下に詳細に説明されている通りである。
有利には、設定調節部材32は、スライド可能な支持台26に対して弾力性部材23によって働かせる耐力とは反対に、設定調節手段25を構成するスライド可能な支持台26に対して推進力を働かせることができる。この推進力は、支持台26をスライドさせるのに十分な力であって、それにより、バルブ18の設定を調節する。つまり、設定調節部材32は、弾力性部材26によって働く力を越えるために十分な力を設定調節手段25に働かせることができる。それにより、調節手段25に働く弾力性部材23による戻り力に対抗しながら、設定調節手段25を所定の位置に動かし、この所定の位置に設定調節手段25を保持する。
各図に示す好ましい種々の形態において、設定調節手段25は、設定調節部材23とは異なっている。つまり、設定調節手段25と設定調節部材32とは、好ましくは、互いに異なって且つ独立した二つの各部分によって形成されている。にもかかわらず、設定調節手段25と設定調節部材32とが単一の部分を構成することも全く可能である。つまり、双方が単一の機能手段によって構成され、好ましくは単一の部分から構成されることも可能である。このような状況下において、調節部材32は、例えば、減圧を調節するためのバネ24上に直接働きかけてもよい。にもかかわらず、設定手段(ここではバネ24によって構成されている)と設定調節部材32との間の機械的インターフェイスを向上させる目的で、これらの間に異なっており且つ独立している設定調節手段25を配置することが好ましい。
有利には、設定調節部材32は、第2回転部を含んでいる。各図に示す例では、この第2回転部は、第1回転部28と同じである。つまり、第1回転部28と第2回転部とはともに単一の回転制御部28によって構成されている。以下では、参照符号28はそれゆえ、第1回転部を指すか、第2回転部を指すか、回転制御部を指すか、区別することなく用いられている。それにもかかわらず、本発明の範囲を超えない範囲で、第1及び第2回転部が区別され独立されていることも完全に可能である。
有利には、第2回転部28は、設定調節手段25を構成するスライド可能な支持台26に取り付けられるように設計された第2傾斜路33を備えている。それにより、第2回転部28は、その回転中に、支持台26をスライドさせるのに十分な推進力を働かせることができる。
第2傾斜路33は、第2回転部28の第2面28Bから機器1の内側に向かって突き出しており、好ましくは、第2面28Bの表面から突き出す漸進的な傾斜を形成している。第1面28Aの表面は好ましくは、第2傾斜路33が位置している平面であり(つまり、一致している)、その結果、バルブは、圧力が設定されている間は同じ高さ(つまり、実質的に一定の高さ)に保持されたままである。このため、第2回転部28がX−X’軸に関して回転するとき、第2傾斜路33は、支持台26を構成するキャップに対してスライドすると共に、バルブ18の圧力設定を上昇させるようにそのキャップを徐々に押す。好ましくは、第2傾斜路33は、この目的のために、第2面28Bから平面33Bにかけて突き出している連続的で漸進的な傾斜33Aを備えており、該平面33Bは支持台26を構成するキャップのための安定した支持面を構成している。キャップは有利には、圧力が設定されている間に同じ高さを保持するバルブの位置取りに対して直接働きかけるものではない。このため、バルブ自体に直接的に同時に働きかけることなくその設定の調節が可能である。
キャップがこのように第2傾斜路33(図7に示すように)の平面33Bに対して留まっているとき、バネ24は所定の設定レベルに対応する構成において安定的に静止状態を保持する。
好ましくは、第2傾斜路33はまた、スロットのいずれかの側面に延伸する2つの個別の傾斜路から構成されている。
要約すると、特に好ましい形態では、本発明は、力伝達手段20Aを支持する第1面28Aと、該第1面とは反対側であって且つ支持台26を支持する第2面28Bとを有する回転制御部28を利用している。第1傾斜路29は第2面28Bから突き出している一方で、第2傾斜路33は第2面28Bから突き出しており、その突き出しいる方向は第1の傾斜路29が突き出しいる方向とは反対方向である。このため、好ましい形態では、制御部材27の回転運動は、貫通孔17からバルブ18を持ち上げて、傾斜路29を通過するようにして、減圧位置へ移動させるか、または、傾斜路33を通過するようにして、設定位置である一定の高さにバルブを保持させる。
有利には、減圧制御部材27は、機能的に設定調節部材27と接続されている。その結果、減圧調節部材27が貫通孔17を開けるように設定可能な圧力調節バルブ18を移動させる一方で、設定調節部材32は、減圧が実質的に一定である設定で起きるように、設定調節手段25を実質的に静止状態に保持する。この技術的手段は、減圧制御部材27の働きの結果低減されるバルブ18の圧力設定によって生じるであろう制御不能な圧力の低下を排除しながら、ユーザに対して、減圧の漸進的な性質の素晴らしい制御を提供するものである。
好ましくは、一定の設定で減圧機能を実現するためには、制御部28の第2面は実質的に平面であり、その平面は第1傾斜路29と一致しており、それにより、各図に示すように、回転制御部28の回転中の位置において支持台26の静止状態を保持するものである。
制御部28は有利には、該制御部28に形成されたスロットのサイズによって規定され且つ軸21の通り道を提供する角度のついたストロークで回転してもよい。このスロットは、開口34が大きくなるように拡大されており、例えば、尾部20が通過するように第1傾斜路29の平面29Bに近づいて形成されている。当然に、一旦、モジュール5が完全に組み立てられると、支持台(図示せず)は尾部20がアセンブリホール34へ落下することを防止する。アセンブリホール34とは反対側に、尾部20のために形成された第1拡大部35(例えば、スロットを局所的に拡大することによって形成される)が備えられており、該第1拡大部35は第2傾斜路33の平面33Bと一致するように構成されている。
尾部20が第1拡大部35と一致して構成されているとき、それは第1設定レベル(図7に示す)に対応しており、該レベルでは、支持台26が第2傾斜路33によって働く減圧行為に曝される。第2拡大部36は有利にはスロット内に、例えば中間に、第1拡大部35と拡大ホール34との間に形成されている。この第2拡大部36は有利には、第2設定レベル(図6に示す)に対応しており、該レベルでは、各図に示す例において、支持台26はもはや第2傾斜路33の減圧行為に曝されていない。当然に、第2設定レベルは、支持台26が第2傾斜路33の行為に曝されている状態を保っている間に得られ、第2傾斜路33はそのとき、傾斜形状のために、尾部20が第1拡大部35と一致しているときに働く力よりも小さい減圧力を支持台26に与える。
制御部28は好ましくは、X−X’軸に関してモジュール5に対して回転するように搭載された回転セレクター37に固定されている。セレクター37はハンドル37Aを備えており、該ハンドル37Aは、ユーザが、セレクター37に密着して形成されたピン37Bを、制御部28に形成された対応するソケット37B内に挿入することにより、拡大部を介して制御部28を回転させることを可能とする。
セレクター37はまた、インジケータつまみを備えている。この例では、ハンドル37Aと一致しているが、該インジケータつまみは、モジュール5に固定された光学マーカー39、40、41と協働することにより、ユーザが、確認できるバルブ18の位置をすぐに知ることを可能としている。
マーカー39はこのため、第1の設定(このとき、尾部20が第1拡大部35と一致して配置されている)に対応している。マーカー40は、第1の設定よりも低い第2の設定(このとき、尾部20は第2拡大部36と一致して配置されている)に対応している。一方で、マーカー41は、減圧位置(このとき、尾部20は第1傾斜路29の平面29Bを支持している)に対応している。
図1〜図8に示す形態における本発明の調理機器1の動作について、以下に説明する。
ユーザは最初に、ネジ軸6を蓋3に形成された対応するホールに取り付け、ネジ軸6にネジ締めされた保持ナット8の力によってモジュール5を締め付けることにより、モジュール5を蓋3に取り付ける。この構成において、環状のパッキング15Aは蓋3の外部面3Bを漏れないように支持している。これにより、貫通孔17をチャンバー15及び排気管16に漏れのないように連通させる。
ユーザは、容器2に調理用の食品を挿入する。容器2内では調理用バスケット(図示せず)を用いる必要があり、それ自体は容器2内に配置される。その後、ユーザは、容器2の上に、制御モジュール5と共に蓋3をはめ込み、そして、あご部4の助け、つまり、ボタン9及び10によって制御されるあご部4の急速な動きの力によって、容器1を固定させる。
回転セレクター37を利用して、ユーザは、モジュール5上の絵文字によって表示された各々マーカー39及び40に対応する一方又は他方の利用できる指標付きの設定位置を選択する。例えば、ユーザは、セレクター37を用いて部分28を回転させることにより、尾部20を第1拡大部35に一致させる。それにより、傾斜路33を介して支持台28が押されるように働いて、その結果、バルブ18には最大圧力が設定される(図7に示す構成)。
機器1はそれから下部のホットプレートからの熱に曝される。ホットプレートから放出される熱は、底部2Aを介して、容器2上に蓋3を取り付けることによって形成された調理用筐体内に配置された食品に伝達する。この熱の伝達の効果の下で、筐体内の圧力は上昇する。この圧力が、バネによって働く圧力設定に対応している所定のレベルよりも大きくなるとすぐに、頭部19及びパッキング19Aは蓋3の外側面3Bから離れ、それにより、蒸気を外部に逃がして、筐体内の圧力を自動的に調節することが可能となる。漏れ出る蒸気の流れは、最初に貫通孔17を通じ、それから、最終的には排気管16を介して逃げ出るようにチャンバー15を通じる。
ユーザは、いつでも、第2拡大部36に尾部20を一致させるためのセレクター37に働きかけることにより、バルブ18に適用される設定レベルを変更することができる。そのような動作は、支持台26が第2面28Bを直接指示するようになるまで、傾斜路33と支持台26との間の相互作用を徐々に低減させる効果を有する。それにより、前に適用された最大圧力である第1レベルよりも低い第2の所定の設定レベルが得られるように、バネ24を徐々に緩めることができる。この第2の設定レベルに対応する構成は、より特には図5及び図6に示されている。
調理サイクルの最終段階では、ユーザは、マーカー41に対応する絵文字によって表示された指標付きの減圧位置にセレクター37を動かすことにより、機器1を減圧することができる。第1傾斜路29を介して働きかけることにより、バルブ18に与える軸方向の力を導出する。この力は、バネ24によって与えられる戻り力よりも大きく且つ反対である。一方で、支持台26の軸位置は、第1傾斜路29に一致している第2面28Bの平面の性質のために、移動しないままの状態である。
設定レベルが一定で且つ第2の所定の設定レベルのままである間、この軸方向の力はバルブ18を上昇させて、パッキング19Aを蓋3の外側面3Bとの接触から外し、これにより貫通孔17を開けるのに十分である所定の高さにさせるように機能する。傾斜路29の傾斜の漸進的な性質のために、ユーザはまた、貫通孔17が開いている程度を制御でき、それにより、漏出流れの割合を徐々になじませると共に、いかなる危険な吹き出しをも避けることができる。さらに、単一の制御部28は減圧設定と圧力設定の双方を制御するために利用されるので、その利用において、動作圧力が選択されている間、不適切に機器1を減圧位置にさせることは確かに存在しない。
このため、最も有利な形態では、本発明は、ユーザに、特別に信頼でき且つ安価であって最小数の部分よりなる構成を利用している間、素晴らしく且つ独立した複数の機能を制御させることを可能とする。さらには、本発明は、単純な運動を利用し(圧力調節バルブ18及び支持体26の単純な並行移動、制御部28の単純な回転運動)、らせん状の運動(ネジ巻き/ネジ抜き運動)を例に挙げることができる、複雑で且つ故障を生んで責任を負うようないかなる運動も不要である。加えて、各図に示した機器1は、一連の設計の段階が最小限化されている部分からなる配置を利用しており、それによって、頑強な構成に貢献している。一連の段階のための基準とベアリングポイントの各々は、実質的にバルブ18のY−Y’軸上に存在しているから、精度の不正確さを最小限化することができる。
本発明は、圧力調理器の設計及び製造に適用される。
本発明の調理機器を示す全体分解斜視図である。 図1に示す機器の蓋を示す概略斜視図である。 上から順に、本機器の設定調節バルブを内蔵すると共に図2に示す蓋にはめ込むように設計され且つ取り外し可能に取り付けられた制御モジュールの底部、側面、上部を示す3つの図である。 図2に示す蓋にはめ込まれたときの図3のモジュールの形態の詳細を示す部分断面図である。 上記各図に示すモジュールの内部の形態の詳細を示す斜視図である。 図4に示す形態の詳細断面図であって、圧力調節バルブが第1設定レベルにあるときの図である。 図6に示す形態の詳細断面図であって、圧力調節バルブが第1設定レベルよりも大きい第2の設定例ベルにあるときの図である。 図6及び図7に示す形態の詳細断面図であって、圧力調節バルブが、筐体を減圧するために、筐体内の減圧を制御するための部材の動きの下で貫通孔を開放しているときの図である。
1 機器
2 容器
2A 熱伝導性の底部
2B、2C ハンドル
3 蓋
3A 内部面
3B 外部面
4 開閉手段(あご部)
5 制御モジュール
6 ネジ軸
7 ホール
8 保持ナット
9、10 制御ボタン
11 取り外しタイマー
12 安全バルブ
13 スライドフィンガー
14 導管
15 チャンバー
15A 環状のパッキング
16 排気管
17 貫通孔
18 圧力調節バルブ
19 頭部
19A パッキング
20 尾部
20A 力伝達手段
21A 第1肩部
21 バルブ軸
22 井戸
23 弾力性部材
24 バネ
25 設定調節手段
26 スライド可能な支持台、キャップ
27 減圧制御部材
28 第1回転部、第2回転部
28A 第1面
28B 第2面
29 第1傾斜路
29A 傾斜
29B 平面
30 パッキング
32 設定調節部材
33 第2傾斜路
33A 傾斜
33B 平面
34 開口(ホール)
35 第1拡大部
36 第2拡大部
37 回転セレクター
37A ハンドル
37B ピン
38 ソケット
39、40、41 マーカー

Claims (15)

  1. 圧力下で食品を調理するための機器(1)であって、前記機器(1)は筐体を形成するように構成されており、
    前記筐体は、
    前記筐体の内部を前記筐体の外部と連通させるための貫通孔(17)と、
    前記貫通孔(17)と協働して前記筐体内の圧力を所定のレベルに保持する設定可能な圧力調節バルブ(18)と、
    前記設定可能な圧力調節バルブ(18)の設定を調節するための設定調節手段(25)とを有し、
    前記設定調節手段(25)は、前記所定のレベルのための2つの特定値に各々が対応する少なくとも2つの位置の間を移動可能であり、
    当該機器(1)は、
    前記筐体の減圧を制御するための減圧制御部材(27)を含み、前記減圧制御部材(27)は、前記設定可能な圧力調節バルブ(18)を移動させることにより、前記筐体の内部を前記筐体の外部と連通するように前記貫通孔(17)を開けることができるものであり、
    前記設定可能な圧力調節バルブ(18)とは独立して前記設定調節手段(25)を移動させることにより、前記所定のレベルの値を変更することができる設定調節部材(32)を含む、ことを特徴とする機器。
  2. 請求項1に記載の機器(1)において、
    前記設定調節手段(25)は、設定調節部材(32)とは異なるものである、ことを特徴とする機器。
  3. 請求項1又は2に記載の機器(1)において、
    前記減圧制御部材(27)は、前記設定調節部材(32)とは異なるものである、ことを特徴とする機器。
  4. 請求項1〜3のうちのいずれか1項に記載の機器(1)において、
    前記設定調節手段(25)は、前記筐体に対してスライドするように搭載されている、ことを特徴とする機器。
  5. 請求項1〜4のうちのいずれか1項に記載の機器(1)において、
    前記減圧制御部材(27)は、移動可能であり、且つ、前記圧力調節バルブ(18)を駆動するように構成されている、ことを特徴とする機器。
  6. 請求項1〜5のうちのいずれか1項に記載の機器(1)において、
    前記圧力調節バルブ(18)は、第1に、圧力設定の効果の下で前記貫通孔(17)を閉じるための頭部(19)と、第2に、開放されている尾部(20)との間に延伸しており、
    前記減圧調節部材(27)は、前記貫通孔(17)を開けるために前記圧力設定を越えると共に前記貫通孔(17)から前記頭部(19)を遠ざけるのに十分な駆動力を前記尾部(20)に対して働かせることができるものである、ことを特徴とする機器。
  7. 請求項6に記載の機器(1)において、
    前記尾部(20)は、前記貫通孔(17)を開けるために前記圧力設定を越えると共に前記貫通孔(17)から前記頭部(19)を遠ざけるのに十分な前記駆動力を形成する推進力が、前記減圧制御部材(27)によって与えられる、力伝達手段(20A)を備えている、ことを特徴とする機器。
  8. 請求項7に記載の機器(1)において、
    前記圧力調節バルブ(18)は、前記尾部(20)と前記頭部(19)との間に軸方向に延伸する軸(21)を備えており、
    前記軸(21)は、前記力伝達手段(20A)を構成する肩部を呈している、ことを特徴とする機器。
  9. 請求項6〜8のうちのいずれか1項に記載の機器(1)において、
    前記減圧制御部材(27)は、第1回転部(28)を備えており、
    前記第1回転部(28)は、前記第1回転部(28)が回転している間、前記圧力調節バルブ(18)に係合して該圧力調節バルブ(18)に作用する第1傾斜路(29)を備えている、ことを特徴とする機器。
  10. 請求項1〜9のうちのいずれか1項に記載の機器(1)において、
    前記圧力調節バルブ(18)は、前記圧力調節手段(25)を構成するスライド可能な支持台(26)に耐力を与える弾力性部材(23)の力で設定されており、
    前記設定調節部材(32)は、前記耐力とは反対で且つ前記支持台(26)をスライドさせるのに十分な推進力を前記支持台(26)に与え、それにより、前記圧力設定を調節する、ことを特徴とする機器。
  11. 請求項10に記載の機器(1)において、
    前記設定調節部材(32)は、第2回転部(28)を含み、
    前記第2回転部(28)は、前記第2回転部(28)が回転している間、前記支持台(26)に前記推進力を働かせるための第2傾斜路(33)を備えている、ことを特徴とする機器。
  12. 請求項6に記載の機器(1)において、
    前記尾部(20)は、前記貫通孔(17)を開けるために前記圧力設定を越えると共に前記貫通孔(17)から前記頭部(19)を遠ざけるのに十分な前記駆動力を形成する推進力が、前記減圧制御部材(27)によって与えられる、力伝達手段(20A)を備え、
    前記減圧制御部材(27)は、第1回転部(28)を備えており、
    前記第1回転部(28)は、前記第1回転部(28)が回転している間、前記圧力調節バルブ(18)に係合して該圧力調節バルブ(18)に作用する第1傾斜路(29)を備え、
    前記圧力調節バルブ(18)は、前記圧力調節手段(25)を構成するスライド可能な支持台(26)に耐力を与える弾力性部材(23)の力で設定されており、
    前記設定調節部材(32)は、前記耐力とは反対で且つ前記支持台(26)をスライドさせるのに十分な推進力を前記支持台(26)に与え、それにより、前記圧力設定を調節し、
    前記設定調節部材(32)は、第2回転部(28)を含み、
    前記第2回転部(28)は、前記第2回転部(28)が回転している間、前記支持台(26)に前記推進力を働かせるための第2傾斜路(33)を備え、
    前記第1回転部(28)及び前記第2回転部(28)は共に、単一の回転制御部(28)によって構成されており、
    前記回転制御部(28)は、前記力伝達手段(20A)を支持するための第1面(28A)と、前記支持台(26)を支持するための前記第1面(28A)とは反対側の第2面(28B)とを有している一方で、前記第2傾斜路(33)は、前記第2面(28B)から突き出している、ことを特徴とする機器。
  13. 請求項1〜12のうちのいずれか1項に記載の機器(1)において、
    前記減圧制御部材(27)が、前記貫通孔(17)を開けるように前記圧力調節バルブ(18)を移動させるとき、前記設定調節部材(32)が、減圧が実質的に一定の設定にて生じるように前記設定調節手段(25)を実質的に静止状態に保持するように、前記減圧制御部材(27)は、前記設定調節部材(32)に機能的に接続されている、ことを特徴とする機器。
  14. 請求項12に記載の機器(1)において、
    前記第2面(28B)は、前記回転制御部(28)が回転している間、前記支持台(26)を静止状態に保持するように、前記第1傾斜路(29)に一致する実質的な平面である、ことを特徴とする機器。
  15. 請求項1〜14のうちのいずれか1項に記載の機器(1)において、
    当該機器(1)は、家庭用圧力調理器を構成するものである、ことを特徴とする機器。
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