JP5199909B2 - 予作動式消火設備 - Google Patents
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Description
監視時、一次側配管2内及びシリンダ部27における第1中間室31内に充填されている水は、一次側配管2に圧力を供給する補助加圧ポンプ40によって一次側監視圧に保持され、第1制御弁9は動作せずに閉状態に保持されており、図2に示される様に、シリンダ部27において、第1ピストン室31内には一次側配管2内の水は導入されずに、第1ピストン室31内は大気圧の空間として保持され、一方、二次側配管3内に充填されている水は二次側監視圧に保持され、第2制御弁12は作動せずに閉状態に保持されており、図2に示される様に、シリンダ部27において、第2ピストン室34内に予め導入されている水は排出されずに、第2ピストン室34内は充水状態に保持され、閉鎖空間である第2中間室35内は常に大気圧に保持されている。従って、監視時においては、一次側圧力スイッチ10及び二次側圧力スイッチ13は作動しない状態にあり、シリンダ部27において、第1ピストン33には第1中間室32内の充水圧力が作用する共に、第2ピストン36には第2ピストン室34内の充水圧力が作用しており、流水検知装置4における弁体25は第1ピストン33及び第2ピストン36によりロッド26を介して閉方向に押圧されて閉状態が保持される様になっている。
火災時、スプリンクラヘッド5が作動すると、前記の様に、二次室22内、第2ピストン室34内及び二次側配管3内は図3に示される無圧の状態となり、又二次側配管3内の減圧信号が中継器19を介して主制御盤7に送信され、そして、火災感知器6が作動すると、火災信号が主制御盤7に送信される。二次側減圧信号と火災信号の両方の受信により、それに基づく移報信号が主制御盤7から電動弁用制御盤17に送信され、それにより圧力タンク16の排出機構16aにおける電動弁16bが開動作し、圧力タンク16から給水本管1及び一次側配管2内へ供給される圧力が排出機構16aより排圧されて、一次側配管2内の圧力が一次側監視圧より所定の圧力へ減圧されると、圧力スイッチ18の作動信号がポンプ用制御盤15に送信され、それにより給水ポンプ14が起動し、給水源からの水が給水本管1及び一次側配管2に供給されて、一次側配管2内の圧力が所定の圧力へ増圧されると、第1制御弁9が開動作し、図4に示される様に、一次側配管2内の水が第1ピストン室31内に導入され、第1ピストン室31内が充水状態となり、更に、一次側配管2内の所定の圧力への増圧が一次側圧力スイッチ10により検出され、一次側配管2内の増圧信号として中継器19を介して主制御盤7に送信されると共に、図5に示される様に、第1ピストン室31の充水圧力の第1ピストン33への作用によりロッド26を介して弁体25が開方向に移動され、弁体25が開状態となり、これにより、一次室21から二次室22へ水が流れて流水状態、即ち一次側配管2から二次側配管3へ水が流れる状態となり、給水源からの水が連続的にスプリンクラヘッド5から放水され、火災の消火ができる様になっており、又、弁体25が開状態になるときのロッド26の露出端26aの移動がリミットスイッチ38により検出され、その作動信号が流水信号として中継器19を介して主制御盤7に送信される様になっている。
2 一次側配管 3 二次側配管
4 流水検知装置 5 スプリンクラヘッド
6 火災感知器 7 主制御盤
8 一次側枝管 8a 分岐管
8b 分岐管 9 第1制御弁
10 一次側圧力スイッチ 11 二次側枝管
12 第2制御弁 12a 排水機構
13 二次側圧力スイッチ 14 給水ポンプ
15 ポンプ用制御盤 16 圧力タンク
16a 排出機構 16b 電動弁
17 電動弁用制御盤 18 圧力スイッチ
19 中継器 20 本体
21 一次室 22 二次室
23 隔壁 24 通水口
25 弁体 26 ロッド
26a 露出端 27 シリンダ部
28 第1隔室 29 第2隔室
30 隔壁 31 第1ピストン室
32 第1中間室 33 第1ピストン
34 第2ピストン室 35 第2中間室
36 第2ピストン 37 天壁
38 リミットスイッチ 39 メンテナンス用制御弁
40 補助加圧ポンプ
Claims (1)
- 給水本管から分岐されて設けられた一次側配管と、警戒区画に配置されて設けられた二次側配管と、前記一次側配管と前記二次側配管との間に設けられ、前記一次側配管と連通する一次室及び前記二次側配管と連通する二次室を有すると共に、前記一次室から前記二次室へ通水させる通水口を開閉する弁体を有し、前記一次室から前記二次室への流水を検知する流水検知装置と、前記二次側配管に設けられた複数のスプリンクラヘッドと、前記警戒区画に配置されて設けられた火災感知器と、前記火災感知器の火災信号及び前記スプリンクラヘッドの作動による前記二次側配管内の圧力低下信号を受信する制御盤とを備えた予作動式消火設備において、
前記流水検知装置は、前記弁体の背面より起立し、前記弁体を往復移動させるロッドと、前記二次室に隣接し、前記ロッドを支持するシリンダ部と、前記ロッドの所定位置への移動を検出するセンサとを有し、
前記流水検知装置における前記シリンダ部は、前記シリンダ部内を第1隔室と第2隔室とに仕切る隔壁と、前記第1隔室内を第1ピストン室と第1中間室とに仕切り、前記ロッドに固定されて前記第1隔室内を摺動自在に設けられた第1ピストンと、前記第2隔室内を第2ピストン室と第2中間室とに仕切り、前記ロッドに固定されて前記第2隔室内を摺動自在に設けられた第2ピストンとを有しており、ここで、前記第1ピストン室及び前記第1中間室は、前記第1隔室内で前記二次室に近い側から前記第1ピストン室、前記第1中間室の順で配置され、前記第2ピストン室及び前記第2中間室は、前記第2隔室内で前記二次室に近い側から前記第2中間室、前記第2ピストン室の順で配置され、又、前記第1ピストン室は、前記一次側配管と前記一次側配管内の増圧で開動作する常時は閉の第1制御弁を介して接続され、前記第1中間室は前記一次側配管と接続され、前記一次側配管内の水が導入されて常に充水されており、前記第2中間室は閉鎖されて常に大気圧の空間として保持され、そして前記第2ピストン室は前記二次側配管と前記二次側配管内の減圧で開動作する常時は閉の第2制御弁を介して接続されており、
監視時、前記一次側配管内及び前記第1中間室内に封入されている水は一次側監視圧に保持され、前記第1制御弁は閉状態にあって、前記第1ピストン室内には前記一次側配管内の水は導入されずに、前記第1ピストン室内は大気圧の空間として保持され、そして、前記二次側配管内に封入されている水又は空気は二次側監視圧に保持され、前記第2制御弁は閉状態にあって、前記第2ピストン室内に導入されている水又は空気は排出されずに、前記第2ピストン室内は充填状態に保持され、前記第2中間室内は大気圧の空間として保持され、それにより、前記第1ピストンに前記第1中間室内の充水圧力が作用すると共に、前記第2ピストンに前記第2ピストン室内の充填圧力が作用し、前記弁体は前記第1ピストン及び前記第2ピストンにより前記ロッドを介して閉方向に押圧されて閉状態が保持される様構成されており、
火災時、前記スプリンクラヘッドの作動により前記二次側配管内が減圧されると、前記第2制御弁が開動作し、前記第2ピストン室内の水又は空気が排出され、そして、前記火災感知器の火災信号及び前記二次側配管内の圧力低下信号を受信した前記制御盤からの移報信号に基づいて、前記給水本管に接続された給水ポンプが起動され、それにより前記一次側配管内が増圧されると、前記第1制御弁が開動作し、前記第1ピストン室内に前記一次側配管内の水が導入され、前記第1ピストン室内は充水状態となり、前記第1ピストン室内の充水圧力が前記第1ピストンに作用し、前記弁体は前記第1ピストンにより前記ロッドを介して開方向に押圧されて開動作し、開状態にされると共に、前記弁体の開状態への変化が前記ロッドの所定位置への移動を以って前記センサにより検出されて、流水信号として出力される様構成されていることを特徴とする予作動式消火設備。
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Family Applications (1)
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