JP5199783B2 - 飲料供給装置 - Google Patents

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本発明は、給水手段により給水される水を加熱手段により加熱することで湯を生成する湯タンクを備えた飲料供給装置関するものである。
従来より、飲料、特に高温の湯や飲料等を提供する装置として内部に湯タンクを備えた飲料供給装置が用いられている。例えば、特許文献1に示されるコーヒー飲料製造装置には、ドリップコーヒーの製造に用いられる湯を生成する湯タンクやエスプレッソコーヒーの製造に用いられるエスプレッソ用湯タンク、更には、これら湯タンクに給湯を行う給水用湯タンクなどが設けられている。いずれの湯タンクも内部に電気ヒータが設けられており、当該電気ヒータを通電制御することにより所定の温度の湯が生成される。
上記給水用湯タンクには、市水などの給水源が接続されていると共に、水位を検出するための水位スイッチとしてのフロートスイッチが設けられている。そのため、フロートスイッチの検出に基づき給水用湯タンク内の水位が所定の低水位に達したら、制御装置は、給水源から湯タンク内への給水を開始し、即ち、給水電磁弁を開放し、タンク内の水位が所定の高水位(満水位)に達したら、制御装置は、給水電磁弁を閉鎖して給水源からの給水を停止する制御を行っていた。
しかしながら、給水用湯タンクに設けられるフロートスイッチが何らかの原因により故障していると、湯タンク内が高水位となっても、当該高水位であることを検出することができないため、継続して湯タンク内に給水されてしまう問題がある。
この場合、湯タンクには高水位よりも上方に位置して開口するオーバーフローパイプが設けられており、当該パイプを介して外部に排水される。従来では、制御装置において、所定の給水エラータイマ制御を実行することにより、オーバーフローする湯水の量を減少させていた。即ち、制御装置は、空の状態の湯タンク内に給水するために必要となる時間を予め設定し、給水電磁弁の開放開始から給水エラー時間が経過したか否かを判断し、当該時間が経過しても、フロートスイッチにより高水位が検出されない場合には、給水電磁弁を閉鎖していた。
特開2006−198213号公報
かかる場合であっても、給水開始時点における湯タンク内の残湯量によっては、ある程度の容量、場合によっては、湯タンク約1杯分近くの湯量がオーバーフローされてしまう。そのため、機器内部に設けられている一時保留用の容器にて受容しきれない場合には、設置場所に湯水が漏出してしまう問題があった。
そこで、確実に設置場所への湯水の漏出を防止するため、装置の底部に防水トレーを設置することも考えられるが、外観上の理由により、当該防水トレーが取り付けられないような場合もあった。
本発明は、従来の技術的課題を解決するために成されたものであり、格別な装置を設けることなく、湯タンク内からの湯水の溢出を最小限に抑えることができる飲料供給装置提供する。
本発明の飲料供給装置は、給水手段により供給される水を加熱手段により加熱することで湯を生成する湯タンクを備えたものであって、湯タンク内の水位を検出する水位検出手段と、この水位検出手段の出力に基づき、湯タンク内の所定の高水位にて給水手段による給水を停止する制御手段と、高水位より高い位置における湯タンク内と外部とを連通するオーバーフローパイプと、このオーバーフローパイプの温度を検出するオーバーフロー用温度検出手段とを備え、制御手段は、温度検出手段が所定の高温度を検出した場合に、水位検出手段の出力に拘わらず、給水手段による給水を停止することを特徴とする。
請求項2の発明の飲料供給装置は、上記発明において、オーバーフロー用温度検出手段は、オーバーフローパイプから出る蒸気に晒される位置に設けられた沸騰防止用バイメタルであり、制御手段は、この沸騰防止用バイメタルが所定の高温度にて接点を開放することで加熱手段による加熱を停止し、且つ、給水手段による給水を停止することを特徴とする
本発明によれば、給水手段により供給される水を加熱手段により加熱することで湯を生成する湯タンクを備えた飲料供給装置において、湯タンク内の水位を検出する水位検出手段と、この水位検出手段の出力に基づき、湯タンク内の所定の高水位にて給水手段による給水を停止する制御手段と、高水位より高い位置における湯タンク内と外部とを連通するオーバーフローパイプと、このオーバーフローパイプの温度を検出するオーバーフロー用温度検出手段とを備え、制御手段は、温度検出手段が所定の高温度を検出した場合に、水位検出手段の出力に拘わらず、給水手段による給水を停止するので、水位検出手段が何らかの原因により故障していた場合であっても、高水位より高い位置に設けられるオーバーフローパイプより溢出した湯が当該オーバーフローパイプを通過したことをオーバーフロー用温度検出手段により検出し、円滑に給水手段による給水を停止することが可能となる。
これにより、水位検出手段の故障時であっても、オーバーフローパイプを介して外部に排出される湯水の量を大幅に削減することが可能となる。従って、設置床面等を濡らしてしまう等の不都合をより確実に回避することが可能となる。
請求項2の発明によれば、上記発明において、オーバーフロー用温度検出手段は、オーバーフローパイプから出る蒸気に晒される位置に設けられた沸騰防止用バイメタルであり、制御手段は、この沸騰防止用バイメタルが所定の高温度にて接点を開放することで加熱手段による加熱を停止し、且つ、給水手段による給水を停止するので、従来より設けられていた沸騰防止用バイメタルを兼ねたオーバーフロー用温度検出手段によって大量の湯水がオーバーフローパイプより排出される不都合を回避することが可能となる。
これにより、水位検出手段の故障時における湯水の漏出を、低コストにて最小限にとどめることができ、湯水の漏洩による不都合を回避することが可能となる
以下、図面を参照して本発明の飲料供給装置としての湯供給装置1の実施形態を説明する。図1は本発明を適用した湯供給装置1の概略構成図、図2は水位スイッチとしてのフロートスイッチ11の構成図を示している。
本実施例の湯供給装置1は、所定の加温温度、例えば+80℃以上の湯を供給する装置である。湯供給装置1は、図示しない本体内に湯タンク2を備えて成るものであり、当該本体の前面には、コントロールパネル31(図4に図示する)や、本体内の湯タンク2から湯ノズル3を介して湯をカップ等に供給する湯供給部が設けられている。
湯タンク2は、上面に開口する数リットルの飲用水を貯水可能とするタンクであり、外周には保温用カバー2Aが設けられると共に、上面開口は、蓋4により開閉自在に閉塞される。湯タンク2内には、貯留された飲用水を例えば+80℃以上に加熱し保温する電気ヒータ5が設けられている。
また、この湯タンク2には、当該湯タンク2内への給水を行う給水配管6が接続され、市水などの水道水が供給される。尚、湯タンク2への給水を行う給水源は、直接市水の接続された水道水に限定されるものではなく、飲用水が充填された飲用水容器を、本体内に設けられる収容部内に収容し、当該飲用水容器を給水源としてもよい。
そして、この給水配管6には、給水電磁弁7が介設され、当該給水電磁弁7は、詳細は後述する制御装置30によって開閉制御が行われる。本実施例では、湯タンク2内側部分の給水配管6Aは、湯タンク2内底部にて開口する構成とされる。これにより、適宜湯タンク2内に供給される水によって湯タンク2内全体の湯水温度が低下してしまう不都合をできる限り抑制することが可能となる。なお、かかる構成はこれに限定されるものではなく、別途湯タンク2内に設けられる案内部材によって、給水配管6により湯タンク6上方から供給された水を湯タンク内底部付近に導く構成としてもよい。
また、湯タンク2の側壁には、前記給水配管6Aの下端開口と十分離間した位置であって、詳細は後述する所定の低水位よりも低い高さには、注出口8が形成され、当該注出口8には、抽出用ポンプ(ギヤポンプ)9が介設された前記湯ノズル3が接続されている。当該湯ノズル3の他端は、上述したように本体の前面に位置して下方に載置されるカップ等に湯の供給を可能とするため、下向きに開口する。抽出用ポンプ9は、制御装置30によりコントロールパネル31の操作等に基づいて運転制御される。当該抽出用ポンプ9の近傍には、当該ポンプ9により搬送される湯水の温度を検出する湯温度センサ20が設けられている。
尚、本実施例では、抽出用ポンプ9により、カップ等への湯の供給を制御しているが、これに限定されるものではなく、当該湯ノズル3に抽出用ポンプ9と共に電磁開閉弁を設け、若しくは、抽出用ポンプ9の代わりに電磁開閉弁を設け、当該抽出用ポンプ9及び電磁開閉弁若しくは、電磁開閉弁を制御装置30により制御することにより、カップ等への湯の供給を制御してもよい。
湯タンク2内の上部には、湯タンク2内の水位を検出するためのフロートスイッチ(水位検出手段)11が設けられている。このフロートスイッチ11は、高水位検出スイッチ12と、低水位検出スイッチ13とを備えた軸14と、当該軸14に対し、上下に移動自在に設けられた浮動体15とから構成される。
高水位検出スイッチ12は、湯タンク2内の水位が所定の高水位(満水位)に達したことを検出するスイッチであり、低水位検出スイッチ13は、湯タンク2内の水位が所定の低水位、即ち、給水水位を検出するスイッチである。そのため、低水位検出スイッチ13は高水位検出スイッチ12よりも所定寸法だけ低い位置に設けられる。尚、図2中21は、制御装置30のコネクタ22に接続するためのフロートスイッチ11のコネクタである。尚、当該フロートスイッチ11の内部構成の詳細は後述する。また、本実施例では、水位検出手段として、上述した如きフロートスイッチ11を採用しているが、これに限定されるものではなく、例えば、マイクロスイッチにより構成してもよい。
一方、湯タンク2内の上部には、上面開口から湯水が溢出することを防止するためのオーバーフロー用に開口16が形成されている。このオーバーフロー用の開口16は、上記フロートスイッチ11の高水位検出スイッチ12に対応する高さよりも所定水位だけ高い位置に形成されており、当該オーバーフロー用の開口16には、湯タンク2内と外部とを連通するオーバーフローパイプ17の一端が接続されている。尚、図1では、点線により、オーバーフロー用の開口16の下縁高さが、高水位検出スイッチ12の高さよりも所定寸法だけ高いことを示している。
このオーバーフローパイプ17の他端は、本体下部に配設される防水トレー24内にて開口されている。尚、これに限定されるものではなく、本体内に蒸発皿等が配設されている場合には、当該蒸発皿内にて開口されていてもよい。
そして、このオーバーフローパイプ17には、当該パイプ17の温度を検出するオーバーフロー用温度センサ(オーバーフロー用温度検出手段)18が介設されている。本実施例において当該オーバーフロー用温度センサ18は、オーバーフローパイプ17から出る蒸気に晒される位置に設けられた沸騰防止用バイメタルスイッチ18Aにより構成されている。本実施例では、当該沸騰防止用バイメタルスイッチ18Aは、パイプ17が蒸気が通過したもの、若しくは、通過するに等しい温度とみなすことができる所定の高温度、例えば+83℃によって、通電が遮断される構成とされている。尚、当該温度はこれに限定されるものではない。
尚、図1において19は空焚き防止用バイメタルサーモスタットである。本実施例では、当該空焚き防止用バイメタルサーモスタット19は、湯タンク2内に湯水が無くなり、湯タンク2自体が空焚き状態となったものとみなすことができる所定の高温度、例えば+105℃となることで、通電が遮断される構成とされている。尚、当該温度はこれに限定されるものではない。
次に、図3の電気回路図及び図4の電気ブロック図を参照して、本実施例における湯供給装置1の電気回路について説明する。図4において30は、汎用マイクロコンピュータにより構成される制御装置であり、この入力側には前記コントロールパネル31や湯温度センサ20、フロートスイッチ11等が接続されている。尚、コントロールパネル31には、抽出ボタン32、湯適温ランプ33が設けられている。この出力側には、電気ヒータ5のリレーコイル5A及び給水電磁弁7のリレーコイル7A、抽出用ポンプ9などが接続されている。
電気ヒータ5は、前記リレーコイル5Aの接点5Bを介してAC100V電源に接続されている。このとき、電気ヒータ5は、図3に示すように、上述した如く+105℃以上にて接点を開く空焚き防止用バイメタルサーモスタット19が直列に接続されている。そのため、湯タンク2内が何らかの機器の故障によって空の状態となり、空焚き防止用バイメタルサーモスタット19によって通電が遮断されると、電気ヒータ5への通電が遮断される構成とされる。
同様に、この電気ヒータ5には、沸騰防止用バイメタルスイッチ18Aが直列に接続されている。当該沸騰防止用バイメタルスイッチ18Aは、上述したように、パイプ17に蒸気が通過したもの、若しくは、通過するに等しい温度とみなすことができる所定の高温度、例えば+83℃以上にて接点を開くことで通電が遮断される構成とされているため、万一、湯タンク2内の湯が沸騰してしまった場合には、オーバーフローパイプ17から出てくる蒸気や湯の温度でバイメタルスイッチ18Aが切られ、電気ヒータ5の通電が遮断される構成とされる。
また、本実施例では、給水電磁弁7は、前記リレーコイル7Aの接点7Bを介してAC100V電源に接続されている。このとき、給水電磁弁7と接点7Bは、沸騰防止用バイメタルスイッチ18Aに対し直列に接続されていると共に、電気ヒータ5、その接点5B及び空焚き防止用バイメタルサーモスタット19に対し並列に接続されている。これにより、給水電磁弁7は、沸騰防止用バイメタルスイッチ18Aの接点が開放されることによって、通電が遮断され、給水電磁弁7が閉鎖する構成とされると共に、沸騰防止用バイメタルスイッチ18Aが通電されている状態では、電気ヒータ5の接点5Bの開閉や空焚き防止用バイメタルサーモスタット19の接点状況に影響されることなく、制御装置30にて通電制御される接点7Bの開閉によって、給水電磁弁7の開閉制御が可能となる。
次に、当該湯供給装置1の動作について説明する。まずはじめに、制御装置30は、湯タンク2内に配設されるフロートスイッチ11の検出に基づき、給水配管6の給水電磁弁7の開閉制御を行う。即ち、フロートスイッチ11の浮動体15が所定の低水位検出スイッチをONとし、給水を必要とする所定の低水位(給水水位)を検知した場合には、制御装置30は、リレーコイル7Aに通電して接点7Bを閉じ、給水電磁弁7を開放する。これにより、湯生成用の水が給水源から湯タンク2内に供給される。そして、フロートスイッチ11の浮動体15が湯タンク2内の水位に応じて上昇し、高水位検出スイッチ12をONとすると、制御装置30は、リレーコイル7Aへの通電を停止して接点7Bを開き、給水電磁弁7を閉鎖する。
制御装置30は、湯温度センサ20の検出温度に基づき、当該湯タンク2内の湯温度が所定温度以下、例えば+92℃以下である場合には、リレーコイル5Aに通電して接点5Bを閉じ、電気ヒータ5に通電し、湯タンク2内の湯水を加熱し、湯温度が所定温度以上、例えば+97℃以上である場合には、リレーコイル5Aへの通電を停止して接点5Bを開き、電気ヒータ5への通電を停止する。
この場合、制御装置30は、湯温度センサ20が検出する温度が所定の加熱温度以下、例えば+80℃未満である場合には、コントロールパネル31の湯適温ランプ33を消灯し、抽出ボタン32の操作を無効とする。
そして、湯温度センサ20により検出される温度が上記所定の加熱温度以上となると、制御装置30は、コントロールパネル31の湯適温ランプ33を点灯し、抽出ボタン32の操作を有効とする。
湯供給部にカップ等を載置し、抽出ボタン32が操作されると、抽出用ポンプ9が運転されて、湯タンク2内の湯が湯ノズル3からカップ内に注出することができる。
湯タンク2からの湯の注出が行われることで、湯タンク2内の湯の水位が低下し、フロートスイッチ11の浮動体15が低水位検出スイッチ13をONとし、所定の低水位を検出すると、制御装置30は、上述したようにリレーコイル7Aに通電して接点7Bを閉じ、給水電磁弁7を開放し、給水源から湯タンク2内に水を補充する。
何らかの原因、例えば、接触不良や断線、浮動体15の固着などによって、フロートスイッチ11が故障した場合には、上述したように給水電磁弁7を開放し湯タンク2内に給水を行い、高水位に到達しても、フロートスイッチ11が高水位を検出しないことから、やがて湯タンク2内の湯水は、高水位よりも高位置に位置するオーバーフロー用の開口16に達し、当該開口16を介してオーバーフローパイプ17より溢出する。
本実施例では、オーバーフローパイプ17より湯タンク2内上部に位置する比較的高温の湯(少なくとも+83℃以上の湯)が溢出することにより、オーバーフローパイプ17に設けられたオーバーフロー用温度センサ18の沸騰防止用バイメタルスイッチ18Aが動作し、当該沸騰防止用バイメタルスイッチ18Aと直列に接続される電気ヒータ5及び給水電磁弁7への通電を遮断する。
これにより、制御装置30、リレーコイル7A、接点7B及び沸騰防止用バイメタルスイッチ18Aなどから構成される電気回路によって、沸騰防止用バイメタルスイッチ18Aが所定の高温度以上を検出した場合には、フロートスイッチ11の出力に拘わらず、給水電磁弁7への通電を停止して給水を停止する。そのため、フロートスイッチ11が何らかの原因により故障していた場合であっても、高水位より高い位置に設けられるオーバーフローパイプ17より溢出した湯が当該オーバーフローパイプ17を通過したことを沸騰防止用バイメタルスイッチ18A(オーバーフロー用温度センサ18)により検出し、円滑に給水電磁弁7を閉じて給水を停止することが可能となる。
これにより、フロートスイッチ11の故障時であっても、オーバーフローパイプ17を介して外部に排出される湯水の量を大幅に削減することが可能となる。従って、設置床面等を濡らしてしまう等の不都合をより確実に回避することが可能となる。
特に、本実施例では、上述したようにオーバーフロー用温度センサ18は、従来よりオーバーフローパイプ17に設けられている沸騰防止用バイメタルスイッチ18Aにより構成されており、この沸騰防止用バイメタルスイッチ18Aが所定の高温度(本実施例では、+83℃)にて接点を開放することで電気ヒータ5による加熱を停止し、且つ、給水電磁弁7を閉鎖して給水を停止する。これにより、従来より設けられていた沸騰防止用バイメタル18Aを兼ねたオーバーフロー用温度センサ18によって大量の湯水がオーバーフローパイプ17より排出される不都合を回避することが可能となる。
これにより、フロートスイッチ11の故障時における湯水の漏出を、低コストにて最小限にとどめることができ、湯水の漏洩による不都合を回避することが可能となる。
尚、図5及び図6は他の実施例としての制御手段の電気回路図を示している。図5及びの実施例では、湯供給装置1の本体に手動電源スイッチ40を備えているものを例に挙げて説明する。図5の実施例では、制御装置41は汎用のマイクロコンピュータにより構成されており、当該入力側には、前記コントロールパネル31や湯温度センサ20、フロートスイッチ11等が接続されている。出力側には、電気ヒータ5のリレーコイル5A及び給水電磁弁7のリレーコイル7A、抽出用ポンプ9等が接続されている。
かかる実施例では、給水電磁弁7は、リレーコイル7Aの接点7Bを介してAC100V電源に接続されている。このとき、給水電磁弁7と接点7Bは、前記手動電源スイッチ40を介してAC100Vに接続されている。
そして、電気ヒータ5は、前記リレーコイル5Aの接点5Bを介してAC100V電源に接続されている。このとき、電気ヒータ5は、図5に示すように、空焚き防止用バイメタルサーモスタット19及び沸騰防止用バイメタルスイッチ18Aが直列に接続されている。そのため、湯タンク2内が何らかの機器の故障によって空の状態となり、空焚き防止用バイメタルサーモスタット19によって通電が遮断されると、電気ヒータ5への通電が遮断される構成とされる。また、湯タンク2内の湯が沸騰してしまった場合には、オーバーフローパイプ17から出てくる蒸気や湯の温度でバイメタルスイッチ18Aが切られ、電気ヒータ5の通電が遮断される構成とされる。
また、フォトカプラ42の入力側が、沸騰防止用バイメタルスイッチ18Aに対し直列に接続されていると共に、電気ヒータ5、その接点5B及び空焚き防止用バイメタルサーモスタット19に対し並列に接続されている。そして、このフォトカプラ42の出力側は、前記制御装置41の入力側に接続されている。
これにより、上記実施例と同様に、フロートスイッチ11の故障等の原因によってオーバーフローパイプ17から湯水が溢出した場合には、当該湯水を検出するオーバーフロー用温度センサ18の沸騰防止用バイメタルスイッチ18Aの接点が開放されることによって、沸騰防止用バイメタルスイッチ18Aのサーモ信号をフォトカプラ42が検出し、当該フォトカプラ42の検出に基づき、制御装置41が給水電磁弁7のリレーコイル7Aへの通電を遮断する。
これにより、沸騰防止用バイメタルスイッチ18Aによる湯水の溢出検出に基づき給水電磁弁7のリレー接点7Bが開放され、給水が停止される。この場合も、上記実施例と同様に、制御装置40、リレーコイル7A、接点7B及び沸騰防止用バイメタルスイッチ18A、フォトカプラ42などから構成される電気回路によって、沸騰防止用バイメタルスイッチ18Aが所定の高温度以上を検出した場合には、フロートスイッチ11の出力に拘わらず、給水電磁弁7への通電を停止して給水を停止する。そのため、フロートスイッチ11が何らかの原因により故障していた場合であっても、高水位より高い位置に設けられるオーバーフローパイプ17より溢出した湯が当該オーバーフローパイプ17を通過したことを沸騰防止用バイメタルスイッチ18A(オーバーフロー用温度センサ18)により検出し、円滑に給水電磁弁7を閉じて給水を停止することが可能となる。
また、図6に示す如き実施例では、図示しない制御装置の入力側には、上記各実施例と同様に、コントロールパネル31や湯温度センサ20、フロートスイッチ11等が接続されている。出力側には、電気ヒータ5のリレーコイル5A及び給水電磁弁7のリレーコイル7A、抽出用ポンプ9等が接続されている。
かかる実施例では、給水電磁弁7は、リレーコイル7Aの接点7Bを介してAC100V電源に接続されている。このとき、給水電磁弁7と接点7Bは、前記手動電源スイッチ40及び異常時給水停止リレー43Aの接点43Bを介してAC100Vに接続されている。
そして、電気ヒータ5は、前記リレーコイル5Aの接点5Bを介してAC100V電源に接続されている。このとき、電気ヒータ5は、図6に示すように、空焚き防止用バイメタルサーモスタット19及び沸騰防止用バイメタルスイッチ18Aが直列に接続されている。そのため、湯タンク2内が何らかの機器の故障によって空の状態となり、空焚き防止用バイメタルサーモスタット19によって通電が遮断されると、電気ヒータ5への通電が遮断される構成とされる。また、湯タンク2内の湯が沸騰してしまった場合には、オーバーフローパイプ17から出てくる蒸気や湯の温度でバイメタルスイッチ18Aが切られ、電気ヒータ5の通電が遮断される構成とされる。
そして、前記異常時給水停止リレー43Aが、沸騰防止用バイメタルスイッチ18Aに対し直列に接続されていると共に、電気ヒータ5、その接点5B及び空焚き防止用バイメタルサーモスタット19に対し並列に接続されている。
これにより、上記各実施例と同様に、フロートスイッチ11の故障等の原因によってオーバーフローパイプ17から湯水が溢出した場合には、当該湯水を検出するオーバーフロー用温度センサ18の沸騰防止用バイメタルスイッチ18Aの接点が開放されることによって、異常時給水停止リレー43Aへの通電が遮断され、これにより、当該接点43Bが開放される。そのため、当該接点43Bと直列に接続される給水電磁弁7への通電も遮断される。
これにより、沸騰防止用バイメタルスイッチ18Aによる湯水の溢出検出に基づき給水電磁弁7のリレー接点7Bが開放され、給水が停止される。この場合も、上記各実施例と同様に、リレーコイル7A、接点7B及び沸騰防止用バイメタルスイッチ18A、異常時給水停止リレー43A、接点43Bなどから構成される電気回路によって、沸騰防止用バイメタルスイッチ18Aが所定の高温度以上を検出した場合には、フロートスイッチ11の出力に拘わらず、給水電磁弁7への通電を停止して給水を停止する。そのため、フロートスイッチ11が何らかの原因により故障していた場合であっても、高水位より高い位置に設けられるオーバーフローパイプ17より溢出した湯が当該オーバーフローパイプ17を通過したことを沸騰防止用バイメタルスイッチ18A(オーバーフロー用温度センサ18)により検出し、円滑に給水電磁弁7を閉じて給水を停止することが可能となる。この場合、マイクロコンピュータを介さずにオーバーフロー用温度センサ18の検出に基づき給水電磁弁7への通電を遮断することが可能となる。また、この場合には、手動電源スイッチ40によっても、任意に給水電磁弁7への通電を制御できる。
このように、上述した如き各電気回路により構成される制御手段は、オーバーフロー用温度センサ18が所定の高温度を検出した場合、電気ヒータ5の制御状態に拘わらず、給水電磁弁7を閉鎖して給水を停止し、又は、それに加えて電気ヒータ5による加熱を停止することにより、電気ヒータ5による制御状態に影響されることなく、オーバーフロー用温度センサ18の検出に基づき大量の湯水がオーバーフローパイプ17より排出される不都合を回避することが可能となる。
次に、図7の電気回路図を参照して、本実施例の湯供給装置1の給水制御装置を構成するフロートスイッチ11の接続不良検出回路について説明する。上記実施例において用いられるフロートスイッチ11は、コネクタ21を介して汎用のマイクロコンピュータにより構成される制御装置30や41に接続される。
本実施例におけるフロートスイッチ11は、上述したように、高水位を検出する高水位検出スイッチ12と、低水位を検出する低水位検出スイッチ13とを有しており、高水位検出スイッチ12は、湯タンク2内の水位によって浮動体15が所定の高水位にまで上昇した際にON(導通)とされ当該高水位より水位が低下するとOFF(非導通)とされるスイッチである。低水位検出スイッチ13は、湯タンク2内の水位によって浮動体15が所定の低水位以下にまで低下した際にON(導通)とされ当該低水位より水位が上昇するとOFF(非導通)とされるスイッチである。従って湯タンク2内の水位が高水位と低水位の間にある状態では、いずれのスイッチ12、13もOFFとされている。
このフロートスイッチ11のコネクタ21は、高水位検出スイッチ12が接続される端子21Aと、低水位検出スイッチ13が接続される端子21Cと、コモン線26が接続されるコモン端子21Bと、コモン端子21Bに導通されるコモン線26の分岐線27が接続される接続状態検出用端子21Dを有している。
制御装置30(又は41。以下、制御装置30を例に挙げて説明する)が設けられる基板45は、基板側コネクタ46が設けられており、当該基板側コネクタ46は、ハーネス47を介して制御装置側のコネクタ22と接続されている。当該コネクタ22は、上記フロートスイッチ11のコネクタ21の各端子(21A乃至21D)に対応する端子(22A乃至22D)を有している。基板側コネクタ46は、コネクタ22の端子22Aに対応する端子A1、端子22Bに対応する端子A2、端子22Cに対応する端子A3、端子22Dに対応する端子A4を有している。
当該基板45では、例えば12Vのバッテリ電圧を電圧レギュレータで5VのVccに降圧された制御用電源Vccが用いられ、制御用電源Vccが制御装置30に供給されている。
制御装置30は、フロートスイッチ11に関する接続状態検出用の入力ポート30A、30B、30Cを有している。基板側コネクタ46の端子A1に接続された抵抗52は、トランジスタ51のベースに接続され、トランジスタ51のエミッタはグランドに接続され、トランジスタ51のコレクタは、抵抗50及び入力ポート30Aに接続されている。基板側コネクタ46の端子A2は、グランドに接続されている。
基板側コネクタ46の端子A3に接続された抵抗53は、トランジスタ54のベースに接続され、トランジスタ54のエミッタはグランドに接続され、トランジスタ54のコレクタは、抵抗55及び入力ポート30Bに接続されている。同様に、基板側コネクタ46の端子A4に接続された抵抗56は、トランジスタ57のベースに接続され、トランジスタ57のエミッタはグランドに接続され、トランジスタ57のコレクタは、抵抗58及び入力ポート30Cに接続されている。
これにより、制御装置側のコネクタ22の各端子22A、22B、22C、22Dに、フロートスイッチ11側のコネクタ21の各端子21A、21B、21C、21Dが外れた状態では、全ての入力ポート30A、30B、30Cは、Lowレベルとなる。
一方、制御装置側のコネクタ22と、フロートスイッチ11側のコネクタ21が電気的に接続された状態で、湯タンク2内の水位が所定の低水位となり、低水位検出スイッチ13がONとなると、端子21Cが接続される基板側コネクタ46の端子A3が導通され、トランジスタ54はOFFとなり入力ポート30Bは、Hiレベルとなる。従って、制御装置30は、当該入力ポート30BがHiレベルであるという入力信号に基づき、上述したようにリレーコイル7Aに通電して接点7Bを閉じ、給水電磁弁7を開放して、給水源から湯タンク2内への水の補充を行う。
このとき、高水位検出スイッチ12はOFFであるため、端子21Aが接続される基板側コネクタ46の端子A1が非導通となるため、トランジスタ51はONとなり入力ポート30Aは、Lowレベルとなる。また、コネクタ21の端子21Dが基板側コネクタ46の端子A4と電気的に接続されていることから、トランジスタ57はOFFとなり、入力ポート30CはHiレベルとなる。
湯タンク2内への水の供給によって次第に湯タンク2内の水位が上昇すると、低水位検出スイッチ13はOFFとなる。この場合、湯タンク2内の水位が前記低水位及び高水位の間の水位であることから、高水位検出スイッチ12もOFFとなる。
この場合、高水位検出スイッチ12がOFFとされているため、入力ポート30Aは、Lowレベルとなると共に、低水位検出スイッチ13がOFFとされているため、入力ポート30BもLowレベルとなる。このとき、フロートスイッチ11のコモン端子21Dが制御装置側のコネクタ22の端子22Dに接続されているため、トランジスタ57がOFFとなり、入力ポート30CはHiレベルとなる。
そして、更に、湯タンク2内の水位が上昇することで、高水位検出スイッチ12がONとなると、端子21Aが接続される基板側コネクタ46の端子A1が導通され、トランジスタ51はOFFとなり入力ポート30Aは、Hiレベルとなる。従って、制御装置30は、当該入力ポート30AがHiレベルであるという入力信号に基づき、上述したようにリレーコイル7Aへの通電を停止して接点7Bを開き、給水電磁弁7を閉鎖して、給水源から湯タンク2内への水の補充を停止する。
このとき、低水位検出スイッチ13はOFFであるため、端子21Cが接続される基板側コネクタ46の端子A3は非導通となるため、トランジスタ54はONとなり入力ポート30Bは、Lowレベルとなる。また、コネクタ21の端子21Dが基板側コネクタ46の端子A4と電気的に接続されていることから、トランジスタ57はOFFとなり、入力ポート30CはHiレベルとなる。
一方、上記給水を行っている過程において、フロートスイッチ11側のコネクタ21が制御装置側のコネクタ22から外れてしまった場合には、湯タンク2内の水位が満水位よりも上昇したとしても、フロートスイッチ11側の端子21Aは、制御装置30側の端子A1と電気的に接続されていないため、フロートスイッチ11の高水位検出スイッチ12が高水位を検出したとしても、制御装置30の入力ポート30Aは、Lowレベルのままとなり、給水電磁弁7を閉鎖することができない。
しかしながら、本実施例では、フロートスイッチ11のコネクタ21が制御装置側のコネクタ22から外れてしまった場合には、上述したように電気的に接続されていた場合に、Hiレベルとされている入力ポート30CがLowレベルとなる。これにより、制御装置30は、入力ポート30CがLowレベルとなったことを検出することで、フロートスイッチ11のコネクタ21が制御装置側のコネクタ22から外れてしまったこと(電気的に接続されなくなったこと)を検出でき、これに伴い、リレーコイル7Aへの通電を停止して給水電磁弁7を閉鎖する。
このように、フロートスイッチ11の高水位検出スイッチ12や低水位検出スイッチ13の接点の状態により変化する入力ポート30A、30Bの電位に基づいて給水電磁弁7の開閉制御を行う制御装置30が、フロートスイッチ11のコネクタ21の接続状態検出用の端子21Dが制御装置側のコネクタ22の端子22D、更には、基板側コネクタ46の端子A4に電気的に接続されたか否かにより電位が変化する接続状態検出用の入力ポート30Cを有しているため、当該入力ポート30Cにおける電位の変化を検出することで、制御装置30は、これらコネクタ21と22の電気的な接続の状況を検出することが可能となる。
そのため、上述したように、制御装置30が、接続状態検出用の入力ポート30Cの電位、即ち、本実施例では、入力ポート30CがLowレベルであることに基づき、フロートスイッチ11のコネクタ21が当該制御装置側のコネクタ22に電気的に接続されていないことを検出することで、給水電磁弁7による湯タンク2への給水を停止することが可能となる。
従って、フロートスイッチ11のコネクタ21が外れてしまい、適切な水位検出ができなくなった場合には、当該コネクタ外れを適切に検出することで、給水電磁弁7により連続して湯タンク2への給水が継続されることによる不都合を回避することが可能となる。
尚、上記実施例では、湯供給装置における湯タンク2内の水位に基づき給水電磁弁7による湯タンク2内への給水を制御する給水制御装置(制御装置30、41)を例に挙げて説明しているが、これに限定されるものではなく、タンク内の水位に基づいて給水制御を行う装置であれば、本発明と同様の効果を奏することができる。
また、上記実施例では、飲料供給装置として、湯供給装置を例に挙げて説明しているが、供給手段によって、飲料をタンク内に供給し、当該タンク内における水位の変化に基づき供給手段を制御するものであれば、上述したような湯を供給する湯供給装置に限定されない。
本発明を適用した湯供給装置の概略構成図である。 水位スイッチの構成図である。 電気回路図である。 電気ブロック図である。 他の実施例としての制御手段の電気回路図である。 他の実施例としての制御手段の電気回路図である。 給水制御装置の電気回路図である。
1 湯供給装置
2 湯タンク
3 湯ノズル
5 電気ヒータ
7 給水電磁弁
7A リレーコイル
7B 接点
9 抽出用ポンプ
11 フロートスイッチ(水位検出手段)
12 高水位検出スイッチ
13 低水位検出スイッチ
15 浮動体
16 開口(オーバーフロー用)
17 オーバーフローパイプ
18 オーバーフロー用温度センサ(オーバーフロー用温度検出手段)
18A 沸騰防止用バイメタルスイッチ
19 空焚き防止用バイメタルサーモスタット
20 湯温度センサ
21 コネクタ(フロートスイッチ側)
21A、21C 端子
21B コモン端子
21D 接続状態検出用端子
22 コネクタ(制御装置側)
26 コモン線
27 分岐線
30、41 制御装置
30A、30B、30C 接続状態検出用の入力ポート
31 コントロールパネル
40 手動電源スイッチ
42 フォトカプラ
43A 異常時給水停止リレー
45 基板
46 基板側コネクタ
50、52、53、55、56、58 抵抗
51、54、57 トランジスタ

Claims (2)

  1. 給水手段により供給される水を加熱手段により加熱することで湯を生成する湯タンクを備えた飲料供給装置において、
    前記湯タンク内の水位を検出する水位検出手段と、
    該水位検出手段の出力に基づき、前記湯タンク内の所定の高水位にて前記給水手段による給水を停止する制御手段と、
    前記高水位より高い位置における前記湯タンク内と外部とを連通するオーバーフローパイプと、
    該オーバーフローパイプの温度を検出するオーバーフロー用温度検出手段とを備え、
    前記制御手段は、前記温度検出手段が所定の高温度を検出した場合に、前記水位検出手段の出力に拘わらず、前記給水手段による給水を停止することを特徴とする飲料供給装置。
  2. 前記オーバーフロー用温度検出手段は、前記オーバーフローパイプから出る蒸気に晒される位置に設けられた沸騰防止用バイメタルであり、
    前記制御手段は、該沸騰防止用バイメタルが前記所定の高温度にて接点を開放することで前記加熱手段による加熱を停止し、且つ、前記給水手段による給水を停止することを特徴とする請求項1に記載の飲料供給装置
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