JP5197991B2 - 受信機器、コンテンツデータの転送方法 - Google Patents

受信機器、コンテンツデータの転送方法 Download PDF

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本発明は、放送波を受信する受信機器、およびコンテンツデータの転送方法
従来文献(特許文献1)には、録画再生装置が示されている。この従来文献に係る録画再生装置は、チューナにより受信された番組データをハードディスクおよび磁気テープに並行して録画し、録画終了後にハードディスクから番組データを削除する。この従来文献に係る録画再生装置の録画処理は、一つの装置内で行われる処理であり、ネットワークを介して接続される複数の機器間の処理ではない。
特開2002−230900号公報
近年、ホームネットワークが構築されるようになってきている。ホームネットワークは、Ethernet(登録商標)や無線LAN(Local Area Network)等のネットワークを介して家庭内のテレビや、HDDレコーダ(HDD:Hard Disk Driveを内蔵した映像記録装置)、DVDレコーダ(DVD:digital versatile diskに対するデジタルデータの記録機能を備えた映像記録装置)といった映像データと音声データの再生または記録機能を備えた装置を、例えばUPnP等の技術仕様にしたがい相互に接続したものである。
複数のAV機器がネットワークを介して接続されている場合には、当該ネットワークは安定的な通信環境を提供しないことがある。このため、放送を受信する受信機器からネットワークを介して蓄積機器にコンテンツデータを転送する場合には、コンテンツデータが転送途中で分断されてしまったり、コンテンツデータが消失してしまう、といった事態が発生し得る。特に、コンテンツデータが著作権保護されたものである場合には、分断されたり消失したコンテンツデータを修復することは困難である。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、ネットワーク接続された蓄積機器にコンテンツデータを確実に転送可能な受信機器およびコンテンツデータの転送方法を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明に係る受信機器は、放送波を受信して、著作権保護処理が施されたコンテンツデータを取得するチューナ部と、ネットワークを介して蓄積機器に接続されるネットワークインターフェース部と、チューナ部が取得するコンテンツデータを順次データ記憶部に記憶させるデータ記憶処理部と、チューナ部が取得するコンテンツデータを無効化した状態で前記ネットワークを介して前記蓄積機器に前記データ記憶部への記憶と並行して順次転送し、当該転送に失敗した場合に前記データ記憶部に記憶された転送に失敗した未転送のコンテンツデータを読み出して無効化した状態で前記蓄積機器に再転送する転送処理部と、を備え、前記転送処理部は、コンテンツデータを前記蓄積機器に転送し終えると、コンテンツデータの有効化を許可する有効化指令を前記蓄積機器に送信することを特徴とする。
本発明に係るコンテンツデータの転送方法は、放送波を受信して、著作権保護処理が施されたコンテンツデータを取得した受信機器が、取得したコンテンツデータをネットワークを介して蓄積機器に転送する方法であって、受信機器が放送波を受信することにより取得したコンテンツデータを順次データ記憶部に記憶させ、受信機器が放送波を受信することにより取得したコンテンツデータを無効化した状態でネットワークを介して蓄積機器にデータ記憶部への記憶と並行して順次転送し、当該転送に失敗した場合に前記データ記憶部に記憶された転送に失敗した未転送のコンテンツデータを読み出して無効化した状態で前記蓄積機器に再転送し、コンテンツデータを前記蓄積機器に転送し終えると、コンテンツデータの有効化を許可する有効化指令を前記蓄積機器に送信するコンテンツデータの転送方法である。
本発明によれば、ネットワーク接続された蓄積機器にコンテンツデータを確実に転送可能な受信機器およびコンテンツデータの転送方法を提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には、同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
図1は、本発明の実施形態に係るホームネットワーク1を示す。ホームネットワーク1は、Ethernet(登録商標)や無線LANなどのネットワークにより構成されている。ホームネットワーク1は、テレビジョン放送を受信するための受信機器3として、放送受信装置10および一時記憶装置20を備えている。また、ホームネットワーク1は、コンテンツデータを蓄積するための蓄積機器5として、コンテンツ蓄積装置30を備えている。放送受信装置10およびコンテンツ蓄積装置30は、ネットワーク7を介して互いに接続されている。一方、放送受信装置10および一時記憶装置20は、安定した通信環境を提供する専用の接続線24を介して互いに接続されている。
放送受信装置10は、地上波放送、BS(Broadcasting Satellite)放送、CS(Communication Satellite)放送などの放送波を受信して当該放送波からコンテンツデータ(番組データ)を抽出して取得するチューナ部12と、コンテンツデータをネットワークを介して他の機器に転送する転送処理部14と、放送受信装置10をネットワーク7に接続するネットワークインターフェース部16と、を有している。一時記憶装置20は、ハードディスクやDVD(DigitalVersatile Disc)などの記憶媒体を含むデータ記憶部22を有している。データ記憶部22は、この記憶媒体にデジタルデータを書き込む機能、および、この記憶媒体からデジタルデータを読み出す機能を有している。なお、本実施形態では、放送受信装置10の外部にデータ記憶部22が設けられたが、他の実施形態では、放送受信装置10の内部にデータ記憶部22が設けられてもよい。
コンテンツ蓄積装置30は、ハードディスクやDVD(Digital Versatile Disk)などの記憶媒体を含むデータ蓄積部32を有している。データ蓄積部32は、この記憶媒体にデジタルデータを書き込機能、および、この記憶媒体からデジタルデータを読み出す機能を有している。また、コンテンツ蓄積装置30は、放送受信装置10から転送されて来るコンテンツデータを受信する転送受信部34と、放送受信装置10をネットワーク7に接続するネットワークインターフェース部36と、を有している。転送受信部34は、放送受信装置10から転送されて来るコンテンツデータをネットワーク7を介して取り込むと、データ蓄積部32に記憶する。データ蓄積部32には、多数のコンテンツデータが記憶されて蓄積される。
本実施形態において、放送受信装置10からコンテンツ蓄積装置30に転送されるコンテンツデータは、DTCP(Digital Transmission Content Protection)などの著作権保護処理が施されているものを含んでいる。コンテンツデータに著作権保護処理が施されることにより、コンテンツデータの不正コピーが防止されている。すなわち、コンテンツデータに著作権保護処理が施されている場合には、複数のコンテンツデータを有効化された状態で保存することができず、1つのコンテンツデータのみを有効化された状態で保存することが可能となる。
次に、図2を参照して、放送受信装置10によるコンテンツデータの転送処理について説明する。コンテンツデータの転送処理は、放送受信装置10がデータ転送プログラムを実行することにより実現される。
放送受信装置10のチューナ部12は、テレビジョン放送の放送波を受信して、放送波からコンテンツデータ抽出して取り込み始める(S201)。これと同時に、放送受信装置10は、取り込んだコンテンツデータを、一時記憶装置20のデータ記憶部22にリアルタイムに記憶し始める(S202、図4参照)。なお、コンテンツデータは、著作権保護機能により無効化された状態(言い換えれば、そのままでは再生できない状態)で一時記憶装置20のデータ記憶部22に記憶される。
次に、転送処理部14は、コンテンツ蓄積装置30にコンテンツデータを転送できる状況にあるか否かを確認する(S203)。ここで、コンテンツデータを転送できない状況とは、例えば、(1)コンテンツ蓄積装置30がネットワークに接続されていない場合、(2)コンテンツ蓄積装置30がデータ処理中でありビジー状態である場合、(3)ネットワークが他の機器間のデータ転送のために用いられている場合などである。転送処理部14は、コンテンツ蓄積装置30にコンテンツデータを転送できる状況にある場合には、ステップ204の処理に進む。一方、転送処理部14は、コンテンツ蓄積装置30にコンテンツデータを転送できる状況にない場合には、ステップ203の判定処理を繰り返し、コンテンツ蓄積装置30にコンテンツデータを転送できる状況となるまで待機する。
ステップ203からステップ204に進んだ場合には、転送処理部14はコンテンツデータのリアルタイムな転送を開始する(S204)。放送受信装置10は、ネットワーク7を介してコンテンツ蓄積装置30にコンテンツデータD1を順次転送すると共に、専用線24を介して一時記憶装置20にコンテンツデータD2を順次転送し、一時記憶装置20のデータ記憶部22にコンテンツデータを記憶する(図4参照)。本実施形態では、放送受信装置10がコンテンツデータの受信とコンテンツデータの転送を同時に行っているため、コンテンツデータの受信が完了してからコンテンツデータを転送する場合と比較して、コンテンツデータの転送手順を単純化することができると共に、コンテンツデータの転送に要する時間を飛躍的に短くすることができる。
その後、転送処理部14は、コンテンツデータのコンテンツ蓄積装置30への転送が終了したか否かを判定する(S205)。転送処理部14は、コンテンツデータの転送が終了したことを判定した場合には、ステップ206の処理に進む。一方、転送処理部14は、コンテンツデータの転送が終了していないことを判定した場合には、ステップ205の判定処理を繰り返し、コンテンツデータの転送が終了するコンテンツデータを転送し続ける。
ステップ205からステップ206に進んだ場合には、転送処理部14は、予め設定された時間の間に、転送先であるコンテンツ蓄積装置30から転送完了情報S1(図5参照)を受け付けたか否かを判定する(S206)。転送処理部14は、転送完了情報を受け付けたことを判定した場合には、ステップ207の処理に進む。一方、転送処理部14は、転送完了情報を受け付けないことを判定した場合には、ステップ209の処理に進む。
ステップ206からステップ207に進んだ場合には、転送処理部14は、コンテンツデータを削除するための削除指令S2(図5参照)を、専用線24を介して一時記憶装置20に送信する(S207)。一時記憶装置20は、放送受信装置10からの削除指令を受け付けると、データ記憶部22に記憶されたコンテンツデータを削除する。その後、転送処理部14は、コンテンツデータの有効化を許可するか否かを示す有効化指令を、ネットワークを介してコンテンツ蓄積装置30に送信する(S208)。転送処理部14は、通常はコンテンツデータの有効化を許可する有効化指令を送信するのであるが、例えば放送受信装置10に不具合がある場合にはコンテンツデータの有効化を許可しない有効化指令を送信する。コンテンツ蓄積装置30は、放送受信装置10からの有効化指令を受け付けると、有効化が許可されている場合にはコンテンツデータを有効化し、有効化が許可されていない場合にはコンテンツデータを削除する。
ステップ206からステップ209に進んだ場合には、転送処理部14は、放送受信装置10からコンテンツ蓄積装置30へのデータ転送にエラーが発生したか否かを判定する(S209、図6参照)。より具体的には、転送処理部14は、コンテンツデータが転送途中で分断されてしまったり、コンテンツデータが消失してしまう、といった事態が発生したか否かを判定する。データ転送のエラーの有無は、放送受信装置10とコンテンツ蓄積装置30との間のやり取りにより検出することができる。転送処理部14は、データ転送にエラーが発生していないことを判定した場合には、ステップ210の処理に進む。一方、転送処理部14は、データ転送にエラーが発生していることを判定した場合には、ステップ211の処理に進む。
ステップ209からステップ210に進んだ場合には、転送処理部14は、ユーザによるデータ転送のキャンセルが発生したか否かを判定する(S210)。ここで、転送処理部14は、データ転送のキャンセルが発生したことを判定した場合には、ステップ212の処理に進む。一方、転送処理部14は、データ転送のキャンセルが発生していないことを判定した場合には、ステップ211の処理に進む。
ステップ209からステップ211に進んだ場合、または、ステップ210からステップ211に進んだ場合には、転送処理部14は、直ちにデータ転送を再度行うべき状況か否かを判定する(S211)。直ちにデータ転送を再度行うべき状況とは、放送受信装置10がコンテンツ蓄積装置30から未転送のコンテンツデータの再送を直ちに要求する再送要求情報を受信した状況である。転送処理部14は、直ちにデータ転送を再度行うべき状況であることを判定した場合には、ステップ203の処理に戻り、コンテンツデータの転送を再度実行する。ここでは、転送処理部14は、一時記憶装置20に記憶されたコンテンツデータD2をコンテンツ蓄積装置30に転送する(図7参照)。これにより、転送処理部14は、コンテンツデータの転送エラーを回復することができる。
一方、転送処理部14は、直ちにデータ転送を再度行うべき状況でないことを判定した場合には、ステップ212の処理に進む。直ちにデータ転送を再度行うべきでない状況とは、放送受信装置10がコンテンツ蓄積装置30から未転送のコンテンツデータの再送を行うべき時刻(例えば深夜などの機器が使用されない時刻)を設定する再送時刻情報を受信した状況などである。なお、転送処理部14は、再送時刻情報を受信した場合には、再送時刻情報により設定された時間になると、未転送のコンテンツデータの転送を再度実行する。
ステップ210からステップ212に進んだ場合、または、ステップ211からステップ212に進んだ場合には、転送処理部14は、一時記憶装置20のコンテンツデータを削除すべき状況か否かを判定する(S212)。ここで、転送処理部14は、通常はコンテンツデータを削除すべき状況であることを判定するのであるが、再送時刻情報を受信している場合にはコンテンツデータを削除すべき状況でないことを判定する。転送処理部14は、一時記憶装置20のコンテンツデータを削除すべき状況であることを判定した場合には、一時記憶装置20に記憶されたコンテンツデータを削除する(S213)。一方、転送処理部14は、一時記憶装置20のコンテンツデータを削除すべき状況でないことを判定した場合には、一時記憶装置20に記憶されたコンテンツデータを削除することなく、処理を終了する。
次に、図3を参照して、コンテンツ蓄積装置30によるコンテンツデータの蓄積処理について説明する。コンテンツデータの蓄積処理は、コンテンツ蓄積装置30がデータ蓄積プログラムを実行することにより実現される。
転送受信部34は、放送受信装置10からコンテンツデータD1が転送されて来ると、コンテンツデータD1を受信し始める(S301、図4参照)。転送受信部34は、受信したコンテンツデータを、著作権保護機能により無効化された状態で記憶する(S302)。
次に、転送受信部34は、コンテンツデータの受信が完了したか否かを判定する(S303)。ここで、転送受信部34は、コンテンツデータの受信が完了したことを判定した場合には、ステップ304の処理に進んで、転送元である放送受信装置10に転送完了情報S1を送信する(S304、図5参照)。一方、転送受信部34は、コンテンツデータの受信が完了していないことを判定した場合には、ステップ308の処理に進む。
ステップ304の処理の次に、転送受信部34は、コンテンツデータの有効化を許可するか否かを示す有効化指令を、放送受信装置10から受信したか否かを判定する(S305)。ここで、転送受信部34は、有効化指令を放送受信装置10から受信した場合には、ステップ306の処理に進む。一方、転送受信部34は、有効化指令を放送受信装置10から受信しない場合には、ステップ305の処理を繰り返して、有効化指令を受信するまで待機する。
ステップ305からステップ306に進んだ場合には、転送受信部34は、放送受信装置10からの有効化指令を参照して、コンテンツデータの有効化が許可されたか否かを判定する(S306)。ここで、転送受信部34は、コンテンツデータの有効化が許可されたことを判定した場合には、ステップ307の処理に進む。一方、転送受信部34は、コンテンツデータの有効化が許可されていないことを判定した場合には、ステップ309の処理に進む。
ステップ306からステップ307に進んだ場合には、転送受信部34は、データ蓄積部32に記憶されたコンテンツデータを有効化(言い換えれば、再生可能な状態)する。これにより、データ蓄積部32に記憶されたコンテンツデータが、ネットワーク接続されたコンテンツ再生機器により再生可能な状態となる(S307)。
ステップ303からステップ308に進んだ場合には、転送受信部34は、放送受信装置10からコンテンツ蓄積装置30へのデータ転送にエラーであって、コンテンツデータの転送を継続不能なエラーが発生したか否かを判定する。より具体的には、転送受信部34は、コンテンツデータが転送途中で分断されてしまったり、コンテンツデータが消失してしまう、といった事態が発生したか否かを判定する。ここで、転送受信部34は、データ転送を継続不能なエラーが発生したことを判定した場合には、ステップ309の処理に進む。一方、転送受信部34は、データ転送を継続不能なエラーが発生していないことを判定した場合には、ステップ301の処理に戻って、未転送のコンテンツデータの再送を要求する再送要求情報(または、未転送のコンテンツデータの再送を行うべき時刻を設定する再送時刻情報)を放送受信装置10に送信する。放送受信装置10は再送要求情報に応じて未転送のコンテンツデータD2を一時記憶装置20から取り出して送信し、転送受信部34は放送受信装置10からのコンテンツデータを受信する(図7参照)。
ステップ306からステップ309に進んだ場合、または、ステップ308からステップ309に進んだ場合には、転送受信部34は、データ蓄積部32に記憶されているコンテンツデータを全て削除する(S309)。
上記に説明した本実施形態のコンテンツデータの転送方法によれば、放送受信装置10からコンテンツ蓄積装置30へのコンテンツデータの転送と同時に、一時記憶装置20にコンテンツデータが記憶されるため、コンテンツデータの転送の失敗に対処することができる。すなわち、放送受信装置10からコンテンツ蓄積装置30へのコンテンツデータの転送が失敗した場合に、一時記憶装置20に記憶されたコンテンツデータをコンテンツ蓄積装置30に再度転送することで、コンテンツ蓄積装置30にコンテンツデータを確実に転送することができる。このようなコンテンツデータの転送方法は、複数機器により共用されるため通信環境が不安定なネットワーク7を介してデータ転送する場合において顕著に有効である。
特に、本実施形態のコンテンツデータの転送方法によれば、著作権保護処理が施されたコンテンツデータであっても、コンテンツ蓄積装置30にコンテンツデータを確実に転送することができる。すなわち、一時記憶装置20およびコンテンツ蓄積装置30は、コンテンツデータの転送途中ではコンテンツデータを無効化された状態で保存する。そして、コンテンツデータの転送が途中で失敗した場合には、一時記憶装置20に記憶された未転送のコンテンツデータを再度転送する。コンテンツデータの転送が完了すると、一時記憶装置20のコンテンツデータを削除すると共に、コンテンツ蓄積装置30のコンテンツデータを有効化する。このようなコンテンツデータの転送方法により、コンテンツデータの転送が途中で失敗した場合でも、コンテンツデータが分断したり消失した状態から回復することができる。
上述した実施形態において、転送処理部14は、全てのコンテンツデータを一度にまとめて転送してもよいし、コンテンツデータを複数の分割データに分割して、コンテンツデータの分割データを複数回に分けて転送してもよい。全てのコンテンツデータを一度に転送する場合には、コンテンツデータの転送に失敗すると、コンテンツ蓄積装置30が蓄積途中のコンテンツデータを破棄すると共に、転送処理部14が全てのコンテンツデータを再度転送する。また、分割されたコンテンツデータを複数回に分けて転送する場合には、コンテンツデータの転送に失敗すると、コンテンツ蓄積装置30は、転送に失敗した分割データを破棄すると共に、転送処理部14は、転送に失敗した分割データのみを再度転送する。
なお、転送処理部14は、一時記憶装置20をバッファとして利用して、コンテンツデータを転送してもよい。すなわち、転送処理部14は、放送波からコンテンツデータを取得すると、取得されたコンテンツデータを一時記憶装置20のデータ記憶部22に記憶する。そして、転送処理部14は、一時記憶装置20のデータ記憶部22に記憶されたコンテンツデータを複数の分割データに分割して、コンテンツデータの分割データをチューナ部12により受信された順序に従ってコンテンツ蓄積装置30に転送する。これにより、コンテンツ蓄積装置30は、チューナ部12により受信された順序でコンテンツデータを取り込むことができる。
また、一時記憶装置20をバッファとして利用した場合に、転送処理部14は、ネットワーク7により許容される転送レートで、分割されたコンテンツデータをコンテンツ蓄積装置30に転送する。これにより、ネットワークにより許容される転送レートが低く、コンテンツデータをリアルタイムに転送することが出来ない場合でも、コンテンツデータを確実に転送することができる。また、ネットワークにより許容される転送レートが高く、コンテンツデータをリアルタイムに転送するのに十分過ぎる場合でも、コンテンツデータを分割して転送することで、ネットワークを専有する時間を短くすることができる。
また、一時記憶装置20をバッファとして利用した場合に、転送処理部14は、分割されたコンテンツデータをコンテンツ蓄積装置30に転送するごとに、その分割されたコンテンツデータの転送が失敗していないか否かを確認し、データ転送に失敗した場合にはその分割されたコンテンツデータの転送を再度行えばよい。これにより、コンテンツ蓄積装置30は、コンテンツデータを順序に従って確実に取り込むことができるので、分割されたコンテンツデータを良好に結合することができる。
(変形例1)
次に、上述した実施形態の第1変形例について説明する。図8を参照して、第1変形例に係るコンテンツデータの転送処理について説明する。なお。図8において、図2と同一内容の処理には、同一符号を付している。図8において、図2と異なる処理は、ステップ202A、ステップ204Aおよびステップ204Bである。
ステップ202Aにおいて、転送処理部14は、放送波から抽出されたコンテンツデータのデータ形式を変換すると共に、当該変換後のコンテンツデータを一時記憶装置20に記憶し始める(S202A)。ここで、コンテンツデータのデータ形式の変換処理とは、コンテンツデータにビットレート変換やコーデック変換などを施す処理であり、例えば、MPEG2‐TS形式のコンテンツデータをMPEG2‐PS形式やMPEG4形式のコンテンツデータに変換する処理である。
ステップ204Aおよびステップ204Bにおいて、転送処理部14は、放送波から抽出されたコンテンツデータのデータ形式を変換すると共に、当該変換後のコンテンツデータをコンテンツ蓄積装置30にリアルタイムに転送し始める(S204A,S204B)。ここで、コンテンツデータのデータ形式の変換処理とは、ステップ202Aにおけるデータ形式の変換処理と同じである。このようにコンテンツデータのデータ形式を変換することにより、コンテンツデータをコンテンツ蓄積装置30における蓄積に適したデータ形式としたり、コンテンツデータのデータ量を減らしてコンテンツデータの転送処理を容易にすることができる。
なお、図9に示されるように、コンテンツデータの転送処理に失敗した場合には、転送処理部14は一時記憶装置20に記憶されたコンテンツデータをコンテンツ蓄積装置30に再度転送する。一時記憶装置20に記憶されたコンテンツデータをコンテンツ蓄積装置30に再度転送することで、コンテンツ蓄積装置30にコンテンツデータを確実に転送することができる。なお、一時記憶装置20のコンテンツデータのデータ形式は既に変換済みであるため、転送処理部14はコンテンツデータのデータ形式を変換することなく、そのままコンテンツ蓄積装置30に転送することができる。
(変形例2)
次に上述した実施形態の第2変形例について説明する。図10を参照して、第2変形例に係るコンテンツデータの転送処理について説明する。第2変形例のホームネットワークでは、一組の放送受信装置10Aおよび一時記憶装置20Aの他に、別の組の放送受信装置10Bおよび一時記憶装置20Bが設けられている。各組の放送受信装置10A,10Bおよび一時記憶装置20A,20Bは、上述した実施形態と同じものである。放送受信装置10A,10Bの各々は、テレビジョン放送の放送波を受信してコンテンツデータを抽出すると、ネットワーク7を介してコンテンツデータをコンテンツ蓄積装置30に転送する。このようなホームネットワークの構成により、コンテンツデータを1つのコンテンツ蓄積装置30に集約することができる。なお、コンテンツ蓄積装置30にネットワーク7を介して接続される放送受信装置は、3つ以上であってもよい。
本実施形態のホームネットワークを示すブロック図である。 コンテンツデータの転送処理を示すフローチャートである。 コンテンツデータの蓄積処理を示すフローチャートである。 コンテンツデータの転送処理を説明するための第1図である。 コンテンツデータの転送処理を説明するための第2図である。 コンテンツデータの転送処理を説明するための第3図である。 コンテンツデータの転送処理を説明するための第4図である。 第1変形例に係るコンテンツデータの転送処理を示すフローチャートである。 第1変形例に係るコンテンツデータの転送処理を説明するための図である。 第2変形例に係るホームネットワークを示すブロック図である。
符号の説明
1…ホームネットワーク、3…受信機器、5…蓄積機器、7…ネットワーク、10…放送受信装置、12…チューナ部、14…転送処理部、16…ネットワークインターフェース部、20…一時記憶装置、22…データ記憶部、24…専用線、30…コンテンツ蓄積装置、32…データ蓄積部、34…転送受信部、36…ネットワークインターフェース部。

Claims (14)

  1. 放送波を受信して、著作権保護処理が施されたコンテンツデータを取得するチューナ部と、
    ネットワークを介して蓄積機器に接続されるネットワークインターフェース部と、
    前記チューナ部が取得するコンテンツデータを順次データ記憶部に記憶させるデータ記憶処理部と、
    前記チューナ部が取得するコンテンツデータを無効化した状態で前記ネットワークを介して前記蓄積機器に前記データ記憶部への記憶と並行して順次転送し、当該転送に失敗した場合に前記データ記憶部に記憶された転送に失敗した未転送のコンテンツデータを読み出して無効化した状態で前記蓄積機器に再転送する転送処理部と、
    を備え、
    前記転送処理部は、コンテンツデータを前記蓄積機器に転送し終えると、コンテンツデータの有効化を許可する有効化指令を前記蓄積機器に送信することを特徴とする受信機器。
  2. 前記データ記憶処理部は、前記チューナ部が取得するコンテンツデータを無効化した状態で、順次、前記データ記憶部に記憶させることを特徴とする請求項1に記載の受信機器。
  3. 前記転送処理部は、コンテンツデータを前記蓄積機器に転送し終えると、前記データ記憶部に記憶されたコンテンツデータを削除することを特徴とする請求項1又は2に記載の受信機器。
  4. 前記転送処理部は、コンテンツデータを複数の分割データに分割して前記蓄積機器に転送し、当該転送に失敗した場合に、転送に失敗した未転送の分割データを前記蓄積機器に再転送することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の受信機器。
  5. 前記転送処理部は、前記データ記憶部に記憶されたコンテンツデータを、前記チューナ部により受信された順序に従って前記蓄積機器に転送することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の受信機器。
  6. 前記転送処理部は、前記蓄積機器へのコンテンツデータの転送が可能であるか否かを判定し、コンテンツデータの転送が可能である場合に、コンテンツデータを前記蓄積機器に転送することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の受信機器。
  7. 前記転送処理部は、前記再転送を予め設定された時刻に行うことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の受信機器。
  8. 前記転送処理部は、前記チューナ部により取得されたコンテンツデータのデータ形式を変換してから、当該データ形式が変換されたコンテンツデータを前記蓄積機器に転送することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の受信機器。
  9. 前記データ記憶部は、前記チューナ部により取得されたコンテンツデータのデータ形式が変換されたデータを記憶することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の受信機器。
  10. コンテンツデータのデータ形式の変換は、ビットレート変換であることを特徴とする請求項又はに記載の受信機器。
  11. コンテンツデータのデータ形式の変換は、符号化方式の変換であることを特徴とする請求項又はに記載の受信機器。
  12. 放送波を受信して、著作権保護処理が施されたコンテンツデータを取得した受信機器が、取得したコンテンツデータをネットワークを介して蓄積機器に転送する方法であって、
    前記受信機器が放送波を受信することにより取得したコンテンツデータを順次データ記憶部に記憶させ、
    前記受信機器が放送波を受信することにより取得したコンテンツデータを無効化した状態で前記ネットワークを介して前記蓄積機器に前記データ記憶部への記憶と並行して順次転送し、当該転送に失敗した場合に前記データ記憶部に記憶された転送に失敗した未転送のコンテンツデータを読み出して無効化した状態で前記蓄積機器に再転送し、
    コンテンツデータを前記蓄積機器に転送し終えると、コンテンツデータの有効化を許可する有効化指令を前記蓄積機器に送信するコンテンツデータの転送方法。
  13. 前記受信機器が放送波を受信することにより取得したコンテンツデータを無効化した状態で、順次、前記データ記憶部に記憶させることを特徴とする請求項12に記載のコンテンツデータの転送方法。
  14. コンテンツデータを前記蓄積機器に転送し終えると、前記データ記憶部に記憶されたコンテンツデータを削除することを特徴とする請求項12又は13に記載のコンテンツデータの転送方法。
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