JP5197819B2 - 分配器並びに冷凍サイクル装置 - Google Patents

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Description

この発明は、例えばエジェクタを搭載した冷凍サイクル装置に用いられ、複数の伝熱管で構成された熱交換器が蒸発器として機能するときの入口側および熱交換器が凝縮器として機能するときの出口側(即ち、液冷媒側)に設けられ、伝熱管を流れる冷媒を均等に分配する分配器並びにこの分配器を備えた冷凍サイクル装置に関するものである。
一般に、エジェクタを搭載した冷凍サイクルでは、減圧過程における膨張動力をエジェクタにより回収することで冷凍サイクルの高効率化を図ることができる。
エジェクタはノズル、混合部、ディフューザーで構成される。高圧冷媒はエジェクタへ流入したのち、エジェクタのノズル部で減圧され、混合部とディフューザーで昇圧される。このノズル部とディフューザーの昇圧効果を利用して、冷媒を吸引する。このエジェクタの吸引流量は、エジェクタでの昇圧量とエジェクタ出口とエジェクタ吸引までの冷媒の圧力損失と関係し、冷媒の圧力損失に比例してエジェクタの吸引流量は減少する。つまり、昇圧量が100kPaのエジェクタの場合、エジェクタ出口とエジェクタ吸引までの圧力損失を100kPa以下にする必要がある。また、この圧力損失が100kPaよりも0kPaに近づけるほどエジェクタの吸引流用は増大する。つまり、エジェクタを搭載する冷凍サイクルにおいて、圧力損失を低減させることは性能向上を図るための課題となる。
一方、複数本の伝熱管で構成される熱交換器には、熱交換器が蒸発器として機能するときの蒸発器入口側の伝熱管に、伝熱管よりも細い管径で構成される冷媒分配器(ディストリビューター)が接続され、このディストリビューターで生じる流動損失を熱交換器で生じる圧力損失より大きくすることで冷媒の均等分配を図っている。しかし、この様な形態の冷媒分配器をエジェクタ冷凍サイクルに直接適用すると圧力損失が増大し、エジェクタの吸引流量の低下要因となり、結果、冷凍サイクルの性能が悪化する。
従来の冷凍サイクル装置ではヘッダ型分配器と言われる分配器形態の一種で、複数の分岐管の端面が切り欠けられた分岐管を長手方向が略鉛直方向になるように設けられた鉛直管に複数挿入し、端面が切り欠かれて形成される開口の冷媒通流方向に対する投影面積を段階的又は連続的に異ならせて配置することで、分岐管に流れる冷媒分配量の均一化を図る技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
また、別の従来の冷凍サイクル装置では分配器内に取り付けたオリフィスを取り外し、気液二相における液冷媒の偏流を抑制するため、分配器内に液管と蒸気管を取り付け、液冷媒のみが蒸発器に流れる構造にすることで、冷媒分配量の均一化を図る技術が知られている(例えば、特許文献2を参照)。
特開2007−139231号公報(第5頁〜第7頁、図2、図5〜図6、図8〜図9) 特開2008−196762号公報(第10頁〜13頁、図1〜3)
しかしながら、例えば、特許文献1に示す従来の冷凍サイクル装置では、熱交換器が蒸発器として機能するとき、分配器を蒸発器入口側に取り付けた場合、分配器入口で冷媒が液単相で流入するため、鉛直管に取り付けた分岐管の最上段側と最下段側で水頭圧差(液ヘッド差)が生じ、液冷媒は下段側の分岐管に流れやすく、上段側に流れにくくなり、冷媒分配に偏流が生じる。
また、特許文献2に示す従来の冷凍サイクル装置では、冷媒分配器は、蒸発器として機能する熱交換器を対象とした分配器であるが、この場合においても熱交換器を垂直設置した場合には、上段側と下段側のヘッド差による分配不良を解決することは難しい。
また、特許文献1、2に示される従来例において、冷房運転と暖房運転の両運転モードで運転可能なエジェクタ冷凍サイクルでは、室内熱交換器は冷房運転では蒸発器として機能し、暖房運転では凝縮器として機能する。また、室外熱交換器は冷房運転では凝縮器として機能し、暖房運転では蒸発器として機能する。したがって、分配器は室内および室外熱交換器の両熱交換器に取り付ける必要である。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、空調機、冷凍機、給湯器などを対象とする冷凍サイクル装置において、室外熱交換器および室内熱交換器を構成する複数の伝熱管に対して冷媒流量を均一に分配させる分配器並びにこの分配器を備えた冷凍サイクル装置を提供することを主な目的としている。また、冷房運転、暖房運転ならびに除霜運転時のいずれに対しても上記冷媒流量の均一分配が実現できることを目的とする。
この発明に係る分配器は、冷凍サイクル装置の一部を構成し複数の伝熱管を有する熱交換器の一端側に、長手方向が略鉛直方向になるように設けられ、冷媒が流入する鉛直管と、前記鉛直管に上下方向に並べて略水平に接続され前記複数の伝熱管に対応して設けられた複数の分岐管と、前記複数の分岐管毎に当該分岐管と前記熱交換器との間に設けられ、第一キャピラリーチューブ及び第一流路制御弁を有する複数の第一流量制御ユニットと、前記複数の分岐管毎に前記第一流量制御ユニットと並列に設けられ、第二キャピラリーチューブ及び第二流路制御弁を有する複数の第二流量制御ユニットとを備えたものである。
この発明によれば、冷房運転と暖房運転および除霜運転において、分配器における冷媒の圧力損失を増加させることなく熱交換器を構成する伝熱管に冷媒を均等に分配でき、冷凍サイクルの性能向上を図ることができる。
本発明の実施の形態1における冷凍サイクル装置の構成を示す図である。 本発明の実施の形態1における冷凍サイクル装置の別の構成を示す図である。 従来のヘッダ分配方式の分配器を搭載した熱交換機の構成を示す図である。 従来のヘッダの部分断面図である。 従来のヘッダ型分配器を蒸発器の冷媒流入側に取り付けたときの伝熱管の流れ方向の温度分布を示す図である。 従来構造のヘッダを有する除霜運転時における室外熱交換器の伝熱管温度の時系列データである。 本発明の実施の形態1における分配器及び分配器間の構成を示す系統図である。 本発明の実施の形態1における制御系の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1において熱交換器が蒸発器として機能するときの制御部81による冷媒流量制御のフローチャートである。 本発明の実施の形態1において熱交換器が凝縮器として機能するときの制御部81による冷媒流量制御のフローチャートである。 本発明の実施の形態2における分配器及び分配器間の構成を示す系統図である。 本発明の実施の形態2における分配器の蒸発器用キャピラリーチューブ長さを決定する計算モデル図である。 本発明の実施の形態2における分配器の凝縮器用キャピラリーチューブの長さを表す図である。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1における冷凍サイクル装置の構成を示す図である。図1に示すように、冷凍サイクル装置は室外ユニット1と室内ユニット2から構成される。室外ユニット1と室外ユニット2は接続配管である蒸気管3、液管4で接続されて閉回路を形成し、冷媒が封入されている。
室外ユニット1には、圧縮機5、第一四方弁6、室外熱交換器11、第二四方弁8、エジェクタ9、気液分離機10が備えられている。
室内ユニット2には、室内熱交換器7が備えられている。また、図示は省略しているが、室外熱交換器11、室内熱交換器7には複数の伝熱管が並設され、室内熱交換器7と室外熱交換器11には、熱交換器が蒸発器として機能する場合の冷媒流入側に本発明の流量制御機能を備えた分配器が取り付けられ、熱交換器が凝縮器として機能する場合の冷媒流出側に本発明の流量制御機能が取り付けられ、もう一方には一般的なヘッダ分配器が取り付けられている。また、それぞれの室外熱交換器には送風機が備えられ、それぞれ室内外の空気との熱交換を促進、調整している。すなわち、この冷凍サイクル装置は、室内の冷房もしくは暖房を行う空気調和装置の一例である。
次に冷媒の流れについて説明する。
まず、暖房運転時の冷媒の流れについて説明する。
圧縮機5から吐出した高温高圧の蒸気冷媒は、第一四方弁6、蒸気管3を順次経由して室内熱交換器7へ流入し、室内に放熱して凝縮する。この凝縮によって生成された高圧液冷媒は液管4、第二四方弁8を順次通り、エジェクタ9に流入する。エジェクタ9では、エジェクタ9に流入した冷媒と室外熱交換器11で蒸気となった冷媒が混合する。エジェクタ9の下流側に設けた気液分離機10で気液二相状態の低圧冷媒は蒸気と液に分離され、蒸気冷媒は圧縮機5へ吸引され、液冷媒は第二四方弁、液管4を順次通り、室外側のヘッダで伝熱管に分配されて室外熱交換器11へ流入する。室外熱交換器11では外気から熱を吸収して蒸発し、蒸気となった各伝熱管内を流れる冷媒は下流のヘッダで集められた後、エジェクタ9に吸引される。
次に図1に示す冷凍サイクル装置における冷房運転時の冷媒の流れについて説明する。圧縮機5から吐出された高温高圧の蒸気冷媒は、第一四方弁6を経由して室外熱交換器11へ流入し、室外に放熱して凝縮する。この凝縮によって生成された高圧液冷媒は第二四方弁8を通り、エジェクタ9に流入する。エジェクタ9では、エジェクタ9に流入した冷媒と室内熱交換器7で蒸気となった冷媒が混合する。エジェクタ9の下流側に設けた気液分離機10で気液二相状態の低圧冷媒は蒸気と液に分離され、蒸気冷媒は圧縮機5へ吸引され、液冷媒は第二四方弁8、液管4を順次通り、室内側のヘッダで伝熱管に分配されて室内熱交換器7へ流入する。室内熱交換器7では室内の空気から熱を吸収して蒸発し、蒸気となった各伝熱管内を流れる冷媒は下流のヘッダで集められた後、エジェクタ9に吸引される。
図2は本発明の実施の形態1における冷凍サイクル装置の別の構成を示す図である。図2において、図1と同符号は同一または相当部分を示す。
図2に示す冷凍サイクル装置において、第二四方弁8と第二四方弁8の関連経路が削除され、代わりに圧力制御弁14と圧力制御弁14の関連経路が設けられている点以外は図1と同じである。
このように構成された本実施の形態1の冷凍サイクル装置における暖房運転時の冷媒の流れについて図2を用いて説明する。圧縮機5から吐出された高温高圧の蒸気冷媒は、第一四方弁6、蒸気管3を経由して室内熱交換器7へ流入し、室内に放熱して凝縮する。この高圧液冷媒は液管4を通り、室外ユニット1に流入する。暖房運転時、第一開閉弁12、第二開閉弁13を開放し、圧力制御弁14を閉止することで、高圧液冷媒はエジェクタ9に流入する。エジェクタ9では、エジェクタ9に流入した冷媒と室外熱交換器11で蒸気となった冷媒が混合する。エジェクタ9の下流側に設けた気液分離機10で気液二相状態の低圧冷媒は蒸気と液に分離され、蒸気冷媒は圧縮機5へ吸引され、液冷媒は第二開閉弁13を通り、室外熱交換器11で外部から熱を吸収して蒸発し、蒸気となった冷媒はエジェクタ9に吸引される。
次に図2に示す冷凍サイクル装置における冷媒の流れについて説明する。
まず、冷房運転時の冷媒の流れについて説明する。冷房運転時は第一開閉弁12と、第二開閉弁13を閉止させる。
圧縮機5から吐出された高温高圧の蒸気冷媒は、第一四方弁6を経由して室外熱交換器11へ流入し、室外に放熱して凝縮する。冷房運転時は第一開閉弁12と第二開閉弁13が閉止しているため、凝縮によって生成された高圧液冷媒は圧力制御弁14によって減圧され低圧冷媒となる。この低圧冷媒は液管4を通過し、室内側のヘッダで伝熱管に分配されて室内熱交換器7に流入する。室内熱交換器7では室内の空気から熱を吸収して蒸発する。蒸気となった各伝熱管内を流れる冷媒は下流のヘッダで集められた後、エジェクタ9の吸引部、気液分離器14を順次通過し、圧縮機5へ吸引される。
本実施の形態1において、空気調和機を本冷凍サイクル装置の一例として示したが、空調機に限らず、給湯器や冷凍機など冷凍サイクル装置でもよい。
次に、本発明の特徴である冷媒分配器の詳細について説明する。
図3は従来のヘッダ分配方式の分配器を搭載した熱交換機の構成を示す図であり、複数本の伝熱管21を略水平に高さ方向(上下方向)に積み重ねて構成させた熱交換器22の両端にヘッダ分配器23が取り付けられており、このヘッダ分配器23内で各伝熱管21に冷媒が分配される。
続いて、図4を参照して従来のヘッダ分配器を、熱交換器が蒸発器として機能するときの蒸発器入口側に取り付けた場合について説明する。ヘッダ分配器23は長手方向が略鉛直方向になるように設けられた鉛直管31と分岐管32で構成され、鉛直管31には2本以上の分岐管が略水平に取り付けられて、各分岐管は伝熱管に接続されている。鉛直管31から流入した冷媒は分岐管31a〜31hに分流されて伝熱管に流入する。
しかしながら、図4のヘッダ分配器では水頭圧により、鉛直管の流れ方向に沿ってρghの圧力差が生る。ρは冷媒密度、gは重力加速度、hは鉛直導入管入口から分岐管までの高さであり、分岐管までに液冷媒を持ち上げるためにはこの水頭圧差に相当する位置にエネルギを必要とする。このことから、エネルギ消費の小さい方向、すなわち、熱交換器の下段側の分岐管により多くの液冷媒が流れるため、伝熱管の冷媒流量に偏りが生じる。
次に従来のヘッダ分配器での分配特性について図を用いて説明する。図5は従来のヘッダ型分配器を熱交換器が蒸発器として機能する場合の冷媒流入側に取り付けたときの伝熱管の流れ方向の温度分布を示す図であり、伝熱管の入口、中間および出口の温度分布を示している。熱交換器の入口では伝熱管温度は一律であるが、熱交換器出口では伝熱管32hの温度が最も高く、下段側に行くほど伝熱管出口温度は低下し、32aが最も温度が低い。この温度分布の偏りは冷媒流量の偏りによるものであり、これは液ヘッド差に起因するものである。
さらに、除霜運転時での室外熱交換器の分配特性について図を用いて説明する。図6は従来のヘッダを有する除霜運転開始時からの伝熱管出口温度を時系列に示したデータであり、このとき熱交換器は凝縮器として機能する。熱交換器の最下段の伝熱管温度が他の伝熱管温度よりも温度上昇する時間が最も長い(遅れる)。つまり、これは凝縮した冷媒が伝熱管から円滑に排出されず、伝熱管に滞留していることを示す。
図7は本発明の実施の形態1における分配器及び分配器間の構成を示す系統図である。
本実施の形態1の分配器は図7に示すように、長手方向が略鉛直方向になるように設けられた鉛直管41に対して略水平に接続された分岐管42、流量制御弁43、伝熱管44が順次接続され、もう一方の伝熱管の端部は分岐管45と長手方向が略鉛直方向になるように設けられた鉛直管46が接続された構成である。図7では分岐管48を4本記載しているが、これは一例にすぎず、分岐管43の本数は何本でもよい。また、分岐管45には第一温度計測器47が、分岐管42には第二温度計測器が取り付けられている。
次に冷媒の流れを説明する。図7において、破線は熱交換器が凝縮器として機能した場合の冷媒の流れ方向を示し、実線は熱交換器が蒸発器として機能した場合の冷媒の流れ方向を示す。熱交換器が蒸発器として機能する場合、冷媒は鉛直管41から流入し、分岐管42で分流したのち流量制御弁43、伝熱管44、分岐管45を順次通り、鉛直管46で合流したのち流出する。熱交換器が凝縮器として機能する場合は、冷媒は鉛直管46から流入し、分岐管45で分流し、伝熱管44、流量制御弁43、分岐管42を通り、鉛直管41で合流し、流出する。
図8は本発明の実施の形態1における制御系の構成を示すブロック図である。図8に示すように制御系は、演算制御を行う制御部81と各種データ類を一時記憶するメモリ82と制御用プログラムや各種固定テーブル類を格納するROM83と、これらを接続し、これらの間でデータ信号や制御信号が相互に乗り合う入出力バス84と、弁の開度に応じて各分岐管を流れる冷媒の流量をそれぞれ制御する流量制御弁43(43a〜43d)と、制御部81からの指令に応じて流量制御弁43(43a〜43d)を駆動してその開度が指令通りになるように制御する流量制御弁駆動手段431(431a〜431d)と、分岐管45の入口側の温度を検知する第一温度計測器47及びこの第一温度計測器47の出力信号を制御部81(制御手段を構成する)が処理できるディジタル信号に変換する温度検出部471と、分岐管42の入口側の温度を検知する第二温度計測器48及びこの第二温度計測器48の出力信号を制御部81が処理できるディジタル信号に変換する温度検出部481と、を備えている。
次に、本実施の形態1における制御部81による分岐管の冷媒流量制御について説明する。
まず、熱交換器が蒸発器として機能する場合の分岐管の流量冷媒制御について説明する。
図9は本発明の実施の形態1において熱交換器が蒸発器として機能するときの制御部81による冷媒流量制御のフローチャートである。図9に示すように冷凍サイクルの運転開始時、制御部81は流量制御弁43をすべて開放状態にする(ステップS901)。運転を開始したのち第一温度計測器47での測定値がすべて同じならば、流量制御弁の開放度を保持する(ステップS902〜S903)。この測定温度に差がある場合、最も低い温度を測定した流路の流量制御弁を絞り冷媒の流量を減らす(ステップS902〜S904)。上記制御を測定温度が一定になるまで繰り返すことで冷媒の均等分配が可能となる。
次に、熱交換器が凝縮器として機能する場合の分配器の流量冷媒制御について説明する。
図10は本発明の実施の形態1において熱交換器が凝縮器として機能するときの制御部81による冷媒流量制御のフローチャートである。図10に示すように冷凍サイクルの運転開始時、制御部81は流量制御弁43をすべて開放状態にする(ステップS1001)。運転開始したのち第二温度計測器48の温度測定値がすべて同じならば、流量制御弁の開放度を保持する(ステップS1002〜S1003)。この温度に差がある場合、最も高い温度を測定した流路に接続する流量制御弁を絞り冷媒の流量を減らす(ステップS1002〜S1004)。上記制御を温度測定値が一定になるまで繰り返すことで冷媒の均等分配が可能となる。
また、上記実施の形態1において、第一温度計測器と第二温度計測器を最上段の分岐管と最下段の分岐管に1つずつ取り付け、これらの温度測定値より流量制御弁を制御してもよい。
この場合、熱交換器が蒸発器として機能する場合、制御部81は、最上段側の流量制御弁43dを開放状態に保ち、最上段から下段側に進むに連れて段階的に流量制御弁を絞るように各流量制御弁43d〜43aの駆動手段431d〜431aをそれぞれ制御する。
熱交換器が凝縮器として機能する場合、制御部81は、最下段側の流量制御弁43aを開放状態にし、最下段から上段側に進むに連れて段階的に流量制御弁を絞るように各流量制御弁43a〜43dの駆動手段431a〜431dをそれぞれ制御する。
実施の形態2.
次に本発明の実施の形態2を説明する。
図11は本発明の実施の形態2における分配器及び分配器間の構成を示す系統図である。
本実施の形態2の分配器は図11に示すように長手方向が略鉛直方向になるように設けられた鉛直管51と略水平方向に取り付けた4本の冷媒配管52a〜52d、との間に、熱交換器が蒸発器として機能する伝熱管の入口側に、水頭圧差による冷媒の均等分配不良を改善するための第一キャピラリーチューブ53a〜53dと、熱交換器が凝縮器として機能するときの熱交換器出口側に、液冷媒の滞留を改善するための第二のキャピラリーチューブ54a〜54dを設け、運転状態により流路を切り替えるための第一流路制御弁55a〜55dおよび第二流路制御弁56a〜56dを構成することで、冷媒流量を制御したものである。第一キャピラリーチューブ53a〜53dの長さは熱交換器最下段から上方へ進むに連れて段階的に短くなり、第二キャピラリーチューブ54a〜54dは熱交換器最下段から上方へ進むに連れて段階的に長くなる。分岐管52の本数は何本でもよく、分岐管52a〜52dの外管径は、気密性を確保するため鉛直管51よりも小さく設計する必要がある。
次に冷媒の流れを説明する。熱交換器が蒸発器として機能する場合、冷媒は鉛直管51を上昇し、分岐管52、第一キャピラリーチューブ53、流路制御弁55を順次通り、伝熱管57で冷媒は蒸発し、長手方向が略鉛直方向になるように設けられた鉛直管58で合流する。このとき第二キャピラリーチューブ54には逆流阻止用の第二流路制御弁56(逆止弁)が設けられているので流れない。
熱交換器が凝縮器として機能する場合、冷媒は鉛直管58を上昇した後で分岐し、伝熱管57a〜57dで凝縮した後、第二流路制御弁56、第二キャピラリーチューブ54、分岐管52を順次通り、鉛直管51で合流する。このとき第一キャピラリーチューブ53には逆流阻止用の第一流路制御弁55(逆止弁)が設けられているので流れない。
蒸発器の冷媒を流量制御に用いられる第一キャピラリーチューブの理想的な長さを決定する方法について図12の計算モデルを用いて説明する。熱交換器を蒸発器として使用する場合、点A-点Bi間(iは最下段からの分岐管番号)の圧力損失ΔPiは、
ΔPi=ρg(i-1)Δh+ΔPcapi
ρ:冷媒の液密度 [kg/m3]
g:重力加速度 [m/s2]
Δh:分岐管の略鉛直方向の間隔 [m]
ΔPcapi:第一キャピラリーチューブにおける圧力損失
であらわされる。さらに、第一キャピラリーチューブでの圧力損失ΔPcapiは単相流における圧力損失の式より、
ΔPcapi=λ・ρ・u2 ・Lcapi/(2・dcap)
λ:管摩擦係数 [-]
ρ:冷媒の液密度 [kg/m3]
u :第一キャピラリーチューブを流れる冷媒の平均速度 [m/s]
Lcapi:第一キャピラリーチューブの長さ
g:重力加速度 [m/s2]
dcap:キャピラリーチューブの内径 [m]
であらわせる。
第一キャピラリーチューブ長さLcapiは、ΔPi(i=1〜4)の値がすべて一致するように決める。したがって、第一キャピラリーチューブ長さLcapiは、
Lcapi=(ρg(N-i)Δh)/{λ・ρ・u2 /(2・dcap)}
但し、Nは最上段のパス番号
で表せる。このモデルでは分岐管の略鉛直方向に均等間隔としているが、この間隔が不均等の場合でも最下段の分岐管位置Aを原点とした略鉛直方向の距離を直接用いて求めてもよい。
このモデルにより算出される第一キャピラリーチューブの長さは、熱交換器の最下段の分岐管に取り付けられるものが最も長く、上段側程短くなる。最下段の伝熱管を流れる冷媒流量は、このキャピラリーチューブが流動抵抗となり、従来のヘッダ分配器の場合と比べて冷媒流量を抑制できる。また、熱交換器上段側にいくほどキャピラリーチューブの流動抵抗は低下するが、その一方で液ヘッドによる圧力損失が増大するため、その結果、液ヘッド差とキャピラリーチューブの圧力損失がバランスをとり、各伝熱管に冷媒を均等に分配できる。
このキャピラリーチューブは、熱交換器最下部と最上部の液ヘッド差に起因する冷媒の不均一分配を改善するために取り付けたものであり、キャピラリーチューブでの流動抵抗は従来のディストリビューター分配器でのそれよりも低いため、エジェクタ吸引流量を確保できる。
次に熱交換器を凝縮器として使用する場合の流量制御機能について説明する。
図13は、本発明の実施の形態2における分配器の凝縮器用キャピラリーチューブの長さを表す図である。図13に示すように熱交換器を凝縮器として使用する場合、熱交換器の下段側伝熱管に滞留する液冷媒の流れを円滑に排出させる必要がある。これは熱交換器下段側の流動抵抗を熱交換器最上段側の流路抵抗より小さくすることで冷媒流量を均等化でき、蒸発器として機能する場合と同様にキャピラリーチューブの長さで流量を制御できる。厳密には、凝縮器の流量制御を制御する第二キャピラリーチューブの長さは、蒸発器の流量制御に用いられる第一キャピラリーチューブ長さを決定する方法と同様にモデル化しても求められる。しかしながら、長さの異なるキャピラリーチューブを凝縮器用と蒸発器用とで複数準備すると、取り付け時に作業者の混乱を招き、また、熱交換機ユニット内に無駄なスペースが発生する。例えば、8本のキャピラリーチューブの長さがすべて異なるとすると、どれを第一キャピラリーチューブの2段目あるいは3段目にしてどれを第二キャピラリーチューブの2段目あるいは3段目とするか作業者は混乱してしまう。そこで、例えば、図13のように熱交換器最上段である4段目に取り付けた第一キャピラリーチューブLcap1と同じ寸法形状のキャピラリーチューブを第二キャピラリーチューブとして最下段(1段目)に取り付け、3段目を2段目に、2段目を3段目として取り付ける。これにより、熱交換器を凝縮器として使用する場合における熱交換器下段側伝熱管内の液冷媒を円滑に流せることができ、また、上記問題を回避できる。
上記本発明の実施の形態2は、本発明の実施の形態1における流量制御弁、温度計測器および流量制御弁の制御機能を除いたものであり、製作コストを削減できる。
以上のように、本発明の実施の形態1および実施の形態2によれば、室外熱交換器が蒸発器と機能した場合と凝縮器と機能した場合の両方において、熱交換器の伝熱管に冷媒を均等に分配でき、また、室内熱交換器も同様に蒸発器として機能した場合と凝縮器として機能した場合の両方において、熱交換器の伝熱管に冷媒を均等に分配できる。
また、均等分配を実現するうえでの流動損失は最小にしているため、分配器での圧力損失は小さく、エジェクタの吸引流量を確保でき、高効率な運転を行うことができる。
なお、以上の実施の形態では、エジェクタを含む冷凍サイクル装置について説明したが、エジェクタを含まない冷凍サイクル装置に適用することも可能である。
1:室外ユニット、2:室内ユニット、3:蒸気管、4:液管、5:圧縮機、6:第一四方弁、7:室内熱交換器、8:第二四方弁、9:エジェクタ、10:気液分離器、11:室外熱交換器、12:第一開閉弁、13:第二開閉弁、14:圧力制御弁、21、44、57:伝熱管、22、49、59:熱交換器、23:ヘッダ分配器、31、51、41、46、58:鉛直管、32、42、45、52:分岐管、43:流量制御弁、47:第一温度計測器、48:第二温度計測器、51 鉛直管、52、52a〜d 冷媒配管、53:第一キャピラリーチューブ、54:第二キャピラリーチューブ、55:第一流路制御弁、56:第二流路制御弁、59 熱交換器、60:第一流量制御ユニット、61:第二流量制御ユニット。

Claims (9)

  1. 冷凍サイクル装置の一部を構成し複数の伝熱管を有する熱交換器の一端側に、長手方向が略鉛直方向になるように設けられ、冷媒が流入する鉛直管と、
    前記鉛直管に上下方向に並べて略水平に接続され前記複数の伝熱管に対応して設けられた複数の分岐管と、
    前記複数の分岐管毎に当該分岐管と前記熱交換器との間に設けられ、第一キャピラリーチューブ及び第一流路制御弁を有する複数の第一流量制御ユニットと、
    前記複数の分岐管毎に前記第一流量制御ユニットと並列に設けられ、第二キャピラリーチューブ及び第二流路制御弁を有する複数の第二流量制御ユニットとを備えた
    ことを特徴とする分配器。
  2. 前記第一流路制御弁及び前記第二流路制御弁は、
    前記熱交換器が蒸発器として機能する場合には冷媒が前記第一流量制御ユニットを流れ、前記熱交換器が凝縮器として機能する場合には冷媒が前記第二流量制御ユニットを流れるように構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の分配器。
  3. 前記第一キャピラリーチューブの長さは前記熱交換器の最下段側の伝熱管で最長であり、
    前記熱交換器を構成する伝熱管の上段側に進むに連れて段階的に短くなることを特徴とする請求項2に記載の分配器。
  4. 前記第二キャピラリーチューブの長さは前記熱交換器の最下段側の伝熱管で最短であり、
    前記熱交換器を構成する伝熱管の上段側に向かって進むに連れて段階的に長くなることを特徴とする請求項2に記載の分配器。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の分配器を備えた熱交換器を有することを特徴とする冷凍サイクル装置。
  6. 圧縮機,第一の四方弁,凝縮器としての前記熱交換器,第二の四方弁,エジェクタ,気液分離器及び蒸発器としての前記熱交換器が順次配管で環状に接続され、
    前記エジェクタは前記凝縮器,前記第二の四方弁を順次流れた冷媒が流入する第一の入口と前記蒸発器からの冷媒が流入する第二の入口を備え、
    前記エジェクタの出口と前記気液分離器が接続され、
    前記気液分離器には蒸気冷媒が流出する第一の出口と液冷媒が流出する第二の出口を備え、
    前記気液分離器の第一の出口と前記圧縮機が接続され、
    前記気液分離器の第二の出口と前記蒸発器の入口側が接続され、
    前記蒸発器の出口側と前記エジェクタの第二の入口とが接続されたことを特徴とする請求項5に記載の冷凍サイクル装置。
  7. 前記第一の四方弁と前記第二の四方弁の流路を切り替えることで冷房運転と暖房運転を行うことを特徴とする請求項6に記載の冷凍サイクル装置。
  8. 圧縮機,四方弁,凝縮器としての前記熱交換器,第一の開閉弁,エジェクタ,気液分離器,第二の開閉弁及び蒸発器としての前記熱交換器が順次冷媒配管で環状に接続され、
    前記エジェクタは前記凝縮器からの冷媒が流入する第一の入口と前記蒸発器から冷媒が流入する第二の入口を備え、
    前記エジェクタの出口と前記気液分離器が接続され、
    前記気液分離器には蒸気冷媒が流出する第一の出口と液冷媒が流出する第二の出口を備え、
    前記気液分離器の第一の出口と前記圧縮機が接続され、
    前記気液分離器の第二の出口と前記蒸発器の入口側が接続され、
    前記蒸発器出口と前記エジェクタの第二の入口とが接続され、
    前記凝縮器出口側と前記蒸発器入口側とが冷媒配管で接続され、
    前記凝縮器出口側と前記蒸発器入口側とを接続する前記冷媒配管に圧力制御弁を備え、
    前記第一の開閉弁は、前記凝縮器の出口側と前記エジェクタの第一の入口とを接続し、
    前記第二の開閉弁は、前記気液分離器の第二の出口と前記蒸発器の入口側とを接続することを特徴とする請求項5に記載の冷凍サイクル装置。
  9. 前記第一開閉弁と前記第二開閉弁の開閉制御と圧力制御弁による圧力制御により、冷房運転と暖房運転を行うことを特徴とする請求項8に記載の冷凍サイクル装置。
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