JP5196672B2 - エアロゾル吸引システム - Google Patents

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Description

本発明は、ユーザに対して、医薬や嗜好品等をエアロゾルの形態で供給するためのエアロゾル吸引システムに関する。
この種のエアロゾル吸引システムは例えば、特表2000-510763号公報に開示されている。この公報のシステムは、エアロゾルの原料となる溶液(液状物質)を供給する供給ポンプを備え、この供給ポンプは管に接続されている。管は開口した先端を有し、管の内部は供給ポンプから供給された溶液で満たされている。更に、管の先端にはマウスピースが隣接して配置されているとともに管の先端部を囲むようにして電気ヒータが配置されている。この電気ヒータは、管の先端部内に位置する溶液を加熱して蒸発させ、溶液の蒸気は管の先端から自己噴出する。このような溶液の蒸気は、ユーザによりマウスピースを通じて吸引される空気に触れることで、凝縮してエアロゾルを形成し、これにより、ユーザは吸入空気とともにエアロゾルを吸引することができる。
上述した公報のシステムの場合、ユーザの吸引動作時以外にも、溶液の蒸気は管における先端から自己噴出している。このような蒸気の自己噴出は、溶液を無駄に損失させるばかりでなく、ユーザが吸引動作を開始する直前にて、管の先端部内を空の状態にしてしまうことが多い。このため、たとえユーザの吸引動作に連動して供給ポンプが作動されても、管の先端部が溶液で再び満たされ、そして、管の先端から溶液の蒸気が自己噴出するまでには時間を要することから、ユーザの吸引動作からエアロゾルが発生するまでの応答に遅れが発生する。
本発明の目的は、溶液の無駄な損失やエアロゾルが発生するまでの応答遅れを無くすことができ、更にはユーザが手軽にエアロゾルを吸引することができるエアロゾル吸引システムを提供することにある。
上述の目的は、本発明のエアロゾル吸引システムによって達成され、このエアロゾル吸引システムは、吸引器であって、その一端部に配置された外気導入口、その他端部に配置されたマウスピース及びその内部に外気導入口からマウスピースに至るエアロゾル発生流路を含む、吸引器と、この吸引器とは別に準備され、その内部にエアロゾルの原料となる溶液を備えた可撓性の貯蔵袋と、この液貯蔵袋内の溶液を吸引器のエアロゾル発生流路まで導く供給細管であって、エアロゾル発生流路の内面に開口する供給口を有し、エアロゾル発生流路内の空気がマウスピースを通じて吸引されたとき、供給口からエアロゾル発生流路内への溶液の吸い出しを許容する、供給細管と、吸引器に供給口から下流に離れて備えられた加熱要素であって、供給口からエアロゾル発生流路に吸い出された溶液が吸入空気流とともに移送されてきたとき、溶液を加熱して霧化させ、エアロゾル発生流路内にエアロゾルを発生させる、加熱要素とを備える(請求項1)
上述のエアロゾル吸引システムによれば、ユーザがマウスピースを通じてエアロゾル発生流路内の空気を吸引したとき、エアロゾル発生流路内には外気導入口からマウスピースに向かう吸入空気流が発生する。この吸入空気流は供給細管内の溶液を供給口からエアロゾル発生流路内に吸い出させ、吸い出された溶液は、吸入空気流とともにマウスピース側に向けて移送される。この移送過程にて、溶液は加熱要素からの熱により蒸発し、吸入空気流中にエアロゾルを発生させる。この結果、ユーザは吸入空気とともにエアロゾルを直ちに吸引することができる。
この場合、加熱要素は供給口から吸い出された溶液のみをエアロゾル化させるので、ユーザが吸引動作時を行わないとき、供給細管内の溶液が加熱要素からの熱を受け、供給口から揮散してしまうことはない。
具体的には、吸引器は、外気導入口を有する空気導入管を更に含み、供給細管は供給口を介して空気導入管内に接続されている(請求項2)。この場合、加熱要素は空気導入管とマウスピースとの間に配置され、エアロゾル発生流路の一部を規定する管状の電気ヒータであるのが好ましい(請求項3)
更に好ましくは、エアロゾル発生流路は、その流路断面積を絞る絞り部を含み、供給口は絞り部の内面に開口されている(請求項4)。このような絞り部は、この絞り部を通過する吸入空気流の速度を速めるので、供給口からの溶液の吸い出しを容易にする。
加熱要素が電気的なヒータである場合、本発明のエアロゾル吸引システムは、ヒータに電力を供給する電源と、この電源のための電源スイッチと、ヒータの温度を検出する温度センサと、ヒータの昇温状態を表示するインジケータと、電源スイッチ及び温度センサから信号に基づき、ヒータに供給される電力を制御し、ヒータの温度を所定の作動温度に保持する一方、この際、インジケータを作動させる制御回路とを更に備えることができる(請求項5)
この場合、電源スイッチ、インジケータ及び前記制御回路は1つの制御ユニットとして纏められ、この制御ユニットは吸引器に取付けられているのが望ましい(請求項6)
このようなエアロゾル吸引システムの場合、ユーザはインジケータの作動を確認した後、マウスピースを通じて吸引動作を行うことができる。この際には、ヒータは作動温度に既に上昇されているから、供給細管の供給口から吸い出された溶液は直ちに加熱されてエアロゾルとなる。
一方、本発明のエアロゾル吸引システムは、加熱要素に溶液を加熱するためのエネルギを供給する可搬型のエネルギ源と、このエネルギ源と加熱要素とを分離可能にして機械的に接続するとともに、接続時には、エネルギ源から加熱要素へのエネルギの供給を許容するコネクタとを更に備えることができる(請求項7)
このようなエアロゾル吸引システムによれば、吸引器の使用に先立ち、吸引器の加熱要素はエネルギ源にコネクタを介して機械的に接続される。それ故、加熱要素は、エネルギ源からのエネルギの供給を受け、所定の温度、具体的には作動温度範囲の上限値まで上昇される。加熱要素の昇温が完了した後、吸引器はコネクタにて、エネルギ源側から分離される。この状態で、ユーザは吸引器を使用し、エアロゾルを同様に吸引することができる。
上述したように吸引器はエネルギ源から機械的に分離可能であるので、吸引器は小型且つ軽量なものとなる。それ故、吸引器の取り扱いは容易となり、ユーザはエアロゾルを手軽に吸引することができる。
具体的には、エネルギ源は、電気エネルギを供給する電源を含み、この場合、加熱要素は、電源から電気エネルギの供給を受けて発熱し、エアロゾル発生流路の一部を形成する管状の電気ヒータである(請求項8)。好ましくは、エアロゾル吸引システムは、ヒータに電気的に接続され、コネクタを介して蓄電可能な蓄電要素を更に備えることができる(請求項9)。このような蓄電要素は、吸引器が電源から分離された後、ヒータに電力を供給し、吸引器の使用期間を伸ばす。
一方、エネルギ源は、熱エネルギを供給する熱源であってもよく、この場合、加熱要素は、エアロゾル発生流路の一部を形成する蓄熱チューブであり、そして、コネクタは、熱源から蓄熱チューブに熱エネルギを伝達するヒートカプラである(請求項10)
更に、本発明のエアロゾル吸引システムは、供給細管に配置された弁を更に備えることができ(請求項11)、この場合、弁は、ユーザの吸引動作時にのみ開かれるのが好ましい(請求項12)。それ故、このような弁は、閉じられている限り、ユーザが誤って吸引動作又は吹込み動作を行ったとしても、供給口からエアロゾル発生流路内への溶液の吸い出し、液貯蔵袋内への空気の侵入を防止する。
前述したように本発明のエアロゾル吸引システムは、ユーザがマウスピースを通じて吸引動作を行ったとき、供給細管内の溶液が供給口からエアロゾル発生流路内に吸い出され、そして、吸い出された溶液は吸入空気流とともに供給位置から下流の加熱要素に向けて移送されることで、加熱要素からの熱を受けて蒸発し、エアロゾルを直ちに発生させる。この結果、ユーザの吸引動作からエアロゾルが発生するまでの応答時間を大幅に短縮することができる。
また、ユーザが吸引動作を行わないとき、供給口から溶液の揮散することもないので、溶液の無駄な損失は効果的に防止される。
更に、吸引器及び液供給袋は別体であるから、吸引器の小型且つ軽量化が図られ、ユーザはエアロゾルを手軽に吸引することかできる。
なお、本発明のエアロゾル吸引システムの他の利点は、添付の図面を参照して説明される実施例の記載から明らかとなる。
第1実施例のシステムを示す概略図、 図1の空気導入管の内部を示す拡大断面図、 第2実施例のシステムを示す概略図、 図3の空気導入管をその外気導入口からみた図、 第3実施例のシステムを示す概略図、 図5のオリフィス部材の正面図、 第4実施例のシステムを示す概略図、 図7のヒータ先端部を拡大して示す断面図、 供給細管に介挿された逆止弁を示す図、 供給細管に介挿された電磁弁を示す図、 本発明のシステムのための制御ブロック図、 図11中の制御ユニットが吸引器に取付けられていることを示す図、 第5実施例のシステムを示す概略図、 第6実施例のシステムを示す概略図、 第7実施例のシステムを示す概略図、 第8実施例のシステムを示す概略図である。
図1及び図2は、第1実施例のエアロゾル吸引システム(以下、単にシステムと称す)を示す。
システムは吸引器2を備え、この吸引器2は全体としてロッド形状をなしている。吸引器2は先端部、中間部及び後端部を有し、この後端部はマウスピース4として形成されている。吸引器2はその先端面に外気導入口6を有し、先端部及び中間部はこれら内部にエアロゾル発生流路8を規定しており、このエアロゾル発生流路8は外気導入口6からマウスピース4まで延びている。
より詳しくは、吸引器2の先端部及び中間部は、外気導入口6を備えた空気導入管10及び管状の電気加熱要素、即ち、管状のヒータ12によってそれぞれ形成されており、これら空気導入管10及びヒータ12の内部通路がエアロゾル発生流路8として形成されている。
一方、吸引器2の外側には可撓性を有した液貯蔵袋14が準備されており、この液貯蔵袋14内にはエアロゾルの原料となる溶液が満たされている。具体的には、溶液は医薬又は嗜好品等であり、嗜好品はたばこ成分を含むことができる。
液貯蔵袋14からは供給細管16が延びており、液貯蔵袋14は供給細管16を介して吸引器2のエアロゾル発生流路8、即ち、空気導入管10に取り外し可能に接続されている。具体的には、供給細管16はヒータ12から外気導入口6側に所定の距離だけ離れた接続位置にてエアロゾル発生流路8に接続され、液貯蔵袋14内の溶液を毛細管現象によりエアロゾル発生流路8まで導いている。
好ましくは、図2に示されるように、空気導入管10はその内部に絞り部18を有し、この絞り部18には空気導入管10と外部とを連通する供給孔が形成されている。この供給孔には供給細管16の一端部が挿入され、供給細管16の一端は絞り部18の内面にて開口する供給口20として形成されている。一方、供給細管16はその他端にコネクタ(図示しない)を備え、このコネクタを介して液貯蔵袋14に取り外し可能に接続されている。
なお、供給細管16の一端は供給孔にコネクタ(図示しない)を介して取り外し可能に接続されてもよく、この場合、供給口20は供給孔により形成される。
一方、本実施例の場合、ヒータ12はセラミックヒータであるが、このセラミックヒータに限られるものではない。好ましくは、ヒータ12はその外周面が耐熱性を有した断熱被膜22により覆われている。
上述した第1実施例のシステムの場合、ユーザがマウスピース4を通じてエアロゾル発生流路8内の空気を吸引する吸引動作を行う前に、システムのヒータ12には既に電力が供給されている。それ故、ヒータ12の温度は所定の作動温度に上昇され、そして、その作動温度に維持されている。
このような状況下にて、ユーザが上述の吸引動作を行ったとき、外気は外気導入口6からエアロゾル発生流路8内に流入し、この外気の流入はエアロゾル発生流路8内に外気導入口6からマウスピース4に向けて流れる吸入空気流を発生させる。このような吸入空気流は、供給細管16内の圧力に対し、エアロゾル発生流路8内における供給口20の近傍圧力を負圧にする。更に、供給口20は絞り部18の内面に配置されているので、供給細管16内の圧力と供給口20の近傍の圧力との間の差、即ち、負圧はより強くなる。それ故、ユーザの吸引動作時、供給細管16内の溶液は供給口20を通じてエアロゾル発生流路8内に吸い出され、そして、吸い出された溶液は吸入空気流とともにヒータ12まで移送される。この後、溶液はヒータ12により加熱されることで吸入空気中に蒸発し、そして、吸入空気により凝縮されることでエアロゾルとなる。
この結果、ユーザの吸引動作の開始から溶液の吸い出しを経てエアロゾルの発生に至るまでの応答時間は短い。また、ユーザの吸引動作が行われないとき、ヒータ12が作動温度に維持されていても、供給細管16とエアロゾル発生流路8に対する供給細管16の接続位置、即ち、供給口20の位置はヒータ12から所定距離だけ離れているので、供給口20での溶液がヒータ12からの熱を受けて揮散することはない。この結果、供給細管16内の溶液がユーザの供給動作以外に消費されることはなく、溶液の無駄な損失を確実に防止できる。
更に、吸引器2は液貯蔵袋14を内蔵していないので、吸引器2は、フィルタシガレットやシガー等の棒形状の喫煙物品と同様なロッド形状の外観を有することができ、また、軽量である。それ故、たとえ液貯蔵袋14が大きな容量を有している場合でも、ユーザはフィルタシガレットやシガーの喫煙と同様な手軽さで吸引器2を取り扱うことができ、吸引器2を使用してエアロゾルの吸引を容易に行うことができる。
本発明は上述の第1実施例に節約されるものではなく、他の実施例について以下に説明する。なお、他の実施例を説明するに際し、既に説明した実施例の部材及び部位と同様な機能を発揮する部材及び部位には同一の参照符号を付し、それらの説明を省略する。
図3及び図4は第2実施例のシステムを示す。
第2実施例の場合、吸引器2は空気導入管10及びマウスピース4を備え、これら空気導入管10及びマウスピース4はヒータ12を介することなく直接に接続されている。空気導入管10内には電気加熱要素として板状のヒータ24が収容されており、このヒータ24もまたセラミックヒータである。ヒータ24は、供給細管16の供給口20から所定の間隔を存して配置され、空気導入管10内をエアロゾル発生流路8に沿って配置されている。具体的には、電気ヒータ24は供給口20と対向する上流端部を有し、供給口20からマウスピース4に向けて所定の長さに亘って延びている。
第2実施例のシステムの場合でも、ユーザの吸引動作時、供給口20から空気導入管10内に溶液が吸い出され、吸い出された溶液はマウスピース4に向けて吸入空気流とともに移送される。この移送過程にて、溶液は、電気ヒータ24からの熱により加熱されて蒸発し、これにより、吸入空気流中にエアロゾルが発生される。
図5及び図6は第3実施例のシステムを示す。
第3実施例のシステムは、空気導入管10の先端、即ち、外気導入口6にリング形状のオリフィス部材26が取り外し可能に備えられている点のみで、第1実施例のシステムと相違する。オリフィス部材26は外気導入口6の口径よりも小さいオリフィス口28を有する。ユーザの吸引動作時、オリフィス口28は外気導入口6を通じてエアロゾル発生流路8内に流入する外気導入量を制限し、供給口20の近傍に生じる負圧を決定する。換言すれば、オリフィス口28の開度は、ユーザによる1回の吸引動作当たりに供給細管16の供給口20から吸い出される溶液の量、即ち、エアロゾルの発生量を決定する。
それ故、図6中の2点鎖線で示されるようにオリフィス部材26の開度(口径)は可変可能であるのが望ましく、この場合、ユーザの1回の吸引動作当たり、供給口20からの溶液の吸い出し量(エアロゾルの発生量)をオリフィス部材26の開度により調整可能となる。
図7及び図8は第4実施例のシステムを示す。
第4実施例の場合、吸引器2はヒータ12と、このヒータ12に接続されたマウスピース4とを備え、ヒータ12の先端は外気導入口6として形成されている。この場合、エアロゾル発生流路8はヒータ12の内部通路によってのみ規定されている。
供給細管16は外気導入口6からヒータ12内に挿入され、ヒータ12内にてマウスピース4に向けて開口した供給口20を有する。より詳しくは、図8から明らかなようにヒータ12の先端は閉塞端として形成され、そして、供給細管16は閉塞端の中央を貫通している。この実施例の場合、外気導入口6は複数の円形又は円弧形状の孔によって形成され、これら孔は供給細管16を取り囲むように分布されている。
上述した第4実施例のシステムの場合にも、ユーザが吸引作動を行ったとき、供給細管16の供給口20からヒータ12、即ち、エアロゾル発生流路8内に溶液が吸い出され、吸い出された溶液はヒータ12の内面に接触する。この時点で、溶液はヒータ12により直ちに加熱されて蒸発し、これにより、吸入空気流中にエアロゾルが発生され、このエアロゾルは吸入空気流とともにユーザに吸引される。
前述した第1〜第4実施例のシステムの場合、図9又は図10に示されるように供給細管16は逆止弁30又は電磁弁32を備えることができる。逆止弁30は供給細管16内を通じて液貯蔵袋14から供給口20に向かう溶液の流れのみを許容し、溶液の逆向きの流れは阻止する。それ故、ユーザがマウスピース4を通じてエアロゾル発生流路8内に空気を吹き込んでも、供給細管16内の溶液が空気とともに液貯蔵袋14内に流入することはなく、液貯蔵袋14内への空気の混入は確実に防止される。
電磁弁32もまた逆止弁30と同様な機能を発揮することに加えて、電磁弁32は、閉位置に保持されている限り、ヒータ12が作動温度に上昇される前にユーザが誤って吸引動作を行っても、供給口20からの溶液の吸い出しを確実に防止する。
図11は、第1〜第4実施例のシステムが備える制御ブロック図を示す。
システムは、ヒータ12(又は24)に電力を供給する電池等の電源34を含み、この電源34は制御回路36を介して電源スイッチ38に電気的に接続されている。制御回路36にはヒータ12(又は24)に加えて、LED等のインジケータ40、ヒータ12(又は24)の温度を検出する温度センサ42がそれぞれ電気的に接続されている。更に、第4実施例のシステムの場合、制御回路3には前述した電磁弁32もまた電気的に接続されている。
ユーザより電源スイッチ38がオン操作されたとき、制御回路36は電源34からヒータ12(又は24)への電力の供給を開始させ、ヒータ12(又は24)を作動温度に向けて上昇させる。この後、ヒータ12(又は24)の温度が作動温度に達した後、制御回路36は温度センサ42からの検出信号に基づき、ヒータ12(又は24)への電力の供給を制御し、ヒータ12(又は24)の温度を作動温度に維持する。
一方、ヒータ12(又は24)が作動温度に維持されているとき、制御回路36はインジケータ40を作動させ、ユーザにヒータ12(又は24)の昇温が完了したことを知らせる。
それ故、ユーザはインジケータ40の作動を確認した後、吸引動作を行うことで、エアロゾルを確実に吸引できる。換言すれば、インジケータ40は、ヒータ12(又は24)の昇温が未完了の状態にあるとき、ユーザが誤って吸引動作を行うのを防止するうえで役立つ。
一方、制御回路36は電源スイッチ38のオン又はオフ操作に連動して電磁弁32を開又は閉作動させることもできる。しかしながら、制御回路36は、インジケータ40のオンオフ作動に連動して電磁弁32を開閉させるのが好ましい。この場合、電源スイッチ38がオフ操作されているときや、ヒータ12(又は24)の昇温中にあるとき、電磁弁32は閉じられているので、ユーザが誤って吸引動作を行っても、供給細管16の供給口20から溶液が吸い出されることはない。
上述した制御回路36、電源スイッチ38及びインジケータ40は図11中に1点鎖線で囲んで示すように1つの制御ユニット44として纏められている。このような制御ユニット44は例えば、図12に示されるようにマウスピース4の外面に取付けられている。マウスピース4に制御ユニット44が取付けられても、制御ユニット44は電源34を含んでいないので、軽量であり、また、その小型化も容易である。
それ故、吸引器2は制御ユニット44に拘わらず、フィルタシガレットやシガー等の喫煙物品と同様なロッド形状の外観を維持することができる。この結果、ユーザは指の間に吸引器2を容易に挟み込むことができ、吸引器2を使用して手軽にエアロゾルを吸引することができる。
なお、図11に示す温度センサ42は、電流センサ(図示しない)に置換することも可能である。この電流センサは電源34からヒータ12(又は24)に供給される電流を検出し、この検出結果にも基づき、制御回路36はヒータ12(又は24)が作動温度に上昇した否かを推定する。
図13は、第5実施例のシステムを示す。
第5実施例の場合、前述した電源34及び制御回路36は1つの可搬型のパワーユニット46として纏められ、そして、このパワーユニット46はソケット48を有する。一方、吸引器2のマウスピース4には前述したインジケータ40が取付けられている。このインジケータ40、前述した温度センサ42及びヒータ12は電気ラインを介してプラグ52に接続されている。なお、図13中には、ヒータ12とプラグ52とを接続する電気コード50のみが示されている。
プラグ52はパワーユニット46のソケット48に差込み可能であり、ソケット48及びプラグ52はパワーユニット46と吸引器2との機械的且つ電気的な接続を可能する一方、パワーユニット46からの吸引器2の分離を可能にする。即ち、図13中の参照符号SLは吸引器2とパワーユニット46との間の分離ラインを示す。
プラグ52がソケット48に差し込まれたとき、電源34から制御回路36を介してヒータ12に電力が供給され、ヒータ12の温度は作動温度範囲の上限値に向けて上昇する。即ち、ソケット48及びプラグ52は前述した電源スイッチ38の機能を発揮する。
この後、制御回路36は温度センサ42からの検出信号に基づき、ヒータ12の温度が上限値まで上昇したか否かを判定し、ここでの判定結果が真であるとき、インジケータ40を作動させ、ユーザに吸引器2の使用が可能になったことを知らせる。
それ故、ユーザはインジケータ40の作動を確認したうえで、パワーユニット46のソケット48から吸引器2のプラグ52を抜き取ることができ、パワーユニット46から吸引器2を分離した状態で、前述したように吸引器2を使用してエアロゾルを吸引することができる。
第5実施例の場合、吸引器2の使用中、ヒータ12は電源34から分離されているので、電力の供給を受けることができない。それ故、ヒータ12の温度はプラグ52がソケット48から抜かれた後、時間の経過に連れて徐々に低下する。しかしながら、ヒータ12の温度が作動温度範囲内にある限り、ヒータ12は、ユーザの吸引動作時、エアロゾルを発生させることができる。
第5実施例の場合、ヒータ12が一旦加熱された後、吸引器2のプラグ52がパワーユニット48のソケット48から抜き取られれば、インジケータ40の作動は停止されてしまう。このため、ユーザは吸引器2の使用中、ヒータ12の温度が作動温度範囲内にある否かを把握することができない。このような不具合を解消するため、インジケータ40は、温度センサ42からの検出信号に基づき、ヒータ12の温度が作動温度範囲内にある間、その作動を保持する保持回路(図示しない)を内蔵することもできる。
図14は、第6実施例のシステムを示す。
第6実施例のシステムは、蓄電要素としてのキャパシタ54を更に備えている。このキャパシタ54は充電コード56に配置され、この充電コード5はプラグ52とヒータ12との間の電源コード50とプラグ52の間を電気的に接続している。プラグ52がソケット48に差し込まれ、ヒータ12の温度が上昇されるとき、キャパシタ54は電源4から供給される電気エネルギを蓄える。
それ故、前述したように吸引器2がパワーユニット46から機械的且つ電気的に分離された状態で使用されても、キャパシタ54からヒータ12に電力が供給されるので、ヒータ12の温度低下が抑制される。この結果、第6実施例のシステムは、ヒータ12の1回の昇温プロセス当たりにおける吸引器2の使用時間を第5実施例のシステムに比べて長く伸ばすことができる。
図14は第7実施例のシステムを示す。
第7実施例のシステムは、感温作動型の弁58を更に備えており、この弁58は供給細管16に配置されている。具体的には、弁58は、形状記憶合金から形成された弁体を有し、この弁体は熱伝達経路60を介してヒータ12に熱的に接続されている。この場合、弁58はヒータ12の温度が前述した作動温度範囲内にあるときのみ開かれ、ヒータ12の温度が作動温度範囲よりも低下したとき、閉じられる。
従って、ヒータ12の昇温が完了していないとき、弁58は供給細管16を閉じているので、ユーザが誤って吸引動作を行っても、供給細管16の供給口20から溶液がエアロゾル発生流路8内に吸い出されることはない。換言すれば、ユーザの吸引動作により供給口20から溶液が吸い出されたとき、ヒータ12の温度は作動温度範囲内にあるので、吸い出された溶液の全てはエアロゾルとなる。
図16は第8実施例のシステムを示す。
実施例のシステムの場合、吸引器2は、ヒータ12の代わりに蓄熱チューブ62を備えている。一方、パワーユニット46はソケット48に代えてヒートカプラ64を備えている。このヒートカプラ64は吸引器2をその蓄熱チューブ62にて受取り可能な形状を有する。具体的には、ヒートカプラ64は電気ヒータ(図示しない)を内蔵する。パワーユニット46のスイッチ(図示しない)がオン操作されたとき、電源34は制御回路36を介してヒートカプラ64の電気ヒータに電力を供給し、ヒートカプラ64を電気ヒータにより発熱させる。それ故、吸引器2がその蓄熱チューブ62にてヒートカプラ64に受け取られており、この状態で、ヒートカプラ64が発熱されれば、ヒータカプラ64から蓄熱チューブ62に熱エネルギが伝達され、これにより、蓄熱チューブ62の温度は作動温度範囲の上限値まで上昇する。この後、ユーザはヒートカプラ64から吸引器2を取り外し、この吸引器2を使用してエアロゾルを同様に吸引することができる。
前述した第5〜第8実施例の場合、ソケット48又はヒートカプラ64はパワーユニット46と別体であってもよい。
最後に、本発明は前述した第1〜第8実施例のシステムにも制約されず、これらシステム中の要素を組合せて得られるシステムであってもよい。

Claims (12)

  1. 吸引器であって、その一端部に配置された外気導入口、その他端部に配置されたマウスピース及びその内部に前記外気導入口から前記マウスピースに至るエアロゾル発生流路を含む、吸引器と、
    前記吸引器とは別に準備され、その内部にエアロゾルの原料となる溶液を備えた可撓性の貯蔵袋と、
    前記液貯蔵袋内の溶液を前記吸引器の前記エアロゾル発生流路まで導く供給細管であって、前記エアロゾル発生流路の内面に開口する供給口を有し、前記エアロゾル発生流路内の空気が前記マウスピースを通じて吸引されたとき、前記供給口から前記エアロゾル発生流路内への溶液の吸い出しを許容する、供給細管と、
    前記吸引器に前記供給口から下流に離れて備えられた加熱要素であって、前記供給口から前記エアロゾル発生流路に吸い出された溶液が前記吸入空気流とともに移送されてきたとき、前記溶液を加熱して霧化させ、前記エアロゾル発生流路内にエアロゾルを発生させる、加熱要素と
    を備えるエアロゾル吸引システム。
  2. 前記吸引器は、前記外気導入口を有する空気導入管を更に含み、前記供給細管は前記供給口を介して前記空気導入管内に接続されている、請求項1のエアロゾル吸引システム。
  3. 前記加熱要素は、前記空気導入管と前記マウスピースとの間に配置され、前記エアロゾル発生流路の一部を規定する管状の電気ヒータである、請求項2のエアロゾル吸引システム。
  4. 前記エアロゾル発生流路は、その流路断面積を絞る絞り部を含み、前記供給口は前記絞り部の内面に開口されている、請求項1のエアロゾル吸引システム。
  5. 前記加熱要素は電気的なヒータを含み、
    前記システムは、
    前記ヒータに電力を供給する電源と、
    前記電源のための電源スイッチと、
    前記ヒータの温度を検出する温度センサと、
    前記ヒータの昇温状態を表示するインジケータと、
    前記電源スイッチ及び前記温度センサから信号に基づき、前記ヒータに供給される電力を制御し、前記ヒータの温度を所定の作動温度に保持する一方、この際、前記インジケータを作動させる制御回路と
    を更に備える請求項1のエアロゾル吸引システム。
  6. 前記電源スイッチ、前記インジケータ及び前記制御回路は1つの制御ユニットとして纏められ、この制御ユニットは前記吸引器に取付けられている請求項5のエアロゾル吸引システム。
  7. 前記加熱要素に前記溶液を加熱するためのエネルギを供給する可搬型のエネルギ源と、前記エネルギ源と前記加熱要素とを分離可能にして機械的に接続するとともに、接続時には、前記エネルギ源から前記加熱要素へのエネルギの供給を許容するコネクタと
    を更に備える請求項1のエアロゾル吸引システム。
  8. 前記エネルギ源は、電気エネルギを供給する電源を含み、
    前記加熱要素は、前記電源から電気エネルギの供給を受けて発熱し、前記エアロゾル発生流路の一部を形成する管状の電気ヒータである、請求項7のエアロゾル吸引システム。
  9. 前記ヒータに電気的に接続され、前記コネクタを介して蓄電可能な蓄電要素を更に備える請求項8のエアロゾル吸引システム。
  10. 前記エネルギ源は、熱エネルギを供給する熱源であり、
    前記加熱要素は、前記エアロゾル発生流路の一部を形成する蓄熱チューブであり、
    前記コネクタは、前記熱源から前記蓄熱チューブに熱エネルギを伝達するヒートカプラである、請求項7のエアロゾル吸引システム。
  11. 前記供給細管に配置された弁を更に備える請求項1のエアロゾル吸引システム。
  12. 前記弁は、ユーザの吸引動作時にのみ開かれる、請求項11のエアロゾル吸引システム。
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