JP5195604B2 - 液体濃度検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、静電容量に基づいて被検出液の濃度を検出する液体濃度検出装置に関する。
一般に、燃料にエタノール混合ガソリンを使用するエンジンでは、燃料供給系統に設けた液体濃度検出装置によって燃料中のエタノール濃度を検出し、このエタノール濃度に応じて燃料噴射量および点火時期等を制御することで、排ガスの悪化を抑制するとともに、運転性を向上している。この液体濃度検出装置は、燃料に浸漬させた2つの電極間の静電容量及び燃料温度を検出することで燃料中のエタノール濃度を検出している。従来の液体濃度検出装置では、静電容量を検出する静電容量検出手段に異常が生じた場合、燃料中のエタノール濃度を誤検出するおそれがあった。
一方、特許文献1に記載の測定器は、アルコールとガソリンとからなる混合気を誘電体とする2つの電極間の静電容量をこの電極に電気的に接続するオペアンプの出力周波数として検出することで、アルコール濃度を検出している。この測定器は、アルコール濃度が低濃度となり、静電容量が小さくなることでオペアンプの出力周波数が検出不能な程度の周波数となることを防止するため、この2つの電極に並列してコンデンサを付加している。
特表平05−507561号公報
しかしながら、特許文献1のように測定器を構成すると、例えば、2つの電極とオペアンプとの間で断線等の異常が生じた場合、オペアンプは付加したコンデンサに相当する周波数で発振するため、異常検出が困難となる。本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、異常検出を可能とする液体濃度検出装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明によると、静電容量検手段は被検出液の静電容量を検出し、温度検出手段は被検出液の温度を検出する。濃度検出部は、静電容量検出手段の検出した静電容量と温度検出手段の検出した温度とにより被検出液の濃度を検出する。異常検出部は、温度検出手段の検出した温度が変化し、静電容量検出手段の検出した静電容量が変化しない場合、静電容量検出手段に異常が生じたとして異常判定を行う。誘電率は温度によって変化する温度特性を有するので、異常検出部は、静電容量検出手段に異常が生じたことを検出することができる。
さらに、異常検出部は、静電容量検出手段及び温度検出手段のうちで、被検出液の変化に対する応答が速い一方の検出結果の変化の有無を判定した後、被検出液の変化に対する応答が遅い他方の検出結果の変化の有無を判定する。仮に、応答の遅い他方の検出結果の変化の有無を判定した後、応答の速い一方の検出結果の変化の有無を判定するとすれば、他方の検出結果の変化を判定したときには、一方の検出結果の変化は既に終っていることが考えられる。そのため、応答の速い一方の検出結果の変化の有無を判定した後、応答の遅い他方の検出結果の変化の有無を判定することで、正確な異常検出を行うことができる
請求項に記載の発明によると、異常検出部は、静電容量検出手段の検出した静電容量の変化量が、特定の濃度の被検出液において所定の温度範囲で変化する静電容量の変化量未満の値に設定された第1閾値以下の場合、静電容量検出手段の検出した静電容量は変化していないと判定する。これにより、特定の濃度の被検出液において所定の温度範囲で温度特性により変化する静電容量の変化量に近い値に第1閾値を設定することで、異常検出部の検出精度を向上することができる。
請求項に記載の発明によると、異常検出部は、特定の濃度の被検出液において温度変化により変化する静電容量の変化量を異常検出部が検出可能となる温度範囲として設定された第2閾値よりも、温度検出手段の検出した温度の変化量が大きい場合に温度検出手段の温度が変化したと判定する。被検出液によっては、一定の範囲の温度変化による静電容量の変化量が異常検出部の検出能より小さい場合がある。このような場合であっても、第2閾値を設定することで異常検出部は、正確な異常判定を行うことができる。
請求項に記載の発明によると、濃度検出部の検出した被検出液の濃度が、温度特性による静電容量の変化を異常検出部が検出困難となる所定濃度以下にあるとき、異常検出部が異常判定を行うことを禁止する判定処理禁止部をさらに備える。被検出液の濃度が低く、温度特性による静電容量変化が小さいために異常検出部が静電容量の変化を検出困難となる場合、異常検出部の異常判定を禁止することで、誤検出を防止することができる。
ところで、被検出液の濃度が高くなるのと同期して温度が上がる場合、又は、被検出液の濃度が低くなるのと同期して温度が下がる場合は、温度が変化しても静電容量が変化しないことが考えられる。そこで、請求項5に記載の発明では、異常検出部は、異常判定が所定期間継続したとき、または複数回連続したとき、静電容量検出手段に異常が生じたことを確定する異常確定を行う。このため、静電容量が変化せず温度が変化する状態が一時的なものであった場合、異常検出部は、静電容量検出手段の異常を誤検出することを防ぐことができる。
なお、所定期間の設定により、異常検出の速さを調節することができる。
請求項6に記載の発明によると、異常検出部は、静電容量検出手段の検出した静電容量が変化したことを検出した場合、過去に行われた異常判定を取り消す。静電容量検出手段の検出する静電容量が変化した場合は、過去に行われた異常判定が、温度と静電容量とが同期して変化したことに起因する一時的なものであると考えられる。このため、異常検出部は、過去に行われた異常判定を取り消すことで、正確な異常検出を行うことができる。
請求項に記載の発明によると、被検出液が入れ替わったことを検出したとき、異常検出部が異常判定を行うことを所定期間停止する判定処理停止部をさらに備える。被検出液が入れ替わったときは、被検出液の静電容量と温度とが同期して変化する可能性が大きくなる。この場合に異常検出部の異常判定を禁止することで、誤検出を防止することができる。なお、異常検出部が異常判定を行うことを停止される所定期間とは、被検出液が交換された後、異常検出に影響を及ぼす期間をいう。
本発明の第1実施形態による液体濃度検出装置が適用される燃料供給系統を示す構成図。 本発明の第1実施形態による液体濃度検出装置の断面図。 本発明の第1実施形態による液体濃度検出装置の回路の構成図。 エタノール濃度、温度、及び静電容量の関係を示す特性図。 本発明の第1実施形態による液体濃度検出装置の適用される燃料供給系統における燃料の温度変化と静電容量の変化との関係を示す特性図。 本発明の第1実施形態による液体濃度検出装置の異常検出処理のフローチャート。 本発明の第1実施形態による液体濃度検出装置の第1閾値と第2閾値を示す図。 本発明の第2実施形態による液体濃度検出装置の異常検出処理のフローチャート。 本発明の第3実施形態による液体濃度検出装置の異常検出処理のフローチャート。
以下、本発明による複数の実施形態を図面に基づいて説明する。第1実施形態は請求項1〜請求項に記載の発明の特徴を具現化したものであり、第2実施形態は請求項に記載の発明の特徴を具現化したものであり、第3実施形態は請求項に記載の発明の特徴を具現化したものである。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による液体濃度検出装置は、被検出液として燃料に含まれるエタノール濃度を検出するエタノール濃度センサであって、図1に示すように、自動車用エンジンの燃料供給系統に設けられる。エタノール濃度センサ1は、燃料タンク2とデリバリパイプ5とを接続する燃料配管4に設けられている。燃料タンク2内の燃料は、燃料ポンプ3によって燃料配管4を通りデリバリパイプ5へ圧送され、インジェクタ6から図示しない吸気管またはシリンダ内へ噴射される。エタノール濃度センサ1の検出したエタノール濃度は、エンジンのECU(電子制御ユニット)7に伝送される。ECU7は、エタノール濃度に応じ、インジェクタ6から噴射される燃料噴射量及び点火時期等を制御し、エンジンのトルク特性を適正にすることで、運転性を良好にするとともに、排出ガス中の有害成分を低減している。
エタノール濃度センサ1は、図2に示すように、第1ハウジング10、連結パイプ20、21、第1、第2電極31、32、サーミスタ40、第2ハウジング50、及び回路60等から構成されている。
第1ハウジング10は、例えばステンレス等の金属から略筒状に形成され、内部に燃料室11を有している。第1ハウジング10の軸方向の両端に、シール部材12、13を挟んで連結パイプ20、21がねじ結合している。連結パイプ20、21は、例えばステンレス等の金属から筒状に形成され、内部に通路22、23を有している。連結パイプ20、21の軸方向の途中には径外方向に突出する爪24、25が設けられている。連結パイプ20、21は、この爪24、25に接続する図示しないコネクタを経由し、燃料配管4と連結する。これにより、連結パイプ20、21の通路22、23、及び第1ハウジング10の燃料室11に燃料が供給される。
第1電極31は、例えばステンレス等の金属から略円筒状に形成され、第1ハウジング10の径方向に形成された開口14から、第1ハウジング10の燃料室11に挿入されている。第2電極32は、例えばステンレス等の金属から有底筒状に形成され、第1電極31の径内側の空間35に収容されている。第1電極31の径内方向の内壁と、第2電極31の径外方向の外壁とは、ガラスシール36によって固定されている。ガラスシール36は、第1電極31と第2電極32とを電気的に絶縁している。
第1電極31は、径方向に通じる燃料孔33、34を有している。このため、第1ハウジング10の燃料室11から燃料孔33、34を経由し、第1電極31と第2電極32との間の空間35に燃料が流入する。これにより、第1電極31及び第2電極32は、燃料を誘電体としたコンデンサとして機能する。
温度検出手段としてのサーミスタ40は、温度変化によって電気抵抗を変える温度検出素子である。サーミスタ40は、第2電極32の径内側に収容され、第2電極32の底部の内壁に当接している。このため、第1電極31と第2電極32との間の空間35の燃料の温度は、第2電極32の板厚を経由し、サーミスタ40に熱伝導する。なお、第2電極32の底部の内壁とサーミスタ40との間に放熱グリス等の熱伝導部材を充填してもよい。
第2ハウジング50は、例えば樹脂等から有底筒状に形成され、底部51が第1ハウジング10の径外方向の外壁に固定され、第1ハウジング10の開口14を塞いでいる。
第2ハウジング50と第1ハウジング10との間には、環状のパッキン52及び板状の弾性部材53が挟まれている。パッキン52は、第2ハウジング50と第1ハウジング10との間に外部から水等が浸入することを防止している。弾性部材53は、第1電極31を第1ハウジング10へ押し付けている。
第2ハウジング50の開口部には、板状の蓋54が設けられ、第2ハウジング50の内側へ外部から水等が浸入することを防止している。蓋54は、第2ハウジング50の径外方向に突出する係止部55に係止された板状のスプリング56によって固定されている。
第2ハウジング50の底部51には収容孔57が設けられ、第2電極32の端部を収容している。
回路60は、プリント配線板に設けられた複数の電子部品から構成され、第2ハウジング50の内側に収容されている。回路60と第1電極31とを第1導電体37が接続し、回路60と第2電極32とを第2導電体38が接続している。また、回路60とサーミスタ40とを第3、第4導電体41、42が接続している。
回路60は、図3に示すように、静電容量検出回路61、温度検出回路62、マイクロコンピュータ63、出力回路64等から構成されている。
静電容量検出回路61は、第1電極31と第2電極32との間の充放電により、静電容量を検出する。温度検出回路62は、サーミスタ40への通電により、第1電極31と第2電極32との間の燃料温度を検出する。
ここで、第1、第2電極31、32、静電容量検出回路61及び第1、第2導電体37、38により、静電容量検出手段8が構成される。また、サーミスタ40、温度検出回路62及び第3、第4導電体41、42により温度検出手段9が構成される。
マイクロコンピュータ63は、CPU、ROM、RAM等から構成され、ROM、RAM等に記憶されたプログラムをCPUが実行することで濃度検出部及び異常検出部等として機能する。燃料の誘電率は温度によって変化する温度特性を有するので、図4に示すように、特定のエタノール濃度の燃料において、静電容量と温度とは相関関係を有する。すなわち、特定のエタノール濃度の燃料において、−20℃以上では、温度が高くなるに従い静電容量は小さくなる。このため、濃度検出部は、静電容量検出手段8の検出した静電容量と温度検出手段9の検出した燃料温度とにより燃料に含まれるエタノール濃度を検出することが可能である。
一方、異常検出部は、温度検出手段9の検出した温度が変化し、静電容量検出手段8の検出した静電容量が変化しない場合、静電容量検出手段8に異常が生じたとする異常検出を行う。
出力回路64は、濃度検出部の検出したエタノール濃度、及び、異常検出部の検出した静電容量検出手段8の異常をECU7に伝送する。
異常検出部の行う異常検出の方法を図5に基づいて説明する。
エンジン始動後、温度検出手段9の検出する温度は、実線Aに示すように、時間の経過とともに上昇する。一方、静電容量検出手段8の検出する静電容量は、実線Bに示すように、温度の上昇に伴って小さくなる。なお、静電容量検出手段8の検出する静電容量の変化に対し、温度検出手段9の検出する温度の変化は、第2電極32の板厚を熱伝導することによって、T1−T2の時間分、遅れて検出される。
ここで、第1、第2電極31、32、静電容量検出回路61、第1、第2導電体37、38のいずれかに異常が生じると、静電容量検出手段8の検出値が、破線Cに示すように、一定の値となることが考えられる。この場合、異常検出部は、温度検出手段9の検出した温度が変化したとき、静電容量検出手段8の出力値が異常値であることを検出することができる。
次に、異常検出部の行う異常検出処理を図6に基づいて説明する。
異常検出処理は、イグニッション電源がオンされた時に開始する。
最初のステップS10(以下、「ステップ」を省略し、単に「S」で表わす)では、初期化処理を行う。初期化処理では、イグニッション電源がオンされる以前に行われた異常検出処理による「変化有りフラグ」、及び「仮異常フラグ」をいずれも「0」とする。また、イグニッション電源がオンされる以前に行われた異常検出処理によってメモリに記憶された「仮異常カウンタ」を読み出す。
次のS11では、温度検出手段9の検出した燃料温度を「初期温度」として記録する。また、静電容量検出手段8の検出した静電容量を「初期容量」として記録する。
続くS12では、温度検出手段9の検出した燃料温度を「現在温度」として記録する。また、静電容量検出手段8の検出した静電容量を「現在容量」として記録する。
次のS13では、「現在容量」と「初期容量」との差の絶対値が第1閾値ΔCpより大きいか否かを判定する。ここで、第1閾値ΔCpは、図7に示すマップにより設定されている。例えば、エタノール濃度100%の燃料における第1閾値ΔCpは、5pFである。この第1閾値ΔCpは、図4に示すように、エタノール濃度100%の場合、温度が20℃変化するとき静電容量が5pFよりも大きく変化することに基づいて設定されている。このように、第1閾値ΔCpを、特定の濃度の燃料において、温度特性により変化する静電容量の変化量未満かつ変化量に近い値に設定することで、異常検出部の検出精度を向上することができる。S13では、「現在容量」と「初期容量」との差の絶対値が第1閾値ΔCpより大きいとき(S13:YES)、静電容量の変化があったものとして、処理をS14へ移行する。一方、「現在容量」と「初期容量」との差の絶対値が第1閾値ΔCp以下のとき(S13:NO)、静電容量の変化がないものとして処理をS15へ移行する。
続くS14では、「正常判定」処理を行う。「正常判定」処理では、「変化有りフラグ」を「1」とし、静電容量検出手段8が静電容量の変化を検出したことを記録する。これとともに、静電容量検出手段8が正常に機能しているとして「仮異常フラグ」及び「仮異常カウンタ」をいずれも「0」とし、仮異常カウンタの書き込みを行う。
一方、S15では、「現在温度」と「初期温度」との差の絶対値が第2閾値ΔTより大きいか否かを判定する。ここで、第2閾値ΔTは、図7に示すマップにより、20℃に設定されている。例えば、図4に示すように、エタノール濃度40%の燃料において60℃〜80℃よりも小さい範囲の温度変化による静電容量の変化量は、異常検出部が検出困難となる虞がある。このため、第2閾値ΔTは、温度特性により変化する静電容量の変化量を異常検出部が検出可能となる温度範囲として設定されている。これにより、異常検出部は、正確な異常判定処理を行うことができる。S15では、「現在温度」と「初期温度」との差の絶対値が第2閾値ΔTより大きいとき(S15:YES)、燃料温度の変化があったものとして、処理をS16へ移行する。一方、「現在温度」と「初期温度」との差の絶対値が第2閾値ΔT以下のとき(S15:NO)、燃料温度の変化がなかったものとして処理をS12へ移行する。
なお、図4に示すように、エタノール濃度が40%以下においては、20℃の範囲での温度変化による静電容量の変化が僅かな値となり、異常検出部が静電容量の変化を検出困難となる虞がある。このため、図7に示すように、エタノール濃度が40%以下(E40以下)の場合、異常検出処理が禁止される。
具体的には、濃度検出部が検出したエタノール濃度が40%以下であるとき、マイクロコンピュータ63は、判定処理禁止部として機能し、異常検出部が異常検出処理を行うことを禁止する。なお、第2閾値ΔTを20℃よりも大きく設定することで、エタノール濃度が40%以下の燃料において異常検出を行うことが可能となる。
次のS16では、「変化有りフラグ」の記録が「1」であるか否かを判定する。イグニッション電源をオンしてから一度でもS14の「正常判定」処理がされている場合、異常検出部は、このイグニッション電源のオンからオフの間のサイクルにおいて、異常検出処理を「正常判定」とする。このため、S16では、「変化有りフラグ」が「1」である場合(S16:YES)、処理をS12へ移行する。一方、「変化有りフラグ」が「0」である場合(S16:NO)、処理をS17へ移行する。
続くS17では、「仮異常フラグ」の記録が「1」であるか否かを判定する。本異常検出処理では、イグニッション電源のオンからオフの間のサイクルにおいて、「仮異常カウンタ」をインクリメントするのは1回としている。このため、S17では、「仮異常フラグ」が「1」である場合(S17:YES)、処理をS12へ移行する。一方、「仮異常フラグ」が「0」である場合(S17:NO)、処理をS18へ移行する。
次のS18では、異常検出部は、静電容量検出手段8に異常が生じたとして、「仮異常フラグ」を「1」とする異常判定を行う。これとともに、「仮異常カウンタ」をインクリメントし、仮異常カウンタの書き込みを行う。
続くS19では、「仮異常カウンタ」の数値が「K」以上であるか否かを判定する。ここで、「K」は、任意の正整数として設定される。「K」を適正に設定することで、異常検出を確実に行うことができる。「仮異常カウンタ」の数値が「K」未満である場合(S19:NO)、処理をS12へ移行する。一方、「仮異常カウンタ」の数値が「K」以上である場合(S19:YES)、処理をS20へ移行する。
S20では、異常検出部は、静電容量検出手段8に異常が生じたことを確定する「異常確定」処理を行う。この「異常確定」は、出力回路64からECU7に伝送される。ECU7は、エタノール濃度相当の信号を、燃料噴射量及び点火時期等の制御に使用することを停止するとともに、「異常確定」の情報をインストルメントパネルに表示する等の処理を行う。
本実施形態では、マイクロコンピュータ63は異常検出部として機能し、温度検出手段9の検出した温度が変化したにも関わらず、静電容量検出手段8の検出した静電容量が変化しないとき、静電容量検出手段8に異常が生じたものと判定する異常判定を行う。誘電率は温度によって変化する温度特性を有するので、異常検出部は、静電容量検出手段8に異常が生じたことを検出することができる。
本実施形態では、異常検出部は、静電容量が変化せず、燃料温度が変化したとき、異常判定として「仮異常フラグ」を「1」とし、「仮異常カウンタ」をインクリメントする。「仮異常カウンタ」はイグニッション電源がオンからオフまでの間に1回インクリメントされ、「仮異常カウンタ」が継続してK回インクリメントされたとき、「異常確定」する。また、本実施形態では、異常検出部は、静電容量の変化を検出したとき、「仮異常フラグ」及び「仮異常カウンタ」を「0」とし、過去に行われた異常判定を取り消す。このため、静電容量が変化せず燃料温度が変化する状態が、温度と静電容量とが同期して変化したことに起因する一時的なものであっても、異常検出部は、異常判定が所定期間継続したときに「異常確定」を行うことで、静電容量検出手段8の異常を正確に検出することができる。
本実施形態のエタノール濃度センサ1は、異常検出部により「異常確定」の処理が行われた場合、ECU7に異常を知らせる信号を伝送する。このため、ECU7は誤検出によるエタノール濃度をエンジン制御に使用することなく、エタノール濃度センサ1の故障の影響を最小限に抑えることができる。
本実施形態では、異常検出部は、静電容量の変化の有無を判定した後、温度変化の有無を判定する。温度検出手段9の検出する燃料温度は、第2電極32の板厚を通じてサーミスタ40に熱伝導するので、実際の燃料温度の変化より遅れて検出される。このため、静電容量の変化を判定後、温度変化を判定することで、異常検出を正確に行うことができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態において、異常検出部が行う異常検出処理を図8に基づいて説明する。本実施形態において、第1実施形態と実質的に同一の構成には、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態では、S21において、S10の処理から一定時間経過したか否かを判定する。ここで、「一定時間」は、任意に設定することが可能である。S21では、「一定時間」経過したとき(S21:YES)、処理をS10へ移行する。一方、「一定時間」経過していないとき(S21:NO)、処理をS12へ移行する。
本実施形態では、イグニッション電源がオンされてからオフされるまでの間の異常検出処理を、一定時間のサイクルに区切って行う。「仮異常カウンタ」は一定時間のサイクル毎に1回インクリメントされ、「仮異常カウンタ」が継続してK回インクリメントされたとき、「異常確定」する。このため、「一定時間」を任意に設定することで、「異常確定」を行う速さを調節することができる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態で行われる異常検出停止処理を、図9に基づいて説明する。
マイクロコンピュータ63は、RAM、ROM等に記憶されたプログラムをCPUが実行することで判定処理停止部として機能する。判定処理停止部は、燃料が入れ替わったことを検出したとき、異常検出部が異常検出処理を行うことを所定期間停止する異常検出停止処理を行う。
本処理は、イグニッション電源がオンされた後、所定間隔で実行される。
最初のS30では、燃料レベルゲージに変化があったか否かを判定する。燃料レベルゲージに変化があった場合(S30:YES)、処理をS31へ移行する。燃料レベルゲージに変化がない場合(S30:NO)、処理S30を繰り返す。
次のS31では、判定処理停止部は、異常検出部が異常検出処理を行うことを所定期間停止する
燃料レベルゲージに変化があった場合、図1に示す燃料供給系統において、燃料タンク2に給油された蓋然性が高い。このとき、燃料タンク2に給油がされると燃料が入れ替わり、燃料温度と静電容量とが同期して変化する可能性がある。このため、レベルゲージに変化があった場合、異常検出部の異常判定を所定期間停止することで、誤検出を防止することができる。
異常検出部の異常検出処理を停止する期間は、燃料レベルゲージに変化があった後、インジェクタ6による燃料噴射量が、燃料タンク2とエタノール濃度センサ1との間の燃料配管4の容積以上となるまでの期間である。この期間を経過した後、判定処理停止部は、異常検出部の異常検出処理の停止を解除する。このため、エタノール濃度センサは、異常検出部の誤検出を防止し、正確な異常検出を行うことができる。
(他の実施形態)
上述した複数の実施形態では、自動車用エンジンの燃料供給系統に適用され、燃料に含まれるエタノール濃度を検出する液体濃度検出装置について説明した。これに対し、本発明の液体濃度検出装置は、エタノール以外の被検出液の濃度を検出するものであってもよく、自動車用エンジンの燃料供給系統以外に適用されるものであってもよい。
上述した複数の実施形態では、回路60のマイクロコンピュータ63を異常検出部として機能させた。これに対し、本発明の液体濃度検出装置は、車載式故障診断システム(OBD)に異常検出部を備えてもよい。
上述した複数の実施形態では、サーミスタ40を、第2電極32の内側に設けた。これに対し、本発明の液体濃度検出装置は、サーミスタ40のシール性を向上し、被検出液に浸漬する構成にしてもよい。この場合、被検出液の温度変化に対する温度検出手段の応答が、静電容量検出手段の応答よりも速くなれば、異常検出部は、温度検出手段の変化の有無を、静電容量検出手段の変化の有無より先に判定してもよい。
以上説明したように、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。
1:エタノール濃度センサ(液体濃度検出装置)、8:静電容量検出手段、9:温度検出手段、63:マイクロコンピュータ(濃度検出部、異常検出部、判定処理禁止部、判定処理停止部)

Claims (7)

  1. 被検出液の静電容量を検出する静電容量検出手段と、
    被検出液の温度を検出する温度検出手段と、
    前記静電容量検出手段の検出した静電容量と前記温度検出手段の検出した温度とにより被検出液の濃度を検出する濃度検出部と、
    前記温度検出手段の検出した温度が変化し、前記静電容量検出手段の検出した静電容量が変化しない場合、前記静電容量検出手段に異常が生じたとして異常判定を行う異常検出部とを備え
    前記異常検出部は、前記静電容量検出手段及び前記温度検出手段のうちで、被検出液の変化に対する応答が速い一方の検出結果の変化の有無を判定した後、被検出液の変化に対する応答が遅い他方の検出結果の変化の有無を判定することを特徴とする液体濃度検出装置。
  2. 被検出液の静電容量を検出する静電容量検出手段と、
    被検出液の温度を検出する温度検出手段と、
    前記静電容量検出手段の検出した静電容量と前記温度検出手段の検出した温度とにより被検出液の濃度を検出する濃度検出部と、
    前記温度検出手段の検出した温度が変化し、前記静電容量検出手段の検出した静電容量が変化しない場合、前記静電容量検出手段に異常が生じたとして異常判定を行う異常検出部とを備え、
    前記異常検出部は、前記静電容量検出手段の検出した静電容量の変化量が、特定の濃度の被検出液において所定の温度範囲で変化する静電容量の変化量未満の値に設定された第1閾値以下の場合、前記静電容量検出手段の検出した静電容量が変化していないと判定することを特徴とする液体濃度検出装置。
  3. 被検出液の静電容量を検出する静電容量検出手段と、
    被検出液の温度を検出する温度検出手段と、
    前記静電容量検出手段の検出した静電容量と前記温度検出手段の検出した温度とにより被検出液の濃度を検出する濃度検出部と、
    前記温度検出手段の検出した温度が変化し、前記静電容量検出手段の検出した静電容量が変化しない場合、前記静電容量検出手段に異常が生じたとして異常判定を行う異常検出部とを備え、
    前記異常検出部は、特定の濃度の被検出液において温度特性により変化する静電容量の変化量を前記異常検出部が検出可能となる温度範囲として設定された第2閾値よりも、前記温度検出手段の検出した温度の変化量が大きい場合に前記温度検出手段の温度が変化したと判定することを特徴とする液体濃度検出装置。
  4. 被検出液の静電容量を検出する静電容量検出手段と、
    被検出液の温度を検出する温度検出手段と、
    前記静電容量検出手段の検出した静電容量と前記温度検出手段の検出した温度とにより被検出液の濃度を検出する濃度検出部と、
    前記温度検出手段の検出した温度が変化し、前記静電容量検出手段の検出した静電容量が変化しない場合、前記静電容量検出手段に異常が生じたとして異常判定を行う異常検出部と、
    前記濃度検出部の検出した被検出液の濃度が、温度特性による静電容量の変化を前記異常検出部が検出困難となる所定濃度以下にあるとき、前記異常検出部が異常判定を行うことを禁止する判定処理禁止部を備えることを特徴とする液体濃度検出装置。
  5. 前記異常検出部は、異常判定が所定期間継続したとき、または複数回連続したとき、前記静電容量検出手段に異常が生じたことを確定する異常確定を行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の液体濃度検出装置。
  6. 前記異常検出部は、前記静電容量検出手段の検出した静電容量が変化したことを検出した場合、過去に行われた異常判定を取り消すことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の液体濃度検出装置。
  7. 被検出液が入れ替わったことを検出したとき、前記異常検出部が異常判定を行うことを所定期間停止する判定処理停止部をさらに備えることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の液体濃度検出装置。
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