JP5195579B2 - インク供給装置 - Google Patents
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Description
プリンタ10は、インクジェット記録方式に基づいて、記録用紙に対してインク滴を選択的に吐出することにより画像を記録するものである。図1に示されるように、プリンタ10は、インク供給装置100(本発明のインク供給装置の一例)を備えている。インク供給装置100には、カートリッジケース110(本発明のカートリッジ装着部の一例)が設けられており、このカートリッジケース110に4つのインクカートリッジ30(本発明のインクカートリッジの一例)が水平に保持可能である。カートリッジケース110の開口112の下端部にはカバー(不図示)が倒伏可能に軸支されている。カバーは、開口112の下端部を中心に回動することにより、開口112を開放する開放姿勢と閉塞する閉塞姿勢とに姿勢変化する。なお、インクカートリッジ30は、開口112からカートリッジケース110に挿入される。
図2は、インクカートリッジ30の構成を示す模式図であり、(A)にはインクカートリッジ30の斜視図が示されており、(B)にはインクカートリッジ30の縦断面図が示されている。
インクカートリッジ30は、突出部材76を有する。突出部材76は、前壁40の下端に設けられている。インクカートリッジ30が上記装着位置に装着される姿勢にあるときに、突出部材76は、インク供給部72の下方に設けられている。突出部材76の幅は、前壁40の幅と同じサイズであり、前壁40から外方(挿入向き50側)へ顎状に突出している。本実施形態では、突出部材76は、インク供給部72よりも外方へ突出している。つまり、突出部材76の突出量は、インク供給部72の突出量よりも大きい。突出部材76は、カートリッジケース110にインクカートリッジ30が挿入される過程で、カートリッジケース110にスライド可能に支持されたスライド部材135(本発明の移動部材の一例、図3参照)に当接しつつ当該スライド部材135を挿入向き50へ押圧する。これにより、当該スライド部材135を挿入向き50と同じ向きへスライド移動させる。
次に、図3を参照して、インクカートリッジ30が装着されるインク供給装置100の構成について説明する。ここに、図3は、インク供給装置100の縦断面構造を模式的に示す断面図である。
図3に示されるように、カートリッジケース110の内部に、インクカートリッジ30が収容される。インクカートリッジ30は、カートリッジケース110内において、水平方向へ移動可能に支持される。カートリッジケース110は、その前面に開口112(本発明の開口部の一例)を有する。開口112を通じてカートリッジケース110の内部にインクカートリッジ30が挿入される。
カートリッジケース110には、スライド部材135が設けられている。スライド部材135は、インクカートリッジ30ごとに設けられている。つまり、カートリッジケース110に4つのインクカートリッジ30が装着可能である場合は、4つのインクカートリッジそれぞれに対応する4つのスライド部材135が設けられている。
カートリッジケース110にロック機構144(本発明の規制部材の一例)が設けられている。ロック機構144は、インクカートリッジ30が装着位置に配置された状態で、そのインクカートリッジ30が挿入向き50とは反対の脱抜向き54へ移動することを規制して、上記装着位置でインクカートリッジ30を制止させる役割を担う。このロック機構144は、カートリッジケース110において、光センサ126とは鉛直方向に関して反対側に配置されている。言い換えると、光センサ126は、鉛直方向に関してロック機構144とは反対側に配置されている。詳細には、ロック機構144は、開口112の上部に設けられている。
奥壁117の下部には、カートリッジケース110の内部から背面側へ貫通する孔119が形成されている。孔119のカートリッジケース110内部側にインク供給部72と連結する連結部121が設けられている。連結部121には、管状のインクニードル122が取り付けられている。インクニードル122は、開口122へ向けて、つまり、脱抜向き54へ突出している。孔119の背面側にインクチューブ20(図1参照)が接続されている。カートリッジケース110にインクカートリッジ30が装着されると、インクニードル122がインク供給部72の貫通孔73に挿入されて、インク供給部72と連結部121とが連結する。これにより、貫通孔73からインクチューブ20に至るインク通路が形成される。
以下、図4から図6を参照して、インクカートリッジ30をカートリッジケース110に装着する動作について説明する。ここに、図4及び図5は、インクカートリッジ30がカートリッジケース110に装着される過程を時系列的に示す模式断面図である。図6は、光センサ114,126,141の出力信号を示す波形図である。
以下、図7を参照して、制御部90の概略構成を説明する。ここに、図7は、制御部90の構成の概略を示すブロック図である。
本実施形態では、光センサ126及び光センサ141それぞれの出力信号に基づいて、カートリッジケース110に装着されるインクカートリッジ30の装着状態が良好であるか不良であるかを判定する状態判定処理が制御部90によって判定される。
インクカートリッジ30がカートリッジケース110から脱抜される際には、ユーザがロックレバー145における被検知部147の端部を押し下げる。これにより、ロックレバー145が反時計方向へ回動して、ロック位置(図3(A)参照)からアンロック位置(図3(B)参照)へ向かって移動する。ロックレバー145がアンロック位置に到達すると、係合端部146がインクカートリッジ30のリブ43よりも上方に配置される。これにより、係合端部146がリブ43の端部45から離れる。これと同時に、伸長されていたコイルバネ139が収縮し始まる。これにより、コイルバネ139に発生していた脱抜向き54への弾性付勢力がスライド部材135の本体136、及び被押圧部137を経てインクカートリッジ30に伝達される。この弾性付勢力を受けて、インクカートリッジ30は、装着位置から脱抜向き54へ移動する。インクカートリッジ30は、移動時に支持面等から摩擦力を受けることによって、徐々に移動速度が低下する。そして、インクカートリッジ30の後壁側の一部が開口112から外部へ飛び出した位置で停止する。これにより、ユーザは、インクカートリッジ30の飛び出した部分を指で摘むなどして、インクカートリッジ30をカートリッジケース110から容易に取り出すことができる。
上述したように本実施形態が構成されているため、インクカートリッジ30は光センサ126によって直接に検知されず、カートリッジケース110におけるインクカートリッジ30の有無がスライド部材135を介して間接的に検知される。このようなスライド部材135が設けられているため、インクカートリッジ30の外面や突出部材76の端面77にインクが付着していても、光センサ126にインクが付着し難いため、インクの付着によるセンサの検知機能の低下や、検知不良が防止される。
なお、上述の実施形態では、突出部材76の端面77に複数の縦溝78が形成された例について説明したが、上記縦溝78と同様に縦溝をスライド部材135の被押圧部137に形成してもよい。この縦溝は、被押圧部137において、突出部材76の端面77が接触する領域に形成されている。当該領域に上記縦溝が形成されることによって、仮に端面77から被押圧部137にインクが移っても、そのインクは縦溝内に保持されつつ、下方へ導かれる。これにより、突出部材76と被押圧部137とが当接した場合でも、当接時にインクが飛び散ることが防止される。
30・・・インクカートリッジ
72・・・インク供給部
76・・・突出部材
77・・・端面
78・・・縦溝
90・・・制御部
100・・・インク供給装置
110・・・カートリッジケース
126・・・光センサ
135・・・スライド部材
137・・・被押圧部
138・・・端部
139・・・コイルバネ
141・・・光センサ
Claims (12)
- インクカートリッジを挿入可能なカートリッジ収容部を備えたインク供給装置であって、
上記インクカートリッジが開口部を通じて上記カートリッジ収容部に挿入される過程において、一方端が上記インクカートリッジに接することにより第1位置から該第1位置よりも上記インクカートリッジの挿入向き側へ隔てられた第2位置へ移動可能な移動部材と、
上記第2位置における上記移動部材の他方端の有無を検知するセンサーと、を具備するインク供給装置。 - 上記カートリッジ収容部は、上記挿入向き側に設けられた奥壁から上記開口部へ向けて突出するインク供給管を有し、
上記第1位置は、上記移動部材の他方端が上記インク供給管の突出端よりも上記挿入向き側へ隔てられた位置である請求項1に記載のインク供給装置。 - 上記第2位置は、上記移動部材の他方端が上記カートリッジ収容部の上記挿入向き側に設けられた奥壁から上記挿入向き側へ隔てられた位置である請求項1又は2に記載のインク供給装置。
- 上記移動部材を上記挿入向きとは反対の脱抜向きへ付勢する付勢手段を更に備える請求項1から3のいずれかに記載のインク供給装置。
- 上記インクカートリッジがインクの供給が可能な装着位置に配置された状態で、当該インクカートリッジの外面に接して上記カートリッジ収容部に対する脱抜向きへの移動を規制する規制部材を更に備える請求項1から4のいずれかに記載のインク供給装置。
- 上記インクカートリッジと上記センサとの間に、上記カートリッジ収容部の上記挿入向き側に設けられた奥壁が配置されており、
上記移動部材は、上記奥壁に形成された切欠口を介して上記第1位置と上記第2位置との間を移動可能に支持されている請求項1から5のいずれかに記載のインク供給装置。 - 上記移動部材の上記一方端、及び、上記インクカートリッジにおける上記一方端との接触部の双方若しくはいずれか一方に少なくとも一条の溝が形成されている請求項1から6のいずれかに記載のインク供給装置。
- 上記移動部材は、インクの供給が可能な装着位置に上記インクカートリッジが到達したときに上記第2位置に配置される請求項1から7のいずれかに記載のインク供給装置。
- 上記移動部材は、インクの供給が可能な装着位置に上記インクカートリッジが到達するまでに上記第2位置に配置される請求項1から7のいずれかに記載のインク供給装置。
- 上記インクカートリッジは、上記カートリッジ収容部に対する挿入向きの前方側に、インクを外部に供給するインク供給部を有し、
上記インクカートリッジにおける上記一方端との接触部は、上記カートリッジ収容部に対する上記インクカートリッジの装着姿勢において、上記インク供給部の下方に設けられている請求項1から9のいずれかに記載のインク供給装置。 - 上記インクカートリッジにおける上記一方端との接触部は、上記インク供給部よりも上記挿入向きへ突出している請求項10に記載のインク供給装置。
- 上記センサは、光を受光可能な受光部と該受光部へ向けて光を発光する発光部とを有し、上記発光部から上記受光部に至る検知領域に検知対象が進入したことにより、その有無を検知するものである請求項1から11のいずれかに記載のインク供給装置。
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