JP5195275B2 - 無線通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信システム、特に無線ICデバイスとリーダライタを用いたRFID(Radio Frequency Identification)システムを利用した無線通信システムに関する。
従来、物品の管理システムとして、誘導電磁界を発生するリーダライタと物品や容器などに付された所定の情報を記憶したICチップ(ICタグ、無線ICチップとも称する)とを非接触方式で通信し、情報を伝達するRFIDシステムが開発されている。ICチップはアンテナ、即ち、放射板と結合されることによりリーダライタとの通信が可能になる。
一方、RFIDシステムを用いて、扉や窓などの開閉を検出するセキュリティシステムを構築することも考慮されており、この種のセンサとしては特許文献1に記載のセンサスイッチを用いることが考えられる。このセンサスイッチは、開閉素子に接続されたアンテナコイルと、そのアンテナコイルからの電力で動作して外部と無線通信するICモジュールとを備えている。
しかしながら、このセンサスイッチでは、ICモジュールとは別に開閉素子が必要でコストが高く付く、開閉素子を動作させるための電力が必要となるのでアンテナコイルが大型化する、開閉素子の開閉情報はいったんICモジュールに書き込まれ、その後にICモジュールから情報を読み取るために開閉情報の伝達が遅いという問題点を有している。
特開2005−086415号公報
そこで、本発明の目的は、小型で簡単な構成からなり安価に製造でき、省電力タイプであり、情報の伝達速度の速い無線ICデバイスを用いた無線通信システムを提供することにある。
本発明の第1の形態である無線通信システムは、
所定の無線信号を処理する無線ICと、該無線ICと結合された給電回路を有する給電回路基板とからなる電磁結合モジュールと、
前記電磁結合モジュールと互いに近接することによって前記給電回路と電界、磁界又は電磁界により結合し、前記給電回路から供給された送信信号を放射し、かつ、受信信号を受けて前記給電回路に供給する放射板と、
を備えた無線ICデバイスと、
前記無線ICデバイスと信号を交換し合うリーダライタと、
を備えた無線通信システムであって、
前記電磁結合モジュールは第1物体に固定され、前記放射板は第2物体に固定され、前記第1物体及び前記第2物体の近接/離間に伴う電磁結合モジュールと放射板との近接/離間を前記リーダライタによって検出すること、
を特徴とする。
第1の形態である無線通信システムにおいては、電磁結合モジュールと放射板という独立した二つの部材からなり、両者は近接することによって電磁界的に結合し、これにて放射板、給電回路、無線ICという電力/情報伝達経路が形成される。放射板はリーダライタからの信号を受け、この受信信号は給電回路を介して無線ICに供給される。無線ICは応答信号を発し、この応答信号は給電回路を介して放射板に伝達され、リーダライタに放射される。このような交信は、第1物体と第2物体とが近接しているとき、例えば扉や窓が閉じられているときに可能であり、仮に扉や窓が開かれていると交信は不能になる。これにて、部屋のセキュリティを管理することができる。
本発明の第2の形態である無線通信システムは、
所定の無線信号を処理する無線ICと、該無線ICと結合された給電回路を有する給電回路基板とからなる電磁結合モジュールと、
前記電磁結合モジュールと互いに近接することによって前記給電回路と電界、磁界又は電磁界により結合し、前記給電回路から供給された送信信号を放射し、かつ、受信信号を受けて前記給電回路に供給する第1放射板及び第2放射板と、
を備えた無線ICデバイスと、
前記無線ICデバイスと信号を交換し合うリーダライタと、
を備えた無線通信システムであって、
前記第1放射板は第1物体に固定され、前記第2放射板は第2物体に固定され、前記電磁結合モジュールは第3物体に固定され、前記第1物体及び前記第2物体の前記第3物体に対する近接/離間に伴う第1放射板及び第2放射板と電磁結合モジュールとの近接/離間を前記リーダライタによって検出すること、
を特徴とする。
第2の形態である無線通信システムにおいては、第1放射板及び第2放射板がそれぞれ電磁結合モジュールと近接することによって無線ICデバイスがリーダライタと交信可能となる。例えば、第1放射板及び第2放射板が固定される第1物体及び第2物体は、互いに重なり合う部分を有して閉じられる窓、襖、障子又は扉であり、電磁結合モジュールが固定される第3物体は窓、襖、障子又は窓の枠部材であり、部屋のセキュリティを管理することができる。
本発明によれば、電磁結合モジュールと放射板とが近接/離間することで無線ICデバイスがリーダライタとの交信成立/不成立となることを利用してセキュリティシステムを構築することができる。しかも、無線ICデバイスは、電磁結合モジュールと放射板という簡単な構成からなり、安価に製造でき、リーダライタからの信号を電力として利用する省電力で済む。また、無線ICとダイレクトに信号を交換し合うので情報の伝達速度は極めて迅速である。
以下、本発明に係る無線通信システムの実施例について添付図面を参照して説明する。なお、各図において、共通する部品、部分には同じ符号を付し、重複する説明は省略する。
(無線ICデバイス、図1〜図3参照)
まず、本発明に係る無線通信システムに用いられる無線ICデバイスについて説明する。図1に無線ICデバイスを示す。この無線ICデバイスは、所定周波数の送受信信号を処理する無線ICチップ5と、該無線ICチップ5を搭載した給電回路基板10とからなる電磁結合モジュール1、及び、PETフィルムなどの基材21上に形成した放射板20とで構成されている。
放射板20は、ミアンダ状に折り曲げられ、その中心部に電磁結合モジュール1が近接配置されることで給電回路基板10に内蔵された給電回路11と電磁界結合する。この放射板20は、アルミ箔、銅箔などの導電材からなる金属薄板を基材21上に貼着してパターニングしたり、あるいは、基材21上にAl、Cu、Agなどの導電性ペーストを塗布したり、めっき処理により設けた膜をパターニングすることにより形成される。
給電回路基板10は、図2に等価回路として示すように、互いに異なるインダクタンス値を有し、かつ、互いに逆相で磁気結合(相互インダクタンスMで示す)されているインダクタンス素子L1,L2を含む共振回路・整合回路を有する給電回路11(詳細は図3を参照して以下に説明する)を備えている。
無線ICチップ5は、クロック回路、ロジック回路、メモリ回路などを含み、必要な情報がメモリされており、裏面に図示しない一対の入出力端子電極及び一対の実装用端子電極が設けられている。入出力端子電極は給電回路基板10上に形成した給電端子電極42a,42bに、実装用端子電極は実装電極43a,43bに金属バンプなどを介して電気的に接続されている。
給電回路11に含まれるインダクタンス素子L1,L2は逆相で磁気結合して無線ICチップ5が処理する周波数に共振し、かつ、放射板20と電磁界結合する。また、給電回路11は無線ICチップ5のインピーダンス(通常50Ω)と放射板20のインピーダンス(空間のインピーダンス377Ω)とのマッチングを図っている。
従って、給電回路11は、無線ICチップ5から発信された所定の周波数を有する送信信号を放射板20に伝達し、かつ、放射板20で受信した信号から所定の周波数を有する受信信号を選択し、無線ICチップ5に供給する。それゆえ、この無線ICデバイスは、放射板20で受信した信号によって無線ICチップ5が動作され、該無線ICチップ5からの応答信号が放射板20から外部に放射される。
以上のように、無線ICデバイスにあっては、給電回路基板10に設けた給電回路11で信号の共振周波数を設定するため、放射板20を種々の物品に取り付けてもそのままで動作し、放射特性の変動が抑制され、個別の物品ごとに放射板20などの設計変更をする必要がなくなる。そして、放射板20から放射する送信信号の周波数及び無線ICチップ5に供給する受信信号の周波数は、給電回路基板10における給電回路11の共振周波数に実質的に相当する。給電回路基板10において送受信信号の周波数が決まるため、放射板20の形状やサイズ、配置関係などによらず、例えば、放射板20を丸めたり、誘電体で挟んだりしても、周波数特性が変化することなく、安定した周波数特性が得られる。
ここで、給電回路基板10の構成について図3を参照して説明する。給電回路基板10は、誘電体あるいは磁性体からなるセラミックシート41a〜41hを積層、圧着、焼成したものである。最上層のシート41aには、給電端子電極42a,42b、実装電極43a,43b、ビアホール導体44a,44b,45a,45bが形成されている。2層目〜8層目のシート41b〜41hには、それぞれ、インダクタンス素子L1,L2を構成する配線電極46a,46bが形成され、必要に応じてビアホール導体47a,47b,48a,48bが形成されている。
以上のシート41a〜41hを積層することにより、配線電極46aがビアホール導体47aにて螺旋状に接続されたインダクタンス素子L1が形成され、配線電極46bがビアホール導体47bにて螺旋状に接続されたインダクタンス素子L2が形成される。また、配線電極46a,46bの線間にキャパシタンスが形成される。
シート41b上の配線電極46aの端部46a−1はビアホール導体45aを介して給電端子電極42aに接続され、シート41h上の配線電極46aの端部46a−2はビアホール導体48a,45bを介して給電端子電極42bに接続される。シート41b上の配線電極46bの端部46b−1はビアホール導体44bを介して給電端子電極42bに接続され、シート41h上の配線電極46bの端部46b−2はビアホール導体48b,44aを介して給電端子電極42aに接続される。
以上の給電回路11において、インダクタンス素子L1,L2はそれぞれ逆方向に巻かれているため、インダクタンス素子L1,L2で発生する磁界が相殺される。磁界が相殺されるため、所望のインダクタンス値を得るためには配線電極46a,46bをある程度長くする必要がある。これにてQ値が低くなるので共振特性の急峻性がなくなり、共振周波数付近で広帯域化することになる。
(無線通信システム、図4〜図10参照)
一実施例である無線通信システムは、前記無線ICデバイスを使用してリーダライタと情報の交信を行う。即ち、無線ICデバイスを構成する電磁結合モジュール1と放射板20とを分離し、それぞれを異なる第1物体及び第2物体に固定し、第1物体と第2物体の近接/離間に伴う電磁結合モジュール1と放射板20との近接/離間をリーダライタによって検出する。
具体的には、図4に示すように、室内50にコンピュータ51と連動するリーダライタ52を設けるとともに、扉61,62、窓71、金庫81、置物85に無線ICデバイスを取り付けた。リーダライタ52は送受信用のアンテナ53を備えている。
図5に示すように、ヒンジ64を支点として開閉される扉61には電磁結合モジュール1が固定され、枠部材63には放射板20が固定されている。図5(A)に示すように、扉61が閉じられているとき、電磁結合モジュール1と放射板20は近接し、電磁界結合してリーダライタ52との交信が可能である。一方、図5(B)に示すように、扉61が開けられると、電磁結合モジュール1と放射板20は離間し、リーダライタ52との交信が不可能となる。
それゆえ、リーダライタ52からの信号に対して無線ICデバイスが応答すれば、コンピュータ51は扉61が閉じていると判別する。一方、無線ICデバイスが応答しないのであれば、コンピュータ51は扉61が開けられたと判別する。これにて室内50のセキュリティを管理することができる。扉62に関しても同様である。
なお、図6は他の形態を示し、扉61に放射板20を固定し、枠部材63に電磁結合モジュール1を固定したものである。なお、電磁結合モジュール1と放射板20は図5及び図6に示す箇所以外に、扉61の開閉によって近接/離間する任意の箇所に取り付けてもよい。また、給電回路基板10の放射板20との結合部の電極形状や給電回路の構成を変えることにより、給電回路と放射板20との結合を電界のみあるいは磁界のみに変更することができる。
図7は、窓71に無線ICデバイスを取り付けた状態を示している。窓71は重なって開閉可能な窓ガラス72,73を有し、そのサッシ72aに電磁結合モジュール1が固定され、サッシ73aに放射板20が固定されている。窓ガラス72,73が閉じられているとき、電磁結合モジュール1と放射板20とが近接し、電磁界結合してリーダライタ52との交信が可能である。一方、窓ガラス72,73が開けられると、電磁結合モジュール1と放射板20は離間し、リーダライタ52との交信が不可能となる。
図8は、窓ガラス72,73のロック機構75のレバー76に電磁結合モジュール1を固定し、サッシ72aに放射板20を固定した形態を示す。レバー76はロック位置X1と解除位置X2に移動可能であり、ロック位置X1にあるとき電磁結合モジュール1と放射板20とが近接し、電磁界結合してリーダライタ52との交信が可能である。一方、レバー76が解除位置X2に移動すると、電磁結合モジュール1と放射板20は離間し、リーダライタ52との交信が不可能となる。
なお、窓71に関しては、ガラスサッシと窓枠とに電磁結合モジュール1と放射板20とをそれぞれ固定してもよい。
金庫81に関しては、金庫81とその置き台82に電磁結合モジュール1と放射板20を通常は電磁界結合している状態に取り付け、金庫81が移動させられるとこの結合状態が解除され、無線ICデバイスが動作しなくなる。置物85も同様である。
図9に示すように、引き違いの襖91,92であれば(障子などでも同様である)、襖91,92の上辺部に1/2に分割した放射板20a,20bを固定し、図示しない鴨居に電磁結合モジュール1を固定してもよい。襖91,92が閉められている場合、放射板20a,20bが近接するとともに、電磁結合モジュール1が放射板20a,20bの端部に近接して電磁界結合する。襖91,92が開けられるとこの結合状態が解除され、無線ICデバイスが動作しなくなる。
図10に示すように、両開きの扉95,96であれば、扉95,96の上限部に1/2に分割した放射板20a,20bを固定し、図示しない枠部材に電磁結合モジュール1を固定してもよい。扉95,96が閉められている場合、放射板20a,20bが近接するとともに、電磁結合モジュール1が放射板20a,20bの端部に近接して電磁界結合する。扉95,96が開けられるとこの結合状態が解除され、無線ICデバイスが動作しなくなる。なお、図9及び図10に示す実施例に使用する無線ICデバイスを図11に示す。電気的に二つの放射板20a,20bの端部に給電回路基板10内の容量電極12a,12bを対向させて配置することにより両者を電界結合させることができる。給電回路11は三つのインダクタンス素子によって構成されている。
(他の実施例)
なお、本発明に係る無線通信システムは前記実施例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更することができる。
例えば、電磁結合モジュール1と放射板20とは前記実施例に示したもの以外に種々のものに固定し、その結合/解除をリーダライタで検出することができる。また、無線ICデバイスに関しても、給電回路基板などはあくまで例示であり、給電回路は種々の構成を採用することができる。また、無線ICは給電回路基板内の素子として作製しても構わない。給電回路基板内に無線IC部を形成することにより、無線IC部と給電回路との接続部における寄生成分をなくすことができ、無線ICデバイスの特性を向上させることができる。また、電磁結合モジュールの低背化も可能である。さらに、電磁結合モジュールの形態として、給電回路にインピーダンスマッチング回路を付加することもできる。また、送受信信号の周波数は、放射板によって決めてもよく、あるいは給電回路と放射板とで決定してもよい。
本発明で用いられる無線ICデバイスの一例を示す説明図。 前記無線ICデバイスを構成する給電回路基板に設けた給電回路を示す等価回路図。 前記給電回路基板の積層構造を示す平面図。 本発明の一実施例である無線通信システムを示す説明図。 片開き扉に無線ICデバイスを取り付けた一形態を示し、(A)は閉じている状態の平面図、(B)は開けられた状態の平面図。 片開き扉に無線ICデバイスを取り付けた他の形態を示す平面図。 引き違い窓に無線ICデバイスを取り付けた一形態を示す正面図。 引き違い窓に無線ICデバイスを取り付けた他の形態を示し、(A)は側面図、(B)は正面図。 引き違い襖に無線ICデバイスを取り付けた一形態を示す斜視図。 両開き扉に無線ICデバイスを取り付けた一形態を示す平面図。 図9及び図10に示した無線ICデバイスの概略構成図。
符号の説明
1…電磁結合モジュール
5…無線ICチップ
10…給電回路基板
11…給電回路
52…リーダライタ

Claims (8)

  1. 所定の無線信号を処理する無線ICと、該無線ICと結合された給電回路を有する給電回路基板とからなる電磁結合モジュールと、
    前記電磁結合モジュールと互いに近接することによって前記給電回路と電界、磁界又は電磁界により結合し、前記給電回路から供給された送信信号を放射し、かつ、受信信号を受けて前記給電回路に供給する放射板と、
    を備えた無線ICデバイスと、
    前記無線ICデバイスと信号を交換し合うリーダライタと、
    を備えた無線通信システムであって、
    前記電磁結合モジュールは第1物体に固定され、前記放射板は第2物体に固定され、前記第1物体及び前記第2物体の近接/離間に伴う電磁結合モジュールと放射板との近接/離間を前記リーダライタによって検出すること、
    を特徴とする無線通信システム。
  2. 前記第1物体は扉枠又は扉であり、前記第2物体は扉又は扉枠であること、を特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 前記第1物体及び前記第2物体は、互いに重なり部分を有して閉じられる窓、襖、障子又は扉であること、を特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  4. 前記第1物体はロック位置と解除位置に移動可能なレバーであり、前記第2物体は前記レバーが接離するサッシであること、を特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  5. 所定の無線信号を処理する無線ICと、該無線ICと結合された給電回路を有する給電回路基板とからなる電磁結合モジュールと、
    前記電磁結合モジュールと互いに近接することによって前記給電回路と電界、磁界又は電磁界により結合し、前記給電回路から供給された送信信号を放射し、かつ、受信信号を受けて前記給電回路に供給する第1放射板及び第2放射板と、
    を備えた無線ICデバイスと、
    前記無線ICデバイスと信号を交換し合うリーダライタと、
    を備えた無線通信システムであって、
    前記第1放射板は第1物体に固定され、前記第2放射板は第2物体に固定され、前記電磁結合モジュールは第3物体に固定され、前記第1物体及び前記第2物体の前記第3物体に対する近接/離間に伴う第1放射板及び第2放射板と電磁結合モジュールとの近接/離間を前記リーダライタによって検出すること、
    を特徴とする無線通信システム。
  6. 前記第1物体及び前記第2物体は互いに重なり部分を有して閉じられる窓、襖、障子又は扉であり、前記第3物体は前記窓、襖、障子又は扉の枠部材であること、を特徴とする請求項5に記載の無線通信システム。
  7. 前記放射板にて送受信される信号の周波数は、前記給電回路の共振周波数によって実質的に決定されること、を特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の無線通信システム。
  8. 前記給電回路基板はセラミック又は樹脂からなる多層基板であることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の無線通信システム。
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