JP5193869B2 - 着用者の目/頭の挙動に適合される眼用偏光レンズ - Google Patents

着用者の目/頭の挙動に適合される眼用偏光レンズ Download PDF

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Description

本発明は、レンズの着用者の目/頭の挙動に適合される眼用偏光レンズを製造するための方法に関する。本発明は、異なる向きを有する偏光フィルタを伴うゾーンを備えるレンズそのものにも関する。これらのゾーンは、着用者の目/頭の挙動の関数として決定される。
自然光は偏光しておらず、自然光を構成する電磁波は、すべての方向に振動する。1811年以後David Brewsterは、特定の入射角に対し透明な表面で反射される単色の光は100%偏光されることを実証した。Brewsterの法則は、反射波の偏光の方向は反射平面に対して平行であると規定する。したがって、水平な平面上での光の反射は、水平に偏光される。眼用偏光ガラスは、反射光のこれらの物理的特性に対応して設計されてきた。偏光の方向が水平であるガラスは、水平な透明表面上での反射から派生する光線を選択的にろ波する。このガラスは、水塊からの、床表面からの、砂からの、又は雪からの望ましくない反射をなくすのに特に有効である。それでもなお、水平反射表面は、まぶしさの潜在的な源の大半を形成するわけではない。例えば、建物や車の窓ガラスから反射される光は、前述の場合とは対照的に、垂直に偏光される。
人の視野内に存在する景観のいくつかの特徴は、都市環境に特有なものである。都市環境は特に、例えば建物のまぶしいパネルなどの多数の垂直反射表面を有する。これらの垂直な壁は、まぶしさを引き起こすのに十分であり得る強度の反射を生じさせる。そのようなまぶしさは不快感の源であるが、ある状況では危険の源でもあり得る。これは、例えば自動車やオートバイの運転者に対して特に問題である。
人が自分の環境を視覚的に探索するとき、その人の目と頭は、その人の視線を問題の領域に導くために動く。目と頭の動きの空間的且つ時間的協調は、多数の研究プロジェクトの課題であった。特に、本特許出願の出願人の名前での特許文献1は、眼科レンズ着用者の目と頭の動きの大きさを測定する方法を説明している。その人の環境を探索するために使用される方策は、各人ごとに固有であると思われる。対象物が視野周辺に示されるとき、頭と目の相対的な関与は被験者ごとに変化し、「頭を動かすタイプ(head mover)」と呼ばれるある人々については、この動きの主要な部分は頭によって行われ、「目を動かすタイプ(eye mover)」と呼ばれる別の人々については、視線を対象物に持っていくために、目が主として使用されるであろう(1986年:Afanador 等、1992年:Fuller)。最も多く頭又は目を動かす性癖は、頭の角度偏位を対象物の角度偏心度で割ることによって得られるゲインによって測定される。1のゲインは、観察者が自分の目を動かさず、対象物上に視線を置くのに必要なすべての動きが、頭によって行われたことを意味し、その場合は、これは「頭を動かすタイプ」の被験者である。他方では、0のゲインは「目を動かすタイプ」の観察者を特徴付ける。しかし個々人は、「頭を動かすタイプ」対「目を動かすタイプ」という2つの分類によって区別されるものではない。というのは、前述の2つの極端な挙動の間に挙動の連続体が存在するためである(1992年:Fuller)。
仏国特許第2863857号明細書
本発明の1つの目的は、各レンズ着用者の個別の目/頭の挙動を考慮に入れることによって、反射表面からの光の反射により引き起こされるまぶしさに対する、眼用レンズ着用者の視覚機能のカスタム化された保護を提供することである。
この目的のために本発明は、可変のそれぞれの向きを有する偏光フィルタを伴ういくつかのゾーンに分割された眼用偏光レンズを製造する方法を提案する。この方法は、レンズがこのレンズの着用者の目/頭の挙動に適合されるように、以下のステップを含む。
(1)着用者の目及び頭のそれぞれの動きの相対的な偏角を特徴付けるステップ、
(2)ステップ(1)からの結果の関数として、各偏光フィルタの向きを伴うレンズのゾーンを形成するステップ、及び、
(3)このレンズ内の、前記ステップ(2)で形成された各ゾーンに、このゾーンに対応する向きを有する偏光フィルタを組み込むことによってレンズを組み立てるステップ。
本発明の好ましい一実施形態によれば、本方法のステップ(1)は、着用者に対して行われる「目/頭」の協働試験に対するゲイン計算ステップを含み得る。このゲインは次いで、ステップ(2)で考慮される結果を構成し、且つ着用者によって見られる対象物の角度偏心度で割られた着用者の頭の角度偏位に等しい。
本発明によれば、透明な表面からの光源の反射によって引き起こされるまぶしさに対する保護のカスタム化は、観察者が環境の探索中に自分の目又は頭を最も大きく動かす、観察者の性癖の関数として、様々な偏光ゾーンの寸法を適合させることにある。このカスタム化の一般的な原理は、着用者が目を動かす傾向を有する場合には、ますます広くなる中央ゾーンを設けることである。逆に、目よりも「頭を動かすタイプ」の着用者に対しては、このゾーンは縮小されることになる。したがって、この中央ゾーンの、そして結果的に周辺ゾーンのサイズは、単一の一般的な方式で固定されるものではない。それは連続的に変化し、目と頭の協調を評価するための試験から結果として得られるゲインの関数として決定される。このカスタム化は、まぶしさに対する保護を最適化する利点を有する。偏光設計のカスタム化の利点を説明するために、以下の状況について考察する(図1a、図1b及び図1c参照):
・まぶしさの源が、40°の偏心度のところに存在する;
・この源の偏光の向きは、この設計の周辺ゾーンによってしかろ波できないようになっている;
・偏光ガラスは、±20°の視野をカバーする中央ゾーンを有する;
・当該対象物は、源の方向に30°の偏心度のところに現れる。
この人が「頭を動かすタイプ」の挙動を有する場合、この人は、自分の視線を対象物に向けるために自分の頭を30°回転させるであろう。この場合には、10°の偏心度以下のところにあるまぶしさの源は、中央ゾーンに現れ、もはやろ波されない。その結果、観察者は目が眩む(図1b)。次にガラスが、例えば±9°の、より小さな中央ゾーンを有する場合、「頭を動かすタイプ」の観察者は、まぶしさの源によって悩まされず、まぶしさの源によって生じる光は、ガラスの周辺ゾーンを通過している間にろ波される(図1c)。
「眼用レンズ」という表現は、視力を保護及び/又は矯正するために特に眼鏡フレーム内に嵌合される、鉱物及び有機材料の、様々な成分及び様々な形態のすべてのレンズを意味するものと理解されたい。これらのレンズは、無限焦点、単焦点、遠近両用、三焦点、又は累進(progressive)レンズから選択される。
「眼用偏光レンズの使用位置」という表現は、レンズが人の頭の垂直な位置に対して、フレーム又はホルダの通常の使用に従って人の目の前方でフレーム又はホルダに嵌合されるときの、このレンズの位置を意味するものと理解されたい。「垂直方向」という表現は、重力的垂直方向を意味する。対照的に、水平方向はこの垂直方向に対して90°の角度をなす。
本特許出願において考察する際、レンズの光学的中心は、機械加工前のレンズの幾何学的中心と一致する場合が多い。より一般的には、この光学的中心は、以下の方式のうちの1つで定義することができる:
・レンズ上で2つのエッチングされた領域の中央に配置される点;
・着用者が遠方を見るように処方されるプリズム値に対応する点;
・レンズがフレーム内に組み立てられる前に、レンズ上に印の付けられた十字によって示される点;又は、
・レンズの光学的軸が通過する点、この光学的軸は、レンズを構成する2つの表面の中央を結ぶ線である。
「偏光フィルタの向き」という表現は、入射光に対してこのフィルタによって伝達される光の強度が最小又はゼロになる、入射光の電場の向きを意味するものと理解されたい。本発明の文脈内では、直線光偏光、又は直線光偏光成分のみを考慮する。自然光は、それが電場の有利な方向をまったく有さないため、非偏光である。一方、透明な表面から反射される光は、偏光される。反射波の偏光の方向は、反射面に対して平行である。レンズの少なくとも1つのゾーン内の垂直に向けられた偏光フィルタの存在に起因して、垂直壁からの反射から来る光は、このゾーンを通して見ている着用者に対して減衰される。特に都市環境での、改善された視覚の快適さが、そこから結果として生じる。
任意選択で、この偏光レンズは、少なくとも1つの偏光されないゾーンを追加として含み得る。
したがって、本発明に従って製造されるレンズの各ゾーンは、着用者の目/頭の挙動のパラメータを考慮に入れる。このゾーンのうちの少なくとも2つは、光偏光フィルタを伴う。レンズを通過する光は、この光の偏光方向に応じてこの2つのゾーンに対して異なって影響される。このゾーンのうちの少なくとも1つの偏光フィルタは、眼用レンズの使用位置に対して垂直に向けられ、このゾーンの少なくとももう1つの偏光フィルタは、レンズの使用位置に対して水平に向けられる。
水平に向けられる偏光フィルタを伴うゾーンは、レンズの使用位置に対してレンズの縁部に隣接して、レンズの横部分内に配置される。続いてレンズは、都市環境によれば垂直壁の反射が視野の横部分内に配置される、都市環境内のまぶしさの一般的な状況に特に適合される。そのような状況は、反射を引き起こす窓が並んだ街路の方向を見る歩行者又は運転者の場合に相当する。それは、その人の右及び/又は左に存在する車両からの光の反射に起因するまぶしさにさらされる、車両運転者の場合にも相当する。
本発明のために使用することができる第1の型式のレンズは、少なくとも2つのゾーンを備え、且つ以下の特徴を有し得る:
・レンズのゾーンのうちの1つの偏光フィルタは、レンズの使用位置に対して垂直に向けることができる。この垂直に向けられたフィルタゾーンは、レンズの使用位置に対してレンズの横方向側頭縁部に隣接して配置され;且つ、
・レンズの別のゾーンの偏光フィルタは、レンズの使用位置に対して水平に向けることができる。この別の水平に向けられたフィルタゾーンは、レンズの上縁部に隣接して配置され、レンズの下縁部の方向に垂直に延び、且つレンズの横方向鼻縁部から横方向側頭縁部の方向に、レンズの光学的中心から横方向側頭縁部に向かって測定される距離Lまで横方向に延びる。
続いてこの距離Lは、ステップ(2)で1mm〜25mmの間に設定される。それは、「目/頭」の協働試験で1に等しいゲインが着用者に対して得られるとき1mmに等しく、「目/頭」の協働試験で0に等しいゲインが着用者に対して得られるとき25mmに等しい。
任意選択でこの距離Lは、「目/頭」の協働試験で着用者に対して得られるゲインとこの距離Lとの間の連続的な直線関係の適用によって、ステップ(2)で規定することができる。
第1の型式のレンズの一例を図2に示す。このレンズは、2つのゾーンのみを含む。それは、レンズの使用位置に対して垂直に向けられた偏光フィルタを伴う第1のゾーン2a、及び第1のゾーン2aと並置され、光の偏光方向の関数として第1のゾーンに対して異なる方式でこの第2のゾーンを通過する光に影響を及ぼすのに適している第2のゾーン2bである。この例では、ゾーン2bは常に中央視野での保護とみなされ、ゾーン2aによって得られる周辺保護は、側頭部の半視野用にのみ想定することができる。それは、鼻部の半視野が起こるゾーンに対応するレンズの横方向鼻縁部(LN)と向き合っている、レンズの横方向側頭縁部(LT)に対応する。側頭部の半視野の選択は、着用者の鼻によって、且つ着用されるフレームの突出部によっても与えられる保護を考慮すると、鼻部の半視野が周辺の妨害にわずかにさらされているのみである限り、正当化することができる。
本発明のために別法として使用される第2の型式のレンズは、少なくとも3つのゾーンを含み、且つ以下の特徴を有し得る:
・レンズの2つのゾーンの偏光フィルタが、レンズの使用位置に対して垂直に向けられる。これらのゾーンのうちの第1のゾーンは、レンズの使用位置に対してレンズの横方向側頭縁部に隣接して配置される垂直に向けられたフィルタを有し、これらのゾーンのうちの第2のゾーンは、レンズの使用位置に対してレンズの横方向鼻縁部に隣接して配置される垂直に向けられたフィルタを有し;且つ、
・レンズの別のゾーンの偏光フィルタは、レンズの使用位置に対して水平に向けることができる。この別の水平に向けられるフィルタゾーンは、レンズの上縁部に隣接して配置され、前記レンズの下縁部の方向に垂直に延び、且つ垂直に向けられた偏光フィルタを有する2つのゾーンの間に距離dにわたって横方向に連続的に延び、この距離dはレンズの光学的中心を通過する直線上で測定され、光学的中心を通過する垂直な直線の両側に等しく広がる。
この距離dは、ステップ(2)で2mm〜50mの間に設定される。それは、「目/頭」の協働試験で1に等しいゲインが着用者に対して得られるとき2mmに等しく、「目/頭」の協働試験で0に等しいゲインが着用者に対して得られるとき50mmに等しい。
任意選択でこの距離dは、「目/頭」の協働試験で着用者に対して得られるゲインとこの距離dの間の連続的な直線関係を適用することによってステップ(2)で規定することができる。
第2の型式のレンズの一例を図3に示す。この場合レンズの使用位置に対して、2つの周辺ゾーン2aは、垂直に向けられる偏光フィルタを伴い、中央ゾーン2bは、水平に向けられる偏光フィルタを伴う。この中央ゾーンは、水塊及び濡れた道路などの水平表面からの光の反射に由来するまぶしさの源を減衰させることを可能にする。そのようなレンズは、運転する間の快適さに特に適合する。
水平に向けられた偏光フィルタを伴う中央ゾーンは、「目/頭」動き協調測定試験で1のゲインを得る「頭を動かすタイプ」の挙動を有する観察者のための2mmから、「目を動かすタイプ」の観察者、すなわち前述の試験で0のゲインを得る観察者のための50mmまでの範囲の幅dにわたって延びる。これらの寸法は、前に定義したようなレンズの光学的中心を通過する水平な直線上で、且つこの同じ点を通過する垂直線の両側で、側頭ゾーン及び鼻ゾーンに向かって同じ量で測定される(換言すれば、中央ゾーン2bのこの幅d(図3)は、光学的中心の左に半分、且つ光学的中心の右に半分に分割されている)。これらの幅限界は、次の理由により正当化される。2mmより下では、中央ゾーンは、中央視野を有効にカバーできるほどもはや十分に広くなく、観察者は(例えば、自動車運転者に対する道路上の水たまりの場合の)その人の前方にある透明な水平表面からの反射によって発生するまぶしさに対してもはや保護されないであろう。約50°の偏心度に対応する50mmを超えると、頭は整然と回され、純粋な「目を動かすタイプ」の挙動はもはや存在しない。
本発明に使用されるレンズはさらに、偏光されない、又は斜めに向けられた偏光フィルタを有する更なるゾーンを含み得る。この更なるゾーンは、1つ又は複数の垂直に向けられた偏光フィルタゾーンの方向に横方向に連続的に延び、レンズの使用位置に対してその下側部分に、水平に向けられた偏光フィルタを有するゾーンに隣接して配置され、且つレンズの光学的中心とレンズの使用位置に対してこの光学的中心より下20mmにある点との間を通過する上側限界を有する。
この更なるゾーンは、どのような偏光フィルタも有さなくても良い。
別法として、それは、偏光フィルタの斜めの向きが、レンズの使用位置に対して、垂直方向に対して0°超と90°未満の間である偏光フィルタを有し得る。このフィルタの斜めの向きは、レンズの使用位置に対して、垂直方向に対して135°に等しくすることもできる。
レンズが、前に定義したような更なるゾーンを有するときに適用できる本発明の1つの改善策によれば、この更なるゾーンの上側限界は、「目/頭」の協働試験で0に等しいゲインが着用者に対して得られるとき、上側限界がレンズの光学的中心の下7mmを通過するように、本発明の方法のステップ(2)の中で定めることもできる。別法として、「目/頭」の協働試験で1に等しいゲインが着用者に対して得られるとき、この追加ゾーンの上側限界は、それがレンズの光学的中心の下3.5mmを通過するように、ステップ(2)で定めることもできる。
したがって、この偏光レンズは、4つの異なるゾーン、又はそれより多くを有し得る。それは特に、レンズの使用位置に対して垂直に向けられた偏光フィルタを各々が伴う第1及び第2のゾーンと、第1と第2のゾーンの間に配置され、水平に向けられた偏光フィルタを有する第3のゾーンと、第4のゾーンを通過する光に第1、第2及び第3のゾーンと異なる方式で影響を与えるために、例えば第3のゾーンの下に配置される少なくとも1つの第4のゾーンとを備えることができる。この第4のゾーンは特に、偏光されない、又は斜めの偏光方向を有し得る(図4)。
本発明は、前に説明した方法で製造される眼用偏光レンズも提案する。そのようなレンズは、それぞれの偏光フィルタを伴ういくつかのゾーンに分割され、このレンズの着用者の目/頭の挙動に適合される。
本発明の別の特殊性及び利点は、添付の図面を参照して行う、いくつかの非限定的な例示的な実施形態に関する以下の説明で明らかになるであろう。
図4を参照すると、眼鏡は、2枚のガラス2が装備される2本のアーム3を有するフレーム1を備える。用語「ガラス(glass)」は、このガラスの構成材料の性質に無関係である、眼鏡用の曲線の眼用レンズの通常の意味で使用される。したがって本発明の文脈内で考察されるような眼鏡レンズは、例えば珪酸塩を基材とする鉱物材料から作成し、又はポリカーボネート、ポリアミド、ポリイミド、ポリスルフォン、ポリエチレンテレフタレート/ポリカーボネート共重合体、ポリオレフィン、特にポリノルボルネン、ジエチレングリコールビス(アリルカーボネート)の重合体及び共重合体、(メタ)アクリル重合体及び共重合体、特にビスフェノールAから由来する(メタ)アクリル重合体及び共重合体、チオ(メタ)アクリル重合体及び共重合体、ウレタン及びチオウレタン重合体及び共重合体、エポキシ重合体及び共重合体、及びエピスルファイド(episulfide)重合体及び共重合体などの有機材料から作成することができる。
本発明の文脈内では、眼鏡レンズは、偏光フィルタ用の単なる支持部とすることができる。この場合、どのような画像変形も導入されないように、レンズの両側は並行である。これは、矯正(近視、乱視、遠視及び老眼用の矯正)の性質にかかわらず、眼科矯正機能を有するレンズとすることもできる。これは特に、無限焦点、単焦点、遠近両用、三焦点、又は累進(progressive)レンズとすることができる。このレンズは、太陽光保護レンズ又は調光レンズなどの他の光学的機能を伴うこともできる。
図3では、レンズ2は、3つの別々のゾーンに分割されている。垂直に向けられた偏光フィルタを伴う、2aと示されている2つのゾーンは、光学的中心Cの両側に横方向に、対称的に配置されている。ゾーン2aと中央ゾーン2bの間の境界は、直線的且つ垂直である。他の境界形状も、ほぼ同様にして想定することができる。ゾーン2bは、水平に向けられた偏光フィルタを伴う。Cは、レンズ2の光学的中心を示している。距離dは、中心Cの両側に等しく分割されるゾーン2bの全幅を示している。この距離dは、2mm〜50mmの間、すなわち中心Cの各側からそれぞれ1mm〜25mmの間にある。それは、目/頭の協働試験で0のゲインを得た「目を動かすタイプ」の観察者にとっては50mmに等しい。それは、1のゲインを有する「頭を動かすタイプ」の観察者にとっては2ミリメートルに等しい。さらに、測定されるゲインとdの値の間に連続的な直線関係が存在する。周辺視野環境の探索中に頭及び目を等しく回す着用者の性癖を示す0.5のゲインは、したがって26mm(光学的中心Cの各側から13mm)のゾーン2bの幅dに相当する。そのようなレンズは、例えば都市環境での車両運転者に対して特に適している。
2つのゾーン2aの間に配置されるレンズ2の中央部分は、それ自体2つのゾーン2bと2cに分割することができる(図5及び図6)。ゾーン2bは、眼鏡の使用位置に対して水平に向けられた偏光フィルタを伴う。ゾーン2cは、どのような偏光フィルタも伴わない(図5)か、又は斜めに向けられた偏光フィルタを伴う(図6)。したがって、水平反射表面からの光の反射は、ゾーン2bを通過するときに減衰し、又は消滅する。そのような光は、眼鏡着用者の前面にある地面の表面からの反射から結果として生じる可能性がある。特に、それは車両運転者の前面にある濡れた道路の表面からの反射である可能性がある。したがって、ゾーン2cは、偏光した光源を減衰させない(図5)か、又はこのゾーン用のフィルタの向きに対して反対方向に斜めに向けられた偏光を有する源の知覚を容易にする(図6)かのいずれかを可能にする。
したがって、図5又は図6に従ったレンズを装備する眼鏡を着用する車両運転者は、その人の視野内に横方向にある垂直壁からの反射によって引き起こされるまぶしさ、及びその人の前面にある道路の表面に由来する反射の両方に対して保護される。さらに、ゾーン2cに対応するその人の視野の下側中央部分は、偏光した光を放射する液晶表示器の可視性を決して制限することはない非偏光フィルタによって、あるいは0度又は90度で偏光される光を放射する搭載表示器の空白化をもたらさないことを保証する135度で偏光されるフィルタのいずれかによって影響を受ける。これによって運転者は、それらの表示器を読むことが可能になり、且つ45度で偏光される光を生じさせる搭載アクティブマトリックス表示器の増大する視認知覚も保証される。現在市販されている車両のダッシュボードの様々な人間工学的な配置に対応するために、発明者らは、ゾーン2cが、光学的中心と、この中心から20mm下の点との間を通過する上側限界を有するとき、良好な歩み寄りが得られることに気づいた。下方又は上方を見る動きにおける頭の関与は、水平な動きの最中における頭の関与ほど重要ではない。それでもなお、個々人の間に一定の相違点も存在する。垂直方向における頭の関与の重要性は、水平方向における頭の関与の重要性に比べて半分である。したがって、垂直方向の最大ゲインは0.5であると考えることが可能である。眼鏡レンズの偏光の向き特性によって影響を受ける可能性のある主な駆動構成部品は、液晶表示器タイプの速度メータ、ナビゲーション表示装置等である。これらが与える情報へのアクセスの容易性及び迅速性の要件を考慮して、これらの構成部品は、めったに20°より下向きに配置されない。結果として、「目を動かすタイプ」の人は、「頭を動かすタイプ」の人に比べてゾーン2cのさらに下側の位置を許容するであろう。「目を動かすタイプ」の人の場合には、光学的中心より7mm下に配置される境界が、20°下向きに配置された表示器をゾーン2cを通して見る上での限界になる。頭の関与が、動きのせいぜい半分であることを考慮して、この境界は、光学的中心の下、最高で3.5mmのところに配置しなければならないであろう。
上記の実施形態に対して、多数の変形形態を導入することができる。特に、様々なゾーン間の境界の形状は、この変形性の1つの要素である。これらの境界は、直線でも曲線でもよい。
最後に、各偏光フィルタは、本明細書では説明していない当業者に知られている技術の1つに従って製造することができる。これは、1つの特定の方向に沿って偏光される光の吸収によるフィルタとすることができ、又は任意選択で、この方向に沿って偏光される光の反射によるフィルタとすることもできる。
光源の知覚をレンズ着用者の「目/頭」挙動の関数として示す図である。 レンズの使用位置に対して垂直に向けられた偏光フィルタを伴うゾーン(2a)と、使用位置に対して水平に向けられた偏光フィルタを伴う第2のゾーン(2b)とを備える眼用偏光レンズを示す図である。 レンズの使用位置に対して垂直に向けられた偏光フィルタを伴い、且つレンズの横方向縁部に隣接して配置される2つのゾーン(2a)と、使用位置に対して水平に向けられた偏光フィルタを伴う第3のゾーン(2b)とを備える眼用偏光レンズを示す図である。 本発明により製造される2つの眼用偏光レンズを備える眼鏡の図である。 レンズの使用位置に対して垂直に向けられ、且つ水平に向けられてレンズの上側中央部分に配置される偏光フィルタを伴う第3のゾーン(2b)に隣接して位置決めされる偏光フィルタを伴う2つの周辺ゾーン(2a)と、レンズの下側部分に配置される第4の非偏光ゾーン(2c)とを備える眼用偏光レンズを示す図である。 レンズの使用位置に対して垂直に向けられ、且つ水平に向けられてレンズの上側中央部分に配置される偏光フィルタを伴う第3のゾーン(2b)に隣接して位置決めされる偏光フィルタを伴う2つの周辺ゾーン(2a)と、レンズの下側部分に配置される斜めの偏光フィルタ(2c)を有する第4のゾーンとを備える眼用偏光レンズを示す図である。
符号の説明
1 フレーム
2 ガラス、レンズ
2a ゾーン
2b ゾーン
2c ゾーン
3 アーム

Claims (11)

  1. 可変のそれぞれの向きを有する偏光フィルタを伴ういくつかのゾーンに分割された眼用偏光レンズを製造する方法であって、前記レンズが前記レンズの着用者の目/頭の挙動に適合されるように、
    (1)前記着用者の目及び頭のそれぞれの動きの相対的な偏角を特徴付けるステップと、
    (2)前記ステップ(1)からの結果に基づいて、各偏光フィルタの向きを伴うレンズの前記ゾーンを定義するステップと、
    (3)前記レンズ内の、前記ステップ(2)で定義された各ゾーンに、前記ゾーンに対応した偏光方向を有する偏光フィルタを組み込むことによって前記レンズを形成するステップと、
    を含んでなる眼用偏光レンズを製造する方法において、
    前記ステップ(1)は、前記着用者に対して行われる「目/頭」の協働試験のためのゲイン計算ステップを含み、前記ゲインは、前記ステップ(2)で考慮される結果を構成するものであって、前記着用者が対象物を見る際の、着用者の頭の偏位角度を対象物の偏心角度で割ったものに等しいことを特徴とする、眼用偏光レンズを製造する方法。
  2. 前記レンズのゾーンのうちの1つのゾーン(2a)の偏光フィルタが、前記レンズの使用位置に対して垂直に偏光され、垂直に偏光されたフィルタゾーンが、前記レンズの使用位置に対してレンズの横方向側頭縁部(LT)に隣接して配置され、
    前記レンズの他のゾーン(2b)の偏光フィルタが、前記レンズの使用位置に対して水平に偏光され、水平に偏光されたフィルタゾーンが、前記レンズの上縁部に隣接して配置され、前記レンズの下縁部の方向に垂直に延び、且つ前記レンズの横方向鼻縁部(LN)から横方向側頭縁部(LT)の方向に、前記レンズの光学的中心(C)から横方向側頭縁部(LT)に向かって測定される距離Lまで横方向に広がり、
    さらに、前記距離Lは、前記ステップ(2)において、1mm〜25mmの間に設定され、前記「目/頭」の協働試験によって1に等しいゲインが前記着用者に対して得られるときに、前記距離Lを1mmに等しくし、0に等しいゲインが前記着用者に対して得られるときに、前記距離Lを25mmに等しくすることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記「目/頭」の協働試験で前記着用者に対して得られるゲインと前記距離Lとの間で、連続的な直線関係を適用することによって、前記距離Lを前記ステップ(2)で規定することを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  4. 前記レンズの2つのゾーン(2a)の偏光フィルタが、前記レンズの使用位置に対して垂直に偏光され、垂直に偏光されたフィルタを有する前記ゾーンのうちの第1のゾーンが、前記レンズの使用位置に対して前記レンズの横方向側頭縁部(LT)に隣接して配置され、また、垂直に偏光されたフィルタを有する前記ゾーンのうちの第2のゾーンが、前記レンズの使用位置に対して前記レンズの横方向鼻縁部(LN)に隣接して配置され、
    前記レンズの他のゾーン(2b)の偏光フィルタが、前記レンズの使用位置に対して水平に偏光され、水平に偏光されたフィルタゾーンが、前記レンズの上縁部に隣接して配置され、前記レンズの下縁部の方向に垂直に延び、また、垂直に偏光された偏光フィルタを有する前記2つのゾーンの間に距離dにわたって横方向に連続的に広がり、前記距離dは前記レンズの光学的中心(C)を通過する直線上で測定され、前記光学的中心を通過する垂直な直線の両側に等しく広がり、
    さらに、前記距離dは、前記ステップ(2)において、2mm〜50mmの間に設定され、前記「目/頭」の協働試験によって1に等しいゲインが前記着用者に対して得られるときに、前記距離dを2mmに等しくし、0に等しいゲインが前記着用者に対して得られるときに、前記距離dを50mmに等しくすることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  5. 前記「目/頭」の協働試験で前記着用者に対して得られるゲインと前記距離dとの間で、連続的な直線関係を適用することによって、前記距離dを前記ステップ(2)で規定することを特徴とする、請求項4に記載の方法。
  6. 前記レンズの更なるゾーン(2c)は偏光されず、あるいは斜めに向けられた偏光フィルタを有し、前記更なるゾーンが1つ又は複数の垂直に偏光された前記偏光フィルタゾーン(2a)の方向に横方向に連続的に延び、前記レンズの使用位置に対しその下側部分に、水平に偏光された偏光フィルタを有する前記ゾーン(2b)に隣接して配置され、前記レンズの前記光学的中心(C)と前記レンズの使用位置に対し前記光学的中心より下20mmに位置する点との間を通過する上側限界を有することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記更なるゾーン(2c)がどのような偏光フィルタも有さないことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 前記更なるゾーン(2c)は、斜めの偏光方向が前記レンズの使用位置に対する垂直方向に対して0°超から90°未満の間である偏光フィルタを有していることを特徴とする、請求項6に記載の方法。
  9. 前記更なるゾーン(2c)は、斜めの偏光方向が前記レンズの使用位置に対する垂直方向に対して135°に等しい偏光フィルタを有していることを特徴とする、請求項6に記載の方法。
  10. 前記「目/頭」の協働試験で0に等しいゲインが前記着用者に対して得られるとき、前記上側限界が前記レンズの光学的中心(C)の下7mmを通過するように、前記ステップ(2)において、前記更なるゾーン(2c)の前記上側限界を設定することを特徴とする、請求項6〜9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記「目/頭」の協働試験で1に等しいゲインが前記着用者に対して得られるとき、前記上側限界が前記レンズの光学的中心(C)の下3.5mmを通過するように、前記ステップ(2)において、前記更なるゾーン(2c)の前記上側限界を設定することを特徴とする、請求項6〜9のいずれか一項に記載の方法。
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