JP5193114B2 - ロータおよびモータ - Google Patents
ロータおよびモータ Download PDFInfo
- Publication number
- JP5193114B2 JP5193114B2 JP2009089114A JP2009089114A JP5193114B2 JP 5193114 B2 JP5193114 B2 JP 5193114B2 JP 2009089114 A JP2009089114 A JP 2009089114A JP 2009089114 A JP2009089114 A JP 2009089114A JP 5193114 B2 JP5193114 B2 JP 5193114B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnet
- rotor yoke
- rotor
- axial direction
- disposed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Description
特許文献1には、永久磁石において発生する渦電流損を低減し、発熱による永久磁石の減磁を防ぐことで、高効率かつ信頼性の高いモータを得る目的で、永久磁石を複数に分割したものが提案されている。
請求項3に記載した発明は、回転可能に支持されたシャフトに対して同軸状に固定された円柱状のロータヨークと、該ロータヨークの軸方向一端面と他端面との間を軸方向に沿って形成された貫通孔に配された永久磁石と、を有するロータにおいて、前記永久磁石は、前記貫通孔の軸方向両端部に配される端部磁石と、該端部磁石より前記貫通孔の軸方向中央部に配される中央磁石と、が少なくとも軸方向に積層構成されており、前記端部磁石における軸方向に沿う長さが、前記中央磁石における軸方向に沿う長さよりも長くなっているとともに、前記端部磁石が配された位置に対応する前記貫通孔の径方向外側端部と前記ロータヨークの外周縁との間のロータヨーク厚さが、前記中央磁石が配された位置に対応する前記貫通孔の径方向外側端部と前記ロータヨークの外周縁との間のロータヨーク厚さよりも厚くなっていることを特徴としている。
次に、本発明の第一実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。なお、本実施形態では燃料電池車両の車両駆動用モータユニットを用いて説明する。
図1は車両用モータユニットの概略構成断面図である。図1に示すように、車両用モータユニット(以下、モータユニットという。)10は、ステータ21およびロータ22を備えたモータ23を収容するモータハウジング11と、モータハウジング11の一方側に締結され、モータ23のシャフト24からの動力を伝達する動力伝達部(不図示)を収容するミッションハウジング12と、モータハウジング11の他方側に締結され、モータ23の回転センサ25を収容するセンサハウジング13と、を備えている。
次に、本発明の第二実施形態を図4〜図5に基づいて説明する。本実施形態は、第一実施形態と永久磁石の構成が異なるのみであり、その他の構成は第一実施形態と略同一であるため、同一箇所には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
次に、本発明の第三実施形態を図6に基づいて説明する。本実施形態は、第一実施形態と永久磁石およびロータヨークの構成が異なるのみであり、その他の構成は第一実施形態と略同一であるため、同一箇所には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図6に示すように、本実施形態のロータ222は、磁性板材33が積層されたロータヨーク241を備えている。ロータヨーク241の径方向中央部には、シャフト24が固定されている。ロータヨーク241の径方向外側端部近傍には、ロータヨーク241を軸方向に貫通する複数の貫通孔242が形成されている。各貫通孔242の内部には、ネオジウムなどの希土類からなる永久磁石130が挿入されている。なお、永久磁石130は、ロータヨーク241の軸方向に沿って複数に分割(本実施形態では、6個)されている。
例えば、本実施形態では、ロータヨーク厚さを設定する際に、貫通孔の内周面に段差を設けた場合の説明をしたが、ロータヨーク厚さがロータヨークの軸方向両端面から軸方向中央部に向かって徐々に薄くなるように、貫通孔の内周面がテーパ状になるように構成してもよい。
また、本実施形態では、永久磁石が軸方向に沿って6個(偶数)に分割した場合の説明をしたが、軸方向に沿って奇数個の磁石を配置してもよい。その場合、軸方向真ん中に配される磁石がロータヨークの軸方向中央部に位置するように配置するのが望ましい。
Claims (5)
- 回転可能に支持されたシャフトに対して同軸状に固定された円柱状のロータヨークと、該ロータヨークの軸方向一端面と他端面との間を軸方向に沿って形成された貫通孔に配された永久磁石と、を有するロータにおいて、
前記永久磁石は、前記貫通孔の軸方向両端部に配される端部磁石と、該端部磁石より前記貫通孔の軸方向中央部に配される中央磁石と、が少なくとも軸方向に積層構成されており、
前記端部磁石における軸方向に沿う長さが、前記中央磁石における軸方向に沿う長さよりも長くなっているとともに、
前記ロータヨークが磁性板材を軸方向に積層して構成されており、
前記端部磁石における径方向に沿う長さが、前記中央磁石における径方向に沿う長さよりも短くなっていることを特徴とするロータ。 - 前記端部磁石が配された位置に対応する前記貫通孔の径方向外側端部と前記ロータヨークの外周縁との間のロータヨーク厚さが、前記中央磁石が配された位置に対応する前記貫通孔の径方向外側端部と前記ロータヨークの外周縁との間のロータヨーク厚さよりも厚くなっていることを特徴とする請求項1に記載のロータ。
- 回転可能に支持されたシャフトに対して同軸状に固定された円柱状のロータヨークと、該ロータヨークの軸方向一端面と他端面との間を軸方向に沿って形成された貫通孔に配された永久磁石と、を有するロータにおいて、
前記永久磁石は、前記貫通孔の軸方向両端部に配される端部磁石と、該端部磁石より前記貫通孔の軸方向中央部に配される中央磁石と、が少なくとも軸方向に積層構成されており、
前記端部磁石における軸方向に沿う長さが、前記中央磁石における軸方向に沿う長さよりも長くなっているとともに、
前記端部磁石が配された位置に対応する前記貫通孔の径方向外側端部と前記ロータヨークの外周縁との間のロータヨーク厚さが、前記中央磁石が配された位置に対応する前記貫通孔の径方向外側端部と前記ロータヨークの外周縁との間のロータヨーク厚さよりも厚くなっていることを特徴とするロータ。 - 前記ロータヨークの軸方向両端面に、少なくとも前記永久磁石が配された位置が閉塞される端面板が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のロータ。
- 請求項1〜4のいずれかに記載のロータを有するモータであって、
前記ロータの軸方向両端部の少なくともいずれか一方に、油冷機構が設けられていることを特徴とするモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009089114A JP5193114B2 (ja) | 2009-04-01 | 2009-04-01 | ロータおよびモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009089114A JP5193114B2 (ja) | 2009-04-01 | 2009-04-01 | ロータおよびモータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010246184A JP2010246184A (ja) | 2010-10-28 |
JP5193114B2 true JP5193114B2 (ja) | 2013-05-08 |
Family
ID=43098612
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009089114A Expired - Fee Related JP5193114B2 (ja) | 2009-04-01 | 2009-04-01 | ロータおよびモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5193114B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5679899B2 (ja) * | 2011-05-06 | 2015-03-04 | 三菱電機株式会社 | 永久磁石式回転電機 |
JP2020129890A (ja) * | 2019-02-08 | 2020-08-27 | 株式会社日立インダストリアルプロダクツ | 回転電機、及びエレベーター用巻上げ機システム |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5583438A (en) * | 1978-12-16 | 1980-06-23 | Fuji Electric Co Ltd | Self cooling type bearing of rotating electric machine |
JP2000324736A (ja) * | 1999-05-12 | 2000-11-24 | Mitsubishi Electric Corp | 永久磁石型モータ |
JP2005354899A (ja) * | 2005-09-09 | 2005-12-22 | Mitsubishi Electric Corp | 永久磁石型モータ |
JP2009044819A (ja) * | 2007-08-07 | 2009-02-26 | Toyota Motor Corp | 磁石埋め込み型モータ用ロータとその製造方法 |
JP2010220440A (ja) * | 2009-03-18 | 2010-09-30 | Nissan Motor Co Ltd | 永久磁石式回転電機 |
-
2009
- 2009-04-01 JP JP2009089114A patent/JP5193114B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010246184A (ja) | 2010-10-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7411330B2 (en) | Rotating electric machine | |
US9793770B2 (en) | Permanent magnets rotor for rotating electric machine | |
JP5186291B2 (ja) | モータ | |
CN103516081B (zh) | 转子、具有转子的发电-电动机及转子制造方法 | |
JP5958502B2 (ja) | 回転子およびそれを用いた回転電機 | |
US10164489B2 (en) | Rotary electric machine including a cylindrical member to provide improved attachment between a rotor core and a drive shaft with a tapered surface fitted to the cylindrical member | |
US8937417B2 (en) | Rotating electric machine and wind power generation system | |
JP2007104888A (ja) | 回転電機 | |
JP2012125034A (ja) | 永久磁石式回転電機及びその回転子製造方法 | |
JP2013188034A (ja) | 回転電機 | |
JP5673327B2 (ja) | 回転電機の回転子 | |
JP6545393B2 (ja) | コンシクエントポール型の回転子、電動機および空気調和機 | |
JP2006025573A (ja) | ディスク型回転電機のステータ構造 | |
JPWO2010097838A1 (ja) | 永久磁石式回転電機 | |
JP5023100B2 (ja) | 電動機 | |
JP2013099222A (ja) | ロータおよび回転電機 | |
JP2006304539A (ja) | アキシャルギャップ型回転電機のロータ構造 | |
JP2013132116A (ja) | 回転電機 | |
JP5193114B2 (ja) | ロータおよびモータ | |
JP6013269B2 (ja) | 永久磁石式回転電機 | |
KR100751588B1 (ko) | 영구자석 매입형 고속 모터 | |
JP2017517238A (ja) | 回転電気機械のための磁束集中を伴う永久磁石を有するロータ | |
CN107437851B (zh) | 永磁同步电机和电动汽车 | |
JP5244721B2 (ja) | 回転電機のロータ | |
JP5139892B2 (ja) | モータ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120126 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120321 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120511 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130108 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130201 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5193114 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160208 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |