JP5189532B2 - 粒子線治療シミュレータ装置 - Google Patents

粒子線治療シミュレータ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5189532B2
JP5189532B2 JP2009066294A JP2009066294A JP5189532B2 JP 5189532 B2 JP5189532 B2 JP 5189532B2 JP 2009066294 A JP2009066294 A JP 2009066294A JP 2009066294 A JP2009066294 A JP 2009066294A JP 5189532 B2 JP5189532 B2 JP 5189532B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
treatment
particle beam
treatment table
image
scanner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009066294A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010213986A (ja
Inventor
慎也 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2009066294A priority Critical patent/JP5189532B2/ja
Publication of JP2010213986A publication Critical patent/JP2010213986A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5189532B2 publication Critical patent/JP5189532B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Radiation-Therapy Devices (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Description

この発明は、粒子線がん治療などに用いられる粒子線治療装置のシミュレータ装置に関するものである。
従来から放射線をがんなどの腫瘍に照射して治療を行う放射線治療が知られているが、特に最近では放射線として炭素などの重粒子線や陽子線などの粒子線を用いた粒子線治療が注目されている。このような粒子線治療では粒子線を人体のがんなどに適切かつ効率的に照射することが重要である。
そのような粒子線治療装置では、粒子線を実際に照射する前準備として、患部のCT(Computed Tomography)画像を撮影し、それを基にどこに向けてどのように粒子線を照射
するのかを計画し、その計画を基に照射時の位置決めに使用するX線画像を撮影する。この手順は、粒子線を実際に照射する照射室で行う場合もあるし、専用のシミュレーション室の粒子線治療シミュレータ装置を使用する場合もある。
従来の粒子線治療シミュレータ装置について説明する。図8は従来の粒子線治療シミュレータ装置の上面図である。図9は図8のCT側の側面図(図8を右から見た図)である。図10は図8の位置決め装置側の側面図(図8を上から見た図)である。シミュレーション室101は大きくCT側と位置決め装置側に二分される。CT側には、CTレーザポインタ107を有する自走式CTスキャナ102が備えられている。自走式CTスキャナ102が患者103を固定具104で固定したCT治療台105に向かって移動する。CT治療台105は、例えば、前後・左右・上下移動、及びそれらの3軸の回転が可能なものである。CT原点106はCTレーザポインタ107で指し示される点である。
位置決め装置108は、患者103の正方向(正面方向)、側方向のX線画像を同時に撮影する機能を備えている。患者103を固定具104で固定した位置決め治療台115の左右にX線管(水平)111と撮像管(水平)113、上下にX線管(垂直)112と撮像管(垂直)114を配置し、これを用いて正,側両方向のX線画像を同時に撮影する。位置決
め治療台115は、例えば、CT治療台105と同様に3軸方向への移動及びそれらの3軸の回転が可能なものである。X線管(水平)111、X線管(垂直)112は、それぞれ位置決めレーザポインタ117と共に、駆動架台(水平)118、駆動架台(垂直)119に乗っている。この駆動架台(水平)118を動作させることで、X線管(水平)111と位置決めレーザポインタ117のどちらを使用するのかを切り替えることができる。同様に、この駆動架台(垂直)119を動作させることで、X線管(垂直)112と位置決めレーザポインタ117のどちらを使用するのかを切り替えることができる。
位置決めレーザポインタ117は駆動架台(水平)118、駆動架台(垂直)119上及びシミュレーション室101の壁面に備え付けられており、位置決め原点116を指し示している。さらに治療計画装置120は、自走式CTスキャナ102と位置決め治療台115に接続されており、CT画像201(図11参照)を受け取り、それを基に計画を作成し、治療アイソセンタ204(図11参照)の座標とDRR画像(Digital Reconstruction Radiograph、3次元のCT画像201を正方向又は側方向に加算して2次元変換した画像)を位置決め治療台115に送信する機能を持っている。またシミュレーション室10
1では照射室(粒子線照射室)と同様の模擬照射ノズル(水平)109、模擬照射ノズル(
垂直)110を備えており、照射室と同様に機器の干渉を確認することができる。
また、図11はCT画像と座標の位置関係を示す図である。自走式CTスキャナ102で撮影したCT画像201には画像中CT原点・位置決め原点202、患部203が存在する。画像中CT原点・位置決め原点202は、実装置上のCT原点106及び位置決め原点116に対応した点である。患部203はがんなどの腫瘍である。粒子線治療シミュレータ装置の利用者は、治療計画装置120を使って治療アイソセンタ204を決定する。粒子線は治療アイソセンタ204に向けて照射される。治療アイソセンタ204は、治療計画装置120において画像中CT原点・位置決め原点202を原点とした座標で表現される。
次に、従来の粒子線治療シミュレータ装置におけるCT画像撮影からX線画像撮影までの手順について、図12のフローチャートを基に説明する。患者103をCT治療台105に乗せる(S401,S402)。患部203が撮影できそうな位置まで、CT治療台
105自身に備わった機構で、CT治療台105を移動する(S403)。次いで自走式CTスキャナ102を移動する(S404)。CTレーザポインタ107の位置を見て、患部203が撮影できそうなことを確認して、CTレーザポインタ107の位置を固定具104にCT原点106としてマーキングする(S405)。S411では、固定具104にマーキングしたCT原点106を位置決め原点116に合わせるものとする。
CT画像201を撮影し、それを治療計画装置120に送信する(S406)。治療計画装置120で治療アイソセンタ204の座標を決定する。治療アイソセンタ204の座標はS413で位置決め治療台115を動かすために用いられる。また、治療計画装置120ではCT画像201からDRR画像を生成する。DRR画像はS415でX線画像と比較し正しく位置決めできているかどうか確認するために用いられる(S407)。治療計画装置120から位置決め治療台115に治療アイソセンタ204の座標とDRR画像を送信する(S408)。
患者103をCT治療台105から降ろし、前記固定具104と共に、位置決め治療台115に乗せる(S409)。駆動架台(水平)118、駆動架台(垂直)119を動かして位置決めレーザポインタ117を挿入する(S410)。ここで位置決めレーザポインタ117は位置決め原点116を指し示す。固定具104におけるCT原点106のマーキングを位置決め原点116に合わせるように位置決め治療台115を移動する。これによりCT原点106と位置決め原点116が一致する(S411)。
駆動架台(水平)118、駆動架台(垂直)119を動かしてX線管(水平)111、X線管(垂直)112を挿入する(S412)。治療計画装置120から送信された治療アイソセンタ204の座標に位置決め治療台115を移動する(S413)。X線画像を撮影する(S414)。治療計画装置120から送信されたDRR画像とX線画像を比較する(S415)。比較した結果、ずれが許容範囲外の場合、S413に遷移する。許容範囲内の場合は終了とする(S416)。
関連する特許文献としては、共通の治療台又は機器を直線・曲線・回転運動することで複数機器の原点に合わせる方式(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3)が提案されているが、CT原点と位置決め原点が同一ではなく複数機器の原点合わせに治療台を動作させる必要がある。
特開2005−052308号公報 特開2004−255160号公報 特開平8−057069号公報
従来の粒子線治療シミュレータ装置では、複数の治療台が存在するため、CT画像撮影からX線画像撮影に移るには患者が治療台を乗り換えなければならないという問題があった。また、従来の粒子線治療シミュレータ装置ではX線画像撮影の際に、固定具104にマーキングしたCT原点106を位置決め原点116に合わせる必要があった。さらに、前記特許文献に示す共通の治療台では、複数機器の原点合わせに治療台を動作させる必要があり、その際に発生する可能性のある治療台天板の若干のたわみを人手等で補正する必要があった。
この発明は前述のような課題を解決するためになされたものであり、共用治療台を用い、同一のCT・位置決め原点を用いて、CT画像撮影後に治療台を原点合わせのために動作させずに、X線画像を撮影することで、患者への負担を減らし短時間でCT画像撮影、X線画像撮影を行う粒子線治療シミュレータ装置を得ることを目的とする。
この発明に係わる粒子線治療シミュレータ装置は、CT画像を撮影する自走式CTスキャナ、X線画像を撮影するX線管とその撮像管、患者が載置される治療台、前記自走式CTスキャナと前記治療台に接続され、前記自走式CTスキャナで撮影されたCT画像を基に治療アイソセンタの座標とDRR画像を作成し、前記治療台に送信する治療計画装置、及びレーザポインタを備える粒子線治療シミュレータ装置において、前記治療台は、CT画像撮影用とX線画像撮影位置決め用に共用する共用治療台とし、前記共用治療台にはCT画像撮影用CT原点とX線画像撮影用位置決め原点を一致させたCT・位置決め原点を定め、前記レーザポインタは前記CT・位置決め原点を指し示すものであって、前記レーザポインタが指し示す位置を目安に、載置される患者の患部が撮影できるように、前記共用治療台の位置を調節し、位置が調整され患者が載置される共用治療台に対して前記CTスキャナを移動し、前記CTスキャナでCT画像を撮影し、撮影されたCT画像を基に前記治療計画装置で作成された治療アイソセンタの座標とDRR画像を前記共用治療台に送信し送信された治療アイソセンタの座標を基に、患者が載置される前記共用治療台を、前記治療アイソセンタの座標に移動させ、前記X線管とその撮像管でX線画像を撮影するようにしたものである。
この発明の粒子線治療シミュレータ装置によれば、CT画像撮影用とX線画像撮影位置決め用に共用する共用治療台を用い、CT画像撮影用CT原点とX線画像撮影用位置決め原点を一致させた同一のCT・位置決め原点を用いて、CT画像撮影後に共用治療台を原点合わせのために動作させずに、X線画像を撮影することで、患者への負担を減らし短時間でCT画像撮影、X線画像撮影を行う粒子線治療シミュレータ装置を得ることができる。
この発明の実施の形態1における粒子線治療シミュレータ装置の上面図である。 図1において自走式CTスキャナを除いて示すCT側の側面図である。 実施の形態1の粒子線治療シミュレータ装置におけるCT画像撮影からX線画像撮影までの手順を示すフローチャートである。 実施の形態2における粒子線治療シミュレータ装置を示す上面図である。 実施の形態3における粒子線治療シミュレータ装置を示す上面図である。 実施の形態4における粒子線治療シミュレータ装置を示す上面図である。 実施の形態5における粒子線治療シミュレータ装置を示す上面図である。
従来の粒子線治療シミュレータ装置の上面図である。 図1のCT側の側面図である。 図1の位置決め装置側の側面図である。 CT画像と座標の位置関係を示す図である。 従来の粒子線治療シミュレータ装置におけるCT画像撮影からX線画像撮影までの手順を示すフローチャートである。
実施の形態1.
この発明の実施の形態1を図1,2に基づいて説明する。図1は実施の形態1における
粒子線治療シミュレータ装置の上面図である。図2は図1において自走式CTスキャナを除いて示すCT側の側面図(図1を上から見た図)である。なお、全体を通して、各図中の同一符号は同一又は相当部分を示す。図1,2において、CT治療台及び位置決め治療台
を共用とした共用治療台301を用いる。共用治療台301は、例えば、前後・左右・上下移動、及びそれらの3軸の回転が可能なものである。さらに、CT原点106及び位置決め原点116(図8参照)を完全に一致させ、CT・位置決め原点302とする。CTスキャナは治療台に向って移動する自走式CTスキャナを用いる。自走式CTスキャナ102はCT・位置決め原点302の位置に細かな位置合わせをする必要がなく自動で移動できる。
位置決めレーザポインタ117は駆動架台(水平)118上、駆動架台(垂直)119上及びシミュレーション室101の壁面に備え付けられており、共用治療台301のCT・位置決め原点302を指し示している。自走式CTスキャナ102に付属していたCTレーザポインタ117は実施の形態1では不要としてもよい。さらに模擬照射ノズル(水平)109、模擬照射ノズル(垂直)110、撮像管(水平)113、撮像管(垂直)114は共用治療台301から遠ざかるように退避可能である。なお、図では撮像管(水平)113、撮像管(垂直)114は共用治療台301から遠ざかるように水平に移動しているが、配置の都合などにより垂直方法に退避する構成も可能である。
また、図11の位置関係は、実施の形態1では、201はCT画像, 203は患部, 204は治療アイソセンタであるが、202は画像中CT・位置決め原点であり、治療計画装置120にその位置を原点として登録し、実装置の共用治療台301のCT・位置決め原点302に対応し、位置決めレーザポインタ117が指し示す位置である。治療アイソセンタ204は、治療計画装置120において画像中CT・位置決め原点302を原点とした座標で表現される。
次に動作(CT画像撮影からX線画像撮影までの手順)について、図3のフローチャートを基に説明する。患者103を共用治療台301に乗せる(S401,S501)。駆動架台(水平)118、駆動架台(垂直)119を動かして位置決めレーザポインタ117を挿入する。つまり位置決めレーザポインタ117が共用治療台301のCT・位置決め原点302を指し示す位置にセットする。(従来のS410と同様である)。位置決めレーザポインタ117の位置を見て、患者103の患部203が自走式CTスキャナ102撮影できそうな位置まで共用治療台301を移動する(S502)。模擬照射ノズル(水平)109、模擬照射ノズル(垂直)110、撮像管(水平)113、撮像管(垂直)114を退避する(S504)。
自走式CTスキャナ102をCT・位置決め原点302の位置に自動移動する(S505)。CT画像201を撮影し、それを治療計画装置120に送信する(従来のS406と同様である)。治療計画装置120でCT画像201中の治療アイソセンタ204を決
定し、CT画像201からDRR画像を生成する(従来のS407と同様である)。治療計画装置120から共用治療台301に治療アイソセンタ204の座標とDRR画像を送信する(S506)。
駆動架台(水平)118、駆動架台(垂直)119を動かしてX線管(水平)111、X線管(垂直)112を挿入し所定位置にセットする(従来のS412と同様である)。撮像管(
水平)113、撮像管(垂直)114を挿入し所定位置にセットする(S507)。治療計
画装置120から送信された治療アイソセンタ204の座標に共用治療台301を移動する(S508参照)。つまり、治療計画装置120で画像中CT・位置決め原点に対して求めた治療アイソセンタ204の座標を中心にX線管のX線が照射されるように、治療アイソセンタ204の座標に共用治療台301を移動する。X線画像を撮影する(従来のS414と同様である)。治療計画装置120から送信されたDRR画像とX線画像を比較する(S415)。比較した結果、ずれが許容範囲外の場合、S508に遷移する。許容範囲内の場合は終了とする(S416)。
実施の形態1のように、共用治療台301及びCT・位置決め原点302を導入し、CT画像撮影からX線画像撮影までの手順を見直すことで、患者103が治療台を乗り換える必要がなくなる。また従来必要な固定具104のCT原点106のマーキングを位置決め原点に合わせる手順も不要になる。以上から患者への負担を減らし短時間でCT画像撮影、X線画像撮影を行うことができるようになる。
実施の形態2.
実施の形態1では、位置決めレーザポインタ117の位置を見て患部203が撮影できそうな位置まで共用治療台301を移動したが、自走式CTスキャナ102にCTレーザポインタ107を付け、CTレーザポインタ107の指し示す位置を見て、患者103の患部203が撮影できそうな位置まで共用治療台301を移動する。ここでCTレーザポインタ107はCT・位置決め原点302を指し示している。
このような粒子線治療シミュレータ装置を図4に示す。図4では、位置決めレーザポインタ117に代わってCTレーザポインタ107が存在しており、このCTレーザポインタ107を使って、CTレーザポインタ107の指し示す位置を見て、患者103の患部203が撮影できそうな位置まで共用治療台301を移動する。
このようにすると自走式CTスキャナ102にCTレーザポインタ107が付属している場合には、そのレーザポインタを利用することで、位置決めレーザポインタ117及び駆動架台(水平)118、駆動架台(垂直)119を設置する必要がなくなり、粒子線治療シミュレータ装置の製造コストが安くなる。
実施の形態3.
実施の形態1〜2では模擬照射ノズル(水平)109、模擬照射ノズル(垂直)110、撮像管(水平)113、撮像管(垂直)114を人手で退避してから自走式CTスキャナ102を自動移動しているが、以下のようにすることでこれらを連動することができる。図5に示すように、自走式CTスキャナ102、模擬照射ノズル(水平)109、模擬照射ノズル(垂直)110、撮像管(水平)113、撮像管(垂直)114と接続された制御装置601を設ける。制御装置601はPLC(Programmable Logic Controller)等である。制御装置
601は、自走式CTスキャナ102が治療台方向に移動するのを検知した場合に、自走式CTスキャナ102と干渉しないように、模擬照射ノズル(水平)109、模擬照射ノズル(垂直)110、撮像管(水平)113、撮像管(垂直)114を退避方向に移動させる。
このようにすると人手で行う操作をより減らすことができ、人手での作業ミスを防止す
ると共に、より短時間でCT画像撮影、X線画像撮影を行うことができる。
実施の形態4.
実施の形態1〜2では、治療計画装置120から共用治療台301に治療アイソセンタ204の座標とDRR画像を送信した後、人手でX線管(水平)111、X線管(垂直)112を挿入していたが、以下のようにすることでこれらを連動することができる。
図6に示すように、駆動架台(水平)118に載置されたX線管(水平)111、駆動架台(垂直)119に載置されたX線管(垂直)112、撮像管(水平)113、撮像管(垂直)114と治療計画装置120を接続し、治療計画装置120から共用治療台301への治療アイソセンタ204の座標とDRR画像の送信に連動して、駆動架台(水平)118のX線管(水平)111、駆動架台(垂直)119のX線管(垂直)112、撮像管(水平)113、撮像管(垂直)114を挿入する。このようにすると人手で行う操作をより減らすことができ、人手での作業ミスを防止すると共に、より短時間でCT画像撮影、X線画像撮影を行うことができる。
実施の形態5.
実施の形態3,4を同時に行う場合、撮像管(水平)113、撮像管(垂直)114への配線は制御装置601からと治療計画装置120からの2種類があり、配線本数が多く非効率である。図7に示すように、実施の形態3の構成に加えて、治療計画装置120と制御装置601、制御装置601と駆動架台(水平)118に載置されたX線管(水平)111、制御装置601と駆動架台(垂直)119に載置されたX線管(垂直)112をそれぞれ接続し、治療計画装置120から共用治療台301と制御装置601への治療アイソセンタ204の座標とDRR画像の送信に連動して、制御装置601を経由して、駆動架台(水平)118に載置されたX線管(水平)111,駆動架台(垂直)119に載置されたX線管(垂
直)112,撮像管(水平)113,撮像管(垂直)114を挿入する。
このようにすると実施の形態3,4を同時に行おうとする場合に配線本数を減らすことができるので、低コストで粒子線治療シミュレータ装置を製作することができる。
101 シミュレーション室 102 自走式CTスキャナ
103 患者 104 固定具
105 CT治療台 106 CT原点
107 CTレーザポインタ 108 位置決め装置
109 模擬照射ノズル(水平) 110 模擬照射ノズル(垂直)
111 X線管(水平) 112 X線管(垂直)
113 撮像管(水平) 114 撮像管(垂直)
115 位置決め治療台 116 位置決め原点
117 位置決めレーザポインタ 118 駆動架台(水平)
119 駆動架台(垂直) 120 治療計画装置
201 CT画像 202 画像中CT原点・位置決め原点
203 患部 204 治療アイソセンタ
301 共用治療台 302 CT・位置決め原点
601 制御装置

Claims (6)

  1. CT画像を撮影する自走式CTスキャナ、
    X線画像を撮影するX線管とその撮像管、
    患者が載置される治療台、
    前記自走式CTスキャナと前記治療台に接続され、前記自走式CTスキャナで撮影されたCT画像を基に治療アイソセンタの座標とDRR画像を作成し、前記治療台に送信する治療計画装置、及び
    レーザポインタを備える粒子線治療シミュレータ装置において、
    前記治療台は、CT画像撮影用とX線画像撮影位置決め用に共用する共用治療台とし、
    前記共用治療台には、CT画像撮影用CT原点とX線画像撮影用位置決め原点を一致させたCT・位置決め原点を定め、前記レーザポインタは前記CT・位置決め原点を指し示すものであって、
    前記レーザポインタが指し示す位置を目安に、載置される患者の患部が撮影できるように、前記共用治療台の位置を調節し、
    位置が調整され患者が載置される共用治療台に対して前記CTスキャナを移動し、前記CTスキャナでCT画像を撮影し、
    撮影されたCT画像を基に前記治療計画装置で作成された治療アイソセンタの座標とDRR画像を前記共用治療台に送信し
    送信された治療アイソセンタの座標を基に、患者が載置される前記共用治療台を、前記治療アイソセンタの座標に移動させ、前記X線管とその撮像管でX線画像を撮影するようにしたことを特徴とする粒子線治療シミュレータ装置。
  2. 前記レーザポインタは位置決めレーザポインタである請求項1記載の粒子線治療シミュレータ装置。
  3. 前記レーザポインタは前記自走式CTスキャナに付属するCTレーザポインタである請求項1記載の粒子線治療シミュレータ装置。
  4. 粒子線照射を模擬する模擬照射ノズル、前記撮像管、及び前記自走式CTスキャナとそれぞれ接続された制御装置を備え、前記制御装置によって前記自走式CTスキャナが前記共通治療台方向に移動するのを検知した場合に、前記模擬照射ノズルと前記撮像管を退避させて、前記自走式CTスキャナと干渉しないようにしたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の粒子線治療シミュレータ装置。
  5. 駆動架台に載置された前記X線管及び前記撮像管と前記治療計画装置をそれぞれ接続し、前記治療計画装置から前記共用治療台への治療アイソセンタの座標とDRR画像の送信に連動して、前記駆動架台に載置された前記X線管及び前記撮像管を挿入するようにしたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の粒子線治療シミュレータ装置。
  6. 前記治療計画装置と前記制御装置、前記制御装置と駆動架台に載置されたX線管を接続し、前記治療計画装置からの前記制御装置への治療アイソセンタの座標とDRR画像の送信に連動して、前記制御装置を経由して前記駆動架台に載置されたX線管と前記撮像管を挿入するようにしたことを特徴とする請求項4記載の粒子線治療シミュレータ装置。
JP2009066294A 2009-03-18 2009-03-18 粒子線治療シミュレータ装置 Active JP5189532B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009066294A JP5189532B2 (ja) 2009-03-18 2009-03-18 粒子線治療シミュレータ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009066294A JP5189532B2 (ja) 2009-03-18 2009-03-18 粒子線治療シミュレータ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010213986A JP2010213986A (ja) 2010-09-30
JP5189532B2 true JP5189532B2 (ja) 2013-04-24

Family

ID=42973473

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009066294A Active JP5189532B2 (ja) 2009-03-18 2009-03-18 粒子線治療シミュレータ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5189532B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4304021B2 (ja) * 2003-08-01 2009-07-29 株式会社東芝 医用装置用寝台の位置決めシステム
JP2006180910A (ja) * 2004-12-24 2006-07-13 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 放射線治療装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010213986A (ja) 2010-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1389479B1 (en) Composite system for radiation therapy
TWI519332B (zh) 三維畫像攝影系統及粒子線治療裝置
US9492125B2 (en) Patient positioning and imaging system
CN101065162B (zh) 医学放射治疗装置
KR101164150B1 (ko) 방사선 테라피 시스템을 위한 환자 배치 시스템
CN102596315A (zh) 用于显示患者身体表面上几何图形的设备和方法
US20090251709A1 (en) Apparatus and method for the representation of an area on the surface of a patient's body
JP2008068093A (ja) 患者の照射すべきターゲットボリュームに照射プロセスの照射野を適合させる方法および放射線治療装置
CN104955393A (zh) 质子治疗位置投射系统
JP2021520259A (ja) フランクフルト平面を用いたx線医療用撮影装置のアラインメント
EP3654022B1 (en) X-ray tomography device having additional scanner function
WO2012026160A1 (ja) 放射線治療装置制御装置および放射線治療装置制御方法
JP2011172712A (ja) 粒子線治療システムの治療台位置決め装置
JP2008022896A (ja) 位置決め装置
US8666021B2 (en) Radiation therapy system
JP4304021B2 (ja) 医用装置用寝台の位置決めシステム
JP2005052236A (ja) 放射線治療用ベッド装置
JP5298265B2 (ja) 患者位置決め装置
JP3961464B2 (ja) 放射線治療用複合装置
JP2008148964A (ja) 放射線治療用複合装置およびアライメント補正用データ作成方法
JP2010239997A (ja) 放射線画像撮影装置および方法
JP2005027743A (ja) 放射線治療位置決め装置
JP2000176029A (ja) ビーム照射装置
JP2004255160A5 (ja)
KR20170048042A (ko) 엑스선 ct 촬영장치 및 그 촬영방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120828

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130124

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160201

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5189532

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160201

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350