JP5187545B2 - 高圧放電灯点灯装置 - Google Patents

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本発明はプロジェクタ用光源に用いられる高圧放電灯を点灯させるための高圧放電灯点灯装置の始動動作に関するものである。
近年、高圧放電灯点灯装置の電子化による小型、軽量化が進み図2に示すような降圧チョッパ回路とフルブリッジ回路、およびイグナイタ回路の組合せにより高圧放電灯を高周波始動させ、その後、低周波の矩形波で安定に点灯させる高圧放電灯点灯装置がプロジェクタに用いられている(例えば、特願2005−294874号)。
図2を構成する従来回路の動作を説明すると、直流電源10を受けて動作する降圧チョッパ回路20を構成するPWM制御回路28の制御方式は、抵抗27によりランプ電流に比例したランプ電流信号を、抵抗26によりランプ電圧に比例したランプ電圧信号を検出し、ランプ電流信号とランプ電圧信号を乗算器もしくはマイコン等で乗算した電圧信号を元にトランジスタ21のデューティ比をPWM制御回路28にて制御し、高圧放電灯50を適正な電力にて点灯させるものである。
次に降圧チョッパ回路の制限された直流出力受けて動作するフルブリッジ回路30の動作は、トランジスタ31,34とトランジスタ32,33がブリッジ制御回路37にて交互に導通・非導通を繰り返すことにより、降圧チョッパ回路20の直流出力を低周波の交流電流に変換し、高圧放電灯50に供給するものである。
ここでトランジスタ31,32とトランジスタ33,34の中点に接続されたチョークコイル135とコンデンサ36の直列回路は高圧放電灯始動時において、一定時間、通常の点灯周波数より高い周波数でトランジスタ31,34とトランジスタ32,33を交互に導通することになり、高圧放電灯始動前はその高い周波数によりチョークコイル135とコンデンサ36が電圧共振し、チョークコイル135のインダクタンスとコンデンサ36の容量で決まる正弦波の周波数の高い共振電圧がチョークコイル135およびコンデンサ36端に発生し、コンデンサ36に並列に接続されている高圧放電灯50端にも、その高周波の共振電圧が印加される。
高圧放電灯50が始動した直後においても通常の周波数より高い高周波にてブリッジ回路を動作させることにより、降圧チョッパ回路20に加え、チョークコイル135も限流素子となり、制限された電流にて高圧放電灯50は高周波点灯を開始する。そして、一定時間経過後に高周波点灯から低周波の矩形波点灯に移行することにより高圧放電灯50は安定した点灯を維持することができる。
また、この時チョークコイル135とコンデンサ36は高圧放電灯50に流れる、チョッパ回路のスイッチング動作により発生するリップル電流を低減させるためのフィルタ回路の役割も担っている。
始動動作の説明に戻ると、高圧放電灯を始動させるためのイグナイタ回路140の動作は、先に説明したブリッジ制御回路37によりブリッジ回路が高周波動作をするとコンデンサ36端に発生する高周波の正弦波電圧を受け、チョークコイル135とコンデンサ36の接続点側がプラス電位のときにダイオード141、抵抗142、コンデンサ143の向きに電流が流れコンデンサ143が充電される。
高周波の正弦波電圧の極性が反転し、チョークコイル135とコンデンサ36の接続点がマイナス電位のときはコンデンサ146、抵抗145、ダイオード144の向きに電流が流れコンデンサ146が充電される。
上記動作を繰り返すことにより、コンデンサ143とコンデンサ146の直列回路端の電位は徐々に上昇し、この電位が一定電圧(例えば800V)に達するとブレークダウンする特性の放電ギャップ147のブレークダウン電圧に達すると、コンデンサ143、146の直列回路より放電ギャップ147、パルストランス148の一次巻線に電流が流れパルストランス148の一次巻線には例えば800Vに充電されたコンデンサ143、146の電圧が印加される。
ところで、上記の構成は3.5kV程度のパルスを発生させるものであるが、それ以前は8kV程度のパルス電圧で高圧放電灯を始動させていた。そのため、ランプソケットや点灯回路における導体部分の配置について十分な絶縁距離を確保する必要があり装置が大型化する傾向があった。近年プロジェクタの小型化が進むにつれ、装置内の絶縁距離を小さくする必要上、高圧放電灯の始動性を改善することによってこのパルス電圧を低くする要求があり、3.5kV程度で始動する高圧放電灯が開発された。
そこで、比較的に低い3.5kVのパルス電圧を得ようとした場合、例えば上記パルストランス148の一次巻線:二次巻線の巻数を4ターン:20ターン(5倍の昇圧比)に設定すると、パルストランス148の二次巻線は、一次巻線に印加される5倍弱の電圧(図4:3.5kV)が発生し、その電圧はコンデンサ36を介して高圧放電灯50に印加されるため高圧放電灯50がブレークダウンし点灯に至る。
ところで、高圧放電灯を始動させるためのパルス電圧を低くした場合、これまでは高圧放電灯が始動するに当り十分なマージンをもったパルス電圧にて高圧放電灯点灯装置が設計されていたが、絶縁距離を小さくするためにはこのマージンも小さくすることが望ましい。しかし、このマージンが少なくなることにより、高圧放電灯が始動するまで時間がかかる場合が発生することや、高圧放電灯の寿命末期に始動性が悪化する問題がおきてしまう恐れがある。
そのため、マージンの小さい低くしたパルス電圧でも高圧放電灯の始動性を確保するため、パルス電圧の高さを変えないでパルス電圧の周波数を下げて幅のあるエネルギーの大きいパルス電圧を高圧放電灯に印加させる方法がある。
パルス電圧の周波数を下げるには、パルストランス148の一次巻線に電流を供給するコンデンサ143,146の容量を大きくする方法とパルストランスの一次巻線のインダクタンス値を大きくする方法が考えられる。
コンデンサ143及び146の容量を大きくするとコンデンサ容量とトランス148の一次巻線のインダクタンス値で決まる共振周波数が下がるため、パルス電圧の周波数も低くなるが、パルストランスの磁束密度は高まり飽和してしまう方向であるため、コンデンサ容量の増大に伴いパルストランスをより大型にする必要がある。
また、パルストランスの一次巻線のインダクタンス値を大きくする場合、パルストランスのコアの結合を調整するギャップを小さくする方法と、パルストランスの一次巻線の巻数を増やす方法が考えられる。
ギャップを小さくした場合、コンデンサの容量を大きくした場合と同様にパルストランスは飽和してしまう方向であるためパルストランスをより大型にする必要がある。
また、パルストランスの一次巻線の巻数を増やして、一次巻線のインダクタンス値を大きくした場合、磁束密度的には安全方向であるが、一次巻線の増加率と同じ比率で二次巻線数も増やさないと発生するパルス電圧が低下してしまう。
そのため、二次巻線を増やすことによりトランスの大型化、及び二次巻線のインダクタンス値増加により、矩形波点灯時におけるランプ電流の極性切換り時に発生するトランスの騒音が大きくなってしまう問題がある。
本発明は上記高圧放電灯点灯装置における問題点を鑑みなされたもので、トランスの大型化およびトランスからの騒音の増大を抑制しつつ、高圧放電灯の始動性を確保したパルス電圧を発生する高圧放電灯点灯装置を供給することを目的とする。
上記問題点を解決するため、本発明は共振電圧が発生するブリッジ回路30のインダクタとしてトランスを用い、その一次巻線を共振回路側に接続し、一次巻線より巻数の多い二次巻線の出力を平滑・整流した電圧端に必要とするパルス電圧値と同じ(または若干低い)ブレークダウン電圧の放電ギャップと従来例のパルストランスの二次巻線に相当するチョークコイルの直列回路を接続し、かつそのチョークコイルを高圧放電灯50と直列に接続させるものである。
本発明の第1の側面は、直流電源部と、直流電源部の出力を受け高圧放電灯へ供給される電力を制限する降圧チョッパ回路と、降圧チョッパ回路の制限された直流出力を高周波、または低周波の矩形波に変換し高圧放電灯に供給するフルブリッジ回路と、高圧放電灯を始動させるためのイグナイタ回路からなる高圧放電灯点灯装置において、高圧放電灯が放電を開始する前に動作するトランスとコンデンサによる電圧共振回路を設け、トランスの二次巻線に発生する電圧を平滑・整流した電圧源に放電ギャップとチョークコイルが直列に接続され、かつチョークコイルが高圧放電灯と直列に接続された高圧放電灯点灯装置である。
本発明の第2の側面は、直流電源部、直流電源部の出力を受け高圧放電灯へ供給される電力を制限する降圧チョッパ回路、降圧チョッパ回路の制限された直流出力を高周波または低周波の矩形波に変換し高圧放電灯に供給するフルブリッジ回路、及び高圧放電灯を始動させるためのイグナイタ回路からなる高圧放電灯点灯装置において、イグナイタ回路が、高圧放電灯に直列接続されたチョークコイル、第1のコンデンサと放電ギャップが直接接続され、チョークコイルに並列接続された放電回路、及び第1のコンデンサを充電するための昇圧回路からなる高圧放電灯点灯装置である。
ここで、昇圧回路がフルブリッジ回路に設けられたトランスと第2のコンデンサによる電圧共振回路からなり、トランスの1次巻線が第2のコンデンサに接続され、トランスの2次巻線に発生した電圧により第1のコンデンサが充電される構成とした。
本発明の第3の側面は、上記第1又は第2の側面の高圧放電灯点灯装置、高圧放電灯、高圧放電灯が取り付けられるレフレクタ、及び少なくとも該高圧放電灯点灯装置を内包する筐体を備えた光源装置である。
本発明の高圧放電灯点灯装置によれば、共振電圧が発生するブリッジ回路30のインダクタとしてトランスを用い、その一次巻線を共振回路側に接続し、一次巻線より巻数の多い二次巻線の出力を平滑・整流した電圧端に必要とするパルス電圧値と同じブレークダウン電圧の放電ギャップと従来例のパルストランスの二次巻線に相当するチョークコイルの直列回路を接続し、かつチョークコイルを高圧放電灯50と直列に接続に接続し、放電ギャップをブレークダウンさせることにより、同じピークのパルス電圧でも減衰が小さく、パルストランスを大きくせず、かつ、パルストランスからの騒音も大きくしないで、幅の広いパルス電圧を供給することにより始動性の良い高圧放電灯点灯装置が供給可能となる。
次に、実施の形態について説明する。
図1は本発明に係る高圧放電灯点灯装置の実施の形態を示す回路構成図で、図2に示した従来例のものと同一または対応する部材については、同一の番号を付して、その説明を省略する。
本発明に係る高圧放電灯点灯装置において従来例と異なる点は、従来回路の共振チョークコイル135の代わりにトランス35を設け、その一次巻線数をコンデンサ36に接続し、一次巻線より巻数の多い二次巻線の出力をダイオード41にて整流し、コンデンサ42にて平滑した電圧端に必要とするパルス電圧値(例えば3.5kV)と同じ(または若干低い)ブレークダウン電圧の放電ギャップ43とチョークコイル48(従来回路のパルストランス148と同じ巻数、同じインダクタンス)の直列回路を接続したところである。
図1におけるイグナイタ回路40の動作は、先に説明したブリッジ制御回路37によりブリッジ回路が高周波動作をすると従来例と同様にトランス35の一次巻線のインダクタンスとコンデンサ36の容量で決まる正弦波の周波数の高い共振電圧がトランス35の一次巻線およびコンデンサ36端に発生し、コンデンサ36に並列に接続されている高圧放電灯50端にも、その高周波の共振電圧が印加される。
またトランス35の一次巻線より巻数の多い二次巻線にも、その昇圧比に応じた電圧が発生し、ダイオード41、コンデンサ42、抵抗49と電流が流れコンデンサ42が充電されていく。
コンデンサ42の電位が放電ギャップ43のブレークダウン電圧(例えば3kV)に達すると、コンデンサ42より放電ギャップ43、チョークコイル48に電流が流れチョークコイルには例えば3kVに充電されたコンデンサ42の電圧とそれに振動電圧が重畳した電圧(図3:3.5kV)が発生し高圧放電灯に印加される。
本発明の図1の回路によるパルス電圧波形を図3に、従来例の図2の回路によるパルス電圧波形を図4に示す。測定における回路定数及びグラフの目盛り等は以下の通りである。
<図1>
チョークコイル48:25μH(20ターン)
コンデンサ42:0.003μF
共振周波数:580kHz(=1/{2π(25μ×0.003μ)1/2})
放電ギャップ43のブレークダウン電圧:3000V
<図2>
トランス148:1次側1μH(4ターン)、2次側25μH(20ターン)
コンデンサ143と146の合成容量:0.075μF
共振周波数:580kHz
放電ギャップ147のブレークダウン電圧:800V
<図3(A)及び図4(A)>
上段:高圧放電灯50両端にかかるパルス電圧、2kV/div
下段:各放電ギャップの電流、100A/div
時間軸:1μsec/div
<図3(B)及び図4(B)>
上段:高圧放電灯50両端にかかるパルス電圧、2kV/div
下段:各放電ギャップの電流、100A/div
時間軸:400nsec/div
この図からも明らかなように、本発明におけるイグナイタ回路の方が、放電ギャップを含むループにおいて、チョークコイルのインダクタンスが大きく、コンデンサの容量が小さく、従ってループインピーダンスが大きいので、同じピーク電圧(約3.5kV)でもギャップに流れる電流が小さくなるため、エネルギー損失が低減することにより、パルス電圧の減衰が少ない。これにより、図3(A)及び図4(A)を拡大した図3(B)及び図4(B)からも分かるように、ランプ始動性に影響が大きい最初の半サイクルの開始部分(図中の丸破線部)のパルス幅も広いものが得られる。
このときのランプに直列に接続されるインダクタンスは同じ値であるため、ランプ点灯時の騒音が増大することはない。
また、従来例のパルストランス148の一次、二次巻線の巻数は4ターン:20ターン、インダクタンスは1μH:25μH(本発明のチョークコイル48は従来例のパルストランス148の二次巻線と同じ仕様で20ターン、25μH)であり、従来例のギャップ電圧が800Vであるから、1ターン当たりの電圧は800V/4ターン=200Vである。一方、本発明のギャップ電圧は3000Vであるから、1ターン当たりの電圧は3000V/20ターン=150Vとなり、同じ580kHzの周波数でも本発明の方がトランス(チョークコイル48)の磁束密度が75%の値となり余裕がある。
従って同じ磁束密度で使用する場合、更に共振周波数を低くすることが可能となり、より幅の広いパルス電圧を得ることができる。
ここで、コンデンサ容量を増やすことで共振周波数を下げれば、ランプに直列に接続されるインダクタンスは、同じ値であるため、ランプ点灯時の騒音が増大することはない。
図5(A)及びその拡大図5(B)は、コンデンサ42の容量を図3の場合の2倍の0.006μF、チョークコイル48のインダクタンスを25μH、その共振周波数を約410kHzとし、従来例の磁束密度に近い値まで周波数を下げたときのパルス電圧波形であり、更に始動性を改善したものである。なお、目盛りは図3(A)及び(B)と同じである。
以上のように、本実施の形態における高圧放電灯点灯装置は、共振電圧が発生するブリッジ回路30のインダクタとしてトランス35を用い、その一次巻線より巻数の多い二次巻線を設け、その出力を平滑・整流した電圧端に必要とするパルス電圧値と同じブレークダウン電圧の放電ギャップと従来例のパルストランスの二次巻線に相当するチョークコイル48の直列回路を接続し、かつチョークコイル48を高圧放電灯50と直列に接続させてパルス電圧を高圧放電灯に印加することにより、始動性が改善できる減衰し難いパルス電圧、更には幅を広くして始動性を改善できるパルス電圧を供給することが可能である。また、図2の従来回路に対して部品点数も減少する。
なお、図1の実施例においては最も好適なものを示したが、図6に示すように適当な絶縁型の昇圧回路44を用いてコンデンサ42を充電する構成としてもよい。具体的には、スイッチング部45、トランス46、ダイオード41及びコンデンサ42を含めた構成でフライバック型、フォワード型等の一般的な昇圧コンバータを構成すればよい。なお、昇圧回路44はコンデンサ42の充電さえできればよいので電流容量は小さくてよい。
このようにフルブリッジ回路の動作とは独立してコンデンサ42を充電してパルス電圧を発生させることができるので、パルスの間隔やタイミングを所望の態様で制御できる。
上記実施例では、構成部品を大型化せずにかつ騒音を抑制しつつも始動性を改善した高圧放電灯点灯装置を示したが、それを用いたアプリケーションとしての光源装置を図7に示す。
図7において、61は上記で説明した各実施例の高圧放電灯点灯装置、62は高圧放電灯50が取り付けられるレフレクタ、63は高圧放電灯点灯装置61、高圧放電灯50及びレフレクタ62を内蔵する筐体である。なお、図は実施例を模擬的に図示したものであり、寸法、配置などは図面通りではない。そして、図示されない映像系の部材等を筐体63内に適宜配置してプロジェクタが構成される。
上記より、構成部品を大型化せずにかつ騒音を抑制しつつも始動性を改善した高圧放電灯点灯装置を内蔵したので、プロジェクタの小型化を視野に入れつつ信頼性の高いプロジェクタを得ることができる。
本発明に係る高圧放電灯点灯装置の実施の形態を示す回路構成図。 従来の高圧放電灯点灯装置を示す回路構成図。 本発明における改善されたパルス電圧波形を示す図。 従来例におけるパルス電圧波形を示す図。 本発明における更に改善されたパルス電圧波形を示す図。 本発明の変形例を示す図。 本発明の光源装置を示す図。
符号の説明
10:直流電源
20:降圧チョッパ回路
30:フルブリッジ回路
31、32、33、34:トランジスタ
35:トランス
36:コンデンサ
37:ブリッジ制御回路
40:イグナイタ回路
41:ダイオード
42:コンデンサ
43:放電ギャップ
44:昇圧回路
45:スイッチング部
46:トランス
48:チョークコイル
49:抵抗
50:高圧放電灯
61:高圧放電灯点灯装置
62:レフレクタ
63:筐体

Claims (3)

  1. 直流電源部と、該直流電源部の出力を受け高圧放電灯へ供給される電力を制限する降圧チョッパ回路と、該降圧チョッパ回路の制限された直流出力を高周波または低周波の矩形波に変換し該高圧放電灯に供給するフルブリッジ回路と、該高圧放電灯を始動させるためのイグナイタ回路からなる高圧放電灯点灯装置において、
    前記高圧放電灯が放電を開始する前に動作するトランスとコンデンサによる電圧共振回路を設け、前記トランスの二次巻線に発生する電圧を平滑・整流した電圧源に放電ギャップとチョークコイルが直列に接続され、かつ前記チョークコイルが前記高圧放電灯と直列に接続されたことを特徴とする高圧放電灯点灯装置。
  2. 直流電源部、該直流電源部の出力を受け高圧放電灯へ供給される電力を制限する降圧チョッパ回路、該降圧チョッパ回路の制限された直流出力を高周波または低周波の矩形波に変換し該高圧放電灯に供給するフルブリッジ回路、及び該高圧放電灯を始動させるためのイグナイタ回路からなる高圧放電灯点灯装置において、
    前記イグナイタ回路が、
    前記高圧放電灯に直列接続されたチョークコイル、
    第1のコンデンサと放電ギャップが直接接続され、該チョークコイルに並列接続された放電回路、及び
    該第1のコンデンサを充電するための昇圧回路
    からなり、
    前記昇圧回路が前記フルブリッジ回路に設けられたトランスと第2のコンデンサによる電圧共振回路からなり、該トランスの1次巻線が該第2のコンデンサに接続され、該トランスの2次巻線に発生した電圧により前記第1のコンデンサが充電される高圧放電灯点灯装置。
  3. 請求項1又は2に記載の高圧放電灯点灯装置、高圧放電灯、該高圧放電灯が取り付けられるレフレクタ、及び少なくとも該高圧放電灯点灯装置を内包する筐体を備えた光源装置。
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