JP5187521B2 - プロトコル不一致検出システム、プロトコル不一致検出方法およびプロトコル不一致検出プログラム - Google Patents

プロトコル不一致検出システム、プロトコル不一致検出方法およびプロトコル不一致検出プログラム Download PDF

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Description

本発明はプロトコル不一致検出システム、プロトコル不一致検出方法およびプロトコル不一致検出プログラムに関し、特に、異なるグループ間あるいは個人間のプロトコルの不一致を検出するシステム、方法及びプログラムに関する。
異なるグループ間あるいは個人間のコミュニケーションにおいて、送信者の意図が受信者に正しく伝わっているかどうかを確認することは、送信者と受信者の双方にとって重要である。
この問題を解決するため、あらかじめプロトコル(語句・表現・習慣)を統一しておいて誤解(コミュニケーションミス)を減らす方法や、誤解の可能性がある場合には毎回確認を行うという方法が考えられる。
第1の問題点は、グループが異なるとプロトコルも異なり、グループ間のコミュニケーションの効率が低下することである。その理由は、コミュニケーション異常が起こった場合の検出手段がないためである。
そこで、本発明は上記課題に鑑みて発明されたものであって、その目的は、異なるグループ間のコミュニケーションにおいて、コミュニケーション異常が起こったときにそれを周知することにより、結果として正しい意思疎通を行うことができる技術を提供することである。
上記課題を解決する本発明は、プロトコル不一致検出システムであって、第1のプロトコルデータベースと、第2のプロトコルデータベースと、第1のユーザの発表内容を取得し、前記第1のプロトコルデータベースに蓄積する第1のプロトコルデータベース蓄積手段と、第2のユーザの発表内容を取得し、前記第2のプロトコルデータベースに蓄積する第2のプロトコルデータベース蓄積手段と、前記第2のユーザの発表内容を受信する発表内容受信手段と、前記第1のプロトコルデータベースと前記第2のプロトコルデータベースとを参照し、前記第2のユーザの発表内容に含まれるある単語に対し、該ある単語の位置的に近傍の単語を前記第1のプロトコルデータベースから検出することで、前記第1のユーザにおいて前記ある単語に対応する単語を同定し、同定した単語が前記第2のユーザの発表内容に含まれる単語と一致しない場合にプロトコルの不一致を検出するプロトコル不一致検出手段とを備えることを特徴とする。また、上記課題を解決する本発明は、プロトコル不一致検出システムであって、第1のプロトコルデータベースと、第2のプロトコルデータベースと、第1のユーザの発表内容を取得し、前記第1のプロトコルデータベースに蓄積する第1のプロトコルデータベース蓄積手段と、第2のユーザの発表内容を取得し、前記第2のプロトコルデータベースに蓄積する第2のプロトコルデータベース蓄積手段と、前記第2のユーザの発表内容を受信する発表内容受信手段と、前記第1のプロトコルデータベースと前記第2のプロトコルデータベースとを参照し、前記第2のユーザの発表内容に含まれるある単語に対し、前記第1のプロトコルデータベースで前記ある単語が使われている位置を検出し、前記第2のプロトコルデータベースにおいて前記位置に対応する単語を同定し、同定した単語が前記第2のユーザの発表内容に含まれる単語と一致しない場合にプロトコルの不一致を検出するプロトコル不一致検出手段とを備えることを特徴とする。
上記課題を解決する本発明は、プロトコル不一致検出システムであって、第1のプロトコルデータベースと、第2のプロトコルデータベースと、第1のユーザの発表内容を取得し、前記第1のプロトコルデータベースに蓄積する第1のプロトコルデータベース蓄積手段と、第2のユーザの発表内容を取得し、前記第2のプロトコルデータベースに蓄積する第2のプロトコルデータベース蓄積手段と、前記第2のユーザの発表内容を受信する発表内容受信手段と、前記第1のプロトコルデータベースと前記第2のプロトコルデータベースとを参照し、前記第2のユーザの発表内容に含まれるある単語に対し、該ある単語の位置的に近傍の単語を前記第1のプロトコルデータベースから検出することで、前記第1のユーザにおいて前記ある単語に対応する単語を同定し、同定した単語が前記第2のユーザの発表内容に含まれる単語と一致しない場合に、一致しない部分を通知するプロトコル不一致検出手段とを備えることを特徴とする。また、上記課題を解決する本発明は、プロトコル不一致検出システムであって、第1のプロトコルデータベースと、第2のプロトコルデータベースと、第1のユーザの発表内容を取得し、前記第1のプロトコルデータベースに蓄積する第1のプロトコルデータベース蓄積手段と、第2のユーザの発表内容を取得し、前記第2のプロトコルデータベースに蓄積する第2のプロトコルデータベース蓄積手段と、前記第2のユーザの発表内容を受信する発表内容受信手段と、前記第1のプロトコルデータベースと前記第2のプロトコルデータベースとを参照し、前記第2のユーザの発表内容に含まれるある単語に対し、前記第1のプロトコルデータベースで前記ある単語が使われている位置を検出し、前記第2のプロトコルデータベースにおいて前記位置に対応する単語を同定し、同定した単語が前記第2のユーザの発表内容に含まれる単語と一致しない場合に、一致しない部分を通知するプロトコル不一致検出手段とを備えることを特徴とする。
上記課題を解決する本発明は、プロトコル翻訳システムであって、第1のプロトコルデータベースと、第2のプロトコルデータベースと、第1のユーザの発表内容を取得し、前記第1のプロトコルデータベースに蓄積する第1のプロトコルデータベース蓄積手段と、第2のユーザの発表内容を取得し、前記第2のプロトコルデータベースに蓄積する第2のプロトコルデータベース蓄積手段と、前記第2のユーザの発表内容を受信する発表内容受信手段と、前記第1のプロトコルデータベースと前記第2のプロトコルデータベースとを参照し、前記第2のユーザの発表内容に含まれるある単語に対し、該ある単語の位置的に近傍の単語を前記第1のプロトコルデータベースから検出することで、前記第1のユーザにおいて前記ある単語に対応する単語を同定し、同定した単語が前記第2のユーザの発表内容に含まれる単語と一致しない場合にプロトコルの不一致を検出するプロトコル不一致検出手段と、検出した不一致の表現を翻訳する翻訳手段と
を備えることを特徴とする。
上記課題を解決する本発明は、プロトコル不一致検出方法であって、第1のユーザの発表内容を取得し、第1のプロトコルデータベースに蓄積し、第2のユーザの発表内容を取得し、第2のプロトコルデータベースに蓄積し、受信した前記第2のユーザの発表内容を、前記第1のプロトコルデータベースと前記第2のプロトコルデータベースとを参照し、前記第2のユーザの発表内容に含まれるある単語に対し、該ある単語の位置的に近傍の単語を前記第1のプロトコルデータベースから検出することで、前記第1のユーザにおいて前記ある単語に対応する単語を同定し、同定した単語が前記第2のユーザの発表内容に含まれる単語と一致しない場合にプロトコルの不一致を検出することを特徴とする。また、上記課題を解決する本発明は、プロトコル不一致検出方法であって、
第1のユーザの発表内容を取得し、第1のプロトコルデータベースに蓄積し、
第2のユーザの発表内容を取得し、第2のプロトコルデータベースに蓄積し、
受信した前記第2のユーザの発表内容を、前記第1のプロトコルデータベースと前記第2のプロトコルデータベースとを参照し、前記第2のユーザの発表内容に含まれるある単語に対し、前記第1のプロトコルデータベースで前記ある単語が使われている位置を検出し、前記第2のプロトコルデータベースにおいて前記位置に対応する単語を同定し、同定した単語が前記第2のユーザの発表内容に含まれる単語と一致しない場合にプロトコルの不一致を検出することを特徴とする。
上記課題を解決する本発明は、プロトコル不一致検出方法であって、第1のユーザの発表内容を取得し、第1のプロトコルデータベースに蓄積し、第2のユーザの発表内容を取得し、第2のプロトコルデータベースに蓄積し、受信した前記第2のユーザの発表内容を、前記第1のプロトコルデータベースと前記第2のプロトコルデータベースとを参照し、前記第2のユーザの発表内容に含まれるある単語に対し、該ある単語の位置的に近傍の単語を前記第1のプロトコルデータベースから検出することで、前記第1のユーザにおいて前記ある単語に対応する単語を同定し、同定した単語が前記第2のユーザの発表内容に含まれる単語と一致しない場合に、一致しない部分を通知することを特徴とする。また、上記課題を解決する本発明は、プロトコル不一致検出方法であって、
第1のユーザの発表内容を取得し、第1のプロトコルデータベースに蓄積し、
第2のユーザの発表内容を取得し、第2のプロトコルデータベースに蓄積し、
受信した前記第2のユーザの発表内容を、前記第1のプロトコルデータベースと前記第2のプロトコルデータベースとを参照し、前記第2のユーザの発表内容に含まれるある単語に対し、前記第1のプロトコルデータベースで前記ある単語が使われている位置を検出し、前記第2のプロトコルデータベースにおいて前記位置に対応する単語を同定し、同定した単語が前記第2のユーザの発表内容に含まれる単語と一致しない場合に、一致しない部分を通知することを特徴とする。
上記課題を解決する本発明は、プロトコル翻訳方法であって、第1のユーザの発表内容を取得し、第1のプロトコルデータベースに蓄積し、第2のユーザの発表内容を取得し、第2のプロトコルデータベースに蓄積し、受信した前記第2のユーザの発表内容を、前記第1のプロトコルデータベースと前記第2のプロトコルデータベースとを参照し、前記第2のユーザの発表内容に含まれるある単語に対し、該ある単語の位置的に近傍の単語を前記第1のプロトコルデータベースから検出することで、前記第1のユーザにおいて前記ある単語に対応する単語を同定し、同定した単語が前記第2のユーザの発表内容に含まれる単語と一致しない場合にプロトコルの不一致を検出し、検出した不一致の表現を翻訳することを特徴とする。
上記課題を解決する本発明は、プロトコルの不一致を検出するプログラムであって、第1のユーザの発表内容を取得し、第1のプロトコルデータベースに蓄積する処理と、第2のユーザの発表内容を取得し、第2のプロトコルデータベースに蓄積する処理と、受信した前記第2のユーザの発表内容を、前記第1のプロトコルデータベースと前記第2のプロトコルデータベースとを参照し、前記第2のユーザの発表内容に含まれるある単語に対し、該ある単語の位置的に近傍の単語を前記第1のプロトコルデータベースから検出することで、前記第1のユーザにおいて前記ある単語に対応する単語を同定し、同定した単語が前記第2のユーザの発表内容に含まれる単語と一致しない場合にプロトコルの不一致を検出する処理とを情報処理装置に実行させることを特徴とする。また、上記課題を解決する本発明は、プロトコルの不一致を検出するプログラムであって、第1のユーザの発表内容を取得し、前記第1のプロトコルデータベースに蓄積する処理と、第2のユーザの発表内容を取得し、前記第2のプロトコルデータベースに蓄積する処理と、受信した前記第2のユーザの発表内容を、前記第1のプロトコルデータベースと前記第2のプロトコルデータベースとを参照し、前記第2のユーザの発表内容に含まれるある単語に対し、前記第1のプロトコルデータベースで前記ある単語が使われている位置を検出し、前記第2のプロトコルデータベースにおいて前記位置に対応する単語を同定し、同定した単語が前記第2のユーザの発表内容に含まれる単語と一致しない場合にプロトコルの不一致を検出する処理とを情報処理装置に実行させることを特徴とする。
上記課題を解決する本発明は、プロトコルの不一致を検出するプログラムであって、第1のユーザの発表内容を取得し、第1のプロトコルデータベースに蓄積する処理と、第2のユーザの発表内容を取得し、第2のプロトコルデータベースに蓄積する処理と、受信した前記第2のユーザの発表内容を、前記第1のプロトコルデータベースと前記第2のプロトコルデータベースとを参照し、前記第2のユーザの発表内容に含まれるある単語に対し、該ある単語の位置的に近傍の単語を前記第1のプロトコルデータベースから検出することで、前記第1のユーザにおいて前記ある単語に対応する単語を同定し、同定した単語が前記第2のユーザの発表内容に含まれる単語と一致しない場合に、一致しない部分を通知する処理とを情報処理装置に実行させることを特徴とする。また、上記課題を解決する本発明は、プロトコルの不一致を検出するプログラムであって、第1のユーザの発表内容を取得し、第1のプロトコルデータベースに蓄積する処理と、第2のユーザの発表内容を取得し、第2のプロトコルデータベースに蓄積する処理と、受信した前記第2のユーザの発表内容を、前記第1のプロトコルデータベースと前記第2のプロトコルデータベースとを参照し、前記第2のユーザの発表内容に含まれるある単語に対し、前記第1のプロトコルデータベースで前記ある単語が使われている位置を検出し、前記第2のプロトコルデータベースにおいて前記位置に対応する単語を同定し、同定した単語が前記第2のユーザの発表内容に含まれる単語と一致しない場合に、一致しない部分を通知する処理とを情報処理装置に実行させることを特徴とする。
上記課題を解決する本発明は、プロトコルの不一致の表現を翻訳するプログラムであって、第1のユーザの発表内容を取得し、第1のプロトコルデータベースに蓄積する処理と、第2のユーザの発表内容を取得し、第2のプロトコルデータベースに蓄積する処理と、受信した前記第2のユーザの発表内容を、前記第1のプロトコルデータベースと前記第2のプロトコルデータベースとを参照し、前記第2のユーザの発表内容に含まれるある単語に対し、該ある単語の位置的に近傍の単語を前記第1のプロトコルデータベースから検出することで、前記第1のユーザにおいて前記ある単語に対応する単語を同定し、同定した単語が前記第2のユーザの発表内容に含まれる単語と一致しない場合にプロトコルの不一致を検出し、検出した不一致の表現を翻訳する処理とを情報処理装置に実行させることを特徴とする。
本発明の効果は、業務上のコミュニケーションにおける誤解が低減できることである。その理由は、過去の発表内容(例えば、業務履歴)を元に外部からの発表内容に含まれる未知の語句を検出し、プロトコルの不一致を検出するためである。
図1は第1の実施の形態に係るプロトコル不一致検出システムの全体の構成を示した図である。 図2はプロトコル不一致検出システムの動作フローチャートである。 図3は実施例1にかかるプロトコル不一致検出システムの全体の構成を示した図である。 図4は実施例1を説明する為の図である。 図5は実施例1を説明する為の図である。 図6は第2の実施の形態に係るプロトコル不一致検出システムの全体の構成を示した図である。 図7は実施例2にかかるプロトコル不一致検出システムの全体の構成を示した図である。 図8は実施例2を説明する為の図である。 図9は第2の実施の形態に係る他のプロトコル不一致検出システムの全体の構成を示した図である。 図10は第3の実施の形態に係るプロトコル不一致検出システムの全体の構成を示した図である。 図11は実施例3にかかるプロトコル不一致検出システムの全体の構成を示した図である。 図12は実施例3を説明する為の図である。 図13は第4の実施の形態に係るプロトコル不一致検出システム1の全体の構成を示した図である。 図14は実施例4にかかるプロトコル不一致検出システムの全体の構成を示した図である。 図15は実施例4を説明する為の図である。
符号の説明
10,20 プロトコルデータベース
11 入力手段
12 プロトコルデータ蓄積手段
13 発表内容受信手段
14 プロトコル不一致検出手段
15 出力手段
本発明の特徴を説明する。
本発明は、プロトコルデータベースと、ユーザの発表内容を取得し、前記プロトコルデータベースに蓄積するプロトコルデータ蓄積手段と、前記ユーザ以外の発表内容を受信する発表内容受信手段と、前記プロトコルデータベースを参照して、前記ユーザ以外の発表内容のうち前記ユーザのプロトコルと一致しない不一致部分を検出するプロトコル不一致検出手段とを備える。
また、前記プロトコル不一致検出手段は、プロトコルの不一致を通知する。
本発明は、プロトコルデータベースと、ユーザの発表内容を取得し、前記プロトコルデータベースに蓄積するプロトコルデータ蓄積手段と、前記ユーザ以外の発表内容を受信する発表内容受信手段と、前記プロトコルデータベースを参照して、前記ユーザ以外の発表内容のうち前記ユーザのプロトコルと一致しない部分を通知するプロトコル不一致検出手段とを備える。
また、前記発表内容は、例えば、電子メール、仕様書、会議資料、議事録、会議の発言内容のいずれか、またはこれらの組合せである。
また、前記プロトコル不一致検出手段は、単語共起頻度、単語相互情報量、類義語辞書のいずれか、またはこれらの組合せによってプロトコル不一致の対象単語又は表現を同定する。
また、前記プロトコル不一致検出手段は、前記ユーザのプロトコルデータベースと、前記ユーザ以外のプロトコルデータベースとを参照して、前記ユーザ以外の発表内容のうち前記ユーザのプロトコルと一致しない不一致部分を検出する。
また、本発明は、プロトコルデータベースの内容を元に作成されたプロトコル辞書を備え、前記プロトコル不一致検出手段は、前記プロトコル辞書を用いて、プロトコルの不一致を検出する。
また、本発明は、プロトコルデータベースの内容を元に作成されたプロトコル辞書を備え、前記プロトコル不一致検出手段は、前記プロトコル辞書を用いて、プロトコルが一致する単語又は表現と不一致である単語又は表現を検出する。
また、前記プロトコル不一致検出手段は、自システムのプロトコルデータベースと、ネットワーク上に公開されているプロトコルデータベースとを用いて、プロトコルの不一致を検出する。
また、本発明は、不一致を検出したプロトコルのデータを、前記ネットワーク上に公開されているプロトコルデータベースに送信する発表内容送信手段を備え、前記ネットワーク上に公開されているプロトコルデータベースに、前記送信されたデータを蓄積する。
また、本発明は、前記通知を、前記発表内容を受け取ったユーザに通知する通知手段を備える。
また、本発明は、前記通知を、前記発表内容を発表したユーザに通知する通知手段を備える。
また、本発明は、プロトコル不一致の検出を集計するプロトコル不一致集計手段を備える。
本発明は、プロトコルデータベースと、ユーザの発表内容を取得し、前記プロトコルデータベースに蓄積するプロトコルデータ蓄積手段と、前記ユーザ以外の発表内容を受信する発表内容受信手段と、前記ユーザ以外の発表内容と前記プロトコルデータベースの内容の不一致に基づいて、プロトコル辞書を作成するプロトコル辞書作成手段とを備える。
本発明は、プロトコル不一致検出方法であって、ユーザの発表内容を取得し、プロトコルデータベースに蓄積し、受信した前記ユーザ以外の発表内容を、前記プロトコルデータベースを参照して、前記ユーザ以外の発表内容のうち前記ユーザのプロトコルと一致しない不一致部分を検出する。
また、本発明は、プロトコルの不一致を通知する。
また、本発明は、プロトコル不一致方法であって、ユーザの発表内容を取得し、プロトコルデータベースに蓄積し、受信した前記ユーザ以外の発表内容を、前記プロトコルデータベースを参照して、前記ユーザ以外の発表内容のうち前記ユーザのプロトコルと一致しない部分を通知する。
また、前記発表内容は、例えば、電子メール、仕様書、会議資料、議事録、会議の発言内容のいずれか、またはこれらの組合せである。
また、前記プロトコル不一致の検出は、単語共起頻度、単語相互情報量、類義語辞書のいずれか、またはこれらの組合せによってプロトコル不一致の対象単語又は表現を同定しプロトコル不一致を検出する。
また、前記プロトコル不一致の検出は、前記ユーザのプロトコルデータベースと、前記ユーザ以外のプロトコルデータベースとを参照して、前記ユーザ以外の発表内容のうち前記ユーザのプロトコルと一致しない不一致部分を検出する。
また、前記プロトコル不一致の検出は、プロトコルデータベースの内容を元に作成されたプロトコル辞書を用いて、プロトコルの不一致を検出する。
また、前記プロトコル不一致の検出は、プロトコルデータベースの内容を元に作成されたプロトコル辞書を用いて、プロトコルが一致する単語又は表現と不一致である単語又は表現を検出する。
また、前記プロトコル不一致の検出は、自システムのプロトコルデータベースと、ネットワーク上に公開されているプロトコルデータベースとを用いて、プロトコルの不一致を検出する。
また、本発明は、不一致を検出したプロトコルのデータを、前記ネットワーク上に公開されているプロトコルデータベースを蓄積する。
また、本発明は、前記通知を、前記発表内容を受け取ったユーザに通知する。
また、本発明は、前記通知を、前記発表内容を発表したユーザに通知する。
また、本発明は、プロトコル不一致の検出を集計し、集計結果を出力する。
また、本発明は、プロトコル辞書作成方法であって、ユーザの発表内容を取得し、プロトコルデータベースに蓄積し、前記ユーザ以外の発表内容を受信し、前記ユーザ以外の発表内容と前記プロトコルデータベースの内容の不一致に基づいて、プロトコル辞書を作成する。
また、本発明は、プロトコルの不一致を検出するプログラムであって、ユーザの発表内容を取得し、プロトコルデータベースに蓄積する処理と、受信した前記ユーザ以外の発表内容を、前記プロトコルデータベースを参照して、前記ユーザ以外の発表内容のうち前記ユーザのプロトコルと一致しない不一致部分を検出する処理とを情報処理装置に実行させる。
また、本発明は、プロトコルの不一致を通知する処理を情報処理装置に実行させる。
また、本発明は、プロトコルの不一致を検出するプログラムであって、ユーザの発表内容を取得し、プロトコルデータベースに蓄積する処理と、受信した前記ユーザ以外の発表内容を、前記プロトコルデータベースを参照して、前記ユーザ以外の発表内容のうち前記ユーザのプロトコルと一致しない部分を通知する処理とを情報処理装置に実行させる。
また、本発明は、プロトコル不一致の検出の為のプロトコル辞書作成システムであって、ユーザの発表内容を取得し、プロトコルデータベースに蓄積するプロトコルデータ蓄積手段と、前記プロトコルデータベースの内容に基づいて、プロトコル不一致の検出の為のプロトコル辞書を作成するプロトコル辞書作成手段とを備える。
続いて、詳細な実施の形態を説明する。
<第1の実施の形態>
本発明の第1の実施の形態を説明する。
図1は、第1の実施の形態に係るプロトコル不一致検出システムの全体の構成を示した図である。
プロトコル不一致検出システム1は、プロトコルデータベース10と、プロトコルデータベース10に蓄積されるデータを入力する入力手段11と、入力されたデータをプロトコルデータベース10に蓄積するプロトコルデータ蓄積手段12と、外部からの発表内容を受け取る発表内容受信手段13と、プロトコルデータベース10を参照して受信した発表内容のうち、プロトコル不一致検出システム1のユーザのプロトコルと一致しない部分を検出するプロトコル不一致検出手段14と、検出されたプロトコル不一致と検出されたプロトコル不一致部分とを出力(通知)する出力手段15とを備える。尚、出力手段15は、プロトコル不一致の検出の通知と検出されたプロトコル不一致部分の通知のいずれか一方のみを出力するようにしても良い。
ここで、発表とは他の者に対して音声、文書等を電子的な手段を用いて知らせることをいい、電子的な手段とは、電話や電子メールのみならず、通信手段を用いたテレビ会議等も含まれる。
入力手段11によって入力されるデータは、発表に関するデータであって、プロトコル不一致検出システム1のユーザ(ユーザが所属するグループでも良い)が使用、作成したメール、ブログ、文書等の電子的なデータのみならず、音声等であっても良い。入力手段11は、これらのデータをプロトコルデータベース10に入力することができるものであれば良く、例えば、キーボードやマウス、電話システム、マイク、又は、作成したメールや文書を自動的に取り込むインタフェース等である。尚、電話システムやマイクを用いる場合には、入力手段11には音声認識装置を組み込むことが考えられる。
プロトコルデータ蓄積手段12は、入力手段11から入力されたデータを、プロトコルデータベース10の方式に変換して蓄積する蓄積手段である。例えば、プロトコルデータベース10が、ある単語と、この単語と共起する単語とを関連付けて記憶している場合、入力されたデータに対して形態素解析等を行い、各単語と共起している単語とを関連づけてプロトコルデータベース10に蓄積していく。尚、後述するプロトコル不一致検出手段14により形態素解析や共起等を処理する場合には、入力手段11から入力されたデータを解析することなく、プロトコルデータベース10に蓄積しても良い。
また、プロトコルデータ蓄積手段12は、入力手段11から取り込まれたデータのみならず、検索エンジンのように、自動巡回しながら、ユーザ(ユーザが所属するグループでも良い)使用、作成したデータを取得するように構成しても良い。
発表内容受信手段13は、外部からの電子メールやワープロ等のアプリケーションのファイル等や、通信先相手の発言(音声)を受信し、これらのデータをプロトコル不一致検出手段14がプロトコルの不一致を検出できるフォーマットに変換して出力する。
プロトコル不一致検出手段14は、プロトコルデータベース10を参照し、プロトコルデータベース10に登録されているデータと受信した発表内容とを照合し、プロトコルの不一致があるかどうかを判定する。例えば、発表内容にユーザが使用していない単語、すなわち、プロトコルデータベース10にユーザが利用する単語として登録されていない単語がある場合には、プロトコルの不一致と判定する。プロトコルの不一致と判定した場合には、その結果を出力する。尚、出力結果としては、発表内容のうち、プロトコルが不一致の部分を同時に出力するようにしても良い。
出力手段15は、プロトコル不一致検出手段14からの結果を出力するものであって、例えば、ディスプレイやプリンタなどである。
次に、図1および図2を用いて本発明によるプロトコル不一致検出システム1の動作の一例を説明する。尚、入力手段11により入力されたデータは、プロトコルデータ蓄積手段12によってプロトコルデータベース10にあらかじめ蓄積されているとする。
まず、外部からの発表内容を発表内容受信手段13によって受信すると(Step 100)、プロトコル不一致検出手段14にてプロトコルデータベース10を参照して(Step 101)、プロトコルデータベース10に登録されているデータと受信した発表内容とにプロトコルの不一致があるかどうかを判定する(Step 102)。
発表内容にプロトコルの不一致がなければ(Step 103)、Step 102に戻り、検出処理を続行する。
一方、発表内容にプロトコルの不一致がある場合には、プロトコル不一致のアラームを出力手段15に出力して、結果を出力手段15にて出力する(Step 104)。
第1の実施の形態に対応する実施例1を説明する。尚、実施例1では、発表内容を仕事に関する業務内容として説明する。また、グループ間のコミュニケーション手段としてメールを対象とするが、電話応対、会議などでも良い。
図3は実施例1にかかるプロトコル不一致検出システムの全体の構成を示した図である。
実施例1のプロトコル不一致検出システム1は、業務通信内容を入力する入力手段110と、業務履歴データベース100と、入力された業務通信内容を業務履歴データベース100に蓄積する業務履歴蓄積手段120と、外部からの業務通信内容を受け取る業務通信内容受信手段130と、業務履歴データベース100を参照して、受信した業務通信内容のうち、プロトコル不一致検出システム1のユーザのプロトコルと一致しない部分を検出するプロトコル不一致検出手段140と、プロトコル不一致のアラームを出力する出力手段150とを備える。
尚、業務通信内容を入力する入力手段110は入力手段11に相当し、業務履歴データベース100はプロトコルデータベース10に相当し、業務履歴蓄積手段120はプロトコルデータ蓄積手段12に相当し、業務通信内容受信手段130は発表内容受信手段13に相当し、プロトコル不一致検出手段140はプロトコル不一致検出手段14に相当し、出力手段150は出力手段15に相当する。尚、業務履歴データベース100には、ユーザが作成したメール等のデータより作成された業務履歴が格納されているものとする。
以下、上記のような構成における具体的な動作を、図4を用いて説明する。
あるグループに属するA氏(プロトコル不一致検出システムのユーザ)が、協業先のグループのB氏から「○○省が公募する国プロへの応募について・・・」といった業務通信内容を受け取ったとする。ここで、業務履歴データベース100には過去の業務履歴として「次回のナショナルプロジェクトの公募内容が・・・」、「○○省に応募したナショナルプロジェクトの件、・・・」といった内容が蓄積されており、さらに「国プロ」という表現が存在しなかった、又は一定量以下であったとする。
すると、プロトコル不一致検出手段140はプロトコルの不一致とみなし、例えばA氏の画面上に、プロトコルの不一致がある旨のアラームが出力される。この時、プロトコル不一致の部分である「国プロ」を通知するようにしても良い。更に、検出したアラームはメールの送信者のB氏に出力しても良い。
また、不一致の結果を再度業務履歴データベースに蓄積し、再利用することも可能である。グループの単位としては、企業・企業内の部門・部門内の個人などが考えられる。
更に、翻訳手段を設け、検出した不一致の表現を翻訳し、その結果をアラームと共に出力するようにしても良い。例えば、単語共起情報を元に、「○○省」「公募」「応募」などの語句・表現が、ここでは「ナショナルプロジェクト」と関連があるため、「国プロ」に相当する表現として「ナショナルプロジェクト」の可能性が高いと判断し、「国プロ」が「ナショナルプロジェクト」を意味するものであるとの翻訳候補を、アラームと共に出力する。尚、上述の例では、単語共起情報を用いたが、これに限らず相互情報量など他の統計的手法を用いても良い。統計的手法の代わりに類義語辞書を使用するなどルールベースの手法も考えられる。また、両手法の組合せでも良い。
続いて、第1の実施の形態に対応する他の実施例を説明する。尚、他の実施例では、発表内容を仕事に関する業務内容として説明する。また、グループ間のコミュニケーション手段としてテレビ会議を例にするが、メールや、電話応対、通常の会議などでも良い。
図5は他の実施例にかかるプロトコル不一致検出システムの動作を説明する為の図である。尚、以下に登場するC氏及びD氏が所属する会社では、特許出願を行うにあたって、特許出願に関する明細書を管理システムに事前に登録する制度を行っているものとする。
まず、C氏及びD氏が、TV会議において、発表者C氏が発言している内容を、別の会議参加者のD氏が聞いているものとする。
C氏の発言「特許提出が期限に間に合うよう、よろしくお願いします」をD氏が受信したときに、プロトコル不一致検出手段140は、D氏の業務履歴データベース100を参照し、「特許提出」という単語・表現が存在しないかあるいは存在してもある一定値以下の出現量であれば、プロトコルの不一致とみなし、例えばD氏のテレビ会議の画面上に出力される。
また、検出したアラームは発言者のC氏に出力しても良いし、会議の別の参加者に出力しても良いし、例えば会議に参加していない関係者であるC氏又はD氏の上司に出力しても良い。
また、不一致の結果を再度業務履歴データベースに蓄積し、再利用することも可能である。グループの単位としては、企業・企業内の部門・部門内の個人などが考えられる。
更に、翻訳手段を設け、検出した不一致の表現を翻訳し、その結果をアラームと共に出力するようにしても良い。例えば、C氏の発言である「特許提出」を「明細書登録」に変換する翻訳を行っても良い。上述の例では、単語共起情報を用いるとしたが、これに限らず相互情報量など他の統計的手法を用いても良い。統計的手法の代わりに類義語辞書を使用するなどルールベースの手法も考えられる。また、両手法の組合せでも良い。
<第2の実施の形態>
第2の実施の形態を説明する。
図6は第2の実施の形態に係るプロトコル不一致検出システム1の全体の構成を示した図である。
第2の実施の形態に係るプロトコル不一致検出システム1が、第1の実施の形態に係るプロトコル不一致検出システム1と異なる所は、プロトコル不一致検出手段14が自システムのプロトコルデータベース10と、通信相手先のプロトコルデータベース20とを参照して、プロトコルの不一致を検出するところである。これにより、第1の実施の形態と比べて、よりプロトコル不一致の検出精度があがる。
第2の実施の形態に対応する実施例2を説明する。尚、実施例2では、コミュニケーションの形態として会議を対象とし、入力手段11および出力手段15としてはマイクおよびディスプレイを考える。
図7は実施例2にかかるプロトコル不一致検出システムの全体の構成を示した図である。
実施例3のプロトコル不一致検出システム1は、業務通信内容を入力する入力手段110と、自システムの業務履歴データベース100と、ミュニケーション先のプロトコル不一致検出システムの業務履歴データベース200と、入力された業務通信内容を業務履歴データベース100に蓄積する業務履歴蓄積手段120と、外部からの業務通信内容を受け取る業務通信内容受信手段130と、業務履歴データベース100,200を参照して受信した業務通信内容のプロトコルの不一致を検出するプロトコル不一致検出手段140と、プロトコル不一致検出手段140の検出結果を出力する出力手段150とを備える。
尚、業務通信内容を入力する入力手段110は入力手段11に相当し、業務履歴データベース100,200はプロトコルデータベース10に相当し、業務履歴蓄積手段120はプロトコルデータ蓄積手段12に相当し、業務通信内容受信手段130は発表内容受信手段13に相当し、プロトコル不一致検出手段140はプロトコル不一致検出手段14に相当し、出力手段150は出力手段15に相当する。尚、業務履歴データベース100には、ユーザが作成したメール等のデータより作成された業務履歴が格納されているものとする。
以下、上記のような構成における具体的な動作を、図8を用いて説明する。尚、以下に登場するC氏及びD氏が所属する会社では、特許出願を行うにあたって、特許出願に関する明細書を管理システムに事前に登録する制度を行っているものとする。
まず、C氏及びD氏が、TV会議において、発表者C氏が発言している内容を、別の会議参加者のD氏が聞いているものとする。
C氏の発言「特許提出が期限に間に合うよう、よろしくお願いします」をD氏が受信したときに、プロトコル不一致検出手段140は、C氏の業務履歴データベース100とD氏の業務履歴データベース200とを比較し、C氏の意図である「明細書登録」とD氏の理解である「特許出願」との間に不一致があることを、例えば「特許」「期限」「間に合う」などの単語との単語共起情報から検出する。そして、プロトコルの不一致のアラームが、例えばD氏のテレビ会議の画面上に出力される。この時、プロトコル不一致の部分である「明細書登録」を通知するようにしても良い。更に、尚、検出したアラームは発言者のC氏に出力しても良いし、会議の別の参加者に出力しても良いし、例えば会議に参加していない関係者であるC氏又はD氏の上司に出力しても良い。
検出したアラームをC氏に出力することで、C氏は自分の単語又は表現が伝わらないことを知り、その単語又は表現を変更するように促す効果がある。また、C氏とD氏がその単語又は表現の不一致について議論することにより、意思疎通を深める効果もある。
本実施例では、プロトコル不一致の検出に単語共起情報を用いたが、これに限らず相互情報量など他の統計的手法を用いても良い。統計的手法の代わりに類義語辞書を使用するなどルールベースの手法も考えられる。また、両手法の組合せでも良い。
また、不一致の結果を再度業務履歴データベースに蓄積し、再利用することも可能である。グループの単位としては、企業・企業内の部門・部門内の個人などが考えられる。
更に、本例では、プロトコル不一致検出手段14が自システムのプロトコルデータベース10と通信相手先のプロトコルデータベース20とを参照するようにしたが、通信相手先のプロトコルデータベース20の代わりに、図9に示すように、ネットワーク上に公開されているプロトコルデータベース40を参照して、プロトコルの不一致を検出するように構成しても良い。
更に、翻訳手段を設け、検出した不一致の表現を翻訳し、その結果をアラームと共に出力するようにしても良い。例えば、C氏の発言である「特許提出」を「明細書登録」に変換する翻訳を行っても良い。
<第3の実施の形態>
第3の実施の形態を説明する。
図10は第3の実施の形態に係るプロトコル不一致検出システム1の全体の構成を示した図である。
第3の実施の形態に係るプロトコル不一致検出システム1が、第1、第2の実施の形態に係るプロトコル不一致検出システム1と異なる所は、プロトコル不一致検出手段14により検出されたプロトコル不一致の回数を集計する集計手段30を備えていることである。集計手段30を備えることにより、プロトコル不一致の総回数が解るので、会議等のコミュニケーションの参加者の理解度を計算することが可能となる。
第3の実施の形態に対応する実施例3を説明する。尚、実施例3では、コミュニケーションの形態として会議を対象とし、入力手段11および出力手段15としてはマイクおよびディスプレイを考える。
図11は実施例3にかかるプロトコル不一致検出システム1の全体の構成を示した図である。
実施例3のプロトコル不一致検出システム1は、業務通信内容を入力する入力手段110と、自システムの業務履歴データベース100と、ミュニケーション先のプロトコル不一致検出システムの業務履歴データベース200と、入力された業務通信内容を業務履歴データベース100に蓄積する業務履歴蓄積手段120と、外部からの業務通信内容を受け取る業務通信内容受信手段130と、業務履歴データベース100,200を参照して受信した業務通信内容のプロトコルの不一致を検出するプロトコル不一致検出手段140と、プロトコル不一致検出手段140の検出結果を出力する出力手段150と、プロトコル不一致検出手段140の検出結果を集計する集計手段300とを備える。
尚、業務通信内容を入力する入力手段110は入力手段11に相当し、業務履歴データベース100,200はプロトコルデータベース10に相当し、業務履歴蓄積手段120はプロトコルデータ蓄積手段12に相当し、業務通信内容受信手段130は発表内容受信手段13に相当し、プロトコル不一致検出手段140はプロトコル不一致検出手段14に相当し、出力手段150は出力手段15に相当し、集計手段300は集計手段30に相当する。
以下、上記のような構成における具体的な動作を、図12を用いて説明する。尚、以下に登場するC氏及びD氏が所属する会社では、特許出願を行うにあたって、特許出願に関する明細書を管理システムに事前に登録する制度を行っているものとする。
まず、C氏及びD氏が、TV会議において、発表者C氏が発言している内容を、別の会議参加者のD氏が聞いているものとする。
C氏の発言「特許提出が期限に間に合うよう、よろしくお願いします」をD氏が受信したときに、プロトコル不一致検出手段140は、C氏の業務履歴データベース100とD氏の業務履歴データベース200とを比較し、C氏の意図である「明細書登録」とD氏の理解である「特許出願」との間に不一致があることを、例えば「特許」「期限」「間に合う」などの単語との単語共起情報から検出する。そして、プロトコルの不一致のアラームが、例えばD氏のテレビ会議の画面上に出力される。この時、プロトコル不一致の部分である「明細書登録」を通知するようにしても良い。
一方、集計手段300は、プロトコル不一致検出手段140のプロトコル不一致の検出結果を受けて、プロトコル不一致検出回数をカウントする。そして、会議終了後、その結果(カウント数)をテレビ会議の画面上に出力する。このようにすれば、不一致の検出回数が少ないほど、その会議の参加者の理解度が高いことを示すことになり、会議の理解度の目安として利用することができる。尚、集計手段300は、単なるプロトコル不一致検出回数のカウントのみならず、会議の参加者別のプロトコル不一致検出回数や、不一致となる回数が多い表現別に集計を行っても良い。このようにすれば、プロトコル不一致とはならないような表現を用いる等、今後の会議の発表内容の表現にも反映するもできる。
尚、集計結果は参加者全員に出力しても良く、参加者毎にその参加者の集計結果を出力するようにしても良い。
また、集計手段300の集計結果をデータベースに蓄積し、今後の発表内容の参考にすることもできる。
更に、翻訳手段を設け、検出した不一致の表現を翻訳し、その結果を、集計結果と共に出力するようにしても良い。
本実施例では、単語共起情報を用いるとしたが、これに限らず相互情報量など他の統計的手法を用いても良い。統計的手法の代わりに類義語辞書を使用するなどルールベースの手法も考えられる。また、両手法の組合せでも良い。
<第4の実施の形態>
第4の実施の形態を説明する。
図13は第4の実施の形態に係るプロトコル不一致検出システム1の全体の構成を示した図である。
第4の実施の形態に係るプロトコル不一致検出システム1が、第1の実施の形態に係るプロトコル不一致検出システム1と異なる所は、自システムのプロトコルデータベース10を元に作成するプロトコル辞書30を備え、プロトコル不一致検出手段14がプロトコル辞書30を用いてプロトコルの不一致を検出するところである。これにより、第1の実施の形態と比べて、より翻訳の速度があがる。
第4の実施の形態に対応する実施例4を説明する。尚、実施例4では、コミュニケーションの形態としてメールを対象とするが、電話応対、会議などでも良い。
図14は実施例4にかかるプロトコル不一致検出システムの全体の構成を示した図である。
実施例4のプロトコル不一致検出システム1は、業務通信内容を入力する入力手段110と、自システムの業務履歴データベース100と、入力された業務通信内容を業務履歴データベース100に蓄積する業務履歴蓄積手段120と、業務履歴データベースを元に作成する業務辞書300と、外部からの業務通信内容を受け取る業務通信内容受信手段130と、業務履歴データベース100,業務辞書300を参照して受信した業務通信内容のプロトコルの不一致を検出するプロトコル不一致検出手段140と、プロトコル不一致検出手段140の検出結果を出力する出力手段150とを備える。
尚、業務通信内容を入力する入力手段110は入力手段11に相当し、業務履歴データベース100はプロトコルデータベース10に相当し、業務履歴蓄積手段120はプロトコルデータ蓄積手段12に相当し、業務辞書300はプロトコル辞書30に相当し、業務通信内容受信手段130は発表内容受信手段13に相当し、プロトコル不一致検出手段140はプロトコル不一致検出手段14に相当し、出力手段150は出力手段15に相当する。尚、業務履歴データベース100には、ユーザが作成したメール等のデータより作成された業務履歴が格納されているものとする。
以下、上記のような構成における具体的な動作を、図15を用いて説明する。
あるグループに属するE氏(プロトコル不一致検出システムのユーザ)が、社外の提携先から「発話速度が8モーラ毎秒以下の話者の発話を対象に・・・」といった業務通信内容を受け取ったとする。このとき、業務辞書300には、業務履歴データベース100の内容を元に作成された検出対象の単語セットが保存されているとする。例えば、業務履歴データベース100に「発話におけるスピーチレートの・・」「発話速度が速い発声には・・・」「スピーチレートが7モーラ毎秒で・・・」といった内容が蓄積されているとすると、例えば単語共起情報を元に、「スピーチレート」とその関連語である「発話」、「発声」、「モーラ毎秒」、「発話速度」とその関連語である「発話」「発声」「モーラ毎秒」を持つ業務辞書300を生成することができる。さらに、E氏の業務履歴データベースにおける出現頻度を元に、例えば「スピーチレート」(頻度高)や、「発話速度」(頻度低)などの情報を付与することができる。
プロトコル不一致検出手段140は、E氏が受け取った「発話速度が8モーラ毎秒以下の話者の発話を対象に・・・」という業務通信内容に対し、業務辞書300を参照することで、業務辞書に存在しない、あるいは出現頻度が一定量以下である表現として、例えば「発話速度」を検出し、プロトコルの不一致とみなし、例えばE氏の画面上に、プロトコルの不一致がある旨のアラームが出力される。検出したアラームは送信元の社外提携先に出力しても良い。この時、プロトコル不一致の部分である「発話速度」を通知するようにしても良い。
さらに、例えばE氏が「話速の平均が7モーラ毎秒なので・・・」という業務通信内容を受け取ったとすると、その内容を業務履歴データベースに新たに蓄積し、単語共起情報から「話速」とその関連語である「モーラ毎秒」などを出現頻度とともに追加して業務辞書を更新し、次回から不一致の検出に利用することが可能となる。
本実施例では、単語共起情報を用いるとしたが、これに限らず相互情報量など他の統計的手法を用いても良い。
また、グループの単位としては、企業・企業内の部門・部門内の個人などが考えられる。
このようにして、あらかじめ翻訳用辞書等を作成することなく、異なるグループ間のプロトコルの不一致を解消し、効率よいコミュニケーションが可能となる。
更に、翻訳手段を設け、検出した不一致の表現を翻訳し、その結果をアラームと共に出力するようにしても良い。例えば、単語共起情報を元に、「発話」、「発声」、「モーラ毎秒」などの語句・表現が、ここでは「スピーチレート」と関連があるため、「発話速度」に相当する表現として「スピーチレート」の可能性が高いと判断し、「発話速度」が「スピーチレート」を意味するものであるとの翻訳候補を、アラームと共に出力する。尚、上述の例では、単語共起情報を用いたが、これに限らず相互情報量など他の統計的手法を用いても良い。統計的手法の代わりに類義語辞書を使用するなどルールベースの手法も考えられる。また、両手法の組合せでも良い。
また、本実施例では業務辞書300に存在しないか、あるいは出現頻度が一定量以下である表現に対して不一致を検出するとしたが、これに加え、あらかじめE氏のプロトコルと不一致であることがわかっている単語又は表現を業務辞書300に備えていても良い。
本出願は、2007年1月12日に出願された日本出願特願2007−5060号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
本発明によれば、複数の企業・部門・個人が協業して業務を遂行する形態のプロジェクトにおけるコミュニケーションといった用途に適用できる。

Claims (36)

  1. プロトコル不一致検出システムであって、
    第1のプロトコルデータベースと、
    第2のプロトコルデータベースと、
    第1のユーザの発表内容を取得し、前記第1のプロトコルデータベースに蓄積する第1のプロトコルデータベース蓄積手段と、
    第2のユーザの発表内容を取得し、前記第2のプロトコルデータベースに蓄積する第2のプロトコルデータベース蓄積手段と、
    前記第2のユーザの発表内容を受信する発表内容受信手段と、
    前記第1のプロトコルデータベースと前記第2のプロトコルデータベースとを参照し、前記第2のユーザの発表内容に含まれるある単語に対し、該ある単語の位置的に近傍の単語を前記第1のプロトコルデータベースから検出することで、前記第1のユーザにおいて前記ある単語に対応する単語を同定し、同定した単語が前記第2のユーザの発表内容に含まれる単語と一致しない場合にプロトコルの不一致を検出するプロトコル不一致検出手段と
    を備えることを特徴とするプロトコル不一致検出システム。
  2. プロトコル不一致検出システムであって、
    第1のプロトコルデータベースと、
    第2のプロトコルデータベースと、
    第1のユーザの発表内容を取得し、前記第1のプロトコルデータベースに蓄積する第1のプロトコルデータベース蓄積手段と、
    第2のユーザの発表内容を取得し、前記第2のプロトコルデータベースに蓄積する第2のプロトコルデータベース蓄積手段と、
    前記第2のユーザの発表内容を受信する発表内容受信手段と、
    前記第1のプロトコルデータベースと前記第2のプロトコルデータベースとを参照し、前記第2のユーザの発表内容に含まれるある単語に対し、前記第1のプロトコルデータベースで前記ある単語が使われている位置を検出し、前記第2のプロトコルデータベースにおいて前記位置に対応する単語を同定し、同定した単語が前記第2のユーザの発表内容に含まれる単語と一致しない場合にプロトコルの不一致を検出するプロトコル不一致検出手段と
    を備えることを特徴とするプロトコル不一致検出システム。
  3. 前記プロトコル不一致検出手段は、プロトコルの不一致を通知することを特徴とする請求項1又は2に記載のプロトコル不一致検出システム。
  4. プロトコル不一致検出システムであって、
    第1のプロトコルデータベースと、
    第2のプロトコルデータベースと、
    第1のユーザの発表内容を取得し、前記第1のプロトコルデータベースに蓄積する第1のプロトコルデータベース蓄積手段と、
    第2のユーザの発表内容を取得し、前記第2のプロトコルデータベースに蓄積する第2のプロトコルデータベース蓄積手段と、
    前記第2のユーザの発表内容を受信する発表内容受信手段と、
    前記第1のプロトコルデータベースと前記第2のプロトコルデータベースとを参照し、前記第2のユーザの発表内容に含まれるある単語に対し、該ある単語の位置的に近傍の単語を前記第1のプロトコルデータベースから検出することで、前記第1のユーザにおいて前記ある単語に対応する単語を同定し、同定した単語が前記第2のユーザの発表内容に含まれる単語と一致しない場合に、一致しない部分を通知するプロトコル不一致検出手段と
    を備えることを特徴とするプロトコル不一致検出システム。
  5. プロトコル不一致検出システムであって、
    第1のプロトコルデータベースと、
    第2のプロトコルデータベースと、
    第1のユーザの発表内容を取得し、前記第1のプロトコルデータベースに蓄積する第1のプロトコルデータベース蓄積手段と、
    第2のユーザの発表内容を取得し、前記第2のプロトコルデータベースに蓄積する第2のプロトコルデータベース蓄積手段と、
    前記第2のユーザの発表内容を受信する発表内容受信手段と、
    前記第1のプロトコルデータベースと前記第2のプロトコルデータベースとを参照し、前記第2のユーザの発表内容に含まれるある単語に対し、前記第1のプロトコルデータベースで前記ある単語が使われている位置を検出し、前記第2のプロトコルデータベースにおいて前記位置に対応する単語を同定し、同定した単語が前記第2のユーザの発表内容に含まれる単語と一致しない場合に、一致しない部分を通知するプロトコル不一致検出手段と
    を備えることを特徴とするプロトコル不一致検出システム。
  6. 前記発表内容は、電子メール、仕様書、会議資料、議事録、会議の発言内容のいずれか、またはこれらの組合せであることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のプロトコル不一致検出システム。
  7. 前記プロトコル不一致検出手段は、単語共起頻度、単語相互情報量のいずれかによってプロトコル不一致の対象単語又は表現を同定することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載のプロトコル不一致検出システム。
  8. プロトコルデータベースの内容を元に作成され、単語とその関連語との組が登録されたプロトコル辞書を備え、
    前記プロトコル不一致検出手段は、前記第2のユーザの発表内容に含まれるある単語について前記プロトコル辞書を参照して、プロトコルの不一致を検出することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載のプロトコル不一致検出システム。
  9. プロトコルデータベースの内容を元に作成され、単語とその関連語との組が登録されたプロトコル辞書を備え、
    前記プロトコル不一致検出手段は、前記第2のユーザの発表内容に含まれるある単語について前記プロトコル辞書を参照して、プロトコルが一致する単語又は表現と不一致である単語又は表現を検出することを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載のプロトコル不一致検出システム。
  10. 前記プロトコル不一致検出手段は、自システムのプロトコルデータベースと、ネットワーク上に公開されているプロトコルデータベースとを用いて、プロトコルの不一致を検出することを特徴とする請求項1から請求項9のいずれかに記載のプロトコル不一致検出システム。
  11. プロトコルの不一致が検出された発表内容のデータを、前記ネットワーク上に公開されているプロトコルデータベースに送信する発表内容送信手段を備え、
    前記ネットワーク上に公開されているプロトコルデータベースに、前記送信されたデータを蓄積する
    ことを特徴とする請求項10に記載のプロトコル不一致検出システム。
  12. 前記通知を、前記発表内容を受け取ったユーザに通知する通知手段を備えることを特徴とする請求項3から請求項のいずれかに記載のプロトコル不一致検出システム。
  13. 前記通知を、前記発表内容を発表したユーザに通知する通知手段を備えることを特徴とする請求項3から請求項のいずれかに記載のプロトコル不一致検出システム。
  14. プロトコル不一致の検出を集計するプロトコル不一致集計手段を備えることを特徴とする請求項1から請求項13のいずれかに記載のプロトコル不一致検出システム。
  15. プロトコル翻訳システムであって、
    第1のプロトコルデータベースと、
    第2のプロトコルデータベースと、
    第1のユーザの発表内容を取得し、前記第1のプロトコルデータベースに蓄積する第1のプロトコルデータベース蓄積手段と、
    第2のユーザの発表内容を取得し、前記第2のプロトコルデータベースに蓄積する第2のプロトコルデータベース蓄積手段と、
    前記第2のユーザの発表内容を受信する発表内容受信手段と、
    前記第1のプロトコルデータベースと前記第2のプロトコルデータベースとを参照し、前記第2のユーザの発表内容に含まれるある単語に対し、該ある単語の位置的に近傍の単語を前記第1のプロトコルデータベースから検出することで、前記第1のユーザにおいて前記ある単語に対応する単語を同定し、同定した単語が前記第2のユーザの発表内容に含まれる単語と一致しない場合にプロトコルの不一致を検出するプロトコル不一致検出手段と、
    検出した不一致の表現を翻訳する翻訳手段と
    を備えることを特徴とするプロトコル翻訳システム。
  16. プロトコル不一致検出方法であって、
    第1のユーザの発表内容を取得し、第1のプロトコルデータベースに蓄積し、
    第2のユーザの発表内容を取得し、第2のプロトコルデータベースに蓄積し、
    受信した前記第2のユーザの発表内容を、前記第1のプロトコルデータベースと前記第2のプロトコルデータベースとを参照し、前記第2のユーザの発表内容に含まれるある単語に対し、該ある単語の位置的に近傍の単語を前記第1のプロトコルデータベースから検出することで、前記第1のユーザにおいて前記ある単語に対応する単語を同定し、同定した単語が前記第2のユーザの発表内容に含まれる単語と一致しない場合にプロトコルの不一致を検出することを特徴とするプロトコル不一致検出方法。
  17. プロトコル不一致検出方法であって、
    第1のユーザの発表内容を取得し、第1のプロトコルデータベースに蓄積し、
    第2のユーザの発表内容を取得し、第2のプロトコルデータベースに蓄積し、
    受信した前記第2のユーザの発表内容を、前記第1のプロトコルデータベースと前記第2のプロトコルデータベースとを参照し、前記第2のユーザの発表内容に含まれるある単語に対し、前記第1のプロトコルデータベースで前記ある単語が使われている位置を検出し、前記第2のプロトコルデータベースにおいて前記位置に対応する単語を同定し、同定した単語が前記第2のユーザの発表内容に含まれる単語と一致しない場合にプロトコルの不一致を検出することを特徴とするプロトコル不一致検出方法。
  18. プロトコルの不一致を通知することを特徴とする請求項16又は17に記載のプロトコル不一致検出方法。
  19. プロトコル不一致検出方法であって、
    第1のユーザの発表内容を取得し、第1のプロトコルデータベースに蓄積し、
    第2のユーザの発表内容を取得し、第2のプロトコルデータベースに蓄積し、
    受信した前記第2のユーザの発表内容を、前記第1のプロトコルデータベースと前記第2のプロトコルデータベースとを参照し、前記第2のユーザの発表内容に含まれるある単語に対し、該ある単語の位置的に近傍の単語を前記第1のプロトコルデータベースから検出することで、前記第1のユーザにおいて前記ある単語に対応する単語を同定し、同定した単語が前記第2のユーザの発表内容に含まれる単語と一致しない場合に、一致しない部分を通知することを特徴とするプロトコル不一致検出方法。
  20. プロトコル不一致検出方法であって、
    第1のユーザの発表内容を取得し、第1のプロトコルデータベースに蓄積し、
    第2のユーザの発表内容を取得し、第2のプロトコルデータベースに蓄積し、
    受信した前記第2のユーザの発表内容を、前記第1のプロトコルデータベースと前記第2のプロトコルデータベースとを参照し、前記第2のユーザの発表内容に含まれるある単語に対し、前記第1のプロトコルデータベースで前記ある単語が使われている位置を検出し、前記第2のプロトコルデータベースにおいて前記位置に対応する単語を同定し、同定した単語が前記第2のユーザの発表内容に含まれる単語と一致しない場合に、一致しない部分を通知することを特徴とするプロトコル不一致検出方法。
  21. 前記発表内容は、電子メール、仕様書、会議資料、議事録、会議の発言内容のいずれか、またはこれらの組合せであることを特徴とする請求項16から請求項20のいずれかに記載のプロトコル不一致検出方法。
  22. 前記プロトコル不一致の検出は、単語共起頻度、単語相互情報量のいずれかによってプロトコル不一致の対象単語又は表現を同定しプロトコル不一致を検出することを特徴とする請求項16から請求項21のいずれかに記載のプロトコル不一致検出方法。
  23. 前記プロトコル不一致の検出は、前記第2のユーザの発表内容に含まれるある単語について、プロトコルデータベースの内容を元に作成され、単語とその関連語との組が登録されたプロトコル辞書を参照して、プロトコルの不一致を検出することを特徴とする請求項16から請求項22のいずれかに記載のプロトコル不一致検出方法。
  24. 前記プロトコル不一致の検出は、前記第2のユーザの発表内容に含まれるある単語について、プロトコルデータベースの内容を元に作成され、単語とその関連語との組が登録されたプロトコル辞書を参照して、プロトコルが一致する単語又は表現と不一致である単語又は表現を検出することを特徴とする請求項16から請求項22のいずれかに記載のプロトコル不一致検出方法。
  25. 前記プロトコル不一致の検出は、自システムのプロトコルデータベースと、ネットワーク上に公開されているプロトコルデータベースとを用いて、プロトコルの不一致を検出することを特徴とする請求項16請求項24のいずれかに記載のプロトコル不一致検出方法。
  26. プロトコルの不一致が検出された発表内容のデータを、前記ネットワーク上に公開されているプロトコルデータベースを蓄積することを特徴とする請求項25に記載のプロトコル不一致検出方法。
  27. 前記通知を、前記発表内容を受け取ったユーザに通知することを特徴とする請求項18から請求項20のいずれかに記載のプロトコル不一致検出方法。
  28. 前記通知を、前記発表内容を発表したユーザに通知することを特徴とする請求項18から請求項20のいずれかに記載のプロトコル不一致検出方法。
  29. プロトコル不一致の検出を集計し、集計結果を出力することを特徴とする請求項16から請求項28のいずれかに記載のプロトコル不一致検出方法。
  30. プロトコル翻訳方法であって、
    第1のユーザの発表内容を取得し、第1のプロトコルデータベースに蓄積し、
    第2のユーザの発表内容を取得し、第2のプロトコルデータベースに蓄積し、
    受信した前記第2のユーザの発表内容を、前記第1のプロトコルデータベースと前記第2のプロトコルデータベースとを参照し、前記第2のユーザの発表内容に含まれるある単語に対し、該ある単語の位置的に近傍の単語を前記第1のプロトコルデータベースから検出することで、前記第1のユーザにおいて前記ある単語に対応する単語を同定し、同定した単語が前記第2のユーザの発表内容に含まれる単語と一致しない場合にプロトコルの不一致を検出し、検出した不一致の表現を翻訳することを特徴とするプロトコル翻訳方法。
  31. プロトコルの不一致を検出するプログラムであって、
    第1のユーザの発表内容を取得し、第1のプロトコルデータベースに蓄積する処理と、
    第2のユーザの発表内容を取得し、第2のプロトコルデータベースに蓄積する処理と、
    受信した前記第2のユーザの発表内容を、前記第1のプロトコルデータベースと前記第2のプロトコルデータベースとを参照し、前記第2のユーザの発表内容に含まれるある単語に対し、該ある単語の位置的に近傍の単語を前記第1のプロトコルデータベースから検出することで、前記第1のユーザにおいて前記ある単語に対応する単語を同定し、同定した単語が前記第2のユーザの発表内容に含まれる単語と一致しない場合にプロトコルの不一致を検出する処理と
    を情報処理装置に実行させることを特徴とするプログラム。
  32. プロトコルの不一致を検出するプログラムであって、
    第1のユーザの発表内容を取得し、前記第1のプロトコルデータベースに蓄積する処理と、
    第2のユーザの発表内容を取得し、前記第2のプロトコルデータベースに蓄積する処理と、
    受信した前記第2のユーザの発表内容を、前記第1のプロトコルデータベースと前記第2のプロトコルデータベースとを参照し、前記第2のユーザの発表内容に含まれるある単語に対し、前記第1のプロトコルデータベースで前記ある単語が使われている位置を検出し、前記第2のプロトコルデータベースにおいて前記位置に対応する単語を同定し、同定した単語が前記第2のユーザの発表内容に含まれる単語と一致しない場合にプロトコルの不一致を検出する処理と
    を情報処理装置に実行させることを特徴とするプログラム。
  33. プロトコルの不一致を通知する処理を情報処理装置に実行させることを特徴とする請求項31又は32に記載のプログラム。
  34. プロトコルの不一致を検出するプログラムであって、
    第1のユーザの発表内容を取得し、第1のプロトコルデータベースに蓄積する処理と、
    第2のユーザの発表内容を取得し、第2のプロトコルデータベースに蓄積する処理と、
    受信した前記第2のユーザの発表内容を、前記第1のプロトコルデータベースと前記第2のプロトコルデータベースとを参照し、前記第2のユーザの発表内容に含まれるある単語に対し、該ある単語の位置的に近傍の単語を前記第1のプロトコルデータベースから検出することで、前記第1のユーザにおいて前記ある単語に対応する単語を同定し、同定した単語が前記第2のユーザの発表内容に含まれる単語と一致しない場合に、一致しない部分を通知する処理と
    を情報処理装置に実行させることを特徴とするプログラム。
  35. プロトコルの不一致を検出するプログラムであって、
    第1のユーザの発表内容を取得し、第1のプロトコルデータベースに蓄積する処理と、
    第2のユーザの発表内容を取得し、第2のプロトコルデータベースに蓄積する処理と、
    受信した前記第2のユーザの発表内容を、前記第1のプロトコルデータベースと前記第2のプロトコルデータベースとを参照し、前記第2のユーザの発表内容に含まれるある単語に対し、前記第1のプロトコルデータベースで前記ある単語が使われている位置を検出し、前記第2のプロトコルデータベースにおいて前記位置に対応する単語を同定し、同定した単語が前記第2のユーザの発表内容に含まれる単語と一致しない場合に、一致しない部分を通知する処理と
    を情報処理装置に実行させることを特徴とするプログラム。
  36. プロトコルの不一致の表現を翻訳するプログラムであって、
    第1のユーザの発表内容を取得し、第1のプロトコルデータベースに蓄積する処理と、
    第2のユーザの発表内容を取得し、第2のプロトコルデータベースに蓄積する処理と、
    受信した前記第2のユーザの発表内容を、前記第1のプロトコルデータベースと前記第2のプロトコルデータベースとを参照し、前記第2のユーザの発表内容に含まれるある単語に対し、該ある単語の位置的に近傍の単語を前記第1のプロトコルデータベースから検出することで、前記第1のユーザにおいて前記ある単語に対応する単語を同定し、同定した単語が前記第2のユーザの発表内容に含まれる単語と一致しない場合にプロトコルの不一致を検出し、検出した不一致の表現を翻訳する処理と
    を情報処理装置に実行させることを特徴とするプログラム。
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