JP5187118B2 - 炭化ケイ素半導体装置および炭化ケイ素半導体装置の製造方法 - Google Patents

炭化ケイ素半導体装置および炭化ケイ素半導体装置の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5187118B2
JP5187118B2 JP2008263767A JP2008263767A JP5187118B2 JP 5187118 B2 JP5187118 B2 JP 5187118B2 JP 2008263767 A JP2008263767 A JP 2008263767A JP 2008263767 A JP2008263767 A JP 2008263767A JP 5187118 B2 JP5187118 B2 JP 5187118B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
region
plane
channel
semiconductor layer
conductivity type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008263767A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010093176A (ja
Inventor
一洋 藤川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP2008263767A priority Critical patent/JP5187118B2/ja
Publication of JP2010093176A publication Critical patent/JP2010093176A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5187118B2 publication Critical patent/JP5187118B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Junction Field-Effect Transistors (AREA)

Description

本発明は、炭化ケイ素(SiC)半導体装置およびSiC半導体装置の製造方法に関し、たとえば縦型のJFET(Junction Field Effect Transistor:接合電界効果トランジスタ)およびその製造方法に関する。
SiCは、バンドギャップが大きく、また最大絶縁破壊電界および熱伝導率はシリコン(Si)と比較して大きい一方、キャリアの移動度はシリコンと同程度に大きく、電子の飽和ドリフト速度および耐圧も大きい。そのため、高効率化、高電圧化、および大容量化を要求される半導体装置への適用が期待される。
このようなSiC半導体装置が、たとえば特許第3216804号公報(特許文献1)に開示されている。この特許文献1の縦型JFETは、n+SiC基板と、nドリフト層と、p+埋め込み領域と、pゲート領域と、n+ソース領域と、ゲート電極と、ソース電極と、ドレイン電極とを備えている。nドリフト層は、n+SiC基板の主面上に積層されている。nドリフト層の表面から少し深い位置に、p+埋め込み領域が形成されている。p+埋め込み領域の上方のnドリフト領域の表面層には、pゲート領域とn+ソース領域とが形成されている。pゲート領域の表面上には、ゲート電極が形成されている。n+ソース領域の表面上には、ソース電極が形成されている。n+SiC基板の裏面にはドレイン電極が形成されている。この縦型JFETにおいて、pゲート領域の下部にnチャネル領域が形成されている。
特許第3216804号公報
上記特許文献1に開示の縦型JFETでは、nチャネル領域(チャネル)がn+SiC基板の主面と平行な方向(横方向)に延びている。一般的に、1周期の積層数が4の4H(Hexagonal)SiCなどのn+SiC基板の主面には、(0001)面が用いられることが知られている。この場合、(0001)面に平行な方向(たとえば[11−20]方向)にチャネルが形成される。しかし、主面が(0001)面のn+SiC基板を用いた場合には、チャネル抵抗の低減が十分でないという問題を本発明者は初めて明らかにした。
また、一般的に、チャネルの抵抗を下げると、ドリフト層の耐圧が低下するという問題がある。SiC半導体装置について実用に耐え得るためには、所定の耐圧を維持する必要がある。
それゆえ本発明の目的は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、チャネルの低い抵抗を維持するとともに、ドリフト層の高い耐圧を維持するSiC半導体装置およびSiC半導体装置の製造方法を提供することである。
本発明者がチャネル抵抗を低減するために鋭意研究した結果、縦型JFETにおいて、チャネルが(0001)面に平行な方向に作製された場合のキャリアの移動度は、(0001)面に垂直な方向に作成された場合に比べて低いことを、見い出した。さらに、本発明者は、ドリフト層の耐圧の低下を抑制するために鋭意研究した結果、チャネルが(0001)面に垂直な方向に作製された場合、(0001)面に平行な方向に作製された場合に比べて、ドリフト層の耐圧が低下することを、見い出した。この結果、本発明者は、(0001)面から所定の方向に傾斜したチャネルを形成することにより、キャリアの移動度を向上し、かつドリフト層の耐圧の低下を抑制することができると仮定した。
そこで、本発明者は、キャリアの移動度を向上することでチャネルの低い抵抗を維持するとともに、ドリフト層の高い耐圧を維持するために要するチャネルの方向を鋭意研究した。その結果、以下の本発明を見い出した。
すなわち、本発明の炭化ケイ素(SiC)半導体装置は、SiC基板と、第1半導体層と、ベース領域と、第2半導体層と、ゲート領域と、ソース領域とを備えている。SiC基板は、{0001}面に対して30°以上60°以下傾斜した主面を有し、第1導電型である。第1半導体層は、SiC基板の主面上に形成され、表面を有し、第1導電型である。ベース領域は、第1半導体層の表面の一部に形成され、第2導電型である。第2半導体層は、第1半導体層の表面上に形成され、表面を有し、第1導電型である。ゲート領域は、第2半導体層の表面の一部に形成されるとともに、第2半導体層を挟んでベース領域と対向する位置に形成され、第2導電型である。ソース領域は、第2半導体層の表面の一部に形成されるとともに、ゲート領域と隣り合い、かつベース領域と対向する位置に形成され、第1導電型である。
本発明のSiC半導体装置の製造方法は、以下の工程を備えている。{0001}面に対して30°以上60°以下傾斜した主面を有する第1導電型のSiC基板を準備する。SiC基板の主面上に、表面を有する第1導電型の第1半導体層を形成する。第1半導体層の表面の一部に、第2導電型のベース領域を形成する。第1半導体層の表面上に、表面を有する第1導電型の第2半導体層を形成する。第2半導体層の表面の一部に、かつ第2半導体層を挟んでベース領域と対向する位置に第2導電型のゲート領域を形成する。第2半導体層の表面の一部に、かつゲート領域と隣り合うとともにベース領域と対向する位置に第1導電型のソース領域を形成する。
本発明のSiC半導体装置およびSiC半導体装置の製造方法によれば、SiC基板は{0001}面に対して30°以上60°以下傾斜した主面を有している。第2半導体層においてゲート領域とベース領域とで挟まれた領域にチャネルが形成される。このチャネルは、SiC基板の主面と平行、つまり{0001}面に対して30°以上60°以下傾斜した面と平行な方向である。これにより、主面が(0001)面のSiC基板を備えたSiC半導体装置に比べて、キャリアの移動度は1.06倍以上1.19倍以下になり、チャネル抵抗は0.84倍以上0.94倍以下になることを、本発明者は鋭意研究の結果見い出した。この範囲のチャネル抵抗を有するSiC半導体装置は、有用である。また、ドリフト層となる第1半導体層の絶縁破壊電界は0.82倍以上0.95倍以下になることを、本発明者は鋭意研究の結果見い出した。この範囲の耐圧の低下は、実用に耐え得る。このため、ドリフト層の高い耐圧を維持した状態で、チャネルの抵抗を低減できる。つまり、低いチャネル抵抗を維持できるとともに、ドリフト層の高い耐圧を維持できるSiC半導体装置を実現することができる。
上記SiC半導体装置において好ましくは、ソース領域を挟んでゲート領域と対向するように第2半導体層の表面に一部に形成されるとともに、第2半導体層の表面からベース領域まで延在するように形成された第2導電型のベースコンタクト領域をさらに備えている。
これにより、ベースコンタクト領域を介してソース電極とベース領域とを電気的に接続できる。このため、ソース電極に一定の電圧を加えると、ベース領域と第2半導体層とのpn接合から第2半導体層へ拡がる空乏層を同じ条件で形成することができる。したがって、より有効なSiC半導体装置を実現することができる。
上記SiC半導体装置において好ましくは、SiC基板の主面は、{03−38}面に対して±5°の範囲で傾斜している。
これにより、チャネルの抵抗をより低減できるとともに、ドリフト層の高い耐圧を維持できる。
本発明のSiC半導体装置およびSiC半導体装置の製造方法によれば、SiC基板は{0001}面に対して30°以上60°以下傾斜した主面を有しているので、チャネルの低い抵抗を維持するとともに、ドリフト層の高い耐圧を維持するSiC半導体装置を実現することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には、同一の参照符号を付し、その説明は繰り返さない。また、本明細書中においては、集合方位を<>、個別面を()、集合面を{}でそれぞれ示している。また、負の指数については、結晶学上、”−”(バー)を数字の上に付けることになっているが、本明細書中では、数字の前に負の符号を付けている。
図1は、本発明の一実施の形態におけるSiC半導体装置を示す断面図である。図1を参照して、本実施の形態におけるSiC半導体装置としての縦型のJFET100を説明する。図1に示すように、JFET100は、SiC基板101と、第1半導体層としてのドリフト層103と、ベース領域105と、第2半導体層としてのチャネル層107と、ゲート領域109と、ベースコンタクト領域111と、ソース領域113と、フィールド酸化膜115と、オーミック電極117と、ゲート電極119と、層間絶縁膜121と、ソース電極123と、ドレイン電極125とを備えている。JFET100は、縦型である。
SiC基板101は、主面101aと、主面101aと反対側の裏面101bとを有している。SiC基板101は、第1導電型(たとえばn型)である。
SiC基板101の主面101aは、{0001}面に対して30°以上60°以下傾斜しており、{03−38}面に対して±5°の範囲で傾斜していることが好ましい。なお、{0001}面から傾斜する方向は特に限定されず、たとえば{0001}面から<01−10>方向に傾斜している。
ここで、図2を参照して、{03−38}面とは、{0001}面に対して約55°(54.7°)の傾斜を有する面である。言い換えると、{03−38}面とは、<0001>軸方向に対して約35°(35.3°)の傾斜を有している面である。つまり、主面101aは、{0001}面に対して50°以上60°以下傾斜していることが好ましい。なお、図2は、{03−38}面を説明するための図である。
ドリフト層103は、SiC基板101の主面101a上に形成され、表面103aを有している。ドリフト層103は、第1導電型(たとえばn型)のSiCである。
ベース領域105は、ドリフト層103とpn接合をなすように、ドリフト層103の表面103aの一部に形成されている。ベース領域105は、SiC基板101の主面101aに沿った方向に延びる。ベース領域105は、第2導電型(たとえばp型)のSiCである。
チャネル層107は、ベース領域105とpn接合をなすように、ドリフト層103の表面103a上に形成されている。チャネル層107は、第1導電型(たとえばn型)のSiCである。チャネル層107は、表面107aを有している。
ゲート領域109は、チャネル層107とpn接合をなすように、チャネル層107の表面107aの一部に形成され、かつ、チャネル層107を挟んでベース領域105と対向する位置に形成されている。ゲート領域109は、SiC基板101の主面101aに平行な方向に延びる。ゲート領域109は、第2導電型(たとえばp型)のSiCである。つまり、p型のベース領域105およびゲート領域109で、n型のチャネル層107を挟み込んでいる。
ベースコンタクト領域111は、ゲート領域109と所定の間隔を隔ててゲート領域109と対向するようにチャネル層107の表面107aの一部に形成されるとともに、ベース領域105の上方に形成されている。このベースコンタクト領域111は、チャネル層107の表面107aからベース領域105まで延在する(SiC基板101の主面101aと交差する方向に延びる)ように形成されている。つまり、ベースコンタクト領域111は、ベース領域105と接続されている。ベースコンタクト領域111は、第2導電型(たとえばp型)のSiCである。
本実施の形態においては、ベースコンタクト領域111を介してベース領域105はソース電極123に接続されているが、ゲート電極119に接続されてもよい。また、ベースコンタクト領域111は省略されてもよい。この場合には、ベース領域105は、フローティングな電位になる。
ソース領域113は、ゲート領域109とベースコンタクト領域111とに挟まれるように、チャネル層107の表面107aの一部に形成されている。またソース領域113は、ベース領域105と対向する位置に形成されている。ソース領域113は、第1導電型(たとえばn型)のSiCである。
フィールド酸化膜115は、チャネル層107の表面107aにおいて、ゲート領域109、ベースコンタクト領域111およびソース領域113が形成されていない領域上に選択的に形成されている。
オーミック電極117は、チャネル層107の表面107aにおいて、ゲート領域109、ベースコンタクト領域111およびソース領域113上に選択的に形成されている。
ゲート電極119は、チャネル層107の表面107aにおいて、ゲート領域109に接して設けられたオーミック電極117と、このオーミック電極117に挟まれた(または取り囲まれた)フィールド酸化膜115上に形成されている。
層間絶縁膜121は、ゲート電極119を取り囲むように形成されている。言い換えると、層間絶縁膜121は、ゲート領域109に接して設けられているオーミック電極117とソース領域113に接して設けられているオーミック電極117との間に挟まれたフィールド酸化膜115上に形成されている。
ソース電極123は、ソース領域113と接して設けられているオーミック電極117と、ベースコンタクト領域111と接して設けられているオーミック電極117との上に形成されている。このため、ソース電極123はベースコンタクト領域111およびベース領域105に接続され、かつゲート電極119とは層間絶縁膜121を隔てて接触しないように配置されている。この場合、ベースコンタクト領域111と接続されているベース領域105は、ソース電極123と同電位にできる。
ドレイン電極125は、SiC基板101の裏面101bに形成されている。
続いて、図1〜図13を参照して、本実施の形態におけるJFET100の製造方法について説明する。なお、図3〜図13は、本実施の形態におけるJFET100の製造方法を説明するための断面図である。
まず、図3に示すように、{0001}面に対して30°以上60°以下傾斜した主面101aを有する第1導電型のSiC基板101を準備する。準備するSiC基板101は、{03−38}面に対して±5°の範囲で傾斜している主面101aを有していることが好ましい。
次に、図4に示すように、SiC基板101の主面101a上に、表面103aを有する第1導電型のドリフト層103を形成する。ドリフト層103は、たとえばCVD(Chemical Vapor Deposition:化学気相堆積)法によりエピタキシャル成長される。
次に、図5に示すように、ドリフト層103の表面103aの一部に、第2導電型のベース領域105を形成する。ベース領域105は、たとえばイオン注入によりp型不純物を注入することにより形成される。
次に、図6に示すように、ドリフト層103の表面103a上に、表面107aを有する第1導電型のチャネル層107を形成する。チャネル層107は、たとえばCVD法によりエピタキシャル成長される。
次に、図7に示すように、チャネル層107の表面107aの一部に、かつチャネル層107を挟んでベース領域105と対向する位置に第2導電型のゲート領域109を形成する。またチャネル層107の表面107aの一部に、かつチャネル層107の表面107aからベース領域105まで延在するように第2導電型のベースコンタクト領域111を形成する。ゲート領域109およびベースコンタクト領域111は、たとえばp型不純物をイオン注入することにより形成される。
なお、ゲート領域109を形成する工程と、ベースコンタクト領域111を形成する工程とは、同時に実施してもよく、いずれかを先に実施してもよい。また、ベースコンタクト領域111を形成する工程は省略されてもよい。
次に、図8に示すように、チャネル層107の表面107aの一部に、かつゲート領域109と隣り合うとともにベース領域105と対向する位置に第1導電型のソース領域113を形成する。ソース領域113は、たとえばn型不純物をイオン注入することにより形成される。これにより、ゲート領域109とベースコンタクト領域111とに挟まれるようにソース領域113を形成することができる。
次に、SiC基板101と、ドリフト層103と、ベース領域105と、チャネル層107と、ゲート領域109と、ベースコンタクト領域111と、ソース領域113とを備えたエピタキシャルウエハについて活性化アニールを施す。
次に、図9に示すように、チャネル層107の表面107a(エピタキシャルウエハの表面)に、フィールド酸化膜となるべき酸化膜114を形成する。酸化膜114は、たとえば熱酸化により形成される。
次に、図10に示すように、オーミック電極117(図1および図11参照)となるべき領域が開口するように、フォトリソグラフィにより酸化膜114をエッチングする。これにより、チャネル層107の表面107aにおいて、ゲート領域109、ベースコンタクト領域111およびソース領域113が形成されていない領域上に、フィールド酸化膜115を選択的に形成することができる。
ここで、SiC基板101の主面101aが{03−38}面に対して±5°の範囲で傾斜している場合、この面を熱酸化することにより、信頼性の高い絶縁膜をフィールド酸化膜115として形成することができる。
次に、図11に示すように、チャネル層107の表面107aにおいてフィールド酸化膜115から露出している領域上に、オーミック電極117を形成する。オーミック電極117は、たとえば以下の方法により形成される、具体的には、蒸着法によりオーミック電極となるべき金属層をフィールド酸化膜115から露出している領域に形成する。その後、この金属層を熱処理する。これにより、チャネル層107の表面107aにおいて、ゲート領域109、ベースコンタクト領域111およびソース領域113上に、オーミック電極117を選択的に形成することができる。
次に、図12に示すように、チャネル層107の表面107aにおいて、ゲート領域109およびゲート領域109に挟まれる(または取り囲まれる)領域上に、ゲート電極119を形成する。ゲート電極119は、たとえば蒸着法により形成される。これにより、ゲート領域109に接して設けられたオーミック電極117と、ゲート領域109に挟まれる領域に接して設けられたフィールド酸化膜115との上に、ゲート電極119を形成することができる。
次に、図13に示すように、ゲート電極119を取り囲むように、層間絶縁膜121を形成する。層間絶縁膜121は、たとえば以下の方法により形成される。具体的には、プラズマCVD法により層間絶縁膜となるべき絶縁膜を図12の構造体の表面に形成する。その後、フォトリソグラフィにより、ベースコンタクト領域111に接して設けられたオーミック電極117上、およびソース領域113に接して設けられたオーミック電極117上に形成された絶縁膜を除去する。
次に、図1に示すように、ソース領域113と接して設けられているオーミック電極117と、ベースコンタクト領域111と接して設けられているオーミック電極117との上にソース電極123を形成する。ソース電極123は、たとえば層間絶縁膜121の開口部に蒸着法により形成される。これにより、ソース領域113およびベースコンタクト領域111と電気的に接続されるソース電極123を形成することができる。
次に、図1に示すように、SiC基板101の裏面101bにドレイン電極125を形成する。ドレイン電極125は、たとえば蒸着法により形成される。なお、ドレイン電極125を形成する工程は、オーミック電極117を形成する工程と同時に行なってもよい。
以上の工程を実施することにより、図1に示すJFET100を製造することができる。
続いて、本実施の形態におけるJFET100の動作について説明する。図1を参照して、ゲート電極119の電圧が0V(ソース電極123と同電位)の状態では、チャネル層107において、ゲート領域109と、ベース領域105とで挟まれた領域(チャネル)は完全には空乏化されていない。このため、ソース電極123は、ソース領域113、チャネル層107、ドリフト層103およびドレイン電極125と電気的に接続された状態になっている。その結果、電子の流れ10に沿って電子が移動することにより、電流が流れる。つまり、チャネル層107におけるチャネルは、SiC基板101の主面101aと平行な方向、つまり{0001}面に対して30°以上60°以下傾斜した方向に形成される。またソース電極123とドレイン電極125との間の電界は、SiC基板101の主面101aと垂直な方向、つまり<0001>方向から30°以上60°以下傾斜した方向に形成される。言い換えると、SiC基板101の主面101aに平行な方向にチャネルを形成し、SiC基板101の主面101aに対して垂直な方向に電流が流れる。
一方、ソース電極123に対してゲート電極119を負の電圧に印加していくと、チャネル層107とベース領域105とのpn接合からチャネル層107へ空乏層が広がり、チャネル層107とゲート領域109とのpn接合からチャネル層107へ空乏層が広がる。その結果、上記のチャネルの空乏化が進行し、ソース電極123とドレイン電極125とは電気的に遮断された状態となる。このため、電子の流れ10に沿って電子が移動することができず、電流が流れない。
なお、本実施の形態では、nチャネルが形成されるように第1および第2の導電型を定めたが、pチャネルが形成されるように第1および第2の導電型を上述した内容と逆に定めてもよい。
以上説明したように、本実施の形態におけるJFET100およびその製造方法は、{0001}面に対して30°以上60°以下傾斜した主面101aを有するSiC基板101を備えている。チャネル層107においてゲート領域109とベース領域105とで挟まれた領域に、チャネルが形成される。このチャネルは、SiC基板101の主面101aと平行、つまり{0001}面に対して30°以上60°以下傾斜した面と平行な方向である。またソース−ドレイン間の電界は、<0001>方向から30°以上60°以下傾斜した方向に形成される。これにより、(0001)面上にJFETを形成した場合に比べて、チャネル層107におけるキャリアの移動度は1.06倍以上1.19倍以下になり、チャネル抵抗は0.84倍以上0.94倍以下になる。また、ドリフト層103の絶縁破壊電界強度、つまり耐圧は0.82倍以上0.95倍以下になる。この範囲の耐圧の低下は実用に耐え得る。このため、ドリフト層103の高い耐圧を維持した状態で、チャネルの抵抗を低減できる。このように、{0001}面に対して30°以上60°以下傾斜した主面101aを有するSiC基板101を備えることにより、ドリフト層103の高い耐圧を維持しつつ、キャリアの移動度が高く、チャネル抵抗が低いというSiCのメリットを最大限に生かしたJFET100を実現することができる。つまり、チャネル抵抗とドリフト層の耐圧との両方のバランスが取れたJFET100を実現できる。
このようなチャネルの低い抵抗を維持するとともに、ドリフト層の高い耐圧を維持するJFET100は、特に高効率、高電圧、および大容量の半導体装置をより容易に提供できる点で有利である。
本実施例では、{0001}面に対して30°以上60°以下傾斜した主面101aを有する第1導電型のSiC基板101を備えることの効果について調べた。
(本発明例1)
本発明例1では、上述した実施の形態にしたがって、縦型のJFET100を製造した。具体的には、まず、図3に示すように、(03−38)面である主面101aを有するn型のSiC基板101を準備した。
次に、図4に示すように、SiC基板101の主面101a上に、ドリフト層103をエピタキシャル成長した。ドリフト層103は、10μmの厚みを有し、1.0×1016cm-3の不純物密度を有するn型SiCであった。
次に、図5に示すように、ドリフト層103の表面103aの一部に、深さが0.5μmになるようにAl(アルミニウム)をイオン注入して、ベース領域105を形成した。ベース領域105は、p型SiCであった。
次に、図6に示すように、ドリフト層103の表面103a上に、チャネル層107をエピタキシャル成長した。チャネル層107は、0.6μの厚みを有し、1.0×1016cm-3の不純物密度を有するn型SiCであった。
次に、図7に示すように、チャネル層107の表面107aの一部に、深さが0.1μmになるようにAlをイオン注入して、ゲート領域109およびp型のベースコンタクト領域111を形成した。ゲート領域109およびベースコンタクト領域111は、p型SiCであった。
次に、図8に示すように、チャネル層107の表面107aの一部に、深さが0.4μmになるようにP(リン)をイオン注入して、ソース領域113を形成した。ソース領域113は、n型SiCであった。
次に、エピタキシャルウエハをAr(アルゴン)を含む雰囲気中で、1700℃で30分間加熱して、活性化アニールを実施した。
次に、図9に示すように、活性化アニールを実施したエピタキシャルウエハをO(酸素)を含む雰囲気中で1300℃で60分間加熱して、SiO2(二酸化ケイ素)よりなるフィールド酸化膜115となるべき酸化膜114を形成した。次に、図10に示すように、オーミック電極117となるべき領域が開口するように酸化膜を除去して、フィールド酸化膜115を形成した。
次に、図11に示すように、チャネル層107の表面107aにおけるゲート領域109、ベースコンタクト領域111およびソース領域113上と、SiC基板101の裏面101bとにNiを蒸着した。この状態で、Arを含む雰囲気中で950℃で2分間加熱した。これにより、オーミック電極117およびドレイン電極125を形成した。
次に、図12に示すように、ゲート領域109上に接して設けられたオーミック電極117、およびこのオーミック電極117に挟まれる領域に接して設けられたフィールド酸化膜115上に、Alを蒸着してゲート電極119を形成した。
次に、プラズマCVD法により、ゲート電極119が形成されなかったオーミック電極117およびフィールド酸化膜115上にSiO2を成膜した。その後、図13に示すように、SiO2に開口部を形成することにより、ゲート電極119を取り囲む層間絶縁膜121を形成した。次に、図1に示すように、層間絶縁膜121の開口部にソース電極123を形成した。
以上の工程を実施することにより、本発明例1におけるJFET100を製造した。
(比較例1)
比較例1のJFETは、基本的には本発明例1のJFET100と同様に製造したが、SiC基板の主面が(0001)面であった点のみ異なっていた。
(比較例2)
比較例2のJFETは、基本的には本発明例1のJFET100と同様に製造したが、SiC基板の主面が(11−20)面であった点のみ異なっていた。
(測定方法)
本発明例1、比較例1および2のJFETについて、チャネル抵抗とドリフト層の耐圧を測定した。チャネル抵抗は、ゲート電極119とソース電極123とに0Vの電位を、ドレイン電極125に任意の正の電位を与え、その時のドレイン電極125とソース電極123との間に流れる電流を測定して、JFET全体の抵抗を求め、ここから、別途測定したドリフト層103の抵抗、ドレイン電極125およびソース電極123の抵抗、オーミック電極の抵抗を除くことで求めた。ドリフト層103の耐圧は、ソース電極123に0Vの電位を、ゲート電極119にチャネル層107が完全に空乏化する負の電位を、ドレイン電極125に任意の正の電位を与え、JFETのブレークダウン耐圧を測定した。その結果を下記の表1に示す。なお、下記の表1の値は、比較例1のチャネル抵抗およびドリフト層の耐圧を1としたときの相対値を示す。
Figure 0005187118
(測定結果)
表1に示すように、本発明例1のJFET100は、比較例1のJFETよりもチャネル抵抗が高く、かつ比較例2のJFETよりもドリフト層の耐圧が高かった。このため、本発明例1のJFET100は、比較例1より低いオン抵抗を維持でき、かつ比較例2よりJFET100の高い耐圧を維持できた。
以上より、本発明者は、JFETにおいて、SiC基板の主面が(0001)面の場合(チャネルが(0001)面に平行な方向に作製された場合)の電子移動度は、SiC基板の主面が(0001)面に垂直な方向の場合((0001)面に垂直な方向に作成された場合)に比べて低いことを、見い出した。また、本発明者は、チャネルが(0001)面に垂直な方向に作製された場合、(0001)面に平行な方向に作製された場合に比べて、ドリフト層の耐圧が低いことを、見い出した。さらに、高い電子移動度(低いチャネル抵抗)と高いドリフト層の耐圧との両立を実現するためには、SiC基板の主面が(0001)面から90°未満の範囲の所定の角度傾斜していることが必要であることを見い出した。
本実施例では、SiC基板が{0001}面に対してどの範囲で傾斜した主面を有していれば、低い電子移動度と高いドリフト層の耐圧とを両立できるかについてさらに調べた。
具体的には、(0001)面から種々の角度が傾斜した主面を有するSiC基板をJFETに用いたときのドリフト層の破壊電界強度およびチャネルの電子移動度について、SiC基板の物性のデータを用いて求めた。その結果を図14に示す。図14は、(0001)面から(11−20)面への傾きと、ドリフト層の破壊電界強度およびチャネルの電子移動度との関係を示す図である。図14において、横軸は、(0001)面から(11−20)面への傾斜角度(単位:°)を示し、縦軸は、主面が(0001)面のSiC基板を備えたJFETのドリフト層の破壊電界強度を1としたときの相対値と、主面が(11−20)面のSiC基板を備えたJFETの電子移動度を1としたときの相対値を示す。
図14において、(0001)面からの傾きが55°のデータは、上述した実施例1における本発明例1である。また(0001)面からの傾きが0°のデータは、比較例1である。また(0001)面からの傾きが90°のデータは、比較例2である。図14に示す(0001)面からの傾きが0°、55°、90°の場合の破壊電界強度および電子移動度の値は、実施例1の表1に示すチャネル抵抗およびドリフト層の耐圧と整合している。このことから、(0001)面から種々の角度が傾斜した主面を有するSiC基板をJFETに用いたときのドリフト層の破壊電界強度およびチャネルの電子移動度の図14に示すデータの信頼性が高いことがわかった。
図14に示すように、チャネルの電子移動度が最大を示す(0001)面からの傾斜角度が90°の場合に対して0.85倍以上となるのは、(0001)面からの傾斜角度が30°以上の場合であった。0.85倍以上の場合、チャネルの抵抗を(0001)面からの傾斜角度が0°の場合に対して5%以上小さくすることができる。また、ドリフト層の破壊電界強度が最大を示す(0001)面からの傾斜角度が0°の場合に対して0.82倍以上となるのは、(0001)面から60°以下の場合であった。0.82倍以上の場合、耐圧を(0001)面からの傾斜角度が0°の場合に対して20%以下の低下に留めることができる。
この結果から、本発明者は、SiC基板101の主面101aが{0001}面に対して30°以上60°以下傾斜していれば、チャネルの低い抵抗を維持できるとともに、ドリフト層の高い耐圧を維持できることを見い出した。
(0001)面に対して30°以上60°以下傾斜している場合、図14に示すように、(0001)面上にJFETを形成した場合に比べて、チャネルにおける電子の移動度は1.06倍以上1.19倍以下であった。これにより、チャネル抵抗は0.84倍以上0.94倍以下になることがわかった。また、(0001)面に対して30°以上60°以下傾斜している場合、(0001)面上にJFETを形成した場合に比べて、ドリフト層103の絶縁破壊電界は0.82倍以上0.95倍以下であった。
以上より、本実施例によれば、本実施例によれば、(0001)面に対して30°以上60°以下傾斜した主面101aを有するSiC基板101を備えることにより、チャネルの低い抵抗を維持するとともに、ドリフト層の高い耐圧を維持できるJFET100を実現できたことが確認できた。
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した実施の形態ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態におけるSiC半導体装置を示す断面図である。 本発明の実施の形態において、{03−38}面を説明するための図である。 本発明の実施の形態におけるJFETの製造方法を説明するための断面図である。 本発明の実施の形態におけるJFETの製造方法を説明するための断面図である。 本発明の実施の形態におけるJFETの製造方法を説明するための断面図である。 本発明の実施の形態におけるJFETの製造方法を説明するための断面図である。 本発明の実施の形態におけるJFETの製造方法を説明するための断面図である。 本発明の実施の形態におけるJFETの製造方法を説明するための断面図である。 本発明の実施の形態におけるJFETの製造方法を説明するための断面図である。 本発明の実施の形態におけるJFETの製造方法を説明するための断面図である。 本発明の実施の形態におけるJFETの製造方法を説明するための断面図である。 本発明の実施の形態におけるJFETの製造方法を説明するための断面図である。 本発明の実施の形態におけるJFETの製造方法を説明するための断面図である。 実施例2において、(0001)面から(11−20)面への傾きと、ドリフト層の破壊電界強度およびチャネルの電子移動度との関係を示す図である。
符号の説明
10 流れ、100 JFET、101 SiC基板、101a 主面、103 ドリフト層、103a,107a 表面、105 ベース領域、107 チャネル層、109 ゲート領域、111 ベースコンタクト領域、113 ソース領域、114 酸化膜、115 フィールド酸化膜、117 オーミック電極、119 ゲート電極、121 層間絶縁膜、123 ソース電極、125 ドレイン電極。

Claims (4)

  1. {0001}面に対して30°以上60°以下傾斜した主面を有する第1導電型の炭化ケイ素基板と、
    前記炭化ケイ素基板の前記主面上に形成され、表面を有する第1導電型の第1半導体層と、
    前記第1半導体層の前記表面の一部に形成された第2導電型のベース領域と、
    前記第1半導体層の前記表面上に形成され、表面を有する第1導電型の第2半導体層と、
    前記第2半導体層の前記表面の一部に形成されるとともに、前記第2半導体層を挟んで前記ベース領域と対向する位置に形成された第2導電型のゲート領域と、
    前記第2半導体層の前記表面の一部に形成されるとともに、前記ゲート領域と隣り合い、かつ前記ベース領域と対向する位置に形成された第1導電型のソース領域とを備えた、炭化ケイ素半導体装置。
  2. 前記ソース領域を挟んで前記ゲート領域と対向するように前記第2半導体層の前記表面に一部に形成されるとともに、前記第2半導体層の前記表面から前記ベース領域まで延在するように形成された第2導電型のベースコンタクト領域をさらに備えた、請求項1に記載の炭化ケイ素半導体装置。
  3. 前記炭化ケイ素基板の前記主面は、{03−38}面に対して±5°の範囲で傾斜している、請求項1または2に記載の炭化ケイ素半導体装置。
  4. {0001}面に対して30°以上60°以下傾斜した主面を有する第1導電型の炭化ケイ素基板を準備する工程と、
    前記炭化ケイ素基板の前記主面上に、表面を有する第1導電型の第1半導体層を形成する工程と、
    前記第1半導体層の前記表面の一部に、第2導電型のベース領域を形成する工程と、
    前記第1半導体層の前記表面上に、表面を有する第1導電型の第2半導体層を形成する工程と、
    前記第2半導体層の前記表面の一部に、かつ前記第2半導体層を挟んで前記ベース領域と対向する位置に第2導電型のゲート領域を形成する工程と、
    前記第2半導体層の前記表面の一部に、かつ前記ゲート領域と隣り合うとともに前記ベース領域と対向する位置に第1導電型のソース領域を形成する工程とを備えた、炭化ケイ素半導体装置の製造方法。
JP2008263767A 2008-10-10 2008-10-10 炭化ケイ素半導体装置および炭化ケイ素半導体装置の製造方法 Expired - Fee Related JP5187118B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008263767A JP5187118B2 (ja) 2008-10-10 2008-10-10 炭化ケイ素半導体装置および炭化ケイ素半導体装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008263767A JP5187118B2 (ja) 2008-10-10 2008-10-10 炭化ケイ素半導体装置および炭化ケイ素半導体装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010093176A JP2010093176A (ja) 2010-04-22
JP5187118B2 true JP5187118B2 (ja) 2013-04-24

Family

ID=42255601

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008263767A Expired - Fee Related JP5187118B2 (ja) 2008-10-10 2008-10-10 炭化ケイ素半導体装置および炭化ケイ素半導体装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5187118B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013201190A (ja) 2012-03-23 2013-10-03 Toshiba Corp 接合形電界効果トランジスタ及びその製造方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3666280B2 (ja) * 1999-01-20 2005-06-29 富士電機ホールディングス株式会社 炭化けい素縦形fetおよびその製造方法
JP4843854B2 (ja) * 2001-03-05 2011-12-21 住友電気工業株式会社 Mosデバイス

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010093176A (ja) 2010-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9608074B2 (en) Silicon carbide semiconductor device and method for manufacturing silicon carbide semiconductor device
JP6587265B2 (ja) 炭化珪素半導体装置およびその製造方法
JP2012164707A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2012243966A (ja) 半導体装置
WO2014083943A1 (ja) 炭化珪素半導体装置およびその製造方法
WO2014083969A1 (ja) 炭化珪素半導体装置およびその製造方法
WO2014141754A1 (ja) 炭化珪素半導体装置
JP6075120B2 (ja) 炭化珪素半導体装置
WO2015015926A1 (ja) 炭化珪素半導体装置およびその製造方法
JP2017092355A (ja) 半導体装置および半導体装置の製造方法
JP5797266B2 (ja) 炭化珪素半導体装置及び炭化珪素半導体装置の製造方法
JP2015156429A (ja) 炭化珪素半導体装置およびその製造方法
JP2006339508A (ja) 半導体装置およびその製造方法
WO2010110252A1 (ja) Mosfetおよびmosfetの製造方法
WO2014002597A1 (ja) 炭化珪素半導体装置
US9299790B2 (en) Silicon carbide semiconductor device
JPWO2009104299A1 (ja) 半導体装置および半導体装置の製造方法
JP6439606B2 (ja) 炭化珪素半導体装置
JP5187118B2 (ja) 炭化ケイ素半導体装置および炭化ケイ素半導体装置の製造方法
US9647072B2 (en) Silicon carbide semiconductor device
WO2014041879A1 (ja) 炭化珪素半導体装置
JP2020150242A (ja) 半導体装置
JP5895750B2 (ja) 炭化珪素半導体装置およびその製造方法
JP2011199306A (ja) 半導体装置およびその製造方法
WO2021210547A1 (ja) 半導体装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120611

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120619

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121225

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130107

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160201

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees