JP5186859B2 - 文書管理装置、文書管理システムおよび文書管理プログラム - Google Patents

文書管理装置、文書管理システムおよび文書管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、文書管理装置、文書管理システムおよび文書管理プログラムに関する。
近年、オフィスでは、オフィス内で使用される文書が電子化されており、パーソナルコンピュータなどが使用されて電子文書が操作されている。
電子で管理される電子文書は、容易にコピー、編集などの操作が行われる。
このように電子文書に生じた変化を管理する為の技術として、特許文献1では、データ更新通知サーバが、情報コンテンツのデータの更新の有無を所定の周期でチェックし、データの更新があるとその旨をユーザのデータ受信端末に通知し、そして、データ受信端末が、通知を受けた後に情報コンテンツにアクセスすることで、更新されたデータを効率的に受信することができるデータ更新通知サーバおよびデータ受信端末が提案されている。
また、特許文献2では、チェック管理サーバがコンテンツのアップデート情報をPCユーザ端末に逐次メールで通知することで、コンテンツ提供者サイト上のコンテンツが更新されたことが通知されるコンテンツ提供装置、コンテンツ提供方法及びプログラム並びにコンテンツチェックプログラムが提案されている。
また、特許文献3では、文書の操作前後の履歴IDを組としてもたせそれらを繋ぐことにより、操作履歴の派生関係を構築して、複数のユーザ間で操作された文書の履歴を派生関係を持って蓄積して、その派生関係を木構造でユーザに提示することができる履歴提供装置が提案されている。
特開2001−350667号公報 特開2002−328865号公報 特開2007−11445号公報
特許文献3の技術では、文書が操作された履歴の派生関係を蓄積してユーザに木構造で提示することができ、文書が誰によって何の操作が行われたかの操作の変遷を確認することが出来る。
しかし、特許文献3の技術では、管理される操作履歴に関して、どれだけの配布先が文書を閲覧してくれたかなどの開封率を求めるときには、全ての操作履歴を手動で確認して計算する必要があり煩雑な操作にならざるを得なかった。
そこで、この発明は、文書の操作履歴が管理される際に、指定の操作履歴から派生する操作履歴の開封率などの統計情報を簡便に素早く求めることができる文書管理装置、文書管理システムおよび文書管理プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の文書管理装置の発明は、文書に対して行われた操作を、該操作の操作種別、該文書の文書識別情報、該操作の履歴識別情報、該文書の操作前の履歴識別情報に対応して蓄積する操作履歴蓄積手段と、前記文書識別情報、前記履歴識別情報、および前記文書の操作に関する統計情報の種別を指定した該文書識別情報で識別される文書に対する操作に関する統計情報の取得要求を受け付ける受付手段と、前記受付手段により前記統計情報の種別として前記履歴識別情報で識別される操作以降に配布された前記文書識別情報で識別される文書が閲覧された割合を示す閲覧率が指定された前記取得要求を受け付けた場合、該取得要求で指定された前記履歴識別情報で識別される操作以降に、前記文書識別情報で識別される文書に対して行われた複写の操作を対象に、当該文書に対する編集の操作より後で行われた場合を除外して当該文書に対する閲覧の操作を検索する検索手段と、前記検索手段で検索された前記閲覧の操作の数を前記複写の操作の数で除算することにより前記閲覧率を算出する統計情報算出手段とを具備する。
また、請求項2の文書管理システムの発明は、文書の操作を行う文書操作装置と、前記文書操作装置で操作された文書を管理する文書管理装置とを備え、前記文書操作装置は、文書の操作に際して、該操作の操作種別、該文書の文書識別情報、該操作の履歴識別情報、該文書の操作前の履歴識別情報を含む文書操作履歴情報を前記文書管理装置に送信する送信手段と、前記文書管理装置に対して、前記文書識別情報、前記履歴識別情報、および前記文書の操作に関する統計情報の種別を指定した該文書識別情報で識別される文書に対する操作に関する統計情報の取得要求を行う要求手段とを具備し、前記文書管理装置は、前記送信手段により前記文書操作装置から送られた前記文書操作履歴情報を蓄積する操作履歴蓄積手段と、前記要求手段による前記文書識別情報、前記履歴識別情報、および前記統計情報の種別を指定した前記統計情報の取得要求を受け付ける受付手段と、前記受付手段により前記統計情報の種別として前記履歴識別情報で識別される操作以降に配布された前記文書識別情報で識別される文書が閲覧された割合を示す閲覧率が指定された前記取得要求を受け付けた場合、該取得要求で指定された前記履歴識別情報で識別される操作以降に、前記文書識別情報で識別される文書に対して行われた複写の操作を対象に、当該文書に対する編集の操作より後で行われた場合を除外して当該文書に対する閲覧の操作を検索する検索手段と、前記検索手段で検索された前記閲覧の操作の数を前記複写の操作の数で除算することにより前記閲覧率を算出する統計情報算出手段と、前記統計情報算出手段で算出した前記閲覧率を前記文書操作装置に対して通知する通知手段とを具備する。
また、請求項3の文書管理プログラムの発明は、文書操作装置で操作された文書を管理する文書管理装置のコンピュータを、前記文書操作装置により文書に対して行われた操作を、該操作の操作種別、該文書の文書識別情報、該操作の履歴識別情報、該文書の操作前の履歴識別情報に対応して蓄積する操作履歴蓄積手段、前記文書操作装置から前記文書識別情報、前記履歴識別情報、および前記文書の操作に関する統計情報の種別を指定した該文書識別情報で識別される文書に対する操作に関する統計情報の取得要求を受け付ける受付手段、前記受付手段により前記統計情報の種別として前記履歴識別情報で識別される操作以降に配布された前記文書識別情報で識別される文書が閲覧された割合を示す閲覧率が指定された前記取得要求を受け付けた場合、該取得要求で指定された前記履歴識別情報で識別される操作以降に、前記文書識別情報で識別される文書に対して行われた複写の操作を対象に、当該文書に対する編集の操作より後で行われた場合を除外して当該文書に対する閲覧の操作を検索する検索手段、前記検索手段で検索された前記閲覧の操作の数を前記複写の操作の数で除算することにより前記閲覧率を算出する統計情報算出手段として機能させるために作動する。
請求項1の発明によれば、文書に対する操作に関する閲覧率が算出されるという効果を奏する。
請求項2の発明によれば、文書に対する操作に関する閲覧率が算出されるという効果を奏する。
請求項3の発明によれば、文書に対する操作に関する閲覧率が算出されるという効果を奏する。
以下、本発明の実施例について添付図面を参照して詳細に説明する。
まず、本発明に係る文書管理装置10により構成される文書管理システムについて図1を参照して説明を行う。
図1は、文書管理装置10により構成される文書管理システムを示す構成図と機能ブロック図である。
図1に示すように、文書管理システムは、クライアント20と文書管理装置10とが通信回線により接続されて構成される。
文書管理装置10は、記憶装置を備え、プログラムにより動作される、サーバなどのコンピュータである。
クライアント20は、プログラムにより動作されるコンピュータであり、備えられる記憶装置内に文書を蓄積する文書コンテナである。 クライアント20では、蓄積する文書に対して、「閲覧」操作、「複写」操作、「編集」操作などの操作が、備えられるディスプレイを通じて行われる。 また、クライアント20はネットワークに接続されている。
また、クライアント20は、識別情報によって特定される文書が印刷、複写などの操作がされる複合機であってもよい。
機能的な要素として、文書管理装置10は、派生関係登録部11、派生関係記憶部12、統計情報計算部13、派生関係検索部14を備え、また、クライアント20は、履歴情報送信部21、統計情報要求部22、操作検知部23を備える。
まず、クライアント20が管理する文書に対して何らかの操作が行われたときには、その操作は操作検知部23によって検知されて、履歴情報送信部21から文書管理装置10に対して文書操作ログが送信される。 クライアント20が接続されるネットワーク上で操作された文書でも、操作検知部23によってその操作が検知される。 例えば、文書管理システムで管理される文書が「コピー」、「編集」、「閲覧」などされたときには、その操作された端末から操作検知部23に操作履歴が送信され、操作検知部23で、操作された内容が検知される。
ここで、文書操作ログとは、クライアント20上で行われた「閲覧」、「コピー」、「編集」などの文書操作のログであり、その内容として、操作日時、操作を行ったユーザのユーザ情報、操作種別、操作された文書の履歴を表す操作前履歴IDと操作後履歴IDがある。
文書管理装置10に送信された文書操作ログは、文書管理装置10内の派生関係登録部11で受信され、文書操作ログの中の操作前履歴IDが使用されて、文書の操作によって形成される派生関係の中から文書操作ログを挿入する位置が特定されて派生関係記憶部12に記憶される。
派生関係記憶部12内では、クライアント20から送信された文書操作ログが、文書が「編集」、「コピー」などの操作によって形成される文書の派生関係が保持された状態で、文書操作ログが記憶される。 派生関係は、複数の操作履歴によって木構造となる。
また、クライアント20において、ユーザが、クライアント20で操作された文書についての各種統計情報を要求すると、クライアント20の統計情報要求部22が文書管理装置10に要求された統計情報を要求する。
ここで、統計情報とは、例えば、ある文書から派生した全ての文書の中で「閲覧」操作された文書の割合を示した開封率や、ある文書から派生した文書が「閲覧」されるまでの操作時間の平均を示した平均文書伝播時間などである。
このような統計情報がクライアント20から要求されると、文書管理装置10内では、統計情報計算部13が、要求された統計情報を計算するための検索クエリを作成し、派生関係検索部14にその検索クエリを送って、要求された統計情報を計算するための各種データを取得する。 例えば、要求された統計情報が開封率であった場合には、統計情報計算部13は、派生関係記憶部12に記憶される履歴情報から「コピー」操作の数と「閲覧」操作の数を取得する検索クエリを作成して派生関係検索部14に送る。
検索クエリが送られた派生関係検索部14は、送られた検索クエリに基づいて派生関係記憶部12を検索して各種データの取得を行う。
派生関係検索部14が取得した各種データは統計情報計算部13に送られ、そして、統計情報計算部13で送られた各種データに基づいて、要求された統計情報が計算される。
計算された統計情報は、クライアント20に送られる。
このように、文書管理システムでは、クライアント20で文書が操作されると操作履歴が文書管理装置10に送られて履歴情報として記憶される。
そして、文書管理装置10に記憶された履歴情報に基づいて、クライアント20で要求された開封率、平均伝播率などの統計情報が計算されてユーザに表示される。
次に、クライアント20で文書が操作されて操作履歴が記憶される際の処理について図2を参照して説明を行う。
図2はクライアント20で文書が操作されて操作履歴が記憶される際の処理について示したシーケンス図である。
クライアント20で、文書に対して複写や「閲覧」などの操作が行われると(ステップ201)、その操作が操作検知部23によって検知され、クライアント20内の履歴情報送信部21より文書管理装置10へ、行われた操作に関する文書操作ログが形成されて送信される(ステップ202)。
文書操作ログは、文書管理装置10内の派生関係登録部11で受信され(ステップ203)、そして、派生関係登録部11が派生関係記憶部12内に文書操作ログを記憶させる(ステップ205)。
次に、文書の操作によって形成される派生関係について図3を参照して説明を行う。
図3は、文書の操作によって形成される派生関係について示した模式図である。
例えば、図3に示すように、クライアント20内で操作履歴a(301)によって生成された文書が5部「コピー」の操作がされて、操作履歴としてb1(302)、b2(303)、b3(304)、b4(305)、b5(306)の5つの操作履歴が作成され、その「コピー」された文書の一部はメールで各ユーザに送られる。 文書が送られたPさんはそれを「閲覧」してその「閲覧」操作が操作履歴c1(307)として検知され、文書が送られたQさんはそれを「閲覧」してその「閲覧」操作が操作履歴c2(308)として検知され、文書が送られたRさんはそれを「コピー」してその「コピー」操作が操作履歴c3(309)として検知され、また、文書が送られたSさんはそれを「閲覧」してその「閲覧」操作が操作履歴c4(310)として検知される。
操作履歴c1(307)の文書はTさんによって「編集」がされてその「編集」操作が操作履歴d1(311)として検知され、操作履歴c3(309)の文書はVさんによって「閲覧」がされてその「閲覧」操作が操作履歴d3(312)として検知される。
操作履歴d1(311)の文書はUさんによって「閲覧」されてその「閲覧」操作が操作履歴e1(313)として検知される。
このように、文書管理システムでは、文書の操作の履歴が管理されて、派生関係が記録される。 派生関係は、文書操作に関する履歴IDと操作される親の文書の最後の操作履歴を示す親の履歴IDとが記録されることで管理される。
次に、文書管理装置10内の派生関係記憶部12に記憶される履歴情報について図4を参照して説明を行う。
図4は、派生関係記憶部12に記憶される履歴情報について示した表である。
図4に示すように、派生関係記憶部12には、それぞれの操作履歴の識別番号である履歴IDと、その操作がされる直前の操作履歴の識別番号を示す親の履歴ID、元となる文書の識別番号を示す文書ID、操作を行ったユーザを示すユーザ名、操作の種類を示す操作名、操作された日時を示す操作日時が操作履歴として記憶され履歴情報が形成される。
例えば、図3を参照して説明したように、操作履歴a(301)で生成された文書が5部「コピー」されて、操作履歴としてb1(302)、b2(303)、b3(304)、b4(305)、b5(306)の5つの操作履歴が作成されたときには、図4に示すように、親の履歴IDが「4」である履歴IDが「5」「6」「7」「8」「9」である履歴情報が作成されている(参照番号401)。
次に、クライアント20から各種統計情報が要求されたときに、文書管理システムで行われる処理について図5を参照して説明を行う。
図5は、クライアント20から文書管理装置10に各種統計情報の要求がされたときに行われる処理を示したシーケンス図である。
図5に示すように、クライアント20で統計情報についての要求がされると(ステップ501)、統計情報要求部22から文書管理装置10に統計情報の要求が送信される(ステップ502)。
クライアント20で行われる統計情報の要求は、クライアント20のディスプレイ上でユーザが所望の文書と所望の統計情報を指定することで行われる。 ユーザが指定した文書に関する情報は、ユーザによって指定された文書の文書IDと、その文書が最後に操作された操作履歴を示す履歴IDとが含まれ、それらの情報は文書管理装置10に送信される。
文書管理装置10では、統計情報の要求を統計情報計算部13が受信し、要求された統計情報を計算する為の検索クエリを作成して派生関係検索部14に送る(ステップ503)。 作成される検索クエリは、要求された統計情報を計算する為の各種データを取得する為のクエリである。
派生関係検索部14は、受け取ったクエリを実行して(ステップ504)、派生関係記憶部12に記憶される履歴情報から各種データを取得する(ステップ505)。
クエリによって取得された各種データは統計情報計算部13に送られ、統計情報計算部13で、要求された統計情報の計算が行われる(ステップ506)。 計算が行われた統計情報はクライアント20に送信されて、クライアント20のディスプレイなどが使用されてユーザに表示される。
次に、統計情報の要求が行われたときに、統計情報計算部13で行われる処理について図6を参照して説明する。
図6は、統計情報の要求がクライアント20から行われたときに、文書管理装置10の統計情報計算部13で行われる処理を示したフローチャートである。
図6に示すように、クライアント20から要求された統計情報の要求を受け付けると(ステップ601)、受け付けた統計情報の要求の中から、要求された文書の履歴IDと要求された統計情報の種別が抽出される(ステップ602)。
要求された文書の履歴IDとは、統計情報の要求は1つの履歴IDが指定されて行われるのであって、例えば、図3や図4を参照して説明した履歴情報の中では、操作履歴a(301)(図4では、履歴IDが「4」の時点の操作履歴)が指定されて、その操作履歴によって作成された文書についての統計情報が要求される。
統計情報の種別の抽出とは、統計情報には開封率や平均伝播時間などがあるので、どの統計情報が要求されたかを、受け付けた統計情報の要求の中から抽出して明確にする処理である。
要求された文書の履歴IDと統計情報の種別とが抽出されると、要求された統計情報が開封率であった場合には(ステップ603でYES)、統計情報計算部13は、要求された文書から操作によって派生する木構造の履歴情報の中から、「コピー」された操作履歴の数(=Nc)をクエリによって取得する(ステップ604)。
クエリによる取得は、統計情報計算部13がクエリを作成して派生関係検索部14に送り、派生関係検索部14がクエリを使用してデータ(この場合は「コピー」された操作履歴の数)を取得して、統計情報計算部13に渡されることによって行われる。
クエリによるデータの取得は、履歴情報で構成される木構造において、要求された文書の履歴IDを起点ノード(木構造における各操作履歴をノードと表現する)として、起点ノード以下のノードを検索対象としている。 そして、その中でも、「編集」処理がされた後は、内容が変更された文書に対する操作という解釈をして、「編集」操作がされたノードより末端方向の検索は行わないようにされる。
そして、次に、統計情報計算部13は、要求された文書の履歴IDを起点ノードとして、その起点ノードより末端方向のノードに対して「閲覧」のノード数(=Nv)をクエリによって取得する(ステップ605)。
「コピー」のノード数(=Nc)と「閲覧」のノード数(=Nv)とが取得されると、開封率を、開封率=(Nv/Nc)として求める(ステップ606)。
例えば、図3に示す履歴情報の木構造において、要求された文書の履歴IDが操作履歴a(301)であって要求された統計情報が「開封率」であった場合には、操作履歴がa(301)より木構造の末端方向の操作履歴の中から、「コピー」された操作履歴はb1(302)、b2(303)、b3(304)、b4(305)、b5(306)、c3(309)の6つであって、「閲覧」された操作履歴はc1(307)、c2(308)、c4(310)、d3(312)の4つであるので、開封率は4/6=2/3となる。
また、クライアント20から要求された統計情報が開封率でなく(ステップ603でNO)、平均伝播時間であった場合には(ステップ607でYES)、要求された文書の履歴IDを起点ノードとする木構造において、起点ノードより末端方向の「閲覧」処理が行われた操作履歴の操作日時(=Te)をクエリによって取得する(ステップ608)。
そして、起点ノードの操作日時(=Tb)がクエリによって取得されたら(ステップ609)、(Tb−Te)を計算して伝播時間(=Td)を計算し(ステップ610)、操作日時Teが算出される際の「閲覧」された各ノードについての伝播時間Tdが計算され、それらの平均が算出されることで、平均伝播時間(=Tavg=ΣTd/N)(Nは対象となる「閲覧」のノード数)が算出される(ステップ611)。
そして、このようにして算出された開封率或いは平均伝播時間がクライアント20に送信される(ステップ612)。
次に、文書管理装置20内の派生関係検索部14がクエリによって各種データを算出するときの処理を図7を参照して説明する。
図7は、派生関係検索部14がクエリによって各種データを算出するときの処理を示したフローチャートである。
派生関係検索部14が、起点ノードとなる文書の履歴IDと、履歴情報の木構造において起点ノードより末端方向の「閲覧」のノード数を求めるクエリを実行するときを例にして、派生関係検索部14におけるクエリの実行処理を説明する。
履歴情報の例として、図7に示す木構造(参照番号750)で説明する。
まず、派生関係検索部14は、起点ノードとなる文書の履歴IDより、派生関係記憶部12から起点ノードより末端方向のノードの操作履歴を全て受信する(ステップ701)。
この場合、参照番号750で示すように、要求された文書の履歴IDを起点ノードとして木構造の末端方向のノードについての操作履歴が全て受信される。
そして、要求された文書の履歴IDを起点ノードとする(ステップ702)。
この起点ノードを直属の親とする子ノードの数が調べられる(ステップ703)。
子ノードの数が複数の場合には(ステップ704で複数)、現在の調べる対象ノード(現ノード)である起点ノードを復帰ポイントとして設定する(ステップ705)。
そして、複数ある子ノードのうち調べていない子ノードの1つを調べる対象ノード(現ノード)にする(ステップ706)。
そして、対象ノードとされた、現ノードの操作属性が「閲覧」か否かが調べられる(ステップ707)。 操作属性が「閲覧」であった場合には(ステップ707でYES)「閲覧」のノード数であるNvが1増加される(ステップ708)。
そして、次に、現ノードの操作属性が「編集」であるか否かが調べられる(ステップ709)。
「編集」でなかった場合には(ステップ709でNO)、現ノードに子ノードが存在するか否かが調べられる(ステップ710)。
子ノードが存在する場合には(ステップ710でNO)、現ノードを親とする子ノードの数を調べる(ステップ703)。
子ノードが単数であった場合には(ステップ704で単数)、その子ノードを調べる対象ノード(現ノード)に設定し(ステップ711)、その現ノードの操作属性が「閲覧」か否かを調べ(ステップ712)、「閲覧」であった場合には(ステップ712でYES)、Nvが1増加される(ステップ713)。
そして、次に、現ノードの操作属性が「編集」か否かが調べられ(ステップ714)、「編集」でない場合には現ノードを親とする子ノードの数が調べられる(ステップ703)。
子ノードの数が0の場合には(ステップ704で0)、調べる対象ノード(現ノード)を直前の親ノードに移し(ステップ715)、現ノードに対する子ノードで調べていない子ノードがない場合には(ステップ716でNO)、更に復帰すべき復帰ポイントがあるか否かが調べられ(ステップ717)、それがある場合には(ステップ717でYES)、調べる対象ノード(現ノード)がその復帰ポイントのうち直前に設定された復帰ポイントに移される(ステップ718)。
復帰ポイントに戻って、そのノードからみて調べていない子ノードがある場合には(ステップ716でYES)、調べていない子ノードのうちの1つを対象ノード(現ノード)にする(ステップ706)。
そして、対象ノード(現ノード)の操作属性が「閲覧」であるか否かが調べられ(ステップ707)、「閲覧」でない場合には(ステップ707でNO)更に現ノードの操作属性が「編集」であるか否かが調べられ(ステップ709)、そして、「編集」である場合には(ステップ709でYES)、直前に設定された復帰ポイントに戻る(ステップ711)。
そして、調べていない子ノードがある場合に(ステップ716でYES)、調べていない子ノードのうちの1つを対象ノード(現ノード)にする(ステップ706)。
そして、対象ノード(現ノード)の操作属性が「閲覧」であるか否かが調べられ(ステップ707)、「閲覧」である場合には(ステップ707でYES)、Nvが1増加され(ステップ708)、更に、現ノードの操作属性が「編集」であるか否かが調べられる(ステップ709)。
現ノードの操作属性が「編集」でなかった場合には(ステップ709でNO)、現ノードに子ノードが存在するか否かが調べられ(ステップ710でNO)、子ノードが存在しない場合には、直前の復帰ポイントのノードに対象ノード(現ノード)が移る(ステップ711)。
そして、現ノードからみて調べていない子ノードがある場合には(ステップ716でYES)、その子ノードを調べる対象ノード(現ノード)にし(ステップ706)、現ノードの操作属性は「閲覧」か否かが調べられる(ステップ707)。
ステップ707で操作属性が「閲覧」であった場合には(ステップ707でYES)、Nvが1増加され(ステップ708)、更に、現ノードの操作属性が「編集」か否かが調べられ(ステップ709)、「編集」でなかった場合には(ステップ709でNO)、現ノードに子ノードが存在するか否かが調べられる(ステップ710)。
ステップ710で、現ノードに子ノードが存在する場合には(ステップ710でNO)、その子ノードの数が調べられ(ステップ703)、子ノードの数が単数であった場合には(ステップ704で単数)、その子ノードが調べる対象ノード(現ノード)に設定され(ステップ711)、その現ノードの操作属性が「閲覧」か否かが調べられ(ステップ712)、「閲覧」でなかった場合には(ステップ712でNO)操作属性が「編集」か否かが調べられ(ステップ714)、「編集」であった場合には(ステップ714でYES)、調べる対象ノード(現ノード)が1つ上の親のノードに移る(ステップ715)。
更に、調べていない子ノードがない場合には(ステップ716でNO)、復帰すべき復帰ポイントがあるか否かが調べられ(ステップ717)、復帰すべき復帰ポイントがない場合には(ステップ717でNO)、処理は終了される。
次に、クライアント20で、ユーザによって、文書の統計情報が要求される様子について図8を参照して説明する。
図8は、クライアント20のディスプレイ画面上で、ユーザによる操作で、ユーザ所望の文書のユーザ所望の統計情報が要求されて、その値が表示された画面を示す画面構成図である。
図8に示すように、クライアント20において、ユーザ所望の文書にマウスポインタが指示され、そのコンテキストメニューより、文書アクセス情報が選択されて、さらに所望の統計情報である開封率が選択されている。
そして、選択された結果、文書管理装置10に、その文書の開封率(その文書の選択された時点の操作履歴から計算される開封率)が要求される。
文書管理装置10で指定された文書の開封率が計算されてクライアントに送られると、図8に示すようにコンテキストメニューにその値が表示されて、ユーザに示される(参照番号800)。
このように、クライアント20で、各種統計情報が簡便に素早く求められる。
尚、本実施例では、「編集」操作がされたノードより末端方向のノードは、統計情報を計算するときの各種データの検索対象としないように説明したが、「編集」操作がされたノードより末端方向のノードも検索対象とするように構成されてもよい。
この発明は、文書管理装置、文書管理システムおよび文書管理プログラムにおいて利用可能である。
文書管理システムを示す構成図と機能ブロック図。 操作履歴が記憶される際の処理を示すシーケンス図。 派生関係を示す模式図。 履歴情報を示した表。 統計情報の要求がされたときの処理を示すシーケンス図。 統計情報計算部13で行われる処理を示したフローチャート。 各種データが算出されるときの処理を示すフローチャート。 ユーザ所望の文書のユーザ所望の統計情報が要求される画面を示す図。
符号の説明
10 文書管理装置
11 派生関係登録部
12 派生関係記憶部
13 派生関係検索部
14 統計情報計算部
20 クライアント
21 履歴情報送信部
22 統計情報要求部
23 操作検知部

Claims (3)

  1. 文書に対して行われた操作を、該操作の操作種別、該文書の文書識別情報、該操作の履歴識別情報、該文書の操作前の履歴識別情報に対応して蓄積する操作履歴蓄積手段と、
    前記文書識別情報、前記履歴識別情報、および前記文書の操作に関する統計情報の種別を指定した該文書識別情報で識別される文書に対する操作に関する統計情報の取得要求を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により前記統計情報の種別として前記履歴識別情報で識別される操作以降に配布された前記文書識別情報で識別される文書が閲覧された割合を示す閲覧率が指定された前記取得要求を受け付けた場合、該取得要求で指定された前記履歴識別情報で識別される操作以降に、前記文書識別情報で識別される文書に対して行われた複写の操作を対象に、当該文書に対する編集の操作より後で行われた場合を除外して当該文書に対する閲覧の操作を検索する検索手段と、
    前記検索手段で検索された前記閲覧の操作の数を前記複写の操作の数で除算することにより前記閲覧率を算出する統計情報算出手段と
    を具備する文書管理装置。
  2. 文書の操作を行う文書操作装置と、
    前記文書操作装置で操作された文書を管理する文書管理装置と
    を備え、
    前記文書操作装置は、
    文書の操作に際して、該操作の操作種別、該文書の文書識別情報、該操作の履歴識別情報、該文書の操作前の履歴識別情報を含む文書操作履歴情報を前記文書管理装置に送信する送信手段と、
    前記文書管理装置に対して、前記文書識別情報、前記履歴識別情報、および前記文書の操作に関する統計情報の種別を指定した該文書識別情報で識別される文書に対する操作に関する統計情報の取得要求を行う要求手段と
    を具備し、
    前記文書管理装置は、
    前記送信手段により前記文書操作装置から送られた前記文書操作履歴情報を蓄積する操作履歴蓄積手段と、
    前記要求手段による前記文書識別情報、前記履歴識別情報、および前記統計情報の種別を指定した前記統計情報の取得要求を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段により前記統計情報の種別として前記履歴識別情報で識別される操作以降に配布された前記文書識別情報で識別される文書が閲覧された割合を示す閲覧率が指定された前記取得要求を受け付けた場合、該取得要求で指定された前記履歴識別情報で識別される操作以降に、前記文書識別情報で識別される文書に対して行われた複写の操作を対象に、当該文書に対する編集の操作より後で行われた場合を除外して当該文書に対する閲覧の操作を検索する検索手段と、
    前記検索手段で検索された前記閲覧の操作の数を前記複写の操作の数で除算することにより前記閲覧率を算出する統計情報算出手段と、
    前記統計情報算出手段で算出した前記閲覧率を前記文書操作装置に対して通知する通知手段と
    を具備する文書管理システム。
  3. 文書操作装置で操作された文書を管理する文書管理装置のコンピュータを、
    前記文書操作装置により文書に対して行われた操作を、該操作の操作種別、該文書の文書識別情報、該操作の履歴識別情報、該文書の操作前の履歴識別情報に対応して蓄積する操作履歴蓄積手段、
    前記文書操作装置から前記文書識別情報、前記履歴識別情報、および前記文書の操作に関する統計情報の種別を指定した該文書識別情報で識別される文書に対する操作に関する統計情報の取得要求を受け付ける受付手段、
    前記受付手段により前記統計情報の種別として前記履歴識別情報で識別される操作以降に配布された前記文書識別情報で識別される文書が閲覧された割合を示す閲覧率が指定された前記取得要求を受け付けた場合、該取得要求で指定された前記履歴識別情報で識別される操作以降に、前記文書識別情報で識別される文書に対して行われた複写の操作を対象に、当該文書に対する編集の操作より後で行われた場合を除外して当該文書に対する閲覧の操作を検索する検索手段、
    前記検索手段で検索された前記閲覧の操作の数を前記複写の操作の数で除算することにより前記閲覧率を算出する統計情報算出手段
    として機能させるための文書管理プログラム。
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