JP5185800B2 - 車両構造 - Google Patents

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本発明は、車両の後部荷室にフロアを設け、前記車両の後部座席に備えられた表皮部材をフロアの側に延設して後部座席とフロアとの隙間を埋めるようにしてある車両構造に関する。
かかる車両構造は、後部座席を倒すことにより大きなラゲッジルームを形成する。そして、後部座席に備えられた表皮部材をフロアの側に延設して後部座席とフロアとの隙間を埋めることによりフラットで隙間のないラゲッジ面を形成する。
従来、この種の車両構造では、表皮部材におけるフロアの側の端部に表皮部材よりも硬い硬質部材を設け、その硬質部材をフロアにおける後部座席の側にビス等の締結部品にて固定して、表皮部材のフロアの側の端部をフロアに組付けるものがあった。尚、このように、締結部品にて表皮部材に設けた硬質部材をフロアに固定する技術は、当業者が行う通常の技術であり、先行技術文献等は示していない。
従来の車両構造においては、硬質部材をフロアに固定する複数の締結部品を別に設ける必要があり、部品の数が増大することに加えて、例えば、硬質部材をフロアに押し付け、硬質部材に設けられた穴とフロアに設けられた穴とを位置合わせし、締結部品をそれら穴に差し込んで締結する作業を行う必要があり、表皮部材のフロアの側の端部の組付作業が煩雑になるものであった。
本発明は、上記実情に鑑みて為されたものであって、その目的は、表皮部材のフロアの側の端部の組付作業が簡単な車両構造を提供する点にある。
本発明の車両構造は、車両の後部荷室にフロアを設け、前記車両の後部座席に備えられた表皮部材をフロアの側に延設して後部座席とフロアとの隙間を埋めるようにしてあるものであって、その第1特徴構成は、前記表皮部材におけるフロアの側の端部に表皮部材よりも硬い硬質部材を設け、前記フロアにおける後部座席の側に、前記硬質部材を収容可能な溝部を後部座席の幅のほぼ全域に亘って設け、前記溝部の上部に、前記硬質部材を溝部に差し込んだときに硬質部材に係合して硬質部材を溝部内に保持可能な複数の引っ掛け部、及び、下に凹入した複数の切欠部を設け、前記切欠部の深さを、前記引っ掛け部の下端とほぼ同じまたはそれより深く設定してある点にある。
本構成によれば、例えば、図2、図7〜図10に示すように、手指等の位置を溝部11に設けられた切欠部13に合わせて樹脂プレート10(硬質部材の一例)を溝部11に差し込むと、引っ掛け部12の先端12aが樹脂プレート10に係合して樹脂プレート10が溝部11内に保持される。これにより、硬質部材を溝部に固定する複数の締結部品を別に設けること無く、溝部に複数の引っ掛け部及び切欠部を一体形成するだけの簡単な構成で硬質部材を溝部に固定でき、硬質部材を溝部に差し込むだけの簡単な作業で硬質部材を溝部に固定でき、表皮部材のフロアの側の端部の組付作業が簡単になる。
又、例えば、図5、図7〜図10に示すように、切欠部13の深さを引っ掛け部12の下端とほぼ同じまたはそれより深く設定してあるので、手指等を切欠部13の底壁13a付近まで押し込むと、樹脂プレート10が引っ掛け部12の下端まで差し込まれて、引っ掛け部12の先端12aが樹脂プレート10に係合する。これにより、硬質部材を引っ掛け部の下端まで確実に差し込むことができ、表皮部材の組付不良を防止できる。
更に、例えば、図2〜図4、図7〜図10に示すように、樹脂プレート10を収容可能な溝部11を後部座席3の幅のほぼ全域に亘って設けてあるので、締結部材が表面に露出しない等、外観性の向上を図れることに加えて、硬質部材を溝部に収容した状態で左右に長い硬質部材が複数の引っ掛け部の先端に係合することになり、表皮部材のフロアへの取り付け強度も高くできる。
〔第1実施形態〕
以下、本発明に係る車両構造の構成について説明する。
図1〜図4に示すように、車両の内部には、一列目の前部座席(図示しない)、二列目の中部座席(図示しない)、三列目の後部座席3が設けられている。後部座席3は、リクライニング操作可能に構成され、後部座席3を前倒し姿勢にすることで大きなラゲッジルームを形成可能に構成されている。後部座席3の後側には、後部荷室4が設けられている。後部荷室4には、樹脂製のデッキボックス5(フロアの一例)及びデッキボックス5に開閉可能に取り付けられた樹脂製のデッキボード6(フロアの一例)が設けられている。尚、フロアとしては、ボックスが無い単なるフロアであってもよい。
本実施形態に係る車両構造においては、一列目の前部座席、二列目の中部座席、三列目の後部座席3が設けられた場合を例示したが、一列目の前部座席、二列目の後部座席が設けられる場合であってもよく、車両の大きさ(車両の前後の長さ)等に応じて座席の数(座席の列の数)を適宜変更可能である。また、デッキボックス5は、工具収納ボックス、小物収納ボックス等、各種ボックスが使用可能である。
前記後部座席3は、座面部7と背もたれ部8とを備えている。背もたれ部8のシートバック8a(デッキボックス5の側の面)は平面状に構成されている。シートバック8aには可撓性を有するファブリック9(表皮部材の一例)の一端側が貼着されている。ファブリック9は、その他端側がデッキボックス5の側に延設されている。ファブリック9におけるデッキボックス5の側の端部には、ファブリック9よりも硬い樹脂プレート10(硬質部材の一例)がファブリック9の横幅のほぼ全幅に亘って取り付けられている。尚、ファブリック9に樹脂プレート10を取り付ける方法としては、縫製、接着、融着等各種方法が適用可能である。さらに、ファブリック9におけるデッキボックス5の側の端部にファブリック9よりも硬いファブリックを一体的に形成したり、ファブリック9におけるデッキボックス5の側の端部を部分的に硬化させたりして硬質部材を構成してもよい。
図2に示すように、前記デッキボックス5は、前側面部5a、横側面部5b,5c、後側面部5d、底面部5eを備えて、それら前側面部5a、横側面部5b,5c、後側面部5d、底面部5eの内部には、工具類(図示しない)を収納する収納空間が形成されている。収納空間を仕切る仕切壁5fが設けられている。これにより、工具類が混じり合うこと無く安定して収納できる。
図2〜図4、図7〜図10に示すように、前側面部5aの上側(デッキボックス5における後部座席3の側)には、矩形板状の樹脂プレート10を収容可能な溝部11が後部座席3に沿って後部座席3の横幅とほぼ同じ幅だけ設けられている。溝部11は、デッキボックス5の前側面部5aに一体成形して構成されている。溝部11は、前側面部5aの端部から後部座席3の側に延びる第1平板部11aと、第1平板部11aの端部から下方に延びる第2平板部11bと、第2平板部11bの端部から後部座席3の側に延びる第3平板部11cと、第3平板部11cの端部から上方に延びる第4平板部11dと、第4平板部11dの端部から後部座席3の側に延びる第5平板部11eとを備えて、その断面形状が上方に開口した樋状(U字状)に構成されている。第2平板部11bの前面側には、上下方向に延びるリブ11fが横方向に並んで複数設けられている。第1平板部11aと第2平板部11b及びリブ11fとの間に亘って前方下方に傾斜する案内面11Aが形成されている。
図5、図6に示すように、第5平板部11e及び第4平板部11dの上部(溝部11の上部)には、樹脂プレート10を溝部11に差し込んだときに樹脂プレート10の上側の端面に係合して樹脂プレート10を溝部11内に保持可能な複数の引っ掛け部12、及び、下に凹入した複数の切欠部13が一体形成されている。第1平板部11aの上部には、凹部15が切欠部13に対して左右方向で略同じ位置に設けられている。凹部15は、底壁15aとそれら底壁15aを挟んで位置する横壁15bとを備えている。本実施形態では、切欠部13が引っ掛け部12の横隣りに配置され、凹部15が引っ掛け部12の横隣りの近くに配置されている。引っ掛け部12、切欠部13、凹部15は、夫々左右両側部と左右中間部の3箇所に設けられている。このように引っ掛け部12を3箇所設けることでファブリック9の他端側をしっかりと固定できる。
尚、デッキボックス5の前側面部5aに溝部11を一体成形した構成を例示したが、デッキボックス5に溝部11を着脱自在に設けてもよく、デッキボックス5とは別に溝部11を架設する構成を採用してもよい。又、溝部11に引っ掛け部12及び切欠部13を一体として設けた構成を例示したが、溝部11に引っ掛け部12及び切欠部13を別体として設けてもよい。
図5〜図10に示すように、前記引っ掛け部12は、第5平板部11eからデッキボックス5の側に向かうほど下向きになる上面が湾曲した形状に構成されている。引っ掛け部12の下端12aは下方を向いている。図9に示すように、引っ掛け部12の下端12aと第3平板部11cとの間の距離d2は樹脂プレート10の上下方向の幅d1よりも大きくなっている。
図5〜図10に示すように、前記切欠部13は、底壁13aとそれら底壁13aを挟んで位置する横壁13bとを備えている。底壁13a(切欠部13の深さ)を、引っ掛け部12の下端12aとほぼ同じまたはそれより深く設定してある。
以下、本発明に係るファブリック9の組付手順について説明する。
デッキボード6が取り外された状態で、手指等の位置を溝部11に設けられた切欠部13に合わせて樹脂プレート10を溝部11に差し込むと、溝部11の開口の幅が少し広くなるように溝部11が弾性変形して樹脂プレート10が溝部11に入り込む。さらに、手指等を切欠部13の底壁13a付近まで押し込むと、リブ11fが樹脂プレート10を第4平板部11dの側に押し付けながら引っ掛け部12の先端12aが樹脂プレート10に係合して樹脂プレート10が溝部11内に保持される。
これにより、樹脂プレート10を溝部11に差し込むだけの簡単な作業で樹脂プレート10を溝部11に固定でき、ファブリック9の他端側の組付作業が簡単になる。また、案内面11Aが樹脂プレート10を案内するので樹脂プレート10が溝部11に入り込み易い。加えて、リブ11fが樹脂プレート10を第4平板部11dの側に押し付けて引っ掛け部12及び樹脂プレート10の係合状態を良好に維持できる。尚、図7、図8に示すように、樹脂プレート10を溝部11に差し込んだ状態で後部座席3を前倒し姿勢にしたときにファブリック9が弛まないようにしてある。樹脂プレート10を溝部11に差し込む際に、引っ掛け部12がファブリック9に隠れている。しかし、下に凹入する切欠部13が目印になるので、引っ掛け部12を見つけ易くなる。
〔別実施形態〕
(1)本実施形態に係る車両構造においては、溝部11の上部における両端部及び中央部に3つの引っ掛け部12を設け、それら引っ掛け部12の夫々に隣接して3つの切欠部13を設けた構成を例示したが、引っ掛け部12及び切欠部13の数や位置は適宜変更可能である。また、ファブリック9の端部には、樹脂プレート10がファブリック9の横幅のほぼ全部に亘って設けられた構成を例示したが、ファブリック9よりも硬い樹脂プレート10がその端部における横幅の一部に設けられる構成でもよい。
〔産業上の利用可能性〕
本発明は、車両の後部荷室4にデッキボックス5及びデッキボード6を設け、車両の後部座席3に備えられたファブリック9をデッキボックス5及びデッキボード6の側に延設して後部座席3とデッキボックス5及びデッキボード6との隙間を埋めるようにしてある各種車両構造に適応可能である。
車両後部の縦断面図 後部座席及びデッキボックスの斜視図 後部座席及びデッキボックスの斜視図 後部座席及びデッキボックスの斜視図 引っ掛け部及び切欠部の斜視図 引っ掛け部及び切欠部の平面図 図6のVIII−VIII矢視縦断面図 図6のVIII−VIII矢視縦断面図 図6のIX−IX矢視縦断面図 図6のX−X矢視縦断面図
符号の説明
3 後部座席
4 後部荷室
9 表皮部材
10 硬質部材
11 溝部
12 引っ掛け部
13 切欠部

Claims (1)

  1. 車両の後部荷室にフロアを設け、前記車両の後部座席に備えられた表皮部材をフロアの側に延設して後部座席とフロアとの隙間を埋めるようにしてある車両構造であって、
    前記表皮部材におけるフロアの側の端部に表皮部材よりも硬い硬質部材を設け、
    前記フロアにおける後部座席の側に、前記硬質部材を収容可能な溝部を後部座席の幅のほぼ全域に亘って設け、
    前記溝部の上部に、前記硬質部材を溝部に差し込んだときに硬質部材に係合して硬質部材を溝部内に保持可能な複数の引っ掛け部、及び、下に凹入した複数の切欠部を設け、
    前記切欠部の深さを、前記引っ掛け部の下端とほぼ同じまたはそれより深く設定してある車両構造。
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