JP5185736B2 - 着用物品 - Google Patents
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好ましい実施態様のひとつとして、複数の前記第1および第2紐保持部は、前記縦方向にずらした位置に形成されるとともに、少なくとも一部が前記横方向において重なる位置に形成される。
好ましい実施態様のひとつとして、前記シャーシは、前記縦方向に延びる両側縁と、前記横方向に延びるとともに前記第1ウエスト域に位置する第1端縁および前記第2ウエスト域に位置する第2端縁とを含み、前記ウエスト紐は、前記両側縁の各々に位置する第1紐と、第2紐とを含み、前記紐保持部材は、前記第1紐を保持可能な第1紐保持部と、前記第2紐を保持可能な第2紐保持部とを含み、前記第1紐保持部と前記第2紐保持部とは、それぞれ前記横方向に複数形成されるとともに、前記横方向の長さ寸法を二等分する縦中心線を介して前記横方向に対向して形成される。
好ましい他の実施態様のひとつとして、前記吸液構造体は、前記縦方向に延びる一対の吸液側縁と、前記横方向に延びるとともに前記第1ウエスト域に位置する吸液後端縁および前記第2ウエスト域に位置する吸液前端縁とを含み、前記縦方向の長さ寸法を二等分する横中心線から前記吸液後端縁までの長さ寸法が、前記横中心線から前記吸液前端縁までの長さ寸法よりも短く形成される。
図1はおむつ1の着用状態を示した斜視図、図2はおむつ1を展開した状態の平面図であって、身体側から見たときの図、図3は図2のIII−III線断面図である。図2および3では、説明のためおむつ1に皺が発生しない状態すなわち弾性部材を収縮させない状態を示している。おむつ1は、着用者の腹側から背側に向かう縦方向Yと、縦方向Yに直交する横方向Xとを含み、横方向Xの寸法を二等分する縦中心線P−Pと、縦方向Yの寸法を二等分する横中心線Q−Qとを含む。おむつ1はシャーシ20と、吸液構造体30と、ウエスト紐40とを含む。シャーシ20は、縦方向Yの前後に位置する前ウエスト域5、後ウエスト域6、これらウエスト域5,6の間に位置するクロッチ域7とを含み、後ウエスト域6を第1ウエスト域、前ウエスト域5を第2ウエスト域としている。
しかも、クロッチ域7のシャーシ側縁23,24には、レッグ弾性部材27,28が取り付けられているので、クロッチ域7のシャーシ側縁23,24は着用者の鼠蹊部との隙間を解消することができる。
硬化部の形成としては、自由端縁45に接着剤を塗布して硬化させたり、熱溶融によって硬化させたり、他のシート等を貼り付けることによって硬化させたりすることが考えられる。
また、外面シート22を形成する繊維不織布は、その構成繊維の配向割合が横方向Xよりも縦方向Yにおいて高いものが好ましい。外面シート22として前記繊維不織布に替えて、プラスチックフィルムまたはこれと前記繊維不織布とのラミネートシートを用いることもできるが、この場合、プラスチックフィルムは、その分子の配向割合が横方向Xよりも縦方向Yにおいて高いものが好ましい。前記繊維および分子の配向が、切断線43に沿って外面シート22を切断する方向と一致することで、その切断操作が容易となるからである。
図4は、この発明の第2の実施形態を示し、前ウエスト域5の着衣側を示したものである。この実施形態では、第1および第2紐保持部をそれぞれ複数形成する点に特徴を有する。他の構成要素は、第1の実施形態と同様であるので、同様の構成要素についての詳細な説明を省略する。図示したように、第1紐保持部51は、横方向Xの内側に位置する第1内側部55と外側に位置する第1外側部56とを含み、第2紐保持部52は、横方向Xの内側に位置する第2内側部57と外側に位置する第2外側部58とを含む。第1および第2内側部55,57は、第1および第2外側部56,58よりもシャーシ前端縁25側に位置させ、これら第1および第2内側部55,57と、第1および第2外側部56,58とが縦方向Yにずれるようにしている。第1内外側部55,56および第2内外側部57,58のいずれも、外面シート22に形成したスリットによって構成され、縦中心線P−Pに対称に形成されている。
また、着用者の体型に合わせて第1および第2内側部55,57のみを使用したり、第1および第2外側部56,58のみを使用したりすることもできる。
第1および第2紐41,42を弾性化するために、ゴム紐等の弾性部材を用いているが、伸縮性のシート等、他の一般的な手法を用いることができる。同様に、シャーシ20の両側縁を弾性化するために伸縮性のシート等、他の一般的な手法を用いることができる。
5 前ウエスト域(第2ウエスト域)
6 後ウエスト域(第1ウエスト域)
7 クロッチ域
20 シャーシ
23 シャーシ側縁
24 シャーシ側縁
25 シャーシ前端縁(第2端縁)
26 シャーシ後端縁(第1端縁)
27 レッグ弾性部材
28 レッグ弾性部材
30 吸液構造体
40 ウエスト紐
41 第1紐
42 第2紐
43 切断線
44 基端縁
45 自由端縁
46 紐弾性部材
47 紐弾性部材
51 第1紐保持部
52 第2紐保持部
Claims (12)
- 縦方向および横方向と、身体側および着衣側と、前ウエスト域および後ウエスト域の一方である第1ウエスト域、ならびに前記前ウエスト域および後ウエスト域の他方である第2ウエスト域と、前記第1および第2ウエスト域間に位置するクロッチ域とを含むシャーシと、少なくとも前記クロッチ域に形成された吸液構造体と、前記第1ウエスト域に形成され前記第2ウエスト域を身体側に締め付け可能なウエスト紐とを含む着用物品において、
前記第2ウエスト域の前記着衣側には、前記ウエスト紐が前記縦方向に移動するのを規制するループからなる紐保持部が形成され、前記紐保持部によって、前記ウエスト紐が前記横方向に通過可能な通路が形成され、
前記シャーシは、前記縦方向に延びる両側縁と、前記横方向に延びるとともに前記第1ウエスト域に位置する第1端縁および前記第2ウエスト域に位置する第2端縁とを含み、
前記ウエスト紐は、前記両側縁の各々に位置する第1紐と、第2紐とを含み、
前記紐保持部材は、前記第1紐を保持可能な第1紐保持部と、前記第2紐を保持可能な第2紐保持部とを含み、前記第1紐保持部と前記第2紐保持部とは、それぞれ前記横方向に複数形成されるとともに、前記横方向の長さ寸法を二等分する縦中心線を介して前記横方向に対向して形成されることを特徴とする前記着用物品。 - 複数の前記第1および第2紐保持部は、前記縦方向にずらした位置に形成されるとともに、少なくとも一部が前記横方向において重なる位置に形成される請求項1記載の着用物品。
- 前記第1および第2紐保持部は、前記シャーシに形成し前記縦方向に延びる一対のスリットによってそれぞれ形成される請求項1または2に記載の着用物品。
- 縦方向および横方向と、身体側および着衣側と、前ウエスト域および後ウエスト域の一方である第1ウエスト域、ならびに前記前ウエスト域および後ウエスト域の他方である第2ウエスト域と、前記第1および第2ウエスト域間に位置するクロッチ域とを含むシャーシと、少なくとも前記クロッチ域に形成された吸液構造体と、前記第1ウエスト域に形成され前記第2ウエスト域を身体側に締め付け可能なウエスト紐とを含む着用物品において、
前記第2ウエスト域の前記着衣側には、前記ウエスト紐が前記縦方向に移動するのを規制するループからなる紐保持部が形成され、前記紐保持部によって、前記ウエスト紐が前記横方向に通過可能な通路が形成され、
前記紐保持部は、前記シャーシの前記第2ウエスト域を前記着衣側に折り返して、この折り返し部分において前記シャーシの一部を互いに接合することによって形成されることを特徴とする前記着用物品。 - 前記シャーシは、前記縦方向に延びる両側縁と、前記横方向に延びるとともに前記第1ウエスト域に位置する第1端縁および前記第2ウエスト域に位置する第2端縁とを含み、
前記ウエスト紐は、前記両側縁の各々に位置する第1紐と、第2紐とを含み、
前記紐保持部材は、前記第1紐を保持可能な第1紐保持部と、前記第2紐を保持可能な第2紐保持部とを含み、前記第1紐保持部と前記第2紐保持部とは、それぞれ前記横方向に複数形成されるとともに、前記横方向の長さ寸法を二等分する縦中心線を介して前記横方向に対向して形成される請求項4記載の着用物品。 - 前記紐保持部は、前記吸液構造体に重なる位置関係を有する請求項1〜5のいずれかに記載の着用物品。
- 前記吸液構造体は、前記縦方向に延びる一対の吸液側縁と、前記横方向に延びるとともに前記第1ウエスト域に位置する吸液後端縁および前記第2ウエスト域に位置する吸液前端縁とを含み、前記縦方向の長さ寸法を二等分する横中心線から前記吸液後端縁までの長さ寸法が、前記横中心線から前記吸液前端縁までの長さ寸法よりも短く形成される請求項1〜6のいずれかに記載の着用物品。
- 前記ウエスト紐は、その長さ方向に伸縮可能に弾性化される請求項1〜7のいずれかに記載の着用物品。
- 前記第1紐および第2紐は、前記両側縁に沿って前記縦方向に延びる切断線によって前記シャーシを切断して形成され、前記切断線は、前記第1端縁とは離間して前記第1ウエスト域と接合する基端縁を形成し、前記第2端縁とは接触して前記第2ウエスト域と離間可能な自由端縁を形成する請求項1または5に記載の着用物品。
- 前記第1紐および第2紐は、前記基端縁および前記自由端縁において非弾性化される請求項9に記載の着用物品。
- 前記第1紐および第2紐は、前記自由端縁に少なくともその一部が硬化された硬化部が形成される請求項9または10に記載の着用物品。
- 前記シャーシは、前記両側縁において前記縦方向に伸縮可能に弾性化される請求項1〜11のいずれかに記載の着用物品。
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