JP5185023B2 - 無線通信装置 - Google Patents

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本発明は、無線通信装置に関する。
ローミングを許可されていない無線通信装置(携帯電話)がそのローミングエリア内に移動すると、無線通信装置は、ローミング網の電波を捕捉し待ち受け処理を行おうとする。ここで、ローミングを許可されていない場合には、ローミング網に接続を拒否されてしまう。しかしながら、接続を拒否されたにも関わらず、無線通信装置は再度ローミング網の電波を捕捉し待ち受け処理を繰り返し行うという問題がある。この問題を回避する方法として、無線通信装置は、接続許可されていないローミング網が使用する周波数を記憶し、この周波数の電波を捕捉しないようにする方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、CDMA2000方式を用いる無線通信装置は、接続許可されているローミング網が使用する周波数チャネルを示すPRL(Preferred Roaming List、ローミングエリア情報)を予め取得し、PRLに基づいてローミング網の電波を捕捉する。
特開2006−311329号公報
上記した特許文献1の技術では、無線通信装置は接続を拒否するローミング網が使用する周波数の電波を捕捉しないようにすることはできる。しかしながら、CDMA2000方式を用いる無線通信装置等のように、予め使用する周波数チャネルを特定するPRLを記憶しておき、このPRLに基づいてローミング網の電波を捕捉する方式においては、PRLを取得していない場合、接続が許可されているローミング網にも接続することができないという問題がある。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、PRLを予め取得していなくても接続が許可されているローミング網に接続することができる無線通信装置を提供することを目的とする。
本発明の観点は、第1の通信システムと、第2の通信システムとのいずれかにも対応可能であり、そのいずれかを用いて公衆網に接続された基地局との間で接続を行う通信部と、第1の通信システムでの捕捉処理の対象となる複数のチャネル情報が含まれる第1のチャネルリストと、第2の通信システムでの捕捉処理の対象となる複数のチャネル情報中の一部のチャネル情報が含まれる抜粋チャネルリストと、第2の通信システムでの捕捉処理の対象となる複数のチャネル情報が含まれる第2のチャネルリストをダウンロードする方法が示されたダウンロード情報とを記憶する記憶部と、前記第1の通信システムおよび前記第2の通信システムの捕捉処理を行う捕捉処理部と、前記ダウンロード情報に基づいて前記第2のチャネルリストをダウンロードするダウンロード部と、前記捕捉処理部が前記第1のチャネルリストに基づいた捕捉処理に成功した場合、当該捕捉処理において成功したチャネルにて待ち受け処理を行うように前記通信部を制御し、さらに、以降の捕捉処理を前記第1のチャネルリストに基づいて行うように前記捕捉処理部を制御し、前記捕捉処理部が前記抜粋チャネルリストに基づいた捕捉処理を成功した場合、捕捉処理が成功したチャネルにて前記第2のチャネルリストをダウンロードするように前記ダウンロード部を制御し、さらに、以降の捕捉処理を前記第2のチャネルリストに基づいて行うように前記捕捉処理部を制御する制御部とを備えたことを特徴とする無線通信装置である。
また、本発明の無線通信装置において、前記記憶部は、国情報あるいは通信事業者情報と、前記ダウンロード情報とを関連付けて記憶し、前記捕捉処理部は、前記抜粋チャネルリストに基づいた捕捉処理を成功した場合、成功したチャネルで報知される前記国情報あるいは前記通信事業者情報を取得し、前記ダウンロード部は、前記捕捉処理部が取得した前記国情報あるいは前記通信事業者情報に関連付けられている前記ダウンロード情報を前記記憶部より取得し、取得した前記ダウンロード情報に基づいて前記第2のチャネルリストをダウンロードしてもよい。
また、本発明の無線通信装置において、前記制御部は、前記第1のチャネルリストに基づいて捕捉処理を行うように前記捕捉処理部を制御し、前記捕捉処理部が前記捕捉処理を所定回数失敗した場合、前記抜粋チャネルリストに基づいて捕捉処理を行うように前記捕捉処理部を制御してもよい。
また、本発明の無線通信装置において、前記通信部は、前記第2のチャネルリストの配信を報知するブロードキャスト情報を前記基地局より受信し、前記ダウンロード部は、前記ブロードキャスト情報に基づいて、前記第2のチャネルリストを取得し、前記制御部は、前記ブロードキャスト情報を取得した後、所定時間以上前記第2のチャネルリストが取得されない場合、前記抜粋チャネルリストに基づいて捕捉処理を行うように前記捕捉処理部を制御してもよい。
本発明によれば、PRLを予め取得していなくても接続が許可されているローミング網に接続することができる。
以下、本発明の一実施形態について説明する。図1は、本実施形態における無線通信システムの構成の一例として日本国内外のエリアにおける通信システムを示す図である。図示するように、第1のエリア1000と第2のエリア2000との2つのエリアがある。具体的には、第1のエリア1000は日本国内のエリアである。また、第2のエリア2000は日本国外のエリアである。第1のエリア1000には、第1の基地局10と第3の基地局30とが含まれている。第2のエリア2000には、第2の基地局20が含まれている。第1の基地局10は第1の通信システム11を構成している。第2の基地局20は第2の通信システム21を構成している。第3の基地局30は第3の通信システム31を構成している。
第1の基地局10と第2の基地局20と第3の基地局30は、ともに例えばCDMA2000のデジタル移動通信方式を用いて、無線通信装置(ここでは携帯電話40)との間で無線通信を行う。第1の基地局10は第1の通信システム11を構成している。第2の基地局20は第2の通信システム21を構成している。第3の基地局30は第3の通信システム31を構成している。
第1のエリア1000においては第1の通信システム11と第3の通信システム31を利用可能であり、第2のエリア2000においては第2の通信システム21が利用可能である。なお、第1のエリア1000においては第1の通信システム11と第3の通信システム31が同一事業者によって運営され、同じ中継局等に接続されてハードハンドオフ等可能に構成されている。
ところで、CDMA2000方式とは、使用することのできる周波数チャネルは複数存在しており、各周波数チャネルをさらに符号分割して用いることで多数の携帯電話40と各基地局との通信を行っている。各通信システムにおいては、それぞれの国の定める無線通信に使用可能な周波数帯域幅の広さ、カバーしなければならない携帯電話の数に応じて、周波数チャネルを多数有する国がある。さらに、基地局の増設時などに各国の周波数帯域見直しなどにより、新たに使用可能となった周波数に対応する基地局を追加し、さらに近隣の周波数から当該周波数チャネルの存在を追加的に報知することで、当該基地局も使用可能としている場合がある。このように、多数の周波数チャネルが存在する場合においても、それぞれのエリア内であれば、全域で、使用が優先的になされる周波数チャネルが設定されている。このような優先周波数チャネルのリストは、PRL(Preferred Roaming List、ローミングエリア情報)と呼ばれ、3GPP2において国、エリアごと、さらには周波数帯域(Band Class)ごとに規定されている。
このようなPRLは、電源起動時などの初期捕捉時に用いられ、捕捉できた周波数チャネルから得られる近隣基地局情報に記載された近隣の周波数チャネルのリストが得られれば、これを元にスキャンテーブルを作成して以降の捕捉処理などを行う。ただし、この時点でPRLが不要となるわけではなく、スキャンテーブルが古くなる、Band Classをまたいでの使用システムの再選択(リセレクション)処理、電源の再起動、圏外の発生、リセット動作、などが生じる都度、再度PRLに基づいた周波数サーチを行うことになるため、必要である。
本実施形態では、通常、第1のエリア1000において携帯電話40は第1の基地局10あるいは第3の基地局30と無線により接続され、第1の基地局10が構成する第1の通信システム11あるいは第3の基地局30が構成する第3の通信システム31を捕捉可能である。そして、第1のエリア1000においては、第1の通信システム11あるいは第3の通信システム31にて所定のプロトコルに従っていずれかにて位置登録を行い、以降の待ち受け、発着信などの通信を行う。
また、携帯電話40は、第2のエリア2000においては、第2の通信システム21を構成する第2の基地局20と無線通信を行うことになる。携帯電話40は、通常、第1のエリア1000に存在しているため、携帯電話40は第1のエリア1000に含まれる第1の基地局10あるいは第3の基地局と接続するためのPRLのみを記憶している。そのため、旅行などで携帯電話40が第2のエリアに移動した場合、携帯電話40が第2の基地局20と通信を行うためには、携帯電話40はローミング用(第2の通信システム用)のPRL(Preferred Roaming List、ローミングエリア情報)を記憶している必要がある。
本実施形態では、携帯電話40はローミング用(第2の通信システム用)のPRL(第2のPRL)の全てを予め記憶しておかなくとも、第2の通信システム21において、ローミング用のPRLをダウンロードすることが可能となる。そして、携帯電話40は、ダウンロードしたローミング用のPRLに基づいて第2の基地局20との間で第2の通信システム21にて所定のプロトコルに従って位置登録を行い、以降の待ち受け、発着信などの通信を行う。なお、携帯電話40がローミング網である第2の通信システム21においてローミング用のPRLをダウンロードする手順については後述する。また、第2のエリア2000においては、さらに第2の通信システム21と異なる他の通信システムが敷設されている場合も有り、これに対して位置登録可能に構成される場合もある。
図2は、本実施形態における無線通信装置の電気系の内部構造を示すブロック図である。ここでは、無線通信装置として携帯電話40が例示されている。
携帯電話40は、通信部41と、操作部42と、音声入出力部43と、スピーカ44と、マイクロフォン45と、表示部46と、記憶部47と、制御部48とを含んで構成される。
通信部41は、第1の通信システム11、第2の通信システム21、第3の通信システム31を捕捉し、例えばCDMA2000の通信プロトコルに従い、通信網に接続される第1の基地局10、第2の基地局20、第3の基地局30との間で無線通信を行う。
操作部42は、例えば、電源キー、発信キー、数字キー、文字キー、方向キー、決定キーなど、各種の機能が割り当てられたキーを有している。そして、操作部42は、これらのキーがユーザによって操作された場合に、その操作内容に対応する信号を発生し、これをユーザの指示として制御部48に入力する。
音声入出力部43は、スピーカ44から出力される音声信号やマイクロフォン45において入力される音声信号の処理を行う。すなわち、音声入出力部43は、マイクロフォン45から入力される音声を増幅し、アナログ−デジタル変換を行い、更に符号化などの信号処理を施し、デジタルの音声データに変換して制御部48に出力する。また、音声入出力部43は、制御部48から供給される音声データに復号化、デジタル−アナログ変換、増幅などの信号処理を施し、アナログの音声信号に変換してスピーカ44に出力する。
表示部46は、例えば、液晶表示パネルや有機EL(有機エレクトロルミネッセンス、Organic Electro−Luminescence)パネルなどの表示デバイスを用いて構成されており、制御部48から供給される映像信号に応じた画像を表示する。表示部46は、例えば、発信時における発信先の電話番号、着信時における着信相手の電話番号、受信メールや送信メールの内容、日付、時刻、電池残量、発信成否、待ち受け画面などの各種の情報や画像を表示する。
記憶部47は、制御部48において処理に利用される各種のデータを記憶する。記憶部47は、例えば、制御部48に備わるプログラム、通信相手の電話番号や電子メールアドレスなどの個人情報を管理するアドレス帳、着信音やアラーム音を再生するための音声ファイル、待ち受け画面用の画像ファイル、各種の設定データ、プログラムの処理過程で利用される一時的なデータなどを保持する。
また、記憶部47では、捕捉チャネルテーブル471(ACQ(Acquisition)テーブル)と、PRL472(第1のチャネルリスト、第2のチャネルリスト)と、周波数情報テーブル473(抜粋チャネルリスト)と、PRLダウンロード方法テーブル474(ダウンロード情報)とがそれぞれ所定の領域に割り付けられて記憶される。
図3は捕捉チャネルテーブル471と、PRL472のデータ構造を示した図である。捕捉チャネルテーブル471は、携帯電話40が捕捉処理を行うチャネルのチャネル名(チャネル番号)を記憶している。図示する例では、捕捉チャネルテーブル471が記憶するチャネル名は「Cannel A」〜「Cannel Z」と記載するが、実際は単にチャネル番号に過ぎない。なお、各チャネルは、所定の周波数幅をチャネル番号の数値に積算し、この値を所定のセンター周波数に対して加算・減算することで特定される周波数であるため、チャネル番号が特定されればその周波数も一義的に特定される。すなわち、チャネル番号がチャネル名であり、周波数を示す情報でもある。
PRL472は、各事業者が使用するシステムID(SID、通信事業者情報)と、その事業者が使用するチャネル名とを関連付けて記憶している。図示する例では、PRL472は、事業者A〜Zが使用するシステムIDと、その事業者が使用するチャネル名とを関連付けて記憶している。例えば、PRL472は、事業者Aが使用するシステムIDと、チャネル名「Channel B」とを関連付けて記憶している。他の事業者が使用するシステムIDとチャネル名との関連については図示する通りである。
図4は、周波数情報テーブル473のデータ構造を示した図である。周波数情報テーブル473は、各国で使用可能なチャネル名を記憶している。図示する例では、周波数情報テーブル473が記憶するチャネル名は「Channel A」〜「Channel Z」である。ここで、「Channel A」はUSA1(アメリカ合衆国のうち、USA1で定められている地域)で使用可能なチャネルである。また、「Channel B」は中国で使用可能なチャネルである。他のチャネルについては図示する通りである。なお、周波数情報テーブル473は、記憶する容量を減らすため、各国で使用可能なチャネル名を最低限必要な数だけ記憶している。
図5は、PRLダウンロード方法テーブル474のデータ構造を示した図である。PRLダウンロード方法テーブル474は、各事業者のSIDと、各事業者におけるPRLのダウンロード方法とを関連付けて記憶する。図示する例では、事業者Aが使用するシステムIDと、事業者AのPRLのダウンロード方法とを関連付けて記憶している。その他の事業者については図示する通りである。なお、国ごとにPRLのダウンロード方法が決まっている場合には、システムIDの代わりに国情報を用いてもよい。
なお、PRLのダウンロード方法は、事業者により何通りかのダウンロード方法が存在する。PRLのダウンロード方法の具体例を図6に示す。図6は、各国の事業者におけるPRLのダウンロード方法を示した図である。例えば、日本における事業者であるKDDIでは、「ケータイアップデート」によりPRLのダウンロードを行うことができる。また、中国における事業者であるChina Unicomでは、SMS(Short Message Service、ショートメッセージサービス)によりPRLのダウンロードを行うことができる。また、アメリカ合衆国などでは、OTA(Over The Air)によりPRLのダウンロードを行うことができる。
また、複数の事業者が同じPRLのダウンロード方法を採用している場合、記憶容量を削減するために、PRLダウンロード方法テーブル474のデータ構造を、1種類のPRLのダウンロード方法に対して複数のSIDを関連付けて記憶する構造にしてもよい。
また、周波数情報テーブル473と、PRLダウンロード方法テーブル474とを1つのテーブルに纏めてもよいが、本実施形態では、周波数情報テーブル473と、PRLダウンロード方法テーブル474とを別のテーブルとして説明する。
上記した記憶部47は、例えば、不揮発性の記憶デバイス(不揮発性半導体メモリ、ハードディスク装置、光ディスク装置など)やランダムアクセス可能な記憶デバイス(SRAM(Static Random Access Memory、スタティックランダムアクセスメモリ)、DRAM(Dynamic Random Access Memory、ダイナミックランダムアクセスメモリ))などによって構成される。
制御部48は、携帯電話40の全体的な動作を統括的に制御する。すなわち、制御部48は、携帯電話40の各種の操作が操作部42の操作に応じて適切な順序で実行されるように、上述した各ブロックの動作を制御する。なお、各種の処理とは、例えば、回線交換網を介して行われる音声通話、電子メールの作成と送受信、インターネットのWeb(World Wide Web、ワールド ワイド ウェブ)サイトの閲覧などである。また、各ブロックの動作とは、通信部41における信号の送受信、音声入出力部43における音声の入出力、表示部46における画像の表示などである。
制御部48は、記憶部47に格納されるプログラム(オペレーティングシステム、アプリケーションプログラムなど)に基づいて処理を実行するCPU(Central Processing Unit、中央演算処理装置)を備えている。このプログラムにおいて指示された手順に従って、制御部48は上述した処理を実行する。すなわち、制御部48は、記憶部47に格納されるオペレーティングシステムやアプリケーションプログラムなどのプログラムから命令コードを順次読み込んで処理を実行する。
制御部48には図3にその内部構成が機能展開され示されているように、主制御部480と、捕捉処理部481と、ダウンロード部482とが含まれている。捕捉処理部481は、自無線通信装置が第1の通信システムおよび第2の通信システムに接続する制御を行う。また、ダウンロード部482は、PRL(第2のチャネルリスト)のダウンロードを行う。
次に、本実施形態における携帯電話40が、通信システムに接続する方法について説明する。図7は、本実施形態に係る携帯電話40が、通信システムに接続する手順を示すフローチャートである。以下、図示するフローチャートを参照しながら、携帯電話40が通信システムに接続する手順について詳細に説明する。
(ステップS101)捕捉処理部481は、記憶部47が記憶する捕捉チャネルテーブル471に記載されているチャネルを、記載順にスキャンする。その後、ステップS102に進む。
ここで、周波数チャネルのスキャンについて説明する。3GPP2規格において、既に述べたように、使用可能な周波数チャネルは、チャネル番号(チャネル名にも用いられる)により特定される値に対して一定係数(周波数幅)を乗算し、この乗算した値を、センター周波数と呼ばれる特定周波数に対して加算することで周波数を特定して得るよう構成されている。
すなわち、主制御部480は、通信部41に対してスキャンするべきチャネル番号を特定するだけで、全チャネルの周波数のテーブルをもたずともスキャン対象リストを作成することが出来る。
そして、3GPP2によって例えば日本向けに使用可能なチャネル番号は規定されており、これら複数のチャネル番号を、無線通信装置40は記憶部47に記憶している。また、この複数のチャネル番号以外にも、近隣基地局情報等によって入手した使用可能なチャネル番号なども記憶部47に記憶可能である。これらの蓄積によりスキャン対象リストが形成される。また、一方でこのようなスキャン対象リストは、様々な要因により、捕捉成功の可能性に応じて、各チャネル番号の順序が入れ替えられたりすることになる。
ちなみに、上述したように、チャネル番号さえ特定できれば周波数は即時割り出すことが出来るため、捕捉チャネルテーブルにおいて「周波数チャネル」としては、実際には周波数の数値をテーブル登録しているわけではなく、チャネル番号を登録するだけで対応可能である。
(ステップS102)捕捉処理部481は、ステップS101でチャネルを捕捉したか否か判断する。チャネルを捕捉したと判断した場合はステップS103に進み、それ以外(チャネルを捕捉できなかった場合)はステップS106に進む。
通常、携帯電話40は複数のチャネルを交互にサーチし、基地局と通信を行う。具体的には、すなわち、各チャネルにて報知されているパイロットチャネルの逆拡散を行い、パイロット信号を得ると共に信号対干渉波比(Ec/Io)を取得し、通信可能なレベルにあるかどうか判断する。1つのチャネルをサーチして、そのチャネルで通信を行うことが出来ない場合、他のチャネルをサーチする。他のチャネルでも通信を行うことが出来ない場合、適当な間隔で各チャネルのサーチを順に繰り返す。この動作は標準規格に規定されている。本実施形態では、捕捉チャネルテーブル471に記憶されている全てのチャネルについて処理を実行することとした。なお、ステップS101以降の処理を実施するチャネル数は全てのチャネルに限るものではなく、一部のチャネルを処理の対象としてもよい。
(ステップS103)捕捉処理部481は、ステップS101で捕捉したチャネル上で、捕捉したチャネルでのサービスを行っている事業者のシステムID(SID)を受信する。その後、ステップS104に進む。
具体的には、以下の手順によりシステムIDを受信する。ステップS102において、充分な信号波対干渉波比が得られたため、当該パイロットチャネルを送信する基地局に対しての位置登録処理に移る。通信部41は、取得したパイロット信号に基づいて、さらにパイロットチャネルから符号同期を行い、基地局からの同期信号であるSync Channel Messageを取得する。続いて、捕捉処理部481はSync Channel Messageから、システムIDを取得する。
(ステップS104)主制御部480は、ステップS103で受信したシステムIDと同一のシステムIDが、記憶部47が記憶するPRL472に記憶されているか否か判断する。同一のシステムIDがPRL472に記憶されていると主制御部480が判断した場合はステップS105に進み、それ以外(同一のシステムIDが記憶されていないと主制御部480が判断した場合)はステップS101に戻る。
(ステップS105)主制御部480は、記憶部47が記憶するPRL472を参照し、ステップS103で取得したシステムIDと同一のシステムIDに関連付けられているチャネル名を取得する。続いて、主制御部480は、取得したチャネル名で指定されるチャネルを用いて待ち受けを行う(サービスの利用を開始する)ように通信部41を制御する。その後、通信システムに接続するための処理を終了する。
(ステップS106)主制御部480は、ステップS101でスキャンしたチャネルが、捕捉チャネルテーブル471に記載されているチャネルの内、最後に記載されたチャネルであるか否か判断する。最後に記載されたチャネルであると主制御部480が判断した場合はステップS107に進み、それ以外(最後に記載されたチャネルではないと主制御部480が判断した場合)はステップS101に戻る。
(ステップS107)主制御部480は、通信システムに接続するための処理を開始した後一定時間が経過した、もしくはステップS101の処理を規定回数以上行ったか否か判断する。または、ユーザにより、PRLのダウンロードを指示されたか否か判断する。通信システムに接続するための処理を開始した後一定時間が経過した、もしくはステップS101の処理を規定回数以上行ったと主制御部480が判断した、または、ユーザによりPRLのダウンロードを指示されたと判断した場合はステップS108に進む。それ以外の場合(通信システムに接続するための処理を開始した後一定時間が経過していない、かつ、ステップS101の処理を規定回数以上行っていないと主制御部480が判断した、かつ、ユーザによりPRLのダウンロードを指示されていないと判断した場合)は、ステップS101に戻る。
(ステップS108)捕捉処理部481は、記憶部47が記憶する周波数情報テーブル473に記載されているチャネルを、記載順にスキャンする。その後、ステップS109に進む。
(ステップS109)捕捉処理部481は、ステップS108でチャネルを捕捉したか否か判断する。チャネルを捕捉したと判断した場合はステップS110に進み、それ以外(チャネルを捕捉できなかった場合)はステップS115に進む。なお、チャネルを捕捉したか否かの判断は、ステップS102と同様に行う。
(ステップS110)捕捉処理部481は、ステップS108で捕捉したチャネル上で、捕捉したチャネルでのサービスを行っている事業者のシステムID(SID)を受信する。その後、ステップS111に進む。
(ステップS111)主制御部480は、ステップS110で受信したシステムIDと同一のシステムIDが、記憶部47が記憶するPRLダウンロード方法テーブル474に記憶されているか否か判断する。同一のシステムIDがPRLダウンロード方法テーブル474に記憶されていると主制御部480が判断した場合はステップS112に進み、それ以外(同一のシステムIDが記憶されていないと主制御部480が判断した場合)はステップS115に進む。
(ステップS112)ダウンロード部482は、記憶部47が記憶するPRLダウンロード方法テーブル474を参照し、ステップS110で取得したシステムIDと同一のシステムIDに関連付けられているPRLのダウンロード方法を取得する。続いて、ダウンロード部482は、取得したPRLのダウンロード方法に基づいて、PRLのダウンロードを行う。その後、ステップS113に進む。
(ステップS113)主制御部480は、ステップS112でPRLのダウンロードが成功したか否か判断する。PRLのダウンロードが成功したと主制御部480が判断した場合はステップS114に進み、それ以外(PRLのダウンロードが失敗したと判断した場合)はステップS115に進む。
(ステップS114)主制御部480は、ステップS112でダウンロードしたPRLを、新たなPRL(第2のPRL)として、記憶部47のPRL472に記憶させる。その後、ステップS101に戻る。
(ステップS115)主制御部480は、ステップS108でスキャンしたチャネルが、周波数情報テーブル473に記載されているチャネルの内、最後に記載されたチャネルであるか否か判断する。最後に記載されたチャネルであると主制御部480が判断した場合はステップS116に進み、それ以外(最後に記載されたチャネルではないと主制御部480が判断した場合)はステップS108に戻る。
(ステップS116)主制御部480は、通信システムに接続するための処理を開始した後一定時間が経過した、もしくはステップS108の処理を規定回数以上行ったか否か判断する。通信システムに接続するための処理を開始した後一定時間が経過した、もしくはステップS108の処理を規定回数以上行ったと主制御部480が判断した場合はステップS101に戻る。それ以外の場合(通信システムに接続するための処理を開始した後一定時間が経過していない、かつ、ステップS108の処理を規定回数以上行っていないと主制御部480が判断した場合)は、ステップS108に戻る。
上述したとおり、本実施形態の携帯端末装置は、各国で使用可能なチャネル名を記憶している周波数情報テーブル473と、各国の事業者におけるPRLのダウンロード方法を記憶しているPRLダウンロード方法テーブル474とを記憶している。そして、記憶している情報に基づいて、携帯端末装置はローミング先のネットワークのPRLをダウンロードすることができる。これにより、例えばCDMA2000方式を用いる無線通信装置において、ローミング用にPRLを予め取得していなくても、ローミング先でPRLをダウンロードすることができるため、接続が許可されているローミング網に接続することができる。
また、本実施形態では、ローミング用にPRLを予め記憶部に記憶していないため、無線通信装置を海外で使用しない場合、記憶部(メモリ)の使用量を削減することができる。
また、従来では、ローミング用に多数のPRLを予め記憶部に記憶していたため、ローミング先で待ち受け処理を行う際に、待ち受けるためのシステムを選択し、続いて捕捉処理を行うためサービスを利用するまでに時間が掛かっていた。しかしながら、本実施形態では、ローミング先のPRLのみダウンロードするため、サービスを利用するまでの時間を短縮することもできる。
また、従来では、ローミング先のPRLが更新され、予めダウンロードしたPRLの情報と異なっている場合、ローミング先のサービスを使用することができなかった。しかしながら、本実施形態では、ローミング先で最新のPRLをダウンロードするため、ローミング先のPRLが更新された場合においてもローミング先のサービスを利用することができる。
また、新たなサービスとして、自動的に渡航先(ローミング先)のPRL情報を配信するサービスが予定されている。以下、このサービスについて説明する。
はじめに、基地局は、緊急地震速報の通知に利用している1XサービスのBCSMS(Broadcast SMS)を用いて、PRL配信情報を携帯電話機へ通知する。なお、BCSMSは大量の情報を配信するには不向きなため、PRL配信情報は、例えば、PRLの配信予告や配信時刻などの情報である。
PRL配信情報で指定された時刻において、携帯電話機は、EVDOサービスのBCMCS(Broadcast Multicast Service)を起動して、基地局からPRLが配信されるのを待つ。基地局からPRLが配信された場合、携帯電話機は配信されたPRLを新しいPRLとして置き換える。
このサービスを例えば国際空港などで行うことにより、携帯電話機は、渡航後(ローミング先)のPRLを自動的に取得することができる。
ここで、携帯電話機がPRLの配信を受けられないまま渡航した場合、ローミング先でのサービスを受けられない。例えば、無線上の障害で、携帯電話機はPRLの配信を受けられないことが考えられる。また、PRLの配信時刻前に携帯電話機の電源を切ることで、携帯電話機はPRLの配信を受けられないことが考えられる。
しかしながら、本発明を用いることで、予めPRLの配信を受けることができない場合においても、渡航先でPRLをダウンロードすることができるため、ローミング先のネットワークに接続することができる。
例えば、携帯電話機にBCSMSを受信後、PRLのダウンロードが一定時間行われない場合、ステップS108以降の処理を行うことで、素早くローミング先のネットワークに接続することができる。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
また、上述した実施形態における無線通信装置が有する各構成ブロックの機能全体あるいはその一部は、これらの機能実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現しても良い。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時刻の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時刻プログラムを保持しているものも含んでも良い。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
本発明の一実施形態における無線通信システムの構成の一例を示した図である。 本実施形態における無線通信装置の電気系の内部構造を示すブロック図である。 本実施形態における捕捉チャネルテーブルと、PRLのデータ構造を示した図である。 本実施形態における周波数情報テーブルのデータ構造を示した図である。 本実施形態におけるPRLダウンロード方法テーブルのデータ構造を示した図である。 各国の事業者におけるPRLのダウンロード方法を示した図である。 本実施形態において、無線通信装置が通信システムに接続する手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10・・・第1の基地局、11・・・第1の通信システム、20・・・第2の基地局、21・・・第2の通信システム、30・・・第3の基地局、31・・・第3の通信システム、40・・・携帯電話、41・・・通信部、42・・・操作部、43・・・音声入出力部、44・・・スピーカ、45・・・マイクロフォン、46・・・表示部、47・・・記憶部、48・・・制御部、471・・・捕捉チャネルテーブル、472・・・PRL、473・・・周波数情報テーブル、474・・・PRLダウンロード方法テーブル、480・・・主制御部、481・・・捕捉処理部、482・・・ダウンロード部、1000・・・第1のエリア、2000・・・第2のエリア

Claims (4)

  1. 第1の通信システムと、第2の通信システムとのいずれかにも対応可能であり、そのいずれかを用いて公衆網に接続された基地局との間で接続を行う通信部と、
    第1の通信システムでの捕捉処理の対象となる複数のチャネル情報が含まれる第1のチャネルリストと、第2の通信システムでの捕捉処理の対象となる複数のチャネル情報中の一部のチャネル情報が含まれる抜粋チャネルリストと、第2の通信システムでの捕捉処理の対象となる複数のチャネル情報が含まれる第2のチャネルリストをダウンロードする方法が示されたダウンロード情報とを記憶する記憶部と、
    前記第1の通信システムおよび前記第2の通信システムの捕捉処理を行う捕捉処理部と、
    前記ダウンロード情報に基づいて前記第2のチャネルリストをダウンロードするダウンロード部と、
    前記捕捉処理部が前記第1のチャネルリストに基づいた捕捉処理に成功した場合、当該捕捉処理において成功したチャネルにて待ち受け処理を行うように前記通信部を制御し、さらに、以降の捕捉処理を前記第1のチャネルリストに基づいて行うように前記捕捉処理部を制御し、前記捕捉処理部が前記抜粋チャネルリストに基づいた捕捉処理を成功した場合、捕捉処理が成功したチャネルにて前記第2のチャネルリストをダウンロードするように前記ダウンロード部を制御し、さらに、以降の捕捉処理を前記第2のチャネルリストに基づいて行うように前記捕捉処理部を制御する制御部と
    を備えたことを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記記憶部は、国情報あるいは通信事業者情報と、前記ダウンロード情報とを関連付けて記憶し、
    前記捕捉処理部は、前記抜粋チャネルリストに基づいた捕捉処理を成功した場合、成功したチャネルで報知される前記国情報あるいは前記通信事業者情報を取得し、
    前記ダウンロード部は、前記捕捉処理部が取得した前記国情報あるいは前記通信事業者情報に関連付けられている前記ダウンロード情報を前記記憶部より取得し、取得した前記ダウンロード情報に基づいて前記第2のチャネルリストをダウンロードする
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記制御部は、前記第1のチャネルリストに基づいて捕捉処理を行うように前記捕捉処理部を制御し、前記捕捉処理部が前記捕捉処理を所定回数失敗した場合、前記抜粋チャネルリストに基づいて捕捉処理を行うように前記捕捉処理部を制御する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれか1項に記載の無線通信装置。
  4. 前記通信部は、前記第2のチャネルリストの配信を報知するブロードキャスト情報を前記基地局より受信し、
    前記ダウンロード部は、前記ブロードキャスト情報に基づいて、前記第2のチャネルリストを取得し、
    前記制御部は、前記ブロードキャスト情報を取得した後、所定時間以上前記第2のチャネルリストが取得されない場合、前記抜粋チャネルリストに基づいて捕捉処理を行うように前記捕捉処理部を制御する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の無線通信装置。
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