JP5184224B2 - 燃料電池車両の制御装置書換システム - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池車両の制御装置書換システムに関する。詳しくは、燃料電池内部の掃気を行う燃料電池車両の制御装置書換システムに関する。
近年、自動車の新たな動力源として燃料電池システムが注目されている。燃料電池システムは、例えば、反応ガスを化学反応させて発電する燃料電池と、反応ガス流路を介して燃料電池に反応ガスを供給する反応ガス供給装置と、この反応ガス供給装置を制御する制御装置と、を備える。
燃料電池は、例えば、数十個から数百個のセルが積層されたスタック構造である。ここで、各セルは、膜電極構造体(MEA)を一対のセパレータで挟持して構成され、膜電極構造体は、アノード電極(陽極)及びカソード電極(陰極)の2つの電極と、これら電極に挟持された固体高分子電解質膜とで構成される。
この燃料電池のアノード電極にアノードガスとしての水素ガスを供給し、カソード電極にカソードガスとしてのエアを供給すると、電気化学反応により発電する。この発電時に生成されるのは、基本的に無害な水だけであるため、環境への影響や利用効率の観点から、燃料電池が注目されている。
燃料電池の発電停止後には、燃料電池や反応ガス流路の内部等には、発電中に生成された水が残留する。外気温度が氷点下の環境に、発電停止後の燃料電池システムを放置すると、このような残留水が燃料電池や反応ガス流路の内部で凍結してしまい、次回燃料電池システムを起動する際に、燃料電池の発電性能を確保しにくくなるおそれがある。そこで従来より、燃料電池の発電停止後にコンプレッサを駆動して、燃料電池や反応ガス流路の内部に掃気ガスを流通させることで、燃料電池を掃気する燃料電池システムが提案されている(特許文献1参照)。
また、燃料電池車両の停止期間中であっても、所定のタイマにより自動的にコンプレッサを起動し、燃料電池を掃気するものも提案されている(特許文献2参照)。
ところで、このような掃気を実行するにあたり、コンプレッサや燃料電池は、所定のプログラムを記憶した制御装置により制御される。また、このプログラムを書き換える際には、例えば、制御装置が動作した状態でプログラムが書き換えられることで、予期せぬ事態が生じないようにする必要がある。例えば特許文献3には、このような予期せぬ事態の発生を防止しながら制御装置のプログラムを書き換える技術を適用したエンジン自動車が示されている。
特公平4−33112号公報 特開2005−302515号公報 特開平9−44216号公報
しかしながら、燃料電池車両は、ガソリン自動車とは大きく異なる構成を備える。つまり、上述のように燃料電池車両は、燃料電池の発電停止後や燃料電池車両の停止中等において作業者の意思とは無関係に制御装置が動作し、掃気を実行する場合がある。このような燃料電池車両において、掃気の実行中にプログラムの書き換えが実行されると、実行中の掃気が正常に終了できなかったり、燃料電池が破損したりするおそれがある。
本発明は、上述した点を考慮してなされたものであり、燃料電池の掃気を実行する燃料電池車両において、燃料電池やコンプレッサ等の掃気に関連する装置を破損することなく、制御プログラムの書き換えを実行できる燃料電池車両の制御装置書換システムを提供することを目的とする。
本発明の燃料電池車両(例えば、後述の燃料電池車両1)の制御装置書換システムは、反応ガスを供給することで発電する燃料電池(例えば、後述の燃料電池10)と、前記燃料電池に掃気ガスを供給するコンプレッサ(例えば、後述のエアコンプレッサ21)と、前記燃料電池の発電停止後に、前記コンプレッサにより前記燃料電池に掃気ガスを供給し、残存する反応ガスを掃気する発電停止後掃気実行手段(例えば、後述の掃気処理実行部43)と、掃気の実行に関する制御プログラムが書き換え可能に記憶されるとともに、当該制御プログラムに基づいて前記コンプレッサ及び前記燃料電池を含む掃気関連装置を制御する掃気関連制御装置(例えば、後述の掃気関連制御装置45,45B)と、を備える燃料電池車両の制御装置書換システムであって、前記燃料電池の掃気が実行されるか又は実行中であるかを判定し、実行される又は実行中であると判定した場合には、前記掃気関連制御装置に記憶された制御プログラムの書き換えを禁止する書換禁止手段(例えば、後述の書換実行判断部462,462A,462B)を備えることを特徴とする。
この発明によれば、書換禁止手段により、燃料電池の掃気が実行されるか、又は掃気が実行中であると判定された場合には、掃気関連制御装置に記憶された制御プログラムの書き換えが禁止される。これにより、掃気関連制御装置が動作している最中に制御プログラムを書き換えることで、コンプレッサが誤作動を起こしてしまい、コンプレッサや燃料電池が破損するのを防止できる。ここで、コンプレッサの誤作動としては、例えば、コンプレッサの回転数が急激に変化することが想定される。このようなコンプレッサの誤作動により、コンプレッサが破損したり、燃料電池の内部の掃気ガス圧が急激に変化して燃料電池が破損したりするおそれがある。
また、これに加えて、燃料電池の掃気が実行される場合にも、掃気関連制御装置に記憶された制御プログラムの書き換えが禁止される。これにより、制御プログラムを書き換えている最中に掃気関連制御装置が動作してしまうことで、燃料電池やコンプレッサが破損してしまうのを防止できる。
この場合、前記燃料電池車両の起動期間(例えば、後述の図2の車両起動期間)中に、当該燃料電池が発電不可状態になると掃気を実行する異常時掃気実行手段(例えば、後述の掃気処理実行部43)をさらに備え、前記書換禁止手段は、前記燃料電池車両の起動期間中であって前記燃料電池の起動開始以降には前記燃料電池の掃気が実行されると判定し、前記掃気関連制御装置に記憶された制御プログラムの書き換えを禁止することが好ましい。
この発明によれば、燃料電池車両の起動期間中であって前記燃料電池の起動開始以降には、燃料電池の掃気が実行されると判定し、掃気関連制御装置に記憶された制御プログラムの書き換えが禁止される。これにより、例えば、制御プログラムを書き換えている最中に、燃料電池が発電不可状態になり掃気が実行されてしまい、燃料電池やコンプレッサが破損してしまうのを確実に防止できる。
この場合、前記燃料電池車両の停止期間(例えば、後述の図2の車両停止期間)中に、前記燃料電池の内部温度が所定の温度以下まで低下すると予測される場合には、前記掃気関連制御装置を自動的に起動し、掃気を実行させる自動起動手段(例えば、後述のRTC44)をさらに備え、前記書換禁止手段は、前記自動起動手段による前記掃気関連制御装置の起動に基づいて前記燃料電池の掃気が実行されると判定し、前記掃気関連制御装置に記憶された制御プログラムの書き換えを禁止することが好ましい。
この発明によれば、自動起動手段による掃気関連制御装置の起動に基づいて燃料電池の掃気が実行されると判定し、掃気関連制御装置に記憶された制御プログラムの書き換えが禁止される。すなわち、燃料電池車両の停止期間中において、掃気を実行するために掃気関連制御装置を自動的に起動した場合には、制御プログラムの書き換えが禁止される。これにより、例えば、制御プログラムを書き換えている最中に、掃気関連制御装置が自動的に起動して燃料電池の掃気が実行されてしまい、燃料電池やコンプレッサが破損してしまうのを防止できる。
この場合、前記掃気関連制御装置は、前記燃料電池を制御する燃料電池制御装置(例えば、後述の燃料電池ECU452)と、前記コンプレッサを制御するコンプレッサ制御装置(例えば、後述のコンプレッサECU451)と、を含み、前記書換禁止手段は、前記燃料電池制御装置及び前記コンプレッサ制御装置を統括して制御する統括制御装置(例えば、後述の統括ECU46)に含まれることが好ましい。
この発明によれば、燃料電池制御装置やコンプレッサ制御装置を統括して制御する統括制御装置により、燃料電池制御装置やコンプレッサ制御装置の制御プログラムの書き換えを禁止する判定が行われる。すなわち、燃料電池制御装置やコンプレッサ制御装置ごとに制御プログラムの書き換えの禁止を判定する必要がなくなるので、システムを簡略化できる。
この場合、前記燃料電池車両とは別体で設けられ、前記掃気関連制御装置接続され当該掃気関連装置に記憶された制御プログラムの書き換えを実行する書換実行手段(例えば、後述の書換ツール9,9A,9B)をさらに備え、前記書換禁止手段は、前記書換実行手段に含まれることが好ましい。
この発明によれば、燃料電池車両とは別体で設けられた書換実行手段により、掃気関連装置の制御プログラムの書き換えを禁止する判定が行われる。すなわち、燃料電池車両に設けられた装置により制御プログラムの書き換えの禁止を判定する必要がなくなるので、この燃料電池車両の構成を簡略化できる。
この場合、前記掃気関連制御装置に記憶された制御プログラムを書き換えている間は前記燃料電池の掃気を禁止することが好ましい。
この発明によれば、制御プログラムを書き換えている間には、燃料電池の掃気が禁止される。これにより、制御プログラムの書き換えが中断するのを防止することができる。このような制御プログラムの書き換えは、開始から終了まで1時間程度かかる場合もあるため、書き換えの中断を防止することは、書き換えに係る負担を軽減する上で特に効果的である。
この場合、前記掃気関連制御装置に記憶された制御プログラムを書き換えた後は、前記燃料電池の掃気を禁止することが好ましい。
この発明によれば、制御プログラムを書き換えた後は、燃料電池の掃気が禁止される。例えば、掃気関連装置に複数の装置が含まれる場合、これら装置のそれぞれの制御プログラムを書き換える必要が生じることがある。ここで、ある装置の制御プログラムの書き換えが完了してから他の装置の制御プログラムの書き換えが開始するまでの間、すなわち、全ての装置の制御プログラムが完全に書き換えられていない状態で掃気が実行されると、燃料電池やコンプレッサが破損してしまうおそれがある。この発明によれば、制御プログラムを書き換えた後は、燃料電池の掃気を禁止することにより、このような事態を未然に防止することができる。
本発明の燃料電池車両の制御装置書換システムによれば、掃気関連制御装置が動作している最中に制御プログラムを書き換えることで、コンプレッサが誤作動を起こしてしまい、コンプレッサや燃料電池が破損するのを防止できる。また、制御プログラムを書き換えている最中に掃気関連制御装置が動作してしまうことで、燃料電池やコンプレッサが破損してしまうのを防止できる。
<第1実施形態>
以下、本発明の第1実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る燃料電池車両1の制御装置書換システムの構成を示すブロック図である。
燃料電池車両1は、車輪を駆動する駆動モータ4と、燃料電池10と、この燃料電池10にアノードガスやカソードガスを供給する供給装置20と、燃料電池10で発電した電力を蓄電するバッテリ3と、これらを制御する制御装置40と、を備える。
燃料電池10は、例えば、数十個から数百個のセルが積層されたスタック構造である。各セルは、膜電極構造体(MEA)を一対のセパレータで挟持して構成される。膜電極構造体は、アノード電極(陽極)及びカソード電極(陰極)の2つの電極と、これら電極に挟持された固体高分子電解質膜とで構成される。通常、両電極は、固体高分子電解質膜に接して酸化・還元反応を行う触媒層と、この触媒層に接するガス拡散層とから形成される。
このような燃料電池10は、アノード電極(陽極)側に形成されたアノード流路13にアノードガスとしての水素ガスが供給され、カソード電極(陰極)側に形成されたカソード流路14に酸素を含むカソードガスとしての空気(エア)が供給されると、これらの電気化学反応により発電する。
燃料電池10は、図示しない電力分配器を介して、バッテリ3、駆動モータ4、供給装置20、及び制御装置40に接続されている。燃料電池10で発電された電力は、バッテリ3、駆動モータ4、供給装置20、及び制御装置40に供給される。
バッテリ3は、燃料電池10で発電した電力や、減速時における駆動モータ4からの回生電力を蓄電する。バッテリ3に蓄電された電力は、燃料電池車両1の運転状態に応じて、駆動モータ4や供給装置20等に適宜供給される。
供給装置20は、燃料電池10のカソード流路14にエアを供給するエアコンプレッサ21と、燃料電池10のアノード流路13に水素ガスを供給する水素タンク31及びエゼクタ32と、を含んで構成される。
エアコンプレッサ21は、エア供給路22を介して、燃料電池10のカソード流路14の一端側に接続されている。燃料電池10のカソード流路14の他端側には、エア排出路23が接続され、このエア排出路23の先端側には、後述の希釈器50が接続されている。この他、エア排出路23には、図示しない背圧弁が設けられている。
また、エア供給路22には、アノード掃気導入路24が分岐して設けられている。アノード掃気導入路24の先端側は、後述の水素供給路33に接続されている。また、このアノード掃気導入路24には、アノード掃気導入弁241が設けられている。このアノード掃気導入弁241を閉じた状態では、エア供給路22と水素供給路33は遮断され、アノード掃気導入弁241を開いた状態では、エア供給路22と水素供給路33は連通し、エアを水素供給路33に供給することが可能となる。
水素タンク31は、水素供給路33を介して、燃料電池10のアノード流路13の一端側に接続されている。この水素供給路33には、エゼクタ32が設けられている。また、水素供給路33のうち水素タンク31とエゼクタ32との間には、水素タンク31から供給される水素ガスを減圧する図示しない遮断弁及びレギュレータが設けられている。
燃料電池10のアノード流路13の他端側には、水素還流路34が接続される。この水素還流路34の先端側は、エゼクタ32に接続されている。エゼクタ32は、水素還流路34を流通する水素ガスを回収し、水素供給路33に還流する。
また、この水素還流路34には、水素排出路35が分岐して設けられている。水素排出路35の先端側には、希釈器50が接続されている。
水素排出路35には、この水素排出路35を開閉する水素排出弁351が設けられている。後述の掃気処理を実行する際には、この水素排出弁351を開き、水素還流路34を流通するガスを希釈器50に導入する。
希釈器50は、エア排出路23を介して導入されたカソードオフガスを希釈ガスとして用い、上述の水素排出路35を介して導入されたアノードオフガスと希釈ガスとを混合して希釈した後に、この混合したガスを燃料電池車両1の外に放出する。
本実施形態では、アノード流路13、水素供給路33、水素還流路34、及び水素排出路35により、アノードガス及び燃料電池10から排出されたアノードオフガスが流通するアノードガス系が構成される。
また、カソード流路14、エア供給路22、エア排出路23、及びアノード掃気導入路24により、カソードガス及び燃料電池10から排出されたカソードオフガスが流通するカソードガス系が構成される。また、この図1では、アノードガス系を白抜きの矢印で示し、カソードガス系を実線の矢印で示す。
上述のエアコンプレッサ21、背圧弁、アノード掃気導入弁241、遮断弁、水素排出弁351、及びアノード掃気排出弁361は、制御装置40に電気的に接続されており、制御装置40により制御される。
また、制御装置40には、運転者が操作可能なイグニッションスイッチ41とスタートボタン42とが接続されている。これらイグニッションスイッチ41及びスタートボタン42は、燃料電池車両1の図示しない運転席に設けられており、運転者の操作に応じて、各種の信号を制御装置40に送信する。具体的には、これらイグニッションスイッチ41及びスタートボタン42を操作することにより、燃料電池車両1の運転状態を切り換えることが可能となっている(後述の図2参照)。
イグニッションスイッチ41は、オン状態とオフ状態とで切り替え可能となっている。
イグニッションスイッチ41をオフ状態からオン状態に切り替える操作を、以下では「第1起動操作」という。
また、この第1起動操作を行った後、イグニッションスイッチ41をオン状態にしたままスタートボタン42を押圧する操作を、以下では「第2起動操作」という。
また、この第2起動操作を行った後、イグニッションスイッチ41をオン状態からオフ状態に切り替える操作を、以下では「停止操作」という。
燃料電池車両1を起動した後、制御装置40により供給装置20を制御して、燃料電池10で発電する手順は、以下のようになる。
すなわち、水素タンク31から、水素供給路33を介して、燃料電池10のアノード流路13に水素ガスを供給する。また、エアコンプレッサ21を駆動することにより、エア供給路22を介して、燃料電池10のカソード流路14にエアを供給する。
燃料電池10に供給された水素ガス及びエアは、発電に供された後、燃料電池10からアノード側の生成水等の残留水とともに、水素排出路35及びエア排出路23を介して希釈器50に流入し、この希釈器50で希釈された後、大気へ排出される。
また、燃料電池車両1では、制御装置40により燃料電池10を掃気する掃気処理が適宜実行される。この掃気処理の実行に係る機能ブロックとして、制御装置40は、掃気処理を実行する掃気処理実行部43と、RTC(Real Time Clock)44とを備える。図1においては、燃料電池10の掃気処理に係る機能ブロックのみを示し、制御装置40の具体的な回路構成については、後に図3を参照して説明する。
掃気処理は、カソードガス系及びアノードガス系内に掃気ガスを供給することで、これらカソードガス系及びアノードガス系内に残存する反応ガスを掃気する処理である。本実施形態では、掃気ガスとしてエアコンプレッサ21により供給されるエアを用いる。
また、掃気処理は、アノード掃気導入弁241を閉じてカソードガス系内のみを掃気するカソード掃気処理と、アノード掃気導入弁241を開いてアノードガス系内を掃気するアノード掃気処理との2つの処理を含んで構成される。
カソード掃気処理では、アノード掃気導入弁241を閉じた状態でエアコンプレッサ21を駆動し、カソードガス系内に所定の時間に亘って掃気ガスを供給し続けることで、カソードガス系内を掃気する。
アノード掃気処理は、アノード掃気導入弁241を開き、さらに水素排出弁351を開いた状態でエアコンプレッサ21を駆動し、アノードガス系内に所定の時間に亘って掃気ガスを供給し続けることで、アノードガス系内を掃気する。
以上のような掃気処理は、燃料電池10の発電停止後に実行する場合と、燃料電池車両1の停止期間中にRTC44に基づいて必要に応じて自動的に実行する場合とがある。
より具体的には、RTC44は、燃料電池車両1の停止期間中に、燃料電池10の内部温度が所定の温度以下まで低下するか否かを予測し、低下すると予測された場合には、後述の統括ECU46及び掃気関連制御装置45(図3参照)を起動し、掃気処理を実行させる。また、燃料電池車両1の停止期間中において掃気処理を実行する場合、この掃気処理の実行に係る電力は、バッテリ3に蓄電された電力によりまかなわれる。
この他、燃料電池車両1の起動期間中であっても、燃料電池10が発電不可状態になった場合には掃気処理が実行される。
また、後述の掃気関連制御装置45(図3参照)に記憶された制御プログラムを書き換えている間はこの掃気処理実行部43による掃気処理の実行は禁止される。また、この制御プログラムを書き換えた後であっても、所定の時間にわたって掃気処理の実行は禁止される。
図2を参照して、燃料電池車両の運転状態について説明する。
図2は、燃料電池車両の運転状態の変化を示すタイムチャートである。
先ず、燃料電池車両の停止期間中に上述の第1起動操作を行うと、運転状態は「起動待ちの状態」となる。この起動待ちの状態では、バッテリからの電力により制御装置が起動する。
次に、この起動待ちの状態から上述の第2起動操作を行うと、燃料電池車両が起動され、運転状態は「燃料電池起動状態」となる。この燃料電池起動状態では、燃料電池による発電を開始するための所定の起動処理が実行される。また、この起動処理が完了し燃料電池による発電が開始すると、運転状態は「燃料電池発電状態」となり、この燃料電池で発電した電力により走行することが可能となる。
次に、この燃料電池発電状態から上述の停止操作を行うと、運転状態は「燃料電池停止状態」となる。この燃料電池停止状態では、燃料電池による発電を停止するための所定の停止処理が実行される。また、この停止処理が完了し燃料電池による発電が停止すると運転状態は「掃気状態」となり、燃料電池の発電停止後の掃気処理が実行される。さらにこの掃気処理が完了すると、燃料電池車両は停止する。
次に、燃料電池車両が停止した後、上述のRTCに基づいて起動されると、運転状態は「掃気状態」となり、掃気処理が実行される。
図3は、制御装置40の回路構成を示すブロック図である。
制御装置40は、上述の掃気処理の実行に係る複数の装置を直接的に制御する掃気関連制御装置45と、この掃気関連制御装置45を含む燃料電池車両のシステム全体を統括して制御する統括ECU46と、を含んで構成される。
掃気関連制御装置45は、エアコンプレッサを制御するコンプレッサECU451と、燃料電池10を制御する燃料電池ECU452と、バッテリを制御するバッテリECU453と、を含んで構成される。これらコンプレッサECU451、燃料電池ECU452、及びバッテリECU453には、それぞれ、掃気処理の実行に関する制御プログラムが書き換え可能に記憶されているとともに、各々の制御プログラムに基づいてエアコンプレッサ、燃料電池、及びバッテリを制御する。
以上のような、掃気関連制御装置45のコンプレッサECU451、燃料電池ECU452、及びバッテリECU453に記憶された制御プログラムは、それぞれ、書換ツール9により書き換えることが可能となっている。
以下では、この書換ツール9を用いて、掃気関連制御装置45のうちコンプレッサECU451の制御プログラムを書き換える構成について詳細に説明する。
書換ツール9には、コンプレッサECU451に記憶された制御プログラムを書き換えるための、新たな制御プログラムが記憶されている。
書換ツール9は、制御プログラムの書き換えを許可する後述の書換許可信号を受信したことに応じて、コンプレッサECU451に記憶された制御プログラムの書換処理を実行する。すなわち、書換ツール9をコンプレッサECU451に接続しても、書換実行許可信号を受信するまでは、制御プログラムの書き換えは禁止される。
統括ECU46は、燃料電池車両の運転状態を判定する状態判定部461と、この状態判定部461により判断された運転状態に基づいて、コンプレッサECU451に記憶された制御プログラムの書き換えを許可するか禁止するかを判断する書換実行判断部462と、を備える。
状態判定部461は、運転者操作情報及び運転情報に基づいて、燃料電池車両の運転状態を判定し、この運転状態に関する情報を書換実行判断部462に送信する。
ここで、状態判定部461に入力される運転者操作情報は、例えば、運転者によるイグニッションスイッチ及びスタートボタンの操作に関する情報を含む。また、運転情報は、例えば、エアコンプレッサの回転数、燃料電池車両が走行中であるか否か、及びRTCにより起動されたか否か、等の燃料電池車両の運転状態を判定するために必要な情報を含む。
書換実行判断部462は、状態判定部461から入力された運転状態に関する情報に基づいて、掃気処理が実行される状態であるか、又は、掃気処理が実行中であるかを判定する。ここで、掃気処理が実行される状態である、又は、掃気処理が実行中であると判定された場合には、コンプレッサECU451に記憶された制御プログラムの書き換えを禁止する。
図3は、状態判定部による運転状態判定処理の具体的な手順を示すフローチャートである。この運転状態判定処理は、書換ツールが制御装置に接続されたことを契機として開始する。
ステップS1では、第2起動操作が実行されたか否かを判別する。この判別がYESの場合には、ステップS4に移り、NOの場合には、ステップS2に移る。
ステップS2では、RTCによる起動であるか否かを判別する。この判別がYESの場合には、ステップS4に移り、NOの場合には、ステップS3に移る。
ステップS3では、燃料電池車両の運転状態は、「起動待ち状態」(図2参照)であると判定して、この判定した運転状態に関する情報を書換実行判断部に送信し、運転状態判定処理を終了する。
ステップS4では、燃料電池車両の運転状態は、「燃料電池起動状態」、「燃料電池発電状態」、「燃料電池停止状態」、及び「掃気状態」の何れかであると判定して、この判定した運転状態に関する情報を書換実行判断部に送信し、運転状態判定処理を終了する。
図4は、書換実行判断部による書換実行判断処理の具体的な手順を示すフローチャートである。この書換実行判断処理は、運転状態に関する情報を受信したことを契機として開始する。
ステップS11では、受信した運転状態に関する情報に基づいて運転状態が起動待ちの状態であるか否かを判別する。この判別がYESの場合には、ステップS12に移り、制御プログラムの書き換えを許可する。この判別がNOの場合には、ステップS13に移り、制御プログラムの書き換えを禁止する。
すなわち、このステップS11では、燃料電池車両の運転状態が起動待ちの状態である場合にのみ、掃気処理が実行されることもなく、かつ、掃気処理が実行中でもないと判定して、制御プログラムの書き換えを許可する。一方、燃料電池車両の運転状態が起動待ちの状態以外である場合には、掃気処理が実行されるか又は掃気処理が実行中であると判定して、制御プログラムの書き換えを禁止する。
ステップS12では、制御プログラムの書き換えを許可することを示す書換許可信号を書換ツールに送信し、書換実行判断処理を終了する。ステップS13では、制御プログラムの書き換えを禁止することを示す書換禁止信号を書換ツールに送信し、書換実行判断処理を終了する。これにより、燃料電池車両の運転状態のうち「起動待ちの状態」以外の期間では、制御プログラムの書き換えが禁止される。
本実施形態の燃料電池車両1の制御装置書換システムによれば、以下の作用効果がある。
(1)書換実行判断部462により、燃料電池10の掃気処理が実行されるか、又は掃気処理が実行中であると判定された場合には、掃気関連制御装置45に記憶された制御プログラムの書き換えが禁止される。これにより、掃気関連制御装置45が動作している最中に制御プログラムを書き換えることで、エアコンプレッサ21が誤作動を起こしてしまい、エアコンプレッサ21や燃料電池10が破損するのを防止できる。ここで、エアコンプレッサ21の誤作動としては、例えば、エアコンプレッサ21の回転数が急激に変化することが想定される。このようなエアコンプレッサ21の誤作動により、エアコンプレッサ21が破損したり、燃料電池10の内部の掃気ガス圧が急激に変化して燃料電池10が破損したりするおそれがある。
また、これに加えて、燃料電池10の掃気が実行される場合にも、掃気関連制御装置45に記憶された制御プログラムの書き換えが禁止される。これにより、制御プログラムを書き換えている最中に掃気関連制御装置45が動作してしまうことで、燃料電池10やエアコンプレッサ21が破損してしまうのを防止できる。
(2)燃料電池車両1の起動期間中であって燃料電池10の起動開始以降には、燃料電池10の掃気が実行される状態であるか、又は、掃気処理が実行中であると判定し、掃気関連制御装置45に記憶された制御プログラムの書き換えが禁止される。これにより、例えば、制御プログラムを書き換えている最中に、燃料電池10が発電不可状態になり掃気が実行されてしまい、燃料電池10やエアコンプレッサ21が破損してしまうのを確実に防止できる。
(3)RTC44による掃気関連制御装置45の起動に基づいて燃料電池10の掃気が実行されると判定し、掃気関連制御装置45に記憶された制御プログラムの書き換えが禁止される。すなわち、燃料電池車両1の停止期間中において、掃気を実行するために掃気関連制御装置を自動的に起動した場合には、制御プログラムの書き換えが禁止される。これにより、例えば、制御プログラムを書き換えている最中に、掃気関連制御装置45が自動的に起動して燃料電池10の掃気が実行されてしまい、燃料電池10やエアコンプレッサ21が破損してしまうのを防止できる。
(4)燃料電池ECU452やコンプレッサECU451を統括して制御する統括ECU46に設けられた書換実行判断部462より、燃料電池ECU452やコンプレッサECU451の制御プログラムの書き換えを禁止する判定が行われる。すなわち、燃料電池ECU452やコンプレッサECU451ごとに制御プログラムの書き換えの禁止を判定する必要がなくなるので、システムを簡略化できる。
(5)制御プログラムを書き換えている間には、燃料電池10の掃気が禁止される。これにより、制御プログラムの書き換えが中断するのを防止することができる。このような制御プログラムの書き換えは、開始から終了まで1時間程度かかる場合もあるため、書き換えの中断を防止することは、書き換えに係る負担を軽減する上で特に効果的である。
(6)制御プログラムを書き換えた後は、燃料電池10の掃気が禁止される。例えば、掃気関連装置45に複数の装置が含まれる場合、これら装置のそれぞれの制御プログラムを書き換える必要が生じることがある。ここで、ある装置の制御プログラムの書き換えが完了してから他の装置の制御プログラムの書き換えが開始するまでの間、すなわち、全ての装置の制御プログラムが完全に書き換えられていない状態で掃気が実行されると、燃料電池10やコンプレッサ21が破損してしまうおそれがある。本実施形態によれば、制御プログラムを書き換えた後は、燃料電池10の掃気を禁止することにより、このような事態を未然に防止することができる。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態について、図6を参照して説明する。
以下の第2実施形態の説明にあたって、第1実施形態と同一構成要件については同一符号を付し、その説明を省略又は簡略化する。
図6は、本実施形態に係る燃料電池車両の制御装置40Aの回路構成を示すブロック図である。本実施形態の燃料電池車両は、第1実施形態の燃料電池車両1と、制御装置40A及び書換ツール9Aの構成が異なる。すなわち、本実施形態では、燃料電池車両の運転状態の判定を統括ECU46Aの状態判定部461により行い、制御プログラムの書き換えを許可するか禁止するかの判断を書換ツール9Aの書換実行判断部462Aにより行う。
本実施形態の燃料電池車両の制御装置書換システムによれば、第1実施形態の燃料電池車両1の制御装置書換システムと同様の作用効果に加えて、以下の作用効果がある。
(7)燃料電池車両とは別体で設けられた書換ツール9Aに設けられた書換実行判断部462Aにより、掃気関連装置45の制御プログラムの書き換えを禁止する判定が行われる。すなわち、燃料電池車両に設けられた装置により制御プログラムの書き換えの禁止を判定する必要がなくなるので、この燃料電池車両の構成を簡略化できる。
<第3実施形態>
本発明の第3実施形態について、図7を参照して説明する。
以下の第3実施形態の説明にあたって、第1実施形態と同一構成要件については同一符号を付し、その説明を省略又は簡略化する。
図7は、本実施形態に係る燃料電池車両の制御装置40Bの回路構成を示すブロック図である。本実施形態の燃料電池車両は、第1実施形態の燃料電池車両1と、制御装置40B及び書換ツール9Bの構成が異なる。すなわち、本実施形態では、燃料電池車両の運転状態の判定をコンプレッサECU451Bの状態判定部461Bにより行い、制御プログラムの書き換えを許可するか禁止するかの判断を書換ツール9Bの書換実行判断部462Bにより行う。
本実施形態の燃料電池車両の制御装置書換システムによれば、第2実施形態の燃料電池車両1の制御装置書換システムと同様の作用効果がある。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
本発明の第1実施形態に係る燃料電池車両の構成を示すブロック図である。 上記実施形態に係る燃料電池車両の運転状態の変化を示すタイムチャートである。 上記実施形態に係る制御装置の回路構成を示すブロック図である。 上記実施形態に係る運転状態判定処理の手順の一例を示すフローチャートである。 上記実施形態に係る書換実行判断処理の手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る制御装置の回路構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態に係る制御装置の回路構成を示すブロック図である。
符号の説明
1…燃料電池車両
10…燃料電池
21…エアコンプレッサ(コンプレッサ)
40…制御装置
43…掃気処理実行部(発電停止後掃気実行手段、異常時掃気実行手段、自動起動手段)
44…RTC(自動起動手段)
46,46A,46B…統括ECU(統括制御装置)
461,461B…状態判定部
462,462A,462B…書換実行判断部(書換禁止手段)
45,45B…掃気関連制御装置
451,451B…コンプレッサECU(コンプレッサ制御装置)
452…燃料電池ECU(燃料電池制御装置)
453…バッテリECU
9,9A,9B…書換ツール(書換実行手段)

Claims (7)

  1. 反応ガスを供給することで発電する燃料電池と、
    前記燃料電池に掃気ガスを供給するコンプレッサと、
    前記燃料電池の発電停止後に、前記コンプレッサにより前記燃料電池に掃気ガスを供給し、残存する反応ガスを掃気する発電停止後掃気実行手段と、
    掃気の実行に関する制御プログラムが書き換え可能に記憶されるとともに、当該制御プログラムに基づいて前記コンプレッサ及び前記燃料電池を含む掃気関連装置を制御する掃気関連制御装置と、を備える燃料電池車両の制御装置書換システムであって、
    前記燃料電池の掃気が実行されるか又は実行中であるかを判定し、実行されるか又は実行中であると判定した場合には、前記掃気関連制御装置に記憶された制御プログラムの書き換えを禁止する書換禁止手段を備えることを特徴とする燃料電池車両の制御装置書換システム。
  2. 前記燃料電池車両の起動期間中に、当該燃料電池が発電不可状態になると掃気を実行する異常時掃気実行手段をさらに備え、
    前記書換禁止手段は、前記燃料電池車両の起動期間中であって前記燃料電池の起動開始以降には前記燃料電池の掃気が実行されると判定し、前記掃気関連制御装置に記憶された制御プログラムの書き換えを禁止することを特徴とする請求項1に記載の燃料電池車両の制御装置書換システム。
  3. 前記燃料電池車両の停止期間中に、前記燃料電池の内部温度が所定の温度以下まで低下すると予測される場合には、前記掃気関連制御装置を自動的に起動し、掃気を実行させる自動起動手段をさらに備え、
    前記書換禁止手段は、前記自動起動手段による前記掃気関連制御装置の起動に基づいて前記燃料電池の掃気が実行されると判定し、前記掃気関連制御装置に記憶された制御プログラムの書き換えを禁止することを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料電池車両の制御装置書換システム。
  4. 前記掃気関連制御装置は、前記燃料電池を制御する燃料電池制御装置と、前記コンプレッサを制御するコンプレッサ制御装置と、を含み、
    前記書換禁止手段は、前記燃料電池制御装置及び前記コンプレッサ制御装置を統括して制御する統括制御装置に含まれることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の燃料電池車両の制御装置書換システム。
  5. 前記燃料電池車両とは別体で設けられ、前記掃気関連制御装置に接続され当該掃気関連装置に記憶された制御プログラムの書き換えを実行する書換実行手段をさらに備え、
    前記書換禁止手段は、前記書換実行手段に含まれることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の燃料電池車両の制御装置書換システム。
  6. 前記掃気関連制御装置に記憶された制御プログラムを書き換えている間は前記燃料電池の掃気を禁止することを特徴とする請求項1から5の何れかに記載の燃料電池車両の制御装置書換システム。
  7. 前記掃気関連制御装置に記憶された制御プログラムを書き換えた後は、前記燃料電池の掃気を禁止することを特徴とする請求項1から6の何れかに記載の燃料電池車両の制御装置書換システム。
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