JP5181941B2 - 車両 - Google Patents

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Description

本発明は、一対の車輪と、一対の車輪を支持するリンク機構とを備える倒立振り子の姿勢制御を利用した車両に関するものである。
特に、旋回性能を向上して、安定した旋回を行うことができるとともに、乗員の負担を軽減して、快適性を確保することができる車両に関するものである。
近年、エネルギ資源の枯渇問題に鑑み、車両の省燃費化が強く要求されている。その一方で、車両の低価格化などから、車両の保有者が増大し、1人が1台の車両を保有する傾向にある。そのため、例えば、4人乗り車両を運転者1人のみが運転することで、エネルギが無駄に消費されるという問題点があった。車両の小型化による省燃費化としては、車両を1人乗りの二輪車として構成する形態が最も効率的であるといえる。
そこで、倒立振り子の姿勢制御を利用した車両に関する技術が提案されている。例えば、同軸上に配設された2つの駆動輪を有し、運転者の重心移動による車体の姿勢変化を感知して駆動する車両等の技術が提案されている。
しかし、走行状態によっては、車両の安定性が低下してしまうことがある。そこで、2つの駆動輪の間隔、すなわち、トレッド幅を走行状態に合わせて変化させることによって、車両の安定性を向上させることが考えられる(例えば、特許文献1参照。)。
特開平3−5205号公報
しかしながら、前記従来の車両においては、車体全体の構造上の相違から、通常の乗用車のような四輪車における車輪のサスペンションの構造を適用して車両の安定性を向上させることは不可能である。
本発明は、前記従来の車両の問題点を解決して、トレッド幅調整用アクチュエータを作動させて左右の車輪の間隔を走行条件に合わせて変化させることによって、走行条件が変化しても車体の安定を維持することができ、また、旋回性能を向上させることができるとともに、乗り心地がよく、安定した走行状態を実現することができる安全性の高い車両を提供することを目的とする。
そのために、本発明の車両においては、車体と、該車体に取り付けられた左右一対の回転可能な車輪と、各車輪を支持し、前記車体の進行方向に対して平行に配設された左右一対の縦リンクユニットと、当該各縦リンクユニットの前端及び後端を連結する前後一対の横リンクユニットとを備えるリンク機構と、該リンク機構の連結部分を屈折させて前記車輪の間隔を変化させるアクチュエータ装置とを有し、該アクチュエータ装置は、前記縦リンクユニットの長さを変化させる伸縮アクチュエータと、前記縦リンクユニットと横リンクユニットのリンク部材との角度を変化させる回転アクチュエータとを含む
本発明の更に他の車両においては、さらに、走行中は前記車体の進行方向前側の間隔を、当該進行方向後側より先に変化させる。
請求項1の構成によれば、走行条件の変化に合わせて左右の車輪の間隔を変化させることができるので、車体の安定を維持することができる。また、旋回性能を向上させることができる。そのため、乗り心地がよく、安定した走行状態を実現することができる。さらに、車輪に負担をかけず、エネルギをロスすることなく、トレッド幅を変化させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態における車両の構成を示す正面図、図2は本発明の第1の実施の形態における車両の構成を示す左側面図、図3は本発明の第1の実施の形態における車両の旋回中の姿勢を示す正面図である。
図において、10は、本実施の形態における車両であり、車体の本体部20と、乗員が搭乗する搭乗部11と、左側の車輪12L及び右側の車輪12Rと、該左右の車輪12L及び12Rを支持するリンク機構30と、該リンク機構30を作動させるアクチュエータとしての傾斜用アクチュエータ装置25とを有し、倒立振り子の姿勢制御を利用して車体の前後方向の姿勢を制御する。すなわち、前記車両10は車体を前後に傾斜させることができる。
また、旋回時には、図3に示されるように、左右の車輪12L及び12Rの路面18に対する角度、すなわち、キャンバー角を変化させるとともに、搭乗部11及び本体部20を含む車体を旋回内輪側へ傾斜させることによって、旋回性能の向上と乗員の快適性の確保とを図ることができるようになっている。すなわち、前記車両10は車体を横方向(左右方向)にも傾斜させることができる。
前記リンク機構30は、左側の車輪12L及び該車輪12Lに駆動力を付与する電気モータ等から成る左側の回転駆動装置51Lを支持する左側の縦リンクユニット61Lと、右側の車輪12R及び該車輪12Rに駆動力を付与する電気モータ等から成る右側の回転駆動装置51Rを支持する右側の縦リンクユニット61Rと、左右の縦リンクユニット61L及び61Rの上端同士を連結する上側の横リンクユニット31Uと、左右の縦リンクユニット61L及び61Rの下端同士を連結する下側の横リンクユニット31Dとを有する。また、左右の縦リンクユニット61L及び61Rと上下の横リンクユニット31U及び31Dとは回転可能に連結されている。なお、左右の車輪12L及び12R、左右の回転駆動装置51L及び51R、左右の縦リンクユニット61L及び61R、並びに、上下の横リンクユニット31U及び31Dを統合的に説明する場合には、車輪12、回転駆動装置51、縦リンクユニット61及び横リンクユニット31として説明する。
また、前記傾斜用アクチュエータ装置25は、電気モータ等を含む回転式の電動アクチュエータであって、固定子としての円筒状のボディと、該ボディに回転可能に取り付けられた回転子としての回転軸とを備えるものであり、ボディがリンク機構30の上側の横リンクユニット31Uに固定され、回転軸が本体部20の中央縦部材23に固定されている。なお、前記ボディが中央縦部材23に固定され、回転軸が上側の横リンクユニット31Uに固定されていてもよい。そして、傾斜用アクチュエータ装置25を駆動して回転軸をボディに対して回転させると、上側の横リンクユニット31Uに対して中央縦部材23が回転し、リンク機構30が屈伸する。
車体の本体部20は、左右両側において縦方向に延在する側方縦部材21と、左右の中央において縦方向に延在する中央縦部材23と、左右方向に延在して側方縦部材21及び中央縦部材23の上端を接続する横部材22と、側方縦部材21及び中央縦部材23の下端を接続する下部材24と、左右の側方縦部材21の上端に取り付けられたガイドレール14とを有する。なお、前記側方縦部材21及び中央縦部材23の下端は、集合した状態で下部材24と一体的に接続されている。
また、前記中央縦部材23は、その中間部分においてリンク機構30の上側の横リンクユニット31Uにおける左右の中央部分に回転可能に連結され、前記下部材24は、リンク機構30の下側の横リンクユニット31Dにおける左右の中央部分に回転可能に連結されている。なお、前記傾斜用アクチュエータ装置25の回転軸は、中央縦部材23と上側の横リンクユニット31Uとの連結部分の回転軸と同軸になっている。これにより、リンク機構30を屈伸させて本体部20を傾斜させることが可能となる。
前記搭乗部11は、乗用車、バス等の自動車に使用されるシートと同様のものであり、座面部、背もたれ部、ヘッドレスト、アームレスト等を備え、シートブラケット13を介して、本体部20のガイドレール14に沿って前後方向にスライド可能に取り付けられている。そして、前記搭乗部11は、主として車両10の前後方向のバランスを維持するために、本体部20に取り付けられた前後用アクチュエータ装置17によってガイドレール14に沿って前進又は後退させられる。前記前後用アクチュエータ装置17は、例えば、油圧モータ、リニアモータ等であってもよいし、回転式の電気モータをボールねじ装置と組み合わせたものであってもよい。
なお、前記アームレストには、操縦装置としてのジョイスティック装置を配設することができる。この場合、乗員は、ジョイスティック装置を操作して、車両10の走行状態(例えば、進行方向、走行速度、旋回方向、旋回半径等)を指示する。なお、乗員が操作して走行状態を指示することができる装置であれば、ジョイスティック装置に代えて他の装置、例えば、ジョグダイヤル、タッチパネル、押しボタン等の装置を操縦装置として使用することもできる。
また、車両10がリモートコントロールによって操縦される場合には、前記ジョイスティック装置に代えて、コントローラからの走行指令を有線又は無線で受信する受信装置を操縦装置として使用することができる。また、車両10があらかじめ決められた走行指令データに従って自動走行する場合には、前記ジョイスティック装置に代えて、半導体メモリ、ハードディスク等の記憶媒体に記憶された走行指令データを読み取るデータ読取り装置を操縦装置として使用することができる。
さらに、搭乗部11の後方又は下方には、図示されないバッテリ装置が配設されている。該バッテリ装置は、回転駆動装置51、傾斜用アクチュエータ装置25及び前後用アクチュエータ装置17の駆動源である。また、搭乗部11の後方又は下方には、図示されない制御装置、各種センサ装置、インバータ装置等が収納されている。
次に、前記リンク機構30の構造について詳細に説明する。
図4は本発明の第1の実施の形態におけるリンク機構の構成を示す模式図である。なお、図において、(a)は上面図、(b)は正面図である。
図4(a)に示されるように、上側の横リンクユニット31Uは、前方に位置する上前横リンクユニット31UFと、後方に位置する上後横リンクユニット31UBとを備える。また、下側の横リンクユニット31Dも、上側の横リンクユニット31Uと同様に、前方に位置する下前横リンクユニット31DFと、後方に位置する下後横リンクユニット31UBとを備えるが、下前横リンクユニット31DFのみが図示されている。
なお、図4(a)において、下方が車両10の進行方向前方であり、上方が車両10の進行方向後方である。
ここでは、車輪12、縦リンクユニット61及び横リンクユニット31、並びに、それらの各部材に付与される符号に含まれるLは左側であることを示し、Rは右側であることを示し、Uは上側であることを示し、Dは下側であることを示し、Fは前側であることを示し、Bは後側であることを示している。そして、各部材を統合的に説明する場合には、名称に付与された左右、上下及び前後の語を適宜省略するとともに、前記L、R、U、D、F及びBの符号を適宜省略する。
本実施の形態において、左右の縦リンクユニット61L及び61Rは、縦リンクユニット61L及び61Rの長さを変化させるアクチュエータ装置としての縦リンク長伸縮アクチュエータ62L及び62Rを備える。該縦リンク長伸縮アクチュエータ62L及び62Rは、前方に延出する縦リンク前伸縮ロッド63LF及び63RFと後方に延出する縦リンク後伸縮ロッド63LB及び63RBとを備え、縦リンク前伸縮ロッド63LF及び63RFと縦リンク後伸縮ロッド63LB及び63RBとを独立して伸縮させることができる。縦リンク長伸縮アクチュエータ62は、前後の縦リンク伸縮ロッド63F及び63Bを相互に独立して伸縮させることができる伸縮アクチュエータであれば、いかなる種類のものであってもよく、例えば、油圧シリンダ、リニアモータ等から成るものであってもよいし、回転式の電気モータをボールねじ装置と組み合わせたものであってもよい。
そして、左右の縦リンク前伸縮ロッド63LF及び63RFの前端(図4(a)における下端)の上下と左右の縦リンク後伸縮ロッド63LB及び63RBの後端(図4(a)における上端)の上下には、アクチュエータ装置としてのリンク角度調整アクチュエータ64が配設されている。該リンク角度調整アクチュエータ64は、電気モータ等を含む電動式の回転アクチュエータであって、固定子としての円筒状のボディと、該ボディに回転可能に取り付けられた回転子としての回転軸とを備えるものであり、ボディが連結される一方のリンク部材に固定され、回転軸が連結される他方のリンク部材に固定され、前記回転軸を中心として互いに回転する2つのリンク部材同士のなす角度を調整するものである。
また、前記上前横リンクユニット31UFは、中央に位置する上前横中央リンク部材32UFと、該上前横中央リンク部材32UFの左右に連結された上前横側部リンク部材33UFL及び33UFRとを備える。そして、上前横中央リンク部材32UFと上前横側部リンク部材33UFL及び33UFRとは、ピン、ブッシュ等を備える左右の上前横リンク関節部34UFL及び34UFRを介して、互いに回転可能に連結されている。また、上前横側部リンク部材33UFL及び33UFRの外側端は、前記リンク角度調整アクチュエータ64を介して、左右の縦リンク前伸縮ロッド63LF及び63RFの前端に連結されている。
さらに、前記上後横リンクユニット31UBは、中央に位置する上後横中央リンク部材32UBと、該上後横中央リンク部材32UBの左右に連結された上後横側部リンク部材33UBL及び33UBRとを備える。そして、上後横中央リンク部材32UBと上後横側部リンク部材33UBL及び33UBRとは、ピン、ブッシュ等を備える左右の上後横リンク関節部34UBL及び34UBRを介して、互いに回転可能に連結されている。また、上後横側部リンク部材33UBL及び33UBRの外側端は、前記リンク角度調整アクチュエータ64を介して、左右の縦リンク後伸縮ロッド63LB及び63RBの後端に連結されている。
なお、前後の上横中央リンク部材32UF及び32UBの中央部分には、傾斜用アクチュエータ装置25の固定子又は回転子が固定されている。
また、前記下前横リンクユニット31DFは、中央に位置する下前横中央リンク部材32DFと、該下前横中央リンク部材32DFの左右に連結された下前横側部リンク部材33DFL及び33DFRとを備える。そして、下前横中央リンク部材32DFと下前横側部リンク部材33DFL及び33DFRとは、ピン、ブッシュ等を備える左右の下前横リンク関節部34DFL及び34DFRを介して、互いに回転可能に連結されている。また、下前横側部リンク部材33DFL及び33DFRの外側端は、前記リンク角度調整アクチュエータ64を介して、左右の縦リンク前伸縮ロッド63LF及び63RFの前端に連結されている。
なお、前記下後横リンクユニット31DBについては、下前横リンクユニット31DFと実質的に同一の構成を有するので、その説明を省略する。
本実施の形態におけるリンク機構30は、このような構成を有するので、必要に応じて、縦リンク長伸縮アクチュエータ62及びリンク角度調整アクチュエータ64を作動させることによって、左右の車輪12L及び12Rの間隔、すなわち、トレッド幅を変化させることができる。
次に、前記構成の車両10の動作について説明する。ここでは、リンク機構30によってトレッド幅を変化させる動作についてのみ説明する。
図5は本発明の第1の実施の形態におけるリンク機構の動作を示す模式上面図である。なお、図において、(a)はトレッド幅を最小にした状態、(b)はトレッド幅を最大にした状態を示す。
まず、トレッド幅を狭くする場合には、図5(a)に示されるように、縦リンク長伸縮アクチュエータ62を作動させ、前後の縦リンク伸縮ロッド63F及び63Bをともに収縮させる。同時に、リンク角度調整アクチュエータ64を作動させ、上横側部リンク部材33Uと縦リンク伸縮ロッド63とのなす角度を90度よりも大きくする。これにより、上横中央リンク部材32Uと上横側部リンク部材33Uとのなす角度、すなわち、横リンクユニット31の屈曲角度が180度よりも小さくなる。そのため、左右の縦リンクユニット61L及び61Rの間隔が狭くなり、左右の車輪12L及び12Rの間隔、すなわち、トレッド幅が狭くなる。
また、トレッド幅を広くする場合には、図5(b)に示されるように、縦リンク長伸縮アクチュエータ62を作動させ、前後の縦リンク伸縮ロッド63F及び63Bをともに伸長させる。同時に、リンク角度調整アクチュエータ64を作動させ、上横側部リンク部材33Uと縦リンク伸縮ロッド63とのなす角度を小さくして90度に近付ける。これにより、上横中央リンク部材32Uと上横側部リンク部材33Uとのなす角度、すなわち、横リンクユニット31の屈曲角度が大きくなり、180度に近くなる。そのため、左右の縦リンクユニット61L及び61Rの間隔が広くなり、左右の車輪12L及び12Rの間隔、すなわち、トレッド幅が広くなる。
なお、下側の横リンクユニット31Dも、上側の横リンクユニット31Uと同様に作動するので、その説明を省略する。
また、図5(a)に示される状態はトレッド幅を最小にした状態であり、かつ、図5(b)に示される状態はトレッド幅を最大にした状態である。実際には、縦リンク長伸縮アクチュエータ62及びリンク角度調整アクチュエータ64を適切に制御し、縦リンク伸縮ロッド63の長さ及び横側部リンク部材33と縦リンク伸縮ロッド63とのなす角度を適切に調節することによって、トレッド幅を最小値と最大値との間の所望の値とすることができる。
このように、本実施の形態における車両10は、左右の車輪12L及び12Rを支持するリンク機構30の縦リンクユニット61の長さを縦リンク長伸縮アクチュエータ62によって変化させるとともに、左右の縦リンクユニット61L及び61Rの前後端に連結された横リンクユニット31の屈曲角度をリンク角度調整アクチュエータ64によって変化させることにより、必要に応じてトレッド幅を変化させることができる。
これにより、車両10の走行条件に適合するようにトレッド幅を任意に変化させることができるので、走行条件が変化しても安定して、かつ、快適に走行することができる。
例えば、車速が高い場合には、車体の安定を維持するためにトレッド幅を広くすることが望ましい。また、左右に旋回する場合にも、車体の安定を維持するためにトレッド幅を広くすることが望ましい。さらに、左右に傾斜した路面を走行する場合にも、車体の安定を維持するためにトレッド幅を広くすることが望ましい。
一方、例えば、障害物等が存在し、走行可能な範囲が狭い箇所等を走行する場合には、障害物等に接触しないように、トレッド幅を狭くすることが望ましい。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図6は本発明の第2の実施の形態におけるリンク機構の動作を示す模式上面図である。なお、図において、(a)は前側のトレッド幅を最大にし、後側のトレッド幅を最小にした状態、(b)は前側のトレッド幅を最小にし、後側のトレッド幅を最大にした状態を示す。
前記第1の実施の形態においては、車輪12の前側と後側とで同時にトレッド幅を変化させるようになっている。しかし、車両10が走行しているときに、車輪12の前側と後側とで同時にトレッド幅を変化させると、車輪12に負担がかかり、エネルギをロスしてしまう。
そこで、本実施の形態においては、車両10が走行しているときには、まず、車輪12の前側又は後側の一方でトレッド幅を変化させ、その後、他方でトレッド幅を変化させるようになっている。すなわち、車輪12の進行方向側のトレッド幅を先行して変化させるようになっている。そのため、本実施の形態においては、前後の縦リンク伸縮ロッド63を伸縮させるタイミングをずらすとともに、前後のリンク角度調整アクチュエータ64の回転軸を回転させるタイミングをずらすようになっている。
具体的には、車両10が前進している場合にトレッド幅を広げるときは、まず、図6(a)に示されるように、車輪12の前側のトレッドを広げ、その後、車輪12の後側のトレッドを広げる。また、車両10が前進している場合にトレッド幅を狭くするときは、まず、図6(b)に示されるように、車輪12の前側のトレッドを狭くし、その後、車輪12の後側のトレッドを狭くする。
一方、車両10が後退している場合にトレッド幅を広げるときは、まず、図6(b)に示されるように、車輪12の後側のトレッドを広げ、その後、車輪12の前側のトレッドを広げる。また、車両10が後退している場合にトレッド幅を狭くするときは、まず、図6(a)に示されるように、車輪12の後側のトレッドを狭くし、その後、車輪12の前側のトレッドを狭くする。
なお、図6(a)及び(b)に示される状態は、説明の都合上、車輪12の前側及び後側のトレッド幅を最大及び最小にした状態である。実際には、縦リンク長伸縮アクチュエータ62及びリンク角度調整アクチュエータ64を適切に制御し、縦リンク伸縮ロッド63の長さ及び横側部リンク部材33と縦リンク伸縮ロッド63とのなす角度を適切に調節することによって、トレッド幅を最小値と最大値との間の所望の値とすることができる。
また、その他の点の構成及び動作については、前記第1の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
このように、本実施の形態における車両10は、車輪12の進行方向側のトレッド幅を先行して変化させるようになっている。したがって、車両10が走行しているときであっても、車輪12に負担をかけず、エネルギをロスすることなく、トレッド幅を変化させることができる。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、第1及び第2の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1及び第2の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図7は本発明の第3の実施の形態におけるリンク機構の構成を示す模式図である。なお、図において、(a)は上面図、(b)は正面図である。
なお、図7(a)において、下方が車両10の進行方向前方であり、上方が車両10の進行方向後方である。
本実施の形態における左右の縦リンクユニット61L及び61Rは、前記第1及び第2の実施の形態において説明した縦リンク長伸縮アクチュエータ62もリンク角度調整アクチュエータ64も備えていない。
一方、上下及び前後の横リンクユニット31UF、31DF、31UB及び31DBは、中央に位置するアクチュエータ装置としての横リンク長伸縮アクチュエータ35UF、35DF、35UB及び35DBを備える。なお、下後横リンクユニット31DB及び下後横リンク長伸縮アクチュエータ35DBは図示されていない。各横リンク長伸縮アクチュエータ35は、左右に延出する横リンク伸縮ロッド36L及び36Rを備え、該横リンク伸縮ロッド36L及び36Rを伸縮させることができる。横リンク長伸縮アクチュエータ35は、横リンク伸縮ロッド36を伸縮させることができる伸縮アクチュエータであれば、いかなる種類のものであってもよく、例えば、油圧シリンダ、リニアモータ等から成るものであってもよいし、回転式の電気モータをボールねじ装置と組み合わせたものであってもよい。
そして、左右の横リンク伸縮ロッド36の外側端は、ピン、ブッシュ等を備える縦リンク関節部65を介して、縦リンクユニット61に回転可能に連結されている。
本実施の形態におけるリンク機構30は、このような構成を有するので、必要に応じて、横リンク長伸縮アクチュエータ35を作動させることによって、左右の車輪12L及び12Rの間隔、すなわち、トレッド幅を変化させることができる。
なお、その他の点の構成及び動作については、前記第1の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
このように、本実施の形態におけるリンク機構30は、横リンクユニット31の長さを横リンク長伸縮アクチュエータ35によって変化させて、トレッド幅を変化させることができる。これにより、簡単な構成でありながら、車両10の走行条件に適合するようにトレッド幅を任意に変化させることができる。
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。なお、第1〜第3の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1〜第3の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図8は本発明の第4の実施の形態におけるリンク機構の構成を示す模式図である。なお、図において、(a)は上面図、(b)は正面図である。
本実施の形態において、縦リンクユニット61は、前記第1及び第2の実施の形態において説明した縦リンク長伸縮アクチュエータ62を備えておらず、また、横リンクユニット31は、前記第3の実施の形態において説明した横リンク長伸縮アクチュエータ35を備えていない。すなわち、本実施の形態におけるリンク機構30は、リンク長伸縮アクチュエータを備えていないものである。
一方、左右の縦リンクユニット61L及び61Rの前端(図8(a)における下端)の上下と後端(図8(a)における上端)の上下には、前記第1の実施の形態と同様のリンク角度調整アクチュエータ64が配設されている。そして、該リンク角度調整アクチュエータ64には、前記第1の実施の形態と同様に、横リンクユニット31の横リンク関節部34が連結されている。
また、横リンクユニット31の横中央リンク部材32と横側部リンク部材33との間には、回転を許可又は不許可にするアクチュエータ装置としてのオンオフアクチュエータを介して、横側部補助リンク部材37が連結されている。具体的には、横中央リンク部材32の左右の両端に、回転可能状態と回転不能状態との切換え可能なON−OFFブレーキ付横リンク関節部38を介して、横側部補助リンク部材37の一端が連結され、この横側部補助リンク部材37の他端は、前記第1の実施の形態と同様の横リンク関節部34を介して、横側部リンク部材33に連結されている。
なお、その他の点の構成については、前記第1の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
本実施の形態におけるリンク機構30は、このような構成を有するので、必要に応じて、ON−OFFブレーキ付横リンク関節部38を回転可能としてリンク角度調整アクチュエータ64を作動させることによって、左右の車輪12L及び12Rの間隔、すなわち、トレッド幅を変化させることができる。
次に、本実施の形態における車両10の動作について説明する。ここでは、リンク機構30によってトレッド幅を変化させる動作についてのみ説明する。
図9は本発明の第4の実施の形態におけるリンク機構の動作を示す模式上面図である。なお、図において、(a)はトレッド幅を最小にした状態、(b)はトレッド幅を最大にした状態を示す。
まず、トレッド幅を狭くする場合には、図9(a)に示されるように、リンク角度調整アクチュエータ64を作動させ、横側部リンク部材33と縦リンクユニット61とのなす角度を90度よりも大きくする。同時に、ON−OFFブレーキ付横リンク関節部38のブレーキをOFFにし、横中央リンク部材32と横側部補助リンク部材37とを回転可能な状態とする。これにより、横中央リンク部材32と横側部補助リンク部材37とのなす角度及び横側部補助リンク部材37と横側部リンク部材33とのなす角度、すなわち、横リンクユニット31の屈曲角度が180度よりも小さくなる。そのため、左右の縦リンクユニット61L及び61Rの間隔が狭くなり、左右の車輪12L及び12Rの間隔、すなわち、トレッド幅が狭くなる。
そして、トレッド幅が所望の値となった時点で、リンク角度調整アクチュエータ64を作動停止にするとともに、ON−OFFブレーキ付横リンク関節部38のブレーキをONにし、横中央リンク部材32と横側部補助リンク部材37とを回転不能な状態とする。これにより、トレッド幅の変化が固定される。
また、トレッド幅を広くする場合には、図9(b)に示されるように、リンク角度調整アクチュエータ64を作動させ、横側部リンク部材33と縦リンクユニット61とのなす角度を小さくして90度に近付ける。同時に、ON−OFFブレーキ付横リンク関節部38のブレーキをOFFにし、横中央リンク部材32と横側部補助リンク部材37とを回転可能な状態とする。これにより、横中央リンク部材32と横側部補助リンク部材37とのなす角度及び横側部補助リンク部材37と横側部リンク部材33とのなす角度、すなわち、横リンクユニット31の屈曲角度が大きくなり、180度に近くなる。そのため、左右の縦リンクユニット61L及び61Rの間隔が広くなり、左右の車輪12L及び12Rの間隔、すなわち、トレッド幅が広くなる。
そして、トレッド幅が所望の値となった時点で、リンク角度調整アクチュエータ64を作動停止にするとともに、ON−OFFブレーキ付横リンク関節部38のブレーキをONにし、横中央リンク部材32と横側部補助リンク部材37とを回転不能な状態とする。これにより、トレッド幅の変化が固定される。
なお、図9(a)に示される状態はトレッド幅を最小にした状態であり、かつ、図9(b)に示される状態はトレッド幅を最大にした状態である。実際には、縦リンク長伸縮アクチュエータ62及びリンク角度調整アクチュエータ64を適切に制御し、縦リンク伸縮ロッド63の長さ及び横側部リンク部材33と縦リンク伸縮ロッド63とのなす角度を適切に調節することによって、トレッド幅を最小値と最大値との間の所望の値とすることができる。
なお、その他の点の動作については、前記第1及び第2の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
このように、本実施の形態におけるリンク機構30は、ON−OFFブレーキ付横リンク関節部38によって横リンクユニット31の屈曲角度を可変とし、リンク角度調整アクチュエータ64によって横リンクユニット31の屈曲角度を変化させることにより、トレッド幅を変化させるようになっている。これにより、簡単な構成でありながら、車両10の走行条件に適合するようにトレッド幅を任意に変化させることができる。
次に、本発明の第5の実施の形態について説明する。なお、第1〜第4の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1〜第4の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図10は本発明の第5の実施の形態におけるリンク機構の構成を示す模式図である。なお、図において、(a)は上面図、(b)は正面図である。
本実施の形態において、縦リンクユニット61は、前記第1及び第2の実施の形態において説明した縦リンク長伸縮アクチュエータ62もリンク角度調整アクチュエータ64も備えていない。
一方、前後の横リンクユニット31F及び31Bの間にアクチュエータ装置としての中央伸縮アクチュエータ67が配設されている。該中央伸縮アクチュエータ67は、前後に延出する中央伸縮ロッド68F及び68Bを備え、該中央伸縮ロッド68F及び68Bを伸縮させることができる。なお、中央伸縮アクチュエータ67は、中央伸縮ロッド68F及び68Bを伸縮させることができる伸縮アクチュエータであれば、いかなる種類のものであってもよく、例えば、油圧シリンダ、リニアモータ等から成るものであってもよいし、回転式の電気モータをボールねじ装置と組み合わせたものであってもよい。
また、上下及び前後の横中央リンク部材32UF、32DF、32UB及び32DBは、V字状の形状を備え、上前横中央リンク部材32UFの中央部分と下前横中央リンク部材32DFの中央部分とは前中央接続部39Fに固定され、上後横中央リンク部材32UBの中央部分と下後横中央リンク部材32DBの中央部分とは後中央接続部39Bに固定されている。そして、前後の中央接続部39F及び39Bは、前記中央伸縮ロッド68F及び68Bの中央に接続され、該中央伸縮ロッド68F及び68Bを伸縮させることによって、前後の中央接続部39F及び39Bの間隔を変化させることができる。
さらに、左右の縦リンクユニット61L及び61Rの前端(図10(a)における下端)の上下と後端(図10(a)における上端)の上下には、前記第4の実施の形態におけるON−OFFブレーキ付横リンク関節部38と同様の、ON−OFFブレーキ付リンク関節部66が配設されている。そして、横リンクユニット31の横側部リンク部材33は、前記ON−OFFブレーキ付リンク関節部66を介して、縦リンクユニット61に連結されている。
本実施の形態においては、トレッド幅を狭くする場合には、中央伸縮アクチュエータ67を作動させて中央伸縮ロッド68を伸長させ、前後の中央接続部39F及び39Bの間隔を大きくする。同時に、ON−OFFブレーキ付リンク関節部66のブレーキをOFFにし、横側部リンク部材33と縦リンクユニット61とを回転可能な状態とする。これにより、横中央リンク部材32と横側部リンク部材33とのなす角度、すなわち、横リンクユニット31の屈曲角度が180度よりも小さくなる。そのため、左右の縦リンクユニット61L及び61Rの間隔が狭くなり、左右の車輪12L及び12Rの間隔、すなわち、トレッド幅が狭くなる。
そして、トレッド幅が所望の値となった時点で、中央伸縮アクチュエータ67を作動停止にするとともに、ON−OFFブレーキ付リンク関節部66のブレーキをONにし、横側部リンク部材33と縦リンクユニット61とを回転不能な状態とする。これにより、トレッド幅の変化が固定される。
また、トレッド幅を広くする場合には、中央伸縮アクチュエータ67を作動させて中央伸縮ロッド68を収縮させ、前後の中央接続部39F及び39Bの間隔を小さくする。同時に、ON−OFFブレーキ付リンク関節部66のブレーキをOFFにし、横側部リンク部材33と縦リンクユニット61とを回転可能な状態とする。これにより、横中央リンク部材32と横側部リンク部材33とのなす角度、すなわち、横リンクユニット31の屈曲角度が大きくなり、180度に近くなる。そのため、左右の縦リンクユニット61L及び61Rの間隔が広くなり、左右の車輪12L及び12Rの間隔、すなわち、トレッド幅が広くなる。
そして、トレッド幅が所望の値となった時点で、中央伸縮アクチュエータ67を作動停止にするとともに、ON−OFFブレーキ付リンク関節部66のブレーキをONにし、横側部リンク部材33と縦リンクユニット61とを回転不能な状態とする。これにより、トレッド幅の変化が固定される。
なお、その他の点の構成及び動作については、前記第1の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
このように、本実施の形態におけるリンク機構30は、ON−OFFブレーキ付リンク関節部66によって横リンクユニット31の屈曲角度を可変とし、中央伸縮アクチュエータ67によって前後の中央接続部39F及び39Bの間隔を変化させることにより、横リンクユニット31の長さを変化させて、トレッド幅を変化させることができる。これにより、簡単な構成でありながら、車両10の走行条件に適合するようにトレッド幅を任意に変化させることができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の第1の実施の形態における車両の構成を示す正面図である。 本発明の第1の実施の形態における車両の構成を示す左側面図である。 本発明の第1の実施の形態における車両の旋回中の姿勢を示す正面図である。 本発明の第1の実施の形態におけるリンク機構の構成を示す模式図である。 本発明の第1の実施の形態におけるリンク機構の動作を示す模式上面図である。 本発明の第2の実施の形態におけるリンク機構の動作を示す模式上面図である。 本発明の第3の実施の形態におけるリンク機構の構成を示す模式図である。 本発明の第4の実施の形態におけるリンク機構の構成を示す模式図である。 本発明の第4の実施の形態におけるリンク機構の動作を示す模式上面図である。 本発明の第5の実施の形態におけるリンク機構の構成を示す模式図である。
符号の説明
10 車両
12L、12R 車輪
30 リンク機構
31D、31DF、31U、31UB、31UF 横リンクユニット
35DB、35DF、35UB、35UF 横リンク長伸縮アクチュエータ
61L、61R 縦リンクユニット
62L、62R 縦リンク長伸縮アクチュエータ
64LBU、64LFD、64LFU、64RBU、64RFD、64RFU リンク角度調整アクチュエータ
67 中央伸縮アクチュエータ

Claims (2)

  1. 車体と、
    該車体に取り付けられた左右一対の回転可能な車輪と、
    各車輪を支持し、前記車体の進行方向に対して平行に配設された左右一対の縦リンクユニットと、当該各縦リンクユニットの前端及び後端を連結する前後一対の横リンクユニットとを備えるリンク機構と、
    該リンク機構の連結部分を屈折させて前記車輪の間隔を変化させるアクチュエータ装置とを有し、
    該アクチュエータ装置は、前記縦リンクユニットの長さを変化させる伸縮アクチュエータと、前記縦リンクユニットと横リンクユニットのリンク部材との角度を変化させる回転アクチュエータとを含むことを特徴とする車両。
  2. 走行中は前記車体の進行方向前側の間隔を、当該進行方向後側より先に変化させる請求項に記載の車両。
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