JP5181543B2 - 画像形成方法 - Google Patents
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Description
前記現像剤が水系媒体中で少なくとも樹脂と着色剤を凝集させて形成されることを特徴とする画像形成方法。
測定速度(Drive speed:0.1mm/秒)
測定針直径(Stylus:2μm)。
測定長さL :4.0mm
基準長さlr :0.8mm
カットオフ波長λc:0.8mm
触針先端形状 :先端角度60°円錐
触針先端半径 :2μm
測定速度 :0.3mm/sec
測定倍率 :10000倍。
(1)ラテックス(1HML)の調製
1)核粒子の調製(第一段重合):ラテックス(1H)の調製
撹拌装置、温度センサー、冷却管、窒素導入装置を取り付けた5000mlのセパラブルフラスコに、アニオン系界面活性剤ラウリル硫酸ナトリウム7.08gをイオン交換水3010gに溶解させた界面活性剤溶液(水系媒体)を仕込み、窒素気流下230rpmの撹拌速度で撹拌しながら、内温を80℃に昇温させた。
撹拌装置を取り付けたフラスコ内において、スチレン104.1g、n−ブチルアクリレート28.4g、アクリル酸3.49g、n−オクチル−3−メルカプトプロピオン酸エステル5.6gからなる単量体混合液に結晶性物質として下記式で表される化合物98.0gを添加し、90℃に加温し溶解させて単量体溶液を調製した。
上記の様にして得られたラテックス(1HM)において、80℃の温度条件下でスチレン298g、n−ブチルアクリレート93.6g、アクリル酸10.3g、n−オクチル−3−メルカプトプロピオン酸エステル10.4gからなる単量体混合液、10%過酸化水素水溶液42g、10%アスコルビン酸水溶液42gを1時間かけて滴下した。滴下終了後、2時間に亘り加熱撹拌することにより重合(第三段重合)を行った後、28℃まで冷却しラテックスを得た。このラテックスを「ラテックス(1HML)」とする。
アニオン性界面活性剤ラウリル硫酸ナトリウム90gをイオン交換水1600mlに撹拌、溶解した。この溶液を撹拌しながら、C.I.Pigment Blue15:3、400.0gを徐々に添加し、次いで撹拌装置「クレアミックス」(エム・テクニック(株)製)を用いて分散処理して、分散粒子径が200nm以下になるまで分散し、「着色剤分散液1」を調製した。
ラテックス(1HML)200g(固形分換算)とイオン交換水3000gと「着色剤分散液1」33gとを、温度センサー、冷却管、窒素導入装置、撹拌装置を取り付けた反応容器(四つ口フラスコ)に入れ撹拌した。容器内の温度を30℃に調整した後、この溶液に5モル/Lの水酸化ナトリウム水溶液を加えてpHを8〜11.0に調整した。次いで、塩化マグネシウム・6水和物20gをイオン交換水20mlに溶解した水溶液を、撹拌下、30℃にて10分間かけて添加した。3分間放置した後に昇温を開始し、この系を60分間かけて75℃まで昇温した。
(1)ラテックス(2HML)の調製
上記の様にして得られたラテックス(1HM)において、80℃の温度条件下でスチレン306g、n−ブチルアクリレート93.0g、アクリル酸1.08g、n−オクチル−3−メルカプトプロピオン酸エステル10.4gからなる単量体混合液、10%過酸化水素水溶液42g、10%アスコルビン酸水溶液42gを1時間かけて滴下した。滴下終了後、2時間に亘り加熱撹拌することにより重合(第三段重合)を行った後、28℃まで冷却しラテックスを得た。このラテックスを「ラテックス(2HML)」とする。
上記の様にして得られたラテックス(1HM)において、80℃の温度条件下でスチレン295g、n−ブチルアクリレート103g、アクリル酸4.63g、n−オクチル−3−メルカプトプロピオン酸エステル10.4gからなる単量体混合液、10%過酸化水素水溶液42g、10%アスコルビン酸水溶液42gを1時間かけて滴下した。滴下終了後、2時間に亘り加熱撹拌することにより重合(第三段重合)を行った後、28℃まで冷却しラテックスを得た。このラテックスを「ラテックス(3HML)」とする。
ラテックス(2HML)100g(固形分換算)、ラテックス(3HML)100g(固形分換算)と、イオン交換水3000gと「着色剤分散液1」33gとを、温度センサー、冷却管、窒素導入装置、撹拌装置を取り付けた反応容器(四つ口フラスコ)に入れ撹拌した。容器内の温度を30℃に調整した後、この溶液に5モル/Lの水酸化ナトリウム水溶液を加えてpHを8〜11.0に調整した。次いで、塩化マグネシウム・6水和物20gをイオン交換水20mlに溶解した水溶液を、撹拌下、30℃にて10分間かけて添加した。3分間放置した後に昇温を開始し、この系を60分間かけて75℃まで昇温した。
(1)ラテックス(4HML)の調製
上記の様にして得られたラテックス(1HM)において、80℃の温度条件下でスチレン290g、n−ブチルアクリレート99.0g、メタクリル酸12.3g、n−オクチル−3−メルカプトプロピオン酸エステル10.4gからなる単量体混合液、10%過酸化水素水溶液42g、10%アスコルビン酸水溶液42gを1時間かけて滴下した。滴下終了後、2時間に亘り加熱撹拌することにより重合(第三段重合)を行った後、28℃まで冷却しラテックスを得た。このラテックスを「ラテックス(4HML)」とする。
(1)ラテックス(5HML)の調製
上記の様にして得られたラテックス(1HM)において、80℃の温度条件下で、スチレン298g、n−ブチルアクリレート94.0g、メタリル酸0.31g、n−オクチル−3−メルカプトプロピオン酸エステル10.4gからなる単量体混合液、10%過酸化水素水溶液42g、10%アスコルビン酸水溶液42gを1時間かけて滴下した。滴下終了後、2時間に亘り加熱撹拌することにより重合(第三段重合)を行った後、28℃まで冷却しラテックスを得た。このラテックスを「ラテックス(5HML)」とする。
ラテックス(5HML)100g(固形分換算)、ラテックス(3HML)100g(固形分換算)と、イオン交換水3000gと「着色剤分散液1」33gとを、温度センサー、冷却管、窒素導入装置、撹拌装置を取り付けた反応容器(四つ口フラスコ)に入れ撹拌した。容器内の温度を30℃に調整した後、この溶液に5モル/Lの水酸化ナトリウム水溶液を加えてpHを8〜11.0に調整した。次いで、塩化マグネシウム・6水和物20gをイオン交換水20mlに溶解した水溶液を、撹拌下、30℃にて10分間かけて添加した。3分間放置した後に昇温を開始し、この系を60分間かけて75℃まで昇温した。
(1)ラテックス(6HML)の調製
上記の様にして得られたラテックス(1HM)において、80℃の温度条件下でスチレン288g、n−ブチルアクリレート94.0g、アクリル酸18.1g、n−オクチル−3−メルカプトプロピオン酸エステル10.4gからなる単量体混合液、10%過酸化水素水溶液42g、10%アスコルビン酸水溶液42gを1時間かけて滴下した。滴下終了後、2時間に亘り加熱撹拌することにより重合(第三段重合)を行った後、28℃まで冷却しラテックスを得た。このラテックスを「ラテックス(6HML)」とする。
着色粒子C1の作製において、質量平均粒径を3.5μmに調整したものを着色粒子C6とする。
着色粒子C1の作製において、質量平均粒径を8.5μmに調整したものを着色粒子C6とする。
次いで、上記で作製した着色粒子C1〜C7に疎水性シリカ(TG−811F;キャボジル社製)1.0質量%、チタン酸ストロンチウム粒子1.5質量%及びNX90(日本アエロジル社製)1.0質量%を添加し、ヘンシェルミキサー(三井鉱山社製)により混合した。その後、45μmの目開きのふるいを用いて粗大粒子を除去し、現像剤C1〜C7を調製した。
ステンレス製の回転軸の周囲に体積固有抵抗が105Ω・cmのEDPMからなる導電層が設けられた導電性基体の上に、体積固有抵抗が7×1010Ω・cmのウレタンで構成された高抵抗層を30μmの厚みで設けた。このとき、高抵抗層に数平均一次粒子径が15μmの微粒子(グラファイト微粒子)を含有させ、その添加量と分散条件を制御することで様々なRa及びSmを有する各種現像剤担持体を作製した。
フルカラープリンターMagicolor2300DL(コニカミノルタビジネステクノロジーズ社製)を用いて、表3記載の組み合わせの現像剤と現像剤担持体で評価を行った。
低温低湿環境(10℃、15%)に24時間放置後の現像剤、及び高温高湿環境(30℃、85%)に24時間放置後の現像剤の帯電量を上記の測定法で測定し、低温低湿環境と高温高湿環境での現像剤帯電量差ΔQが20μC/g以上のものを×、20μC/g未満のものを○とした。
〈画像かぶり〉
初期及び30℃/80%RH環境にて画素率6%の画像を、10枚間欠にて4500枚印字した後の画像かぶり濃度を紙の反射濃度を「0」とした相対反射濃度にて評価した。濃度はマクベス社製RD−918により、白地部を10点測定し、その算術平均値で求めた。かぶり濃度は0.005以下が実用レベルである。
常温常湿環境下の初期及び4500枚連続印字後(耐久後)の印字画像を目視により観察し、中抜けを評価した。判断基準は以下の通りである。なお、紙上への現像剤付着量は、バイアスの設定を変えて1.0mg/cm2(±0.1)となるように設定している。
△;画像上に中抜けが発生しているものの、実用上問題なかった
×;画像上に中抜けが多数発生しており、実用上問題があった。
12 現像剤担持体
13 現像剤層規制部材
14 現像剤補給補助部材(スポンジローラー)
15 現像剤補給補助部材(撹拌羽根付きローラー)
16 非磁性一成分現像剤
17 現像剤タンク
Claims (2)
- 現像剤担持体の表面における現像剤量を規制する現像剤層規制部材が圧接された現像剤担持体によって担持されて搬送される現像剤によって静電潜像担持体の表面に形成された静電潜像を非磁性一成分現像方式によって現像する画像形成方法において、現像剤表面の酸価(SAV)と現像剤の全酸価(TAV)が1<SAV/TAV≦5で、5≦TAV≦25であり、且つ現像剤の質量平均粒径(d50)(μm)と現像剤担持体の表面粗さ(Ra)(μm)との比(d50/Ra)が0.5〜3.0で、現像剤担持体の平均山間隔(Sm)が20〜200μmであり、
前記現像剤が水系媒体中で少なくとも樹脂と着色剤を凝集させて形成されることを特徴とする画像形成方法。 - 前記現像剤を構成する樹脂がビニル系重合体であることを特徴とする請求項1に記載の画
像形成方法。
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