JP5180377B2 - 受信機において送信信号を受信するための方法および装置 - Google Patents

受信機において送信信号を受信するための方法および装置 Download PDF

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Description

本開示は、一般に、無線通信ネットワークにおける、受信機において送信信号を受信することに関する。より詳細には、送信信号を受信するための受信窓期間(receive window duration)を調整することに関する。
複数の送受信機を含む通信ネットワークにおいては、それらの送受信機が通信のために同じタイミングを用いるように、送受信機を同期状態に保つ必要があり得る。1つの送受信機が通信システムのタイミングを定義するマスタとして作動することができ、一方、他の送受信機はスレーブとして作動し、マスタのタイミングとの同期を保つ。そのようなネットワークの1つは、例えば、Bluetooth(登録商標)コアシステム、v2.1の規格に説明されているようなBluetooth(登録商標)ピコネットである。
Bluetooth(登録商標)無線技術は、携帯デバイスおよび/または固定電子デバイスを接続する(複数の)ケーブルと置き換えることを意図された、周知の近距離無線リンクである。主要な特徴は、頑健性、低複雑性、低電力、および低価格である。Bluetooth(登録商標)デバイスは、無免許の2.4GHz ISM帯域で動作し、干渉とフェージングを克服するために周波数ホッピングを用いる。Bluetooth(登録商標)プロトコルは回線交換とパケット交換の組み合わせを用いる。パケットによって情報を交換するためにスロット付チャネルが用いられる。スロットは非同期動作のために用いられることが可能であり、または同期パケットのために確保されることが可能である。
Bluetooth(登録商標)システムはポイントツーポイント接続(2つのBluetooth(登録商標)デバイスだけが含まれる)、またはポイントツーマルチポイント接続を提供可能である。ポイントツーマルチポイント接続においては、チャネルがいくつかのBluetooth(登録商標)デバイスの間で共有される。同じチャネルを共有する2つ以上のデバイスは、ピコネットを形成する。1つのBluetooth(登録商標)デバイスがピコネットのマスタとして作動し、他の(複数の)デバイスは(複数の)スレーブとして作動する。
ほとんどのバッテリーで動作する技術と同様に、電力消費量がBluetooth(登録商標)設計者にとって主要な関心事である。従って、Bluetooth(登録商標)コア規格はスニフ(sniff)モードを含む特定の低電力モードを定義している。
スニフモードは、デバイスがマスタからの送信信号を受信するため、およびクロックオフセットに再同期するために、周期的に起動することを可能にする。スニフモードにあるデバイスは、そのアクティブモードアドレスを保持する。このように、スニフモードは、データフローはいつも必要ではないかもしれないが、アクティブ状態がなお必要なデバイス、例えば、ヒューマンインターフェースデバイスまたは通話中にないハンドセットとヘッドセットの間、で一般的に用いられる。
スニフモードにおいては、スレーブの受信作業のデューティサイクルは低減可能である。スレーブがリンクに能動的に加わる場合、あらゆるスロットでマスタトラヒックを受信しなければならない。しかし、スニフモードにおいては、マスタが特定のスレーブへ送信を開始することが可能であるタイムスロットは減少される。すなわち、マスタは指定されたタイムスロットで送信を開始するだけが可能である。これらのいわゆるスニフスロットは規則的にTsniffの間隔を空けられる。したがって、スニフモードは、マスタからの通信が開始可能である周期的な時点を提供するものとして説明され得る。これらの時点は、標準的動作中に利用可能な間隔より長い間隔で存在する。
スニフパラメータ、間隔および試行(attempts)は、スレーブデバイスによって開始され得る。また、アプリケーションのデータレートおよびレイテンシ要求をとりわけ満足するように選択される。マスタは、多くのスニフ試行に対して、スニフ間隔でPOLLパケットを送ることによってスレーブをポーリングする。次に、スレーブはスニフスロットにおいて整合するアドレスを用いてパケットを受信しようとし始める(すなわち、その受信機をオンにする)。スレーブデバイスが送るべきデータを有しない場合、それはNULLパケットを返信し、それ以外の場合はデータパケットを返信する。POLLおよびNULLパケットは、それぞれが関連するデバイス情報を備えたヘッダを有するが、どちらもペイロードを有しないという点で類似している。NULLパケットとは対照的に、POLLパケットは受信側からの確認を必要とする。
同期化は、Bluetooth(登録商標)ピコネットのようなアドホック接続にとって重要である。ネットワーク内で同期を保持する1つの方法は、マスタがタイミング情報を備えた無線パケットを周期的に送信することである。Bluetooth(登録商標)システムにおいて、マスタは、パケットヘッダのプリアンブル内に68マイクロ秒のアクセスコードを有する無線パケットメッセージを送信する。このアクセスコードはスレーブ受信機によって検出される。マスタから送られたメッセージの受信により、スレーブは、そのタイミングをマスタのものと比較でき、また同期を保持するためにそのタイミングを調整できる。これは、スレーブで用いられる固有クロックの値にオフセット値を加えることによってなされ得る。
マスタとスレーブが異なる固有クロックを用いるため、これらのクロックが時間と共に非同期が大きくなる傾向、クロックドリフトとして知られる現象、がある。従って、スレーブはそのクロックをマスタのクロックで周期的に再同期しなければならない。さらに2つのクロックのドリフトはメッセージを受信しようとするときに考慮に入れられなければならない。その結果、スレーブは、メッセージが受信されると予期される時間を中心とする所与の期間の受信窓(不確定窓ともいう)でメッセージを受信しようとする。受信窓のサイズは、通常、マスタとスレーブの固有クロックのドリフトに基づく。
例えば、Bluetooth(登録商標)コア規格は、スレーブがアクティブモードにある間、パケットを受信できるべき±10マイクロ秒の不確定窓を定義する。従って、従来の実施において、スレーブは88マイクロ秒(アクセスコードのための68マイクロ秒+不確定部分の20マイクロ秒)の受信窓内でメッセージを受信しようとする。このことは、マスタが、スレーブが予測しているより10マイクロ秒以上早くまたは10マイクロ秒以上遅く送信している場合、スレーブはパケットを受信しないだろうことを意味する。マスタおよびスレーブの双方が、約20ppmのドリフトが許される異なる固有クロックを用いている場合、スレーブは、時間tconloss=(10マイクロ秒)/(20マイクロ秒+20マイクロ秒)=250ms以内でマスタからパケットを受信していない時には接続を失い得る。したがって、マスタが250msより長い間ポーリングをしていない場合、またはその時間に環境が外乱を受ける場合、最悪の場合には、接続は失われるだろう。
スニフモードにおいて、マスタおよびスレーブデバイスは休止に入り低電力クロックに切り換わることが可能である。典型的には低電力クロックは固有の基準クロックよりはるかに大きい不確定さを有する。Bluetooth(登録商標)コア規格は±250ppmの最大低電力クロック精度を許容する。この方法の利点は両デバイスにおける低消費電力である。
クロックドリフトを大きくするかもしれない環境要因の1つは、しばしば熱衝撃と呼ばれる急激な温度変化である。一般的に、固有クロックは、良好な耐熱衝撃性を有する水晶発振器を用いて実施されてきた。これらのシステムにおいては、熱衝撃に起因するクロックドリフトはほとんど最小であり、ほとんどの場合、最適受信窓期間を決定する際に無視できる。
図1Aは、マスタデバイスの送信付近に中心がある受信窓を例示するタイミングダイアグラムである。図示のように、マスタは所与の送信期間の間、スニフアンカーポイントにおいてメッセージの送信を開始する。スニフモードにあるスレーブはマスタ送信のほぼ中心にあるサイズNの受信窓102乃至112においてメッセージを受信しよう(listens for)とする。
マスタからのメッセージは、熱衝撃またはそれ以外によって引き起こされるクロックドリフトに起因して、スレーブによって時折失われる。従来では、スレーブが所与のスニフ試行の時に受信しようとしている受信窓の期間中にメッセージが受信されない場合、スレーブは次のスニフ試行に対して受信窓を線形的に拡大する。
図1Bは複数のスニフ試行例にわたる従来の受信窓サイズの調整を例示するタイミングダイアグラムである。ここに示すように、第1のスニフ試行の第1の不確定窓122のサイズは図1AのようにNである。マスタ送信信号の受信に成功したと仮定すると、第2のスニフ試行の第2の不確定窓124のサイズはNのままである。第2のスニフ試行が失敗した場合、第3のスニフ試行の第3の不確定窓126のサイズは2Nに拡大される。第3のスニフ試行も失敗した場合、第4のスニフ試行の第4の不確定窓128のサイズは3Nに拡大される。第4のスニフ試行においてマスタ送信信号の受信に成功したと仮定すると、第5のスニフ試行の第5の不確定窓130のサイズは元のサイズNに戻ってリセットされるだろう。第5のスニフ試行においてマスタ送信の受信がもう一度成功したと仮定すると、第6のスニフ試行の第6の不確定窓132のサイズは再度Nのままである。
失敗したスニフ試行の数と受信窓期間の間の線形な関係は、受信窓期間が送信信号の受信に最後に成功してからの時間の長さに単純に比例するべきであると仮定する。この方法はBluetooth(登録商標)チップで典型的に用いられる従来の水晶発振器のような、温度に強くは依存しないドリフトを考えると良く適している。
しかし、近年、コストを低減するために、いくつかのメーカは、従来の水晶発振器を省き、その代わりに、固有クロックをチップ上の別なところで見出される基準信号に基づかせることを始めた。例えば、固有クロックは他のオンチップ動作のために用いられる弛張発振器に基づき得る。これらの弛張発振器は従来の水晶発振器と同様の周波数を有する基準信号を提供し得るが、弛張発振器は顕著に劣る熱特性を有する。基準水晶発振器が1℃当たり2−3ppmオーダの温度安定性を有し得るところで、弛張発振器は1℃当たり2000−3000ppmオーダの温度安定性を有し得る。このように、クロックドリフトに与える温度効果は従来の水晶発振器においては本質的に無視され得るが、弛張発振器のような他のオンチップ基準信号が固有クロックに用いられる時には、これらの温度効果を考慮に入れなければならない。
弛張発振器のより大きな不確定性に対処するための1つの選択肢は、最悪の場合の温度変化に基づく期間の間受信窓を開くことである。しかし、受信動作の全消費電力は受信窓をどれだけ長く開いたままにしておくかに正比例する。したがって、この方法は顕著で不要な電力消費につながる。
本発明の例示的な実施の形態は、温度が比較的安定している場合には消費電力を低減し、一方温度がより劇的に変動する場合にはマスタデバイスへの適切な接続性をなお保持するような方法で受信窓期間を調整するためのシステムおよび方法に関する。
従って、1つの実施の形態は、受信機において送信信号の受信方法を含むことができ、その方法は、最後に良好な送信信号を受信してからの経過時間に基づいて、送信信号を受信するための、経過時間の非線形関数である受信窓期間を設定することと、設定された受信窓期間に等しい時間の長さの間、送信信号を受信しようとするために受信窓を開けることと、を含む。
別の実施の形態は、受信機において送信信号を受信するための装置を含むことができ、その装置は、最後に良好な送信信号を受信してからの経過時間に基づいて、送信信号を受信するための、経過時間の非線形関数である受信窓期間を設定するように構成されたチャネルタイマと、設定された受信窓期間に等しい時間の長さの間、送信信号を受信しようとするために受信窓を開けるように構成されたチャネルインターフェースと、を含む。
別の実施の形態は、受信機において送信信号を受信するための装置を含むことができ、その装置は、最後に良好な送信信号を受信してからの経過時間に基づいて、送信信号を受信するための、経過時間の非線形関数である受信窓期間を設定するための手段と、設定された受信窓期間に等しい時間の長さの間、送信信号を受信しようとするために受信窓を開ける手段と、を含む。
別の実施の形態は、受信機において送信信号を受信するための装置を含むことができ、その装置は、最後に良好な送信信号を受信してからの経過時間に基づいて、送信信号を受信するための、経過時間の非線形関数である受信窓期間を設定するように構成され、かつ設定された受信窓期間に等しい時間の長さの間、送信信号を受信しようとするために受信窓を開けるように構成されたプロセッサを含む。
別の実施の形態は、受信機において、送信信号を受信するための、プロセッサによって実行可能な命令を含む計算機可読媒体を含むことができ、その計算機可読媒体は、最後に良好な送信信号を受信してからの経過時間に基づいて、送信信号を受信するための、経過時間の非線形関数である受信窓期間を設定するための、プロセッサによって実行可能な計算機可読命令の第1のセットと、設定された受信窓期間に等しい時間の長さの間、送信信号を受信しようとするために受信窓を開けるための、プロセッサによって実行可能な計算機可読命令の第2のセットと、を含む。
図1Aは、マスタデバイスの送信信号付近に中心がある受信窓を例示するタイミングダイアグラムである。 図1Bは、複数のスニフ試行例にわたる従来の受信窓のサイズ調整を例示するタイミングダイアグラムである。 図2は、本発明の実施の形態に従って受信機で送信信号を受信する方法を例示するフローチャートダイヤグラムである。 図3は、本発明の、受信窓期間を調整するための種々の関数例の挙動を例示するグラフである。 図4は、本発明の、一実施の形態に従って送信信号を受信するためのBluetooth(登録商標)通信デバイスの例を示す。 図5は、無線通信システムにおける一般的無線通信デバイスの設計のブロック図である。
詳細な説明
付属図面は本発明の実施の形態の説明の助けとなるように提示され、実施の形態への限定ではなく例示のためにのみ提供される。
本発明の態様は、本発明の特定の実施の形態に関する以下の説明および関連図面において開示される。代替的実施の形態は本発明の範囲から逸脱することなく案出され得る。さらに、本発明の関連する詳細をあいまいにしないために、本発明の周知の要素は詳細には説明されないだろうし、または省略されるだろう。
「例示的」という言葉は、ここでは「例、実例、または例証として役立つこと」を意味するために用いられる。ここで「例示的」と説明されたいかなる実施の形態も、必ずしも他の実施の形態より好ましい、または有利であると解釈されるべきではない。同様に、用語「本発明の実施の形態」は、本発明のすべての実施の形態が、検討された特徴、利点または動作モードを含むことを必要とする訳ではない。用語「不確定窓」および「受信窓」は、互換性を持ってここに用いられ、特定のデバイスが能動的に予期される送信信号を受信しようとする時間長をいう。
ここに用いられる用語は、特定の実施の形態のみを説明する目的のためであって、本発明の実施の形態に限定することは意図されない。単数形「a」、「an」、および「the」は、ここで用いられると、文脈が明確に別段の指示をしていない限り、複数形も同様に含むことが意図される。用語「含む」(comprise)、「含む」(comprising)、「含む」(include)、および/または「含む」(including)は、ここで用いられると、説明した特徴、整数、ステップ、動作、要素、および/または部品の存在を特定するが、1つまたは複数の特徴、整数、ステップ、動作、要素、および/またはそれらのグループの存在または追加を排除しないことがさらに理解されるだろう。
さらに、多くの実施の形態は、例えば、計算デバイスの要素によって実行されるべき動作の系列の表現を使って説明される。ここに説明する種々の動作は特定の回路(例えば、特定用途向集積回路(ASIC))によって、1つまたは複数のプロセッサによって実行されるプログラム命令によって、または双方の組合せによって、実行されることが可能であることが認識されるだろう。さらに、ここに説明した動作の系列は任意の形式の計算機可読記憶媒体内に完全に具体化されると考えることが可能である。この記憶媒体はその中に対応する計算機命令のセットを格納済みであり、命令は実行時に、関係するプロセッサにここに説明した機能を実行させるだろう。したがって、本発明の種々の態様は、多くの異なる形式で具体化され得る。それらのすべては請求項の対象の範囲内にあると想定されている。さらに、ここに説明した実施の形態の各々に対し、いかなるそのような実施の形態の対応する形式も、ここでは、例えば、説明した動作を実行「するように構成された論理」と記述され得る。
背景技術で論述されたように、弛張発振器は水晶発振器と比較すると劣る温度特性を有する。これはより高速のクロックドリフトまたは不確定さにつながる。固有クロックに水晶発振器に代わって弛張発振器を用いる従来の送受信機は、温度変化のワーシケースシナリオ(worse-case-scenario)に基づく時間長の間受信窓(または不確定性窓)を開けることによって、通常はマスタとの時間同期を保持する。これは、送受信機が厳しい状況下でもマスタとの接続性を維持することを確実にする。しかし、これは、消費電力の観点からは効率が悪い時間同期方法につながることにもなり、正常動作にあるシステムに潜在的に不要な電力要求を課す。
厳しい状況の下では温度は、ワーシケースシナリオの推定が許容すると同程度に広く変化し得るにも拘わらず、動作の大部分の間は温度は比較的安定したままであり、従来の送受信機によって用いられる大きな受信窓はマスタとの接続性を保持するためには不必要である。従って、本発明の実施の形態は、温度が比較的安定している場合には消費電力を低減し、一方温度がより劇的に変動する場合にはマスタデバイスへの適切な接続性をなお保持するような方法で受信窓期間を調整することを提供する。より大きい温度変化が起こり、マスタの送信信号の受信に失敗する場合、本発明の実施の形態は、受信窓期間とマスタからの最後の良好な送信信号が受信されてからの経過時間Trxとの間の非線形関数を用いて、受信窓期間を拡大することによりネットワーク接続性を保持することを提供する。これは消費電力の一時的増加、およびときどき欠落した送信信号につながり得るが、全体の消費電力は低減され、失われた送信信号は呼出アプリケーションの特定の要求事項に従って効果的に回復され得る。
図2は、本発明の実施の形態に従う、受信機における送信信号の受信方法を例示するフローチャートダイヤグラムである。
図示のように、良好な送信信号を最後に受信してからの経過時間Trxは、予期される送信信号間の時間間隔に一致する既定値に初期設定される(ブロック220)。Bluetooth(登録商標)システムにおいて、スレーブが接続性と時間同期を保持するためにスニフモードにあり、マスタからのPOLLまたはNULLパケットのような周期的送信信号を予期している場合、この既定値はスニフ試行間の時間間隔Tsniffに等しいことがあり得る。
次に、次の送信信号を受信するために用いられる受信窓期間が、経過時間Trxに基づいて設定される(ブロック220)。背景技術で検討したように、経過時間Trxに基づく受信窓の線形拡大が水晶発振器に対しては適切であることがわかるが、このことは必ずしも弛張発振器に該当するわけではない。種々の実施の形態に従って、受信窓の持続時間は、経過時間Trxの非線形関数を用いて設定される。受信窓期間、すなわち、受信窓をどれだけ長く開けたままにしておくか、を計算するために用いられる特定の関数は、予期した送信信号が受信されない場合に、いかに速くシステムはマスタとの同期を再獲得できるかを決定する。受信窓が開いているのが長いほど次の送信信号はより受信される見込みがあり、また送信信号の受信失敗の場合には、システムがマスタとの同期をより速く再獲得できる。しかし、背景技術で検討したように、受信窓期間は消費電力に正比例する。すなわち、より長い期間の間受信窓を開くことはより多くの電力を要する。
受信窓期間を計算するために用いる特定の関数は、呼出アプリケーションの同期要求に依存する故、アプリケーション特有である。例えば、各マスタ送信信号を受信することが極めて重要である場合、この関数は、潜在的により大きな消費電力となることを犠牲にして、受信窓が経過時間Trxの増加と共に極めて速く拡大するように選択され得る。逆に、2,3のまたはいくつかの連続するマスタ送信信号の受信失敗が許容できる場合、この関数は、受信窓が経過時間Trxの増加と共に比較的ゆっくり拡大し、その結果潜在的に消費電力の低下があるように選択され得る。一実施の形態において、この関数はステップ関数であることが可能である。ステップ関数は所与の期間の間、初期受信窓期間の使用を提供し、続いて受信窓のより大きな値への拡大を提供する。このことにより、受信窓をより早く所望の期間に拡大することができる。これは一定のアプリケーションにとって適切であり得る。
表1は、アプリケーションに依存して用いられ得るいくつかの例示的非線形の式を示す。表1は完全なリストでなく、受信窓期間を調整するための、種々のアプリケーションにおいて有用であり得る多くの他の関数が存在する。表1は単に例示のために提供され、本発明の種々の実施の形態の範囲を限定することは意図されない。さらに、この関数の結果は動的に計算され、ルックアップテーブルに格納される、等であり得る。
Figure 0005180377
表1に示すように、受信窓期間は経過時間Trxの指数関数として設定され得る。例えば、受信窓期間はΔT*δ*2Trxに等しくされ得る。ここで、ΔTは推定温度変動を表し、δは受信機によって用いられる固有クロックに関係づけられた不確定さを表し、Trxは経過時間を表す。固有クロックは上述したように非限定的に弛張発振器であり得る。
また、表1に示すように、受信窓期間は経過時間Trxの所与のべき乗の関数として設定され得る。例えば、受信窓期間はΔT*δ*Trx に等しくされ得る。代替的に、受信窓期間はΔT*δ*Trx 1.75に等しくされ得る。
上記の関数例において、受信窓期間は推定温度変動ΔTと受信機によって用いられる固有クロックに関係づけられた不確定さδに比例するようにさらに設定される。背景技術で検討したように、これは受信窓期間を受信機の固有クロックに備わる不確定さに関係させるが、これらだけが比例定数に含まれ得る係数であることを示唆するようには意図されない。
図3は受信窓期間を調整するための種々の関数例の挙動を例示するグラフである。これらの関数例は1℃当たり3000ppmの不確定さ、(標準的動作状態のもとでは適切であり得る)毎秒0.05℃の推定温度変動、および1秒のスニフ間隔Tsniffについて示す。表1の関数例を、背景技術で説明した従来の送受信機の方法との比較のために、経過時間Trxの線形関数であるとして例示する。
経過時間Trxが増加すると、2Trxに比例する受信窓期間は最も早く拡大し、より多くの電力を消費するが、より早い再同期を与える。Trx またはTrx 1.75に比例する受信窓期間はより適度に拡大し、より適度な電力を消費するが、より適度な再同期を与える。Trxに線形的に比例する受信窓期間は、最も遅く拡大し、事実上、不適切な再同期を与え得る。例えば、それはより少ない電力を消費するが、この線形拡大は弛張発振器の、より大きなクロックドリフトに追いつくことが不可能になり得る。これにより再同期は達成できなくなる(または非実用的になる)。
図2に戻り、受信窓期間が設定されると(ブロック220)、受信窓が開かれ、設定された受信窓期間に等しい時間長の間送信信号を受信しようとする(ブロック230)。予期されたマスタの送信信号の受信に成功した場合(ブロック240)、経過時間Trxは既定値にリセットされる(ブロック210)。しかし、予期されたマスタ送信信号の受信に成功しなかった場合(ブロック240)、経過時間Trxは増加される(ブロック250)。例えば、Bluetooth(登録商標)システムにおいて、Trxは、スニフ間隔Tsniffを経過時間Trxの前の値に加えることにより再帰的に増加され得る(例えばTrx=Trx+Tsniff)。次に、受信窓期間は所望の非線形関数を用いて新しいTrxの値に基づいて調整される(ブロック220)。受信は、設定された受信窓期間(ブロック250)に対する受信窓を開けることにより、次の予期される送信信号試行時に再度再開される。調整および受信のこの動作は、さらに、マスタ送信信号の受信に成功するまで繰り返される(ブロック220乃至ブロック250)。成功時点で経過時間Trxはリセットされ得る(ブロック210)。
本発明のいくつかの実施の形態において、上述の動作はハードウェアで実施され得る。
図4は、本発明の、実施の形態に従って送信信号を受信するためのBluetooth(登録商標)通信デバイスの例を示す。通信デバイス400は、Bluetooth(登録商標)規格に従ってピコネットにおける他のBluetooth(登録商標)デバイスへパケットを送信、および、そのデバイスからパケットを受信することが可能である。
図示のように、通信デバイス400は、メモリ410、プロセッサ420、パケットデータバッファ430、パケットフォーマッタ/復号器440、チャネルタイマ450、チャネルインターフェース回路460、および/または、アンテナ470を含み得る。当業者に認識されるであろうように、通信デバイス400の種々の例示的ブロックは例示目的のみのために示されており、Bluetooth(登録商標)通信デバイスの他の構成は可能である。
メモリ410は、プロセッサ420による実行のための実行可能な命令を格納し、また種々のアプリケーション用のデータも格納する。メモリ410はランダムアクセスメモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、等を含み得る。メモリ410は、代替的に、他の構成においてプロセッサ420の部分として内部的に実施され得る。プロセッサ420は、メモリ410に格納された命令を実行し、メモリ410から/へデータを読み/書きする。
また、プロセッサ420は、送信動作の間にパケットデータバッファ430へデータを配置し、受信動作の間に、パケットデータバッファ430からデータを読み出す。送信動作において、パケットフォーマッタ/復号器440はパケットデータバッファ430からデータを読み出し、送信パケットをフォーマットする。受信動作において、パケットフォーマッタ/復号器440は受信パケットを復号し、そのデータをパケットデータバッファ430に格納する。
チャネルインターフェース460はパケットフォーマッタ/復号器440とアンテナ470の間における送信および受信通信をインターフェースする。チャネルインターフェース460は、物理チャネルを提供するためにアンテナ470に接続される。アンテナ470は関係するピコネット(図示しない)の通信リンクを通じて無線信号を伝搬する。チャネルインターフェース460は、Bluetooth(登録商標)規格に従って2400−2483.5MHzの周波数帯域内で無線周波数(RF)無線通信を実施する。チャネルタイマ450は、マスタからの送信信号を受信するための所与の期間、例えばスニフ試行の間、受信窓を開けることを含む、Bluetooth(登録商標)チャネルタイミング構造に従ってパケットの送信と受信を調整する。
図示の実施の形態において、チャネルタイマ450は、図2のフロー図を参照して上記で実質的に説明した動作に類似した動作に従って、受信窓期間を調整するようにも構成される。
より詳細には、通信デバイス400がスニフモードで動作している間、チャネルタイマ450は経過時間Trxをスニフ間隔Tsniffに一致する既定値に初期設定する。次に、チャネルタイマ450は経過時間Trxの非線形関数に基づき次の送信信号を受信するために用いられる受信窓期間を設定する。受信窓期間を計算するために用いられる特定の関数もまたアプリケーション特有であり、表1に記載された関数のいずれか、または特定のアプリケーションの同期要求に適切な別の非線形関数であり得る。チャネルタイマ450は受信窓期間を、推定温度変動ΔTと、通信デバイス400によって用いられる固有クロック(図示しない)に関係づけられた不確定さδとに比例するようにさらに設定する。
一度受信窓期間が設定されると、チャネルタイマ450は、チャネルインターフェース回路460に、設定された受信窓期間に等しい時間長の間送信信号を受信しようとするために、受信窓を開くように指示する。予期されたマスタ送信信号の受信に成功した場合、チャネルタイマ450は経過時間Trxをその既定値にリセットする。しかし、予期されたマスタ送信信号の受信に成功しなかった場合、チャネルタイマ450は、スニフ間隔Tsniffを経過時間Trxの前の値に加える(例えばTrx=Trx+Tsniff)ことにより、経過時間Trxを再帰的に増加する。次に、チャネルタイマ450は、所望の非線形関数を用いて、新しいTrxの値に基づく受信窓期間を調整し、さらに、チャネルインターフェース回路460に、次の予期される送信試行時に、設定された受信窓期間の間受信窓を開けることにより受信を再開するように指示する。チャネルタイマはマスタ送信信号の受信に成功するまで受信するためにチャネルインターフェース回路への調整および指示を繰り返す。この成功時点で、経過時間Trxはリセットされ得る。
特定の実施の形態がBluetooth(登録商標)通信システムに関連して示されたが、ここに説明した手法は、より一般的に、あるデバイスが他のデバイスからの通常の送信信号の受信機会の間に低電力動作モードになるような任意の一般的無線通信システムに適用可能であることが当業者によって認識されるであろう。
図5は、無線通信システムにおける一般的無線通信デバイス500の設計のブロック図を示す。無線デバイス500は携帯電話、端末、ハンドセット、携帯情報端末(PDA)、等であり得る。無線通信システムは符号分割多元接続方式(CDMA)システム、移動通信のためのグローバルシステム(GSM(登録商標))、等であり得る。
無線デバイス500は受信パスおよび送信パスを介して双方向通信を提供可能である。受信パスにおいて、基地局(図示しない)によって送信された信号はアンテナ512で受信され、受信機(RCVR)514へ出力される。受信機514は、受信信号を調整し、特定用途向集積回路(ASIC)520へのアナログ入力信号を出力する。送信パスにおいて、送信機(TMTR)516はASIC520からのアナログ信号を受信し、調整し、さらに変調信号を生成する。この信号はアンテナ512を介して基地局へ送信される。
ASIC520は、例えば、受信ADC(Rx ADC)522、送信DAC(Tx DAC)524,モデムプロセッサ526、縮小命令セット計算(RISC)プロセッサ528、制御器/プロセッサ530、内蔵メモリ532、外部バスインターフェース534、入力/出力(I/O)ドライバ536、オーディオDAC/ドライバ538、およびビデオDAC/ドライバ540、のような種々の処理、インターフェース、およびメモリの諸ユニットを含み得る。Rx ADC522は受信機514からのアナログ入力信号をディジタル化し、サンプルをモデムプロセッサ526へ出力する。Tx DAC524はモデムプロセッサ526からの出力チップをディジタルからアナログへ変換し、アナログ出力信号を送信機516へ出力する。モデムプロセッサ526はデータの送信および受信に対する処理、例えば、符号化、変調、復調、復号、等を実行する。RISCプロセッサ528は無線デバイス500の種々の形式の処理、例えばビデオ処理、グラフィックス処理、および上位レイヤアプリケーション処理、等を実行し得る。制御器/プロセッサ530はASIC520内の種々の処理およびインターフェースユニットの動作を指示し得る。内蔵メモリ532はASIC520内の種々のユニットに対するデータおよび/または命令を格納する。
EBI534はASIC520と主メモリ544の間のデータ転送を容易にする。I/Oドライバ536はアナログまたはディジタルインターフェースを介してI/Oデバイス546を駆動する。オーディオDAC/ドライバ538は、スピーカ、ヘッドホン、イヤホン、等であり得るオーディオデバイス548を駆動する。ビデオDAC/ドライバ540は、液晶ディスプレイ(LCD)、等であり得るディスプレイユニット550を駆動する。
制御器/プロセッサ530および/または他のユニットは受信窓期間を調整するためのここに説明した手法を実施するように構成され得る。例えば、制御器/プロセッサ530は、図2を参照して上で実質的に説明したように、または図4を参照して上で説明したチャネルタイマ450に類似の方法で、受信窓期間を調整するように構成され得る。
代替的に、本発明の他の実施の形態において、上述の動作はソフトウェアで実施され得る。
そのような実施の形態の1つにおいて、図4に示したBluetooth(登録商標)通信デバイス400のメモリ410は、受信窓期間を調整するために、プロセッサ420によって実行可能な計算機可読命令を含み得る。別のそのような実施の形態において、図5に示す一般的無線通信デバイス500の内蔵メモリ532または主メモリ544は、受信窓期間を調整するために、制御器/プロセッサ530またはRISCプロセッサ528によって実行可能な計算機可読命令を含み得る。例えば、計算機可読命令は、図2のフロー図を参照して上で実質的に説明した動作を実行するためにプロセッサ420によって実行可能な計算機可読命令のセットを含み得る。
当業者は、情報および信号は種々の異なる技術および手法のいずれかを用いて表され得ることを認識するだろう。例えば、上の記述中に参照され得るデータ、指示、命令、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場もしくは磁性粒子、光学場もしくは光粒子、またはそれらの任意の組み合わせで表され得る。
さらに、上述のように、当業者は、ここに開示された実施の形態に関連して説明された種々の例示的論理ブロック、モジュール、回路およびアルゴリズムのステップは、電子的ハードウェア、計算機ソフトウェア、またはその双方の組み合わせとして実施され得ることを認識するだろう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に例示するために、種々の例示的構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップは、ここまで、それらの機能の面から一般的に説明してきた。そのような機能がハードウェアまたはソフトウェアとして実施されるかどうかは、全体のシステムに課せられた特定の用途および設計上の制約に依存する。当業者は、説明した機能を各特定の用途に対して異なる方法で実施し得るが、そのような実施の決定が本発明の範囲からの逸脱を引き起こすと解釈されるべきではない。
1つまたは複数の例示的実施の形態において、説明した機能はハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせで実施され得る。ソフトウェアで実施される場合、機能は、計算機可読媒体上の1つまたは複数の命令またはコードとして格納されるかまたは送信され得る。計算機可読媒体は計算機記憶媒体、および1つの場所から他の場所への計算機プログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む通信媒体の双方を含む。記憶媒体は、計算機によってアクセスされることが可能な任意の利用可能な媒体であり得る。限定としてではなく、例として、そのような計算機可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMもしくは他の光ディスク記憶、磁気ディスク記憶もしくは他の磁気記憶デバイス、または所望のプログラムコード手段を命令もしくはデータ構造の形式で搬送もしくは格納するために用いられることが可能、かつ計算機によってアクセス可能な任意の他の媒体、を含むことが可能である。また、いかなる接続も適切に計算機可読媒体と呼ばれる。例えば、ソフトウェアがウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから同軸ケーブル、光ファイバケーブル、撚り線、ディジタル加入者線(DSL)、または、赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術を用いて送信信号される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、撚り線、DSL、または、赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術は媒体の定義に含まれる。ディスク(disk)およびディスク(disc)はここに用いられると、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、ディジタル多目的ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスクおよびブルーレイ(登録商標)ディスクを含む。ここでdiskは通常、データを磁気的に再生し、discはレーザで光学的にデータを再生する。上記の組み合わせも、計算機可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
従って、本発明の実施の形態は受信機において送信信号を受信するための方法を具体化する計算機可読媒体を含むことが可能である。従って、本発明は例示した例に限定されず、ここに説明した機能を実行するためのいかなる手段も本発明の実施の形態に含まれる。
上記の開示は本発明の例示的実施の形態を示すが、種々の変更および修正が、添付の特許請求項で定義されるような本発明の範囲から逸脱することなく、ここになされることが可能であることに注意すべきである。ここに説明した本発明の実施の形態に従う方法クレームの機能、ステップ、および/または動作は特定の順序で実行される必要はない。さらに、本発明の要素は、単数で説明されまたは請求され得るが、単数への限定が明示的に述べられない場合は、複数が想定される。
下記において、本願の出願時に提出された請求項1〜58に対応する記載が付記1〜58として表記される。
[付記1]
受信機において送信信号を受信する方法であって、
良好な送信信号を最後に受信してからの経過時間に基づいて、前記送信信号を受信するための、前記経過時間の非線形関数である受信窓期間を設定することと、
前記設定された受信窓期間に等しい時間の長さの間、前記送信信号を受信しようとするために受信窓を開けることと、
を含む方法。
[付記2]
前記受信窓期間を、予期される送信信号間の前記時間間隔に基づいて既定値に初期設定すること、
をさらに含む、付記1に記載の方法。
[付記3]
前記送信信号の受信に成功した場合、前記受信窓期間を前記既定値にリセットすること、
をさらに含む、付記2に記載の方法。
[付記4]
前記受信機が、2.4GHz ISM帯受信機であり、かつ前記既定値は、前記2.4GHz ISM帯で動作するシステムにおけるスニフ試行間の時間間隔に基づく、付記2に記載の方法。
[付記5]
前記受信窓期間を、推定温度変動および前記受信機によって用いられる固有クロックに関係づけられた不確定さに比例するように設定すること、
をさらに含む、付記1に記載の方法。
[付記6]
前記推定温度変動が、毎秒約0.05℃である、付記5に記載の方法。
[付記7]
前記低電力クロックが、弛張発振器である、付記5に記載の方法。
[付記8]
前記不確定さが、1℃あたり約3,000ppmである、付記5に記載の方法。
[付記9]
前記受信窓期間が、前記経過時間の指数関数として設定される、付記1に記載の方法。
[付記10]
前記受信窓期間が、ΔTを推定温度変動、δを前記受信機によって用いられる固有クロックに関係づけられた不確定さ、およびT rx を前記経過時間として、ΔT*δ*2 Trx に等しい、付記9に記載の方法。
[付記11]
前記受信窓期間が、前記経過時間の所与のべき乗の関数として設定される、付記1に記載の方法。
[付記12]
前記受信窓期間が、ΔTを推定温度変動、δを前記受信機によって用いられる固有クロックに関係づけられた不確定さ、T rx を前記経過時間、およびnを1より大きい分数または整数として、ΔT*δ*T rx に等しい、付記11に記載の方法。
[付記13]
nが2に等しい、付記12に記載の方法。
[付記14]
nが1.75に等しい、付記12に記載の方法。
[付記15]
前記非線形関数の結果が、動的に計算される、付記1に記載の方法。
[付記16]
前記非線形関数の結果が、ルックアップテーブルに格納される、付記1に記載の方法。
[付記17]
前記非線形関数が、所与の時間期間の間第1の受信窓期間と、前記所与の時間期間の後、前記第1の受信窓期間より長い第2の受信窓期間と、を提供するステップ関数である、付記1に記載の方法。
[付記18]
受信機において送信信号を受信するための装置であって、
良好な送信信号を最後に受信してからの経過時間に基づいて、前記送信信号を受信するための、前記経過時間の非線形関数である受信窓期間を設定するように構成されたチャネルタイマと、
前記設定された受信窓期間に等しい時間の長さの間、前記送信信号を受信しようとするために受信窓を開けるように構成されたチャネルインターフェースと、
を含む装置。
[付記19]
前記チャネルタイマが、前記受信窓期間を、予期される送信信号間の前記時間間隔に基づいて既定値に初期設定するようにさらに構成された、付記18に記載の装置。
[付記20]
前記チャネルタイマが、前記送信信号の受信が成功した場合、前記受信窓期間を前記既定値にリセットするようにさらに構成された、付記19に記載の装置。
[付記21]
前記受信機が、2.4GHz ISM帯受信機であり、かつ前記既定値が、前記2.4GHz ISM帯で動作するシステムにおけるスニフ試行間の時間間隔に基づく、付記19に記載の装置。
[付記22]
前記チャネルタイマが、前記受信窓期間を、推定温度変動および前記受信機によって用いられる固有クロックに関係づけられた不確定さに比例するように設定するようにさらに構成された、設定付記18に記載の装置。
[付記23]
前記受信窓期間が、前記経過時間の指数関数として設定される、付記18に記載の装置。
[付記24]
前記受信窓期間が、ΔTを推定温度変動、δを前記受信機によって用いられる固有クロックに関係づけられた不確定さ、およびT rx を前記経過時間として、ΔT*δ*2 Trx に等しい、付記23に記載の装置。
[付記25]
前記受信窓期間が、前記経過時間の所与のべき乗の関数として設定される、付記18記載の装置。
[付記26]
前記受信窓期間が、ΔTを推定温度変動、δを前記受信機によって用いられる固有クロックに関係づけられた不確定さ、T rx を前記経過時間、およびnを1より大きい分数または整数として、ΔT*δ*T rx に等しい、付記25に記載の装置。
[付記27]
nが2に等しい、付記26に記載の装置。
[付記28]
nが1.75に等しい、付記26に記載の装置。
[付記29]
受信機において送信信号を受信するための装置であって、
良好な送信信号を最後に受信してからの経過時間に基づいて、前記送信信号を受信するための、前記経過時間の非線形関数である受信窓期間を設定するための手段と、
前記設定された受信窓期間に等しい時間の長さの間、前記送信信号を受信しようとするために受信窓を開ける手段と、
を含む装置。
[付記30]
前記受信窓期間を設定するための前記手段が、前記受信窓期間を、予期される送信信号間の前記時間間隔に基づいて既定値に初期設定する、付記29に記載の装置。
[付記31]
前記受信窓期間を設定するための前記手段が、前記送信信号の受信が成功した場合、前記受信窓期間を前記既定値にリセットする、付記30に記載の装置。
[付記32]
前記受信窓期間を設定するための前記手段が、前記受信窓期間を、推定温度変動および前記受信機によって用いられる固有クロックに関係づけられた不確定さに比例するように設定する、付記30に記載の装置。
[付記33]
前記受信窓期間が、前記経過時間の指数関数として設定される、付記29に記載の装置。
[付記34]
前記受信窓期間が、ΔTを推定温度変動、δを前記受信機によって用いられる固有クロックに関係づけられた不確定さ、およびT rx を前記経過時間として、ΔT*δ*2 Trx に等しい、付記33に記載の装置。
[付記35]
前記受信窓期間が、前記経過時間の所与のべき乗の関数として設定される、付記29に記載の装置。
[付記36]
前記受信窓期間が、ΔTを推定温度変動、δを前記受信機によって用いられる固有クロックに関係づけられた不確定さ、T rx を前記経過時間、およびnを1より大きい分数または整数として、ΔT*δ*T rx に等しい、付記35に記載の装置。
[付記37]
nが2に等しい、付記36に記載の装置。
[付記38]
nが1.75に等しい、付記36に記載の装置。
[付記39]
受信機において送信信号を受信するための装置であって、
良好な送信信号を最後に受信してからの経過時間に基づいて、前記送信信号を受信するための、前記経過時間の非線形関数である受信窓期間を設定するように構成され、かつ、前記設定された受信窓期間に等しい時間の長さの間、前記送信信号を受信しようとするために受信窓を開けるように構成されたプロセッサ、
を含む装置。
[付記40]
前記プロセッサが、前記受信窓期間を、予期される送信信号間の前記時間間隔に基づいて既定値に初期設定するようにさらに構成された、付記39に記載の装置。
[付記41]
前記プロセッサが、前記送信信号の受信が成功した場合、前記受信窓期間を前記既定値にリセットするようにさらに構成された、付記40に記載の装置。
[付記42]
前記プロセッサが、前記受信窓期間を、推定温度変動および前記受信機によって用いられる固有クロックに関係づけられた不確定さに比例するように設定するようにさらに構成された、設定付記39に記載の装置。
[付記43]
前記受信窓期間が、前記経過時間の指数関数として設定される、付記39に記載の装置。
[付記44]
前記受信窓期間が、ΔTを推定温度変動、δを前記受信機によって用いられる固有クロックに関係づけられた不確定さ、およびT rx を前記経過時間として、ΔT*δ*2 Trx に等しい、付記43に記載の装置。
[付記45]
前記受信窓期間が、前記経過時間の所与のべき乗の関数として設定された、付記39に記載の装置。
[付記46]
前記受信窓期間が、ΔTを推定温度変動、δを前記受信機によって用いられる固有クロックに関係づけられた不確定さ、T rx を前記経過時間、およびnを1より大きい分数または整数として、ΔT*δ*T rx に等しい、付記45に記載の装置。
[付記47]
nが2に等しい、付記46に記載の装置。
[付記48]
nが1.75に等しい、付記46に記載の装置。
[付記49]
受信機において送信信号を受信するための、プロセッサによって実行可能な命令を含む計算機可読媒体であって、
良好な送信信号を最後に受信してからの経過時間に基づいて、前記送信信号を受信するための、前記経過時間の非線形関数である受信窓期間を設定するための、前記プロセッサによって実行可能な計算機可読命令の第1のセットと、
前記設定された受信窓期間に等しい時間の長さの間、前記送信信号を受信しようとするための受信窓を開けるための、前記プロセッサによって実行可能な計算機可読命令の第2のセットと、
を含む計算機可読媒体。
[付記50]
前記受信窓期間を、予期される送信信号間の前記時間間隔に基づいて既定値に初期設定するための、前記プロセッサによって実行可能な計算機可読命令の第3のセット、
をさらに含む、付記50に記載の計算機可読媒体。
[付記51]
前記送信信号の受信が成功した場合、前記受信窓期間を前記既定値にリセットするための、前記プロセッサによって実行可能な計算機可読命令の第4のセット、
をさらに含む、付記51に記載の計算機可読媒体。
[付記52]
前記受信窓期間を、推定温度変動および前記受信機によって用いられる固有クロックに関係づけられた不確定さに比例するように設定するための、前記プロセッサによって実行可能な計算機可読命令の第5のセット、
をさらに含む、付記50に記載の計算機可読媒体。
[付記53]
前記受信窓期間が、前記経過時間の指数関数として設定された、付記50に記載の計算機可読媒体。
[付記54]
前記受信窓期間が、ΔTを推定温度変動、δを前記受信機によって用いられる固有クロックに関係づけられた不確定さ、およびT rx を前記経過時間として、ΔT*δ*2 Trx に等しい、付記54に記載の計算機可読媒体。
[付記55]
前記受信窓期間が、前記経過時間の所与のべき乗の関数として設定された、付記50に記載の計算機可読媒体。
[付記56]
前記受信窓期間が、ΔTを推定温度変動、δを前記受信機によって用いられる固有クロックに関係づけられた不確定さ、T rx を前記経過時間、およびnを1より大きい分数または整数として、ΔT*δ*T rx に等しい、付記56に記載の計算機可読媒体。
[付記57]
nが2に等しい、付記57に記載の計算機可読媒体。
[付記58]
nが1.75に等しい、付記57に記載の計算機可読媒体。

Claims (53)

  1. 受信機において送信信号を受信する方法であって、
    良好な送信信号を最後に受信してからの経過時間に基づいて、前記送信信号を受信するための、前記経過時間の非線形関数である受信窓期間を設定することと、
    前記設定された受信窓期間に等しい時間の長さの間、前記送信信号を受信しようとするために受信窓を開けることと、
    前記受信窓期間を、予期される送信信号間の前記時間間隔に基づいて既定値に初期設定すること、
    を含む方法。
  2. 前記送信信号の受信に成功した場合、前記受信窓期間を前記既定値にリセットすること、
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記受信機が、2.4GHz ISM帯受信機であり、かつ前記既定値は、前記2.4GHz ISM帯で動作するシステムにおけるスニフ試行間の時間間隔に基づく、請求項1に記載の方法。
  4. 前記受信窓期間を、推定温度変動および前記受信機によって用いられる固有クロックに関係づけられた不確定さに比例するように設定すること、
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記推定温度変動が、毎秒約0.05℃である、請求項4に記載の方法。
  6. 前記低電力クロックが、弛張発振器である、請求項4に記載の方法。
  7. 前記不確定さが、1℃あたり約3,000ppmである、請求項4に記載の方法。
  8. 前記受信窓期間が、前記経過時間の指数関数として設定される、請求項1に記載の方法。
  9. 前記受信窓期間が、ΔTを推定温度変動、δを前記受信機によって用いられる固有クロックに関係づけられた不確定さ、およびTrxを前記経過時間として、ΔT*δ*2Trxに等しい、請求項8に記載の方法。
  10. 前記受信窓期間が、前記経過時間の所与のべき乗の関数として設定される、請求項1に記載の方法。
  11. 前記受信窓期間が、ΔTを推定温度変動、δを前記受信機によって用いられる固有クロックに関係づけられた不確定さ、Trxを前記経過時間、およびnを1より大きい分数または整数として、ΔT*δ*Trxnに等しい、請求項10に記載の方法。
  12. nが2に等しい、請求項11に記載の方法。
  13. nが1.75に等しい、請求項11に記載の方法。
  14. 前記非線形関数の結果が、動的に計算される、請求項1に記載の方法。
  15. 前記非線形関数の結果が、ルックアップテーブルに格納される、請求項1に記載の方法。
  16. 前記非線形関数が、所与の時間期間の間第1の受信窓期間と、前記所与の時間期間の後、前記第1の受信窓期間より長い第2の受信窓期間と、を提供するステップ関数である、請求項1に記載の方法。
  17. 受信機において送信信号を受信するための装置であって、
    良好な送信信号を最後に受信してからの経過時間に基づいて、前記送信信号を受信するための、前記経過時間の非線形関数である受信窓期間を設定するように構成されたチャネルタイマと、
    前記設定された受信窓期間に等しい時間の長さの間、前記送信信号を受信しようとするために受信窓を開けるように構成されたチャネルインターフェースと、
    を含み、前記チャネルタイマが、前記受信窓期間を、予期される送信信号間の前記時間間隔に基づいて既定値に初期設定するようにさらに構成された、装置。
  18. 前記チャネルタイマが、前記送信信号の受信が成功した場合、前記受信窓期間を前記既定値にリセットするようにさらに構成された、請求項17に記載の装置。
  19. 前記受信機が、2.4GHz ISM帯受信機であり、かつ前記既定値が、前記2.4GHz ISM帯で動作するシステムにおけるスニフ試行間の時間間隔に基づく、請求項17に記載の装置。
  20. 前記チャネルタイマが、前記受信窓期間を、推定温度変動および前記受信機によって用いられる固有クロックに関係づけられた不確定さに比例するように設定するようにさらに構成された、設定請求項17に記載の装置。
  21. 前記受信窓期間が、前記経過時間の指数関数として設定される、請求項17に記載の装置。
  22. 前記受信窓期間が、ΔTを推定温度変動、δを前記受信機によって用いられる固有クロックに関係づけられた不確定さ、およびTrxを前記経過時間として、ΔT*δ*2Trxに等しい、請求項21に記載の装置。
  23. 前記受信窓期間が、前記経過時間の所与のべき乗の関数として設定される、請求項18記載の装置。
  24. 前記受信窓期間が、ΔTを推定温度変動、δを前記受信機によって用いられる固有クロックに関係づけられた不確定さ、Trxを前記経過時間、およびnを1より大きい分数または整数として、ΔT*δ*Trxnに等しい、請求項23に記載の装置。
  25. nが2に等しい、請求項24に記載の装置。
  26. nが1.75に等しい、請求項24に記載の装置。
  27. 受信機において送信信号を受信するための装置であって、
    良好な送信信号を最後に受信してからの経過時間に基づいて、前記送信信号を受信するための、前記経過時間の非線形関数である受信窓期間を設定するための手段と、
    前記設定された受信窓期間に等しい時間の長さの間、前記送信信号を受信しようとするために受信窓を開ける手段と、
    を含み、前記受信窓期間を設定するための前記手段が、前記受信窓期間を、予期される送信信号間の前記時間間隔に基づいて既定値に初期設定する、装置。
  28. 前記受信窓期間を設定するための前記手段が、前記送信信号の受信が成功した場合、前記受信窓期間を前記既定値にリセットする、請求項27に記載の装置。
  29. 前記受信窓期間を設定するための前記手段が、前記受信窓期間を、推定温度変動および前記受信機によって用いられる固有クロックに関係づけられた不確定さに比例するように設定する、請求項27に記載の装置。
  30. 前記受信窓期間が、前記経過時間の指数関数として設定される、請求項27に記載の装置。
  31. 前記受信窓期間が、ΔTを推定温度変動、δを前記受信機によって用いられる固有クロックに関係づけられた不確定さ、およびTrxを前記経過時間として、ΔT*δ*2Trxに等しい、請求項30に記載の装置。
  32. 前記受信窓期間が、前記経過時間の所与のべき乗の関数として設定される、請求項27に記載の装置。
  33. 前記受信窓期間が、ΔTを推定温度変動、δを前記受信機によって用いられる固有クロックに関係づけられた不確定さ、Trxを前記経過時間、およびnを1より大きい分数または整数として、ΔT*δ*Trxnに等しい、請求項32に記載の装置。
  34. nが2に等しい、請求項33に記載の装置。
  35. nが1.75に等しい、請求項33に記載の装置。
  36. 受信機において送信信号を受信するための装置であって、
    良好な送信信号を最後に受信してからの経過時間に基づいて、前記送信信号を受信するための、前記経過時間の非線形関数である受信窓期間を設定するように構成され、かつ、前記設定された受信窓期間に等しい時間の長さの間、前記送信信号を受信しようとするために受信窓を開けるように構成されたプロセッサ、
    を含み、前記プロセッサが、前記受信窓期間を、予期される送信信号間の前記時間間隔に基づいて既定値に初期設定するようにさらに構成された、装置。
  37. 前記プロセッサが、前記送信信号の受信が成功した場合、前記受信窓期間を前記既定値にリセットするようにさらに構成された、請求項36に記載の装置。
  38. 前記プロセッサが、前記受信窓期間を、推定温度変動および前記受信機によって用いられる固有クロックに関係づけられた不確定さに比例するように設定するようにさらに構成された、設定請求項36に記載の装置。
  39. 前記受信窓期間が、前記経過時間の指数関数として設定される、請求項36に記載の装置。
  40. 前記受信窓期間が、ΔTを推定温度変動、δを前記受信機によって用いられる固有クロックに関係づけられた不確定さ、およびTrxを前記経過時間として、ΔT*δ*2Trxに等しい、請求項39に記載の装置。
  41. 前記受信窓期間が、前記経過時間の所与のべき乗の関数として設定された、請求項36に記載の装置。
  42. 前記受信窓期間が、ΔTを推定温度変動、δを前記受信機によって用いられる固有クロックに関係づけられた不確定さ、Trxを前記経過時間、およびnを1より大きい分数または整数として、ΔT*δ*Trxnに等しい、請求項41に記載の装置。
  43. nが2に等しい、請求項42に記載の装置。
  44. nが1.75に等しい、請求項42に記載の装置。
  45. 受信機において送信信号を受信するための、プロセッサによって実行可能な命令を含む計算機可読媒体であって、
    良好な送信信号を最後に受信してからの経過時間に基づいて、前記送信信号を受信するための、前記経過時間の非線形関数である受信窓期間を設定するための、前記プロセッサによって実行可能な計算機可読命令の第1のセットと、
    前記設定された受信窓期間に等しい時間の長さの間、前記送信信号を受信しようとするための受信窓を開けるための、前記プロセッサによって実行可能な計算機可読命令の第2のセットと、
    前記受信窓期間を、予期される送信信号間の前記時間間隔に基づいて既定値に初期設定するための、前記プロセッサによって実行可能な計算機可読命令の第3のセット、
    を含む計算機可読媒体。
  46. 前記送信信号の受信が成功した場合、前記受信窓期間を前記既定値にリセットするための、前記プロセッサによって実行可能な計算機可読命令の第4のセット、
    をさらに含む、請求項45に記載の計算機可読媒体。
  47. 前記受信窓期間を、推定温度変動および前記受信機によって用いられる固有クロックに関係づけられた不確定さに比例するように設定するための、前記プロセッサによって実行可能な計算機可読命令の第5のセット、
    をさらに含む、請求項46に記載の計算機可読媒体。
  48. 前記受信窓期間が、前記経過時間の指数関数として設定された、請求項45に記載の計算機可読媒体。
  49. 前記受信窓期間が、ΔTを推定温度変動、δを前記受信機によって用いられる固有クロックに関係づけられた不確定さ、およびTrxを前記経過時間として、ΔT*δ*2Trxに等しい、請求項48に記載の計算機可読媒体。
  50. 前記受信窓期間が、前記経過時間の所与のべき乗の関数として設定された、請求項45に記載の計算機可読媒体。
  51. 前記受信窓期間が、ΔTを推定温度変動、δを前記受信機によって用いられる固有クロックに関係づけられた不確定さ、Trxを前記経過時間、およびnを1より大きい分数または整数として、ΔT*δ*Trxnに等しい、請求項50に記載の計算機可読媒体。
  52. nが2に等しい、請求項51に記載の計算機可読媒体。
  53. nが1.75に等しい、請求項51に記載の計算機可読媒体。
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