JP5179140B2 - 電池パック - Google Patents

電池パック Download PDF

Info

Publication number
JP5179140B2
JP5179140B2 JP2007271400A JP2007271400A JP5179140B2 JP 5179140 B2 JP5179140 B2 JP 5179140B2 JP 2007271400 A JP2007271400 A JP 2007271400A JP 2007271400 A JP2007271400 A JP 2007271400A JP 5179140 B2 JP5179140 B2 JP 5179140B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
grooves
groove
ventilation
batteries
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007271400A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009099452A (ja
Inventor
晃史 濱野
雅博 横田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Max Co Ltd
GS Yuasa International Ltd
Original Assignee
Max Co Ltd
GS Yuasa International Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Max Co Ltd, GS Yuasa International Ltd filed Critical Max Co Ltd
Priority to JP2007271400A priority Critical patent/JP5179140B2/ja
Publication of JP2009099452A publication Critical patent/JP2009099452A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5179140B2 publication Critical patent/JP5179140B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Secondary Cells (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Description

本発明は、複数個の電池を横並びに配置した複数組の電池横並群を、縦方向に複数段にわたって配置した電池パックに関するものである。
複数個の電池を横並びに配置した複数組の電池横並群を、縦方向に複数段にわたって配置した従来の電池パックの一例を図4に示す。電池1は、ここでは円筒形の非水電解質二次電池を用いている。この電池パックは、4〜5個の電池1を左右に横並びにした電池横並群2〜4を上下に3段積みにしたものである。そして、これら3段積みにした電池横並群2〜4は、図示しない外装ケースに収納される。
ここで、上記電池パックのように、多数個の電池1が密集して配置される場合、たとえばその中の1個の電池1が過熱すると、隣接する他の電池1も損傷を受けることがある。そこで、3段の電池横並群2〜4の間には、図4に示したような電池スペーサ5、6が配置される場合がある。特に、電池1が可燃性の非水電解質を用いる非水電解質二次電池である場合には、このような電池スペーサ5、6の配置が要請されている。
電池スペーサ5、6は、難燃性の樹脂成形品からなり、上下の両面に、それぞれ当接する電池横並群2〜4の各電池1の半円筒形の側面に沿う円弧凹状の電池溝5a、6aが形成されたものである。このような電池スペーサ5、6が配置されると、上下の電池横並群2〜4の間が遮られるだけでなく、これらの電池横並群2〜4の各電池1の間も電池溝5a、6aの間の溝壁5b、6bによって遮られるので、一部の電池1が過熱しても、隣接する他の電池1が損傷を受けるようなことがなくなる。
ところが、上記のような電池スペーサ5、6を配置すると、電池横並群2〜4の各電池1で発生した熱も遮られることになるので、放熱が十分にできないという問題があった。特に、上記従来例のように、電池横並群2〜4を上下3段以上に積み重ねた場合、図5に示すように、中央の電池横並群3の各電池1の側面が電池スペーサ5、6に完全に囲まれて放熱が困難となるので、一部の電池1の温度が上昇して電池性能が劣化すると、電池パック全体の電池寿命が短縮するという問題があった。
なお、ほぼ横並びに配置した3段の電池横並群をそれぞれ放熱板で囲み、これらの放熱板の間に隙間をあけて冷却用の通気路を形成することにより、電池の放熱効率を高めるようにした電池パックの発明が従来からなされている(例えば、特許文献1参照。)。しかしながら、このような電池パックでは、電池横並群の電池が放熱板に囲まれて密接しているので、一部の電池が過熱すると、横方向に隣接する他の電池にも損傷が及ぶおそれがある。従って、この損傷を防ぐために電池スペーサを用いた電池パックにおいては、上記問題点を解消し得るものではない。
特開2002−124306号公報
本発明は、電池スペーサの電池溝に連通口で連通する通気溝を形成することにより、隣接する電池に損傷を与えるのを防ぐと共に、電池の放熱をも確実に行うことができる電池パックを提供しようとするものである。
請求項1の発明は、複数個の電池を横並びに配置した複数組の電池横並群を縦方向に複数段にわたって配置した電池パックにおいて、電池横並群の間に、下記(A)、(B)及び(C)の構成を備えた電池スペーサを配置したことを特徴とする。(A)電池スペーサの縦方向の両面に、電池横並群の各電池の側面の形状に沿う凹状の電池溝が形成されている。(B)電池スペーサの縦方向の少なくともいずれか一方の面に形成された全ての電池溝の溝長手方向の一部に、この電池溝の溝底をさらに深くした通気溝が形成されている。(C)前記通気溝が形成された電池溝において横並び方向に隣接する電池溝の間の全ての溝壁に、これら隣接する電池溝の通気溝の間を連通する連通口が開口されている。
請求項2の発明は、複数個の円筒形の電池を横並びに配置した複数組の電池横並群を縦方向に複数段にわたって配置した電池パックにおいて、電池横並群の間に、下記(A)、(B)及び(C)の構成を備えた電池スペーサを配置したことを特徴とする。(A)電池スペーサの縦方向の両面に、電池横並群の各電池の半円筒形の側面に沿う円弧凹状の電池溝が形成されている。(B)電池スペーサの縦方向の少なくともいずれか一方の面に形成された全ての電池溝の溝長手方向の一部に、この電池溝の溝底をさらに深くした通気溝が形成されている。(C)前記通気溝が形成された電池溝において横並び方向に隣接する電池溝の間の全ての溝壁に、これら隣接する電池溝の通気溝の間を連通する連通口が開口されている。
請求項3の発明は、請求項2記載の電池パックにおいて、円筒形の電池に代えて、縦方向を向く両側面が半円筒形となった長円筒形の電池を用いたことを特徴とする。
請求項4の発明は、前記電池横並群が縦方向に3段以上にわたって配置された電池パックにおいて、1段の電池横並群を介して縦方向に隣接する双方の電池スペーサが繋がって一体化されていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、複数段の電池横並群の間には電池スペーサが配置され、これらの電池横並群の各電池の側面が電池スペーサの各電池溝に嵌まり込むので、隣接する電池横並群の間が遮られるだけでなく、これらの電池横並群の各電池の間も電池溝の間の溝壁によって遮られることになり、一部の電池が過熱しても、隣接する他の電池が損傷を受けることがない。
しかも、電池スペーサには、電池溝の溝底に通気溝が形成され、各電池溝の通気溝は溝壁の連通口によって連通されているので、冷却風がこれらの通気溝を通り抜けることができる。従って、電池横並群の各電池の側面がこの冷却風で冷却されるので、電池の放熱が不十分になるのを防止することができる。特に、電池横並群が3段以上配置されている場合、放熱が不十分になり易い中央段の電池横並群の各電池を確実に冷却することができるようになる。
請求項2の発明によれば、複数段の電池横並群の間には電池スペーサが配置され、これらの電池横並群の各電池の半円筒形の側面が電池スペーサの各電池溝に嵌まり込むので、隣接する電池横並群の間が遮られるだけでなく、これらの電池横並群の各電池の間も電池溝の間の溝壁によって遮られることになり、一部の電池が過熱しても、隣接する他の電池が損傷を受けることがない。
しかも、電池スペーサには、電池溝の溝底に通気溝が形成され、各電池溝の通気溝は溝壁の連通口によって連通されているので、冷却風がこれらの通気溝を通り抜けることができる。従って、電池横並群の各電池の半円筒形の側面がこの冷却風で冷却されるので、電池の放熱が不十分になるのを防止することができる。特に、電池横並群が3段以上配置されている場合、放熱が不十分になり易い中央段の電池横並群の各電池を確実に冷却することができるようになる。
請求項3の発明においても、長円筒形の電池も縦方向を向く両側面が半円筒形となるので、円筒形の電池と同様の効果を得ることができる。
請求項4の発明によれば、縦方向に隣接する電池スペーサが互いに繋がり一体化しているので、電池横並群が3段以上にわたり電池スペーサが2つ以上使用される場合にも、これら2つ以上の電池スペーサの全部又は一部を一体化することができ、部品管理や組み立て作業の高効率化を図ることができる。
以下、本発明の最良の実施形態について図1〜図3を参照して説明する。なお、これらの図においても、図4〜図5に示した従来例と同様の機能を有する構成部材には同じ番号を付記する。
本実施形態は、図4〜図5に示した従来例と同様に、円筒形の非水電解質二次電池を多数収納した電池パックについて説明する。この電池パックは、長手方向が前後を向く5個の電池1を左右に横並びにした電池横並群2、4を上下に配置すると共に、これらの間に長手方向が前後を向く4個の電池1を左右に横並びにした電池横並群3を配置することにより、これらの電池横並群2〜4を上下に3段積みにしたものである。
また、上下の電池横並群2、4の各電池1は、左右方向の位置が揃えられ、中央の電池横並群3の各電池1は、これら上下の電池横並群2、4の各電池1に対して半個分だけ左右方向にずらして配置されている。このため、上下の電池横並群2、4の各電池1の間に中央の電池横並群3の各電池1が配置されることになるので、これら上下の電池横並群2、4の電池1の側面と中央の電池横並群3の電池1の側面との間の間隔距離が同じでも、上下方向により密接して配置して占有スペースを小さくすることができる。
上記3段の電池横並群2〜4の間には、電池スペーサ5、6が配置されている。電池スペーサ5、6は、難燃性の樹脂成形品からなり、上下の両面に、当接する電池横並群2〜4の各電池1の半円筒形の側面に沿った円弧凹状の電池溝5a、6aが形成されている。これらの電池溝5a、6aは、溝長手方向が前後方向となる溝であり、この溝長手方向に直交する断面の形状がほぼ半円の円弧状となる凹形状、即ち円弧凹状の溝である。また、電池スペーサ5、6の両面にこのような電池溝5a、6aが形成されることにより、これらの電池溝5a、6aの間には、急峻な凸状の溝壁5b、6bが形成されることになる。
なお、図1では隠れているが、上方の電池スペーサ5の下面にも、中央の電池横並群3の各電池1の上半分の半円筒形の側面に沿った円弧凹状の電池溝5aが4箇所形成され、下方の電池スペーサ6の下面にも、下方の電池横並群4の各電池1の上半分の半円筒形の側面に沿った円弧凹状の電池溝6aが5箇所形成されている。
従って、本実施形態の電池スペーサ5、6が配置された場合にも、従来と同様に、上下の電池横並群2〜4の間が遮られるだけでなく、これらの電池横並群2〜4の各電池1の間が電池溝5a、6aの間の溝壁5b、6bによって遮られるので、一部の電池1が過熱しても、隣接する他の電池1が損傷を受けるようなことがなくなる。
上記電池スペーサ5、6における中央の電池横並群3の各電池1が当接する面、即ち上方の電池スペーサ5の下面と下方の電池スペーサ6の上面の全ての電池溝5a、6aには、溝長手方向の中央部に、溝底をさらに深くした通気溝5c、6cが形成されている。ただし、電池溝5a、6aの溝底をさらに深くする場合、必ずしも均一な深さに深くする必要はなく、本実施形態では、裏面側の電池溝5a、6aの円弧凹状の形状に合わせて円弧凸状の溝底形状にしている。
また、通気溝5c、6cが形成された電池溝5a、6aの間の溝壁5b、6bには、これら隣接する電池溝5a、6aの通気溝5c、6cの間を連通する連通口5d、6dが形成されている。これらの連通口5d、6dは、電池溝5a、6aに電池1の側面が嵌まり込んだときに、通気溝5c、6cに形成される通気路が、溝壁5b、6bによって遮蔽されることなく繋がるようにした孔であるが、溝壁5b、6bによる遮蔽効果を損なうことのない程度の大きさの孔とすることが好ましい。従って、本実施形態の連通口5d、6dは、通気溝5c、6cの溝幅とほぼ同じ幅を有し、通気溝5c、6cの平均的な溝深さとほぼ同じ高さを有する細長い長方形状の孔として形成している。
なお、図1では隠れているが、上方の電池スペーサ5の下面の電池溝5aにも、それぞれ通気溝5cが形成されると共に、これらの電池溝5aの間の溝壁5bにも連通口5dが形成されている。
電池横並群2〜4の間に電池スペーサ5、6を配置して、各電池溝5a、6aにそれぞれ電池1の半円筒形の側面を嵌め込むと、電池1の側面と電池溝5a、6aの溝底面がほぼ密着する。ただし、中央の電池横並群3については、溝長手方向の両端部では、電池1の側面と電池溝5a、6aの溝底面がほぼ密着するが、溝長手方向の中央部では、図2に示すように、電池1の側面と通気溝5c、6cの溝底面との間に隙間が生じる。そして、これらの隙間は、連通口5d、6dを介して繋がるので、電池スペーサ5、6には、左右の両端部に至る波状の通気路A、Aが形成される。
上記のようにして電池スペーサ5、6を介して上下3段に配置された電池横並群2〜4は、例えば図3に示すように、電池ホルダ7で囲んで図示しない外装ケースに収納され、電池パックとなる。
上記構成によれば、上下の電池スペーサ5、6の互いに向かい合う面の電池溝5a、6aの前後中央部の溝底に通気溝5c、6cが形成され、各電池溝5a、6aの通気溝5c、6cは溝壁5b、6bの連通口5d、6dによって連通されているので、冷却風がこれらの通気溝5c、6cによる通気路A、Aを通り抜けることができる。従って、上下の中央の電池横並群3の各電池1の半円筒形の側面の前後中央部がこの冷却風で冷却されるので、電池1の放熱が不十分になるのを防止することができる。
なお、上記実施形態では、最も熱がこもりやすい電池1の半円筒形の側面の前後中央部を冷却するために、電池溝5a、6aの溝長手方向の中央部に通気溝5c、6cを形成する場合を示したが、これらの通気溝5c、6cは、電池溝5a、6aの溝長手方向の一部であれば、必ずしも中央部に形成されてなくてもよい。電池溝5a、6aの溝長手方向の中央部に限らず、一部に通気溝5c、6cを形成すれば、多少放熱効率は低下するかも知れないが、電池1の半円筒形の側面の前後方向の一部を冷却することはできるからである。ただし、電池溝5a、6aの溝長手方向の全部に通気溝5c、6cを形成したのでは、電池1を電池溝5a、6aで支持することができない。
また、上記実施形態では、上方の電池スペーサ5の下面の電池溝5aにのみ通気溝5cを形成すると共に、下方の電池スペーサ6の上面の電池溝6aにのみ通気溝6cを形成する場合を示したが、これらの通気溝5c、6cは、電池スペーサ5、6の上下両面に形成することもできる。また、上方の電池スペーサ5の上面の電池溝5aにのみ通気溝5c形成すると共に、下方の電池スペーサ6の下面の電池溝6aにのみ通気溝6cを形成することもできるが、通常は、中央の電池横並群3の電池1の方が放熱が不十分になるので、上方の電池スペーサ5の下面の電池溝5aと下方の電池スペーサ6の上面の電池溝6aに通気溝5c、6cを形成することが好ましい。
また、上記実施形態では、上下の電池横並群2〜4を交互に電池1の半個分だけ横方向にずらして配置した場合を示したが、上下方向の占有スペースが多少大きくなってもよいのであれば、これらの電池1を横方向にずらすことなく配置してもよい。
また、上記実施形態では、電池横並群2〜4を上下3段に配置する場合を示したが、4段以上に配置した場合も同様に実施可能である。この場合、上下両端の電池横並群の電池に比べ、中央の複数段の電池横並群の電池の方が放熱が不十分になるので、これら中央の複数段の電池横並群の間に配置する電池スペーサは、上下両面の電池溝に通気溝を形成することが好ましい。さらに、電池横並群を上下2段に配置することもでき、この場合も、電池スペーサは上下両面の電池溝に通気溝を形成することが好ましい。
また、通気溝と連通口によって形成される通気路を流れる冷却風は、自然換気でもよいし、強制的に換気を行うようになっていてもよい。
また、上記実施形態では、各電池スペーサ5、6がそれぞれ樹脂成形によって一体的に製造される単一の部品である場合を示したが、これらの各電池スペーサ5、6は、複数の部品を組み合わせたものであってもよい。例えば上記実施形態の電池スペーサ5や電池スペーサ6を左右や前後に2分割した形状の部品をそれぞれ樹脂成形し、これらの部品を単に並べて配置したり、係合や接着等により一体化して1つの電池スペーサとすることもできる。
また、上記実施形態では、中央の電池横並群3を介して上下に配置される2つの電池スペーサ5、6がそれぞれ独立している場合を示したが、これらの電池スペーサ5、6は、例えば電池溝5a、6aの両端部や溝壁5b、6bの突端部等で一体成形により繋がって一体化されていてもよい。2つの電池スペーサ5、6が1個の部品になれば、電池スペーサ5、6の部品管理を容易にすることができる。さらに、これらの電池スペーサ5、6は、例えば電池溝5a、6aの両端部や溝壁5b、6bの突端部等で係合や接着等により繋がって一体化されてもよい。このように一体化された電池スペーサ5、6に中央の電池横並群3を嵌め込んだり、中央の電池横並群3を挟んだ状態で電池スペーサ5、6を一体化すれば、組み立て時にこれらを一体的に取り扱うことができるので、作業性を高めることができるようになる。
また、上記のように一体化された電池スペーサ5、6が左右や前後等に分割されるようになっていてもよい。例えば一体化された電池スペーサ5、6が前後に2分割されるようになっていれば、この2分割された一方の部品の電池溝5a、6aに中央の電池横並群3の電池1をそれぞれ挿入し、他方の部品の電池溝5a、6aをこれらの電池1に外嵌することで、この中央の電池横並群3の電池1の組み込みを行うことができる。
また、電池横並群が3段の場合に限らず、4段以上にわたって配置される場合にも、3つ以上の電池スペーサを上下に連鎖的に繋げて一体化することができる。さらに、電池横並群が4段以上にわたって配置される場合には、3つ以上の電池スペーサのうちの一部だけを一体化してもよく、例えば上下に4つの電池スペーサがある場合、電池スペーサを2つずつ一体化してもよい。
また、上記実施形態では、電池スペーサ5、6が難燃性の樹脂成形品からなる場合を示したが、難燃性と絶縁性を有する素材であれば、必ずしも樹脂成形品には限定されない。
また、上記実施形態では、円筒形の非水電解質二次電池を用いた電池パックについて説明したが、電池の種類は非水電解質二次電池に限定されない。さらに、この電池の形状も、円筒形の電池に限らず、上下方向を向く両側面が半円筒形となった長円筒形の電池であっても、電池スペーサの電池溝に嵌まり込む部分が上記実施形態と同様の半円筒形となるので、同じ電池スペーサを用いて同様に実施可能である。しかも、角形やその他の形状の電池であっても、当該電池の側面の形状に沿った凹状の電池溝を形成した電池スペーサを用いることにより、上記実施形態と同様に実施可能である。
本発明の一実施形態を示すものであって、電池横並群と電池スペーサを示す組み立て斜視図である。 本発明の一実施形態を示すものであって、電池横並群と電池スペーサを示す縦断面側面図である。 本発明の一実施形態を示すものであって、電池パックに収納する電池横並群と電池スペーサを示す組み立て斜視図である。 従来例を示すものであって、電池横並群と電池スペーサを示す組み立て斜視図である。 従来例を示すものであって、電池横並群と電池スペーサを示す縦断面側面図である。
符号の説明
1 電池
2 電池横並群
3 電池横並群
4 電池横並群
5 電池スペーサ
5a 電池溝
5b 溝壁
5c 通気溝
5d 連通口
6 電池スペーサ
6a 電池溝
6b 溝壁
6c 通気溝
6d 連通口
7 電池ホルダ

Claims (5)

  1. 複数個の電池を横並びに配置した複数組の電池横並群を縦方向に複数段にわたって配置した電池パックにおいて、
    電池横並群の間に、下記(A)、(B)及び(C)の構成を備えた電池スペーサを配置したことを特徴とする電池パック。
    (A)電池スペーサの縦方向の両面に、電池横並群の各電池の側面の形状に沿う凹状の電池溝が形成されている。
    (B)電池スペーサの縦方向の少なくともいずれか一方の面に形成された全ての電池溝の溝長手方向の一部に、この電池溝の溝底をさらに深くした通気溝が形成されている。
    (C)前記通気溝が形成された電池溝において横並び方向に隣接する電池溝の間の全ての溝壁に、これら隣接する電池溝の通気溝の間を連通する連通口が開口されている。
  2. 複数個の円筒形の電池を横並びに配置した複数組の電池横並群を縦方向に複数段にわたって配置した電池パックにおいて、
    電池横並群の間に、下記(A)、(B)及び(C)の構成を備えた電池スペーサを配置したことを特徴とする電池パック。
    (A)電池スペーサの縦方向の両面に、電池横並群の各電池の半円筒形の側面に沿う円弧凹状の電池溝が形成されている。
    (B)電池スペーサの縦方向の少なくともいずれか一方の面に形成された全ての電池溝の溝長手方向の一部に、この電池溝の溝底をさらに深くした通気溝が形成されている。
    (C)前記通気溝が形成された電池溝において横並び方向に隣接する電池溝の間の全ての溝壁に、これら隣接する電池溝の通気溝の間を連通する連通口が開口されている。
  3. 請求項2記載の電池パックにおいて、円筒形の電池に代えて、縦方向を向く両側面が半円筒形となった長円筒形の電池を用いたことを特徴とする電池パック。
  4. 前記溝壁に開口されている連通口により前記電池スペーサの横並び方向両端部に至る通気路が形成されている請求項1乃至3のいずれかに記載の電池パック。
  5. 前記電池横並群が縦方向に3段以上にわたって配置された電池パックにおいて、1段の電池横並群を介して縦方向に隣接する双方の電池スペーサが繋がって一体化されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の電池パック。
JP2007271400A 2007-10-18 2007-10-18 電池パック Active JP5179140B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007271400A JP5179140B2 (ja) 2007-10-18 2007-10-18 電池パック

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007271400A JP5179140B2 (ja) 2007-10-18 2007-10-18 電池パック

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009099452A JP2009099452A (ja) 2009-05-07
JP5179140B2 true JP5179140B2 (ja) 2013-04-10

Family

ID=40702263

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007271400A Active JP5179140B2 (ja) 2007-10-18 2007-10-18 電池パック

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5179140B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5816877B2 (ja) * 2010-05-28 2015-11-18 株式会社キャプテックス 組電池モジュール用のスペーサおよびそれを用いた組電池モジュール
CN102013463B (zh) 2010-09-08 2013-11-13 深圳市智优电池集成技术有限公司 电池组安装散热架
KR20130133118A (ko) * 2010-11-30 2013-12-06 파나소닉 주식회사 전지 모듈 및 전지팩
CN109004133B (zh) * 2018-07-26 2021-10-15 先进储能材料国家工程研究中心有限责任公司 一种电池模组及电池包

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3824039B2 (ja) * 1998-09-22 2006-09-20 宇部興産株式会社 バッテリーパック
KR100497252B1 (ko) * 2003-09-09 2005-06-23 삼성에스디아이 주식회사 전지 팩
KR100988445B1 (ko) * 2006-02-13 2010-10-18 주식회사 엘지화학 전지팩 제조용 스페이서

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009099452A (ja) 2009-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9130209B2 (en) Electric storage apparatus including inter-electric storage device air passages between electric storage devices and air vent portion formed at end of electric storage devices
US8974930B2 (en) Battery module
JP5179140B2 (ja) 電池パック
KR101246291B1 (ko) 열 방산 구조체를 갖는 배터리 팩
KR101958742B1 (ko) 배터리 모듈
JP2007280679A (ja) 組電池
JP2011040382A (ja) パック電池
KR20120099063A (ko) 전지 팩
TWI744835B (zh) 流體冷卻式電池系統
JP2008047325A (ja) パック電池
KR20120027226A (ko) 플랫 셀 및 히트 싱크를 구비한 전기 에너지 저장 장치
JP7456661B2 (ja) 電池モジュールおよびこれを含む電池パック
WO2018179734A1 (ja) 電池パック
EP3180811B1 (en) Battery accommodating device and battery module having the same
WO2017042930A1 (ja) 電池装置
KR101202332B1 (ko) 배터리 팩
CN107871913B (zh) 用于电池的水冷却系统
US8974941B2 (en) Storage device for battery modules
US20150004454A1 (en) Battery casing and battery assembly
US20160226116A1 (en) Battery pack
KR101267015B1 (ko) 전기전자 장비용 냉각 장치
JP2007149560A (ja) パック電池
KR200491097Y1 (ko) 모듈식 led 방열판 구조체
EP4047721B1 (en) Energy storage module
JP2019057739A (ja) 液冷ジャケット

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20100507

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100728

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100819

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100820

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A681

Effective date: 20111116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120529

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20120628

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20120628

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20120628

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120727

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120802

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121016

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121204

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121225

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130109

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5179140

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250