JP5178688B2 - 永久磁石型回転電機の固定子 - Google Patents

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Description

この発明は、永久磁石型回転電機の固定子に関する。詳しくは、モータ特性を落とすことなく、固定子鉄心を歩留まりよく打ち抜く技術に関する。
従来、永久磁石型回転電機用の鉄心は、薄肉の鋼板(電磁鋼板やSPCCなどの冷間圧延鋼板)を所定の形状に打ち抜き加工後、所定枚数積層して形成されることが一般的に広く知られている。
その中で、固定子巻線(コイル)の占積率を向上させるため、固定子鉄心の打ち抜き時に、磁極ティースを直線状に配置し、コイルを巻回後に磁極ティース同士をつなぐ薄肉連結部を屈曲させ、環状に成形して固定子を完成させる方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、特許文献1のような形状の固定子鉄心を歩留まりよく打ち抜くために、固定子鉄心を直線状に配置し、ティース部とティース部の間に互いのティース部が向き合って入るように配置して対にして打ち抜く固定子鉄心が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平9−191588号公報(段落番号[0028]、図1、図4等) 特開2002−320351号公報(段落番号[0004]、図4等)
近年、あらゆる製品への適用が増えつつある永久磁石型回転電機において、省エネ化・低コスト化が求められている。特に家庭用空気調和気の送風機用や、住宅の換気扇用等、家庭用電化製品に組み込まれる小型モータにおいては、省エネかつ低コスト化への要求は大きい。
低コスト化の一手段として、例えば、上記特許文献2に開示されているように、モータコアの歩留まりを改善する、即ちモータコア打ち抜き時のコア形状および配置を工夫して薄肉の鋼板の利用率を高める方法がある。
しかしながら、スロット部や磁極ティース先端の張り出し部の形状などから、薄肉の鋼板の利用率向上には限界があった。
また、例えば磁極ティースの幅を太くするなどして利用率を向上させたとしても、巻線スペースが狭まり、巻線周長が広がるなど本来のモータ特性を悪化させてしまう傾向があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、モータ特性を落とすことなく、固定子鉄心の材料歩留まりを向上することができる、安価な永久磁石型回転電機の固定子を提供する。
この発明に係る永久磁石型回転電機の固定子は、全体形状が平面視で帯状であり、帯状の長手方向が薄肉部で略等間隔に区分されて形成される複数のヨークと、ヨークに形成される溝部とを有する固定子ヨークと、固定子ヨークに直交する長手方向の固定子ヨーク側の端部に突起部を有する複数の固定子ティースとを備え、ヨークの溝部に固定子ティースの突起部を嵌合して形成される固定子鉄心と、
固定子鉄心の固定子ティースに絶縁材を介して巻回される巻線と、を具備し、
巻線が施された固定子鉄心を、薄肉部を支点にして固定子ティースが内側になるように折り曲げ、固定子ヨークの両端部の突合せ部を溶接して形成され、
当該永久磁石型回転電機は、永久磁石を有する回転子を備え、
固定子ティースの固定子ヨークと反対側の先端の周方向の幅が、永久磁石の磁極幅と略等しいことを特徴とする。
この発明に係る永久磁石型回転電機の固定子は、モータ特性を落とすことなく固定子コアの材料歩留まりを向上させることができ、安価なモータを提供できる。また、固定子ティースの固定子ヨークと反対側の先端の周方向の幅が、永久磁石の磁極幅と略等しくすることにより、固定子に鎖交するフラックス量を最大にすることができる。
実施の形態1を示す図で、永久磁石型回転電機100の構成を示す図。 実施の形態1を示す図で、固定子鉄心21の部分平面図。 実施の形態1を示す図で、固定子ヨーク211の平面図。 図3の部分拡大図。 実施の形態1を示す図で、固定子ヨーク211の長手方向の一方の端部とその一方の端部に最も近い薄肉部211aとの間のヨーク230付近の材料取りを示す平面図。 実施の形態1を示す図で、固定子ヨーク211の隣接する二つの薄肉部211aの間のヨーク230付近の材料取りを示す平面図。 実施の形態1を示す図で、固定子ヨーク211の長手方向の他方の端部とその他方の端部に最も近い薄肉部211aとの間のヨーク230付近の材料取りを示す平面図。 実施の形態1を示す図で、固定子ティース212の平面図。 実施の形態1を示す図で、固定子ティース212の打ち抜き時の配置を示す図。 実施の形態1を示す図で、固定子ティース212の打ち抜き時の材料取りを示す図。 実施の形態1を示す図で、固定子ヨーク211に固定子ティース212を嵌合した固定子鉄心21の部分平面図。 実施の形態1を示す図で、固定子鉄心21の固定子ティース212に絶縁材22を施した部分平面図。 実施の形態1を示す図で、固定子鉄心21の絶縁材22を施した固定子ティース212に巻線23を施す途中の部分平面図。 実施の形態1を示す図で、固定子鉄心21を逆反りした状態を示す図。 実施の形態1を示す図で、巻線23を施した後、薄肉部211aを支点に固定子ヨーク211を折り曲げる様子を示す部分平面図。 実施の形態1を示す図で、完成した固定子2を示す図。 実施の形態1を示す図で、永久磁石型回転電機100の部分拡大図。 実施の形態1を示す図で、永久磁石型回転電機200の部分拡大図。 実施の形態1を示す図で、S1/R1と固定子2に鎖交するフラックス量との関係を示す図。 実施の形態1を示す図で、変形例1の固定子鉄心321の部分平面図。 実施の形態1を示す図で、変形例1の固定子鉄心321の固定子ティース312の平面図。 実施の形態1を示す図で、変形例1の固定子鉄心321の固定子ティース312の打ち抜き時の配置と材料取りを示す図。 比較のために示す図で、一般的な固定子ヨーク411の打ち抜き時の材料取りを示す平面図である。 比較のために示す図で、一般的な固定子鉄心500の打ち抜き時の材料取りを示す平面図である。
実施の形態1.
図1乃至図22は実施の形態1を示す図で、図1は永久磁石型回転電機100の構成を示す図、図2は固定子鉄心21の部分平面図、図3は固定子ヨーク211の平面図、図4は図3の部分拡大図、図5は固定子ヨーク211の長手方向の一方の端部とその一方の端部に最も近い薄肉部211aとの間のヨーク230付近の材料取りを示す平面図、図6は固定子ヨーク211の隣接する二つの薄肉部211aの間のヨーク230付近の材料取りを示す平面図、図7は固定子ヨーク211の長手方向の他方の端部とその他方の端部に最も近い薄肉部211aとの間のヨーク230付近の材料取りを示す平面図、図8は固定子ティース212の平面図、図9は固定子ティース212の打ち抜き時の配置を示す図、図10は固定子ティース212の打ち抜き時の材料取りを示す図、図11は固定子ヨーク211に固定子ティース212を嵌合した固定子鉄心21の部分平面図、図12は固定子鉄心21の固定子ティース212に絶縁材22を施した部分平面図、図13は固定子鉄心21の絶縁材22を施した固定子ティース212に巻線23を施す途中の部分平面図、図14は固定子鉄心21を逆反りした状態を示す図、図15は巻線23を施した後、薄肉部211aを支点に固定子ヨーク211を折り曲げる様子を示す部分平面図、図16は完成した固定子2を示す図、図17は永久磁石型回転電機100の部分拡大図、図18は永久磁石型回転電機200の部分拡大図、図19はS1/R1と固定子2に鎖交するフラックス量との関係を示す図、図20は変形例1の固定子鉄心321の部分平面図、図21は変形例1の固定子鉄心321の固定子ティース312の平面図、図22は変形例1の固定子鉄心321の固定子ティース312の打ち抜き時の配置と材料取りを示す図である。
図23、図24は比較のために示す図で、図23は一般的な固定子ヨーク411の打ち抜き時の材料取りを示す図、図24は一般的な固定子鉄心500の打ち抜き時の材料取りを示す図である。
図1を参照しながら、本実施の形態の永久磁石型回転電機100の構成を説明する。
図1に示す永久磁石型回転電機100は、少なくとも固定子2と、回転子3とを備える。
永久磁石型回転電機100は、例えば、インバータ等で駆動されるブラシレスDCモータである。
ここでは、一例として、固定子2が12個の固定子ティース212(図2、図8参照)を有し、回転子3が16個の永久磁石31(図1参照)を有する16極の永久磁石型回転電機100(ブラシレスDCモータ)を示す。但し、これは一例で、固定子ティース212の数、回転子3の永久磁石31の数は、任意でよい。
固定子2は、少なくとも本実施の形態の特徴部分である固定子鉄心21と、固定子鉄心21の固定子ティース212に施される絶縁材22と、絶縁材22が施された固定子ティース212の夫々に巻回される巻線23とを備える。
固定子2の他の構成要素とし、巻線23の端部を固定するからげピン(図示せず)や、巻線23同士を電気的に接合する渡り線(図示せず)、端子ピン(図示せず)などがある。
固定子2は、例えば、12個の固定子ティース212を有し、夫々の固定子ティース212に巻線23が施される。そして、夫々の巻線23を渡り線で接続して、例えば、三相Y結線の固定子巻線を形成する。
回転子3は、本実施の形態の本題ではないので、簡単に説明する。回転子3は、全体が円柱形状で、回転子鉄心32の外周に16個の永久磁石31を備える。永久磁石31は、隣合うもの同士が、異なる極性に着磁される。永久磁石31は、回転子鉄心32の外周に、例えば、接着により固定される。
回転子鉄心32は、薄板の電磁鋼板(例えば0.1〜1.0mm程度の板厚の無方向性電磁鋼板(鋼板の特定方向に偏って磁気特性を示さないよう、各結晶の結晶軸方向をできる限りランダムに配置させたもの))を所定の形状(ここでは、ドーナツ状)に金型で打ち抜き、所定の枚数(複数枚)積層して構成される。
回転子鉄心32は、略中心部に軸孔34を有し、軸孔34に回転軸33が、例えば、圧入等により嵌められる。
ここでは、回転子鉄心32の外周に永久磁石31を備えるタイプのものを示したが、永久磁石31が磁石挿入穴(図示せず)に埋め込まれる磁石埋め込み型のものでもよい。
永久磁石31の材料には、合金磁石、フェライト磁石、希土類磁石等があるが、その中のどれを用いてもよい。
合金磁石は、鉄を主成分とする合金で、永久磁石としてはもっとも古い歴史を持ち、代表的なものに、Fe−Al−Ni−Co磁石(鉄−アルミニウム−ニッケル−コバルト、アルニコ磁石と呼ばれる)、Fe−Cr−Co磁石(鉄−クロム−コバルト磁石)などがある。
フェライト磁石は、鉄の酸化物をフェライトと呼び、これを原料として作られた永久磁石をフェライト磁石と呼ぶ。磁力は三種類の磁石の中で最も低いが、酸化鉄が主成分であるから非常に安価でなおかつ耐食性も良いため、現在最も多量に使用されている永久磁石である。保磁力も比較的大きいので、パーミアンスを低くすることができ、磁石あるいは磁気回路の設計に自由度がある。
フェライト磁石の粉を、プラスチックに煉り込んだプラスチック磁石もあり、これらをまとめてボンド磁石あるいはボンデッド磁石と呼ぶ。
希土類磁石は、希土類元素(周期律表のランタニドと称される一連の元素)とコバルトあるいは鉄からなる金属間化合物を主成分とした磁石である。この磁石は合金磁石とは違い、硬くて脆いという特徴がある。どちらかというと、セラミックのような性質で、代表的なものに、Sm−Co磁石(サマリウム−コバルト)、Nd−Fe−B磁石(ネオジム−鉄−ホウ素磁石、単にネオジム磁石ともいう)などがある。希土類磁石の特徴は非常に強力なことで、強さを示す最大エネルギー積で比べてみるとフェライト磁石の10倍以上である。
次に、本題の固定子鉄心21について説明する。固定子鉄心21は、絶縁材22及び巻線23が施されて環状(リング状)の固定子2の状態では、環状である。
本実施の形態の固定子鉄心21は、図2に示すように、絶縁材22及び巻線23を施す前の状態は、帯状(直線状)である。
図2には、固定子鉄心21の一部を示すが、全体では、12個の固定子ティース212がある。図2では、その中の4個の固定子ティース212と、固定子ヨーク211の一部を示す。
図2に示す固定子鉄心21は、固定子ヨーク211と固定子ティース212とが嵌合により形成される点に特徴がある。
即ち、固定子ヨーク211と固定子ティース212とからなる固定子鉄心21を、一体に電磁鋼板等から打ち抜くのではなく、固定子ヨーク211と固定子ティース212とを、別々に電磁鋼板等から打ち抜き、その後、固定子ヨーク211と固定子ティース212とを嵌合して固定子鉄心21を形成する。
先ず、固定子ヨーク211から説明する。本実施の形態は、電磁鋼板等のフープ材から固定子鉄心21を打ち抜く際の、歩留り(製品重量/材料重量(原価の指標))を従来のものより改善することを目的とする。
固定子ヨーク211は、図3、図4にその一部を示すように、全体の形状が帯状(直線状)である。そして、固定子ヨーク211は、長手方向(図3では、左右方向)に、ヨーク230が薄肉部211aで略等間隔に区分されている。ここでは、薄肉部211aは、11箇所に設けられ、ヨーク230が12個形成されている。
固定子ヨーク211の長手方向の一方の端部とその一方の端部に最も近い薄肉部211aとの間のヨーク230(一箇所)、隣接する二つの薄肉部211aの間のヨーク230(十箇所)、及び固定子ヨーク211の長手方向の他方の端部とその他方の端部に最も近い薄肉部211aとの間のヨーク230(一箇所)は、夫々後述する固定子ティース212に対応する。
そして、それらのヨーク230の略中央部に固定子ティース212が嵌合する溝部211bが形成されている。溝部211bの断面形状は台形で、溝部211bの入口が奥より狭い形状になっている(図4で、Y2>Y3)。これは、後に溝部211bに固定子ティース212の突起部212aが嵌合された場合に、径方向に固定子ティース212が溝部211bから抜けないようにするためである。
帯状の固定子ヨーク211の長手方向の外周部211c、内周部211dは、断面が略直線状である。外周部211cは、後の工程で薄肉部211aが折り曲げられて環状に成形されたときに、外周側となる部分である。また、内周部211dは、後の工程で薄肉部211aが折り曲げられて環状に成形されたときに、回転子3と対向する内周側となる部分である。
図5乃至図7により、固定子ヨーク211の電磁鋼板等からの打ち抜き時の歩留りいついて説明する。
図5に示すように、固定子ヨーク211の長手方向の一方の端部とその一方の端部に最も近い薄肉部211aとの間のヨーク230付近では、電磁鋼板等のフープ材の横幅と固定子ヨーク211の短手方向の幅が略同じとすると、電磁鋼板等の打ち抜き時に製品にならない部分は、図5に示す斜線(ハッチング)部分のみである。
即ち、固定子ヨーク211の長手方向の一方の端部は、後に固定子2にする場合に、環状になるように斜めにカットされている。そのため、固定子ヨーク211の長手方向の一方の端部から、略直角三角形のプレススクラップ240cが発生する。
また、ヨーク230の略中央部の溝部211bは、略台形のプレススクラップ240aになる。
さらに、ヨーク230の固定子ヨーク211の長手方向の一方の端部の反対側(図5の右端)は、薄肉部211aを形成するため、略三角形に打ち抜かれる。そのため、この部分からも略三角形のプレススクラップ240bが発生する。
図6に示すように、固定子ヨーク211の隣接する二つの薄肉部211aの間のヨーク230付近でも、電磁鋼板等のフープ材の横幅と固定子ヨーク211の短手方向の幅が略同じとすると、電磁鋼板等の打ち抜き時に製品にならない部分は、図6に示す斜線(ハッチング)部分のみである。
即ち、隣接する二つの薄肉部211aの間のヨーク230の両端は、薄肉部211aを形成するため、略三角形に打ち抜かれる。そのため、この部分から略三角形のプレススクラップ240bが発生する。
また、ヨーク230の略中央部の溝部211bは、略台形のプレススクラップ240aになる。
図7に示すように、固定子ヨーク211の長手方向の他方の端部とその他方の端部に最も近い薄肉部211aとの間のヨーク230付近では、電磁鋼板等のフープ材の横幅と固定子ヨーク211の短手方向の幅が略同じとすると、電磁鋼板等の打ち抜き時に製品にならない部分は、図7に示す斜線(ハッチング)部分のみである。
即ち、固定子ヨーク211の長手方向の他方の端部は、後に固定子2にする場合に、環状になるように斜めにカットされている。そのため、固定子ヨーク211の長手方向の他方の端部から、略直角三角形のプレススクラップ240cが発生する。
また、ヨーク230の略中央部の溝部211bは、略台形のプレススクラップ240aになる。
さらに、ヨーク230の固定子ヨーク211の長手方向の他方の端部の反対側は、薄肉部211aを形成するため、略三角形に打ち抜かれる。そのため、この部分からも略三角形のプレススクラップ240bが発生する。
このように、帯状の固定子ヨーク211の長手方向の外周部211c、内周部211dの断面を略直線状とすることにより、電磁鋼板等から帯状の固定子ヨーク211を打ち抜く場合に、製品にならない部分は、以下のとおりである。
(1)ヨーク230の略中央部の溝部211bを形成するために発生する略台形のプレススクラップ240a(十二箇所);
(2)薄肉部211aを形成するために発生する、略三角形のプレススクラップ240b(十一箇所);
(3)固定子ヨーク211の長手方向の両端部から発生する略直角三角形のプレススクラップ240c(二箇所)。
比較のために、ヨークが一般的な円弧の場合の、固定子ヨークの電磁鋼板等からの打ち抜き時の材料取りについて、図23を参照しながら説明する。
本実施の形態の固定子ヨーク211のヨーク230の短手方向(固定子2で径方向)の幅D1と、比較例の固定子ヨーク411のヨーク430の短手方向の幅D1とは、等しいとする。
図5乃至図7と、図23とを比較すると、図23の比較例の固定子ヨーク411では、図5乃至図7の固定子ヨーク211に対して、クロスハッチングで示す部分のプレススクラップ450の分だけ増えている。
図23において、ハッチングで示す略台形のプレススクラップ440a、略三角形のプレススクラップ440b、略直角三角形のプレススクラップ440cは、図5乃至図7の固定子ヨーク211と略同一面積である。
図23のプレススクラップ450の部分の合計の面積は、図5乃至図7の固定子ヨーク211のプレススクラップ240a、プレススクラップ240b、プレススクラップ240cの合計の面積よりも、はるかに大きいことは明白である。
このように、本実施の形態の帯状の固定子ヨーク211は、帯状の固定子ヨーク211の長手方向の外周部211c、内周部211dの断面を略直線状とすることにより、電磁鋼板等から帯状の固定子ヨーク211を打ち抜く場合の歩留りが、ヨークが一般的な円弧の場合よりも、大幅に改善される。
次に、固定子ティース212について、説明する。図8に示すように、固定子ティース212は、全体形状が略長方形である(平面視)。平面視、略長方形のティース部212dの一方の短辺(固定子ヨーク211側)の略中央部から外側に突起部212aが突出している。ティース部212dの一方の短辺の突起部212aの両側を、肩部212cとする。そして、ティース部212dの他方の短辺(固定子ヨーク211の反対側)から、固定子ヨーク211に略平行に張り出し部212bが両方向に張り出している。
突起部212aの形状は、固定子ヨーク211の溝部211bの形状に近似し、略台形である。図8に示すように、突起部212aの固定子ヨーク211に平行な先端の寸法をT2、突起部212aの固定子ヨーク211に直交する方向の突出長さをT1、突起部212aの固定子ヨーク211に平行な根元の寸法をT3、張り出し部212bの固定子ヨーク211に平行な寸法をT4、ティース部212dの固定子ヨーク211に平行な幅をT0とする。また、図4に示すように、固定子ヨーク211の溝部211bの深さをY1、同底部の寸法(固定子ヨーク211の長手方向と平行)をY2、同開口部(固定子ヨーク211の長手方向と平行)の寸法をY3とする。
このとき、T1とY1、T2とY2、T3とY3とが、以下の関係を満たすように選ぶのが好ましい。即ち、
T1<Y1 式(1)
T2≧Y2 式(2)
T3≧Y3 式(3)
式(1)の関係を満たすことにより、固定子ティース212の突起部212aを固定子ヨーク211の溝部211bに嵌合したときに、突起部212aの先端と溝部211bの底部との間に隙間があるので、固定子ティース212を固定子ヨーク211に密着して嵌合することができる。
また、式(2),(3)の関係を満たすことにより、固定子ティース212の突起部212aを固定子ヨーク211の溝部211bに圧入することが可能となり、強固に(確実に)固定子ティース212を固定子ヨーク211嵌合することができる。
固定子ティース212を電磁鋼板等から打ち抜くときの配置の一例を、図9を参照しながら説明する。固定子ティース212を電磁鋼板等から打ち抜く際は、例えば、図9に示すように、固定子ティース212の長手方向の向きが交互に反対になるように打ち抜かれる。図9は、一つの固定子鉄心21分の12個の固定子ティース212を示す。
即ち、例えば、図9において、左端の固定子ティース212を#1とし、順に#2→#12(右端の固定子ティース212)とする。
#1、#3・・・・#11の奇数番の固定子ティース212は、図9において、突起部212aが上で、固定子ヨーク211に略平行に両方向に張り出す張り出し部212bが下になる配置である。
#2、#4・・・・#12の偶数番の固定子ティース212は、図9において、突起部212aが下で、固定子ヨーク211に略平行に両方向に張り出す張り出し部212bが上になる配置である。
このように配置すると、例えば、#1の固定子ティース212の突起部212aと肩部212cとで形成される一方のスペース(突起部の側部の空間、図9では右側)に、#2の固定子ティース212の一方の張り出し部212b(図9では左側)が納まる。
また、#1の固定子ティース212の他方の張り出し部212b(突起部の側部の空間、図9では右側)は、#2の固定子ティース212の突起部212aと肩部212cとで形成される他方のスペース(突起部の側部の空間、図9では左側)に納まる。
さらに、#2の固定子ティース212の他方の張り出し部212b(図9では右側)は、#3の固定子ティース212の突起部212aと肩部212cとで形成される他方のスペース(突起部の側部の空間、図9では左側)に納まる。
このように、固定子ティース212の張り出し部212bは、両隣の固定子ティース212の突起部212aと肩部212cとで形成されるスペース(突起部の側部の空間)に納まる。
従って、固定子ティース212の電磁鋼板等のフープ材からの打ち抜き時の歩留りが、ヨークと固定子ティースが一体の一般的な磁極ティースよりも改善される。
固定子ティース212を電磁鋼板等から打ち抜くときの配置の最も好ましい形態を説明する。図8に示すように、突起部212aの固定子ヨーク211に平行な先端の寸法をT2、突起部212aの固定子ヨーク211に直交する方向の突出長さをT1、突起部212aの固定子ヨーク211に平行な根元の寸法をT3、張り出し部212bの固定子ヨーク211に平行な寸法をT4、ティース部212dの固定子ヨーク211に平行な幅をT0とするとき、
T2+2×T4≦T0 式(4)
式(4)を満たすことにより、固定子ティース212の電磁鋼板等から打ち抜き時の歩留まりを最も大きくすることができる。隣接する固定子ティース212間にプレススクラップが発生しないからである。
一般的な固定子鉄心500の打ち抜き時の材料取りを図24に示す。図4のように、一般的な固定子鉄心500は、固定子ヨーク500aと、固定子ティース500bとが一体に打ち抜かれる。また、固定子ヨーク500aは、各磁極ティースにおいて、円弧状に形成されている
一般的な固定子鉄心500は、固定子鉄心500を直線状に配置し、固定子ティース500bと固定子ティース500bとの間に互いの固定子ティース500bが向き合って入るように配置して対にして打ち抜く。
この方法でも、固定子鉄心500を一列で抜く場合に比べれば、歩留まりは可なり改善されるが、まだ製品にならないプレススクラップ600(図24参照)が多い。
本実施の形態では、固定子ティース212の打ち抜き時の材料取りは、図10に示すように、製品にならないプレススクラップ260が、図24に示す一般的な固定子鉄心500の打ち抜き時の材料取りのプレススクラップ600の固定子ティース500bに係る部分と比べれば明らかなように、大幅にそれ(プレススクラップ600の固定子ティース500bに係る部分)よりも減少している。
次に、固定子2の組立手順を、図11乃至図16を参照しながら説明する。
固定子ヨーク211及び固定子ティース212は、例えば、抜きカシメにより積層される。公知の方法なので、説明は省く。
図11に示すように、抜きカシメにより積層された固定子ヨーク211に、同様に抜きカシメにより積層された12個の固定子ティース212を嵌合する。
固定子ヨーク211の溝部211bに、固定子ティース212の突起部212aを圧入により嵌合する。既に説明したように、略台形の突起部212aについて、突起部212aの固定子ヨーク211に平行な先端の寸法をT2、突起部212aの固定子ヨーク211に直交する方向の突出長さをT1、突起部212aの固定子ヨーク211に平行な根元の寸法をT3とする(図8参照)。また、図4に示すように、固定子ヨーク211の溝部211bの深さをY1、同底部の寸法(固定子ヨーク211の長手方向と平行)をY2、同開口部(固定子ヨーク211の長手方向と平行)の寸法をY3とする。このとき、T1とY1、T2とY2、T3とY3とが、式(1)〜式(3)の関係を満たすように選ぶことにより、固定子ティース212の突起部212aを固定子ヨーク211の溝部211bに嵌合したときに、突起部212aの先端と溝部211bの底部との間に隙間があるので、固定子ティース212を固定子ヨーク211に密着して嵌合することができる。また、固定子ティース212の突起部212aを固定子ヨーク211の溝部211bに圧入することが可能となり、強固に(確実に)固定子ティース212を固定子ヨーク211嵌合することができる。
次に、図12に示すように、各固定子ティース212に絶縁材22を施す。絶縁材22を施す方法は、例えば、樹脂の一体成形による方法、もしくは分割された絶縁材22を固定子ティース212の積層方向の両端から挿入する方法のどちらでもよい。
絶縁材22には、例えば、PBT(ポリブチレンテレフタレート)等の熱可塑性樹脂が用いられる。
各固定子ティース212に絶縁材22を施した後、図13に示すように、固定子鉄心21は帯状(直線状)の状態で、絶縁材22が施こされた各固定子ティース212に、銅線等のマグネットワイヤを用いて巻線23を巻く。
図13に示すように、固定子鉄心21が帯状(直線状)の状態で、各固定子ティース212に巻線23を巻いてもよいが、固定子鉄心21を逆反りしてから各固定子ティース212に巻線23を巻いてもよい。
逆反りとは、完成後の固定子2の状態と逆方向に曲げることを意味する(図14参照)。即ち、逆反りにより、固定子ヨーク211が内周側で、固定子ティース212が外周側になる。この状態は、隣合う固定子ティース212の先端の間隔が、固定子鉄心21が帯状(直線状)の状態よりも広くなるので、巻線23の巻回がさらに容易になる。
固定子ティース212への巻線23の巻回が完了したら、図15に示すように、固定子ヨーク211の薄肉部211aを支点として、固定子ティース212が内側になるように順に、固定子ヨーク211を折り曲げる。
固定子ヨーク211の折り曲げが完了したら、固定子ヨーク211の両端(周方向)の突合せ部211e(図15参照)を溶接して、固定子2が完成する(図16参照)。
次に、固定子鉄心21の磁極幅と回転子3の磁極幅との関係について説明する。
図17は固定子鉄心21の磁極幅と回転子3の磁極幅とが略等しい場合で、固定子2の固定子ティース212の数が12で、回転子3の磁極数が16極である。
ここで、固定子ティース212の二つの張り出し部212bの端部間の距離をS1(固定子ヨークと反対側の先端の周方向の幅、図17では固定子ティース212の先端の幅S1)、回転子3の磁極幅をR1とすると、図17に示す固定子2の固定子ティース212の数が12で、回転子3の磁極数が16極の永久磁石型回転電機100では、式(4)の関係を満たす。
S1≒R1 式(5)
また、図18は固定子鉄心21の磁極幅と回転子203の磁極幅とが異なる場合で、固定子2の固定子ティース212の数が12で、回転子203の磁極数が8極である。回転子203は、8個の永久磁石231を備える。
ここで、固定子ティース212の二つの張り出し部212bの端部間の距離をS1(図18では、固定子ティース212の先端の幅S1)、回転子3の磁極幅をR1とすると、図18に示す固定子2の固定子ティース212の数が12で、回転子203の磁極数が8極の永久磁石型回転電機200では、式(5)の関係を満たす。
S1<R1 式(6)
図19に、S1/R1と固定子2に鎖交するフラックス量との関係を示す。固定子2に鎖交するフラックス量は、最大値を100%とする。
図19に示すように、S1とR1とが等しいか、S1>R1になると、固定子2に鎖交するフラックス量は100%に近づくか、もしくは100%になる。
また、図18に示す固定子2の固定子ティース212の数が12で、回転子203の磁極数が8極の永久磁石型回転電機200のように、S1<R1の場合は、S1/R1が小さくなるに従って、固定子2に鎖交するフラックス量が徐々に減少する。
固定子2の固定子ティース212の数が12(12スロットという表現もある)の場合、回転子の磁極数は、16極が8極より好ましい。
また、図示はしないが、固定子2の固定子ティース212の数が9(9スロット)の場合、回転子の磁極数は、12極が6極より好ましい。
次に、図20乃至図22を参照しながら変形例1の固定子鉄心321、特に固定子ティース312について説明する。
図20に示すように、変形例1の固定子鉄心321は、固定子ヨーク311と、固定子ティース312とを備える。
固定子ヨーク311は、図3乃至図7で説明した固定子ヨーク211と同様なので、説明は省く。
固定子ティース312は、図21に示すように、固定子ヨーク311側の突起部312a付近の構成は、図8に示した固定子ティース212と同じである。
また、固定子ティース312の固定子ヨーク311と反対側の構成は、図8に示した固定子ティース212のそれと異なる。ティース部312dの他方の短辺(固定子ヨーク311の反対側)の略中央部に、突起部312aと同形状の溝部312eが形成されている。図21の寸法T1,T2,T3は、図8と同じである。
固定子ティース312の電磁鋼板等からの打ち抜き時は、図22に示すように、固定子ティース312は長手方向に並んだ形で打ち抜かれる(突起部312aが溝部312eに重なる形で打ち抜かれる)。このとき、固定子ティース312の突起部312aと溝部312eとが同形状であるから、固定子ティース312の間に、プレススクラップは発生しない。
最初に打ち抜かれる固定子ティース312の突起部312aと肩部312cとで形成されるスペースにプレススクラップ360が発生するだけである。
そのため、図22に示す固定子ティース312の打ち抜き時の歩留りは、図10に示す固定子ティース212の歩留りよりも、さらに改善される。
尚、本実施の形態では、固定子ヨーク211と、固定子ティース212とは、別々の電磁鋼板ロール材から打ち抜かれることを特徴とする。
また、固定子ヨーク211と、固定子ティース212とは、磁気特性の異なる電磁鋼板を使用してもよい。例えば、鉄損低減効果の大きい固定子ティース212に低鉄損の電磁鋼板を用い、固定子ヨーク211に通常の電磁鋼板を使用する。
さらに、固定子ヨーク211と、固定子ティース212とは、軸方向の積層枚数を変えてもよい。
2 固定子、3 回転子、21 固定子鉄心、22 絶縁材、23 巻線、31 永久磁石、32 回転子鉄心、33 回転軸、100 永久磁石型回転電機、203 回転子、211 固定子ヨーク、211a 薄肉部、211b 溝部、211c 外周部、211d 内周部、211e 突合せ部、212 固定子ティース、212a 突起部、212b 張り出し部、212c 肩部、212d ティース部、230 ヨーク、231 永久磁石、240a プレススクラップ、240b プレススクラップ、240c プレススクラップ、311 固定子ヨーク、312 固定子ティース、312a 突起部、312c 肩部、312d ティース部、312e 溝部、360 プレススクラップ、411 固定子ヨーク、411a 薄肉部、411b 溝部、430 ヨーク、440a プレススクラップ、440b プレススクラップ、440c プレススクラップ、450 プレススクラップ、500 固定子鉄心、500a 固定子ヨーク、500b 固定子ティース、600 プレススクラップ。

Claims (2)

  1. 全体形状が平面視で帯状であり、該帯状の長手方向が薄肉部で略等間隔に区分されて形成される複数のヨークと、前記ヨークに形成される溝部とを有する固定子ヨークと、前記固定子ヨークに直交する長手方向の前記固定子ヨーク側の端部に突起部を有する複数の固定子ティースとを備え、前記ヨークの前記溝部に前記固定子ティースの前記突起部を嵌合して形成される固定子鉄心と、
    前記固定子鉄心の前記固定子ティースに絶縁材を介して巻回される巻線と、を具備し、
    前記巻線が施された前記固定子鉄心を、前記薄肉部を支点にして前記固定子ティースが内側になるように折り曲げ、前記固定子ヨークの両端部の突合せ部を溶接して形成され、
    当該永久磁石型回転電機は、永久磁石を有する回転子を備え、
    前記固定子ティースの前記固定子ヨークと反対側の先端の周方向の幅が、前記永久磁石の磁極幅と略等しく、
    前記固定子ティースは、前記突起部の反対側の端部に該突起部と略同形状の溝部を備え、
    前記固定子ティースの薄肉鋼板からの打ち抜き時に、前記突起部が前記溝部に重なる形で打ち抜かれることを特徴とする永久磁石型回転電機の固定子。
  2. 前記固定子鉄心の外周が多角形に形成されることを特徴とする請求項1記載の永久磁石型回転電機の固定子。
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