JP5178235B2 - ネジ穴を有する金属部品のピーニング方法および装置 - Google Patents

ネジ穴を有する金属部品のピーニング方法および装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5178235B2
JP5178235B2 JP2008041904A JP2008041904A JP5178235B2 JP 5178235 B2 JP5178235 B2 JP 5178235B2 JP 2008041904 A JP2008041904 A JP 2008041904A JP 2008041904 A JP2008041904 A JP 2008041904A JP 5178235 B2 JP5178235 B2 JP 5178235B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vertical movement
metal part
screw hole
screw
peening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008041904A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009196049A (ja
Inventor
直樹 工藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Plant Systems and Services Corp
Original Assignee
Toshiba Plant Systems and Services Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Plant Systems and Services Corp filed Critical Toshiba Plant Systems and Services Corp
Priority to JP2008041904A priority Critical patent/JP5178235B2/ja
Publication of JP2009196049A publication Critical patent/JP2009196049A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5178235B2 publication Critical patent/JP5178235B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)

Description

本発明は、キャビテーション気泡の崩壊時に発生する衝撃波を利用してネジ穴を有する金属部品のネジ部に圧縮残留応力を加えて、ネジ部表面を硬化させるピーニング方法および装置に関する。
自動車や産業機械などにおいては、ネジ穴を有する金属部品が多数使用されている。これらの金属部品は、小型化、軽量化が進むにつれて高い機械的強度のものが要求され、特に、ネジ穴にボルトを挿入し、ナットで締付けた状態での締付け強度は、ネジ穴のネジ部の疲労強度や耐磨耗性による表面強度の低下によって左右される。
従来、かかる金属部品に有するネジ穴のネジ部の表面強度を改善する方法として、ネジ穴内にショットピーニングを施して疲労強度を向上させる方法がある(特許文献1)。このショットピーニングは、剛球などのショット粒を圧縮空気や遠心力により高速でネジ部表面に投射するものである。
しかし、このショットピーニング法は、ショットピーニング後にネジ穴内に残存するショット粒を除去する必要がある。特に、金属部品が比較的軟らかい金属(例えばアルミ合金、銅合金など)のネジ穴にショットピーニングを施した場合にはショット粒の除去が困難である。また、機械的強度を向上させるためには、ネジ部表面に衝突させるショット粒の投射速度を制御する必要がある。
また、金属部品に有するネジ穴のネジ部の表面強度を改善する他の方法として、ウォータジェットピーニング方法がある(特許文献2)。このウォータジェットピーニング方法は、金属部品に有するネジ穴にネジ付ノズルを螺合させて、ネジ付ノズルの先端部から高圧水を噴射することにより、ネジ穴に引張応力を付与し、この状態でネジ付ノズルとネジ穴とをその螺合が解除する方向に相対回転させることでネジ穴に圧縮残留応力を付与するものである。
しかし、このウォータジェットピーニング方法は、ショット材を使用していないため、ネジ部からのショット材の除去作業は不要であるが、対象とするネジ穴が貫通ネジ穴の場合にはウォータジェットの圧力エネルギーが外部に放出されてしまうため、ネジ穴に効果的に圧縮残留応力を付与することが困難であり、また非貫通ネジの場合でも、ネジ穴に圧縮残留応力を付与するためには、圧力エネルギーの高度なコントロールが必要である。
特開平7−292434号公報 特開2005−125458号公報
このように金属部品のネジ穴に圧縮残留応力を付与してネジ部表面の機械的強度を向上させる方法としては、ショットピーニング方法やウォータジェットピーニング方法があるが、前者のショットピーニング方法では、ショット材の除去、軟質金属への処理、ショット速度のコントロール等の問題がある。また、後者のウォータジェットピーニング方法では、軟質金属への処理、圧力エネルギーのコントロールおよびネジ部表面に対して均一な強化処理が困難である等の問題がある。
また、上記いずれのピーニング方法の場合も、装置本体および付帯装置が大型になる傾向があり、システム設置上の問題がある。
本発明は、上記のような問題を解消するためになされたもので、ネジ穴を有する金属部品のネジ部表面の均一な硬化処理を金属部品の材質に左右されることなく容易に行うことができると共に、疲労強度を向上させることができ、しかも装置全体を小型化できるネジ穴を有する金属部品のピーニング方法および装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するため、次のような方法および装置によりネジ穴を有する金属部品のピーニングを行うものである。
(1) 本発明は、液体中に配置されたネジ穴を有する金属部品の前記ネジ穴に該ネジ形状に倣う形状の振動体に高周波振動を与えると同時に、該振動体を前記ネジ穴のネジピッチに対応させて回転および上下方向に移動させることにより、前記液体を媒体として発生するキャビテーション気泡の崩壊時における衝撃波を前記金属部品のネジ穴表面に圧縮残留応力として加えて、前記ネジ穴表面を硬化処理することを特徴とする。
(2) 本発明は、X−YテーブルによりX方向およびY方向に移動可能に支持された本体ブラケットと、この本体ブラケットに取付けられた上下移動用モータと、前記本体ブラケットに回転可能に支持され前記上下移動用モータの回転を上下方向の直線移動に変換する上下移動機構と、この上下移動機構に上下移動可能に支持された高周波振動を発生する高周波振動発生装置と、この高周波振動発生装置を回転させる回転用モータと、前記高周波振動発生装置に取付けられ、金属部品のネジ穴表面に高周波振動を伝達する部分の形状が該ネジ穴のネジ形状に倣う形状とし、前記高周波振動を液体中に配置された前記ネジ穴を有する金属部品の前記ネジ穴表面に伝達する振動体とを備え、前記振動体を高周波振動させながら、前記上下移動用モータおよび回転モータを同期制御することにより、水を媒体として発生するキャビテーション作用により前記金属部品のネジ穴表面に圧縮残留応力を付与してネジ穴表面を硬化処理する。
本発明によれば、高周波振動により液体を媒体として発生するキャビテーションによる衝撃波をネジ穴を有する金属部品のネジ部表面に加えて圧縮残留応力を高めることにより、金属部品のネジ部表面の均一な硬化処理を金属材質に左右されることなく容易に行うことができ、疲労強度を向上させることができる。また、ピーニングは極小範囲に作用させるため、貫通ネジ穴、非貫通ネジ穴ともに硬化処理が可能となり、しかも装置全体を小型化できる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明によるネジ穴を有する金属部品のピーニング方法および装置を説明するための第1の実施形態を示す断面図である。
図1において、1は図示しない直交系移動テーブル(X−Yテーブル)の移動部によりX方向(図示左右方向)およびY方向(図示紙面方向)に移動可能に支持された装置本体のブラケット(以下、単に本体ブラケットと呼ぶ)で、この本体ブラケット1は、水平部1aと垂直部1bからなる断面が略L字状に形成されている。
このような本体ブラケット1の垂直部1bの内側面に、水平部2aと垂直部2bからなる断面が略L字状の上下移動用モータブラケット2の垂直部2bが取付けられ、この上下移動用モータブラケット2の水平部2aの外側面に上下移動用モータ3が取付けられている。
また、本体ブラケット1の水平部1aと上下移動用モータブラケット2の水平部2aとの間に上下移動ナット4を螺挿した上下移動用ボールネジシャフト5が垂直に設けられ、その上端部は本体ブラケット1の水平部1aに形成された軸受部6により回転可能に支持され、他端部は上下移動用モータブラケット2の水平部2aを貫通させて上下移動用モータ3の図示しない回転軸に結合されている。
この場合、上記上下移動ナット4は、上下移動用ボールネジシャフト5が回転しても回転が抑制されるように図示しないガイド機構に結合されている。
ここで、上記上下移動用ボールネジシャフト5、上下移動ナット4およびガイド機構は、上下移動機構を構成している。
なお、この上下移動機構としては、上下移動用モータの回転を上下方向の直線移動に変換可能なものであれば、例えばラックとピニオンを用いた他の機構を採用しても良い。
図中、7は水平部7aと垂直部7bからなる断面が略L字状の回転用モータブラケットで、この回転用モータブラケット7の垂直部7bに上記上下移動ナット4が取付けられ、水平部7aに回転用モータ8がその回転軸8aを水平部7aの真下に貫通させて取付けられている。
この回転用モータ8の回転軸8aに有底円筒状の高周波振動発生装置用ブラケット9が取付けられ、この高周波振動発生装置用ブラケット9内に高周波振動を発生する高周波振動発生装置10が取付けられている。
この高周波振動発生装置10の下端面には、高周波振動を伝達するチタン合金等の耐摩耗性の高い金属からなるロッド状のホーン11が回転用モータ8の回転軸と同軸線上に取付けられ、その先端部にホーン11と同一材料からなるホーンチップ12がネジ込み方式により着脱自在に取付けられている。このホーン11およびホーンチップ12は、振動体を構成している。
このホーンチップ12は、その外周面に後述する金属部品のネジ穴に倣う2条乃至4条のネジ部を有し、また、下端面の略中央部には図示しない六角形状の工具挿入穴が設けられ、この工具挿入穴に工具の頭部を挿入して回動することによりホーン11に対して着脱できるようにしてある。
一方、13は水中に設置された図示しない固定台上に水平状態にして固定されたネジ穴13aを有する金属部品で、この金属部品13のネジ穴13aは上述したピーニング装置により、硬化処理が施されるものである。
次に上記のように構成された金属部品のピーニング装置の作用を図2および図3を用いて説明する。
いま、施工処理すべき金属部品13が水中の所定の箇所に設置された図示しない固定台上にネジ穴13aを真上に向けて水平状態に固定されているものとする。このような金属部品13に対して、本体ブラケット1を図示しないX−Yテーブルを用いて高周波振動発生装置10のホーン11に取付けられたホーンチップ12の先端がネジ穴13aの真上に位置するように移動させる。
このような状態で、上下移動用モータ3および回転用モータ8の速度をそれぞれ同期させて回転駆動すると同時に、高周波振動発生装置10を動作させて高周波振動を発生させる。
ここで、その詳細について述べると、上下移動用モータ3の回転により上下移動用ボールネジシャフト5が回転し、上下移動ナット4が上下移動用モータ3の回転方向により上下移動用ボールネジシャフト5上を上下方向に螺進移動し、回転用モータブラケット7に取付けられた回転用モータ8および高周波振動発生装置10全体が上下方向に移動する。
また、回転用モータ8の回転により高周波振動発生装置10およびホーン11並びにホーンチップ12が高周波振動発生装置用ブラケット9を介して一体的に正又は逆方向に回転する。
一方、高周波振動発生装置10より発生する高周波振動は、ホーン11を通してホーンチップ12に伝達される。
すると、ホーンチップ12は、図2に示すように金属部品13のネジ穴13aのネジピッチに対応させて回転および上下方向に移動すると同時に、ホーン11を通して伝達される高周波振動により水を媒体としてキャビテーション気泡が発生し、このキャビテーション気泡の崩壊時の衝撃波が金属部品13のネジ穴13aの表面に圧縮残留応力として加えられ、ネジ穴表面が硬化処理される。
この場合、図3に示すようにホーンチップ12とネジ穴13aの表面との間隙は、振動軸方向に0.2mmとし、軸直交方向の間隙も同様に0.2mmとする。このような間隙とすれば、ホーンチップ12の最大振幅においても金属部品13のネジ穴13aの表面と接触せず、高いピーニング効果が得られる距離である。
また、ホーンチップ12は、ピーニング効果を得るために必要なキャビテーション発生部のネジ条数として2条乃至4条設けるだけでよく、5条以上としてもピーニング効果の更なる向上はなく不要である。つまり、ホーンチップ12は、金属部品13のネジ穴13aのネジピッチに合わせて回転しながら上下方向に移動するので、ネジ条数としては2条乃至4条設けるだけでキャビテーションによるピーニングを施すことが可能である。
なお、図3に示す金属部品13は、ネジ穴13aがM10で、ネジピッチが1.5の場合を例示したが、上記以外の金属部品13のネジ穴13aに対しても上述したホーンチップ12とネジ穴13aの表面との間隙およびネジ条数は同じである。
このように本実施形態では、水中の所定の箇所に設置された固定台上にネジ穴13aを真上に向けて水平状態に固定された金属部品13のネジ穴13aに高周波振動発生装置10より発生する高周波振動を伝達するホーン11の先端に着脱可能に取付けられたホーンチップ12を振動体として高周波振動させながら、金属部品13のネジ穴13aのネジピッチに合せて上下移動用モータ3および回転モータ8を同期制御してホーンチップ12を回転および上下方向に移動させることにより、水を媒体として発生するキャビテーション気泡の崩壊時における衝撃波が金属部品13のネジ穴13a表面に印加されるので、ネジ穴13a表面の圧縮残留応力を高めることができる。これにより、ネジ穴表面を硬化させ、疲労強度を向上させることができる。
また、ホーン11およびホーンチップ12からなる振動体を高周波振動させながら、回転および上下方向に移動させる制御は、全て電気的に行っているので安易であり、しかもピーニング処理時にかかる反力もないので、金属部品13が軟質材料のものでも対応が可能となる。
さらに、ホーンチップ12と金属部品13のネジ穴13a表面との間隙およびこれと直交する方向の間隙は0.2mmとしても、ホーンチップ12の最大振幅においても金属部品13のネジ穴13表面と接触することなく、最小範囲にピーニング作用するので、貫通ネジ穴、非貫通ネジ穴ともに高いピーニング効果を得られる。
一方、装置構成としては、ホーン11の先端にホーンチップ12をネジ結合して交換可能になっているので、キャビテーション作用によりホーンチップ12が摩耗しても、ホーン11からホーンチップ12を取外して新たなホーンチップ12に交換することができる。特に、ホーン11およびホーンチップ12からなる振動体は、高価なチタン合金を加工して製作されるため、材料費および加工費が嵩むが、ホーンチップ12のみの交換でキャビテーションを利用したピーニング処理が可能となり、コストの低減を図ることができる。
また、本体ブラケット1の下部に上下移動用ブラケット2を介して上下移動用モータ3を取付けるともに、この上下移動用モータ3により回転する上下移動用ボールネジシャフト5の軸受6を本体ブラケット1の上部内面側に設ける構成とし、且つ金属部品13を固定する図示しない固定台と対応する適宜大きさの図示しないX−Yテーブルの移動部の下面に取付ける構成としたので、従来のショット粒を高速で金属表面に投射するショットピーニング装置やウォータージェットピーニング装置に比べて小型化を図ることができる。
本発明によるネジ穴を有する金属部品のピーニング方法および装置を説明するための第1の実施形態を示す断面図。 同実施形態において、ホーンチップが金属部品のネジ穴のネジピッチに対応させて回転および上下方向に移動する状態を示す図。 同実施形態において、ホーンチップとネジ穴の表面との間隙について説明するための図。
符号の説明
1…本体ブラケット、2…上下移動用モータブラケット、3…上下移動用モータ、4…上下移動ナット、5…上下移動用ボールネジシャフト、6…軸受部、7…回転用モータブラケット、8…回転用モータ、9…高周波振動発生装置用ブラケット、10…高周波振動発生装置、11…ホーン、12…ホーンチップ、13…金属部品、13a…ネジ穴

Claims (9)

  1. 液体中に配置されたネジ穴を有する金属部品の前記ネジ穴に該ネジ形状に倣う形状の振動体に高周波振動を与えると同時に、該振動体を前記ネジ穴のネジピッチに対応させて回転および上下方向に移動させることにより、前記液体を媒体として発生するキャビテーション気泡の崩壊時における衝撃波を前記金属部品のネジ穴表面に圧縮残留応力として加えて、前記ネジ穴表面を硬化処理することを特徴とするネジ穴を有する金属部品のピーニング方法。
  2. 前記振動体の回転および上下移動は、前記ネジ穴のネジピッチに合せた同期速度で制御されることを特徴とする請求項1記載のネジ穴を有する金属部品のピーニング方法。
  3. X−YテーブルによりX方向およびY方向に移動可能に支持された本体ブラケットと、
    この本体ブラケットに取付けられた上下移動用モータと、
    前記本体ブラケットに回転可能に支持され前記上下移動用モータの回転を上下方向の直線移動に変換する上下移動機構と、
    この上下移動機構に上下移動可能に支持された高周波振動を発生する高周波振動発生装置と、
    この高周波振動発生装置を回転させる回転用モータと、
    前記高周波振動発生装置に取付けられ、金属部品のネジ穴表面に高周波振動を伝達する部分の形状が該ネジ穴のネジ形状に倣う形状とし、前記高周波振動を液体中に配置された前記ネジ穴を有する金属部品の前記ネジ穴表面に伝達する振動体とを備え、
    前記振動体を高周波振動させながら、前記上下移動用モータおよび回転モータを同期制御することにより、水を媒体として発生するキャビテーション作用により前記金属部品のネジ穴表面に圧縮残留応力を付与してネジ穴表面を硬化処理することを特徴とする金属部品のピーニング装置。
  4. 請求項3記載の金属部品のピーニング装置において、前記上下移動用モータは、前記上下移動機構の下方に配置されて結合されたことを特徴とする金属部品のピーニング装置。
  5. 請求項3又は請求項4記載の金属部品のピーニング装置において、前記上下移動機構は、上下移動用ボールネジシャフト、このボールネジシャフトに螺挿されたナットおよび前記上下移動用ボールネジの回転による前記ナットの回転を抑止する機構から構成されたことを特徴とする金属部品のピーニング装置。
  6. 請求項5記載の金属部品のピーニング装置において、前記本体ブラケットは前記上下移動用ボールネジシャフトの軸受を兼ねた構成としたことを特徴とする金属部品のピーニング装置。
  7. 請求項3乃至請求項6のいずれかに記載の金属部品のピーニング装置において、前記振動体のキャビテーション発生部のネジ条数は、2条乃至4条としたことを特徴とする金属部品のピーニング装置。
  8. 請求項3乃至請求項7のいずれかに記載の金属部品のピーニング装置において、前記振動体は、前記高周波振動発生装置に結合されたホーンおよびこのホーンの先端に着脱可能に取付けられたホーンチップから構成されたことを特徴とする金属部品のピーニング装置。
  9. 請求項8記載の金属部品のピーニング装置において、前記金属部品のネジ穴のネジ表面と前記ホーンチップとの振動軸方向およびこれと直交する方向の間隙が0.2mmであることを特徴とする金属部品のピーニング装置。
JP2008041904A 2008-02-22 2008-02-22 ネジ穴を有する金属部品のピーニング方法および装置 Expired - Fee Related JP5178235B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008041904A JP5178235B2 (ja) 2008-02-22 2008-02-22 ネジ穴を有する金属部品のピーニング方法および装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008041904A JP5178235B2 (ja) 2008-02-22 2008-02-22 ネジ穴を有する金属部品のピーニング方法および装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009196049A JP2009196049A (ja) 2009-09-03
JP5178235B2 true JP5178235B2 (ja) 2013-04-10

Family

ID=41140158

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008041904A Expired - Fee Related JP5178235B2 (ja) 2008-02-22 2008-02-22 ネジ穴を有する金属部品のピーニング方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5178235B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5431139B2 (ja) * 2009-12-11 2014-03-05 Jfe条鋼株式会社 高疲労強度ボルトおよびその製造方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005125458A (ja) * 2003-10-24 2005-05-19 Isuzu Motors Ltd ウォータジェットピーニング装置及び方法
JP4509714B2 (ja) * 2004-09-15 2010-07-21 東芝プラントシステム株式会社 表面改質方法および表面改質装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009196049A (ja) 2009-09-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Bhattacharyya et al. Influence of tool vibration on machining performance in electrochemical micro-machining of copper
JP5328898B2 (ja) 超音波ナノ改質器を利用したベアリング加工装置及び加工方法
JP2006110980A (ja) スクライブ装置
JP6972169B2 (ja) 超音波ローラバニシングシステムおよび方法、ならびに部品の加工方法
CN110724804B (zh) 一种齿根齿面超声辅助振动喷丸强化工艺方法
EP2646190A1 (en) Electrical discharge machining
JP5178235B2 (ja) ネジ穴を有する金属部品のピーニング方法および装置
JP6246152B2 (ja) 高周波振動援用プラズマ放電研削装置及びその方法
JP2009090443A (ja) 表面改質装置およびその改質方法
EP3450577B1 (en) Component manufacturing method
JP4509714B2 (ja) 表面改質方法および表面改質装置
WO2012074499A1 (ru) Ультразвуковой инструмент для ударной обработки поверхностей деталей
CN109530198B (zh) 一种楔形预紧的二维柔顺振动平台
JP4460981B2 (ja) ディンプル加工方法およびディンプル加工装置
JP2011194370A (ja) 超音波加工装置
CN113444870A (zh) 一种超声冲击振动时效系统
JP2006082162A5 (ja)
JP2018192467A (ja) ランジュバン型超音波振動子とその支持方法とその超音波応用加工法
KR101112690B1 (ko) 마이크로 선반용 공구 모듈 및 이를 구비하는 마이크로 선반
JPH08155799A (ja) 超音波微細孔加工装置
CN102632371A (zh) 一种发动机气门的加工工艺
JP2007307682A (ja) 被改質材加工方法および被改質材加工装置
RU2477210C2 (ru) Устройство для автоматизированной ультразвуковой упрочняющей обработки
CN107662149B (zh) 激振式三维力内腔除锈机
RU2252859C1 (ru) Ультразвуковой инструмент для снятия остаточных напряжений и упрочнения поверхностей металлов

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101022

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120821

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121017

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121211

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130108

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees