JP5174817B2 - 太陽電池モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、太陽電池モジュールに関する。
近年、環境保護の観点から家庭用の太陽電池の需要が著しく増加する傾向にある。太陽電池素子は、第1の導電型の半導体基板を準備し、上述の基板とは異なる第2の導電型の不純物を拡散させpn接合を形成することで製造される。
これらの太陽電池素子は、その表面および裏面に、金属を主成分とする材料を塗布して焼成することによって形成される第1の電極、第2の電極を有している。(例えば、特開2006−210654号公報、特開2003−273377号公報、特開平10−144943号公報参照)。
また、一般的に、複数の太陽電池素子が接続されて電気出力が取り出せるように構成された太陽電池モジュールが用いられている。この太陽電池モジュールは、複数の太陽電池素子の第1の電極と第2の電極をインナーリード(タブ)によって接続し、接続された複数の太陽電池素子の第1の面を透光性部材で、第2の面を有色の部材で覆った構成が一般的である。
しかしながら、基板の薄型化に伴い、太陽電池モジュールの製造、保管、及び運搬時等において、電極が熱等の影響で膨張或は収縮すると、熱応力の影響で、基板の表層にクラックが発生し易くなっている。例えば、インナーリードが半田付けにより第2の電極に接続される場合、基板に応力がかかり、第1の電極の近傍に位置する基板の表層部分が欠けやすい。特に、Sn−Ag等の鉛フリー半田を用いる場合、半田の融点が高くなることから熱による応力の影響が大きくなり基板の表層が欠けやすくなる。特に、第1の電極との境界部分で欠けやすくなる。
本発明は上記問題点を解決するために案出されたものであり、基板にクラックが生じにくい太陽電池モジュールを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一実施形態にかかる太陽電池モジュールは、光を受光する第1の面と前記第1の面の裏側に配置された第2の面とを有する基板と、前記基板の第1の面上に設けられた第1の電極と、前記基板の第2の面上に、前記第1の電極の直下に第1の開口を有する第2の電極とを備え、平面透視で、前記第1の開口内に前記第1の電極の周縁の一部が配置されている。
これにより、第1の電極の近傍に位置する基板にかかる応力を低減することができる。よって基板の表層部分の欠けを低減することができ、太陽電池モジュールの信頼性を向上させることができる。
この発明の目的、特徴、および利点は、以下の詳細な説明と添付図面とによって、より明白となる。
本発明の第1実施形態に係る太陽電池モジュールに用いられる太陽電池素子の一例を示す断面構造の概略図である。 同上の太陽電池モジュールに用いられる太陽電池素子の受光面側(表面)の電極形状の一例を示す図である。 同上の太陽電池モジュールに用いられる太陽電池素子の非受光面側(裏面)の電極形状の一例を示す図である。 同上の太陽電池モジュールを示す断面構造図である。 同上の太陽電池モジュールに用いられる太陽電池素子の第2の電極の一例を示す拡大図である。 図5のX−X’線における断面図である。 図5のY−Y’線における断面図である。 第一開口部の長さDと複数の第一開口部の間隔Eを変更したときにおける第1の電極端部の基板にかかる最大主応力をシミュレーションした図である。 第1実施形態に係る太陽電池モジュールに用いられる太陽電池素子の第2の電極の他の例を示す拡大図である。 同上の太陽電池モジュールに用いられる太陽電池素子の第2の電極の他の例を示す下視図である。 同上の太陽電池モジュールに用いられる太陽電池素子の第2の電極の他の例を示す拡大図である。 同上の太陽電池モジュールに用いられる太陽電池素子の第2の電極の他の例を示す拡大図である。 インナーリードに関する変形例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る太陽電池モジュールの非受光面(裏面)側部分を示す概略図である。 図14の部分拡大図である。 本発明の第1実施形態に係る太陽電池モジュールに用いられる太陽電池素子の非受光面側(裏面)の電極形状の他の例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る太陽電池モジュールに用いられる太陽電池素子の非受光面側(裏面)の電極形状の他の例を示す図である。
<第1実施形態>
以下、第1実施形態に係る太陽電池モジュールについて図1〜3に基づいて説明する。
図1は本発明の第1実施形態に係る太陽電池モジュールに用いられる太陽電池素子の一例を示す断面構造の概略図であり、図2は本実施形態の太陽電池モジュールに用いられる太陽電池素子の受光面側(表面)の電極形状の一例を示す図(上視図)、図3は本実施形態の太陽電池モジュールに用いられる太陽電池素子の非受光面側(裏面)の電極形状の一例を示す図(下視図)である。
本実施形態の太陽電池モジュールは、光が入射する第1の面(図1における上面)と第1の面の裏側に配置された第2の面(図1における下面)とを有する基板1と、基板1の第1の面上に設けられた第1の電極4と、第1の開口7aを有する出力取出部5aを含み基板1の第2の面上に設けられた第2の電極5と、を有する複数の太陽電池素子10と、隣り合う太陽電池素子を接続する第1のインナーリードとしての複数のインナーリード11とを有する。
基板1の第1の面側には、拡散層2が形成されており、基板1の第2の面側にはBSF領域(Back Surface Field)6が形成されている。また、基板1の第1の面上には、反射防止膜3が配置されている。このような基板1は、例えば、単結晶又は多結晶シリコンなどから成り、ボロン(B)などのp型の導電型を呈する半導体不純物を含有する。
拡散層2は、基板1内に形成されている。基板1がp型のシリコン基板である場合、p型バルク領域と拡散層2との間にpn接合部が形成される。n型化ドーピング元素としては、例えばP(リン)が用いられる。
反射防止膜3は、所定の波長領域の光の反射率を低減させて、光生成キャリア量を増大させる役割を果たし、太陽電池素子10の光電流密度Jscを向上させる。反射防止膜3は、例えばSiNx膜(Si34ストイキオメトリを中心にして組成変動を有する)、TiO2膜、SiO2膜、MgO膜、ITO膜、SnO2膜、ZnO膜などからなる。その厚みは、材料によって適宜選択されて、適当な入射光に対して反射しにくくする。例えば基板1がシリコンからなる場合、屈折率は1.8〜2.3程度、厚み500〜1200Å程度が好ましい。
また、図1において、BSF領域6は、基板1の第2の面側の表層部におけるp+領域である。BSF領域6は、基板1の第2の面近くでキャリアの再結合による効率の低下を低減させる役割を有しており、基板1の第2の面側に内部電界を形成するものである。
第1の電極4は、第1の出力取出部(バスバー電極)4aと、第1の集電部(フィンガー電極)4bとを有する。第1の出力取出部4aの少なくとも一部は、第1の集電部4bと交差している。本実施形態の第1の電極4は、1.3mm〜2.5mm程度の幅の広い第1の出力取出部4aと、第1の出力取出部4aに対して垂直に設けられており50〜200μm程度の幅が狭い第1の集電部4bとを有する。このような第1の電極4(第1の出力取出部4a、第1の集電部4b)の厚みは、10〜40μm程度である。
第2の電極5は、第2の出力取出部5aと、第2の集電部5bとを有する。本実施形態の第2の出力取出部5aの厚みは10μm〜30μm程度、幅は3.5mm〜7mm程度である。また、第2の集電部5bの厚みは15μm〜50μm程度である。
このような第1の集電部4b、第2の集電部5bは、主に基板1で発生したキャリアを集電する役割を有し、第1の出力取出部4a、第2の出力取出部5aは第1及び第2の集電部4b,5bで集めたキャリアを集め、外部に出力する役割を有している。隣接した太陽電池素子10の第1の電極4(第1の出力取出部4a)と第2の電極5(第2の出力取出部5a)とは、インナーリード11により接続される。
第1の電極4に接続されたインナーリード11は、平面視で、一方の辺が他方の辺よりも長い線状である。なお、図2、図3において矢印Mで示す方向は、インナーリードの長手方向を示す。矢印Nで示す方向は、インナーリードの短手方向を示す。
次に、上述の構造を有する太陽電池素子10の製造工程について説明する。
基板1が単結晶シリコン基板1の場合は、例えば引き上げ法などによって形成され、基板1が多結晶シリコン基板1の場合は、例えば鋳造法などによって形成される。多結晶シリコン基板1は、大量生産が可能であり製造コスト面で単結晶シリコン基板1よりも有利であるので、ここでは多結晶シリコンを用いた例によって説明する。
基板1を作成するためには、まず、例えば鋳造法により多結晶シリコンのインゴットを作成する。例えば、B等のドーパントを含んだシリコン原料を溶解、凝固することによりp型の多結晶シリコンインゴットを形成することができる。多結晶シリコンのインゴットは、例えば、350μm以下、より好ましくは200μm以下の厚みにスライスして、10cm×10cm〜25cm×25cm程度の大きさに切断し、これによって基板1が作成される。なお、基板1の切断面におけるダメージを受けた部分や汚染を受けた部分を清浄化するために、表面をNaOHやKOHあるいはフッ酸やフッ硝酸などでごく微量エッチングすることが望ましい。その後、ドライエッチング方法やウェットエッチング方法を用いて、基板1の表面に微小な突起を形成するのが更に望ましい。
次に、基板1内にn型の拡散層2を形成する。これによってp型バルク領域と拡散層2との間にpn接合部が形成される。このような拡散層2は、ペースト状態にしたP25を基板1の表面に塗布して熱拡散させる塗布熱拡散法、ガス状態にしたPOCl3(オキシ塩化リン)を拡散源とした気相熱拡散法、及びリンイオンを直接拡散させるイオン打ち込み法などによって形成される。この拡散層2は0.2〜0.5μm程度の深さに形成される。なお、拡散層2の形成方法は上記方法に限定されるものではなく、例えば薄膜技術を用いて、水素化アモルファスシリコン膜や、微結晶シリコン膜を含む結晶質シリコン膜などを形成してもよい。さらに、基板1と拡散層2との間にi型シリコン領域を形成してもよい。
次に、反射防止膜3を形成する。反射防止膜3は、PECVD(plasma enhanced chemical vapor deposition)法、蒸着法、スパッタ法などを用いて形成する。
次に、基板1の第2の面側に、第1の導電型の半導体不純物が高濃度に拡散されたBSF領域6を形成する。p型の不純物元素としてはBやAl(アルミニウム)等を用いることができ、不純物元素濃度が高いp+型とすることによって、後述する第2の電極5との間にオーミックコンタクトを得ることができる。製法としては、BBr3(三臭化ボロン)を拡散源とした熱拡散法を用いて温度800〜1100℃程度で形成する方法、Al粉末及び有機ビヒクル等からなるAlペーストを印刷法で塗布したのち、温度600〜850℃程度で熱処理(焼成)してAlを基板1に拡散する方法を用いることができる。
なお、このBSF領域6を熱拡散法で形成する場合は、既に形成してある拡散層2には酸化膜などの拡散バリアをあらかじめ形成しておくことが望ましい。またAlペーストを印刷して焼成する方法を用いれば、印刷面だけに所定の拡散領域を形成することができるだけではなく、拡散層2形成時に同時に第2の面側にも形成されているn型の拡散層2を除去する必要もなく、第2の面側の周辺部のみレーザー等を用いてPN分離を行えばよい。
なお、BSF領域6の形成方法は上記方法に限定されるものではなく、例えば薄膜技術を用いて、水素化アモルファスシリコン膜や、微結晶シリコン膜を含む結晶質シリコン膜などを形成してもよい。さらに、基板1とBSF領域6との間にi型シリコン領域を形成してもよい。
次に、第1の電極4(第1の出力取出部4a、第1の集電部4b)と第2の電極5(第2の出力取出部5a、第2の集電部5b)とを以下のようにして形成する。
第1の電極4は、例えば銀(Ag)等からなる金属粉末と、有機ビヒクルとガラスフリットを、例えばAg100重量部に対してそれぞれ10〜30重量部、0.1〜10重量部を添加してペースト状にしたAgペーストを用いて作製される。Agペーストは、基板1の第1の面に塗布され、その後、最高温度600〜850℃で数十秒〜数十分程度焼成されることにより第1の電極4となる。塗布法としては、スクリーン印刷法などを用いることができ、好ましくは、ペーストが塗布された後、所定の温度で溶剤が蒸散され、ペーストが乾燥される。
次に、第2の電極5について説明する。まず、第2の集電部5bは、例えばAl粉末と、Al100重量部に対して10〜30重量部となる有機ビヒクルと、を含有するAlペーストを用いて作製される。このペーストを、第2の出力取出部5aを形成する部位を除いて基板1の第2の面のほぼ全面に塗布する。塗布法としては、スクリーン印刷法などを用いることができる。好ましくは、ペーストが塗布された後、所定の温度で溶剤を蒸散させ、乾燥させる。
次に、第2の出力取出部5aは、例えばAg粉末などからなる金属粉末と、有機ビヒクルとガラスフリットをAg100重量部に対してそれぞれ10〜30重量部、0.1〜5重量部を添加してペースト状にしたAgペーストを用いて作製される。このAgペーストを予め決められた形状に塗布する。なお、Agペーストは、Alペーストの一部と接する位置に塗布されることで、第2の出力取出部5aと第2の集電部5bとの一部が重なる。塗布法としては、スクリーン印刷法などを用いることができ、塗布後、好ましくは所定の温度で溶剤を蒸散させて乾燥させる。
そして、基板1を焼成炉内にて最高温度が600〜850℃で数十秒〜数十分程度焼成することにより、第2の電極5が基板1上に形成される。
上記では印刷・焼成法による電極形成を用いたが、蒸着やスパッタ等の薄膜形成やメッキ形成を用いて形成することも可能である。
以上のようにして、本実施形態に係る太陽電池素子を作製することができる。
図4は、本実施形態の太陽電池モジュール18の模式的な断面図である。図4に示すように、太陽電池モジュール18は、ガラスなどからなる透光性部材12、透光性のエチレンビニルアセテート共重合体(EVA)などからなる第1の充填材13、金属箔等のインナーリード11によって接続された複数の太陽電池素子10、透光性または白色のEVAなどからなる第2の充填材14、ポリエチレンテレフタレート(PET)や金属箔をポリフッ化ビニル樹脂(PVF)で挟みこんだ保護材15を有する。複数の太陽電池素子10のうち、最初の太陽電池素子と最後の太陽電池素子の電極の一端とは、出力取出部である端子ボックス17に、アウターリード16によって接続されている。
これらの複数の太陽電池素子10同士を接続するインナーリード11は、例えば厚さ0.1〜0.2mm程度、幅1〜2mm程度の銅箔の全面を半田によって被覆したものが用いられ、太陽電池素子10の第1の電極4(第1の出力取出部4a)と第2の電極5(第2の出力取出部5a)上に半田付けされて用いられる。図4においては、一つのインナーリード11の一端は第1の出力取出部4aに接続されており、他端は、隣設する太陽電池素子10の第2の出力取出部5aに接続されており、インナーリード11は、隣接する2つの太陽電池素子間を接続している。図4において、インナーリード11の一端部は、第1の出力取出部4aの長手方向に沿って接続されている。また、インナーリード11の他端部は、第2の出力取出部5aの長手方向に沿って接続されている。
太陽電池モジュール18は、上述した各部材を順次積層して、ラミネータの中で脱気、加熱して押圧することによって、第1、第2の充填材13,14が硬化し、各部材が一体化されて太陽電池モジュールとなる。その後、必要に応じて、Alなどのフレームを周囲にはめ込んでもよい。
次に、本実施形態に係る太陽電池モジュールの第1の電極4、第2の電極5の構造について、図を参照しながら説明する。
図5は第2の電極5の拡大図、図6は図5のX−X’線における断面図、図7は図5のY−Y’線における断面図である。本実施形態の太陽電池モジュールに用いられる太陽電池素子は、基板1の第1の面上に第1の出力取出部4aを有する第1の電極4と、第2の面のうち第1の電極4の周縁近傍の直下に第2の出力取出部5aを有する第2の電極5とを備える。
第2の電極5は、平面透視で第1の電極4と重畳しており、平面透視で、第1の開口7a内に第1の電極4の周縁の一部が配置されている。図5において、第2の出力取出部5aの短手方向における第1の開口7aの幅Aは、第1の出力取出部4aの幅Bより大きい。このような構造により、第2の電極5および裏面のインナーリード11がタブ付け等の熱収縮によって、第1の電極4の近傍に位置する基板1に生じさせる応力を低減することができる。よって基板1の表層部分の剥離を低減することができ、太陽電池モジュールの信頼性を向上させることができる。
また、図6に示されるように、仮に、表面および裏面のインナーリード11が電極の中央部に位置せずに電極端部にずれて配置された場合においても、基板1のごく薄い表層部分が剥がれにくくなり、大きなクラックが生じたり外観を阻害するといった問題も低減できる。
また、第1の開口7aの幅Aがインナーリード11の幅Cより大きいとき、第2の出力取出部5aとインナーリード11との接続が、インナーリード11の片方の端部のみで行われる。このため、第1の電極4の近傍の基板1が凸状に反るような収縮応力が生じにくい。また、第1の開口7aが複数設けられることにより、応力が分散され、クラックの発生を低減できる。第1の開口7aの幅Aは、例えば2mm以上3mm以下、第1の出力取出部4aの幅Bは、例えば1.3mm以上2.5mm以下に設計される。
また、図5に示すように、第1の開口7aは、第2の出力取出部5aの長手方向に沿って間隔をあけて複数設けられている。図5において、インナーリード11の長手方向における第1の開口7aの長さDは複数の第1の開口7aの間隔Eより大きい。
このような第1の開口7aは、平面透視において、第1の電極4の全周縁のうち少なくとも一部において重なっていればよい。例えば、第1の開口7aは、第2の電極5部分で4方が囲まれた形状であっても、2方向又は3方向が囲まれた形状(例えば、平面視でスリット状の開口又は凹状の開口等)であっても構わない。凹状の開口、スリット状の開口を図16、図17に示す。図16では、基板301は基板1に、第2の出力取出部305aは第2の出力取出部5aに、第2の集電部305bは第2の集電部5bに、第2の電極305は第2の電極5に、第1の開口307aは第1の開口7aにそれぞれ対応する。また、図17では、基板401は基板1に,第2の出力取出部405aは第2の出力取出部5aに、第2の集電部405bは第2の集電部5bに、第2の電極405は第2の電極5に、第1の開口407aは第1の開口7aにそれぞれ対応する。第1の開口7aは、特に、第1の開口7aが第2の電極5部分で4方が囲まれた形状である場合、第2の電極5の抵抗損失を抑えることができる。
また、第1の開口7aは、例えば、第2の電極5のうち第2の出力取出部5a部分だけに形成されていてもよい。この場合でも、当該第1の開口7aが形成された領域で、基板1の第1の面において第1の電極4の周縁での応力が緩和される。
ここで、第1の出力取出部4a及び第2の出力取出部5aが「線状である」とは、基板1の面に対して全体的に見て第1の出力取出部4a及び第2の出力取出部5aが線状に形成されている場合をいい、隙間無く連続直線状に連なる場合の他、複数の構成部分が隙間を介して直線状に連なる場合をも含む。
また、図6において、第1の出力取出し部4aに接続されたインナーリード11の幅C’は、第1の出力取出部4aの幅Bよりも小さい。このような構成により、インナーリード11が影となって太陽電池素子10の光を受光する面積が減少することを低減することができる。さらに、インナーリード11のずれが大きくなっても、インナーリード11が第1の出力取出部4aの端部と接続する可能性が少なくなり、第1の電極4の近傍にかかる応力を低減することができる。インナーリード11の幅Cとしては、例えば1mm以上2mm以下に設計される。
図8は、第1の開口7aの長さDと複数の第1の開口の間隔Eを変更したときにおける最大主応力(major principal stress)の変化をシュミレーションした結果である。横軸は、第2の出力取出部5aの長手方向における電極の位置を示し、縦軸は、開口部を設けない電極形状における最大主応力を100%としたときの各条件における最大主応力の相対比である。第1の開口7aの長さDを大きく、また、複数の第1の開口の間隔Eを小さくすることにより、第1の出力取出部4a近傍の基板1にかかる応力がより分散されるため、最大主応力も低減していることが分かる。第1の開口7aの長さDとしては、2mm以上5mm以下、複数の第1の開口の間隔Eとしては、1mm以上3mm以下に設計される。ここで、最大主応力とは、せん断応力成分がゼロとなるように座標系を取ったときの垂直応力の最大値をいう。
そして、第2の集電部5bは、第2の出力取出部5aが位置する部分に第2の開口7bを有する。このとき、インナーリード11の短手方向Nにおける第2の開口7bの幅Fが第1の出力取出部4aの幅Bより大きいことが好ましい。太陽電池素子10は、第1の電極4およびその近傍直下に第2の集電部5bを有さないことから、熱収縮に伴う第1の電極4およびその近傍に位置する基板1にかかる応力を低減することができるとともに、第2の出力取出部5aと基板1との接触面積が大きくなるため、第2の出力取出部5aと基板1との電極強度を保つことができる。第2の開口の幅Fとしては、1.5mm以上2.8mm以下に設計される。なお、電極強度とは、対象物に接合された電極に引っ張り荷重を加えて行き、対象物から剥がれたときの荷重の値をいう。
さらに、インナーリード11の短手方向Nにおける第1の開口7aの幅Aが第2の開口7bの幅Fよりも大きいことが好ましい。つまり、A>F>Bの関係が成立していることが好ましい。これにより、第2の出力取出部5aと第2の集電部5bとの重畳部は、インナーリード11が接続される第1の電極4から離れた位置となるため、熱収縮に伴う基板1にかかる応力をさらに低減することができる。また、Alペーストを印刷焼成して第2の集電部5bを形成する場合においては、同時に形成されるBSF領域6を大きくすることができるため、太陽電池素子の特性を向上させることができる。
また、出力取出部5aの側面5atと第1の開口7aとの間の幅Gが複数の第1の開口7aの幅Aよりも小さいことが好ましい。なお、幅A,幅Gは、第2の出力取出部5aの短手方向における幅である。かかる構成により、第2の出力取出部5aの抵抗を低減し、第2の集電部5bによって集められたキャリアを、抵抗損失を抑えて効率よく第2の出力取出部5aに取り出すことができる。また、電極端部の一方の幅Gを複数の第1の開口7aの間隔Eよりも小さくすることにより、第2の出力取出部5aと第2の集電部5bとの重なり部分の基板1にかかる応力を低減できる。電極端部の一方の幅Gとしては、例えば、0.75mm以上2mm以下に設計される。ここで、第2の電極の出力取出部5aの側面5atとは、平面視における第2の出力取出部5aの長手方向に沿った端面5atをいう。
また、図9に示されるように、第2の出力取出部5aの側面5atと第1の開口7aとの間の幅Gよりも小さい幅Hの細線からなる第3の出力取出部5cが第2の出力取出部5aに接続されることが好ましい。つまり、第2の電極5は、出力取出部5aと第3の出力取出部5cとを備えることが好ましい。これにより、第2の集電部5bによって集められたキャリアを、抵抗損失を抑えて第3の出力取出部5cから第2の出力取出部5aに取り出すことができるため、第2の電極5全体の抵抗損失が抑えられ、電気特性の低下を防ぐことができる。また、第3の出力取出部5cは、例えば0.05mm以上0.5mm以下の線幅Hからなる細線より構成される。かかる範囲とすることにより、第3の出力取出部5cを構成する金属の収縮応力が分散され、第2の集電部5bにかかる応力を低減することができる。
また、図10において、第2の電極の第2の出力取出部5aは、インナーリード11の長手方向の中央領域11aに第3の開口7cを有し、第3の開口7c内には第2の集電部5bが露出している。このような構造により第2の集電部5bにおける集電効率を高めるとともに第2の電極5全体の抵抗損失が抑えられ、電気特性が低下しにくい。また、このような太陽電池素子10は、太陽電池素子10を中央部で分断して形成されるカットセルに用いやすい。また、図10に示すように、第2の出力取出部5aの長手方向における第3の開口7cの長さは、他の第1の開口7aの長さよりも大きい。
また、図11に示されるように第2の出力取出部5aは、基板1の中央領域に位置し、インナーリード11の短手方向Nの幅Jを有する第1の部分51aと、基板1の外周領域に位置し、第1の部分51aより大きい幅Iを有する第2の部分52aとからなる。それ故、基板1の端部側においてもインナーリード11を第2の出力取出部5aの上に配置させ易くなる。幅Iは幅Jよりも、例えば1mm以上3mm以下に大きく設計される。なお、第1の部分51aは基板1の中央部よりに位置し、第2の部分52aは第1の部分51aよりも基板1の外周側よりに位置していればよく、例えば、第2の部分52aは、基板1の外周囲に接する場所に存在しなくともよい。また、基板端部側の第2の出力取出部5aの幅を大きくした領域における第1の開口7aの幅も中央部に位置する第1の開口7aの幅より大きくしても構わない。さらに、基板端部側における第2の出力取出部5aとインナーリード11との接着領域の長さKは、複数の第1の開口7aの間隔Eよりも大きい方が好ましい。この場合、インナーリード11の先端部における第2の出力取出部5aとインナーリード11との接着強度を高めることができ、インナーリード11の先端部の剥がれを低減することによって、先端部の剥がれが進展してインナーリード11の全体が第2の出力取出部5aから剥がれ難くできる。接着領域の長さKは2mm以上5mm以下に設計される。
また、図12に示されるように、第2の出力取出部5aは、基板1の外周側に第1の開口7aより小さい第4の開口7dを有することが好ましく、本実施形態では、第2の出力取出部5aの基板端部側に連続した2つの第4の開口7dを有している。これにより、接触式または非接触式の厚み計測機を用いて一方の第4の開口7dから他方の第4の開口7dにスキャンすることによって、2つの第4の開口7dの間にある電極の厚みを測定することができ、第2の出力取出部5aの基板端部側の厚み管理を行うことができる。スクリーン印刷を用いて電極を形成した際には、第2の出力取出部5aの中央部に比べ基板端部側において電極の厚みがばらつくことがある。そのため印刷後または焼成後、即座に厚みを測定し、電極の基板端部の厚みが規定範囲外となれば直ぐに工程の調整を行うことができる。第4の開口7dの大きさは0.5〜1.5mm程度であればよく、その間隔は0.5〜3mm程度であればよい。
また、インナーリード11は半田を介して第1の出力取出部4a又は第2の出力取出部5aに接続されるとともに、半田が鉛を含まない鉛フリー半田であることが好ましく、環境に優しく、また、鉛フリー半田を使用しても本実施形態の発明の構造にすることによって、基板1のごく薄い表層部分が欠けるといった問題を低減できる。用いられる鉛フリー半田としては、Sn−Ag系、Sn−Ag−Cu系、Sn−Bi系、Sn−Bi−Ag系、Sn−Cu−Bi系、Sn−Cu系、Sn−Zn−Bi系、Sn−Sb系を用いることができる。
なお、上記実施形態では、基板1の第1の出力取出部4aとその隣の基板1の第2の出力取出部5aとを一つのインナーリード11で接続する例で説明したが、必ずしもその必要はない。例えば、図13に示すように、基板1の第1の出力取出部4aに対してはその長手方向に沿って第1のインナーリード111Aが接続され、基板1の第2の出力取出部5aに対してはその長手方向に沿って第2のインナーリード111Bが接続され、隣設する基板1間で、第1のインナーリード111Aの外方延出端部と第2のインナーリード111Bの外方延出端部とが半田付け等で接続された構成であってもよい。
この場合でも、各インナーリード111A,111Bを半田付け等で接続する場合における熱的影響を第1の開口7aの領域で緩和し、上記と同様の効果を得ることができる。
<第2実施形態>
第2実施形態に係る太陽電池モジュールについて説明する。
図14は第2実施形態に係る太陽電池モジュールの第2の面(裏面)側部分を示す概略図であり、図15は図14の部分拡大図である。図15では図14において示される複数の第2の出力取出部205aのうちの一つの長手方向略半分部分を示している。
なお、本第2実施形態の説明においては、上記第1実施形態との相違点を中心に説明する。
この太陽電池モジュールは、基板1における第2の面に、上記第2の電極5に対応する第2の電極205を有している。
第2の電極205は、上記第2の出力取出部5aに対応する第2の出力取出部205aと、上記第2の集電部5bに対応する第2の集電部205bとを有している。
第2の集電部205bは、基板1の裏面略全体を覆うように面状に広がって形成されており、第2の出力取出部205aは直線状に延びるように形成されている。
第2の集電部205bのうち第2の出力取出部205aが形成される部分には、第2の開口207bが略直線状に形成されている。但し、第2の出力取出部205aの幅は、第2の開口207bの幅よりも大きい。従って、第2の出力取出部205aは、第2の開口207b内で基板1に接しており、第2の開口207bの両側部で第2の集電部205bに接している。

また、第2の開口207bは、その長手方向における基板1の中間部で分断しており、その部分には第2の集電部205bが形成されている。この第2の集電部205bの部分は、後述する第3の開口207cを介して基板1の裏面に露出している。
また、第2の開口207bのうち基板1の外周側よりの部分207b2の幅W2は、第2の開口207bのうち基板1の略中央側よりの部分207b1の幅W1よりも大きくなるように形成されている。これにより、第2の出力取出部205aの端部で、クラックの発生を低減することができる。すなわち、第2の出力取出部205aの端部近傍は外側に開放されている(換言すると、インナーリードの中央部の領域は、当該領域の両サイドでインナーリードの熱収縮の力がかかるため、インナーリードに対し均一に収縮力がかかりやすいが、インナーリードの端部近傍の領域は、当該領域の片側のみにしかインナーリードの熱収縮がかからない)ため、第2の出力取出部205aに対して半田付け作業等を行う場合に、熱収縮度合の不均質性が生じ易く、クラックが発生し易い。そこで、第2の集電部205bの第2の開口207bの部分207b2を幅広にすることで、第2の出力取出部205aの端部近傍で、第2の出力取出部205aと第2の集電部205bとの重なり領域を小さくして、第2の出力取出部205aと第2の集電部205bとの熱応力の影響が基板1に作用し難いようにし、もって、クラックの発生をより低減するようにしている。
もっとも、第2の開口207bの部分207b1,207b2の幅W1,W2は、基板1の表側の第1の電極である第1の出力取出部204aの幅W10よりも大きい。これにより、平面透視において第1の出力取出部204aの両側縁部直下において、第2の集電部205bが配置されず、第2の集電部205bに起因する熱収縮の影響をより低減することができる。また、第1の開口207a1,207a2が無い部分で、第2の出力取出部205aと基板1との接触面積を大きくすることができ、第2の出力取出部205aの電極強度を保つことができる。
また、第2の出力取出部205aは、その長手方向略全体において、その短手方向の幅が略同じである略線状に形成されている。また、第2の出力取出部205aは、上記第1の開口7aに対応する第1の開口207a1,207a2を有している。第1の開口207a1,207a2は、第2の出力取出部205aの長手方向に沿って間隔をあけて複数設けられている。各第1の開口207a1,207a2は、上記第1の開口7aと同様に、第1の出力取出部204aの幅W10より大きい幅W3,W4を有している。従って、第2の電極205の熱応力に起因する基板1のクラック発生が低減されている。
また、第2の出力取出部205aの長手方向の各部分において、第1の開口207a1,207a2の幅W3,W4は、第2の開口207bの幅W1,W2よりも大きい。ここでは、第2の出力取出部205aの長手方向略中間部において、第1の開口207a1の幅W3は、第2の開口207bの長手方向中間部分207b1の幅W1よりも大きく、第2の出力取出部205aの端部において、第1の開口207a2の幅W4は、第2の開口207bの長手方向端部部分207b2の幅W2よりも大きい。つまり、W3又はW4(第1の開口の幅)>W1又はW2(第2の開口の幅)>W10(第1の出力取出部204aの幅)の関係が成立していることが好ましい。これにより、第2の集電部205bと第2の出力取出部205aとの重なり部分を、第1の出力取出部204aの両側縁部の外方に配設することができ、第2の集電部205b及び第2の出力取出部205aの熱収縮の影響が、第1の出力取出部204a近傍部分に作用し難くなる。また、さらに、第2の出力取出部205aとインナーリードとの接続部分をも第1の出力取出部204aの両側縁部の外方に配設することができるので、その接続作業による熱的影響も第1の出力取出部204a近傍部分に作用し難くなる。これにより、基板1のクラック発生、特に、第1の出力取出部204a近傍部分でのクラック発生をより低減できる。
また、上記第1実施形態と同様に、第2の出力取出部205aの長手方向において、上記第1の開口207a1,207a2の長さL1は、第1の開口207a1,207a2間の長さL2よりも大きく設定されている。これにより、第2の集電部205bに起因して基板1に作用する応力が分散され、基板1のクラック発生がより有効に低減される。
また、第2の出力取出部205aの長手方向において、基板1の外周側よりにある少なくとも一つ(ここでは2つ)の第1の開口207a2の幅W4は、基板1の中央側よりにある少なくとも一つ(ここでは多数)の第1の開口207a1の幅W3よりも大きい。これにより、インナーリードが第1の開口207a2の両側部で第2の出力取出部205aに接続される可能性を低減させて、基板1に作用する熱応力の影響を低減させることができる。すなわち、インナーリードを第2の出力取出部205aに半田付けする際に、半田付けによる熱応力の影響を基板1に作用し難いようにするという観点からは、第1の開口207a1,207a2部分ではインナーリードを第2の出力取出部205aに接続しない方が好ましいといえる。しかしながら、インナーリードの設置精度の都合等からして、第2の出力取出部205aの端部において、第2の出力取出部205aの短手方向におけるインナーリードの位置ずれが大きくなってしまう傾向にある。そこで、第1の開口207a2を幅広に形成することで、上記のようにインナーリードがずれて配設されてしまった場合でも、インナーリードを第1の開口207a2内に収めることができる。つまり、インナーリードが第1の開口207a2の両側部で第2の出力取出部205aに接続される可能性を低減させることができる。これにより、基板1に作用する熱応力の影響を低減させることができる。
また、仮に、インナーリードが第1の開口207a2の両側部で第2の出力取出部205aに接続されたとしても、その一方側の側部だけが接続された状態にすることができる。これにより、インナーリードが第1の開口207a2の両側部で第2の出力取出部205aに接続された場合と比較して、基板1に作用する熱応力の影響を低減させることができる。
また、第2の出力取出部205aの長手方向中間部には、上記第3の開口7cと同様に、第2の集電部205bを露出させる第3の開口207cを有している。これにより、図10を参照して説明したのと同様に、集電効率を高めるとともに第2の電極205全体の抵抗損失を抑えて、電気特性の低下を低減できる。
また、第2の出力取出部205aのうち基板1の周縁部近傍の先端部は、その先端側に向けて内向き傾斜する傾斜辺205a1に形成されている。これにより、第2の出力取出部205aの先端部での剥がれが低減されるようになっている。
また、第2の出力取出部205aは、基板1の外周側、ここでは、第1の開口207a1,207a2よりも基板1の外周側の部分に、第1の開口207a1,207a2よりも小さい第4の開口207dを有している。この第4の開口207dは、図12を参照して説明した第4の開口7dと同様に、第2の出力取出部205aの基板端部側の厚み管理等に供される。
また、第2の出力取出部205aの両側部には、第1実施形態における第3の出力取出部5cに対応する第3の出力取出部205c1,205c2が接続されている。第3の出力取出部205c1,205c2は、第1の実施形態の第3の出力取出部5cと同様に、第2の出力取出部205aの側面と第1の開口207a1とに挟まれた部位よりも小さい幅を有している。なお、第3の出力取出部205c1,205c2は、少なくとも一つの第1の開口207a1において、当該第1の開口207a1と第2の出力取出部205aの側面とで挟まれた部位よりも小さい幅を有していればよく、全ての第1の開口207a1,207a2において、同様の関係を有している必要はない。例えば、第3の出力取出部205c1は、端部側の第1の開口207a2と第2の出力取出部205aの側面とで挟まれた部位よりも大きい幅を有していてもよい。
また、第2の出力取出部205aの両側部のそれぞれに設けられた複数の第3の出力取出部205c1,205c2のうち、第2の出力取出部205aの長手方向端部(つまり、基板1の周縁部近傍)に設けられた第3の出力取出部205c2の幅W6は、第2の出力取出部205aの長手方向中間部(つまり、基板1の略中間部)に設けられた第3の出力取出部205c1の幅W5よりも小さい。結果的に、ここでは、第3の出力取出部205c2間の開口形状は、第3の出力取出部205c1間の開口形状よりも大きくなっているが、これらの開口形状は略同じであってもよい。
かかる構成により、第2の出力取出部205aの端部で、熱応力の影響を低減し、第3の出力取出部205c2の剥がれ及び基板1のクラック発生等を低減することができる。すなわち、第2の出力取出部205aの端部近傍は外側に開放されているため、第2の出力取出部205aに対して半田付け作業等を行う場合に、熱収縮度合の不均質性が生じ易い。そこで、第2の出力取出部205aの端部近傍で、第3の出力取出部205c2と第2の集電部205bとの接触面積をなるべく小さくすることで、第3の出力取出部205c2による熱応力が基板1側に及び難くすることができ、第3の出力取出部205c2の剥がれ及び基板1のクラック発生をより低減できる。
<その他の変形例>
なお、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で多くの修正および変更を加えることが出来る。
例えば、表面にAgペーストを塗布し、裏面にAlペーストとAgペーストを塗布して、第1の電極4および第2の電極5(第2の出力取出部5a、第2の集電部5b)を形成する際に、同時に焼成してもよいし、焼成工程を別々に行っても構わない。また、電極の形成順序も特に限定されない。また、第2の集電部5bを形成した後にAgペーストを塗布して第2の出力取出部5aを形成した形状を例にとって説明したが、その逆であっても構わない。
さらに、導電性ペーストを塗布した後の乾燥は、次の導電性ペーストを塗布するときに印刷機の作業テーブルやスクリーンに前の導電性ペーストが付着するといった問題がなければ省略しても構わない。
また、上記第1実施形態で説明した事項と第2実施形態で説明した事項、さらに、変形例として説明した事項とは、相互に反しない限り、適宜組合わせることができる。

Claims (13)

  1. 光を受光する第1の面と前記第1の面の裏側に配置された第2の面とを有する基板と、
    前記基板の第1の面上に設けられた第1の電極と、
    前記基板の第2の面上に、前記第1の電極の直下に第1の開口を有する第2の電極とを備え、
    平面透視で、前記第1の開口内に前記第1の電極の周縁の一部が配置されており、
    前記第1の電極は、線状の第1の出力取出部を含み、
    前記第2の電極は、前記第1の出力取出部の裏側に設けられ、前記第1の出力取出部と一部が重畳する線状の第2の出力取出部を含み、
    前記第2出力取出部は、その長手方向に沿って、線状に形成された第2のインナーリードが接続されたものであり、
    前記第2の出力取出部は、前記第1の開口を有しており、
    線状に形成され、前記第1の出力取出部にその長手方向に沿って接続された第1のインナーリードをさらに備える太陽電池モジュール。
  2. 請求項1記載の太陽電池モジュールであって、
    前記第1の開口は、前記第1の出力取出部の短手方向において前記第1の出力取出部の幅よりも大きい幅を有する、太陽電池モジュール。
  3. 請求項1記載の太陽電池モジュールであって、
    前記第1のインナーリードは、前記第1の出力取出部の短手方向において前記第1の出力取出部の幅より小さい幅を有する、太陽電池モジュール。
  4. 請求項1記載の太陽電池モジュールであって、
    前記第1の開口は、前記第2の出力取出部の長手方向に沿って間隔をあけて複数設けられ、
    前記第2の出力取出部の長手方向における前記複数の第1の開口の長さは、前記複数の第1の開口間の間隔よりも長い、太陽電池モジュール。
  5. 請求項1記載の太陽電池モジュールであって、
    前記第2の出力取出部の側面と前記第1の開口との間の長さは、前記第2の出力取出部の短手方向における前記第1の開口の幅よりも小さい、太陽電池モジュール。
  6. 請求項1記載の太陽電池モジュールであって、
    前記第2の電極は、前記第2の出力取出部の側面と前記第1の開口との間の長さよりも小さい幅を有し、且つ前記第2の出力取出部に接続された第3の出力取出部を有する、太陽電池モジュール。
  7. 請求項1記載の太陽電池モジュールであって、
    前記第2の出力取出部は、第1の部分と、該第1の部分よりも前記基板の外周側に位置し、前記第1の部分よりも大きい幅を有する第2の部分とを有する、太陽電池モジュール。
  8. 請求項2記載の太陽電池モジュールであって、
    前記第2の電極は、前記第1の出力取出部の裏側に形成された第2の開口を有する集電部を有し、
    前記第2の開口の幅は、前記第1の出力取出部の幅よりも大きい、太陽電池モジュール。
  9. 請求項8記載の太陽電池モジュールであって、
    前記第1の出力取出部の短手方向において、前記第1の開口の幅は、前記第2の開口の幅よりも大きい、太陽電池モジュール。
  10. 請求項8記載の太陽電池モジュールであって、
    前記第2の出力取出部は、その長手方向中央領域に、前記第2の開口より幅が広い第3の開口を有する、太陽電池モジュール。
  11. 請求項1記載の太陽電池モジュールであって、
    前記第2の出力取出部は、前記基板の外周側に前記第1の開口より幅が小さい第4の開口を有する、太陽電池モジュール。
  12. 請求項1記載の太陽電池モジュールであって、
    前記第1のインナーリードは、前記第1の出力取出部又は前記第2の出力取出部に、鉛フリー半田により接続されている太陽電池モジュール。
  13. 請求項1記載の太陽電池モジュールであって、
    前記基板の前記第1の面と前記第1の電極との間に、結晶質シリコン膜をさらに有する太陽電池モジュール。
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