JP5174267B1 - サーフボードケース - Google Patents

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【課題】サーフボードの出し入れが容易なサーフボードケースを提供する。
【解決手段】サーフボードケース10は、サーフボードのデッキ面を覆うデッキ面カバー14と、サーフボードの滑走面を覆う滑走面カバー16とを備えている。滑走面カバー16は、例えば、ニットなどの伸縮性を有する素材から形成され、中央には、サーフボードを出し入れするための出し入れ開口26が設けられている。出し入れ開口26がサーフボードケース10の先端に近い位置に設けられているので、サーフボードを押し込む距離が短い。また、出し入れ開口26は伸縮する。このため、サーフボードの出し入れが容易である。
【選択図】図1

Description

本発明は、サーフボードを収納するサーフボードケースに関するものである。
サーフボードを収納するためのサーフボードケースが広く一般に知られており、サーフボードの保管や運搬に用いられている。また、下記特許文献1には、サーフボードを収納した状態で自動車(ルーフ上)に固定できるサーフボードケースが記載されている。このサーフボードケースは、サーフボードを出し入れするための出し入れ開口がサーフボードケースの後側に設けられており、出し入れ開口にサーフボードを先端側から押し込んで収納する。そして、サーフボードの収納後、収納されたサーフボードごとルーフに押さえつけるようにベルトで固定される。
特開平09−301083号公報
しかしながら、上記特許文献1記載のサーフボードケースは、出し入れ開口が後側に設けられており、出し入れ開口からサーフボードケースの先端までの距離(すなわち、サーフボードを押し込む距離)が長く、サーフボードを収納するのに手間がかかってしまう。
本発明は、上記背景を鑑みてなされたものであり、サーフボードの出し入れが容易なサーフボードケースを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のサーフボードケースは、サーフボードの滑走面を覆う滑走面カバーと、サーフボードのデッキ面を覆うデッキ面カバーとが重ね合わされ、これら滑走面カバーとデッキ面カバーとの間にサーフボードが収納されるとともに、長手方向を自動車の進行方向と一致させ、かつ、前記デッキ面カバーを下方へ向けた状態で、自動車の車内天井部に左右に張り渡されたベルト上に積載されるサーフボードケースにおいて、前記デッキ面カバーに、車内積載時には前記ベルトが通されて前記長手方向への移動を規制する規制部材として機能し、車外運搬時には運搬者によって把持される取っ手として機能するベルト通しを設け、前記ベルト通しを、前記長手方向に沿って複数並べて配置するとともに、前記滑走面カバーを、伸縮性を有する生地から形成し、前記滑走面カバーの中央部に、前記長手方向に長く形成された出し入れ開口を設け、前記出し入れ開口を伸縮させてサーフボードの収納及び取り出しを行うことを特徴としている。
前記出し入れ開口に添って形成された紐通しに通されるとともに前記紐通しに形成された切れ目から端部が露呈されており、前記出し入れ開口を収縮させる際に、前記端部が牽引されて前記紐通しから引き出される収縮紐と、前記出し入れ開口の近傍に複数設けられ、前記紐通しから引き出された前記収縮紐が挿通されることによって前記出し入れ開口の拡開を防止する拡開防止リングと、前記拡開防止リングから前記収縮紐が脱落しないように、前記収縮紐の端部を係止する係止部とを備えることが好ましい。
本発明では、伸縮性を有する滑走面カバーの中央に出し入れ開口を設けた。これにより、サーフボードを押し込む距離が短く、また、出し入れ開口を広げてサーフボードを収納できるので、サーフボードの出し入れが容易である。さらに、滑走面カバーが伸びるので、サーフボードケースよりも大きなサーフボードも収納できる。
また、サーフボードを車内に積載するので、ルーフ上に積載する場合と比較して積載位置が低く積み降ろしが容易である。また、空気抵抗を考慮して素材強度や自動車への固定強度を高める必要が無いので、設計の自由度が高くコストも抑えられる。さらに、サーフボードを直接車内に積載する場合と比較して、車内が海水や砂で汚れてしまうこともない。また、車内天井部に張り渡されたベルトをベルト通しに通すことによって前後への移動を規制するので、自動車の加減速によりサーフボードが車内で移動してしまうこともない。
さらに、車内に積載する際には前述したベルト上に出し入れ開口を上方へ向けた状態で設置されるので、ベルト通しにベルトを通したまま、すなわち、車内にサーフボードケースを設置したままサーフボードの出し入れが可能である。また、ベルト通しは、車外運搬時には取っ手として機能するので、ベルト通しとは別に取っ手を設ける必要がない。また、ベルト通しを並べることによって、車内積載時にはベルトを通す位置を選択でき、車外運搬時には取っ手として把持する際の把持位置を選択できるので、多くの車種に積載可能であるとともに把持する者の体型や持ち方などの違いに広く対応できる。
また、収縮紐を牽引することで、出し入れ開口が収縮するようにすれば、サーフボードの脱落を防止できるだけでなく、サーフボードケースよりも小さなサーフボードを収納した際の弛みも防止できる。さらに、引き出された収縮紐を、出し入れ開口の近傍に設けられた拡開防止リングに挿通させた後に係止すれば、出し入れ開口の拡開を防止できるので、より確実にサーフボードの脱落やサーフボードケースの弛みを防止できる。
特に、本発明では、出し入れ開口の反対側にベルト通しが設けられており、このベルト通しは車内積載時には移動を規制する規制部材となり車外運搬時には取っ手となるので、引っ張られるなどの力が加えられる。このため、出し入れ開口が自由に伸縮してしまうと、ベルト通しに力が加えられた際に、出し入れ開口が伸びてサーフボードが脱落してしまう恐れがある。このため、収縮紐により出し入れ開口を収縮させるようにしたり、拡開防止リングにより出し入れ開口の拡開を防ぎ、サーフボードの脱落を防止することがより効果的である。
サーフボードケースの平面図である。 サーフボードケースにサーフボードを収納する手順を示す説明図である。 サーフボードケースを自動車に設置した状態を示す説明図である。 車内設置用のベルトを車外運搬用に用いる例を示す説明図である。 ベルト通しの別の配置パターンを示す説明図である。
図1(A)、同図(B)に示すように、本発明のサーフボードケース10は、サーフボード12(図2参照)のデッキ面を覆うデッキ面カバー14と、サーフボード12の滑走面を覆う滑走面カバー16とが重ね合わされ、これらの外周部分が例えば縫い合わされて一体化されたものである。サーフボード12は、デッキ面カバー14と滑走面カバー16との間に収納される。なお、サーフボードケースの長さ及び幅は収納するサーフボードの種類などに応じて自由に設定できるが、本例では、長さを180cm、幅を50cmとしている。
図1(A)において、デッキ面カバー14の外面には、ベルト通し18が設けられている。ベルト通し18は、後述するベルト20(図3、図4参照)が通されるものであり、サーフボードケース10を自動車22(図3参照)に積載したときに前後への移動を規制する規制部材として機能する。また、ベルト通し18は、サーフボードケース10を持つときに手を掛けられる(すなわち、取っ手として機能する)。これら2つの機能(移動部材、及び、取っ手としての機能)を発揮するため、ベルト通し18の長さは10cm〜20cmであることが好ましい。また、ベルト通し18の幅は2〜10cmであることが好ましい。
また、サーフボードケース10では、ベルト20を通す位置や持つ位置を選択できるように、ベルト通し18をサーフボード12の長手方向に8個並べて配置している。さらに、車内積載時や取っ手として把持した際の安定度を高めるために、ベルト通し18が並べられたベルト通しの列を、サーフボードケース10の幅方向に間隔を空けて2列設けている(ベルト通し18の列を、サーフボードケース10幅方向の一側部に1列、他側部に1列設けている)。なお、1列に並べるベルト通しの個数、及び、ベルト通しの列の本数は自由に変更できる。また、本例では、帯状の紐をデッキ面カバー14上に配置し、この紐を所定ピッチでデッキ面カバー14に縫いつけることによって1列分のベルト通しを一体に形成しているが、個々のベルト通しを別体に設け、1つずつデッキ面カバー14に取り付けてもよい。
デッキ面カバー14の内面(サーフボード12のデッキ面と対面する側の面)には、裏地24が設けられている。裏地24は、例えば、ポリエステル・タフタなど、サーフボード12のデッキ面に塗られた滑り止め用ワックスが付着し難い素材(生地)から形成される。なお、裏地24を設ける代わりに、デッキ面カバー14全体を滑り止め用ワックスが付着し難い素材から形成してもよい。また、デッキ面カバー14の内面に、滑り止め用ワックスが付着し難いように、例えば、テフロン(登録商標)加工や防汚コーティングなどの加工を施してもよい。
図1(B)において、滑走面カバー16は、例えば、ニットなどの伸縮性を有する素材(生地)から形成され、中央には、サーフボード12を出し入れするための出し入れ開口26が設けられている。出し入れ開口26は、サーフボード12の出し入れを容易とするために大型であることが好ましく、具体的には、長さが、サーフボードケース10の長さの40%〜60%であることが好ましい。なお、滑走面カバー16と同様に、デッキ面カバー14も伸縮性を有する素材から形成してもよい。
出し入れ開口26の周囲には、出し入れ開口26に添って紐通し28が形成され、この紐通し28に収縮紐30が通されている。紐通し28は、サーフボードケース10の後端側に切れ目28a、28bが形成されている。収縮紐30は、一端を先頭にして切れ目28aから紐通し28に通され、出し入れ開口26を約一周して切れ目28bから露呈され、露呈された一端が紐通し28の外に残された他端と結ばれる。このように、収縮紐30の一端及び他端(以下、単に端部30aと称する)は、紐通し28から露呈されている。そして、この端部30aを牽引して収縮紐30を紐通し28から引き出すことによって出し入れ開口26が収縮する。
図1(B)に円形の指標Aで示す領域を拡大した同図(C)において、収縮紐30の端部30aには、2つのストッパ32、34が設けられている。ストッパ32は、貫通孔36aが形成された外筒36と、貫通孔38aが形成され外筒36の内側に配置される内筒38と、内筒38を外筒36から押し出すように付勢するバネ(図示せず)とを備え、貫通孔36a、38aの重なり合う領域に収縮紐30が通されている。
貫通孔36a、38aの重なり合う領域、すなわち、収縮紐30の通る通路の大きさは、内筒38を外筒36内に押し込むほど広がり、内筒38が外筒36から押し出されるほど小さくなる。これにより、バネの付勢に抗して内筒38を外筒36内に押し込むことで、収縮紐30が貫通孔36a、38a内を移動できる(ストッパ32を収縮紐30に沿ってスライドさせることができる。他方、押し込みを解除すると(力を加えないと)収縮紐30が貫通孔36a、38a内を移動できなくなる(ストッパ32が収縮紐30に対して固定される)。そして、このストッパ32は、紐通し28から引き出した収縮紐30が紐通し28内に引き戻されることを防止し、出し入れ開口26を収縮した状態で保持するために用いられる。
ストッパ34もストッパ32と同様の構成をしており、内筒38を外筒36内に押し込んだときだけ収縮紐30が貫通孔36a、38a内を移動できる(ストッパ34を収縮紐30に沿ってスライドできる)ようになっている。そして、このストッパ34は、詳しくは後述するがストッパ32により収縮した状態に保持された出し入れ開口26の後端側と先端側とをさらに近づけ、出し入れ開口26をより収縮させるために用いられる。
図1(B)に戻り、出し入れ開口26の近傍には、拡開防止リング40が設けられている。拡開防止リング40は、紐をリング状に形成したものであり、出し入れ開口26の周りに複数設けられている。そして、この拡開防止リング40には、紐通し28から引き出した収縮紐30の端部30aが挿通される。なお、拡開防止リング40の数や位置は自由に変更できるが、本例では、出し入れ開口26の長手方向両端部については、拡開防止リング40は左右対称に設け、これ以外の部位については、拡開防止リング40を左右に互い違いに設けている。
滑走面カバー16の内面(サーフボード12の滑走面と対面する側の面)には、裏地42、44、及び、小物入れ46が設けられている。裏地42、44は、例えば、ポリエステル・タフタなどから形成されている。そして、裏地42は、サーフボード12をサーフボードケース10に収納する際に、サーフボード12の先端が滑走面カバー16に引っかかってしまうことを防止し、裏地44は、サーフボード12のフィンから滑走面カバー16を保護する。小物入れ46は、収納口46aがマジックテープ(登録商標)などにより開閉自在に設けられ、収納口とは反対側の底部46bが滑走面カバー16に縫いつけられており、底部を支点に折り返し、収納口を出し入れ開口26から露呈させることで小物(例えば、滑り止め用ワックス、フィンなど)を収納できる。
以下、上記構成による本発明の作用について、図2〜4を用いて説明する。サーフボードケース10にサーフボード12を収納する際には、初めに、図2(A)に示すように、出し入れ開口26を広げてサーフボード12の先端部を収納する。このとき、出し入れ開口26が滑走面カバー16の中央部に設けられており、サーフボード12の先端を押し込む距離が短い。また、出し入れ開口26は、大型で伸縮する。このため、サーフボード12を簡単に収納できる。さらに、裏地24、42により、サーフボード12とサーフボードケース10の内面との摩擦が軽減されるので、サーフボード12を滑らかに収納できる。
次に、図2(B)に示すように、出し入れ開口26を広げながらサーフボード12の後部をサーフボードケース10に収納する。続けて、同図(C)に示すように、収縮紐30の端部30aを牽引して紐通し28から引き出すことによって出し入れ開口26を収縮させた後、ストッパ32を用いて収縮紐30を紐通し28から引き出した状態で係止する。
このとき、出し入れ開口26や滑走面カバー16が伸縮し、また、出し入れ開口26が大型であるので、サーフボード12を簡単に収納できる。また、サーフボードケース10よりも大型のサーフボードであっても収納できる。さらに、出し入れ開口26を収縮させることで、サーフボードケース10よりも小型のサーフボード12であってもサーフボードケース10が弛んでしまうことが無い。また、出し入れ開口26からサーフボードが脱落してしまうことも無い。さらに、裏地24により滑り止めワックスの付着を防止できる。また、裏地44を設けたので、フィンを付けたままサーフボードケース10に収納してもサーフボードケース10の損傷を防ぐことができる。
次に、図2(D)に示すように、紐通し28から引き出した収縮紐30の端部30aを、サーフボードケース10の後端側から順に拡開防止リング40に挿通し、最後の拡開防止リング40にボタンを掛けるようにしてストッパ34を係止する。こうすることで、出し入れ開口26の拡開を防ぐことができるので、サーフボードケース10の弛み、及び、サーフボード12の脱落をより確実に防止できる。
最後に、図2(E)に示すように、ストッパ34から収縮紐30の端部30aを引き出し、出し入れ開口26をより収縮させた状態で係止する。こうすることで、出し入れ開口26の拡開防止効果、及び、サーフボードケース10の弛み防止効果、並びに、サーフボード12の脱落防止効果をより高めることができる。
以上のようにサーフボード12を収納したサーフボードケース10は、デッキ面カバー14に形成されたベルト通し18を持って運搬できる。また、図3(A)に示すように、自動車22の車内天井部に張り渡されたベルト20の上に乗せ、ベルト通し18にベルト20を通すことによって、自動車22内に積載することも可能である。なお、ベルト20は、自動車22のアシストグリップ22aに引っかけるためのフック20aが両端に設けられるとともに、長さ調整用のバックル(図示せず)を備え、左右のアシストグリップ22a間を結ぶように自動車22の車内天井部に張り渡される。サーフボードケース10では、ベルト通し18を並べて複数設けており、車外運搬時には持つ位置を変えて様々な持ち方に対応でき、車内積載時にはベルト20を通す位置を変えることで様々な車種に積載できる。
また、自動車の車外、例えば、ルーフ上にサーフボードケースを設置する場合は、走行時の空気抵抗を考慮して、サーフボードケースをサーフボードごとルーフに押さえつけるように固定する必要がある。これに対して、サーフボードケース10は、自動車内に設置できるので、車体(天井)に押し付けるように固定する必要がない。すなわち、図3(B)に示すように、車体(天井)との間に隙間を空けた状態で、サーフボードケース10を自動車22に積載(設置)できる。これにより、同図(C)に示すように、自動車22にサーフボードケース10を取り付けた状態のまま、サーフボード12をサーフボードケース10から取り出したり、収納(同図(B)参照)したりできる。もちろん、同図(D)に示すように、ベルト20を緩めてサーフボード12を出し入れしてもよい。なお、図3(A)及び(D)は、同図(B)及び(C)よりも下方から観察した状態を示している。
なお、図4(A)並びに同図(B)に示すように、車内に張り渡されたベルト20(図3参照)を車外運搬時に使用してもよい。この例では、サーフボードケース10の外側にベルト20を巻き付けた(本例では2周分巻き付けた)後、ベルト20の両端に設けられたフック20aを係合させている。また、本例では、ベルト20を巻き付ける際に、ベルト通し18にベルト20を通す(図4(A)参照)とともに、収縮紐30の露呈部分にベルト20を通している(図4(B)参照)。こうすることで、ベルト20とサーフボードケース10との間に腕を通して肩に掛けたり、ベルト20を取っ手のように把持することによってサーフボードケース10を運搬できる。また、ベルト20をベルト通しや収縮紐30の露呈部分に通すことによって、ベルト20の位置ズレを防止できる。
また、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、細部の構成は適宜変更できる。例えば、サーフボードケースの先端部や後端部を、他の部分とは異なる素材から形成してもよい。この場合、サーフボードケースの先端部や後端部を、ゴムやスポンジなど弾力性を有する素材から形成し、運搬時の衝撃を吸収するといったことや、サーフボードケースの先端部や後端部を、破れにくい材料や傷つき難い素材から形成し、耐久性を向上させるといったことが考えられる。もちろん、衝撃吸収性を有する素材と耐久性の高い部材とを組み合わせて用いてもよい。
さらに、収縮紐を最後に通した拡開防止リングに収縮紐の端部(2つめのストッパ)を係止する例、すなわち、拡開防止リングが収縮紐の端部を係止する係止部として機能する例で説明をしたが、収縮紐の端部を拡開防止リング以外の場所に係止してもよい。この場合、ボタン穴のような開口や、リング状の紐など、拡開防止リングとは別に専用の係止部を設けてもよい。また、前述した切れ目28a、28bとは反対側(サーフボードケースの先端側)に新たな切れ目を設け、この切れ目から収縮紐の一部を露呈させ、この露呈部分に収縮紐の端部を係止してもよい。
また、収縮紐をサーフボードケースの後端側から引き出し、サーフボードケースの先端側に係止する例で説明をしたが、収縮紐をサーフボードケースの先端側から引き出し、サーフボードケースの後端側に係止してもよい。もちろん、収縮紐をサーフボードケースの幅方向の片側から引き出し、サーフボードケースの幅方向の反対側に係止してもよい。
さらに、図5(A)に示すサーフボードケース100のように、ベルト通し18を4列設けてもよい。もちろん、ベルト通し18は、3列以下であってもよいし、5列以上であってもよい。また、同図(B)に示すサーフボードケース110ように、各列のベルト通し18を互い違いに設けてもよい。なお、図5では、上述した実施形態と同様の部材については同様の符号を付して説明を省略している。
10、100、110 サーフボードケース
12 サーフボード
14 滑走面カバー
16 デッキ面カバー
18 ベルト通し
20 ベルト
22 自動車
24、42、44 裏地
26 出し入れ開口
30 収縮紐
32、34 ストッパ
40 拡開防止リング

Claims (2)

  1. サーフボードの滑走面を覆う滑走面カバーと、サーフボードのデッキ面を覆うデッキ面カバーとが重ね合わされ、これら滑走面カバーとデッキ面カバーとの間にサーフボードが収納されるとともに、長手方向を自動車の進行方向と一致させ、かつ、前記デッキ面カバーを下方へ向けた状態で、自動車の車内天井部に左右に張り渡されたベルト上に積載されるサーフボードケースにおいて、
    前記デッキ面カバーに、車内積載時には前記ベルトが通されて前記長手方向への移動を規制する規制部材として機能し、車外運搬時には運搬者によって把持される取っ手として機能するベルト通しを設け、
    前記ベルト通しを、前記長手方向に沿って複数並べて配置するとともに、
    前記滑走面カバーを、伸縮性を有する生地から形成し、
    前記滑走面カバーの中央部に、前記長手方向に長く形成された出し入れ開口を設け、
    前記出し入れ開口を伸縮させてサーフボードの収納及び取り出しを行うことを特徴とするサーフボードケース。
  2. 前記出し入れ開口に添って形成された紐通しに通されるとともに前記紐通しに形成された切れ目から端部が露呈されており、前記出し入れ開口を収縮させる際に、前記端部が牽引されて前記紐通しから引き出される収縮紐と、
    前記出し入れ開口の近傍に複数設けられ、前記紐通しから引き出された前記収縮紐が挿通されることによって前記出し入れ開口の拡開を防止する拡開防止リングと、
    前記拡開防止リングから前記収縮紐が脱落しないように、前記収縮紐の端部を係止する係止部とを備えたことを特徴とする請求項1記載のサーフボードケース。
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