JP5173515B2 - 位置決め制御ユニット、位置決め制御方法および位置決め制御プログラム - Google Patents

位置決め制御ユニット、位置決め制御方法および位置決め制御プログラム Download PDF

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本発明は、操作量の算出からステージの移動までを1制御周期として、ステージの位置決めを制御する位置決め制御ユニット、位置決め制御方法および位置決め制御プログラムに関する。
近年、磁気ヘッド検査装置や半導体分野および光学分野の検査装置において、ナノメータ単位の精密な移動精度を要する微少位置決め技術が求められている。このような要望を受け、圧電アクチュエータを備えた位置決めステージと静電容量型位置検出センサとから構成される位置決め装置が使用されている(たとえば、特許文献1参照)。
特許文献1記載の位置決め装置は、入力された位置指令値と位置決めステージの実際の移動位置との差分値に対し、大きさが概略同等で符号が逆である補正値を、位置決めステージの現在位置を示す数値に加算して修正値を出力し、位置指令値および修正値に基づいて位置決めステージの変位量を決定し、位置決めステージを移動させる。このようにして、簡単な構成で位置決め精度を向上させている。
特開2006−275791号公報
上記のような位置決め装置の位置決め精度を向上させるためにはD/Aコンバータの分解能を向上させることが有効である。D/Aコンバータの信号処理の高速化により、高速処理可能なデバイスが入手可能になったものの、16bitを超える高分解能のものはほとんど市場に出回っておらず、高価であり入手が困難である。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、D/A変換の精度をデバイスの分解能以上に高め、位置決めの精度を向上させる位置決め制御ユニット、位置決め制御方法および位置決め制御プログラムを提供することを目的とする。
(1)上記の目的を達成するため、本発明の位置決め制御ユニットは、ステージの位置決めを制御する位置決め制御ユニットであって、1制御周期あたりの操作量を算出する操作量算出部と、前記算出された操作量を、1制御周期の積分値が等しくなるように、時間的に分割して所定分解能で出力する出力制御部と、前記出力された操作量をデジタル信号からアナログ信号へ所定分解能で変換するD/A変換部と、を備え、前記アナログ信号により圧電素子を駆動させることで、前記ステージの位置決めを制御することを特徴としている。
このように、本発明の位置決め制御ユニットは、1制御周期あたりの操作量を、所定分解能で時間的に分割して出力する。そして、分割されてアナログ信号に変換して出力された信号は、圧電素子の積分効果により1制御周期にわたり平均化されて印加される。これにより、D/A変換の精度をデバイスの分解能以上に高くして、位置決めの精度を向上させることができる。たとえば、位置換算値1nmの分解能のD/A変換部を用いて0.1nm単位の移動を行うことができる。なお、D/A変換の分解能とは、D/A変換装置固有の変換可能な出力の最小単位をいう。
(2)また、本発明の位置決め制御ユニットは、前記出力制御部は、前記算出された1制御周期あたりの操作量を、前記所定分解能で1制御周期の1/nの時間ごとに分割して出力することを特徴としている。nは任意の自然数を意味する。たとえば、n=10とすることで、位置決めの分解能を一桁向上させることができる。
(3)また、本発明の位置決め制御ユニットは、前記操作量算出部は、1制御周期あたりの操作量を前記所定分解能の1/n以下の単位で算出することを特徴としている。所定分解能の1/n以下の単位で操作量を算出することにより、操作量の分解能を位置決めに反映させることができる。
(4)また、本発明の位置決め制御ユニットは、圧電素子を有し、前記アナログ信号に応じて前記圧電素子を駆動させることで前記ステージを移動させるステージ駆動部を更に備えることを特徴としている。分割されて出力された信号は、圧電素子の積分効果により1制御周期にわたり平均化されて印加されるため、位置決めの精度が向上する。
(5)また、位置決め制御方法は、ステージの位置決めを制御する位置決め制御方法であって、1制御周期あたりの操作量を算出する操作量算出ステップと、前記算出された操作量を、1制御周期の積分値が等しくなるように、時間的に分割して所定分解能で出力する出力制御ステップと、前記出力された操作量をデジタル信号からアナログ信号へ変換するD/A変換ステップと、を含み、前記アナログ信号により圧電素子を駆動させることで、前記ステージの位置決めを制御することを特徴としている。これにより、D/A変換の精度をデバイスの分解能以上に高くして、位置決めの精度を向上させることができる。
(6)また、位置決め制御プログラムは、ステージの位置決めを制御する位置決め制御プログラムであって、1制御周期あたりの操作量を算出する操作量算出処理と、前記算出された操作量を、1制御周期の積分値が等しくなるように、時間的に分割して所定分解能で出力する出力制御処理と、前記出力された操作量をデジタル信号からアナログ信号へ変換するD/A変換処理と、をコンピュータに実行させ、前記アナログ信号により圧電素子を駆動させることで、前記ステージの位置決めを制御することを特徴としている。これにより、D/A変換の分解能をデバイスの分解能以上に高くして、位置決めの精度を向上させることができる。
本発明によれば、D/A変換の分解能をデバイスの分解能以上に高くして、位置決めの精度を向上させることができる。たとえば、位置換算値1nmの分解能のD/Aコンバータを用いて0.1nm単位の移動を行うことができる。
(位置決め装置の構成)
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、位置決め装置100の構成を示すブロック図である。位置決め装置100は、PC110、コントローラ120、ステージ駆動部130、ステージ140、センサ150を備えている。
PC110は、入力部111を備えている。入力部111は、ユーザからの位置指定の入力を受け付ける。コントローラ120(位置決め制御ユニット)は、操作量の算出および出力、現在位置の算出等の処理を行う。コントローラ120は、操作量算出部121、判定部122、出力制御部123、D/A変換部124、出力カウンタ125、駆動用増幅部126a、検出用増幅部126b、A/D変換部127および現在位置算出部129を備えている。
操作量算出部121は、入力された移動量およびステージの現在位置から1制御周期あたりの操作量を算出する。その際にはPID制御も行う。D/A変換部124の分解能の1/nの単位で算出するのが好ましい。これにより、操作量の精度を位置決めに反映させることができる。なお、D/A変換部124の分解能は、D/A変換部124が変換可能な出力の最小単位である。
判定部122は、算出された操作量が、整定範囲より小さいか否かを判定する。整定範囲は、あらかじめ設定された値であり、ステージ140の移動量が、入力された移動量を達成したことを判定するための基準値である。これにより、位置決め装置100は、算出された操作量が整定範囲より小さいと判定されるまで周期的な制御を繰り返す。
出力制御部123は、算出された操作量を、1制御周期の積分値が等しくなるように、時間的に分割してD/A変換部124の分解能で出力する。操作量の1制御周期の積分値とは、出力を1制御周期にわたる時間について積分した値である。D/A変換部124の分解能を単位として1制御周期の1/nの時間ごとに分割して操作量を出力することが好ましい。その場合、制御周期のn倍の速度でD/A変換部124を駆動することになる。このようにして、1回の制御量をn回に分けて出力することによって、位置決め制御の分解能を向上させることができる。たとえば、n=10の場合は位置決め制御の分解能が1桁向上する。
D/A変換部124は、いわゆるD/Aコンバータであり、デバイスとして所定の分解能を有し、時間的に分割された操作量として出力されたデジタル信号を1制御周期の1/nの時間ごとにアナログ信号に変換する。
出力カウンタ125は、出力制御部123が算出した出力に従い、時間的に分割された出力を1制御周期あたりn回繰り返してアナログ信号として出力させる。駆動用増幅部126a(ピエゾアンプ)は、D/A変換部124が出力する信号を増幅して、ステージ駆動部130に印加する。検出用増幅部126b(センサアンプ)は、センサ150が検知したステージ140の位置を示す信号を増幅する。A/D変換部127は、センサ150が検知した位置を示すアナログ信号をデジタル信号に変換する。現在位置算出部129は、位置を示すデジタル信号に基づいて、現在位置を算出する。
ステージ駆動部130は、圧電素子を有し、アナログ信号に応じて圧電素子を駆動させステージを移動させる。圧電素子は、たとえば積層型の圧電アクチュエータである。ステージ140は、圧電素子の変位に応じて移動する。ステージ140は、圧電素子の伸縮により移動可能に構成されている。
センサ150は、ステージ140の位置を信号として検知する。センサ150には、ステージ140の位置変化を静電容量の変化として検出する静電容量型の位置センサを用いることができる。なお、検出用増幅部126b、A/D変換部127および現在位置算出部129は、位置算出部160を構成する。位置算出部160は、センサ150により検出されたステージの検出位置からステージの現在位置を算出する。
(位置決め装置の動作)
次に、上記のように構成された位置決め装置100の動作を説明する。図2は、位置決め装置の特徴的な動作を示すフローチャートである。まず、位置決め装置100は、ユーザから移動量の入力を受け付ける(ステップS1)。
次に、入力された移動量と算出された現在位置とから、ステージ140に出力すべき操作量を算出する(ステップS2)。そして、算出された操作量とあらかじめ決められた整定範囲とを比較し(ステップS3)、操作量が整定範囲以下の場合には、終了する。一方、操作量が整定範囲より大きい場合には、出力量を算出する(ステップS4)。このとき、1制御周期あたりの操作量を、D/A変換部124の分解能を単位として1制御周期の1/nの時間ごとに分割して算出する。詳細は後述する。
次に、時間的に分割され出力された出力量であるデジタル信号を、D/A変換部124によりアナログ信号に変換し(ステップS5)、駆動用増幅部126aが信号を増幅してステージ駆動部130に印加する。そして、ステージ駆動部130の圧電素子を駆動させて、出力量に基づいてステージを移動させ(ステップS6)、圧電素子の駆動がn回終了したか否かを判定する(ステップS7)。圧電素子の駆動がn回終了してない場合には、ステップS5に戻る。圧電素子の駆動がn回終了している場合には、ステージの位置検出を行う(ステップS8)。
次に、検出位置を示すアナログ信号を増幅し、デジタル信号に変換する(ステップS9)。デジタル変換された検出位置の平均値を現在位置として算出し(ステップS10)、ステップS2に戻る。ステップS2〜S10が1制御周期である。なお、上記の例では、ステップS3において、操作量が整定範囲以下の場合には終了するが、そのままのステージの位置を維持するために制御を繰り返すこととしてもよい。
(D/A変換部への出力の例)
次に、D/A変換の出力の算出方法について、以下に説明する。図3(a)〜(c)は、D/A変換の出力の例を示す図である。図中の横軸は時間、縦軸は電圧を示している。図3(a)は、D/A変換部124が1制御周期で分解能相当量を出力したときの出力を示している。番号を付した10本の長方形の積分領域が、全出力量を表す。ただし、実際の駆動は、電圧で決まり、たとえばこれによりステージ駆動部130を駆動させてステージ140を移動させたときの移動距離は、1nm等のD/A変換部124の分解能に対応する駆動量となる。D/A変換部124においてこの量が変換の最小単位、すなわち分解能となる。
しかし、実際には、1制御周期あたりのD/A変換部124の動作を所定時間ごとに分割して出力することができる。たとえば図3(a)、(b)に示すように1制御周期を10分割した時間ごとに、分解能ごとの出力を制御することができる。すなわち図3(b)に示すように、D/A変換部124は、1制御周期の最初の1/10の時間だけ分解能にあたる電圧を出力することが可能である。その場合には、ステージ駆動部の圧電素子に1制御周期の最初の1/10の時間だけ最小単位の電圧が印加される。
圧電素子には、積分効果があり、このような出力があったときには、出力が1制御周期にわたり平均化される。したがって、図3(b)の出力が圧電素子に印加されたときには、図3(c)に示す出力がなされたのと同じだけ圧電素子が駆動される。これにより、分解能に対応する移動距離の1/10の距離まで圧電素子の駆動を制御することができる。なお、上記の例では、1制御周期を10分割した時間ごとに出力を制御したが、100分割としてもよいし、1000分割としてもよく、出力カウンタ125に細かく制御する能力があれば時間による制御は任意である。このように、本発明は、制御周期をn分割して信号処理を行うD/A変換方法を、積分効果を有する容量性負荷の圧電素子に適用することにより成し得たものである。
図4(a)〜(c)は、分解能の5/10の出力を行う場合のD/A変換の出力の例を示す図である。図4(a)に示す例では、1制御周期の1/10の時間ごとに交互に出力したり、出力を止めたりしている。また、図4(b)に示す例では、最初の5/10制御周期で出力し、後の5/10制御周期では出力していない。いずれの場合でも、合計の出力量は積分で表されるため、図4(c)に示すように、これらの出力による圧電素子の駆動量は分解能に対応する駆動量の5/10であり、同じである。
また、図5(a)、(b)、分解能の11/10の出力を行う場合のD/A変換の出力の例を示す図である。図5(a)に示す例では、最初の1/10制御周期だけ、分解能の2倍の出力をD/A変換し、残りの時間について分解能に等しい出力をDA変換している。これにより、図5(b)に示すように、この場合の出力による圧電素子の駆動量は分解能に対応する駆動量の11/10となる。また、この例と同様に、駆動量を分解能に対応する駆動量の101/10としたいときには、たとえば最初の1/10制御周期だけ、分解能の11倍の出力をD/A変換し、残りの時間について分解能の10倍の出力をD/A変換すればよい。
位置決め制御の実験を行った。コントローラ120には、32bitのCPU、16bitのD/AコンバータおよびA/Dコンバータならびにアンプにより構成され、組み込まれた制御プログラムにより制御を行うデジタルコントローラを用いた。プログラム中では位置分解能を10pmとして演算した。
D/A変換部124として、D/AコンバータをCPUの制御周期100μsに対して1/10である10μsの周期で駆動させた。CPUからD/Aコンバータへの出力の最小単位(分解能)は16bitであり位置換算値としては65μm÷16bit=1nm相当である。位置決めの制御周期は100μsであるから1制御周期あたりCPUからD/Aコンバータへ10回の指示が可能である。したがって、10回中に何回指示を送るかによって擬似的に分解能を1/10にすることが可能であると考えた。
位置決め装置100に、1nmのステージ移動を0.1nmピッチで行うように位置指定の入力を行った。これにより、1制御周期ごとに0.1nmの移動量を加える位置指定が操作量算出部121に入力される。このような指示により、ステージ140を駆動させるとともに、センサ150により出力されるアナログ信号をデジタルボルトメータ(アジレントテクノロジー社製34401A)でサンプリングし計測した。計測は、デジタルボルトメータの実効値により行った。実効値とは、データについて所定時間にわたる平均をとったものをいう。なお、ステージの現在位置を検出するシステムの分解能が移動量換算で0.1nm以下になるように調整した上で試験を行った。図6は、指定位置に対するステージ140の移動量換算値を示すグラフである。図6に示すステージ140の移動量は、センサ150が検出した位置に対応して出力した電圧を移動量に換算したものである。試験の結果、図6に示すようにステージ140が0.1nmの分解能で移動したことを確認した。
D/Aコンバータからの指示は図3(b)に示すような矩形状の信号となるが、ステージ駆動部130に使用している圧電アクチュエータ素子が電気的には容量性負荷であることから、D/Aコンバータからの信号を増幅した矩形状の信号を積分する効果がある。したがって、実際に位置決めステージに印加される信号は図3(c)に示すように分解能の1/10となったと考えられる。結果として位置決めステージの制御分解能がD/Aコンバータ分解能の1/10となり、制御分解能0.1nmの位置決め装置を構成することができた。
位置決め装置の構成を示すブロック図である。 位置決め装置の特徴的な動作を示すフローチャートである。 (a)〜(c)D/A変換の出力の例を示す図である。 (a)〜(c)D/A変換の出力の例を示す図である。 (a)、(b)D/A変換の出力の例を示す図である。 指定位置に対するステージの移動量換算値を示すグラフである(実施例)。
符号の説明
100 位置決め装置
110 PC
111 入力部
120 コントローラ(位置決め制御ユニット)
121 操作量算出部
122 判定部
123 出力制御部
124 D/A変換部
125 出力カウンタ
126a 駆動用増幅部
126b 検出用増幅部
127 A/D変換部
129 現在位置算出部
130 ステージ駆動部
140 ステージ
150 センサ
160 位置算出部

Claims (6)

  1. ステージの位置決めを制御する位置決め制御ユニットであって、
    圧電素子の容量性を利用した積分効果が得られる1制御周期に対して、1制御周期あたりの操作量を算出する操作量算出部と、
    前記算出された操作量を、1制御周期の積分値が等しくなるように、時間的に分割してD/A変換のデバイスの分解能を単位として出力する出力制御部と、
    前記出力された操作量をデジタル信号からアナログ信号へ前記D/A変換のデバイスの分解能で変換するD/A変換部と、を備え、
    前記アナログ信号により圧電素子を駆動させることで、圧電素子の積分効果を用いて前記ステージの位置決めを制御することを特徴とする位置決め制御ユニット。
  2. 前記出力制御部は、100μs以下である1制御周期に対して、前記算出された1制御周期あたりの操作量を、前記D/A変換のデバイスの分解能で1制御周期の1/nの時間ごとに分割して出力することを特徴とする請求項1記載の位置決め制御ユニット。
  3. 前記操作量算出部は、1制御周期あたりの操作量を前記D/A変換のデバイスの分解能の1/n以下の単位で算出することを特徴とする請求項2記載の位置決め制御ユニット。
  4. 圧電素子を有し、前記アナログ信号に応じて前記圧電素子を駆動させることで前記ステージを移動させるステージ駆動部を更に備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の位置決め制御ユニット。
  5. ステージの位置決めを制御する位置決め制御方法であって、
    圧電素子の容量性を利用した積分効果が得られる1制御周期に対して、1制御周期あたりの操作量を算出する操作量算出ステップと、
    前記算出された操作量を、1制御周期の積分値が等しくなるように、時間的に分割してD/A変換のデバイスの分解能を単位として出力する出力制御ステップと、
    前記D/A変換のデバイスを用いて前記出力された操作量をデジタル信号からアナログ信号へ変換するD/A変換ステップと、を含み、
    前記アナログ信号により圧電素子を駆動させることで、圧電素子の積分効果を用いて前記ステージの位置決めを制御することを特徴とする位置決め制御方法。
  6. ステージの位置決めを制御する位置決め制御プログラムであって、
    圧電素子の容量性を利用した積分効果が得られる1制御周期に対して、1制御周期あたりの操作量を算出する操作量算出処理と、
    前記算出された操作量を、1制御周期の積分値が等しくなるように、時間的に分割してD/A変換のデバイスの分解能を単位として出力する出力制御処理と、
    前記D/A変換のデバイスを用いて前記出力された操作量をデジタル信号からアナログ信号へ変換するD/A変換処理と、をコンピュータに実行させ、
    前記アナログ信号により圧電素子を駆動させることで、圧電素子の積分効果を用いて前記ステージの位置決めを制御することを特徴とする位置決め制御プログラム。
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