JP5173204B2 - 撮像装置及び撮像装置の制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像装置及び撮像装置の制御方法に関する。
従来デジタルカメラは、撮像手段における光電変換を経た電気信号を処理することにより、画像情報を電気(磁気)情報として外部記録メディア(メモリカード・ハードディスク等)に記録している。電気信号の処理は、従来銀塩カメラがフィルムに焼き付けて撮影していたのとは異なり、画像を位置情報として画像処理を施すことにより、撮影後の電気信号としての画像再生を可能にしている。
前述したように外部記録メディアに記録されたデジタルデータ(画像情報等)は、ファイル情報としてカメラ内外で管理される。現状のデジタルカメラで撮影されたファイルデータには、例えばExif format等の標準のフォーマットに基づいて画像ファイルに特定の情報(Exif情報)が添付されている。このExif情報は、ファイル単体の情報として、日時、撮影情報、画像情報等を添付することができ、履歴としての管理情報として用いられる(例えば、非特許文献1参照)。
デジタルカメラが一般に復旧し、一般的なユーザーにしても手持ちの撮影ファイルが増加する一途である。即ちユーザーは、過去に撮影した画像ファイルを検索することへの負担が増加している。これは、検索情報の付加手段を何も持たないデジタルカメラを用いて撮影していく限り、減る事は無い。
また、デジタルカメラ内部に搭載する記録容量の増加は、カメラ上におけるその場での画像検索の必要性をも、高くしている。その様な背景から今、検索用のタグやフラグ(以下、検索属性という)を、カメラ上にて添付する有効な手段が待たれている。
従来の検索属性の添付の手段としては、任意の画像と検索属性とを関連付け、属性付与リストに登録していく方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
これは、デジタルカメラの様に画像を記録媒体に記録する際に、画像の属性データを登録し、画像の検索時には所望の登録済み属性データをキーとして用いる画像の検索属性の付与方法、検索方法及び画像処理装置の提供に係るものである。
特開平10−334121号公報 「ディジタルスチルカメラ用画像ファイルフォーマット規格(Exif) Version 2.1 」、JEIDA規格 JEIDA−49−1998
前述したように、増えつづけるデジタル画像データ(ファイル)のうちから、特定の(所望の)ファイルを検索するには、現状PC上でファイル名称での検索をしたり、撮影日時での検索をしたりする程度に留まる。また、Exif情報は、画像ファイル自体の属性を提供するが、画像タイトル等のタグ情報はASCIIデータであり、検索には向かない。また、Exif情報は、撮影後PC上のツールにて情報を添付しているのが現状であり、手間がかかる。
また、従来の特許文献1の様に、画像属性を付加した場合には、属性付与リストのメンテナンスが必要となり、ファイルと属性リストとの関係を何時も保たなければならない。
前述したように、デジタルカメラにおいては記録容量が増加しており、特に、搭載された複数記録メディアへの記録、搭載された磁気記録装置や不揮発性半導体メモリへの記録、カメラ外部の記憶装置への記録等が挙げられる。単一の記録手段に対してではなく、独立したパーティション領域夫々を含む複数の独立した記録手段(記録領域)への効率的な画像の振り分けを行う必要がある。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、容易に検索対象に対して検索属性を付けると共に所望の記憶領域に撮像画像を記憶することを目的とする。
そこで、本発明の撮像装置は、記憶媒体に記憶されている複数の画像ファイルから、何れかの画像ファイルを選択する選択手段と、前記選択手段で選択された画像ファイルの全部、又は一部を演算して求められるハッシュ値であるダイジェストデータを生成する演算手段と、前記演算手段で生成されたダイジェストデータを格納するメモリと、撮像時において、撮像手段で得られた画像データに、前記ダイジェストデータを付加した画像ファイルを生成して前記記憶媒体に記録する記録手段と、前記記憶媒体に記憶されている画像ファイルから削除する画像ファイルを指定する指定手段と、を有し、前記指定手段で指定された画像ファイルが、前記演算手段でダイジェストデータの生成元となった画像ファイルである場合には、警告表示を行うことを特徴とする。
また、本発明は、画像記憶制御方法、プログラム及び記憶媒体としてもよい。
本発明によれば、容易に検索対象に対して検索属性を付けると共に所望の記憶領域に撮像画像を記憶することができる。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
<実施形態1>
図1は、デジタルカメラの一例を示すブロック図(その1)である。CPU101は、デジタルカメラ全体の制御を実行する。
不揮発性記憶装置(以下、ROMという)102は、CPU101を実行するためのマイクロコードや、制御用データテーブル等が格納されている。揮発性記憶装置(以下、RAMという)103には、記録メディアに書き込む前の撮影データや、ディスプレイ表示のための再生画像等が一時記憶される。ROM制御部104は、ROM102のコントローラであり、RAM制御部105は、RAM103のコントローラである。なお、CPU101は、ROM102(又はRAM103)等に記憶されたプログラムを実行することによって、処理を実現する。
メディアコントローラ106は、外部記録メディアに対するコントローラ(Reader/Writer)であり、CFカード等、記録メディアをコントロール(制御)する。表示部107は、ユーザーインタフェースとしての表示部(液晶等)やコントロール部等を含む。選択部108は、ユーザーが表示部107を目視して、その表示内容から項目を選択するユーザーインタフェースを含む。
本実施形態では、複数の外部記録メディアを接続可能であることを想定しており、109、110は、メディアカードを示している。図1では、これら2枚が接続されていることを前提(一例)としている。更に本実施形態では、複数のメディアカード1(109)、メディアカード2(110)の夫々にメタ辞書(メタ辞書1(109a)、メタ辞書2(110a))を独立に搭載する場合を前提としている。
撮影後、撮像データは信号処理、補正処理、画像処理を経て、又は必要であれば画像圧縮処理を経て、RAM103へと一時格納される。RAM103上に展開された画像データに対して、CPU101は別途作成したサムネイル画像データや、ファイル属性の添付等を施しファイルフォーマットを持つファイルデータへと展開する。このファイルデータは、同様にRAM103上に展開される。
RAM103上に展開されたファイルデータをメディアカード1(109)及び/又はメディアカード2(110)に記録することで、デジタルカメラとしての一連の撮影動作は完了する。
本実施形態のデジタル(スチル)カメラは、前述したようにメタ辞書を搭載する。メタ辞書は、表示用(ユーザーが選択するための)情報と、ファイル添付用の情報と、の対を最低限の単位として有し、その対を後のファイル検索用のメタ情報として、辞書(索引)の様にユーザーが使用し得る、メタデータの集合体である。
図2は、メタ辞書の一例を示す図である。前述したように、メタ辞書はユーザー選択(索引)のための識別情報と、それに対を成すファイル添付用の添付情報と、を有する構成を持つ。301は、メタ辞書の形態の一例である。302は、メタ辞書のより具体的な構成要素の中身を説明用に表記したものである。
メタ辞書は、例えばメディアカード1(109)、メディアカード2(110)にファイル形式として、109a、110aの様に格納される。図2の301に示されるように、メタ辞書自体幾つかのテーブルとして定義することができる。メタ辞書ファイルは、ファイルの先頭で[メタ辞書宣言]識別子(以下、マーカーという)を持ち、ファイルの終端で[メタ辞書終了]マーカーを持つ。例えばデジタルカメラは、この[メタ辞書宣言]マーカーと、[メタ辞書終了]マーカーとに基づいて、これらに挟まれた内部のデータを、メタ辞書の構成データと認識する。
また、図2の301に示されるように、メタ辞書は、[メタ辞書宣言]マーカー後に、ある[属性]データを持つことができる。ここでいう属性とは、メタ辞書の作者(所有者)、更新日時、容量等である。
メタ辞書のメタデータ対(最低限の識別情報、添付情報の一対を含む)は、[テーブル開始]マーカーの後に、[オフセット量]データ、[識別情報]データ、[添付情報]データ、を配置し、次の[テーブル開始]マーカーが出現した時点で、終了となる。メタ辞書のメタデータ対は、[添付情報]データを複数持つこともできる。また、メタ辞書のメタデータ対は、終了点で<テーブル終了>マーカーを持つこともできる。
メタ辞書の夫々の構成のより具体的な内容は、前述したように、図2の302に記されている。図2の302では、[メタ辞書宣言]マーカーの値として、0xFF0E(16進数表記である)の2バイトが充てられている。これは説明の便宜上振った数値であり、実際にどの様な数値を割り当ててもよい(2バイトで無くともよい)が、他のマーカーと重複しないことが条件となる。また、[属性設定]には、数値0xFF0C値を与えているが、これはマーカーとして与えており、図中次段の[オフセット量指示値幅],[識別情報フォーマット]等に、実際の属性設定データが与えられている。なお、属性設定データには、様々な属性を与えることができる。
因みに、図2に例示している[オフセット量指示値幅]とは、各メタデータ対のテーブル中に含まれる[オフセット量]の数値の単位を規定するものである。図2の例では1バイトが与えられている。また、[識別情報フォーマット]としてはSJISが与えられており、メタデータ中の識別情報が日本語で与えられることを示している。勿論、日本語に限られず、各国の言語で対応可能である。
メタデータ対の開始である、[テーブル開始]マーカーには、数値0xFF0Aを当てられているが、これも説明の便宜上に過ぎない。[テーブル開始]マーカーの後には、[オフセット量]データが置かれる。マーカーの存在を記していないが、マーカーが有ってもよい。[オフセット量]データには、デジタルカメラが次のテーブルを読み込める様に、次のテーブル開始までのオフセット量が記載される。
図2に示されているメタ辞書には、[オフセット量]に続いて[識別情報]が格納されている。ここも、マーカーは略記しているがあってもよい。[識別情報]には、テキスト又はテキストとして抽出可能である情報が割り当てられる。図2の302の例示では、SJISコードが割り当てられている(図では説明の簡略化のためそのままテキスト情報としている)。
[識別情報]後に来る[添付情報]は、メタデータ対の他方として存在する数値である。本実施形態では、ハッシュ値を用いている。ハッシュ値といってもcollision(衝突)が稀である計算方法(MD5、SHA−512等)で作成される。なお、図2の302に記載のハッシュ値は、MD5の出力結果を記載している。但し、添付情報の生成方法はこれらに限定されるものではない。
これら、[識別情報]及び[添付情報]の一対が、最低限のメタデータの構成として取扱われる。[添付情報]は、その他複数を用意することもできる。例えば、[添付情報]としてリンク先情報を与え、現在処理対象のテーブルが他のテーブルとリンクされている関係にあることを示すこともできる。より具体的には、この様なテーブルデータをユーザーが選択した場合には、現在選択した[識別情報]の他に、リンク先の[識別情報]もファイル添付したことと等しい効果を得ることができる。つまり、一つの[添付情報]をファイルに添付するだけで、複数の[添付情報]を付加したのと同じ効果が得ることができる。
ユーザーがメタ辞書の項目を選択することでCPU101は、メタ辞書中の前記項目に対応する添付情報(ハッシュ値:ダイジェスト)と、メディア中のファイルに付加されたダイジェストとの比較を行う。このことで、ファイル検索が高速に行われる。
なお、メタ辞書は、ファイル管理サービス(ファイル管理アプリケーション)等において作成されてもよい。例えば、PC上のアプリケーションでファイル管理を行う場合には、メタ辞書はこのアプリケーションにおいても用いられる。アプリケーション上でメタ辞書の項目(識別情報)をユーザーが選択することで、識別情報と対を成す添付情報(ダイジェスト等)を付加した撮影(画像)ファイルをPC上で高速に検索することもできる。
PC上のアプリケーションでは、キー入力が行えるので、事前にメタ辞書の項目(識別情報)を複数登録し、且つ添付情報(ダイジェスト等)を算出して辞書フォーマットの体を成しておけばよい。
図3は、表示部107及び選択部108の要部構成を示した図である。キャラクタレジスタ501には、これから表示部107に表示される識別情報(レジスタ)の項目が展開される。表示範囲が変更される度に、この内容はCPU101等によって更新される。なお、キャラクタレジスタ501には、ASCIIコード等キャラクタを特定するコードが格納される。但し、このままでは表示できないので、OSD(on screen display)502を通してビットマップ情報へと展開される。504は、VRAM(VideoRAM)である。
コントローラ(CTRL)503は、TG(Timing generator)505より供給されるタイミング信号に同期して、VRAM504の内容を、ディスプレイ506へと転送する。コントローラ503は、OSD502に対してVRAM504への転送タイミングを与える。
SW1(510)及びSW2(511)は、選択部材である。SW1(510)は、表示中の識別情報から、一つ(及び/又は複数)の項目をユーザーが選択するときに使用される。SW2(511)は、この選択中の項目をユーザーが決定するために使用される。例えば、SW1(510)は、十字キーやダイヤル等であり、SW2(511)は、押し釦等である。勿論、これらを機械的に一つの部材として構成してもよい。
エンコーダ512は、選択部材の稼動状況を数値に変換する。エンコーダ512の結果は、コントローラ503に転送され、選択表示の状況等を変更するために使われると共に、選択部108のコントローラ(CTRL)513に送出され、選択した識別情報に対応するhash値の確定に用いられる。
CPU101は、キャラクタレジスタ501及びハッシュレジスタ514に、同様の配列にて、表示中のメタデータ項目を各々展開する。エンコーダ512の値から確定したhash値を、CPU101に返送するのが、選択部108の役割である。
<実施形態2>
図4は、2つの記録メディアへの記録例及びメタ辞書(又は識別情報)の表示の一例を示した図である。
撮影前にユーザーは、次の被写体を撮影し画像ファイルを作成したときの属性として、幾つかの候補をメタ辞書1(109a)及びメタ辞書2(110a)から選択することができる。107aは、表示部(例えば、デジタルカメラに搭載される液晶ディスプレイ等)107にメタ辞書1(109a)及びメタ辞書2(110a)に登録されている識別情報を表示した一例を示している。
表示部107に対しては、CPU101より制御指示が与えられる。表示内容(メタ辞書搭載の識別情報のテキストデータ)は、CPU101が毎回直接メディア(メディアカード1(109)、メディアカード2(110))から読み出してもよい。しかしながら、アクセス速度の問題や、一旦ビデオデータに変換すること(表示部107内のVRAM504へのビットマップ変換)等を考慮して、CPU101がRAM103上に展開しておくものとする(103a、103b)。
展開内容(又はメタ辞書1領域103a、メタ辞書2領域103b)には、メタ辞書搭載内容である、識別情報及び添付情報が格納される。CPU101によりメタ辞書の内容(識別情報)の表示指示を受けた表示部107は、例えば、107aの様にメタ辞書の内容を表示する。表示部107は、CPU101の制御によって、例えばメタ辞書の内容の表示として、メタ辞書1(109a)の内容とメタ辞書2(110a)の内容とを意識せずに、まとめて表示してもよい。また、表示部107は、CPU101の制御によって、メタ辞書1(109a)の内容とメタ辞書2(110a)の内容とを画面によって切り替えて表示してもよい。
今、ユーザーが表示部107を介して表示されたメタ辞書データ(識別情報)から、選択部108を用いて、あるメタ辞書登録項目を選んだとする。すると選択部108は、選択された項目を記憶し(記憶形態は問わない。後程、メタ辞書1領域103a、メタ辞書2領域103bからそれを特定出来ればよい)、撮影動作に臨む。デジタルカメラによる今後の撮影動作結果(撮影ファイル)に対しては、メタ辞書に搭載されている項目からユーザーによって選択された項目に対応した添付情報が付加される。
図4(B)は、メタ辞書(識別情報)のより具体的な表示の一例を示す図である。メタ辞書の内容は、テキスト情報として表示部107のディスプレイ等に一覧表示される。つまり、メタ辞書の内容はユーザーに選択可能な情報として提供される。なお、デジタルカメラがディスプレイ上に表示し切れていないメタ辞書の項目については、ページの切り替えやスクロール等の手段により全て表示され、選択可能となる。
例えば、ディスプレイ表示中のメタ辞書の項目(識別情報)の一つをハイライト状態とする。そして、ハイライト状態は、選択部108に属する部材(十字キーや、ジョグダイヤル等でもよい)に連動してディスプレイ等に一覧表示されている項目上を移動するものとする。ユーザーは、ハイライト状態の項目が選択したい項目となった時点で、選択部108に属する部材を操作して選択・決定とすることができる。
表示部107に含まれるディスプレイ表示は、限られたサイズからも長文を表示するのには向かないことが容易に想定できる。しかしながら、PC上で編集が容易なメタ辞書の識別情報としては、そのテキスト長に特に制限は無いものと想定もできる。加えて、前述したように添付情報に用いるメッセージダイジェスト(MD5、SHA−512等)は、どの様な識別情報に対しても等長である。よって、メタ辞書に搭載する識別情報を略記することで、PC上では長文として、デジタルカメラ上では略記として表示される識別情報を有するメタ辞書を、カメラにて取り扱う(表示部107にて、適宜表示可能とする)ことができる。
図4(B)の一番下の項目「コメント1」は、指摘の略記を再生した場合を示している。ユーザーが「コメント1」を選択した場合には、次期撮影ファイルには本来長文登録された識別情報から計算されたメッセージダイジェストが添付情報として付加される。
また、メタ辞書1(109a)とメタ辞書2(110a)とで、同じ項目を有する場合は用意に想定できる。夫々のメディアに異なるメタ辞書があり、夫々のメタ辞書に共通の項目があった場合には、ユーザーの指定により
・夫々のメディアに、撮影ファイルを書き込む
・メディアを指定して書き込むことができる
・優先されるメディアを指定出来、常に指定したメディアに優先的に書き込む
等、ユーザーの所望する制御処理を選択可能にすることは、ユーザーに対して多大な利便性を与える。
この様なモードの設定・変更も、表示部107、選択部108等を介したユーザーによる操作によって可能であり、デジタルカメラはその様な設定項目をユーザーに対して提供する。
本実施形態では、前述したように複数(2つの)メディア(メディアカード1(109)、メディアカード2(110))に搭載されるメタ辞書の項目全てから任意の項目を選択して、撮影画像ファイルに添付情報を付加する構成を示している。例えば、ユーザーがある項目を選択しその項目がメタ辞書1に記載の項目である場合には、撮影後、画像データファイルA103cが生成されたときにCPU101等によってメタ辞書1領域103aより所望のダイジェスト103dが抽出される。なお、選択項目については、選択部108により選択・記憶されている。
そして、CPU101等によってダイジェスト103dがファイルデータA103cに対して付加される。これと共に、選択部108は、CPU101に対してダイジェスト103d付ファイルデータA103cをメディアカード1(109)に対して書き込む様、要求を出す。
撮影後、一旦、RAM103に格納されたダイジェスト103d付ファイルデータA103cは、RAM制御部105を経由して、メディアコントローラ106によりメディアカード1(109)に対して書き込まれる(ファイルデータ109b)。つまり、ユーザーは書き込みメディアについて直接指示するものでは無く、メディアに各々搭載されるメタ辞書(109a、110a)項目を選択することによって記録メディアを選択することができる。
本実施形態のCPU101は、複数メディアに夫々異なるメタ辞書が存在する場合、(次期撮影画像ファイルに対して添付する)メタ情報(項目)が選択された辞書を記録しているメディアに対して次期撮影ファイル(記憶情報)を書き込むよう記憶制御を行う。このようにすることによって、容易に検索対象に対して検索属性を付けると共に所望の記憶領域に撮像画像を記憶することができる。
<実施形態3>
実施形態2では、複数メディアに夫々搭載されたメタ辞書を表示部107に表示し、選択部108を介して選択・決定された後、撮影動作が行われる。すると、その撮影データ(ファイル)が、自動的に(又はCPU101等の制御によって)ユーザーが選択した項目を持つメタ辞書を有する記録メディアに対して撮影データの書き込み(記録)が行われる制御・構成例を示した。
しかしながら、何時も選択したメタ辞書項目に依存してファイルの記録(振り分け)先を決定したいとは限らない。図5(A)は、優先モードを確定させたい場合の選択表示の一例を示した図である。図5(A)では、ユーザーは表示部107、選択部108を介して、辞書優先モードか、メディア優先モードか、を選択することができる。
例えばユーザーが、辞書優先モードを選択した場合には、実施形態2で説明したように、CPU101は、選択された項目を搭載したメタ辞書を有する記録メディア(109又は110等)に画像(又はファイル)等を自動的に振り分けられる制御を実行する。
一方、ユーザーが、メディア優先モードを選択した場合には、撮影情報(ファイルデータ)は、CPU101は、選択されたメディアに画像(又はファイル)等を強制的に書き込む制御を実行する。
図5(B)は、メディア優先モードをユーザーが選択した場合の、表示部107における書き込み先のメディアをユーザーに選択させるための表示の一例を示している。この場合、辞書中の選択項目とは関係なく次期撮影データ(ファイル)の書き込み先が(事前に)決定される。
明示的にファイルの書き込み先を指定した場合も、辞書項目の選択に応じて書き込み先を設定する場合も、どちらの場合においてもデジタルカメラはユーザーに対して次期ファイルの記録先を明示できる様制御することは、ユーザーフレンドリーである。
なお、ファイルデータの添付情報と、記録メディアに搭載されたメタ辞書中の項目との間に不整合が発生する可能性がある。例えば、書き込み先にメディアカード2(110)を指定し、ファイルに添付する辞書項目にメディアカード1(109)中のメタ辞書1(109a)の項目を選択した場合等である。その様な場合には、CPU101はRAM103のメタ辞書1領域103aから所望のメタ辞書の項目を抽出し、メタ辞書2領域103bに追記する。そのため、メタ辞書1領域103aとメタ辞書2領域103bとはお互いに領域に余裕を持たせるか、領域内データを変更した場合には直ちにメディアに搭載されている辞書本体に変更を反映させる様にする必要がある。
<実施形態4>
図6は、デジタルカメラの一例を示すブロック図(その2)である。なお、撮像部・画像処理部等デジタルカメラの根幹を成すブロック(構成)は幾つもあるが、前述した実施形態と同様本実施形態の特徴に関連ない構成はその記載を省略している。なお、上述した実施形態と同様の構成には同様の符号を付して説明を省略する。
ハッシュ値演算部130は、入力データのhash値(ハッシュ値)を計算する。本実施形態の様なアノテーションに用いるハッシュとしては、collisionの可能性の極めて低いアルゴリズムを採択する必要がある。例えば、前述した実施形態同様、MD5やSHA−512の様なアルゴリズムがこれに当たる。ハッシュ値演算部130による演算の結果算出されたhash値は、添付部120に転送され、そこで指示されたファイルに対してRAM103上で付加される。添付部120には、添付対象のファイルの指示と、RAM103上の添付位置を指すポインタ値とが格納されており、それらは選択部108によって指示されたファイルの属性に、選択タイミングで更新される。
表示部107は、ディスプレイ等表示部位及びその駆動部等を含み、且つ、ファイル属性読み出しや、その属性からハッシュ添付の有無の検出をも行い、属性表示を指示する。
記録メディア中には、撮影データ等プロダクトが保存・格納されると共に、識別情報及び添付情報から成るメタデータの集合(メタ辞書:識別情報から添付情報を索引可能)が搭載される。メタ辞書の形態は前述した図2と同様である。
なお、識別情報のhash(digest)値をそのまま添付情報とする場合の他にも、画像データや音声データ等からhash(digest)値を求めて添付情報としてもよい。この様な場合には、識別情報には適当なテキストが与えられる。テキスト添付は、他の項目との重複を避ける様ユーザーは十分注意する必要があるが、テキストが似たような内容になったとしても、hash(digest)値同士はcollisionの確率が極めて低いので、問題は無い。
<実施形態5>
図7は、アノテーションの一例を説明するための図ある。なお、アノテーションとは、root(ルート)となる画像(ファイル)を決めて、そのroot画像の属性(データの一部や、rootを特定できる情報等)を、関連付けたい他の画像(ファイル)に添付することで関係付けを行うことである。
ユーザーは、先ずrootとなる画像を選択(ルート情報選択)するために、デジタルカメラに対して画像再生の制御を行わせる。CPU101はメディアカード140より記録画像データを呼び出し、表示部107に対して再生表示を実行させる。
201aは、表示部107に画像をサムネイル表示させたときのイメージである。図中では、表示部107は、4×4の配列でサムネイル画像を表示している。
選択部108は、ユーザーに対して操作部材を提供する。ユーザーは、操作部材を操作することで、表示部107が表示中のサムネイル画像の中から、任意の画像を選択することができる。201bは、表示中のサムネイル画像の中から左下に配置されている画像をユーザーが選択したときのイメージを示している。
選択部108は、操作部材を介してユーザーに選択画像を決定させる。選択部108は、CPU101を介して、選択された画像の属性を呼び出し、添付部120へと転送する。
また、選択部108は選択された画像の属性をCPU101に返送し、CPU101は表示部107に対してrootとなった画像の属性を転送する。rootとなった画像は、表示上それがroot画像だと分かる様サムネイル表示される。また、CPU101は、rootとなったファイル(画像)に対して削除禁止のステータスを与える。
201cは、root画像を示す表示及び削除禁止となったrootファイル(root画像)に対して鍵マークが付帯表示されている例を示している。勿論、ユーザーは鍵マークを解除させてrootとなった画像を削除することもできる。
rootに選択されたファイルのデータ(全て又は一部)は、CPU101の指示によりRAM制御部105を介して、RAM103上から(又は直接、メディアカード140から)読み出される。読み出されたファイルデータ(全て又は一部)は、ハッシュ値演算部130に入力され、そこでhash(message digest)値が計算される。103eは、選択されたファイルデータのイメージである。103fは、計算されたhash(digest)値のイメージである。
添付部120は、演算したhash(message digest)値を記憶・格納する。また、root画像に対しては、それ自身のhash値を添付させる様、CPU101にhash(digest)値を送付する。なお、本実施形態では、選択部108により画像を選択した場合にその選択画像のhash(digest)値を求める制御として説明を行った。しかしながらハッシュ値演算部130が、ハードウェア等で高速に演算が可能な場合には、撮影毎に全ての画像にそれ自身のhash(digest)値を計算・添付させてもよい。但し、その際、添付されたhash(digest)値が自分自身のものか、root画像の値が添付されたものか、を区別できる様にフラグ等で格納場所を管理することが必要である。勿論、hash値添付の有無は、ユーザーにより選択できるものとする。
添付部120に格納されたhash(digest)値は、撮影毎に、新規撮影ファイルにアノテーションとして添付されていく。103gは、新たに生成された撮影ファイルデータのイメージである。103eは、root画像のhash(digest)値が添付された場合のイメージである。但し、画像のhash(digest)値添付の際に、そのhash(digest)値がrootとしてのものなのか、referenceとしてのものなのかを示すフラグを添付する必要がある。
root画像を自動で選択するモードについては、スチル画像撮影における連写撮影時のroot画像選択という制御がある。例えば、デジタルカメラに連写アノテーションモードという制御モードを設け、その様なモードに制御状態が遷移した場合には、連写の最初の一枚をroot画像として扱うようにする。連写時の最初の一枚はhash(digest)値を計算する。そして、それ以降の連写撮影画像ファイルに対しては、そのhash(digest)値を添付していくものである。
本実施形態のデジタルカメラの特徴は、デジタルカメラ内でユーザーが選択した(又は撮影した)ファイルデータ構成の全て又は一部からmessage digestを演算し、それを別のファイルに添付することである。つまり、本実施形態によれば、記録容量の大きくなったデジタルカメラにおいて、ユーザーは、撮影しながらに高速・容易な検索機能を実現・提供することができる。本実施形態のアノテーション処理は、ハッシュを用いることで、ディレクトリ構成や管理ファイルの存在を気にすることなく、ファイルの関連付けが可能となる。よって、従来PCライクに行われていたデジタルカメラ上での検索処理を、よりユーザーに望ましい形で具現化することができる。
<実施形態6>
図8は、root画像の表示や警告の一例を示す図である。
401は、root画像のみをサムネイル表示した場合の表示例である。
表示部107の表示形態として、
・表示部107に対して、root情報のみを表示する様指示する
・表示部107に対して、root情報毎に、表示をjumpする様指示する
等、root画像に特化した再生モードを設けることは、大容量の記録手段を具備するデジタルカメラにおける、大量の記録画像から重要度の高いファイルを検索するのには効果的である。
例えば表示部107により複数root画像のサムネイルが401の様に表示されたときに、選択部108を介して任意の一枚が選択されると、CPU101はアノテーション関係にある子ファイルのサムネイルを全て表示する様に切り替えるよう制御する。このようにすることはファイル検索として有効である。
root画像が削除される場合、アノテーション関係にある別ファイルに付加されたhash(digest)値がそのままでは検索対象が消失する。この様な場合、CPU101は、root画像削除時に別ファイルに対して添付されたroot画像のhash(digest)値を削除する制御を実行する。又は、CPU101は、root画像削除にroot画像のサムネイルのみを残し、サムネイルファイルにhash(digest)値を添付して残しておく様、制御を実行してもよい。
402は、root画像が削除されたことを示している。サムネイル表示時には、そのroot画像本体は既に削除されて存在しないということをユーザーに対して告知する。図は、複数画像を表示した場合であり、勿論、対象画像を一枚だけ表示する場合についても、同様である。また、root画像のhash(digest)値を添付された側のファイルを削除するときには、(他ファイルとの依存関係は無いので)別段何の管理も必要としない。
この様に、削除作業を通してroot画像のhash値管理を実行することができる。但し、記録メディアが着脱可能な場合には、管理し切れない状態が存在することになる。この様な場合でも、特に不都合は生じない。例えば、挿入した記録メディアにroot画像が記録されている場合には、デジタルカメラ上ではその画像はroot画像として認識し、サムネイル等を表示する。もし、その時点でアノテーションが張られた子ファイルが存在すれば、その情報をユーザーに提示し、それらが存在しない場合にはそれ以上の情報は提示しないだけである。
また、挿入した記録メディアに既にアノテーションを張られた子ファイルのみが存在し、root画像が存在しない場合、デジタルカメラはアノテーション処理に際して何も反応せずにユーザーに対しても恰もそのファイルが単独で存在する様見せればよい。
デジタルカメラは、アノテーション関係の成立しないhash(digest)値を付加されたファイルを検出したとしても、そのままにしておけばよい。何故ならば、root画像から計算されたhash(digest)値は、collisionの可能性の極めて低いアルゴリズム(MD5, SHA−512等)で求められたものなので、ユニークな存在だからである。アノテーションの張られたhash(digest)値を子ファイルに残し、root画像が存在しなくなっても、他のファイルをroot画像と誤認識する様な関係になることはまず無い(極めて稀である)。
403は、ユーザーがroot画像を削除しようとした時点でデジタルカメラが出す警告表示の一例である。ユーザーは、アノテーション関係が崩れても削除するのか、アノテーション関係を保持するのかを、選択することができる。
以上前述したように、デジタルカメラは、rootとなった画像等、記録情報を削除する際には、ユーザーに対して、今削除し様としているファイルがroot画像であることを分かる様に警告を出す。また、削除時には、デジタルカメラは、
・rootのサムネイルと、ハッシュ値は残す
・rootのハッシュ値を添付されたファイルから、添付ハッシュ値を削除する
・root画像と共に、アノテーション関係にあるファイル諸共削除してしまう
等、ユーザーが処理を選択可能とする。ユーザーが無意識にアノテーションの関係を壊さないための処理を付加することが、システムにとっては必要である。
<実施形態7>
root画像の登録をメタ辞書に対しても行うことで、メタ辞書を(例えば、着脱式の記録メディアを介して)他のシステム(PCや、他のデジタルカメラ等)に適用(搭載)する。このことで、root画像と、他のシステムの管理下にあるファイルとの間で、アノテーションを実行することもできる。
メタ辞書へのroot画像のhash(digest)値の登録は、メタ辞書の添付情報に対して行う。CPU101は、添付情報と対を成す識別情報には、項目としてroot画像のhash(digest)値を登録してあることが分かる様なテキストを登録する。なお、ここでは、ファイル名や「root画像1」の様なテキストを登録しておき、ユーザーは後程任意の識別情報に置換してもよい。
hash(digest)値によるアノテーションや、メタ辞書の導入は、ファイルシステムの依存関係(ディレクトリ位置や、ファイル名称での管理)を必要としないところに効果がある。よって、識別情報に対するテキストの発行(ファイル名の添付)は、一時的な処置とする。
<その他の実施形態>
また、本発明の目的は、以下のようにすることによって達成される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体(又は記憶媒体)を、システム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置の中央演算処理装置(CPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
また、前記システム或いは装置が読み出したプログラムコードを実行することにより、そのプログラムコードの指示に基づき、装置上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)等が実際の処理の一部又は全部を行う。その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、装置に挿入された機能拡張カードや、接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれたとする。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
デジタルカメラの一例を示すブロック図(その1)である。 メタ辞書の一例を示す図である。 表示部107及び選択部108の要部構成を示した図である。 2つの記録メディアへの記録例及びメタ辞書(又は識別情報)の表示の一例を示した図である。 優先モードの選択表示及びメディアの選択表示の一例を示す図である。 デジタルカメラの一例を示すブロック図(その2)である。 アノテーションの一例を説明するための図ある。 root画像の表示や警告の一例を示す図である。
符号の説明
101 CPU
102 ROM
103 RAM
107 表示部
108 選択部

Claims (6)

  1. 記憶媒体に記憶されている複数の画像ファイルから、何れかの画像ファイルを選択する選択手段と、
    前記選択手段で選択された画像ファイルの全部、又は一部を演算して求められるハッシュ値であるダイジェストデータを生成する演算手段と、
    前記演算手段で生成されたダイジェストデータを格納するメモリと、
    撮像時において、撮像手段で得られた画像データに、前記ダイジェストデータを付加した画像ファイルを生成して前記記憶媒体に記録する記録手段と、
    前記記憶媒体に記憶されている画像ファイルから削除する画像ファイルを指定する指定手段と、
    を有し、
    前記指定手段で指定された画像ファイルが、前記演算手段でダイジェストデータの生成元となった画像ファイルである場合には、警告表示を行うことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記演算手段でダイジェストデータの生成元となった画像ファイルを削除禁止に制御する制御手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 記指定手段で指定された画像ファイルが、前記演算手段でダイジェストデータの生成元となった画像ファイルである場合には、前記記憶媒体に記録されている画像ファイルの中から、前記指定手段で指定されている画像ファイルから生成された前記ダイジェストデータを削除するように制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 記指定手段で指定された画像ファイルが、前記演算手段でダイジェストデータの生成元となった画像ファイルである場合には、前記ダイジェストデータを、削除対象の画像ファイルに対応するサムネイルに付加したデータを残して前記画像ファイルを削除するように制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記演算手段は、前記ダイジェストデータとしてのハッシュ値を出力するための計算方法を用いて演算することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の撮像装置。
  6. 撮像手段を有する撮像装置の制御方法であって、
    記憶媒体に記憶されている複数の画像ファイルから、何れかの画像ファイルを選択する選択工程と、
    前記選択工程で選択された画像ファイルの全部、又は一部を演算して求められるハッシュ値であるダイジェストデータを生成する演算工程と、
    前記演算工程で生成されたダイジェストデータを格納するメモリと、
    撮像時において、撮像工程で得られた画像データに、前記ダイジェストデータを付加した画像ファイルを生成して前記記憶媒体に記録する記録工程と、
    前記記憶媒体に記憶されている画像ファイルから削除する画像ファイルを指定する指定工程と、
    を含み、
    前記指定工程で指定された画像ファイルが、前記演算工程でダイジェストデータの生成元となった画像ファイルである場合には、警告表示を行うことを特徴とする撮像装置の制御方法。
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