JP5170794B2 - 記憶システム及びフェイルオーバ制御方法 - Google Patents

記憶システム及びフェイルオーバ制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、記憶媒体を接続可能な2つの記憶処理装置によってフェイルオーバシステムを構成可能な記憶システム、及び、当該記憶システムにおけるフェイルオーバ制御方法に関する。
従来より、システムの信頼性を向上させるために、フェイルオーバの構成が採用される場合がある。フェイルオーバの構成が採用されるシステム(フェイルオーバシステム)では、例えば、2つのサーバの一方がメイン機、他方をバックアップ機となる。通常は、メイン機のサーバが業務に関わる処理を行う。メイン機のサーバに障害が発生した場合、バックアップ機のサーバが業務に関する処理を引き継ぐ。
また、近年、NAS(Network Attached Storage)と称される記憶処理装置が普及しつつある。NASは、複数の記憶媒体を接続可能であり、当該記憶媒体に映像や音声等の様々なコンテンツデータを記憶させることができる。NASは、端末装置からのコンテンツデータの要求を、ネットワークを介して受信すると、要求されたコンテンツデータを、ネットワークを介して端末装置へ送信する。端末装置では、受信されたコンテンツデータの再生が行われる。
このようなNASを用いたシステムにおいても、フェイルオーバを構成することが提案されている。2つのNASによってフェイルオーバシステムが構成される場合、一方のNASがメイン機となり、他方のNASがバックアップ機となる。この場合、バックアップ機のNASに接続される記憶媒体の記憶容量がメイン機のNASに接続される記憶媒体の記憶容量以上である場合に、フェイルオーバシステムの構成を可能とする(例えば、特許文献1参照)。フェイルオーバシステムを構成可能である場合には、上述と同様、通常は、メイン機のNASが業務に関わる処理を行い、メイン機のNASに障害が発生した場合、バックアップ機のNASが業務に関する処理を引き継ぐ。
特開2006−99440号公報
しかしながら、個人等の小規模なユーザは、バックアップ機のNASに接続される記憶媒体について、記憶容量の小さいもののみしか所持していない場合も多い。このような場合に、フェイルオーバシステムが構成不可能となってしまうことは、使用効率が悪く、不経済である。
上記問題点に鑑み、本発明は、フェイルオーバシステムの構成の可否について、記憶媒体の記憶容量に対する依存度を低下させた記憶システム及びフェイルオーバ制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は以下のような特徴を有している。
本発明の特徴は、第1の記憶媒体(ハードディスク151、ハードディスク152)を接続した第1の記憶処理装置(NAS10)と、第2の記憶媒体(ハードディスク251、ハードディスク252)を接続した第2の記憶処理装置(NAS20)とにより、フェイルオーバシステムを構成可能な記憶システムであって、 前記第2の記憶媒体の記憶容量が前記第1の記憶媒体の記憶容量よりも小さい場合に、前記第2の記憶媒体におけるRAID方式を、前記第1の記憶媒体におけるRAID方式よりも冗長度の低いRAID方式に設定するRAID方式設定部(バックアップ機RAID方式設定部161、RAID方式設定部261)を備えることを要旨とする。
このような記憶システムは、第2の記憶媒体の記憶容量が第1の記憶媒体の記憶容量よりも小さい場合に、第2の記憶媒体におけるRAID方式の冗長度を、第1の記憶媒体におけるRAID方式の冗長度よりも低下させることにより、第2の記憶媒体におけるユーザデータの記憶可能容量を確保し、第1の記憶媒体に記憶されたユーザデータを、第2の記憶媒体に記憶させることを可能とする、換言すれば、第1の記憶処理装置と第2の記憶処理装置とでフェイルオーバシステムを構成することを可能とする。
本発明の特徴は、前記第2の記憶媒体の空き容量が前記第1の記憶媒体に記憶されたユーザデータの量以上である場合に、前記第2の記憶媒体に対するRAID方式の適用を停止し、前記第1の記憶媒体に記憶されたユーザデータを前記第2の記憶媒体に記憶させる記憶制御部(バックアップ機記憶制御部163、記憶制御部263)を備えることを要旨とする。
本発明の特徴は、前記第2の記憶媒体におけるRAID方式が、前記第1の記憶媒体におけるRAID方式よりも冗長度の低いRAID方式であることを通知する第1の通知部(出力部130)を備えることを要旨とする。
本発明の特徴は、前記第2の記憶媒体の空き容量が所定値未満である場合に、前記第2の記憶媒体の空き容量が所定値未満であることを通知する第2の通知部(出力部130)を備えることを要旨とする。
本発明の特徴は、第1の記憶媒体を接続した第1の記憶処理装置と、第2の記憶媒体を接続した第2の記憶処理装置とにより、フェイルオーバシステムを構成可能な記憶システムにおけるフェイルオーバ制御方法であって、 前記第2の記憶媒体の記憶容量が前記第1の記憶媒体の記憶容量よりも小さい場合に、前記第2の記憶媒体におけるRAID方式を、前記第1の記憶媒体におけるRAID方式よりも冗長度の低いRAID方式に設定するステップを備えることを要旨とする。
本発明によれば、フェイルオーバシステムの構成の可否について、記憶媒体の記憶容量に対する依存度を低下させることができる。
本発明の実施形態に係る記憶システムの全体概略構成図である。 本発明の実施形態に係るNASの第1の構成図である。 本発明の実施形態に係るNASの第2の構成図である。 本発明の実施形態に係る記憶システムの動作を示すシーケンス図である。
次に、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。具体的には、記憶システムの構成、NASの構成、記憶システムの動作、作用・効果、その他の実施形態について説明する。以下の実施形態における図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
(1)記憶システムの構成
図1は、記憶システムの全体概略構成図である。図1に示す記憶システムは、記憶処理装置としてのNAS(Network Attached Storage)10及びNAS20と、NAS10及びNAS20を接続する通信回線60とにより構成される。
本実施形態の記憶システムにおいて、NAS10及びNAS20によりフェイルオーバシステムが構成される場合、NAS10及びNAS20の一方はメイン機、他方はバックアップ機となり、NAS10とNAS20とでは、設定及びデータの同期が図られる。この場合、通常は、メイン機であるNASが業務に関わる処理を行い、メイン機のNASに障害が発生した場合、バックアップ機のNASが業務に関する処理を引き継ぐ。以下においては、NAS10がメイン機、NAS20がバックアップ機となるフェイルオーバシステムが構成される場合を例に説明する。
(2)NASの構成
(2−1)NAS10の構成
図2は、NAS10の構成図である。図2に示すNAS10は、制御部100、通信部110、記憶部120、出力部130、記憶装置接続部141、記憶装置接続部142、記憶装置接続部143、記憶装置接続部144を含んで構成される。
制御部100は、例えばCPUによって構成され、NAS10が具備する各種機能を制御する。
通信部110は、例えばLANカードであり、MAC(Media Access Control)アドレスが付与されている。通信部110は、外部との通信を行う通信インタフェースであり、NAS20との間で、通信回線60を介した通信を行う。
記憶部120は、例えば、NANDフラッシュメモリによって構成され、NAS10における制御などに用いられる各種情報を記憶する。具体的には、記憶部120は、フェイルオーバ構成に必要な各種設定情報を記憶する。記憶装置接続部141は、ハードディスク151を接続する。記憶装置接続部142は、ハードディスク152を接続する。記憶装置接続部143は、ハードディスク153を接続する。記憶装置接続部144は、ハードディスク154を接続する。ハードディスク151乃至ハードディスク154は、RAID構成を構築しており、ユーザデータ等のメイン機とバックアップ機とで同期すべきデータが記憶されている。
制御部100は、バックアップ機RAID方式設定部161、通知処理部162及びバックアップ機記憶制御部163を含んで構成される。
バックアップ機RAID方式設定部161は、バックアップ機であるNAS20に接続されたハードディスク251、ハードディスク252、ハードディスク253、ハードディスク254(後述)におけるRAID方式を設定する。
具体的には、バックアップ機RAID方式設定部161は、NAS20に対して、ハードディスク251乃至ハードディスク254の記憶容量を要求する情報(記憶容量要求情報)を生成し、通信部110へ出力する。通信部110は、通信回線60を介して、NAS20へ記憶容量要求情報を送信する。
NAS20は、記憶容量要求情報を受信すると、ハードディスク251乃至ハードディスク254の記憶容量を示す情報(第2記憶容量情報)を、通信回線60を介してNAS10へ送信する。
NAS10内の通信部110は、第2記憶容量情報を受信し、制御部100へ出力する。バックアップ機RAID方式設定部161は、第2記憶容量情報が入力されると、当該第2記憶容量情報によって示されるハードディスク251乃至ハードディスク254の記憶容量(第2記憶容量)が、ハードディスク151乃至ハードディスク154の記憶容量(第1記憶容量)より小さいか否かを判定する。
ハードディスク251乃至ハードディスク254の記憶容量が、ハードディスク151乃至ハードディスク154の記憶容量より小さい場合、バックアップ機RAID方式設定部161は、ハードディスク251乃至ハードディスク254のRAID方式を、予め定められているハードディスク151乃至ハードディスク154のRAID方式よりも冗長度の小さいRAID方式に設定する。ここで、冗長度とは、RAID方式が適用される場合に必要となるパリティデータ等のデータ量に応じた値であって、ユーザデータの量に対するパリティデータのデータ量の比率が大きいRAID方式ほど、冗長度が大きいRAID方式となる。
例えば、ハードディスク151乃至ハードディスク154のRAID方式がRAID6である場合、バックアップ機RAID方式設定部161は、ハードディスク251乃至ハードディスク254のRAID方式を、RAID5に設定する。
次に、バックアップ機RAID方式設定部161は、設定したハードディスク251乃至ハードディスク254のRAID方式を示す情報(RAID方式設定情報)を、通信部110へ出力する。通信部110は、RAID方式設定情報を、通信回線60を介してNAS20へ送信する。
バックアップ機RAID方式設定部161が、ハードディスク251乃至ハードディスク254のRAID方式を、予め定められているハードディスク151乃至ハードディスク154のRAID方式よりも、冗長度の小さいRAID方式に設定した場合、通知処理部162は、その旨を示す出力情報(画像情報や音声情報)を生成し、出力部130へ出力する。出力部130は、モニタやスピーカであり、入力された出力情報に基づく画像や音声の出力を行う。
一方、NAS20は、NAS10からのRAID方式設定情報を受信すると、ハードディスク251乃至ハードディスク254のRAID方式を設定する。更に、NAS20は、設定したRAID方式において、NAS10との間でフェイルオーバシステムを構成可能であるか否かを判定し、構成可能でない場合には、ハードディスク251乃至ハードディスク254の空き容量を示す情報(空き容量情報)を、通信回線60を介してNAS10へ送信する。
NAS10内の通信部110は、空き容量情報を受信し、制御部100へ出力する。バックアップ機記憶制御部163は、空き容量情報が入力されると、当該空き容量情報によって示されるハードディスク251乃至ハードディスク254の空き容量が、フェイルオーバシステムにおいてNAS10とNAS20との間で同期すべきユーザデータ(同期ユーザデータ)の量以上であるか否かを判定する。ここで、同期ユーザデータは、ハードディスク151乃至ハードディスク154に記憶されている。
ハードディスク251乃至ハードディスク254の空き容量が同期ユーザデータ量以上である場合、バックアップ機記憶制御部163は、NAS20に対して、RAID方式の適用の停止を要求する情報(RAID適用停止要求情報)を生成し、通信部110へ出力する。通信部110は、通信回線60を介して、NAS20へRAID適用停止要求情報を送信する。更に、バックアップ機記憶制御部163は、ハードディスク151乃至ハードディスク154に記憶されている同期ユーザデータを読み出し、通信部110へ出力する。通信部110は、通信回線60を介して、NAS20へ同期ユーザデータを送信する。
一方、ハードディスク251乃至ハードディスク254の空き容量が同期ユーザデータ量未満である場合、通知処理部162は、その旨を示す出力情報(画像情報や音声情報)を生成し、出力部130へ出力する。出力部130は、入力された出力情報に基づく画像や音声の出力を行う。
NAS20は、RAID適用停止要求情報を受信すると、ハードディスク251乃至ハードディスク254に対するRAID方式の適用を停止する。更に、NAS20は、同期ユーザデータを受信すると、RAID方式の適用が停止されたハードディスク251乃至ハードディスク254に、当該同期ユーザデータを記憶する。
(2−2)NAS20の構成
図3は、NAS20の構成図である。図3に示すNAS20は、制御部200、通信部210、記憶部220、記憶装置接続部241、記憶装置接続部242、記憶装置接続部243、記憶装置接続部244を含んで構成される。
制御部200は、例えばCPUによって構成され、NAS20が具備する各種機能を制御する。
通信部210は、例えばLANカードであり、MACアドレスが付与されている。通信部210は、外部との通信を行う通信インタフェースであり、NAS10との間で、通信回線60を介した通信を行う。
記憶部220は、例えば、NANDフラッシュメモリによって構成され、NAS20における制御などに用いられる各種情報を記憶する。具体的には、記憶部220は、フェイルオーバ構成に必要な各種設定情報を記憶する。記憶装置接続部241は、ハードディスク251を接続する。記憶装置接続部242は、ハードディスク252を接続する。記憶装置接続部243は、ハードディスク253を接続する。記憶装置接続部244は、ハードディスク254を接続する。ハードディスク251乃至ハードディスク254は、RAID構成を構築可能であり、ユーザデータ等のメイン機とバックアップ機とで同期すべきデータを記憶可能である。
制御部200は、RAID方式設定部261、記憶制御部263を含んで構成される。
通信部210は、NAS10からの記憶容量要求情報を受信し、制御部200へ出力する。RAID方式設定部261は、記憶容量要求情報が入力されると、ハードディスク251乃至ハードディスク254の記憶容量を示す情報(第2記憶容量情報)を生成する。更に、RAID方式設定部261は、第2記憶容量情報を通信部210へ出力する。通信部210は、入力された第2記憶容量情報を、通信回線60を介してNAS10へ送信する。
その後、通信部210は、NAS10からのRAID方式設定情報を受信すると、当該RAID方式設定情報を制御部200へ出力する。RAID方式設定部261は、入力されたRAID方式設定情報によって示されるRAID方式を、ハードディスク251乃至ハードディスク254のRAID方式として設定する。
記憶制御部263は、ハードディスク251乃至ハードディスク254に設定されたRAID方式において、NAS20がNAS10との間でフェイルオーバシステムを構成可能であるか否かを判定する。例えば、記憶制御部263は、ハードディスク251乃至ハードディスク254にRAID方式が設定されることによって、同期ユーザデータの記憶領域が所定値以下になってしまう場合、NAS20がNAS10との間でフェイルオーバシステムを構成不可能であると判定する。
NAS20がNAS10との間でフェイルオーバシステムを構成不可能である場合、記憶制御部263は、ハードディスク251乃至ハードディスク254の現時点における空き容量の情報(空き容量情報)を生成し、通信部210へ出力する。通信部210は、入力された空き容量情報を、通信回線60を介してNAS10へ送信する。
その後、通信部210は、NAS10からのRAID適用停止要求情報を受信すると、当該RAID適用停止要求情報を制御部200へ出力する。更に、通信部210は、NAS10からの同期ユーザデータを受信すると、当該同期ユーザデータを制御部200へ出力する。
RAID方式設定部261は、入力されたRAID適用停止要求情報に応じて、ハードディスク251乃至ハードディスク254に対するRAIDの適用を停止する。更に、記憶制御部263は、入力された同期ユーザデータを、RAID方式が適用されていないハードディスク251乃至ハードディスク254に記憶させる。
(3)記憶システムの動作
図4は、記憶システムの動作を示すシーケンス図である。
ステップS101において、NAS10は、記憶容量要求情報を送信する。NAS20は、NAS10からの記憶容量要求情報を受信する。
ステップS102において、NAS20は、ハードディスク251乃至ハードディスク254の記憶容量の情報(第2記憶容量情報)を送信する。NAS10は、NAS20からの第2記憶容量情報を受信する。
ステップS103において、NAS10は、ハードディスク251乃至ハードディスク254の記憶容量(第2記憶容量)が、ハードディスク151乃至ハードディスク154の記憶容量(第1記憶容量)よりも小さいか否かを判定する。第2記憶容量が第1記憶容量以上である場合には、一連の動作が終了する。
一方、第2記憶容量が第1記憶容量より小さい場合には、ステップS104において、NAS10は、ハードディスク251乃至ハードディスク254のRAID方式を、ハードディスク151乃至ハードディスク154のRAID方式よりも冗長度の小さいRAID方式に設定する。
ステップS105において、NAS10は、ステップS104において設定したRAID方式の情報を送信する。NAS20は、NAS10からのRAID方式設定情報を受信する。
ステップS106において、NAS20は、受信したRAID方式設定情報によって示されるRAID方式を、ハードディスク251乃至ハードディスク254に設定する。
ステップS107において、NAS20は、ハードディスク251乃至ハードディスク254に設定されたRAID方式において、NAS20がNAS10との間でフェイルオーバシステムを構成可能であるか否かを判定する。
フェイルオーバシステムを構成可能である場合には、一連の動作が終了する。一方、フェイルオーバシステムを構成不可能である場合には、ステップS108において、NAS20は、ハードディスク251乃至ハードディスク254の空き容量の情報を送信する。NAS10は、NAS20からの空き容量情報を受信する。
ステップS109において、NAS10は、ハードディスク251乃至ハードディスク254の空き容量が、同期ユーザデータの量以上であるか否かを判定する。ハードディスク251乃至ハードディスク254の空き容量が、同期ユーザデータの量未満である場合には、一連の動作が終了する。
一方、ハードディスク251乃至ハードディスク254の空き容量が、同期ユーザデータの量以上である場合には、ステップS110において、NAS10は、RAID適用停止要求情報を送信する。NAS20は、RAID適用停止要求情報を受信する。
ステップS111において、NAS10は、同期ユーザデータを送信する。NAS20は、同期ユーザデータを受信する。
ステップS112において、NAS20は、ハードディスク251乃至ハードディスク254に対するRAIDの適用を停止する。更に、NAS20は、同期ユーザデータを、RAID方式が適用されていないハードディスク251乃至ハードディスク254に記憶させる。
(4)作用・効果
本実施形態の記憶システムでは、NAS10及びNAS20によってフェイルオーバシステムが構成される場合に、NAS10は、NAS20に接続されたハードディスク251乃至ハードディスク254の記憶容量が、自身に接続されたハードディスク151乃至ハードディスク154の記憶容量よりも小さい場合、ハードディスク251乃至ハードディスク254のRAID方式を、ハードディスク151乃至ハードディスク154のRAID方式よりも冗長度の小さいRAID方式に設定する。従って、ハードディスク251乃至ハードディスク254におけるユーザデータの記憶可能容量を確保可能となる。更には、ハードディスク151乃至ハードディスク154に記憶されたユーザデータを、ハードディスク251乃至ハードディスク254に記憶させ、NAS10とNAS20とによりフェイルオーバシステムを構成することが可能となる。
また、本実施形態の記憶システムでは、ハードディスク251乃至ハードディスク254のRAID方式を、ハードディスク151乃至ハードディスク154のRAID方式よりも冗長度の小さいRAID方式に設定しても、なお、フェイルオーバシステムを構成できない場合であって、且つ、ハードディスク251乃至ハードディスク254の空き容量が同期ユーザデータの量以上である場合には、NAS10は、ハードディスク251乃至ハードディスク254に対するRAID方式の適用を停止させる。これにより、ハードディスク251乃至ハードディスク254におけるユーザデータの記憶可能容量を確保可能となる。
(5)その他の実施形態
上記のように、本発明は実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
上述した実施形態では、NAS10が、NAS20に接続されたハードディスク251乃至ハードディスク254のRAID方式の設定や、当該RAID方式の適用の停止を行ったが、NAS20が、これらの制御を行ってもよい。この場合、NAS20は、NAS10に対してハードディスク151乃至ハードディスク154の記憶容量を要求する。更には、取得されたハードディスク251乃至ハードディスク254の記憶容量が、ハードディスク151乃至ハードディスク154の記憶容量よりも小さい場合には、NAS20は、ハードディスク251乃至ハードディスク254のRAID方式を、ハードディスク151乃至ハードディスク154のRAID方式よりも冗長度の小さいRAID方式に設定する。
また、NAS20は、NAS10からの同期ユーザデータのデータ量を把握し、ハードディスク251乃至ハードディスク254の空き容量が、同期ユーザデータの量以上である場合には、ハードディスク251乃至ハードディスク254に対するRAID方式の適用を停止し、ハードディスク251乃至ハードディスク254に同期ユーザデータを記憶させる。
また、NAS10やNAS20以外の装置(例えば、サーバ)が、NAS20に接続されたハードディスク251乃至ハードディスク254のRAID方式の設定や、当該RAID方式の適用の停止を行ってもよい。
この場合、サーバは、NAS10からハードディスク151乃至ハードディスク154の記憶容量を取得するとともに、NAS20からハードディスク251乃至ハードディスク254の記憶容量を取得する。更に、ハードディスク251乃至ハードディスク254の記憶容量が、ハードディスク151乃至ハードディスク154の記憶容量がよりも小さい場合には、サーバは、ハードディスク251乃至ハードディスク254のRAID方式を、ハードディスク151乃至ハードディスク154のRAID方式よりも冗長度の小さいRAID方式に設定し、RAID方式情報をNAS20へ送信する。
また、サーバは、NAS10から同期ユーザデータの量を取得するとともに、NAS20からハードディスク251乃至ハードディスク254の空き容量を取得する。更には、ハードディスク251乃至ハードディスク254の空き容量が同期ユーザデータの量以上である場合には、NAS20へRAID適用停止要求情報を送信する。
また、上述した実施形態では、NAS10及びNAS20には、ハードディスクが接続されたが、接続される記憶媒体はこれに限定されない。例えば、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ、SDカード等の記憶媒体が接続されてもよい。
このように本発明は、ここでは記載していない様々な実施形態等を包含するということを理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲の発明特定事項によってのみ限定されるものである。
10、20…NAS、100、200…制御部、110、210…通信部、120、220…記憶部、130…出力部、141、142、143、144、241、242、243、244、…記憶装置接続部、151、152、153、154、251、252、253、254…ハードディスク、161…バックアップ機RAID方式設定部、162…通知処理部、163…バックアップ機記憶制御部、261…RAID方式設定部、263…記憶制御部

Claims (4)

  1. 第1の記憶媒体を接続した第1の記憶処理装置と、第2の記憶媒体を接続した第2の記憶処理装置とにより、フェイルオーバシステムを構成可能な記憶システムであって、
    前記第2の記憶媒体の記憶容量が前記第1の記憶媒体の記憶容量よりも小さい場合に、前記第2の記憶媒体におけるRAID方式を、前記第1の記憶媒体におけるRAID方式よりも冗長度の低いRAID方式に設定するRAID方式設定部と、
    前記第1の記憶媒体におけるRAID方式よりも冗長度の低いRAID方式によって前記第2の記憶媒体にフェイルオーバシステムが構成できない場合であって、かつ、前記第2の記憶媒体の空き容量が前記第1の記憶媒体に記憶されたユーザデータの量以上である場合に、前記第2の記憶媒体に対するRAID方式の適用を停止し、前記第1の記憶媒体に記憶されたユーザデータを前記第2の記憶媒体に記憶させる記憶制御部とを備える記憶システム。
  2. 前記第2の記憶媒体におけるRAID方式が、前記第1の記憶媒体におけるRAID方式よりも冗長度の低いRAID方式であることを通知する第1の通知部を備える請求項1に記載の記憶システム。
  3. 前記第2の記憶媒体の空き容量が所定値未満である場合に、前記第2の記憶媒体の空き容量が所定値未満であることを通知する第2の通知部を備える請求項1又は2に記載の記憶システム。
  4. 第1の記憶媒体を接続した第1の記憶処理装置と、第2の記憶媒体を接続した第2の記憶処理装置とにより、フェイルオーバシステムを構成可能な記憶システムにおけるフェイルオーバ制御方法であって、
    前記第2の記憶媒体の記憶容量が前記第1の記憶媒体の記憶容量よりも小さい場合に、前記第2の記憶媒体におけるRAID方式を、前記第1の記憶媒体におけるRAID方式よりも冗長度の低いRAID方式に設定するステップと、
    前記第1の記憶媒体におけるRAID方式よりも冗長度の低いRAID方式によって前記第2の記憶媒体にフェイルオーバシステムが構成できない場合であって、かつ、前記第2の記憶媒体の空き容量が前記第1の記憶媒体に記憶されたユーザデータの量以上である場合に、前記第2の記憶媒体に対するRAID方式の適用を停止し、前記第1の記憶媒体に記憶されたユーザデータを前記第2の記憶媒体に記憶させるステップとを備えるフェイルオーバ制御方法。
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