JP5713267B2 - 伝送装置管理システムおよびデータバックアップ方法 - Google Patents

伝送装置管理システムおよびデータバックアップ方法 Download PDF

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Description

本発明は、複数の伝送装置で構成されるネットワークにおいて、伝送装置毎の設定情報やネットワーク全体のネットワーク管理情報などの設定情報を管理する技術に関する。
従来、複数の伝送装置で構成されるネットワークにおいて、伝送装置毎の設定情報(装置毎設定情報と称する)やネットワーク全体のネットワーク管理情報などの設定情報は、伝送装置の設定変更を行なう場合は装置毎設定情報のみを伝送装置側へ送信し、ネットワーク管理情報は監視制御アプリケーションが搭載されたパソコン(監視制御装置)側の記憶媒体(ハードディスクや不揮発性メモリなど)で保持しておくのが一般的である。
ここで、装置毎設定情報とは各伝送装置を構成するハードウェアが動作するのに必要な情報を示し、ネットワーク管理情報とはユーザが伝送装置の管理を行い易くするための情報で、例えばネットワーク名称情報や装置名称情報、回線名称情報などを示す。そして、ネットワーク管理情報は、様々な名称情報などで構成されることから装置毎設定情報に比べて情報量が大きくなる場合が多い。その為、ネットワーク管理情報は、伝送装置側に搭載された記憶容量に余裕がないメモリではなく、記憶容量に余裕がある監視制御装置側で保持する方式が一般的に用いられている。また、バックアップメモリの異常時のデータ復元技術についても様々な検討が行われている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開平11−317745号公報 特開2006−121309号公報
一般にネットワークを構成する複数の伝送装置は、共通のハードウェアおよびファームウェアで運用されており、伝送装置の設定情報を保持する不揮発性メモリは固定的に共通のマッピングで割り付けられている。この場合、特に伝送装置間で親局と子局の関係を有するネットワークにおいては、装置毎設定情報の情報量が大きい親局のサイズを基準にしてハード的なメモリサイズを割り当てるので、親局に比べて装置毎設定情報の情報量が小さい子局では未使用の空きメモリエリアが多く存在することになり、無駄である。
一方、監視制御装置側のバックアップ用の外部記憶媒体が故障した場合、各伝送装置が保持している装置毎設定情報に比べて監視制御装置側にしか保持されていないネットワーク管理情報の復元が難しく、また監視制御装置が設置されていない局における急な装置設定の変更作業の必要性が生じた場合、その作業が困難となる場合が生じる。
上記課題に鑑み、本発明の目的は、各伝送装置の空きメモリ領域に情報量の大きいネットワーク管理情報を分割して保存し、監視制御装置側のバックアップ用の外部記憶媒体が故障した場合に各伝送装置に分割して保存されている情報を監視制御装置側で収集して結合することにより、従来方式における問題点を解決し、設定情報の信頼性の向上や保守作業の容易性を実現できる伝送装置管理システムおよびデータバックアップ方法を提供することである。
本発明に係る伝送装置管理システムは、ネットワークに接続された複数の伝送装置と、前記ネットワークを介して前記複数の伝送装置を管理する監視制御装置とで構成される伝送装置管理システムにおいて、前記監視制御装置は、前記ネットワークを介して前記複数の伝送装置と通信する第1通信部と、前記複数の伝送装置の装置毎設定情報と、システム全体のネットワーク管理情報とを記憶する第1記憶部と、前記第1通信部により前記伝送装置と通信して、前記第1記憶部に記憶された前記装置毎設定情報および前記ネットワーク管理情報の少なくとも1つの設定情報を前記複数の伝送装置にバックアップする第2制御部とを有し、前記伝送装置は、前記ネットワークを介して前記監視制御装置と通信する第2通信部と、自装置の装置毎設定情報を記憶する第2記憶部と、前記第2通信部により前記監視制御装置と通信して、前記監視制御装置からバックアップされた前記設定情報を前記第2記憶部に記憶する第2制御部とを有し、前記第1制御部は、前記第1通信部を介して前記複数の伝送装置の前記第2制御部に前記第2記憶部の空き記憶容量を問い合わせて、前記伝送装置毎の前記第2記憶部の空き記憶容量に応じて前記ネットワーク管理情報を分割した分割データを前記伝送装置に送信すると共に、前記ネットワーク管理情報の分割データと前記伝送装置との対応を分割管理テーブルにより管理し、前記第2制御部は、前記第2通信部を介して前記第1制御部から問い合わせを受けた場合に、前記第2記憶部の空き記憶容量を前記第1制御部に送信し、前記第1制御部から受信する分割データを前記第2記憶部の空き領域に記憶することを特徴とする。
特に、前記第1制御部は、前記監視制御装置の前記第1記憶部に記憶された前記ネットワーク管理情報に異常が発生した場合、前記第1通信部を介して前記第2制御部の前記第2記憶部に記憶されている分割データを要求し、前記各伝送装置から受信する分割データを前記分割管理テーブルを参照して結合し、結合後の前記ネットワーク管理情報を復元した前記ネットワーク管理情報として前記第1記憶部にリストアし、前記第2制御部は、前記第2通信部を介して前記第1制御部から分割データを要求された場合に、前記第2記憶部の空き領域に記憶されている分割データを前記第1制御部に送信することを特徴とする。
また、前記第1制御部は、前記複数の伝送装置の前記空き記憶容量のうち最小の記憶容量以下の容量を分割単位として前記ネットワーク管理情報を均等の容量に分割することを特徴とする。
さらに、前記第1制御部は、前記第1記憶部に記憶された前記ネットワーク管理情報および前記装置毎設定情報の少なくとも1つを圧縮した圧縮情報を分割し、分割された前記圧縮情報を前記各伝送装置に送信すると共に、前記圧縮情報の分割データと当該圧縮情報を送信した前記伝送装置との対応を前記分割管理テーブルにより管理することを特徴とする。
また、前記第1制御部は、前記ネットワーク管理情報の分割データまたは前記圧縮情報の分割データと同一の情報を少なくとも2つ以上の前記伝送装置にバックアップすることを特徴とする。
本発明に係るデータバックアップ方法は、ネットワークに接続された複数の伝送装置と、前記ネットワークを介して前記複数の伝送装置を管理する監視制御装置とで構成される伝送装置管理システムで用いられるデータバックアップ方法において、前記監視制御装置は、前記複数の伝送装置が自装置の装置毎設定情報を記憶するための第2記憶部の空き記憶容量を前記伝送装置毎に取得して、前記伝送装置毎の前記第2記憶部の空き記憶容量に応じてネットワーク管理情報を分割した分割データを前記伝送装置に送信すると共に、前記ネットワーク管理情報の分割データと前記伝送装置との対応を分割管理テーブルにより管理し、前記伝送装置は、前記ネットワークを介して前記監視制御装置から前記第2記憶部の空き記憶容量の問い合わせを受けた場合に、前記第2記憶部の空き記憶容量を前記監視制御装置に送信し、前記監視制御装置から受信する分割データを前記第2記憶部の空き領域に記憶することを特徴とする。
特に、前記監視制御装置の前記第1記憶部に記憶された前記ネットワーク管理情報に異常が発生した場合、前記各伝送装置の前記第2記憶部に記憶されている分割データを要求し、前記各伝送装置から受信する分割データを前記分割管理テーブルを参照して結合し、結合後のデータを復元後の前記ネットワーク管理情報として前記第1記憶部をリストアすることを特徴とする。
また、前記監視制御装置は、前記複数の伝送装置の前記空き記憶容量のうち最小の記憶容量以下の容量を分割単位として前記ネットワーク管理情報を均等に分割することを特徴とする。
さらに、前記監視制御装置は、前記ネットワーク管理情報および前記装置毎設定情報の少なくとも1つを圧縮した圧縮情報を分割し、分割された前記圧縮情報を前記各伝送装置に送信すると共に、前記圧縮情報の分割データと当該圧縮情報を送信した前記伝送装置との対応を前記分割管理テーブルにより管理することを特徴とする。
また、前記監視制御装置は、前記ネットワーク管理情報の分割データまたは前記圧縮情報の分割データを少なくとも2つ以上の前記伝送装置にバックアップすることを特徴とする。
本発明に係る伝送装置管理システムおよびデータバックアップ方法は、各伝送装置の空きメモリ領域に情報量の大きいネットワーク管理情報を分割して保存し、監視制御装置側のバックアップ用の外部記憶媒体が故障した場合に各伝送装置に分割して保存されている情報を監視制御装置側で収集して結合することにより、従来方式における問題点を解決し、設定情報の信頼性の向上や作業の容易性を実現することができる。特に、メモリの記憶容量を大きくしたり、メモリデバイスの追加を行うことなく、現状のハードウェア構成のままメモリの未使用の空き領域を有効活用して、伝送装置側に分散してデータをバックアップすることにより、設定情報の信頼性を高める効果がある。また、伝送装置側で設定情報の変更を必要とする急な作業が発生した場合でも監視制御装置側にアクセスすることなく必要な情報を取得でき、保守作業の容易性を実現できる。
伝送装置管理システム101の構成例を示す図である。 監視制御装置102および伝送装置103の構成例を示す図である。 分割例1を示す図である。 分割例2を示す図である。 ネットワーク管理情報異常時の復元例を示す図である。 ネットワーク管理情報および伝送装置103異常時の復元例を示す図である。 装置設定情報異常時の復元例を示す図である。 装置設定情報および伝送装置103異常時の復元不可の例を示す図である。 圧縮分割の一例を示す図である。 圧縮分割時の伝送装置103異常時の復元例を示す図である。 保存処理のフローチャート(1/2)を示す図である。 保存処理のフローチャート(2/2)を示す図である。 復元処理のフローチャート(1/2)を示す図である。 復元処理のフローチャート(2/2)を示す図である。
以下、本発明に係る伝送装置管理システムおよびデータバックアップ方法の実施形態について詳しく説明する。
図1は、本実施形態に係る伝送装置管理システム101の構成例を示す図である。図1において、伝送装置管理システム101は、監視制御装置102と、複数の伝送装置103(103A、103B、103C、103D)とで構成される。尚、監視制御装置102は、監視制御ソフトウェアが搭載されたパソコンなどで構成される監視制御端末である。また、伝送装置103には、監視制御を行うための監視制御パッケージが搭載されている。
ここで、以降の説明において、伝送装置103A、伝送装置103B、伝送装置103Cおよび伝送装置103Dに共通の事項を説明する場合は符号末尾のアルファベットを省略して伝送装置103と表記し、特定の伝送装置を示す場合は符号にアルファベットを付加して例えば伝送装置103Aのように表記する。
図1において、伝送装置管理システム101は、伝送装置103Aと伝送装置103Bと伝送装置103Cと伝送装置103Dはネットワーク104で接続され、伝送装置103Aは専用回線105を介して監視制御装置102と接続される親局として機能し、伝送装置103Bと伝送装置103Cと伝送装置103Dはネットワーク104を介して親局の伝送装置103Aに接続される子局として機能する。ここで、ネットワークを構成する複数の伝送装置(103A、103B、103C、103D)は、一般に共通のハードウェアおよびファームウェアで運用され、各伝送装置103の設定情報を保持する不揮発性メモリは固定的に共通のマッピングで割り付けられており、特に図1のように伝送装置間で親局と子局の関係を有するネットワーク104においては、伝送装置毎の装置設定情報の情報量が大きい親局のメモリサイズを基準にしてハード的なメモリを搭載する。図1の例では、伝送装置(103A、103B、103C、103D)は、伝送装置103Aの3MBの情報量に少し余裕を持たせた4MBの容量のメモリが4つの伝送装置103に搭載されているので、親局に比べて装置設定情報の情報量が小さい子局では未使用の空きメモリエリアが多く存在することになる。
そこで、本実施形態に係る伝送装置管理システム101では、監視制御装置102の記憶媒体151に記憶される設定情報のバックアップ用として、各伝送装置103の空きメモリ容量を利用する。これにより、ハードウェアの追加を行うことなく、設定情報をバックアップすることができ、また監視制御装置102に接続されていない局における急な装置設定の変更作業の必要性が生じた場合でも設定情報の参照や更新を行うことができるので作業性を向上することができる。
図1において、伝送装置103Aのメモリ152には自装置の3MBの装置設定情報Aが記憶されて空き容量が1MB、伝送装置103Bのメモリ153には自装置の1MBの装置設定情報Bが記憶されて空き容量が3MB、伝送装置103Cのメモリ154には自装置の2MBの装置設定情報Cが記憶されて空き容量が2MB、伝送装置103Dのメモリ155には自装置の1MBの装置設定情報Dが記憶されて空き容量が3MBである。
また、監視制御装置102の記憶媒体151は、ハードディスクや大容量の不揮発性メモリなどで構成され、配下の4つの伝送装置103の装置設定情報Aから装置設定情報Dと、ネットワーク管理情報とを保持している。
尚、装置設定情報Aから装置設定情報Dは上記で説明した各伝送装置103の設定に関する情報で、例えば基盤の実装情報、回線のクロスコネクト情報、外線の規格、警報に関する情報などである。また、ネットワーク管理情報は、ユーザが伝送装置の管理を行い易くするためのネットワーク全体に関連する情報で、例えばネットワーク名称情報(○×ネットワークなど)や装置名称情報(△×局○○△ネットワークなど)、回線名称情報(○○局と××局との電話回線など)などである。このようにネットワーク管理情報は、様々な名称情報などで構成されることから装置設定情報に比べて情報量が大きくなる場合が多く、図1の例では4MBの情報が保持されている。
[監視制御装置102の構成例]
次に、監視制御装置102の構成例について図2を用いて説明する。図2において、監視制御装置102は、制御部201と、不揮発性メモリ202と、揮発性メモリ203と、LANI/F204とを有する。
制御部201は、伝送装置103との間でコマンドの送受信を行って管理対象となる伝送装置103の装置設定情報を管理し、ネットワーク全体を管理するためのネットワーク管理情報を保持する。或いは、後で説明するように、設定情報をバックアップ/リストアするための圧縮処理や解凍処理などを行う。
不揮発性メモリ202は、大容量のフラッシュメモリ(FlashROM)やハードディスク(HD)などで構成され、ネットワーク管理情報261と、管理対象の複数の伝送装置103(図1の例では伝送装置103A、103B、103C、103D)の装置設定情報(図1の例では装置設定情報Aから装置設定情報D)とが記憶されている。
揮発性メモリ203は、SRAMやDRAMなどで構成され、制御部201が処理を行う際のテーブルを一時的に保持したり、処理用のバッファとして使用する。例えば図2では、揮発性メモリ203は、空きメモリ管理テーブル271と、分割管理テーブル272と、送信バッファ273と、受信バッファ274と、分割バッファ275と、結合バッファ276と、圧縮バッファ277と、解凍バッファ278とを有する。
LANI/F204は、図1で説明した専用回線105を介して親局(図1の例では伝送装置103A)に接続するためのLANインターフェースである。
(制御部201の構成例)
制御部201は、通信処理部251と、コマンド作成/送信部252と、コマンド受信/解析部253と、分割処理部254と、結合処理部255とを有する。尚、後で説明するように、圧縮/解凍処理部256を更に設けてもよい。
通信処理部251は、LANI/F204で接続された伝送装置103との間でコマンドや設定情報の送受信する処理を行う。
コマンド作成/送信部252は、伝送装置103を制御するためのコマンドを作成して、通信処理部251を介して伝送装置103に送信する処理を行う。例えばデータをバックアップする保存処理時において、コマンド作成/送信部252は、伝送装置103の揮発性メモリ303の空き容量を問い合わせるコマンドを作成して各伝送装置103に送信する処理を行う。或いは、コマンド作成/送信部252は、揮発性メモリ203の分割管理テーブル272を参照し、対応する伝送装置103に分割データを送信するための分割データ送信コマンドを作成して分割データを送信する処理を行う。尚、分割データ送信コマンドに当該分割データがどの部分のデータであるかを示す情報を格納してもよい。また、データをリストアする復元処理時において、コマンド作成/送信部252は、揮発性メモリ203の分割管理テーブル272を参照し、取得したい分割データを保持する伝送装置103から分割データを取得するための分割データ収集コマンドを作成して当該伝送装置103に送信する処理を行う。
分割管理テーブル272は、例えば、どの部分の分割データであるかを示す情報、例えばネットワーク管理情報261を4分割した場合、4分割した中の1番目のデータを示す”1/4”などの情報と、そのデータ量(例えば1MBなど)の情報とが含まれている。そして、コマンド受信/解析部253は、分割管理テーブル272に伝送装置103の識別子と分割データのどの部分を保持しているかを示す情報とを対応させて記憶する。例えばネットワーク管理情報261の”1/4”の1MBを伝送装置103Aに、”2/4”の1MBを伝送装置103Bに、”3/4”の1MBを伝送装置103Cに、”4/4”の1MBを伝送装置103Dに、それぞれ対応させた分割管理テーブル272を作成する。
ここで、本実施形態では、各伝送装置103の装置設定情報は、既に監視制御装置102の不揮発性メモリ202に保存されているものとして説明する。例えば伝送装置103Aの装置設定情報Aは、伝送装置103Aの不揮発性メモリ302に装置設定情報361として記憶されていると共に、同じ装置設定情報Aは監視制御装置102の不揮発性メモリ202にも装置設定情報Aとして保存されている。他の伝送装置103についても同様である。また、ネットワーク管理情報は、既に監視制御装置102の不揮発性メモリ202にネットワーク管理情報261として、管理者によって保存されているものとする。
コマンド受信/解析部253は、通信処理部251を介して伝送装置103から空きメモリ容量の問い合わせ応答コマンドを受信して解析する処理を行う。ここで、問い合わせ応答コマンドには、伝送装置103の識別子(例えばMACアドレス、装置ID、装置名称など)と、当該伝送装置103の不揮発性メモリ302の空きメモリ容量とが格納されている。そして、コマンド受信/解析部253は、空きメモリ管理テーブル271に伝送装置103の識別子と空きメモリ容量とを対応させて記憶する。尚、過去の当該伝送装置103の空きメモリ容量が記憶されている場合は、上書きして更新する処理を行う。
また、コマンド受信/解析部253は、通信処理部251を介して伝送装置103から分割データ送信応答コマンドを受信して解析する処理を行う。ここで、分割データ送信応答コマンドには、伝送装置103の識別子と、当該伝送装置103の不揮発性メモリ302に保存された分割データとが格納されている。尚、分割データ送信応答コマンドに当該分割データがどの部分のデータであるかを示す情報を格納してもよい。
分割処理部254は、不揮発性メモリ202に保持しているネットワーク管理情報261や各伝送装置103の装置設定情報を各伝送装置103に送信してバックアップするために、各情報を分割する処理を行う。ここで、分割処理を行う場合に、各伝送装置103に保存しようとするデータ(ネットワーク管理情報261や各伝送装置103の装置設定情報)は揮発性メモリ203の分割バッファ275に一時的に保持され、分割バッファ275上で分割処理が行われる。そして、保存データを分割後、揮発性メモリ203の分割管理テーブル272を更新する。分割管理テーブル272は、先に説明したように、伝送装置103の識別子と分割データのどの部分を保持しているかを示す情報との対応を示すテーブルである。尚、過去の分割管理テーブル272に既に対応する伝送装置103が記憶されている場合は、上書きして更新する処理を行う。
結合処理部255は、復元処理時において、分割管理テーブル272を参照して、コマンド受信/解析部253が各伝送装置103から受信した分割データを結合する処理を行う。例えば分割管理テーブル272によって、ネットワーク管理情報261の”1/4”の1MBを伝送装置103Aに、”2/4”の1MBを伝送装置103Bに、”3/4”の1MBを伝送装置103Cに、”4/4”の1MBを伝送装置103Dに、それぞれ保存されていることがわかるので、伝送装置103Aから収集した分割データAと、伝送装置103Bから収集した分割データBと、伝送装置103Cから収集した分割データCと、伝送装置103Dから収集した分割データDとを結合する際に、揮発性メモリ203の結合バッファ276を用いて、分割データA+分割データB+分割データC+分割データDの順番に結合処理を行って、ネットワーク管理情報261を復元する。
圧縮/解凍処理部256は、保存処理時において、保存するデータを圧縮バッファ277上で圧縮処理する。尚、圧縮方法は予め設定された方式を用いる。そして、圧縮された保存データは、先に説明した分割処理部254で分割処理され、各伝送装置103に保存される。また、圧縮/解凍処理部256は、復元処理時において、結合処理部255により結合されたデータを解凍バッファ278上で解凍処理する。尚、解凍方法は圧縮方法に対応する予め設定された方式を用いる。そして、解凍されたデータは、不揮発性メモリ202の対応する情報として復元される。
このようにして、監視制御装置102は、不揮発性メモリ202に記憶するネットワーク管理情報261や各伝送装置103の装置設定情報を複数の伝送装置103の不揮発性メモリ302の空きメモリ領域に分割または圧縮後に分割してバックアップすることができる。
[伝送装置103の構成例]
次に、伝送装置103の構成例について図2を用いて説明する。図2において、伝送装置103は、制御部301と、不揮発性メモリ302と、揮発性メモリ303と、LANI/F304と、装置間通信部305とを有する。
制御部301は、監視制御装置102との間でコマンドの送受信を行ってネットワーク管理情報や他の伝送装置103の装置設定情報を分割された分割データを受信して、不揮発性メモリ302の空きメモリ領域に保存する処理を行う。或いは、空きメモリ領域に保存された分割データを読み出して監視制御装置102に送信する処理を行う。尚、制御部301の構成については後で詳しく説明する。
不揮発性メモリ302は、フラッシュメモリ(FlashROM)などで構成され、自装置の装置設定情報361と、分割管理情報362とが記憶されている。尚、分割管理情報362については後で詳しく説明するが、監視制御装置102に保持されるネットワーク管理情報を分割したネットワーク管理情報や、各伝送装置103の装置設定情報を分割して圧縮された分割圧縮設定情報で構成される。また、この時点では空きメモリエリアには何も記憶されていないものとする。
揮発性メモリ303は、SRAMやDRAMなどで構成され、送信バッファ371と、受信バッファ372とを有する。
LANI/F304は、LANインターフェースで、図1の例では、親局である伝送装置103AのLANI/F304に専用回線105が接続され、監視制御装置102との間で通信を行う。例えば、伝送装置103Bが親局である場合は伝送装置103BのLANI/F304に専用回線105が接続され、監視制御装置102との間で通信を行う。尚、専用回線105はLANである必要はなく、この場合は専用回線105の物理回線に適したインターフェースを搭載する。
装置間通信部305は、ネットワーク104に接続するための回路で、複数の伝送装置103間でデータを送受信する。
(制御部301の構成例)
制御部301は、通信処理部351と、コマンド受信/解析部352と、コマンド作成/送信部353と、メモリ管理部354とを有する。
通信処理部351は、LANI/F304で接続された監視制御装置102との間でコマンドや設定情報の送受信する処理を行う。
コマンド受信/解析部352は、保存処理において、通信処理部351を介して監視制御装置102から受信する空きメモリ容量の問い合わせコマンドを受信して解析する処理を行う。そして、コマンド受信/解析部352は、メモリ管理部354に不揮発性メモリ302の空きメモリ容量を問い合わせる処理を行う。また、コマンド受信/解析部352は、通信処理部351を介して監視制御装置102から分割データ送信コマンドを受信して解析する処理を行う。そして、分割データ送信コマンドに含まれる分割データを例えば不揮発性メモリ302の空きメモリ領域に分割管理情報362として保存する処理を行う。例えばネットワーク管理情報261の”1/4”の1MBを分割データAを受信する場合、一旦、受信する分割データAを揮発性メモリ303の受信バッファ372に一時的に保持した後、分割管理情報362として不揮発性メモリ302に記憶する処理を行う。
さらに、コマンド受信/解析部352は、復元処理において、監視制御装置102から分割データを収集するための分割データ収集コマンドを受信して解析する処理を行う。そして、コマンド受信/解析部352は、メモリ管理部354に分割データの有無を問い合わせる処理を行う。
コマンド作成/送信部353は、保存処理において、コマンド受信/解析部352によるメモリ管理部354への空きメモリ容量の問い合わせに対する応答を受け取って、空きメモリ容量問い合わせ応答コマンドを作成して監視制御装置102に送信する。ここで、先に説明したように、問い合わせ応答コマンドには、伝送装置103の識別子(例えばMACアドレス、装置ID、装置名称など)と、当該伝送装置103の不揮発性メモリ302の空きメモリ容量とが格納されている。また、コマンド作成/送信部353は、分割データ送信応答コマンドを作成して監視制御装置102に送信する処理を行う。ここで、先に説明したように、分割データ送信応答コマンドには、伝送装置103の識別子と、当該伝送装置103の不揮発性メモリ302に保存された分割データとが格納されている。
さらに、コマンド作成/送信部353は、復元処理において、監視制御装置102から受信した分割データ収集コマンドに応答する分割データ収集応答コマンドを作成して送信する処理を行う。ここで、先に説明したように、分割データ送信応答コマンドには、伝送装置103の識別子と、当該伝送装置103の不揮発性メモリ302に保存された分割データとが格納されている。
メモリ管理部354は、保存処理において、コマンド受信/解析部352による空きメモリ容量の問い合わせに応じて、不揮発性メモリ302の空きメモリ容量を確認して、コマンド作成/送信部353に応答する処理を行う。また、メモリ管理部354は、復元処理において、コマンド受信/解析部352による分割データの有無の問い合わせに応じて、不揮発性メモリ302の分割管理情報362を確認して、分割データの有無をコマンド作成/送信部353に応答する処理を行う。
このようにして、監視制御装置102の不揮発性メモリ202に記憶するネットワーク管理情報261や各伝送装置103の装置設定情報の分割データまたは圧縮された分割データを複数の伝送装置103の不揮発性メモリ302の空きメモリ領域に保存してバックアップすることができる。そして、復元時には、監視制御装置102からの分割データの問い合わせに応じて、自装置が保持するバックアップデータを監視制御装置102に送信し、監視制御装置102のデータが異常になった場合でも復元することができる。しかも、本実施形態に係る伝送装置管理システム101では、メモリの増設など新たなハードウェアを設けることなく、データのバックアップを行うことができ、各設定情報の信頼性を向上することができる。
[分割例1]
次に、本実施形態に係る伝送装置管理システム101における分割例1について図3を用いて説明する。図3は、監視制御装置102の不揮発性メモリ202に保持されるネットワーク管理情報261と、装置設定情報(装置設定情報A,装置設定情報B,装置設定情報C,装置設定情報D)とのうち、4MBのネットワーク管理情報261を1MBずつに等分割した分割データを伝送装置103Aから伝送装置103Dまでの4つの伝送装置103の不揮発性メモリ302の空き領域に保存する様子を示した図である。ここで、各伝送装置103の不揮発性メモリ302の容量を4MBとする。
図3において、伝送装置103Aの自装置の装置設定情報Aは3MBなので、1MBが未使用の空き領域である。同様に、伝送装置103Bの装置設定情報Bは1MBで空き領域は3MB、伝送装置103Cの装置設定情報Cは2MBで空き領域は2MB、伝送装置103Dの装置設定情報Dは1MBで空き領域は3MBである。また、監視制御装置102の不揮発性メモリ202には、上記の各伝送装置103の装置設定情報と、4MBのネットワーク管理情報261とが保持されている。
ここで、伝送装置103の空きメモリ容量が一番小さいものは、親局の伝送装置103Aの1MBなので、4MBのネットワーク管理情報261を伝送装置103の数で等分割した1MBの分割データを保持することができる。そこで、1MBの分割データAを伝送装置103A、1MBの分割データBを伝送装置103B、1MBの分割データCを伝送装置103C、1MBの分割データDを伝送装置103Dにそれぞれ割り当てて保存する。尚、図3では、分割データAを分割A、分割データBを分割B、分割データCを分割C、分割データDを分割Dと表記している。
このようにして、本実施形態に係る伝送装置管理システム101では、監視制御装置102のネットワーク管理情報261を複数の伝送装置103で分割してバックアップすることができる。これにより、監視制御装置102側のネットワーク管理情報261に異常が発生した場合でも各伝送装置103に保存されているネットワーク管理情報261を収集して復元することができる。
[分割例2]
次に、本実施形態に係る伝送装置管理システム101における分割例2について図4を用いて説明する。図4は、図3と同様の図で、監視制御装置102の不揮発性メモリ202に保持されるネットワーク管理情報261と、装置設定情報(装置設定情報A,装置設定情報B,装置設定情報C,装置設定情報D)とのうち、4MBのネットワーク管理情報261を1MBと3MBとに分割した分割データを伝送装置103Aから伝送装置103Dまでの4つの伝送装置103に重複して保存する様子を示した図である。尚、図3において、分割A/Cは、伝送装置103Aと伝送装置103Cに保存する分割データであることを示し、分割B/Dは、伝送装置103Bと伝送装置103Dに保存する分割データであることを示す。
図3の例では、伝送装置103Aの1MBの空き領域には1MBの分割データを保存し、伝送装置103Bおよび伝送装置103Dの3MBの空き領域には3MBの分割データを保存し、伝送装置103Cの2MBの空き領域には1MBの分割データを保存する。
このようにして、本実施形態に係る伝送装置管理システム101では、監視制御装置102のネットワーク管理情報261を分割した分割データを複数の伝送装置103で重複してバックアップすることができる。これにより、図5に示すように、監視制御装置102側のネットワーク管理情報261に異常が発生した場合でも各伝送装置103に保存されているネットワーク管理情報261を収集して復元することができる。
特に、複数の伝送装置103に重複して同じバックアップデータが保存されているので、例えば図6に示すように、監視制御装置102側のネットワーク管理情報261に異常が発生し、且つ、伝送装置103Bおよび伝送装置103Cに異常が発生した場合でも、伝送装置103Bおよび伝送装置103Cと同じバックアップデータを伝送装置103Aおよび伝送装置103Dから収集することができるので、分割例1よりも更に設定情報の信頼性を向上することができる。
[分割例3]
次に、伝送装置103の装置設定情報をバックアップする例について説明する。図7は、監視制御装置102の不揮発性メモリ202に記憶されている伝送装置103の装置設定情報(装置設定情報A,装置設定情報B,装置設定情報C,装置設定情報D)に異常が発生した場合の復元例を示す図である。図7において、監視制御装置102の装置設定情報Bと装置設定情報Cに異常が発生した場合は、当該伝送装置103Bおよび伝送装置103Cが保持する自装置の装置設定情報を収集して復元することができる。この方法は、従来においても行うことができる復元方法である。ところが、図6で説明したような異常が伝送装置103Bおよび伝送装置103Cに発生した場合、図8にしめすように、監視制御装置102の不揮発性メモリ202の伝送装置103Bの装置設定情報Bおよび伝送装置103Cの装置設定情報Cを復元することはできないという問題があった。
そこで、本実施形態に係る伝送装置管理システム101では、図9に示すように、監視制御装置102の不揮発性メモリ202に保持されるネットワーク管理情報261と全ての装置設定情報とを圧縮した後、分割して各伝送装置103にバックアップする。
図9において、監視制御装置102の不揮発性メモリ202には、4MBのネットワーク管理情報261と4つの伝送装置103の装置設定情報の合計7MBの装置設定情報との合計11MBの情報が保存されている。これを例えば30%の圧縮率で圧縮処理を行った場合、11MB×0.3=3.3MBとなり、約4MB以下の情報に圧縮することができる。尚、ネットワーク管理情報261は名称などテキストデータが多いので一般的に30%程度の圧縮は可能である。
そして、約4MBの設定情報圧縮データを分割した1MBの圧縮分割データA/Cと、3MBの圧縮分割データB/Dとを作成して、図4の例と同様に、複数の伝送装置103に重複してバックアップする。ここで、圧縮分割A/Cは、伝送装置103Aと伝送装置103Cに保存する圧縮された分割データであることを示し、圧縮分割B/Dは、伝送装置103Bと伝送装置103Dに保存する圧縮された分割データであることを示す。
このようにして、本実施形態に係る伝送装置管理システム101では、監視制御装置102のネットワーク管理情報261および装置設定情報を圧縮して分割した圧縮分割データを複数の伝送装置103で重複してバックアップすることができる。これにより、図10に示すように、伝送装置103Bおよび伝送装置103Cに異常が発生した場合でも、伝送装置103Bおよび伝送装置103Cと同じバックアップデータを伝送装置103Aおよび伝送装置103Dから収集することができる。
[保存処理]
次に、監視制御装置102と伝送装置103との間で行われる保存処理の流れについて、図11および図12のフローチャートを用いて説明する。尚、図11および図12において、監視制御装置102の処理を左側のフローチャート、伝送装置103の処理を右側のフローチャートにそれぞれ記載する。
(ステップS101)監視制御装置102のコマンド作成/送信部252は、空きメモリ容量の問い合わせコマンドを作成して伝送装置103に送信する。
(ステップS102)伝送装置103のコマンド受信/解析部352は、空きメモリ容量の問い合わせコマンドを受信して、メモリ管理部354に空きメモリ容量を問い合わせる。
(ステップS103)メモリ管理部354は、不揮発性メモリ302の空きメモリ容量を確認してコマンド作成/送信部353に応答する。
(ステップS104)コマンド作成/送信部353は、メモリ管理部354から受け取った空きメモリ容量を通知するための空きメモリ容量問い合わせ応答コマンド作成して監視制御装置102に送信する。
(ステップS105)監視制御装置102のコマンド受信/解析部253は、伝送装置103から空きメモリ容量の問い合わせ応答コマンドを受信して当該伝送装置103の空きメモリ容量がいくらかを解析し、伝送装置103毎の空きメモリ容量を管理するための空きメモリ管理テーブル271を更新する。尚、初めて記憶する場合は新たに空きメモリ管理テーブル271に登録する。
(ステップS106)監視制御装置102の圧縮/解凍処理部256は、伝送装置103に保存するデータを圧縮バッファ277上で圧縮する。尚、圧縮処理を行わない場合は、本ステップを省略する。
ここで、監視制御装置102のフローチャートは、図11の(A)から図12の(A)に続き、伝送装置103のフローチャートは、図11の(B)から図12の(B)に続く。
以下、保存処理の続きを図12のフローチャートに従って説明する。
(ステップS107)監視制御装置102の分割処理部254は、伝送装置103に保存するデータ(ステップS106で圧縮した場合は圧縮されたデータ)を分割バッファ275に一時的に保持する。そして、分割処理部254は、空きメモリ管理テーブル271を参照して、分割の割合を決定し分割バッファ275に保持されている保存データを分割する。そして、分割処理部254は、伝送装置103と分割された保存データとを対応を示す分割管理テーブル272を更新する。
(ステップS108)コマンド作成/送信部252は、分割管理テーブル272を参照して、伝送装置毎に対応する分割データを送信するための分割データ送信コマンドを作成して各伝送装置103に送信する。
(ステップS109)伝送装置103のコマンド受信/解析部352は、監視制御装置102から分割データ送信コマンドを受信して、同コマンドに含まれる分割データを自装置の不揮発性メモリ302の空きメモリ領域に保存する。
(ステップS110)コマンド作成/送信部353は、受信した分割データを保存したことを示す分割データ送信応答コマンドを作成して監視制御装置102に送信する。
(ステップS111)監視制御装置102のコマンド受信/解析部253は、伝送装置103から分割データ送信応答コマンドを受信して、分割データが当該伝送装置103に保存されていることを示す情報(分割データの内容と伝送装置103との対応を示す情報)を分割管理テーブル272に記憶する。尚、既に前回の情報が記憶されている場合は、当該情報の更新を行う。
このようにして、監視制御装置102から伝送装置103にネットワーク管理情報261や装置設定情報のバックアップを行うことができる。
[復元処理]
次に、監視制御装置102と伝送装置103との間で行われる復元処理の流れについて、図13および図14のフローチャートを用いて説明する。尚、図13および図14においても図11および図12と同様に、監視制御装置102の処理を左側のフローチャート、伝送装置103の処理を右側のフローチャートにそれぞれ記載する。
(ステップS201)監視制御装置102のコマンド作成/送信部252は、分割管理テーブル272を参照して、収集しようとする分割データを保持する伝送装置103を確定する。そして、分割データ収集コマンドを作成して当該伝送装置103に送信する。
(ステップS202)伝送装置103のコマンド受信/解析部352は、分割データ収集コマンドを受信して、メモリ管理部354に当該分割データの有無を問い合わせる。
(ステップS203)メモリ管理部354は、分割データの有無の確認してコマンド作成/送信部353に応答する。
(ステップS204)コマンド作成/送信部353は、メモリ管理部354から分割データの有無の確認結果が有の場合は、当該分割データを読み出して分割データ収集応答コマンド作成して監視制御装置102に送信する。尚、メモリ管理部354から分割データの有無の確認結果が無の場合は、要求された分割データが無いことを示す分割データ収集応答コマンド作成して監視制御装置102に送信する。
(ステップS205)監視制御装置102のコマンド受信/解析部253は、伝送装置103から分割データ収集応答コマンドを受信して、結合バッファ276に一時的に保持する。尚、分割データが無いことを示す分割データ収集応答コマンドを受信した場合は、分割管理テーブル272の当該伝送装置103と分割データとの対応を削除し、分割データが有る場合は当該伝送装置103と分割データとの対応を改めて更新する。また、分割データが無い場合は同じ分割データを保持する他の伝送装置103から分割データを収集するようにしてもよいし、管理者にエラーを通知してもよい。
ここで、ステップS202からステップS205までの処理を必要な分割データを収集するまで繰り返す。
(ステップS206)制御部201は、必要な全ての分割データの収集が完了したか否かを判別し、全ての分割データを収集し終えた場合は図13の(C)から図14の(C)のフローチャートに進み、全ての分割データが収集されていない場合はステップS207に進む。
(ステップS207)制御部201は、分割データを取得するための次の伝送装置103が有るか否かを判別し、有の場合はステップS201に戻って次の伝送装置103から分割データを取得する処理を繰り返し、無の場合は異常終了して管理者に通知する。
ここで、監視制御装置102のフローチャートは、図13の(C)から図14の(C)に続き、伝送装置103のフローチャートは、図13の(D)から図14の(D)に続く。
以下、復元処理の続きを図14のフローチャートに従って説明する。
(ステップS208)監視制御装置102の結合処理部255は、分割管理テーブル272を参照して、結合バッファ276に一時的に保持されている分割データが元の情報のどの部分であるかを確認し、結合バッファ276上で複数の伝送装置103から収集した分割データを結合する処理を行う。
(ステップS209)制御部201は、結合されたデータが圧縮された設定情報であるか否かを判別する。尚、圧縮情報であるか否かの判別は、一般的に用いられている圧縮データと同様に、圧縮方式と共に圧縮データであるという情報が圧縮データのヘッダなどに含まれているものとする。そして、圧縮された設定情報である場合はステップS210に進み、圧縮されていない設定情報である場合は、ステップS211に進む。
(ステップS210)監視制御装置102の圧縮/解凍処理部256は、結合バッファ276に一時的に保持されている結合されたデータを解凍バッファ278上で解凍する。
ここで、伝送装置管理システム101において、圧縮してバックアップする処理を利用しない場合は、ステップS209およびステップS210の処理は省略してもよい。
(ステップS211)制御部201は、監視制御装置102の不揮発性メモリ202の設定情報(ネットワーク管理情報261または装置設定情報)を復元する。尚、設定情報の復元は、圧縮しない場合は結合バッファ276に一時的に保持されている結合データを不揮発性メモリ202の該当する設定情報の記憶領域に復元する。圧縮する場合は解凍バッファ278に一時的に保持されている解凍データを不揮発性メモリ202の該当する設定情報の記憶領域に復元する。
このようにして、伝送装置103に分散してバックアップされている設定情報を監視制御装置102の不揮発性メモリ202に復元することができる。
[現地での保守作業時の処理]
次に、現地で保守作業する際に、ネットワーク管理情報などを確認する必要がある場合、自装置のバックアップデータを参照することによって、監視制御装置102の管理者に問い合わせる必要がなく、現地での保守作業の容易性を実現できる。
例えば伝送装置103Bが設置されている現地でLANI/F304に保守端末などを接続して不揮発性メモリ302の空きメモリ領域に記憶されているバックアップデータのネットワーク管理情報を確認することができる。また、伝送装置103Bに無い情報は、装置間通信部305を介して他の伝送装置103にバックアップされている情報を取得することにより、必要な情報を取得でき、保守作業の容易性を実現できる。
ここで、通常、親局である伝送装置103Aは監視制御装置102から情報を得ることができるが、子局である伝送装置103B、伝送装置103Cおよび伝送装置103Dは、監視制御装置102から情報を直接取得する仕組みにはなっていない場合が多いので、本実施形態に係る伝送装置管理システム101のように分割データを各伝送装置103側で保持することにより、現地での保守時に参照して有効に活用することができる。
以上、説明してきたように、本実施形態に係る伝送装置管理システム101は、各伝送装置103の空きメモリ領域に情報量の大きいネットワーク管理情報を分割して保存し、監視制御装置102側のバックアップ用の不揮発性メモリ202の情報が異常になった場合に各伝送装置103に分割して保存されている情報を監視制御装置102側で収集して結合することにより、設定情報の信頼性の向上や作業の容易性を実現することができる。特に、伝送装置103や監視制御装置102のメモリの記憶容量を大きくしたり、メモリデバイスの新たな追加などを行うことなく、現状のハードウェア構成のまま伝送装置103の不揮発性メモリ302の未使用の空きメモリ領域を有効活用して、伝送装置103側に分散してデータをバックアップすることにより、設定情報の信頼性を高める効果がある。また、伝送装置103側で設定情報の変更を必要とする急な作業が発生した場合でも監視制御装置102側にアクセスすることなく、伝送装置103に分散して記憶されているバックアップデータを現地でLANI/F304に保守端末などを接続して確認することができ、保守作業の容易性を実現できる。
以上、本発明に係る伝送装置管理システムおよびデータバックアップ方法について、各実施例を挙げて説明してきたが、その精神またはその主要な特徴から逸脱することなく他の多様な形で実施することができる。そのため、上述した実施例はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明は、特許請求の範囲によって示されるものであって、本発明は明細書本文にはなんら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内である。
101・・・伝送装置管理システム
102・・・監視制御装置
103・・・伝送装置
104・・・ネットワーク
105・・・専用回線
151・・・記憶媒体
152,153,154,155・・・メモリ
201・・・制御部
202・・・不揮発性メモリ
203・・・揮発性メモリ
204・・・LANI/F
251・・・通信処理部
252・・・コマンド作成/送信部
253・・・コマンド受信/解析部
254・・・分割処理部
255・・・結合処理部
256・・・圧縮/解凍処理部
261・・・ネットワーク管理情報
271・・・空きメモリ管理テーブル
272・・・分割管理テーブル
273・・・送信バッファ
274・・・受信バッファ
275・・・分割バッファ
276・・・結合バッファ
277・・・圧縮バッファ
278・・・解凍バッファ
301・・・制御部
302・・・不揮発性メモリ
303・・・揮発性メモリ
304・・・LANI/F
305・・・装置間通信部
351・・・通信処理部
352・・・コマンド受信/解析部
353・・・コマンド作成/送信部
354・・・メモリ管理部
361・・・装置設定情報
362・・・分割管理情報
371・・・送信バッファ
372・・・受信バッファ

Claims (10)

  1. ネットワークに接続された複数の伝送装置と、前記ネットワークを介して前記複数の伝送装置を管理する監視制御装置とで構成される伝送装置管理システムにおいて、
    前記監視制御装置は、
    前記ネットワークを介して前記複数の伝送装置と通信する第1通信部と、
    前記複数の伝送装置の装置毎設定情報と、システム全体のネットワーク管理情報とを記憶する第1記憶部と、
    前記第1通信部により前記伝送装置と通信して、前記第1記憶部に記憶された前記装置毎設定情報および前記ネットワーク管理情報の少なくとも1つの設定情報を前記複数の伝送装置にバックアップする第1制御部
    を有し、
    前記伝送装置は、
    前記ネットワークを介して前記監視制御装置と通信する第2通信部と、
    自装置の装置毎設定情報を記憶する第2記憶部と、
    前記第2通信部により前記監視制御装置と通信して、前記監視制御装置からバックアップされた前記設定情報を前記第2記憶部に記憶する第2制御部と
    を有し、
    前記第1制御部は、前記第1通信部を介して前記複数の伝送装置の前記第2制御部に前記第2記憶部の空き記憶容量を問い合わせて、前記伝送装置毎の前記第2記憶部の空き記憶容量に応じて前記ネットワーク管理情報を分割した分割データを前記伝送装置に送信すると共に、前記ネットワーク管理情報の分割データと前記伝送装置との対応を分割管理テーブルにより管理し、
    前記第2制御部は、前記第2通信部を介して前記第1制御部から問い合わせを受けた場合に、前記第2記憶部の空き記憶容量を前記第1制御部に送信し、前記第1制御部から受信する分割データを前記第2記憶部の空き領域に記憶する
    ことを特徴とする伝送装置管理システム。
  2. 請求項1に記載の伝送装置管理システムにおいて、
    前記第1制御部は、前記監視制御装置の前記第1記憶部に記憶された前記ネットワーク管理情報に異常が発生した場合、前記第1通信部を介して前記第2制御部の前記第2記憶部に記憶されている分割データを要求し、前記各伝送装置から受信する分割データを前記分割管理テーブルを参照して結合し、結合後の前記ネットワーク管理情報を復元した前記ネットワーク管理情報として前記第1記憶部にリストアし、
    前記第2制御部は、前記第2通信部を介して前記第1制御部から分割データを要求された場合に、前記第2記憶部の空き領域に記憶されている分割データを前記第1制御部に送信する
    ことを特徴とする伝送装置管理システム。
  3. 請求項1または2に記載の伝送装置管理システムにおいて、
    前記第1制御部は、前記複数の伝送装置の前記空き記憶容量のうち最小の記憶容量以下の容量を分割単位として前記ネットワーク管理情報を均等の容量に分割する
    ことを特徴とする伝送装置管理システム。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の伝送装置管理システムにおいて、
    前記第1制御部は、前記第1記憶部に記憶された前記ネットワーク管理情報および前記装置毎設定情報の少なくとも1つを圧縮した圧縮情報を分割し、分割された前記圧縮情報を前記各伝送装置に送信すると共に、前記圧縮情報の分割データと当該圧縮情報を送信した前記伝送装置との対応を前記分割管理テーブルにより管理する
    ことを特徴とする伝送装置管理システム。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の伝送装置管理システムにおいて、
    前記第1制御部は、前記ネットワーク管理情報の分割データまたは前記圧縮情報の分割データと同一の情報を少なくとも2つ以上の前記伝送装置にバックアップする
    ことを特徴とする伝送装置管理システム。
  6. ネットワークに接続された複数の伝送装置と、前記ネットワークを介して前記複数の伝送装置を管理する監視制御装置とで構成される伝送装置管理システムで用いられるデータバックアップ方法において、
    前記監視制御装置は、前記複数の伝送装置が自装置の装置毎設定情報を記憶するための第2記憶部の空き記憶容量を前記伝送装置毎に取得して、前記伝送装置毎の前記第2記憶部の空き記憶容量に応じてネットワーク管理情報を分割した分割データを前記伝送装置に送信すると共に、前記ネットワーク管理情報の分割データと前記伝送装置との対応を分割管理テーブルにより管理し、
    前記伝送装置は、前記ネットワークを介して前記監視制御装置から前記第2記憶部の空き記憶容量の問い合わせを受けた場合に、前記第2記憶部の空き記憶容量を前記監視制御装置に送信し、前記監視制御装置から受信する分割データを前記第2記憶部の空き領域に記憶する
    ことを特徴とするデータバックアップ方法。
  7. 請求項6に記載のデータバックアップ方法において、
    前記監視制御装置の前記第1記憶部に記憶された前記ネットワーク管理情報に異常が発生した場合、前記各伝送装置の前記第2記憶部に記憶されている分割データを要求し、前記各伝送装置から受信する分割データを前記分割管理テーブルを参照して結合し、結合後のデータを復元後の前記ネットワーク管理情報として前記第1記憶部をリストアする
    ことを特徴とするデータバックアップ方法。
  8. 請求項6または7に記載のデータバックアップ方法において、
    前記監視制御装置は、前記複数の伝送装置の前記空き記憶容量のうち最小の記憶容量以下の容量を分割単位として前記ネットワーク管理情報を均等に分割する
    ことを特徴とするデータバックアップ方法。
  9. 請求項6から8のいずれか一項に記載のデータバックアップ方法において、
    前記監視制御装置は、前記ネットワーク管理情報および前記装置毎設定情報の少なくとも1つを圧縮した圧縮情報を分割し、分割された前記圧縮情報を前記各伝送装置に送信すると共に、前記圧縮情報の分割データと当該圧縮情報を送信した前記伝送装置との対応を前記分割管理テーブルにより管理する
    ことを特徴とするデータバックアップ方法。
  10. 請求項6から9のいずれか一項に記載のデータバックアップ方法において、
    前記監視制御装置は、前記ネットワーク管理情報の分割データまたは前記圧縮情報の分割データを少なくとも2つ以上の前記伝送装置にバックアップする
    ことを特徴とするデータバックアップ方法。
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