JP2010146215A - クラスタストレージ装置、クラスタストレージシステム、及びその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】耐障害性および高レスポンス性能を有するクラスタストレージ装置を安価に提供する。
【解決手段】仮想化コントローラとして動作する機能を有するクラスタストレージ装置を提供する。各装置が有する負荷計算手段によって、複数のクラスタストレージ装置のうち最も低負荷な1台がコントローラ装置として自動的に選出される。また運用中においても、低負荷の装置がコントローラ権限を担当する。これらの機能により耐障害性と高レスポンスを実現する。
【選択図】図1
【解決手段】仮想化コントローラとして動作する機能を有するクラスタストレージ装置を提供する。各装置が有する負荷計算手段によって、複数のクラスタストレージ装置のうち最も低負荷な1台がコントローラ装置として自動的に選出される。また運用中においても、低負荷の装置がコントローラ権限を担当する。これらの機能により耐障害性と高レスポンスを実現する。
【選択図】図1
Description
本発明はクラスタストレージ装置、クラスタストレージシステム、及びその制御方法に関し、例えば、民生用に利用されるストレージ装置のうち仮想ストレージを構築するものに関する。
近年、デジタルデータおよびHDDの容量ともに急速に増加している。特にデジタルデータ容量の増加はHDD容量増加に対して急速であり、その結果デジタルデータの保存には複数のHDDを利用しなければならない状況となってきている。このようにデジタルデータを複数HDDに分散させて格納することは、データの発見を困難にする問題を生じさせている。
この問題を解決するため、複数HDDを1つの仮想的なストレージとして扱い、実際は複数のストレージに分散配置されているデータにアクセスしやすくするクラスタストレージ技術が注目を集めており、特にデータセンタなど大規模ストレージに利用されている。
その一方でこのような複数HDDを仮想化したクラスタストレージによるデジタルデータ保存は家庭内においても一般的となってきている。十分に堅牢な管理が施されているデータセンタなど大規模ストレージシステムとは異なり、家庭内のシステムにおいては、電源の遮断や周囲環境の劣悪さなどからクラスタストレージを構成する機器が比較的故障しやすい。すなわち、家庭内におけるクラスタストレージには既存のシステムよりも堅牢な耐障害性が求められている。
一般にストレージシステムの耐障害性を向上させる手段としてRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)が利用されている。RAIDはデータを複数のストレージに復元できるだけの冗長情報を加えて分散格納し、ストレージの故障に対する耐障害性を高める技術である。ただし、RAIDであっても、コントローラが故障した場合はストレージシステムが利用不可能になるのはもちろん、他のコントローラに交換したとしても複数のHDDからデータを正しく連結し復元できるかどうかは保障されない。
このようなコントローラ故障時の問題を解決する技術は、例えば、特許文献1に記載されている。特許文献1記載の技術によれば、ストレージ装置群(クラスタ)の外部にコントローラを複数台配置させ、故障時に交代できるよう情報を共有することにより、コントローラの故障に対するストレージシステムの耐障害性を向上させている。コントローラ故障時には、他方がコントローラとして動作しクラスタストレージを管理する。その後、故障したコントローラの新しいコントローラへの交換時に既存のコントローラがクラスタの状態を通知することで、ストレージシステムの耐障害性を維持する。
しかしながら、クラスタの運用には元来コントローラは1台で十分であり、定常の運用において復帰用のコントローラは利用されることはほとんどない。そのため、特許文献1記載の技術ではストレージシステムの耐障害性を実現するためにコスト高になってしまうという問題点がある。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、複数のストレージ装置を含むストレージシステムの耐障害性を安価に実現するための技術を提供するものである。
上記課題を解決するために、本発明によるクラスタは、コントローラノードとして機能するクラスタストレージ装置と、ストレージノードとして機能するクラスタストレージ装置と、によって構成される。上述した従来のクラスタは、全てストレージノードであり、クラスタストレージ装置とは別に、クラスタをコントロールするコントローラが設けられている。本発明では、コントローラノードは、複数のクラスタストレージ装置による協調動作を管理するクラスタストレージ管理手段と、を備えている。このクラスタストレージ管理手段は、クライアント端末装置等の外部装置からのアクセス要求があった場合、その要求に対応するデータが複数のクラスタストレージ装置の何れに格納されているかを外部装置に通知する。その通知以後は、外部装置とアクセス要求に対応するデータを格納するクラスタストレージ装置とで直接通信を行う。何れのストレージ装置に格納されているかのチェックは、ストレージノードだけでなく、コントローラノードに対しても行われる。コントローラノードはストレージノードと同様に、HDD等のストレージ手段を備えているからである。
また、コントローラノードは、協調動作に参加している前記複数のクラスタストレージ装置の負荷情報を取得する。そして、クラスタストレージ管理手段は、外部装置からデータ格納要求があった場合、負荷情報取得手段が取得した負荷情報を参照し、最も負荷の少ないクラスタストレージ装置を外部装置に通知し、当該負荷最少のクラスタストレージ装置にデータを格納するように制御する。
さらに、コントローラノードは、協調動作に参加している他のクラスタストレージ装置にコントローラノードとしての機能を移譲し、クラスタストレージ管理手段の動作を停止するコントローラ機能移譲手段を備えている。より詳しくは、コントローラノードにおいて、負荷情報取得手段によって取得されたコントローラノードとして機能するクラスタストレージ装置自身の負荷情報が所定の閾値を超えた場合に、コントローラ機能移譲手段が、コントローラ機能を、負荷が最少のクラスタストレージ装置に移譲する。
一方、ストレージノードとして機能するクラスタストレージ装置は、複数のクラスタストレージ装置のうちコントローラノードとして機能するクラスタストレージ装置が存在するか否か判断し、コントローラノードとして機能するクラスタストレージ装置が存在しない場合に、現在ストレージノードとして機能する複数のクラスタストレージ装置の中からコントローラノードとして機能するストレージ装置を決定するように動作する。
また、ストレージノードは、自装置を含め、ストレージノードとして機能する複数のクラスタストレージ装置の負荷情報を取得する。そして、ストレージノードは、所定時間内における前記コントローラノードとして機能するクラスタストレージ装置からの通信の有無を判断し、所定時間内にコントローラノードとして機能するクラスタストレージ装置からの通信がなかった場合に、取得した負荷情報から負荷が最少のストレージ装置を特定し、コントローラノードとして機能するように指示する。
さらなる本発明の特徴は、以下本発明を実施するための最良の形態および添付図面によって明らかになるものである。
本発明によれば、クラスタの動作に必要ない冗長な装置を配置することなく、コントローラの故障に対する耐障害性を有するクラスタストレージ装置、クラスタストレージシステムを安価に提供することができる。
本発明は、例えば家庭用のストレージシステムであって、ストレージシステムを構成する複数のストレージ装置のうち少なくとも1台がコントローラノードとして動作し、コントローラノードとしての動作に支障を来たしている場合に、ストレージノードとして機能している他のストレージ装置にコントローラノードの機能を移譲するものである。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。ただし、本実施形態は本発明を実現するための一例に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではないことに注意すべきである。また、各図において共通の構成については同一の参照番号が付されている。
<クラスタストレージ装置の構成>
図1は本発明の実施形態によるクラスタストレージ装置100の概略構成例を示す図である。クラスタストレージ装置100は、通信インターフェース200と、CPU202と、メモリ204と、ストレージ手段(HDD)206と、を備えている。
図1は本発明の実施形態によるクラスタストレージ装置100の概略構成例を示す図である。クラスタストレージ装置100は、通信インターフェース200と、CPU202と、メモリ204と、ストレージ手段(HDD)206と、を備えている。
通信インターフェース200は、ネットワークや通信線を介して接続された他の装置(例えば、ホストコンピュータや他のストレージ装置)に対して命令及びデータを送信し、或いは当該他の装置からの命令及びデータを受信するための装置である。
CPU202は、メモリ204に格納されているプログラムを実行し、メモリに対するデータの読み書きする。以下、メモリ204より手段をCPU202に読み込み、CPU202が処理する動作を単に「手段を実行する」と表現する。
メモリ204は、装置が使用する処理手段を格納および一時的に情報を記憶するための
装置である。メモリ204に格納されているプログラムは、クラスタ処理プログラム30と、ストレージ管理プログラム32である。
装置である。メモリ204に格納されているプログラムは、クラスタ処理プログラム30と、ストレージ管理プログラム32である。
クラスタ管理プログラム30は、複数のクラスタストレージ装置100を一つの仮想ストレージとして仮想化するプログラムであり、クラスタストレージ管理部(ステップ)300と、アクセス負荷計算部(ステップ)302と、コントローラ権限移譲部(ステップ)304と、を含んでいる。ここで、仮想化とは、一般にユーザ側からシステム側の構成を隠ぺいすることである。本発明では、仮想化とは、特に複数のリソースの構成を隠ぺいし一つにまとめて扱えるようにすることを言うものとする。また、複数のクラスタストレージ装置を仮想化し一つにまとめた仮想ストレージを以降クラスタと呼ぶこととする。
クラスタストレージ管理部300は、通信インターフェース200を介して通信している他のクラスタストレージ装置100の機器情報を格納および管理する。
また、アクセス負荷計算部302は、自身あるいは他のクラスタストレージ装置100の処理負荷を定量的な値として出力する処理を実行する。負荷の定量的な値は、例えば、ストレージ手段206のインターフェース速度に反比例する値、或いは、ストレージ手段206が格納しているデータが必要とする転送帯域(文書型データならば高速、ストリームデータならば低速)に比例するような値と定義することが挙げられる。なお、単純に、ストレージ装置が稼動しているか否かによって負荷の有無を判断しても良い。
コントローラ権限移譲部304は、実行中のクラスタ管理プログラム30を終了し、他のクラスタストレージ装置100にクラスタ管理プログラム30を代わりに実行させる処理を行う。後述するように、コントローラ権限移譲部304では、自身のストレージ装置における負荷が多くなり、他のストレージ装置の方が負荷が少ない場合には、その負荷の少ない(最小負荷のストレージ装置)にコントローラの機能を譲り渡す処理が実行される。
ストレージ管理プログラム32は、通信インターフェース200を介してクラスタストレージ装置100を構成するストレージ手段206にデータを格納する、若しくはストレージ手段206に格納されたデータにアクセスするためのプログラムであり、ファイルシステム320と、アクセス負荷応答部(ステップ)322と、を含んでいる。
ファイルシステム320は、ストレージ手段206の中にどんなデータが格納されているかを管理するものである。ファイルシステム320が含まれるのは、本実施形態では、クラスタ管理プログラム30を実行して複数のクラスタストレージ装置100を管理するクラスタストレージ装置100が、クラスタに属する各クラスタストレージ装置100をロジカル・ブロッキング・アドレス(LBA)方式によってアクセス可能なブロック・ストレージとして扱うと仮定しているからである。従って、アクセスするLBAが分かればファイルシステムを用いなくてもよい。また、ストレージ管理プログラム32の構成要素としては、例えば、クラスタを管理するクラスタストレージ装置100が各クラスタストレージ装置100をネットワーク108経由でデータにアクセス可能なプロトコルで動作するネットワーク接続ストレージとして仮想化する場合はプロトコル解釈部(ステップ)を用いてもよい。或いは、検索などをベースとしたオブジェクトベースド・ストレージ・デバイスとして仮想化する場合は、プロトコルに応じた検索質問を動的に生成するステップや、データをオブジェクトとして識別するための属性付けを行うデータベースを含む、ストレージ仮想化部(ステップ)を用いてもよい。
アクセス負荷応答部322は、コントローラとして動作するクラスタストレージ装置100によって負荷量についての問い合わせがあった場合に、当該コントローラに自身の負荷量を通知する処理を行う。
クラスタストレージ装置100の構成は図1に示す構成に限らず、クラスタ管理プログラム30あるいはストレージ管理プログラム32をCPU202で実行するのではなくFPGAやEEPROMなどのハードウェア的に信号を処理する手段により同様の処理を実現するようにしてもよい。また、プログラムの格納先をストレージ手段206とし、必要なステップのみメモリ204にロードしてCPUに実行させるようにしてもよい。
以上の構成を備えるクラスタストレージ装置100の特徴は、クラスタストレージ装置100がクラスタストレージ管理部300を用いて、複数のクラスタストレージ装置100をクラスタとして仮想化する点と、クラスタを管理しているクラスタストレージ装置100の処理負荷が増加し、クラスタの管理が困難となった場合において、アクセス負荷計算部302を用いて、当該クラスタに属するクラスタストレージ装置100のうち最も負荷が低いクラスタストレージ装置100を検出し、コントローラ権限移譲ステップ304を用いて最も負荷が低いクラスタストレージ装置100にクラスタ管理プログラム30を実行させることにより、クラスタを管理するクラスタストレージ装置100の負荷を最も低い状態に維持し、結果としてクラスタ102のレスポンス時間を最適化する点にある。
これらの特徴により、クラスタストレージ装置100それぞれの計算資源をクラスタ管理プログラム30及びストレージ管理プログラム32の何れかが動作する最低限に抑えてもクラスタの動作を最適に保つことができる。言い換えれば、本発明の実施形態によるクラスタストレージ装置100は、仮想化機能によるクラスタを提供する安価な装置である。
以下、クラスタ管理プログラム30を実行しているクラスタストレージ装置100をコントローラノードといい、ストレージ管理プログラム32を実行しているクラスタストレージ装置100をストレージノードということとする。
<システム構成>
図2は本発明の実施形態によるクラスタストレージシステムの概略構成例を示す図である。図2に示されるように、クラスタストレージは、複数のストレージノード140がコントローラノード120により仮想化されたクラスタ102と、外部装置がクラスタ102にアクセスするために利用する外部ネットワーク108と、ホストコンピュータ150と、少なくとも1つのクライアント端末装置160と、を備えている。
図2は本発明の実施形態によるクラスタストレージシステムの概略構成例を示す図である。図2に示されるように、クラスタストレージは、複数のストレージノード140がコントローラノード120により仮想化されたクラスタ102と、外部装置がクラスタ102にアクセスするために利用する外部ネットワーク108と、ホストコンピュータ150と、少なくとも1つのクライアント端末装置160と、を備えている。
クラスタ102は、コントローラノード120(コントローラとして機能しているストレージ装置100)と、複数のストレージノード140(ストレージとして機能しているストレージ装置100)と、によって構成されている。本実施形態においては、コントローラノード120およびストレージノード140は同一のクラスタストレージ装置100である。
図2において、クラスタストレージ装置100がコントローラノード120であるか、ストレージノード140であるか明示するために、コントローラ120には識別情報104が付与されている。識別情報を有しないストレージ装置100は、ストレージノード140に相当するものである。
また、コントローラノード120とストレージノード140は、それぞれの通信インターフェース200及び通信線106を介して、相互に接続されている。
外部装置からアクセスがない定常状態においては、1台のコントローラノード120が外部ネットワーク108に接続されており、コントローラノード120がクラスタ102に属するストレージノード140とそれぞれ通信している。外部ネットワーク108を介して外部装置(例えば、クライアント端末装置160)がホストコンピュータ150を介してコントローラノード120にデータの参照もしくは格納要求を送信すると、コントローラノード120は、要求されたデータがいずれのストレージノードに存在するかをチェックする。そして、コントローラノード120は、管理するストレージノード140のうち、要求されたデータを提供できる適切なストレージノード140を選択し、そのストレージノード140にデータ参照あるいは格納を処理させる。つまり、適切なストレージノード140が特定された後は、ホストコンピュータ150と当該適切なストレージノード140との間で直接データの処理が実行される。
この動作により、コントローラノード120により管理される複数のクラスタストレージ装置100は、外部装置から見て1台の仮想的なストレージ装置、すなわちクラスタ102として扱うことができる。
なお、クラスタストレージシステムの構成は、図2に示されたものに限られず、ストレージノード140同士が通信していてもよいし、ストレージノード140が外部ネットワーク108に直接接続していてもよい。また、コントローラノード120が2台以上存在していてもよい。
以上のような構成を有するクラスタストレージシステムにおいては、まず、外部装置(例えば、クライアント端末装置160)からの全てのデータアクセス要求が、コントローラノード120によって受信される。コントローラノード120は、クラスタ管理プログラム30を用いて、アクセス要求に基づいて、自身が管理しているストレージノード140のうちデータを保持しているものを検索する。コントローラノード120が外部装置によって要求されているデータを保持するトレージノード140を発見した場合、コントローラノード120は、外部装置に、要求されているデータを保持するストレージノード140の機器情報を送信する。その後は外部装置とデータを保持しているストレージノード140の間でデータがやりとりされる。これにより、ストレージノード特定後はコントローラノード120には負荷がかからないようになっている。上記動作は、例えば、RFC2616で定義されるステータスコード[3xxリダイレクション]の利用などによって実現可能である。
このように、既存のプロトコル等に沿ってデータアクセス先の転送を実現すれば、外部装置のソフトウェアと対象データを保持するストレージノード120のストレージ管理プログラム32とが互いに通信し、適切にクラスタストレージ装置100にアクセスしデータのやりとりを実現する。従って、クラスタストレージ装置100を扱うための専用ソフトウェアを外部装置に導入する必要がない。これにより、本発明のクラスタストレージ装置100の導入障壁を低くすることができる。
<コントローラ権限移譲の概念>
図3は、本発明の実施形態によるクラスタ102におけるコントローラノード120の交替(権限移譲)の概念(例)を説明するための図である。図3に示される例では、既にストレージノード140a及び140bが外部ネットワーク108を介して外部装置(クライアント端末装置160)とデータのやりとり(データ参照400、データ格納402)をしている状態となっている。そして、さらに、外部装置から、コントローラノード120に対して、それが格納するデータへのアクセスが発生した状態となっている。
図3は、本発明の実施形態によるクラスタ102におけるコントローラノード120の交替(権限移譲)の概念(例)を説明するための図である。図3に示される例では、既にストレージノード140a及び140bが外部ネットワーク108を介して外部装置(クライアント端末装置160)とデータのやりとり(データ参照400、データ格納402)をしている状態となっている。そして、さらに、外部装置から、コントローラノード120に対して、それが格納するデータへのアクセスが発生した状態となっている。
コントローラノード120は、上述のように、クラスタ102への全てのアクセスを介するクラスタストレージ装置100である。よって、コントローラノード120にデータアクセス負荷がかかった状態においては、コントローラノード120のレスポンスが低下してしまう。これはクラスタ102に送られた全てのアクセスに対するレスポンスの低下を招くため、望ましくない。
そこで、クラスタ102のレスポンスが低下する問題を解決するため、コントローラノード120はアクセス負荷計算部(ステップ)302を用いて、コントローラノード120が管理するストレージノード140の負荷を調査し、コントローラ権限移譲部(ステップ)304を用いて、最も負荷の低いストレージノード140にコントローラノード120の権限を移譲する処理を実行する。なお、負荷の調査について、最も単純な判断はストレージ装置が動作しているか否かに基づくものであり、動作していれば負荷が高い、動作していなければ負荷が低いとするものである。また、ストレージ手段206のインターフェース速度に反比例する値、或いは、ストレージ手段206が格納しているデータが必要とする転送帯域(文書型データならば高速、ストリームデータならば低速)に比例するような値と定義し、その値の比較によって負荷の高低を判断するようにしてもよい。
図3において、ストレージノード140cがデータの送受信を行っていない状態にあり、最も負荷が小さいとすると、コントローラノード120はコントローラ権限移譲部(ステップ)304を用いて、ストレージノード140cにコントローラノード権限を移譲し(自身のIP情報を通知する)、さらにコントローラノード120はストレージノード140cの機器情報(IP情報)を自身に適用する。この動作によって、コントローラノード120とストレージノード140cは論理的に交替する。その後、コントローラノード権限を移譲したストレージノード140(今までコントローラノード120であったストレージ装置)は外部とデータのやり取りを行う。この動作により、クラスタ102は最適なレスポンスを維持することができる。
<コントローラノードの動作>
続いて、コントローラノード120の動作を詳しく説明する。コントローラノード120は、外部からアクセスを受けるまで待機する。コントローラノード120がアクセスを受けたとき、コントローラノード120はクラスタストレージ管理部(ステップ)300を用いてまずそのアクセスがデータの格納か参照か判定する。
続いて、コントローラノード120の動作を詳しく説明する。コントローラノード120は、外部からアクセスを受けるまで待機する。コントローラノード120がアクセスを受けたとき、コントローラノード120はクラスタストレージ管理部(ステップ)300を用いてまずそのアクセスがデータの格納か参照か判定する。
格納アクセスの場合、コントローラノード120は、アクセス負荷計算部(ステップ)302を用いて各ノードの負荷を調査する。コントローラノード120から負荷についての問い合わせがあった各ストレージノード140は、アクセス負荷計算部302を用いて自身の負荷を計算し、アクセス負荷応答部322を用いてコントローラノード120に対して自身の負荷を通知する。そして、コントローラノード120は、最も負荷の小さなストレージノード140にデータを格納するように、アクセス元の外部装置(クライアント端末装置160)に通知する。
一方の参照アクセスの場合について図4を用いて説明する。図4は、コントローラノード120の参照アクセス処理の動作50を説明するためのフローチャート50である。
待機状態(ステップS502)において、参照アクセスを受信すると、コントローラノード120はクラスタストレージ管理部300を用いて、アクセス元が要求しているデータ(ターゲット)を保持しているクラスタストレージ装置100を検索する(ステップS504)。例えば、クライアント端末装置160においてデータ名で指定されたデータについて、ホストコンピュータ150がデータ名からLBAに変換する。そのLBAを受け取ったコントローラノード120は、当該LBAから該当するデータを保持しているストレージノード140を特定する。なお、コントローラノード120自身が該当データを持っている場合もある。
他のストレージノード140が対象データを保持していると判断した場合(ステップS506でYes)、コントローラノード120は、アクセス元に対象データを保持するストレージノード140の機器情報(IP情報)を送信する(ステップS508)。以降データのやりとりはアクセス元と特定されたストレージノード140の間で処理され、コントローラノード120が関与する必要はなくなる。そして、コントローラノード120は外部からアクセスを受けるため再び待機状態へと遷移する(ステップS502)。
一方、他のストレージノード140がターゲットを保持していない、すなわちコントローラノード120がターゲットを保持していると判断した場合(ステップS506でNo)、コントローラノード120は、アクセス負荷計算部302を用いて、コントローラノード120自身がデータをアクセス元に出力した場合の負荷を予測する(ステップS510)。ステップS510では、アクセス負荷計算部302が、例えば、ストレージ手段206のインターフェース速度に反比例する値を予測負荷量としたり、或いは、ストレージ手段206が格納しているデータが必要とする転送帯域(文書型データならば高速、ストリームデータならば低速)に比例する値を予測負荷量としたりしてもよい。
そして、クラスタストレージ管理部300が、ステップS510で予測した予測負荷量がクラスタ管理プログラム30の継続動作に支障がないと判断される予め設定された閾値を超過しているかどうか判定する(ステップS512)。
閾値を超過しない、すなわちデータ送受信のためストレージ管理プログラム32を動作させたとしてもレスポンスの低下が許容できる範囲であると予測した場合(ステップS512でNo)、クラスタストレージ管理部300は、アクセス元にコントローラノード120自身の機器情報(IP情報)をアクセス元に送信する(ステップS518)。その語は、当該コントローラノード120は、ストレージ管理プログラム32を用いて、データ要求をしたクライアント端末装置160とデータをやりとりする。また、一方で、コントローラノード120は、クラスタ管理プログラム30の実行も継続し、データのやりとりを行いながら待機状態へと遷移する(ステップS502)。
閾値を超過すると予測した場合(ステップS512でYes)、コントローラノード120は、コントローラ権限移譲のため、コントローラノード120が管理するすべてのストレージノード140の負荷を調査する(ステップS514)。つまり、コントローラノード120は、各ストレージノード140に対して、予測負荷量について問い合わせる。すると、各ストレージノード140は、それぞれのアクセス負荷計算部302を用いて負荷予測量を算出し、アクセス負荷応答部322を用いて当該算出された負荷予測量を、問い合わせをしてきたコントローラノード120に通知する。
続いて、コントローラノード120のクラスタストレージ管理部300は、予測負荷量の調査の結果、コントローラノード120自身の負荷が最も軽いと判断した場合(ステップS516でYes)は、閾値を超過しないと予測した場合(ステップS512でNo)と同様に、アクセス元にコントローラノード120自身の機器情報を送信する。そして、ストレージ管理プログラム32がクライアント端末装置160とデータをやりとりし(ステップS518)、クラスタ管理プログラム30は再び待機状態へと遷移する(ステップS502)。この状況においてはクラスタ102のレスポンスは低下してしまう。
ところで、クラスタ102に属するクラスタストレージ装置100の台数に対して外部から過剰にデータアクセスを受けると、クラスタ102のレスポンスは低下してしまう。ただし、大規模なシステムにおいては、多ユーザによる過剰アクセスが発生することがしばしばあるのに対して、家庭内という限られたユーザによってのみ利用される環境で利用されるシステムにおいて過剰アクセスが発生することは極めて稀である。すなわち、本発明では、コントローラノード120に対してアクセスが発生しても、コントローラノード120よりも低負荷のストレージノード140が存在することが前提となっている。また、これは、本発明のクラスタストレージ装置100による効果が発揮される条件の1つとなっている。
図4に戻って説明を続ける。コントローラノード120のクラスタストレージ管理部300が、最低負荷を持つストレージノード140を発見した場合(ステップS516でNo)、コントローラノード120はコントローラ権限移譲部304を用いて、コントローラ権限移譲シーケンス52を実行する。
コントローラ権限移譲シーケンス52は、アクセス元にはコントローラノード120ではなく他のストレージノード140(負荷が小さいストレージノード)がデータを有していると通知しておき、バックグラウンドでコントローラノード120とストレージノード140が交代することでコントローラノード120自身がストレージノード140の情報でアクセス元とデータのやり取りを行う処理である。以下、コントローラ移譲シーケンス52について詳細に説明する。
まず、コントローラノード120は、クラスタ管理プログラム30が有するクラスタ情報を最低負荷ストレージノード140にコントローラ権限移譲ステップ304を用いて送信し、コントローラ権限の移譲を依頼する(ステップS520)。より具体的には、例えば、コントローラノード120が自身のIP情報を、クラスタ情報として移譲先のストレージノード140に通知する。
依頼を受けた最低負荷ストレージノード140は、クラスタ管理プログラム30を実行し、受信したクラスタ情報を読み込むことでコントローラノード120として動作する。その一方で、権限を移譲した元コントローラノード120は、移譲先のストレージノード140の機器情報(IP情報)をアクセス元に送信する(ステップS522)。そしてすぐさま元コントローラノード120は移譲先ストレージノード140の機器情報(IP情報)を元コントローラノード120自身に適用する(ステップS524)。つまり、これは、移譲先のIP情報を自身(移譲元:元コントローラノード)のIP情報として適用する処理である。その後、元コントローラノード120は、アクセス元のデータアクセス要求を受け付け、ストレージ管理プログラム32によりクライアント端末装置160と適切にデータをやりとりする。その一方で、この元コントローラノード120はクラスタ管理プログラム30を停止し(ステップS526)、以降ストレージノード140として動作する。
以上説明したように、コントローラノードによるコントローラ権限移譲動作52により、常にクラスタ102内で最も負荷の小さいクラスタストレージ装置100がコントローラノード120として動作することができるようになる。その結果、クラスタ102のレスポンス性能が最適な状態を維持することができる。
また、各クラスタストレージ装置100としては、クラスタ管理プログラム30、あるいはストレージ手段206管理手段の何れかを実行できる分だけの計算資源を搭載すればよい。その結果、クラスタストレージ装置100自体の価格を抑えることが可能となる。
<コントローラノード動作不能時の処理>
上述したように、本実施形態では、クラスタ102を管理するコントローラノード120が常時低負荷となるようにクラスタ102(クラスタストレージシステム)は動作している。
上述したように、本実施形態では、クラスタ102を管理するコントローラノード120が常時低負荷となるようにクラスタ102(クラスタストレージシステム)は動作している。
一方、経路障害や故障によりコントローラノード120が動作不可能となった場合、クラスタ102はその機能を果たせなくなる。
そこで、ここでは、初期状態あるいは障害により、コントローラノード120がクラスタ102に存在しない状況になった場合における、ストレージノード140によるコントローラノード決定動作について説明する。
図5は、コントローラノード120の決定処理を含む、ストレージノード140の動作53を説明するためのフローチャートである。なお、特に断らない限り、動作53の処理主体はストレージ管理プログラム32である。
ストレージノード140は、コントローラノード120からアクセスがあるまで待機する(ステップS532)アクセスを受けた場合(ステップS532でAccess)、ストレージノード140は、ストレージ管理プログラム32を用いて適切にデータアクセスを処理する(ステップS536)。
待機状態が一定時間継続した場合(ステップS534でYes)、ストレージノード140は、コントローラノード120が故障などの理由で動作できなくなったと判断し、コントローラ決定動作を開始する(ステップS55)。なお、ステップS55の処理の詳細については後述する。
コントローラ決定動作S55の完了後、当該ストレージノード140自身がコントローラノード120としてクラスタ102を管理するか否か判断する(ステップS538)。管理すると判断した場合(ステップS538でYes)、このノードはストレージ管理プログラム32を終了し、コントローラノード120として動作する(ステップS540)。
一方、当該ストレージノード自身がコントローラノード120として動作しないと判断した場合(ステップS538でNo)、ストレージ管理プログラム32による動作を継続し、コントローラノード120からのアクセスを待機する状態へと遷移する(ステップS530)。
続いて、コントローラ決定動作ステップ55について図6を用いて詳しく説明する。図6は、コントローラノード決定動作フロー55の詳細内容を説明するためのフローチャートである。
コントローラノード決定動作を開始したストレージノード140は、クラスタ管理プログラム30を実行し、コントローラノード決定動作を開始する(ステップ550)。以下、ストレージノード140が一時的にクラスタ管理プログラム30を実行し、コントローラノード決定動作を処理している状態を、テンポラリコントローラノード(図示せず)と呼ぶこととする。
テンポラリコントローラノードは、クラスタ102に属するクラスタストレージ装置100にコントローラノード120が存在するか確認する(ステップS552)。これは、テンポラリコントローラノードによる問い合わせに対して、全てのノードが自身がコントローラノードであるか否かについて回答し、その回答内容によって判断しても良いし、動作しているコントローラノードのみが回答できるようにしておき、所定時間内に何れのノードからも回答がない場合にはコントローラノードが存在しないと判断しても良い。
コントローラノード120が存在すると判断された場合(ステップ554でYes)、テンポラリコントローラノードはクラスタ管理プログラム30を終了し、コントローラ決定動作を完了する(ステップS564)。この場合、コントローラノード120は故障していないからである。
コントローラノード120が存在しないと判断された場合(ステップS554でNo)、テンポラリコントローラノードは、アクセス負荷計算部(ステップ)302を用いて、クラスタ102に属する全てのクラスタストレージ装置100(全てのストレージノード)の負荷を調査する(ステップS556)。各クラスタストレージ装置の負荷量の調査方法は、上述した方法と同様なので、説明を省略する。
負荷量の調査の結果、テンポラリコントローラノード自身が最も負荷の低いクラスタストレージ装置100であると判断した場合(ステップS558でYes)、テンポラリコントローラノードは正式にコントローラノード120として動作し、クラスタ管理プログラム30の実行を継続する(ステップS562及びS564)。
一方、他のクラスタストレージ装置100の負荷がクラスタ102の中で最も低いと判断された場合(ステップS558でNo)、テンポラリコントローラノードは、コントローラ権限移譲部304を用いて、最低負荷のクラスタストレージ装置100にコントローラノードとして動作するように依頼する(ステップS560)。依頼を受けたクラスタストレージ装置100は、自身のクラスタ管理プログラム30を起動させ、コントローラノード120として動作し、以降クラスタ102を管理する。
その後、テンポラリコントローラノードはクラスタ管理プログラム30を終了し、コントローラノード決定動作を終了し、ストレージノード140として動作を継続する(ステップS564)。
以上のような動作を実行することにより、クラスタ102は、初期状態あるいは障害によりクラスタ102を管理するコントローラノード120が存在しない状態からでも自動的にクラスタ102の動作を継続することができる。尚、何れのストレージノードも当該テンポラリコントローラノードになりうるものである。
<まとめ>
本実施形態では、クラスタを構成するクラスタストレージ装置自体がコントローラとして動作し、コントローラとして動作している装置が故障した場合は他のストレージ装置がコントローラ動作を開始することで上記コントローラ故障に対する耐障害性を確保する。これによれば、特別な設定をしなくても複数台のクラスタストレージ装置を接続するだけで、自動的にクラスタとして利用可能とする利便性を提供し、仮にコントローラノードが故障したとしても、現実的な時間で自動的に復帰する耐障害性を提供することができる。
本実施形態では、クラスタを構成するクラスタストレージ装置自体がコントローラとして動作し、コントローラとして動作している装置が故障した場合は他のストレージ装置がコントローラ動作を開始することで上記コントローラ故障に対する耐障害性を確保する。これによれば、特別な設定をしなくても複数台のクラスタストレージ装置を接続するだけで、自動的にクラスタとして利用可能とする利便性を提供し、仮にコントローラノードが故障したとしても、現実的な時間で自動的に復帰する耐障害性を提供することができる。
つまり、従来のクラスタでは、全てストレージノードであり、クラスタストレージ装置とは別にクラスタをコントロールするコントローラが設けられているのに対し、本発明では、コントローラノードが複数のクラスタストレージ装置による協調動作を管理する。具体的には、コントローラノードは、クライアント端末装置等の外部装置からのアクセス要求があった場合、その要求に対応するデータが複数のクラスタストレージ装置の何れに格納されているかを外部装置に通知し、その通知以後は、外部装置とアクセス要求に対応するデータを格納するクラスタストレージ装置とで直接通信を行うようにしている。このようにすることにより、クラスタを構成する各クラスタストレージ装置の何れかがコントローラノードとして機能し、他のクラスタストレージ装置はストレージノードとして機能している。よって、各クラスタストレージ装置はストレージ動作、若しくはコントローラ動作何れかを実行するのに最低限の計算資源を持たせるだけで、クラスタ自体を低価格で実現することできるようになる。
さらに具体的には、コントローラノードは、協調動作に参加している前記複数のクラスタストレージ装置の負荷情報を取得し、外部装置からデータ格納要求があった場合、負荷情報取得手段が取得した負荷情報を参照し、最も負荷の少ないクラスタストレージ装置を外部装置に通知し、当該負荷最少のクラスタストレージ装置にデータを格納するように制御する。このようにすることにより、他の動作(クラスタへの別の読み出しや書き込み動作)に影響されずに、クラスタへのデータの格納動作がスムーズに実行できるようになる。
さらに、コントローラノードは、協調動作に参加している他のクラスタストレージ装置にコントローラノードとしての機能を移譲し、コントローラノードとしての機能を停止する。つまり、コントローラノードにおいて、負荷情報取得手段によって取得されたコントローラノードとして機能するクラスタストレージ装置自身の負荷情報が所定の閾値を超えた場合に、コントローラ機能を、負荷が最少のクラスタストレージ装置に移譲する。このようにすることにより、常に負荷の少ないクラスタストレージ装置がコントローラノードを担当するので、クラスタ管理を迅速にすることができ、外部装置からのアクセス性に影響を与えることもない。
一方、ストレージノードとして機能するクラスタストレージ装置は、複数のクラスタストレージ装置のうちコントローラノードとして機能するクラスタストレージ装置が存在するか否か判断し、コントローラノードとして機能するクラスタストレージ装置が存在しない場合に、現在ストレージノードとして機能する複数のクラスタストレージ装置の中からコントローラノードとして機能するストレージ装置を決定するように動作する。このようにすることにより、コントローラノードして機能していたクラスタストレージ装置が故障等により動作できなくなった場合でも代わりのコントローラノードを設定することができるので、クラスタ管理が通常通り行うことができるようになる。
具体的には、ストレージノードは、自装置を含め、ストレージノードとして機能する複数のクラスタストレージ装置の負荷情報を取得する。そして、ストレージノードは、所定時間内における前記コントローラノードとして機能するクラスタストレージ装置からの通信の有無を判断し、所定時間内にコントローラノードとして機能するクラスタストレージ装置からの通信がなかった場合に、取得した負荷情報から負荷が最少のストレージ装置を特定し、コントローラノードとして機能するように指示する。このようにすることにより、コントローラノードとして機能していたクラスタストレージ装置が故障した場合であっても、常に負荷の少ないクラスタストレージ装置(ストレージノード)がコントローラノードを担当するようになるので、クラスタ管理を迅速にすることができ、外部装置からのアクセス性に影響を与えることもない。
なお、本実施形態では、全てのクラスタストレージ装置がコントローラノードとして機能可能としているが、クラスタを構成する複数のクラスタストレージ装置のうち一部(例えば3分の1の装置)のみがコントローラノードとして機能できるようにしてもよい。これによれば、コントローラの移譲処理や決定処理がより迅速に行うことができ、各クラスタストレージ装置の処理の負担を軽減することができるようになる。
また、クラスタ内のコントローラノードの数は1つに限られず複数あっても良い。この場合、常に当初設定した数のコントローラノードがクラスタ内に存在するのが望ましい。従って、コントローラノードの移譲や故障が起こっても、コントローラノード数は一定に保たれる。これは、システムの負荷を考慮して当初そのコントローラノード数に設定したと考えられるため、その状態をなるべく維持するのが好ましいからである。
本発明は、実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードによっても実現できる。この場合、プログラムコードを記録した記憶媒体をシステム或は装置に提供し、そのシステム或は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、及びそれを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。このようなプログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD−ROM、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどが用いられる。
また、プログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現されるようにしてもよい。さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータ上のメモリに書きこまれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータのCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現されるようにしてもよい。
また、実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを、ネットワークを介して配信することにより、それをシステム又は装置のハードディスクやメモリ等の記憶手段又はCD-RW、CD-R等の記憶媒体に格納し、使用時にそのシステム又は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が当該記憶手段や当該記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行するようにしても良い。
100・・・クラスタストレージ装置
120・・・コントローラノード
140・・・ストレージノード
150・・・ホストコンピュータ
160・・・クライアント端末装置
102・・・クラスタ
106・・・通信線
108・・・ネットワーク
120・・・コントローラノード
140・・・ストレージノード
150・・・ホストコンピュータ
160・・・クライアント端末装置
102・・・クラスタ
106・・・通信線
108・・・ネットワーク
Claims (16)
- 複数のクラスタストレージ装置が協調動作を行うクラスタストレージシステムを構成するクラスタストレージ装置であって、
外部装置及び他のクラスタストレージ装置と通信を行う通信手段と、
データを格納するためのストレージ手段と、
前記複数のクラスタストレージ装置による協調動作を管理するクラスタストレージ管理手段と、を備え、
前記クラスタストレージ管理手段は、前記外部装置からのアクセス要求のあったデータが前記複数のクラスタストレージ装置の何れに格納されているかを前記外部装置に通知し、前記外部装置と前記アクセス要求に対応するデータを格納する前記クラスタストレージ装置とで直接通信を行うように制御し、
前記クラスタストレージシステムのコントローラノードとして機能することを特徴とするクラスタストレージ装置。 - さらに、前記協調動作に参加している前記複数のクラスタストレージ装置の負荷情報を取得する負荷情報取得手段を備え、
前記クラスタストレージ管理手段は、前記外部装置からデータ格納要求があった場合、前記負荷情報取得手段が取得した負荷情報を参照し、最も負荷の少ないクラスタストレージ装置を前記外部装置に通知し、当該負荷最少のクラスタストレージ装置に前記データを格納するように制御することを特徴とする請求項1に記載のクラスタストレージ装置。 - さらに、前記協調動作に参加している他のクラスタストレージ装置に前記コントローラノードとしての機能を移譲し、前記クラスタストレージ管理手段の動作を停止するコントローラ機能移譲手段を
備えることを特徴とする請求項1に記載のクラスタストレージ装置。 - さらに、前記協調動作に参加している前記複数のクラスタストレージ装置の負荷情報を取得する負荷情報取得手段を備え、
前記負荷情報取得手段によって取得された前記コントローラノードとして機能するクラスタストレージ装置自身の負荷情報が所定の閾値を超えた場合に、前記コントローラ機能移譲手段が、前記コントローラ機能を、負荷が最少のクラスタストレージ装置に移譲することを特徴とする請求項3に記載のクラスタストレージ装置。 - 複数のクラスタストレージ装置が協調動作を行うクラスタストレージシステムを構成し、ストレージノードとして機能するクラスタストレージ装置であって、
外部装置及び他のストレージ装置と通信を行う通信手段と、
データを格納するためのストレージ手段と、
前記複数のクラスタストレージ装置のうちコントローラノードとして機能するクラスタストレージ装置が存在するか否か判断する判断手段と、
前記コントローラノードとして機能するクラスタストレージ装置が存在しない場合に、現在ストレージノードとして機能する複数のクラスタストレージ装置の中からコントローラノードとして機能するストレージ装置を決定するコントローラ決定手段と、
を備えることを特徴とするクラスタストレージ装置。 - さらに、自装置を含め、前記ストレージノードとして機能する前記複数のクラスタストレージ装置の負荷情報を取得する負荷情報取得手段と、を備え、
前記判断手段は、所定時間内における前記コントローラノードとして機能するクラスタストレージ装置からの通信の有無を判断し、
前記コントローラ決定手段は、前記所定時間内に前記コントローラノードとして機能するクラスタストレージ装置からの通信がなかった場合に、前記負荷情報取得手段によって取得された負荷情報から負荷が最少のストレージ装置を特定し、コントローラノードとして機能するように指示することを特徴とする請求項5に記載のクラスタストレージ装置。 - 複数のクラスタストレージ装置が協調動作を行うクラスタストレージシステムであって、
前記ストレージシステムの協調動作を管理するコントローラノードとして機能する、少なくとも1つのクラスタストレージ装置と、
前記コントローラノードによって管理される、ストレージノードとして機能する複数のクラスタストレージ装置と、を備え、
前記コントローラノードとして機能するクラスタストレージ装置は、
外部装置及び他のストレージ装置と通信を行う通信手段と、
データを格納するためのストレージ手段と、
前記複数のクラスタストレージ装置による協調動作を管理するクラスタストレージ管理手段と、を備え、
前記クラスタストレージ管理手段は、前記外部装置からのアクセス要求のあったデータが前記複数のクラスタストレージ装置の何れに格納されているかを前記外部装置に通知し、前記外部装置と前記アクセス要求に対応するデータを格納する前記クラスタストレージ装置とで直接通信を行うように制御することを特徴とするクラスタストレージシステム。 - 前記コントローラノードとして機能するクラスタストレージ装置は、
さらに、前記ストレージノードとして機能するクラスタストレージ装置に前記コントローラノードとしての機能を移譲し、前記クラスタストレージ管理手段の動作を停止するコントローラ機能移譲手段を備えることを特徴とする請求項7に記載のクラスタストレージシステム。 - 前記コントローラノードとして機能するクラスタストレージ装置は、
さらに、前記協調動作に参加している前記複数のクラスタストレージ装置の負荷情報を取得する負荷情報取得手段を備え、
前記負荷情報取得手段によって取得された前記コントローラノードとして機能するクラスタストレージ装置自身の負荷情報が所定の閾値を超えた場合に、前記コントローラ機能移譲手段が、前記コントローラ機能を、負荷が最少のクラスタストレージ装置に移譲することを特徴とする請求項8に記載のクラスタストレージシステム。 - 前記ストレージノードとして機能する複数のクラスタストレージ装置はそれぞれ、
外部装置及び他のストレージ装置と通信を行う通信手段と、
データを格納するためのストレージ手段と、
前記複数のクラスタストレージ装置のうちコントローラノードとして機能するクラスタストレージ装置が存在するか否か判断する判断手段と、
前記コントローラノードとして機能するクラスタストレージ装置が存在しない場合に、現在ストレージノードとして機能する複数のクラスタストレージ装置の中からコントローラノードとして機能するストレージ装置を決定するコントローラ決定手段と、
を備えることを特徴とする請求項7に記載のクラスタストレージシステム。 - 前記ストレージノードとして機能する複数のクラスタストレージ装置はそれぞれ、
さらに、自装置を含め、前記ストレージノードとして機能する前記複数のクラスタストレージ装置の負荷情報を取得する負荷情報取得手段と、を備え、
前記判断手段は、所定時間内における前記コントローラノードとして機能するクラスタストレージ装置からの通信の有無を判断し、
前記コントローラ決定手段は、前記所定時間内に前記コントローラノードとして機能するクラスタストレージ装置からの通信がなかった場合に、前記負荷情報取得手段によって取得された負荷情報から負荷が最少のストレージ装置を特定し、コントローラノードとして機能するように指示することを特徴とする請求項10に記載のクラスタストレージシステム。 - 複数のクラスタストレージ装置が協調動作を行うクラスタストレージシステムを制御する方法であって、
前記システムは、前記ストレージシステムの協調動作を管理するコントローラノードとして機能する、少なくとも1つのクラスタストレージ装置と、前記コントローラノードによって管理される、ストレージノードとして機能する複数のクラスタストレージ装置と、を備え、
前記方法は、
前記コントローラノードとして機能するクラスタストレージ装置において、クラスタストレージ管理手段が、外部装置からのアクセス要求のあったデータが前記ストレージノードとして機能する複数のクラスタストレージ装置の何れに格納されているかを前記外部装置に通知し、前記外部装置と前記アクセス要求に対応するデータを格納する前記クラスタストレージ装置とで直接通信を行うように制御する工程を備えることを特徴とする方法。 - さらに、コントローラ機能移譲手段が、前記ストレージノードとして機能するクラスタストレージ装置に前記コントローラノードとしての機能を移譲し、前記クラスタストレージ管理手段の動作を停止する工程を備えることを特徴とする請求項12に記載の方法。
- 前記協調動作に参加している前記複数のクラスタストレージ装置の負荷情報を取得する負荷情報取得手段によって取得された前記コントローラノードとして機能するクラスタストレージ装置自身の負荷情報が所定の閾値を超えた場合に、前記コントローラ機能移譲手段が、前記コントローラノードとしての機能を、負荷が最少のクラスタストレージ装置に移譲することを特徴とする請求項13に記載の方法。
- 前記ストレージノードとして機能する複数のクラスタストレージ装置のそれぞれにおいて、
判断手段が、前記クラスタストレージシステム内に前記コントローラノードとして機能するクラスタストレージ装置が存在するか否か判断する工程と、
コントローラ決定手段が、前記コントローラノードとして機能するクラスタストレージ装置が存在しない場合に、現在ストレージノードとして機能する複数のクラスタストレージ装置の中からコントローラノードとして機能するストレージ装置を決定する工程と、
を備えることを特徴とする請求項12に記載の方法。 - さらに、負荷情報取得手段が、自装置を含め、前記ストレージノードとして機能する前記複数のクラスタストレージ装置の負荷情報を取得する工程を備え、
前記判断手段は、所定時間内における前記コントローラノードとして機能するクラスタストレージ装置からの通信の有無を判断し、
前記コントローラ決定手段は、前記所定時間内に前記コントローラノードとして機能するクラスタストレージ装置からの通信がなかった場合に、前記負荷情報取得手段によって取得された負荷情報から負荷が最少のストレージ装置を特定し、コントローラノードとして機能するように指示することを特徴とする請求項15に記載の方法。
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