JP5170712B2 - 箱状部材、緩衝体、及び梱包装置 - Google Patents

箱状部材、緩衝体、及び梱包装置 Download PDF

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本発明は箱状部材及びこれを用いて構成した緩衝体、及びこの緩衝体を用いた梱包装置に関し、特に物品を底基台に載置し、底基台の周囲に側部材を配置した梱包装置及びこの梱包装置の緩衝体として使用し得る箱状部材に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置のような製商品のように、運搬時の取り扱いに注意を要する物品を、生産工場からユーザーの設置先まで壊したりすることなく運搬することは、製造メーカーとしては大きな関心事の1つであり、トラック、鉄道貨車、船等の多くの輸送機関を使用して運搬されることを前提に包装設計がなされるのがごく一般的である。特に、運搬途中での積み替え、一時保管等が行われることを前提に、運搬中に物品を毀損しないよう設計することが重要視されている。
現在の物流環境においては、生産された製品、商品を工場から出荷する際には、大別して2通りの輸送経路が考えられる。1つ目は一度倉庫に保管されてからユーザーへ渡される場合、2つ目はメーカーから直接ユーザーへ届けられる場合である。いずれにしても、そのユーザーに渡されて設置されるまでの過程で受けるであろうさまざまな外的衝撃、輸送環境から物品を守り、物品の品質を落とすことなくユーザーの手元まで届けることが重要な課題である。すなわち製商品の物流過程においては、トラック等の輸送機関の運搬時に発生する振動や衝撃、各倉庫拠点、作業点で行われる積み替え、保管時の荷役作業等において発生する外的ハザード(移動によるイナーシャや傾き等)に対して、製商品の品質を保持し、かつ運搬性及び荷役作業性に対しては有効な機能を有する包装形態を提供することが望まれている。
特許文献4には、緩衝部材を廃棄処理が簡単でリサイクル性が高い物質で作成したラミネート紙で構成し、緩衝作用の機能をもたせ、緩衝部材を使用する包装体は、容器と物品の隙間に応じて容器の面側面に単体、あるいは連続したブロック状緩衝部材を装着するものが記載されている。
特開2002−002813号公報 特開2001−335024号公報 特開2003−261179号公報 特開平09−267866号公報
特許文献2には、複数の凹部を有する薄肉成形プラスチック材の前記凹部にプラスチックボトルの口部が差し込まれて薄肉成形プラスチック材と複数のプラスチックボトルが固定され被梱包部材と箱の間に配置されるように構成したものが記載されている。
特許文献3には、包装用緩衝材は、ダンボール箱と物品の間に配置されており、この包装用緩衝材は、紙製シート材と、紙製シート材の折り目の山側がある面のみに取り付けられた複数の紙パイプを備え、包装用緩衝材では、紙パイプは、折り目を介して配置された複数のパイプ取り付け領域に取り付けられているものが記載されている。
特許文献4には、緩衝部材を廃棄処理が簡単でリサイクル性が高い物質で作成したラミネート紙で構成し、緩衝作用の機能をもたせ、緩衝部材を使用する包装体は、容器と物品の隙間に応じて容器の面側面に単体、あるいは連続したブロック状緩衝部材を装着するものが記載されている。
特開2002−002813号公報 特開2001−335024号公報 特開2993−261179号公報 特開平09−267866号公報
本発明は、輸送中に起こり得る物品への衝撃を緩和させる緩衝体及び梱包装置、及び緩衝体として使用し得る箱状部材を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、箱体状で、内部に緩衝部材の収容部を備える箱状部材において、
緩衝部材を挿入可能な開口と、該開口の両側に位置する二つの面からなる一の面と、該一の面に対向して位置し、前記開口に対応する位置折り目を有する他の面とを有し前記緩衝部材の収容部が、前記一の面と前記他の面の間に位置し、かつ前記一の面の前記二つの面それぞれに対応して位置し、前記一の面の前記二つの面の一方の面の前記開口側に一以上の突出部を備え前記二つの面の他方の面の前記開口側に前記突出部と係合可能な一以上の係合孔を備え、前記一の面の前記二つの面が近づき合うように前記他の面の前記折り目を折り曲げたときに前記突出部を前記係合孔に係合させることで前記開口を閉塞可能としてなることを特徴とする箱状部材である。
請求項2の発明は、請求項1の箱状部材において、前記一の面の前記二つの面に隣合い且つ前記収容部の厚さ方向に対応して位置する二つの側面が、それぞれ、前記折り目から前記二つの側面の前記開口側の縁に向かって広がる傾斜面を有し、前記一の面の前記二つの面が近づき合うように前記他の面の前記折り目を折り曲げたとき、前記二つの傾斜面が互いに対向し、かつ前記二つの傾斜面同士の間に空間が形成されることを特徴とする箱状部材である。
請求項3の発明は、請求項2の箱状部材において、前記二つの側面には、外側に向けて該側面をく字状に屈曲させ得る折り目を設けたことを特徴とする箱状部材である。
請求項4の発明は、請求項1から3のいずれかの箱状部材において、前記一の面の前記二つの面が近づき合うように前記他の面の前記折り目を折り曲げたときに前記二つの側面がL字形状をなすことを特徴とする箱状部材である。
請求項5の発明は、請求項1から4のいずれかの箱状部材の前記収容部及び前記開口と対応する位置に、気体が密閉された多数の密閉容器からなる緩衝部材が収容されてなることを特徴とする緩衝体である。
請求項6の発明は、請求項5の緩衝体において、複数の該緩衝体を縦方向に配置したときに、最上位の緩衝体をなす前記箱状部材の頂部と、最上位の緩衝体をなす前記箱状部材の下位に位置する他の緩衝体をなす前記箱状部材の上面との間に空間が形成されることを特徴とする緩衝体である。
請求項7の発明は、物品を載置する載置台と、該載置台に載置される物品の周囲を囲う側板とを有し、請求項5またはの前記緩衝体を前記物品と前記側板との間に配置可能としてなることを特徴とする梱包装置である。
本発明によれば、輸送中に起こり得る物品への衝撃を緩和させることはもちろん、梱包、包装に対する時間を少なくできる。
本発明の実施対象となる梱包装置の一例の斜視図であり、(a)は載置台を持ち上げた状態を示し、(b)は物品を載置した状態を示す。 同じく梱包装置の前側部材のロック装置を示す詳細図であり、(a)は前側部材の全体斜視図、(b)はロック装置のロック状態を示す斜視図、(c)はアンロック装置のロック状態を示す斜視図、(d)は前側部材の下部拡大斜視図である。 本発明の実施対象となる梱包装置において前側部材を傾斜台にしたときの状態を示す正面図である。 同じく梱包装置におけるペットボトルの配置例を示す平面図である。 同じく梱包装置におけるペットボトルの他の配置例を示す平面図である。 本発明の実施対象となる梱包装置の底基台を示す側面図である。 同じく正面図である。 同じく平面図である。 同じく前側板を示す図であり、(a)は正面図、(b)は平面図である。 本発明の実施対象となる梱包装置の横側部材を示す図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は側面図である。 同じく後側板を示す図であり、(a)は背面図、(b)は平面図、(c)は断面図である。 同じく天板部材を示す側面図である。 本発明の実施対象となる梱包装置と緩衝体とを示す斜視図である。 図13に示した緩衝体を示す図であり、(a)は斜視図、(b)はペットボトルの配置図である。 他の緩衝体のペットボトルの配置図である。 他の緩衝体の例を示す図であり、(a)は斜視図、(b)はペットボトルの配置図である。 緩衝体をなす箱状部材を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は一部側面図、(c)は一部正面図である。 箱状部材の展開図である。 本発明の実施対象となる梱包装置の底基台の他の例を示す側面図である。 同じく天板部材を示す図であり、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図である。 同じく下部横側部材を示す図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は側面図である。 同じく正面図である。 同じく背面図である。 同じく平面図である。 同じく製品の固定状態を示す図であり、(a)は平面図、(b)は斜視図である。 同じく開梱状態を示す図であり、(a)〜(f)は開梱手順を示す斜視図である。 同じく回収状態を示す図であり、(a)〜(d)は回収手順を示す斜視図である。
以下本発明を実施するための最良の形態を、図に示す実施例を参照して説明する。
以下本発明の実施対象とし得る梱包装置の例について説明する。図1は梱包装置の斜視図であり、(a)は載置台を持ち上げた状態を示し、(b)は物品を載置した状態を示す、図2は同じく前側部材のロック装置を示す詳細図であり、(a)は前側部材の全体斜視図、(b)はロック装置のロック状態を示す斜視図、(c)はロック装置のアンロック状態を示す斜視図、(d)は前側部材の下部拡大斜視図、図3は同じく前側部材を傾斜台にしたときの状態を示す正面図、図4(a)、(b)、(c)は同じくペットボトルの配置例を示す平面図、図5(a)、(b)は同じくペットボトルの配置例を示す平面図である。
なお、以下に説明する例においては、被搭載体を複写機とし、緩衝部材をペットボトル(PETボトル、すなわちポリエチレンテレフタレート製のボトル)としているが、本発明の被搭載体については振動、衝撃等に対する緩衝を要するものであればどのようなものでもよい。緩衝部材もペットボトルに限らず、同一、類似の構造、作用をなすものであれば種々採用できる。もちろん本発明用の緩衝部材として専用に製作するものとしてもよい。
また緩衝部材として用いるペットボトルには、
(1)炭酸飲料(コーラ、サイダー等)用ボトル、
(2)高温充填飲料(果汁入り飲料、スポーツ飲料、お茶類、コーヒー飲料等)用ボトル、
(3)充填後殺菌を行う微炭酸飲料(微炭酸入りの果汁飲料や乳性飲料)用ボトル、
(4)アセプティック(無菌)充填用ボトル
のように、いくつかの種類があり、また外部形状あるいは断面形状についても丸型、角型(多くは四隅を丸めた形状のものか、四隅をカットするとともに隅部をすべて丸めて変形の八角形としたものである)、丸と角の混合型等があるが、本発明ではこれらのいずれについても採用できる。
なお、炭酸飲料用ボトルは、飲料から発生するガスで内圧が上がっても、それに耐えられるようにした耐圧ボトル等と称されるようにしたものである。また高温充填飲料用ボトルは、炭酸ガスを含まない飲料に使われているボトルで、口部が充填時の熱による変形に耐えられるようにした耐熱ボトル等と称されるものであり、充填後殺菌を行う微炭酸飲料用ボトルは、耐熱と耐圧の両方の性能を併せ持つ耐熱圧ボトルと称されるものであり、アセプティック充填用ボトルは、充填前に内容物とボトルを別々に殺菌し、無菌室内で充填後、殺菌したキャップで密封する方式(アセプティック充填)に用いられるもので、アセプティックボトル等と称されるもので、一般的には全体が透明なものである。
梱包装置100は、図1に示すように、製品10を梱包するものであり、製品10には4つのキャスタ11、12、13、14が取り付けられている。梱包装置100は底基台110と、前記底基台110の四隅に立設され、上記底基台110の脚部をもなす4本の支柱部材121、122、123、124と、前記底基台110に着脱自在に取り付けられ、前側壁部を形成する前側部材130と、前記底基台110に取り付けられ、後側壁部を形成する後側部材140と、前記底基台110に取り付けられ、右横壁部を形成する横側部材150と、左横壁を形成する横側部材160と、底基台110に並べて配置され、気体が密閉された多数の密閉容器であるペットボトル171からなる緩衝部材170と、緩衝部材170上に配置され物品が載置される載置台180とから構成されている。
また梱包装置100は、前側部材130と支柱部材121、支柱部材124との間には、前側部材130を支柱部材121、支柱部材124に固定するロック装置190が備えられている。
底基台110は鋼材からなり、底板材111と底基台110の四辺に設けられたフレーム材112、113、114、115とから構成されている。また、底基台110の四隅には角パイプで構成された支柱部材121、122、123、124が立設されている。支柱部材121、122、123、124の下部は底板材111より下に突出し、脚部をなす。これにより、底基台110の下側にフォークリフトのフォークを差し込む隙間を形成している。
また、この110には上述したペットボトル171を複数規則的に配置した緩衝部材170を備え、この緩衝部材170の上には平板状の載置台180を配置している。製品10はこの載置台180上に載置され梱包される。載置台は硬質のゴム製のものが、剛性と適度の弾力性を備えることから好ましい。
本例では、底基台110の底板材111には118前記緩衝部材170は図4(a)に示すように仕切材118が配置され、ペットボトル171は、仕切られた底板材111状に所定のパターンで一面に配置される。なお、必要に応じて図4(b)に示すように仕切材119を複数所定のパターンに配置して、ペットボトル171を適宜のパターンで離間して配置したり、図4(c)に示すようにペットボトル171を上記製品10のキャスタ11、12、13、14位置に一致させるようにしてもよい。この際上記例ではペットボトル171の容器部171a、及びキャップ部171bの配置方向を同一にしている。
図5(a)にペットボトル171を同一方向に配置した他の例を示している。図5(b)にはペットボトル171の容器部171a、及びキャップ部(171b)の配置方向を交互にしたものを示した。ペットボトル171の配置方向を交互にしたものにあっては、緩衝部材170の弾力性の均一化を図ることができる。
支柱部材121と支柱部材122との間には右側の横側部材150を形成する横桟153とこの横桟153とフレーム材113を連結する2本の縦桟151、152が設けられている。
また、支柱部材122と支柱部材123との間には後側部材140を形成する横桟143とこの横桟143とフレーム材114を連結する2本の縦桟141、142が設けられている。
同様に支柱部材123と支柱部材124との間には左側の横側部材160を形成する横桟163とこの横桟163とフレーム材115を連結する2本の縦桟161、162が設けられている。
前側部材130は、板状部材131と緩衝部材132とで構成されており、図2(a)、(d)及び図3に示すように、回動軸133を備え、回動して前記底基台に一端を乗せ物品の積み卸しに使用する傾斜台とて使用することができる。なお、図3中符号191は、載置台180と前側部材130の間の隙間上に配置されるハンドル部材を示している。
また、前記前側部材130と柱部材121、124とには、図2(a)、(b)、(c)に示すように、前側部材130を前記柱部材121、124に固定するロック装置190を備える。本例ではロック装置190は、図2(b)、(c)に示すように、ハンドル部材190aを支持具192、193で摺動且つ回動可能に支持して、柱部材121に設けたロックプレート194の孔部に出し入れするものとできる。なお図中195はハンドル固定部材、196はハンドル部材押し出し用スプリング、197はハンドルの把持部を示している。
このようなロック装置190により、前側部材130を柱部材121、124に対してロック状態(図2(b))、アンロック状態(同図(c))とすることができる。
以上のように本例に係る梱包装置によれば、緩衝部材で輸送中に起こり得る物品への衝撃を緩和させることはもちろん、梱包装置を何回でも使用することができ、包装に対する設備投資、コスト、時間を少なくでき、部品管理等も容易化することを可能にすることができる。
また、ペットボトルやこれと類似の形状を有するものを利用して載置台を構成できるので、ペットボトル等を廃棄物としないで再利用を図ることができる。
図6は本発明の実施対象となる梱包装置で採用し得る底基台の一例を示す側面図、図7は同じく正面図、図8は同じく平面図、図9は同じく前側部材を示す図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、図10は同じく横側部材を示す図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は側面図、図11は同じく後側部材を示す図であり、(a)は背面図、(b)は平面図、(c)は断面図、図12は同じく天板部材を示す側面図である。
この梱包装置200は、鋼材で構成され、底基台210、下部横側部材230、上部横側部材240、前側部材250、後側部材270、及び天板部材280で構成したものである。また本例では底基台210に対して、左右の上部横側部材240、前側部材250、後側部材270、及び天板部材280を組み立て、分解可能に構成している。なお、本例では、載置台及び緩衝部材の構成は上述した図1等に示した例のものと同一であるのでその詳細な説明は省略する。
底基台210は図6、図7、図8に示すように、方形の板材211の4辺にフレーム部材212、213、214、215を配置すると共に、板材211の下面に補強部材217、218を井桁上に配置したものである。また、本例では、底基台210はその下部に脚部261、262、263を配置し、フォークリフトのフォーク差込部を形成している。なお、図中符号236は補強用のコーナープレートを示す。
本例において、柱部材は底基台210に配置された下部柱部材231、232、233、234と、これらの上側に取り外し可能に設けられる上部横側部材240を構成する2組、計4本の上部柱部材241、242(右側の横側部材を構成する2本の上部柱部材は図面に現れていないので符号は省略する)とから構成される。
また、左右の下部横側部材は、右側の下部横側部材230について説明すれば、底基台210の下部柱部材231、232間に設けられた下部横側部材230と、取り外し可能な上部横側部材240とから構成される。なお、左側横側部材も同様に構成される。
底基台210の四隅には角パイプ製の下部柱部材131、232、233、234を立設している。上述したように、この下部柱部材131、232、233、234は梱包装置200の四隅に配置される柱部材の下部をなす。
前記下部横側部材230は上記下部柱部材231、232の上端間に設けられた横梁233と、横梁233とフレーム部材213の間に設けられた5本の線状部材234とで構成される。なお図6中215は後側部材270を取り付ける取付パイプ、219は製品10固定用のベルトを固定するベルト固定部、235は上部横側部材240の案内プレートを示している。なお、案内プレート235は、この底基台210を重ねるときの案内の役割をなす。
前側部材250は図9に示すように、方形の板材251の4辺に補強部材255、256を配置し、さらに横方向に2本の補強桟257、258を配置して構成される。前側部材250の下部には、前側部材250を回転させて傾斜台として使用するとき、回転の軸となる軸部材259が設けられる。また、前側部材250の上部には、前側部材250を固定するロック装置290を備える。本例ではロック装置290は、第1の実施例と同様の構造であり、ハンドル部材291、支持具292、293、ハンドル固定部材295、
ハンドル部材押し出し用スプリング296、ハンドルの把持部297を備える。
上部横側部材240は、図10に示すように、上部柱部材241、242間に上段、中段、下段に横桟243、244、245を設け、5本の線状部材246を縦方向に配置して構成される。本例では前記上部柱部材241、242の下部は、前記下部柱部材231、232ないに挿入され固定され、下部横側部材230と共に横側部材を構成する。なお、図10中符号247は後側部材270を取り付けるための取付ガイド、248は天板部材280を取り付けるための取付ガイドを示している。
なお、図12(b)に示すように、右側の上部横側部材500には、前記取付ガイド248に換え、天板部材を載置するフランジ状の係止段部501を設けるものとしている。
後側部材270は、図11(a)、(b)に示すように、丸棒を略正方形の環状に形成した枠体271に横桟272を設け、枠体271間の上下方向に5本の線状部材273を配置して構成される。なお、符号274は、前記上部横側部材240の取付ガイド247に挿入されるフック部を示している。
また、天板部材280は、図12に示すように、4辺をなす枠体281、282、283、284と、相対する枠体間に設けられ格子状に配置される線状部材285、286からなる。なお本例では枠体284には、上部横側部材240の取付ガイド248に挿入され係合部材287を備えている。本例では、天板部材280は係合部材287を備える側で係合部材287を上部横側部材240の取付ガイド248に係合させ、反対側においては、図12(b)に示すように、上部横側部材500に設けられた係止段部501に載置される。
本例に係る梱包装置によれば、図1等で先に説明した梱包装置がなす作用効果に加えて、製品10の梱包を解いた状態で、前記底基台210から取り外した前側部材250、後側部材270、上部横側部材240、天板部材280は前記設置台180上に載置できコンパクトな形態とすることができる。
次に梱包装置に本発明に係る緩衝体の一実施例を使用して製品を梱包する例について説明する。図13は本発明に係る実施例に係る緩衝体を使用した梱包の例を示す斜視図、図14は緩衝体の構成を示す図、図15は他の緩衝体の構成を示す図、図16は他の例に係る緩衝体の構成を示す図である。なお、本例に係る梱包装置としては、上記第1の実施例、第2の実施例に示した梱包装置100、200を使用することができる。
本例では梱包体として、図13及び図14に示すように、梱包装置の2つの横側部材と製品との間に配置される緩衝体300を使用する。緩衝体300は、中空の箱状部材310内に気体が密閉された多数の密閉容器である多数のペットボトル330を配置した緩衝部材を配置したものである。
本発明の一実施例に係る箱状部材310は、1枚の合成樹脂製板材、例えばプラスチック製ダンボール材を切り欠き折り曲げ加工して形成したものであり、図14(a)に示すように、梱包装置100の2つの内面部が隣接する隅部に接触する2面の隅部接触部311と、物品の角部に接触する2面の角部接触部312とを備え、平面形状略L字状に形成されてなる。
この箱状部材310は、図17(a)に示すように、折り曲げ加工前に中央部に折り曲げ用の開口部341を備えた箱型形状部材を折り曲げ、平面形状略L字状に形成するものである。本例では、この開口部341からペットボトル330を挿入できるように構成されている。即ち、本例では、箱状部材310を中央部から分けた一方α側に2列、他方β側に2列、それらの間に1列挿入可能とし、1列は3本のペットボトル330で構成した。そして、面α、に形成された突出部h、i、jを面βのスリットl、m、nに挿入して係合させつつ両側部を折り組み立てることで略L字状に構成する。なお、折りたたむ際、中央の1列のペットボトルが回転し、それ以外の両サイドの2列のペットボトルはそれに応じて整列され、ばらばらに移動することがないので作業性が悪くなることはない。
ここで、図17(a)に示す箱状部材310の各面に示す矢印は、各面におけるプラスチック製ダンボール材の目の方向を示しており、図13及び図14に示した配置状態でプラスチック製ダンボール材の目の方向が縦方向になるようにしている。さらに、図17(b)、に示すように箱状部材310の組み立て後には、L字の角部を構成する板の間に空間345が空くように形成されている。また、箱状部材310のa面及びb面には折り目343が形成されているので、強く押された場合には、a面及びb面は同図(c)のように略く字状に屈曲する。さらに、箱状部材310を縦方向に配置したとき、最上位のペットボトルの頂部と箱状部材310の上面との間には空間が形成されているので、α、βへ強い力がかかりペットボトルがつぶれて全体的に上に移動しても上記空間内に収まるように設けられているので箱状部材310が損傷することを防ぐことができる。または、上下方向のペットボトルの間に力がかかった場合に上のペットボトルが飛び跳ねたときに上記空間内で飛び跳ねを吸収するとともに、製品はこのプラスチック製ダンボール間で力を吸収するので、通常の場合に比べ高緩衝となる。これらの構成により、緩衝体の強度を保ちつつ緩衝性能を高めることが可能となる。
上述したように箱状部材310は、プラスチック製ダンボールで形成されており、図18に示すように切り抜かれた1枚の板材350を以下の(イ)〜(ハ)の手順で折りたたむことにより構成される。
(イ)XYを軸として図右から左側に向かって折りたたむ。
(ロ)両端の糊しろ(斜線部)を接着する。
(ハ)図中上下のcとcの間にdを挿入し噛み合わせる。
(ニ)b側の突出部h、i、jをa側のスリットl、m、nに挿入(h→l、i→m、j→n)する。
以上により略L字型の緩衝体1が完成する。
次に、梱包装置へは、図中a面、b面を上にしてα面、β面を物品の角に当てるように配置する。このとき、図18(b)(c)に示すように、a面、b面が屈曲できるように構成されているので、運搬時の水平方向に対する振動に対し、製品が箱状部材310のα面、β面を物品の角が押圧することにより、緩衝体1のa面、b面が屈曲し、緩衝体300内部に配置されているペットボトル330で製品10の振動を受けることにより確実に振動を吸収する。
本例では、中身のペットボトル330の交換を容易にするため、突出部h、i、jをスリットl、m、nに単に挿入しているだけで接着していない。このため、製品10の角が緩衝体のα面、β面を押圧すると、突出部h、i、jがスリットl、m、nから抜け出ようとする力が加わる。特に箱状部材310を縦に配置したときには、水平方向の振動に対する製品の頭ぶれにより箱状部材の上部に強く押圧されることから上部に位置する突出部hが抜け出る可能性がある。本例では、これを防止するために以下(A)〜(D)のように構成している。
(A)突出部hを突出部i、jに比べスリット挿入方向に向かって長さを有する形状とする。
(B)スリットlの内周に引っ掛かる突出部hの係合部分345を湾曲形状とし、突出部hの左側端部は、スリットlの左側ガイド孔より左側に位置するようにする。
(C)スリットl、mの高さをl>mになるようにする。
(D)スリットl、m、nの右側ガイド孔を突出部h、i、jの右側端部よりさらに右まで延びるようにする。
これにより、図18において突出部h、i、jを右側にずらしながらスリットl、m、nに挿入し、手を離すと、同図左側へ戻ろうとするようになる。すると突出部hの左側端部の係合部分342がスリットlの左側端部のガイドより内側に入り込むようにして、図中左右方向に重なるようにして係合する。よって、hの面を上にして緩衝体300を配置しても、係合部分342がスリットlにかみ合うことにより、抜け出ることを防止できる。
また、本例では、ペットボトル330は、図14(b)に示すように縦長に同方向、あるいは、図15に示すようにペットボトルのボトル部330a同士、キャップ部330b同士が接するように交互に逆方向に配置に配置される。なお、ペットボトル330はこの例のように縦長方向に並べる他、横向きに配置することができる。このときペットボトルの縦方向とプラスチック製ダンボール材の目の方向とを平行にすることで、目を構成する中空部分とペットボトルの中空部分との両方で製品を緩衝するので、さらに製品の衝撃を緩衝することができる。
以上の説明では、箱状部材を縦方向に置いた場合、ペットボトルの口が下向きになっているが、この形態に限定されるものではない。
例えば、ペットボトルの口が上向きになるように配置すれば、下に配置されるペットボトルの口が上に配置されるペットボトルの下面(上方に湾曲)で受けるようになるので、製品の衝撃を受けたときのペットボトルの位置が安定する効果が得られる。また、突出部hが上方になるような構成となっているがこの形態に限定されるものではなく、製品の衝撃が最も強く加わりやすい位置に予め設けておけば同様の効果が得られる。例えば箱状部材310の中断に力が最も加わるのであればmの高さを最も高くすればよい(下段ならばjを高くする)。以上、本発明での梱包装置において、水平方向の振動に対して、物品下部のキャスタと箱状部材とベルト640との組み合わせにより製品が振動の影響を受けづらい構成が形成されている(いわゆる免振構造が形成される)。
本例に係る緩衝部材を使用するには、図13に示すように製品10の角部と梱包装置の隅部に挟むように配置し、物品を梱包用ベルトで押さえつけるようにする。
なお、上記例では、緩衝部材は平面略L字状のものとして説明したが、図16に示すように、緩衝体400を薄型立方体の箱状部材410内にペットボトル430を配置して構成し、梱包装置の一面との間に配置するようにしてもよい。この場合においてもペットボトル430の配置パターンをさまざまにすることができる。
次に梱包装置における緩衝体の使用例について説明する。図19は、梱包装置の基底板の側面図、図20は同じく天板を示す図であり、(a)は平面図、(b)は図中左側方から見た側面図、(c)は図中下側から見た側面図、図21は同じく下部横側部材の側面図、図22は、同じく天板を装着したときの装置正面図、図23は同じく天板を装着したときの装置後面図、図24は同じく天板を装着したときの装置上面を示す図である。
この梱包装置600は、天板部材610をスライドさせて取り付け、取り外し可能にするための構成を除き、先に説明した梱包装置200と概略の構成と同一であるので同一部分には同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。
梱包装置600の天板部材610は、図12に示した天板部材280と同様に枠体284には係合部材287を備え、上部横側部材240の取付ガイド248に対して上方から位置を併せて載置することで係合させている。この場合、天板部材280を鋼材で構成するようにしているので、重量のある天板部材610を水平状態に上方に持ち上げて、取付ガイド248に係合部材287を位置決めさせるのは1人の作業者では容易ではない。そこで、本実施例では、1人の作業者でも容易に天板を装置本体に対して位置決め可能とする。
天板部材610は、図20に示すように、その枠体283には、上部横側部材240の上部柱部材241に設けられた摺動ガイド622(図21参照)上を摺動するガイド612が設けられている。また、枠体284の両端には、摺動ガイド622の所定位置に設けられた孔部623に係合する係止凸部611が設けられている。さらに、摺動ガイド622には図21(b)に示すように、その両端には孔部623が設けられており、天板ガイドの枠体284を装置手前側にして図中左から右方向に摺動させて摺動ガイド622の孔部623に装着することができ、また、枠体284を装置奥側にして図中左側から右方向に摺動させて摺動ガイド622の孔部623に装着する構成をとることができる。
このような構成により、作業者は、ガイド612または係止凸部611の一側を装置正面側の摺動ガイド622のガイド面に載置し、その後天板部材を摺動ガイド622に沿って装置奥側にスライドさせて摺動ガイド622の孔部623に係合する位置まで案内し、その後、孔部623に係合させて天板を固定することができる。
なお、摺動ガイド622の高さ方向の位置は、図22に示すように装置正面側では前側部材250の上面より高い位置に配置され、装置後面側では図23に示すように、後側部材270の上面と天板の下面とが同じ位置になるように設けられている。また、本例では図22及び図23に示すように、補強用コーナープレート236には、ベルト係合孔650が開設されている。
また、枠体284及び283の上部には、図20(c)に示すように、突起613が設けられており、例えば、図24に示すように天板が装着された状態で、天板面に載置した物品(例えば載置台180に載置する物品の付属部品を梱包した箱等)が装置本体から脱落することを防止するようにしている。
さらに、図19に示すように、下部横側部材230の装置後側、及び上部横側部材240の装置後側には、載置台180に載置された物品の位置ずれを防止するために這いまわすベルト640を固定するための係合部材219が設けられている。
この梱包装置600で製品10を梱包する場合には、載置台180に袋(再利用可能または再生可能な材質)で覆われた製品10を載置し、図25(a)に示すように、正面から見て左奥、右奥、左手前側に上記実施例3で説明した緩衝体300を配置する。そして、残りの角には、ポリプロピレン等の材質で構成される板状の第2の緩衝体630を配置し、同図(b)に示すように2本のベルト640で固定する。ベルトの一端は、前記係止部材219に引っ掛けられ、他端は取り付け図25(b)に示すように、正面側の枠に引っ掛けられる。このように第2の緩衝体630を設けるのは、この角にはベルト640の力が直接かかり、前記箱状部材310では損傷が激しくなることからである。
このように、製品10は、載置台180に載置されたあと、4辺のうちの2辺で位置決めされるとともに、当該2辺に押し当てるようにしてベルト640で固定されることで位置決めされるようになる。
次に開梱手順を図26に基づいて説明する。まず、天板部材610の上に載置されている箱700を梱包装置手前から下ろす(図26(a))。次に、天板部材610の係止凸部611を摺動ガイド622の孔部623から外し、梱包装置手前側に引き出して取り外す(図26(b)。そして、前側部材250のロック装置290のロックを解除し、前側部材250を前側に倒す(図26(c)。さらに、ベルト640、装置手前側の緩衝体300、第2の緩衝体630を取外し、物品を前側部材250のスロープを使って装置手前側へ降ろすことで開梱が終了する。
次に、開梱が終了したら、納品先から古複写機を回収する場合は、上記手順にさかのぼって梱包し回収できる。ここでは、納品先に回収品がない場合を想定して、梱包装置600のみを回収する場合を説明する。図27に示すように、まず、後側部材270、上部横側部材240を上方に引き抜く(図27(a))。次に、前側部材250を載置台180側に折たたみ、その上に、後側部材270、上部横側部材240、天板部材610を重ねる。そして、重ねられた部材のさらに上に、背中合わせにした2つの緩衝体300と、1つの緩衝体300とを間を空けて配置し、その間に、天板の上に載置されていた箱700を配置する。この箱には、第2の緩衝体630を入れたり、物品を保護する袋をたたんで入れたりすることが可能である。最後に、物品を位置決めしていたベルト640を前記ベルト係合孔650に係止させることで固定する。このようにすることで、それぞれの梱包装置を構成する複数の部材を、コンパクトにかつ落下させることなく確実に回収することができる。
本例では、前側部材250、上部横側部材240、天板部材280、後側部材270は載置台180の面内に収まるような大きさで構成されており、これらを重ねたうえで、さらに緩衝体と箱を積み重ねたときの最上位置が横梁233の位置と同じか下方になるように各部材が構成されている。また、背中合わせにした2つの緩衝体300と、他の1つの緩衝体300とを間を空けて配置し、その間に、天板部材280の上に載置されていた箱700を配置したとき、緩衝体300の端部間の長さが載置台180の幅より小さく、または、前側部材130、上部横側部材240、天板部材280、後側部材270の幅より小さく構成されているので、ベルト640による係止によってそれぞれの部材が梱包装置から落下することなく確実に回収することができる。
この構成により余分な空間がなく、さらに天板部材610に載置する付属品等を運ぶ箱700までも梱包装置内に載置できるので回収効率をあげることができる。なお、回収する際、上記折りたたまれた梱包装置の横梁233の案内プレート235に脚部261、263を載置することで上方向に積み重ねて回収することにより、梱包装置の省スペース化が実現できる。
さらに、物品を降ろすまでの開梱作業は、梱包装置手前側からすべて行えるので、作業者はあらゆる方向にまわって作業する必要がなく、作業性が向上する。また、図示しないが、前側部材の外側(梱包装置正面)に開梱手順が見えるようにしておけば、梱包装置正面から作業する作業者にとって作業性が向上する。加えて、回収方法の手順は、例えば図27(d)において最上位に配置される箱700に添付してあれば、ベルトで箱700が縛られるまで手順が隠蔽される恐れがなく作業性が向上する。
10:製品
11、12、13、14:キャスタ
100:梱包装置
110:底基台
111:底板材
112、113、114、115:フレーム材
118:仕切材
119:仕切材
121、122、123、124:支柱部材
130:前側部材
131:板状部材
132:緩衝部材
133:回動軸
140:後側部材
141、142:縦桟
143:横桟
150:横側部材
151、152:縦桟
153:横桟
160:横側部材
161、162:縦桟
163:横桟
170:緩衝部材
171:ペットボトル
171b:容器部
171a:キャップ部
180:載置台
190:ロック装置
190a:ハンドル部材
191:覆部材
192、193:支持具
194:ロックプレート
200:梱包装置
210:底基台
211:板材
212、213、214、215:フレーム部材
213:フレーム部材
217、218:補強部材
230:下部横側部材
231、232、233、234:下部柱部材
233:横梁
234:線状部材
235:案内プレート
240:上部横側部材
241、242:上部支柱部材
243、244、245:横桟
246:線状部材
247:取付ガイド
248:取付ガイド
249:係止段部
250:前側部材
251:板材
255、256:補強部材
257、258:補強桟
259:軸部材
261、262、263:脚部
270:後側部材
271:枠体
272:横桟
273:線状部材
280:天板部材
281、282、283、284:枠体
284:枠体
285、286:線状部材
287:係合部材
290:ロック装置
291:ハンドル部材
292、293:支持具
295:ハンドル固定部材
296:ハンドル部材押し出し用スプリング
297:把持部
300:緩衝体
310:箱状部材
311:隅部接触部
312:角部接触部
330:ペットボトル
330a:ボトル部
330b:キャップ部
341:開口部
342:係合部分
343:折り目
345:空間
350:板材
400:緩衝体
410:箱状部材
430:ペットボトル
500:上部横側部材
501:係止段部
600:梱包装置
610:天板部材
611:係止凸部
612:ガイド
613:突起
622:摺動ガイド
623:孔部
630:第2の緩衝体
640:ベルト
650:ベルト係合孔
700:箱
α、β:面
h、i、j:突出部
l、m、n:スリット

Claims (7)

  1. 箱体状で、内部に緩衝部材の収容部を備える箱状部材において、
    緩衝部材を挿入可能な開口と、
    該開口の両側に位置する二つの面からなる一の面と、
    該一の面に対向して位置し、前記開口に対応する位置折り目を有する他の面とを有し
    前記緩衝部材の収容部が、前記一の面と前記他の面の間に位置し、かつ前記一の面の前記二つの面それぞれに対応して位置し、
    前記一の面の前記二つの面の一方の面の前記開口側に一以上の突出部を備え前記二つの面の他方の面の前記開口側に前記突出部と係合可能な一以上の係合孔を備え、
    前記一の面の前記二つの面が近づき合うように前記他の面の前記折り目を折り曲げたときに前記突出部を前記係合孔に係合させることで前記開口を閉塞可能としてなる
    ことを特徴とする箱状部材。
  2. 請求項1の箱状部材において、
    前記一の面の前記二つの面に隣合い且つ前記収容部の厚さ方向に対応して位置する二つの側面が、それぞれ、前記折り目から前記二つの側面の前記開口側の縁に向かって広がる傾斜面を有し、
    前記一の面の前記二つの面が近づき合うように前記他の面の前記折り目を折り曲げたとき、前記二つの傾斜面が互いに対向し、かつ前記二つの傾斜面同士の間に空間が形成されることを特徴とする箱状部材。
  3. 請求項2の箱状部材において、
    前記二つの側面には、外側に向けて該側面をく字状に屈曲させ得る折り目を設けたことを特徴とする箱状部材。
  4. 請求項1から3のいずれかの箱状部材において、
    前記一の面の前記二つの面が近づき合うように前記他の面の前記折り目を折り曲げたときに前記二つの側面がL字形状をなすことを特徴とする箱状部材。
  5. 請求項1から4のいずれかの箱状部材の前記収容部及び前記開口と対応する位置に、気体が密閉された多数の密閉容器からなる緩衝部材が収容されてなることを特徴とする緩衝体。
  6. 請求項5の緩衝体において、
    複数の該緩衝体を縦方向に配置したときに、最上位の緩衝体をなす前記箱状部材の頂部と、最上位の緩衝体をなす前記箱状部材の下位に位置する他の緩衝体をなす前記箱状部材の上面との間に空間が形成されることを特徴とする緩衝体。
  7. 物品を載置する載置台と、該載置台に載置される物品の周囲を囲う側板とを有し、
    請求項5またはの前記緩衝体を前記物品と前記側板との間に配置可能としてなる、
    ことを特徴とする梱包装置。
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