JP2008524081A - しっかりと取り付けられられたダイカットインサートを備えたファイバーボードカートン - Google Patents

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Abstract

コンテナーを貯蔵するためのパッケージ配置であって、受容キャビティおよびダイカットインサートを有するカートンを含むパッケージ配置。ダイカットインサートはカートンの受容キャビティ内に分離可能に配置される。ダイカットインサートは少なくとも1つの上部パネルキャビティーを有する上部パネルおよび前述の上部パネルの前述の上部パネルキャビティーと同軸で並べられた少なくとも1つの下部パネルキャビティーを有する下部パネルを有し、ダイカットインサートは、コンテナーが上部パネルキャビティーと下部パネルキャビティーを通ってダイカットインサート内にスライド可能に挿入された時に、コンテナーの上部が上部パネルで取り囲まれて支持され、コンテナーの下部が下部パネルで取り囲まれて支持される位置で、カートン内にコンテナーを実質的に保持するように適合される。

Description

本発明の背景
発明の技術分野
本発明はパッケージングに関する。より詳細には、ダイカットインサートがファイバーボードカートン内にしっかりと挿入され、実質的にしっかりとカートンの内にコンテナーを支持するパッケージアレンジメントに関する。
関連技術の記述
カートンは、鉱工業製品の輸送に広く使用されている。公知の慣習として、特定の種類の品物は、特別に設計されたホルダー内に最初に包装される。その内部に品物を有するホルダーは、最終的に輸送のためにカートンに詰められる。特別に設計したホルダーを利用する第一の理由は、輸送の間にカートンの内部の品物の望まれない移動を回避して、それにより、受領者側への到着に際して品物の望まれない破損を最小限にすることである。
この背景の下では、ガラスのブドウ酒瓶のような実質的に円筒状で脆弱な容器内に含まれている品物を輸送するための緊急の問題が存在する。なぜなら、カートン内部の円筒形容器の動きを拘束することは難しいからである。
それを達成する1つの方法は、ファイバーボードカートンをすべて放棄し、円筒形容器を受容するために複数の貯蔵コンパートメントを有しているスチロフォームラックを利用することである。スチロフォームラックは一般にコンテナーの望まれない破損を減じる際に満足な性能を達成するが、それらは必然的にロジスティックスコストおよび品物の最終の売値を増加させる。
さらに、プラスチックラックの使用は環境にやさしくない。なぜなら、ファイバーボードカートンを作るために使用される紙は通常再利用することができるのに対し、使用されたスチロフォームの処理がより困難だからである。本発明の主な目的は、コンテナーのためのパッケージ配置を提供することであり、このパッケージ配置はコンテナーに向けられる望まれない衝撃に耐えることができ、輸送の間のカートン内のコンテナーの望まれない移動に耐える。
発明の要約
本発明の別の目的は、ダイカットインサートがカートンの中に分離可能に配置され、カートン内のコンテナーを実質的にしっかりと支持し、コンテナーの望まれない損傷を防ぐパッケージ配置を提供することである。
本発明の別の目的は、所定の方法でファイバーボード片を折ることにより作ることができ、製造コストを最小限とし、かつダイカットインサートの製造手順を最小とする、ダイカットインサートを含むパッケージ配置を提供することである。言いかえれば、ファイバーボードは集積スペースを最小限にするために、および輸送のために積み重ねることができ、コンテナーを包装する時にファイバーボードを折ってダイカットインサートを形成することができる。
従って、上記の目的を達成するために、本発明は以下のものを含む、コンテナーを格納するためのパッケージ配置を提供する:
受容キャビティーを有するカートン;および
カートンの受容キャビティ中に分離可能に配置されたダイカットインサート:
ここでダイカットインサートは、
少なくとも第一のスルーリテンションキャビティーを有する上部パネル;および
上部パネルの上部パネルキャビティーと同軸で一線に並べられた少なくとも1つの下部パネルキャビティーを有する下部パネルを含み、
該上部パネルキャビティーおよび下部パネルキャビティーを通ってダイカットインサート内へスライド可能にコンテナーが挿入される場合に、コンテナーの上部が上部パネルにより取り囲まれて支持され、コンテナーの下部が下部パネルにより取り囲まれて支持される場所に、カートン内のコンテナーを実質的に保持するようにダイカットインサートが適合される。
ダイカットインサートは、コンテナーへの望まれない衝撃によってコンテナー損傷を受けるのを防ぐために、コンテナーへの望まれない衝撃を吸収するように適合される。
これらおよび他の目的、特徴および本発明の利点は、以下の詳細な説明、添附図面およびクレームから明白になるだろう。
図面の簡単な説明
図1は、本発明の好ましい実施態様によるパッケージ配置の透視図である。
図2は本発明の上記の好ましい実施態様によってコンテナーを支持するダイカットインサートの透視図である。
図3は本発明の上記の好ましい実施態様によるダイカットインサートの模式図である。ダイカットファイバーボードからダイカットインサートが折られる。
図4は本発明の上記の好ましい実施態様のダイカットインサートの透視図である。
図5は、本発明の上記の好ましい実施態様によるパッケージ配置の模式図である。カートン内に対する上部クッションおよび下部クッションの位置を示す。
図6は、本発明の上記の好ましい実施態様によるパッケージ配置の側断面図である。
図7Aおよび7Bは、本発明の上記の好ましい実施態様によるダイカットインサートの模式図である。ダイカットインサートが1つの上部パネルキャビティおよび1つの下部パネルキャビティを有する場合、およびダイカットインサートがそれぞれ2つの上部パネルキャビティおよび下部パネルキャビティを有する場合を示している。
図8Aおよび8Bは、本発明の上記の好ましい実施態様によるダイカットインサートの模式図である。ダイカットインサートが1つの上部パネルキャビティおよび1つの下部パネルキャビティを有する場合、およびダイカットインサートがそれぞれ2つの上部パネルキャビティおよび下部パネルキャビティを有する場合を示している。
図9は、本発明の上記の好ましい実施態様による異なるリブ部分を示す。
図10は、本発明の上記の好ましい実施態様による、上部のクッションおよびより下部のクッションの模式図である。
図11は、本発明の上記の好ましい実施態様による、上部のクッションおよびより下部のクッションの模式図であり、上部のクッションおよびより低いクッションの2つの保持穴内にコンテナーが保持されることを例証する。
好ましい実施態様の詳細な説明
図1を参照する。
本発明の好ましい実施態様によってコンテナー70を格納するためのパッケージ配置が例証される。ここでパッケージ配置は、囲み保護する手段、上部の衝撃を吸収する手段、保護しガイドする手段、底部の衝撃を吸収するための手段および液体を保持するための手段を含む。囲み保護するための手段は、非常に精密に保護しガイドするための手段を固定する堅いエンクロージャである。従って、囲み保護するための手段は、受容キャビティー11を有するカートン10を含む。カートン10は、ともに刻み目を付けられ、はめ込まれ、固着された堅い単一または複層のファイバーボードの平板から好ましくは作られる。
このカートンは通常上部を包装するための4つの手段、底部を包装するための4つの手段、並びに内部に保持されるボトルまたはカンへの底部への衝撃を吸収するための手段、上部への衝撃を吸収するための手段を有する保護しガイドするための手段を水平および垂直に囲むボードカートン壁を保護し囲む4つの手段を有する。
保護およびガイドのための手段は、鋼製のルールダイによってダイカットされた単一層、複合層または波状のプラスチックボードのような堅い物質で好ましくは作られている。それは折り線で傷を付けられ、同軸のキャビティがパンチされ、折られ、上部および底部を保護し、ガイドし、水平方向に離れたフレームを作る4面の縦の壁を形成する。垂直の4つの壁が、しっかりと保護し、囲むための手段である内側の壁を保持し、それらの間の動きが防止される。
本発明の好ましい実施態様によれば、保護およびガイドのための手段は、上部を保護し、ガイドし、フレーミングする手段;
底部を保護し、ガイドし、フレーミングする手段;
上向きの自立、支持、フレーミングする手段;
下向きの自立、支持、フレーミングする手段;
調節し持ち上げるための手段;
上部の配置、スペーシング、およびガイドするための手段;
底部の配置、スペーシング、およびガイドするための手段;
内側の右側の強化のための手段;
内側の左側の強化のための手段;
内側の右側を、強化、保持、固定するための手段;
内側の左側を、強化、保持、固定するための手段;
外側の左側の強化、形成するための手段;
外側の右側の強化、形成するための手段;
挿入のための手段;
固定のための手段;
折り込み、強化のための手段;
前面を保持強化するための手段;
後面を保持強化するための手段;
水平に支持するための手段;
下向きに支持するための手段;
クッションおよび保持のための手段;
上部の側衝撃の平衡を保つための手段;および
上部または底部の衝撃を吸収するための手段。
具体的には、保護およびガイドのための手段はダイカットインサート20を含み、該ダイカットインサートは少なくとも1つの上部パネルキャビティ211を有する上部パネル21,少なくとも1つの下部パネルキャビティ221を有する下部パネル22を含み、下部パネルキャビティは上部パネル21の第一のスルーリテンションキャビティ211と同軸に並べられる。そこでは、ダイカットインサート20は、コンテナー70がダイカットインサート20内へスライド可能に、上部パネルキャビティ211と下部パネルキャビティ221を通って挿入された時に、コンテナー70の上部が上部パネル21により取り囲まれて支持され、コンテナー70の下部が下部パネル22により取り囲まれて支持される位置にカートン10内のコンテナー70を実質的に保持するように適合され、ダイカットインサート20がコンテナー70への望ましくない衝撃を吸収し、コンテナー70の望ましくない衝撃による損傷からコンテナー70を保護する。
図1−3を参照する。上部パネル21はコンテナーの上部を保護する。下部パネル22はコンテナーのより低い部分を保護する。上部パネル21および下部パネル22の両方は、単一のキャビティーまたは複数のキャビティー(すなわち上部パネルキャビティー211および下部パネルキャビティー221)でダイカットされる。それらは所定の距離を隔てて互いに共軸であり、両者間の距離の中心は好ましくはコンテナー70の重心であるべきである。
好ましい実施態様では、ダイカットインサート20は、上部パネル21、下部パネル22、前面パネル23、後面パネル24、右のパネル29および左のパネル291を画定する箱のボディーであり、カートン10の受容キャビティー11の横断面にぴったりと対応する横断面を有し、ダイカットインサート20が、分離可能に受容キャビティー11内に配置されるように適応される。
図7A、図7B、図8Aおよび図8Bを参照する。ダイカットインサート20は所定の形に切られた1片のファイバーボードによって形成される。ファイバーボードは折られ、箱形の形状のダイカットインサートを形成し、上部および下部パネル21、22、前面パネル23、後面パネル24、および2枚のサイドパネル29、291を有し、左および右の上方のフラップ212、213が一体となって上部パネル21から伸び、前面および後面の下方向へのフラップ222、223が下部パネルから一体となって伸び、ダイカットインサート20の構造を強化する。
その結果、上部パネルキャビティー211と下部パネルキャビティー221の間の上部パネル21および下部パネル22からカートン10の内壁への部分は、コンテナー70に与えられた相対的な衝撃力を事実上吸収し、さらに、地面への落下による衝撃を吸収するだろう。
ダイカットインサート20はさらに複数の結合されたフラップ25を有する。これは上部パネルキャビティー211および下部パネルキャビティー221の対応する横の端から伸び、上部パネルキャビティ211および下部パネルキャビティ221を選択的に覆う。そして結合されたフラップ25は折られ、上部パネル21および下部パネル22に関して上方または下方へ移動でき、コンテナー70がそれを通過できるように折られる。
言いかえれば、結合されたフラップ25は下方向に折られ、コンテナー70が受容キャビティー11内の所定位置に保持されるように、上部および下部パネルキャビティー211、221へスライド可能に差し込まれる場合に、実質的にコンテナー70を保持するように適合される。
さらに、ダイカットインサート20は左側の上方向フラップ212および右側の上方向フラップ213を有し、これは折り曲げ可能に上部パネル21の上部左側横端および右側横端から伸び、カートン10の対応する内壁に対して内側のダイカットを防ぐために摩擦力で取り付けられ、内側のダイカットインサートが受容キャビティ11内で上方向に動き、その場所から移動することを防止する。言いかえれば、左の上向きのフラップ212および右の上向きのフラップ213の各々が、外側の結合表面214を有している。該表面は左の上向きのフラップ212および右の上向きのフラップ213が上方向に折られ、カートン10の対応する内壁に付着する際に、カートン10の内側壁と摩擦力で結合するように適合され、ダイカットインサート20とカートン10の間の側面の上方向への動きが実質的に関連する摩擦力によって抑制するようにされる。
さらにダイカットインサート20を所定の位置に保持するために、前面の下方へのフラップ222および後面の下方へのフラップ223をさらに有し、これらは下部パネル22の底部前面横側端と底部後面横側端から、折りたたみ可能な形で伸び、折りたたみ可能に動いてカートン10の対応する内壁に対して摩擦力で付着し、カートン10内で自立し、ダイカットインサートが受容キャビティ11内で下方向へ動いて所定位置からずれることを防止する。好ましい実施態様では、前面および後面の下方へのフラップ222、223は、内側のダイカットインサートの前面と後面パネル23、24から切り出されたヒンジタイプのものである。
図2および図4を参照する。左の上向きのフラップ212、および右の上向きのフラップ213は、それらの上に形成された第1および第2の手の穴2121、2131を有する。2つの上方向のダイカットハンドルを画定し、位置を調整し、ダイカットインサート20をコンテナー10から引き出す。
さらに、前面の下方へのフラップ222、および後面の下方へのフラップ223は、その上に形成された第1および第2のヒンジ穴2221、2231を有し、ユーザーのための2つの下部のダイカットハンドルを画定し、前面の下方へのフラップ222および後面の下方へのフラップ223を引き出し、カートン10内のダイカットインサート20の位置をスライド可能に調節する。
図1および図5を参照する。
パッケージ配置はさらに上部のクッション30および底部のクッション40を含む。これらは、カートン10の受容キャビティ11内にぴったりと、離れて配置され、それぞれダイカットインサート20の上と下に配置される。したがって、ダイカットインサート20は上部および下部のクッション30、40の間にサンドイッチにされ、さらにそれらの間のコンテナーを保護する。
具体的には、上部のクッション30および底部のクッション40の各々は、1個の平面、U字型または柔軟なキャップ部分であり、好ましくは半硬質フォーム、U字型の折られたファイバーボード板紙またはプラスチック物質によって作られる。上部のクッション30は、コンテナー70の上部からの衝撃力を吸収するために、コンテナー70の上部とカートン10の上部フラップの下の間に置かれる。
一方、底部クッション40は、底部クッション40の上のコンテナー70を支持しつつ、コンテナー70の下部で衝撃を吸収するために、コンテナー70の底部とカートン10の底部フラップの間に置かれる。
図2および図3を参照する。様々なフラップの折りを容易かつ便利にするために、ダイカットインサート20はさらに複数のリブ部分26を含む。これらは、右および左の上方向のフラップ212、213、前面および後面の下方のフラップ222、223、および連結されたフラップ25の上に形成される。それぞれのリブ部分26は、その上に間隔をおいて形成された複数の穿孔を有し、リブ部分単独でそれぞれのフラップの便利な折り曲げを許容する。
したがって、複数のリブ部分26は右および左の上方向のフラップ212、213と、前面および後面の下方のフラップ222、223の連結エッジに沿って形成される。ここで穿孔は連結エッジに沿って形成され、右および左の上方向のフラップ212、213と、前面および後面の下方のフラップ222、223の、上部および下部パネル22、23に関しての容易な折り曲げを許容する。
従って、リブ部分26の各々は、接続するラインを形成するために個々の隣接した穿孔された2つの穴の間の複数の穿孔されていない部分を有し、それぞれのフラップを、物質の記憶によりその必要なそれぞれの位置を維持し強化するためにそれぞれのフラップを支持する連結線を形成する。言いかえれば、リブ部分26の穿孔されていない部分はそれぞれのリブ部分26の所定の剛性を保持するように適応され、それが折られるか広げられるまで、それぞれを所定の位置に保持する。
更に、上部パネル21はさらにその上に形成される複数の第1のスリット穴215を有する。第1のスリット穴215は、上部パネル21を強化するために上部パネルキャビティー211を、それらの望まれない曲げに対して抵抗するような態様で取り囲む位置に形成される。同様に、下部パネル22はさらにその上に形成された複数の第2のスリット穴224を有する。そこでは、第2のスリット穴224は、下部パネル22を強化するために下部パネルキャビティー221を上部パネル21を取り囲む位置で形成される。したがって、第1および第2のスリット穴215、224は、上部および下部パネル21、22を強化し、望まれない曲げに対して抵抗するために形成される。
さらに、第1および第2のスリット穴215、224はダイカットインサート20に所定の量の弾性効果を提供し、上部パネル21と下部パネル22の変形に対する抵抗を高め、全体的な効果としてダイカットインサート20の全体的な強度を向上する。
図9を参照する。連結されたフラップ25のリブ部分26は、連結されたフラップ25に同軸で提供される複数の切断リングとして具体化される。切断リングは対応する接続線に沿って切られるように適合され、それぞれの連結されたフラップ25を分離し、上部パネルキャビティー211および下部パネルキャビティー221を作る。上部パネルキャビティー211および下部パネルキャビティー221のサイズを最適に調節し、ダイカットインサート20によりコンテナー70を最適に維持するためにユーザーが選択的にリングを切断することができることについて言及する価値がある。そのような状況では、関連する連結線を通っての切断を容易にするために、引き裂き線261を切断リングに沿って半径方向に提供することができる。さらに、図9の中で示されるように、スリット穴224の代わりに、上部および下部パネル21、22を強くするために「十字」形の穴とすることができる。
更に、コンテナーが上部パネルキャビティー211および下部パネルキャビティー221内へ配置される時、残る切断リングは振動を吸収するためのクッションとして役立ち、上部パネルキャビティー211および下部パネルキャビティー221内で配置されるコンテナーに付加的なクッション効果を提供する。
図1および図3を参照する。ダイカットインサート20はさらに、折り曲げ可能な態様で、左の上向きのフラップ212および右の上向きのフラップ213から一体となって外側に伸びる左および右の水平フラップ27を含む。それらは左の上向きのフラップ212および右の上向きのフラップ213に対して内側に折られ、互いに向き合い、カートン10の受容キャビティ11内に上部クッション30をその上に支持する。したがって、左および右のフラップ27は、ダイカットインサート20と上部クッション30がカートン10内のコンテナー70の支持のために受容キャビティ11内に分離可能に配置された時に、上部のクッション30を支持するように適応される。
図1から3を参照する。ダイカットインサート20の強度をさらに高めるために、ダイカットインサート20はさらに、前面パネル23の前にオーバーラップして形成された正面のオーバーラップパネル28を、ダイカットインサート20の前面側に二重の壁構造を提供するために含む。
さらに、下部パネル22は、さらにそれぞれ下部パネル22の右および左側端の上に形成されたパネル穴225中に左および右の内側のトレイロックを有する。
ここで、パネル226中の2つの内側のトレイロックは、各々パネル前面2261の中に内側のトレイロックを有しており、ダイカットインサート20の2つ側に形成され、折られてパネル前面2261内の内側トレイロックとそれぞれのパネル穴225内の内側トレイロックとを結合し、それぞれの内側トラップフラップ227をサンドイッチし、内側ダイカットインサート20の右および左側に3重壁構造を形成する。
言いかえれば、ファイバーボードは折られてダイカットインサート20を形成する。ダイカットインサート20の前面パネル23は二重壁構造を有している。また、2枚のサイドパネル29、291の各々は、ダイカットの強度を高めるために3重壁構造を有している。
ボトル/缶は、通常脆いガラス、柔軟な薄いプラスチックまたは金属缶によって作られる。ボトルはアルコール、油、酸、インキ、ペイント、および他の引火性液体または、可燃性ガスを含んでいることがある。
上記の記述から、上部保護、ガイドおよびフレーミングのための手段はボトルの上部を(水平方向で)保護し、上部パネル21を含み、底部保護、ガイドおよびフレーミングのための手段は下部パネル22を含むことが示される。さらに、上部の配置スペーシングおよびガイド手段は上部パネルキャビティー211、上部パネルキャビティー211上で伸びる結合されたフラップ25を含み、底部の配置スペーシングおよびガイド手段は下部パネルキャビティー221および下部パネルキャビティー221上で伸びる結合されたフラップ25を含む。
さらに、上向きの自立、支持およびフレーミングのための手段は、左の上向きのフラップ212および右の上向きのフラップ213を含み、下向きの自立、支持およびフレーミングのための手段は、前面の下向きのフラップ222および後面の下向きのフラップ223を含む。
一方、水平に支持するための手段は、右および左の水平のフラップ27をそれぞれ含む。上部の側衝撃の平衡を保つための手段は、上部パネルキャビティー211を囲んで形成されるスリット穴215を含む上部パネル21を有する。
上部/底部衝撃を吸収するための手段は、カートン10の中で受容された上部のクッション30および底部クッション40を含む。そのため、底部衝撃を吸収するための手段は、液体を保持するための手段の底部と、保護し囲むための手段の底部フラップの間に置かれ、ボトル下部から衝撃を吸収する。
図10を参照する。本発明の便利な利用を容易にするために、上部/底部衝撃を吸収するための手段は、堅いファイバーボードで作られることにより具体化される。これは主クッション部分51、およびファイバーボードの2つの横端部分に提供される複数の並んだエッジフリップ52を有し、それぞれのエッジフリップ52は隣接するエッジフリップ52と重なって折られて上部クッション30または下部クッション40を形成するように適合する。そこでは、コンテナー70は、上部および下部クッション30、40の間でしっかりと支持される。
従って、上部/底部衝撃を吸収するための手段は、2つのそれぞれのエッジフリップ52の間に形成された複数の折りリブ53を含み、エッジフリップ52の容易な折りまたはトリミングを許容する。さらに、上部/底部衝撃を吸収するための手段は、さらに2つのそれぞれの折りリブ53の間に形成された複数の裂けるエッジ55を有する。これによりユーザーは裂けるエッジ55のみを裂いて、上部および下部クッション30、40を適当なサイズにできる。
したがって、上部のクッション30およびより下部のクッション40は、上部のクッション30およびより下部のクッション40の主クッション部分51からエッジフリップ52切り取ることにより形成することができる。
図11をさらに参照する。上部/底部衝撃を吸収するための手段は、さらにコンテナー70の頭部分を受容するようなサイズおよび形状の、上部のクッション30および下部クッション40に形成された支持穴54を少なくとも含む。堅いファイバーボードがそれらのエッジフリップ52内に重ねて折られて上部のクッション30および下部クッション40を形成した時にこれはカートン10内のコンテナーを実質的に支持する。
あるいは、上部のクッション30および下部のクッション40は主クッション部分からエッジフリップ52を切り取ることにより形成されることができ、図10に示されるようにカートン10内へ受容するために適当なサイズを達成する。
明らかに、液体を保持するための手段は、脆いガラス、柔軟な薄いプラスチックまたは金属缶によって通常作られるコンテナー70を含む。液体を保持するための手段はアルコール、油、酸、インキ、ペイント、また他の引火性液体または可燃性ガスを含む場合がある。
前面の強化保持手段は、ダイカットインサート20の正面の側の二重壁構造を形成する正面のオーバーラップパネル28を含む。
上部/下部の衝撃バランシング手段は、上部のポジショニング、スペーシングおよびガイド手段、および下部のポジショニング、スペーシング、およびバランシングのための手段を囲む。それは上部/底部クッション保持手段を柔らかくすることができ、ばね効果を獲得する。
上向きの自立、支持およびフレーミングのための手段のリブ部分26、下向きの自立、支持およびフレーミングのための手段、上部のポジショニング、スペーシングおよびガイド手段、下向きの自立、支持およびフレーミングのための手段、下部のポジショニング、スペーシングおよびバランシング手段、および水平に支持する手段は、接続線の穴あき部分を有さず、それらは折りフラップを支持し、物質の記憶により要求される保持位置に維持し強化する。
言いかえれば、ダイカットインサート20を形成するファイバーボードに固有の物質の記憶を所有することにより、左の上向きのフラップおよび右の上向きのフラップ212、213を、カートン10の受容キャビティー11内で受容するためにわずかに折る時に、それらは自動的に拡がり、カートン10のそれぞれの側壁に対して付勢し、カートンと摩擦力で結合し、受容キャビティ11内のコンテナー70をしっかりと取り囲む。
さらに、ファイバーボードの所定の量のクッション効果を得るために、ファイバーボードは好ましくは溝構造を有して形成されることは記載する価値があろう。したがって、ファイバーボードが上部のクッション30および下部クッション40を形成するために利用される場合、溝構造は、溝構造に起因するクッション効果のためにコンテナー70に追加のクッション効果を提供するように適合される。
図7A、図7B、図8Aおよび図8Bを参照する。しっかりと取り付けられた内側のダイカットインサート20を有するカートン10はガラスビンまたは缶(コンテナー70)をパックする。内側のダイカットインサート20は鋼製のルール抜き型ボードによって特定のパターンに切断される。鋼製の抜き型ボードがマウントされた高速回転機に波状のファイバーボードの平らなシートが通される。内側のダイカットインサート20はパターンから折られて形成される。ガラスビン/缶(コンテナー70)は上部パネルキャビティー211および下部パネルキャビティー221に精密にぴったりと合う。上部および下部パネル21、22は、キャビティー211、221の間の距離を有している。ガラスビン/缶が動かないように、キャビティーはその間にスペースを有している。ボトル/缶を囲む距離は、水平の衝撃を回避するためにクッション境界を形成する。上方へのフラップ212、213、および下方へのフラップ222、223は、ダイカットインサート20をブロックし、上部および底部クッション30、40の位置を決め、ボトルの垂直の衝撃を吸収する垂直のクッション境界を形成する。挿入された壁の四角の表面は、ファイバーボードの正方形の表面と連結し、壁の強度を強化するだけでなくインサートが移動することを防止する。
性能試験では、オリーブオイルで満たされた6つのガラスビンが、内側のダイカットインサートの3つのキャビティ内にパックされ、上部および底部クッション30として1インチ厚のEPSが置かれ、二重壁カートン10に詰められた。パッケージは、国際的な安全輸送協会業界基準テスト手順(ISTA−IA)によってテストされた;10回の自由落下が、必要により異なる方向から同じパッケージについて行われた。試験結果は、全く損傷がないことを示した。
図7A、図7B、図8Aおよび図8Bを参照する。上部パネル21および下部パネル22は、1つ以上のコンテナー70を詰めるために1つ以上の上部パネルキャビティ211および下部パネルキャビティー221を有することができる。さらに、任意の特定のコンテナー70に適合するために、上部パネルキャビティー211は下部パネルキャビティー221より大きく形成することができる。
当業者は本願の図面および明細書において示された本発明の実施態様は例示であり、本発明を何ら制限するものではないことを理解するだろう。
本発明の目的が完全に効果的に達成されたことは理解されるだろう。実施態様は、本発明の機能的・構造の原理を例証する目的のために示され記載された。またそのような原理からの逸脱のない変更の対象である。したがって、本発明は、請求項に記載された発明の精神および技術的範囲に包含された改良をすべて包含する。
図1は、本発明の好ましい実施態様によるパッケージ配置の透視図である。 図2は本発明の上記の好ましい実施態様によってコンテナーを支持するダイカットインサートの透視図である。 図3は本発明の上記の好ましい実施態様によるダイカットインサートの模式図である。 図4は本発明の上記の好ましい実施態様のダイカットインサートの透視図である。 図5は、本発明の上記の好ましい実施態様によるパッケージ配置の模式図である。 図6は、本発明の上記の好ましい実施態様によるパッケージ配置の側断面図である。 図7Aおよび7Bは、本発明の上記の好ましい実施態様によるダイカットインサートの模式図である。 図8Aおよび8Bは、本発明の上記の好ましい実施態様によるダイカットインサートの模式図である。 図9は、本発明の上記の好ましい実施態様による異なるリブ部分を示す。 図10は、本発明の上記の好ましい実施態様による、上部のクッションおよびより下部クッションの模式図である。 図11は、本発明の上記の好ましい実施態様による、上部のクッションおよびより下部クッションの模式図である。

Claims (47)

  1. 以下のものを含む、コンテナーを格納するためのパッケージ配置:
    受容キャビティを有するカートン;および
    ダイカットインサート、
    該ダイカットインサートはカートンの受容キャビティ内に分離可能に配置され、箱形形状を有し、以下を含む:
    少なくとも1つの上部パネルキャビティーを有する上部パネル;および
    前述の上部パネルの前述の上部パネルキャビティーと同軸で並べられた少なくとも1つの下部パネルキャビティーを有する下部パネル;
    ここでダイカットインサートは、コンテナーが上部パネルキャビティーと下部パネルキャビティーを通ってダイカットインサート内にスライド可能に挿入された時に、コンテナーの上部が上部パネルで取り囲まれて支持され、コンテナーの下部が下部パネルで取り囲まれて支持される位置で、カートン内にコンテナーを実質的に保持するように適合され、カートンに対するコンテナーの横方向の動きを防止し、ダイカットインサートがコンテナーに対する望ましくない衝撃を吸収するように適合され、コンテナーをコンテナーに対する望ましくない衝撃による損傷から保護する。
  2. 前述のダイカットインサートがさらに、上部パネルの上部右横端および上部左横端から折り曲げ可能にそれぞれ伸びる右の上向きのフラップおよび左の上向きのフラップを含み、これらは折り曲げられてカートンの対応する内側側壁に対して摩擦により付着し、ダイカットインサートが受容キャビティ内で上方向に動かないようにする、請求項1記載のパッケージ配置。
  3. 左および右の上向きのフラップの各々が、上部ダイカットハンドルとしてその上に形成された手掛け穴を有し、2つの上部ダイカットハンドルは、コンテナーを持ち上げるためにカートンの受容キャビティからダイカットインサートを容易に引き上げることができるようにする、請求項2記載のパッケージ配置。
  4. 前述のダイカットインサートがさらに、下部パネルの底部前面横端および底部後面横端から折り曲げ可能で可動に伸びる前面下向きのフラップおよび後面下向きのフラップを含み、これらは折り曲げられてカートンの対応する内側側壁に対して摩擦力で付着し、カートン内で自立し、ダイカットインサートが受容キャビティ内で下方向に動かないようにする、請求項2記載のパッケージ配置。
  5. 前述のダイカットインサートがさらに、下部パネルの底部前面横端および底部後面横端から折り曲げ可能で可動に伸びる前面下向きのフラップおよび後面下向きのフラップを含み、これらは折り曲げられてカートンの対応する内側側壁に対して摩擦力で付着し、カートン内で自立し、ダイカットインサートが受容キャビティ内で下方向に動かないようにする、請求項3記載のパッケージ配置。
  6. 前面および後面の下向きのフラップのそれぞれが下部のダイカットハンドルとしてその上に記載されたヒンジ穴を有し、該2つの下部のダイカットハンドルはダイカットインサートがカートン内の受容キャビティ内にスライド可能に調整されるように適合される、請求項4記載のパッケージ配置。
  7. 前面および後面の下向きのフラップのそれぞれが下部のダイカットハンドルとしてその上に記載されたヒンジ穴を有し、該2つの下部のダイカットハンドルがダイカットインサートがカートン内の受容キャビティ内にスライド可能に調整されるように適合される、請求項5記載のパッケージ配置。
  8. ダイカットインサートがさらに、上部パネルキャビティと下部パネルキャビティの対応する横端から伸びる複数の結合されたフラップであって、上部パネルキャビティと下部パネルキャビティを覆うフラップを有し、該結合されたフラップは下方向に折られ、コンテナーが上部パネルキャビティと下部パネルキャビティ内にスライド可能に挿入された時に、実質的にコンテナーを保持し、コンテナーを受容キャビティ内の所定位置に保持する、請求項1記載のパッケージ配置。
  9. ダイカットインサートがさらに、上部パネルキャビティと下部パネルキャビティの対応する横端から伸びる複数の結合されたフラップであって、上部パネルキャビティと下部パネルキャビティを覆うフラップを有し、該結合されたフラップは下方向に折られ、コンテナーが上部パネルキャビティと下部パネルキャビティ内にスライド可能に挿入された時に、実質的にコンテナーを保持し、コンテナーを受容キャビティ内の所定位置に保持する、請求項4記載のパッケージ配置。
  10. ダイカットインサートがさらに、上部パネルキャビティと下部パネルキャビティの対応する横端から伸びる複数の結合されたフラップであって、上部パネルキャビティと下部パネルキャビティを覆うフラップを有し、該結合されたフラップは下方向に折られ、コンテナーが上部パネルキャビティと下部パネルキャビティ内にスライド可能に挿入された時に、実質的にコンテナーを保持し、コンテナーを受容キャビティ内の所定位置に保持する、請求項7記載のパッケージ配置。
  11. 複数の第一のスリット穴が上部パネル上に間隔をおいて形成されて上部パネルキャビティを取り囲み、複数の第二のスリット穴が下部パネル上に形成されて下部パネルキャビティを取り囲み、第一のスリット穴と第二のスリット穴が上部および下部パネルを強化し、それらの望ましくない曲げ動きに対して抵抗する、請求項1記載のパッケージ配置。
  12. 複数の第一のスリット穴が上部パネル上に間隔をおいて形成されて上部パネルキャビティを取り囲み、複数の第二のスリット穴が下部パネル上に形成されて下部パネルキャビティを取り囲み、第一のスリット穴と第二のスリット穴が上部および下部パネルを強化し、それらの望ましくない曲げ動きに対して抵抗する、請求項4記載のパッケージ配置。
  13. 複数の第一のスリット穴が上部パネル上に間隔をおいて形成されて上部パネルキャビティを取り囲み、複数の第二のスリット穴が下部パネル上に形成されて下部パネルキャビティを取り囲み、第一のスリット穴と第二のスリット穴が上部および下部パネルを強化し、それらの望ましくない曲げ動きに対して抵抗する、請求項7記載のパッケージ配置。
  14. 複数の第一のスリット穴が上部パネル上に間隔をおいて形成されて上部パネルキャビティを取り囲み、複数の第二のスリット穴が下部パネル上に形成されて下部パネルキャビティを取り囲み、第一のスリット穴と第二のスリット穴が上部および下部パネルを強化し、それらの望ましくない曲げ動きに対して抵抗する、請求項10記載のパッケージ配置。
  15. カートンの受容キャビティ内に間隔をおいて配置される上部クッションと下部クッションを有し、ダイカットインサートは上部クッションと下部クッションの間にサンドイッチされ、それらの間のコンテナーをさらに保護する、請求項1記載のパッケージ配置。
  16. カートンの受容キャビティ内に間隔をおいて配置される上部クッションと下部クッションを有し、ダイカットインサートは上部クッションと下部クッションの間にサンドイッチされ、それらの間のコンテナーをさらに保護する、請求項7記載のパッケージ配置。
  17. カートンの受容キャビティ内に間隔をおいて配置される上部クッションと下部クッションを有し、ダイカットインサートは上部クッションと下部クッションの間にサンドイッチされ、それらの間のコンテナーをさらに保護する、請求項10記載のパッケージ配置。
  18. カートンの受容キャビティ内に間隔をおいて配置される上部クッションと下部クッションを有し、ダイカットインサートは上部クッションと下部クッションの間にサンドイッチされ、それらの間のコンテナーをさらに保護する、請求項14記載のパッケージ配置。
  19. ダイカットインサートがさらに、右および左の上向きのフラップの横端からそれぞれ一体に折り曲げ可能に伸びる2つの水平フラップを有し、該2つのフラップは右および左の上向きのフラップに対して内側に折られ、カートンの受容キャビティ内でその上に上部クッションを支持する、請求項16記載のパッケージ配置。
  20. ダイカットインサートがさらに、右および左の上向きのフラップの横端からそれぞれ一体に折り曲げ可能に伸びる2つの水平フラップを有し、該2つのフラップは右および左の上向きのフラップに対して内側に折られ、カートンの受容キャビティ内でその上に上部クッションを支持する、請求項17記載のパッケージ配置。
  21. ダイカットインサートがさらに、右および左の上向きのフラップの横端からそれぞれ一体に折り曲げ可能に伸びる2つの水平フラップを有し、該2つのフラップは右および左の上向きのフラップに対して内側に折られ、カートンの受容キャビティ内でその上に上部クッションを支持する、請求項18記載のパッケージ配置。
  22. ダイカットインサートが所定の形状に切断された一片のファイバーボードから形成され、該ファイバーボードは折られて、上部および下部パネル、前面パネル、後面パネルおよび2つの横側パネルで形成される箱形形状を有するダイカットインサートを形成し、該右および左の上向きフラップが一体として上部パネルから伸び、前面および後面下向きフラップが一体として下部パネルから伸び、ダイカットインサートの強化された構造を向上する、請求項4記載のパッケージ配置。
  23. ダイカットインサートが所定の形状に切断された一片のファイバーボードから形成され、該ファイバーボードは折られて、上部および下部パネル、前面パネル、後面パネルおよび2つの横側パネルで形成される箱形形状を有するダイカットインサートを形成し、該右および左の上向きフラップが一体として上部パネルから伸び、前面および後面下向きフラップが一体として下部パネルから伸び、ダイカットインサートの強化された構造を向上する、請求項7記載のパッケージ配置。
  24. ダイカットインサートが所定の形状に切断された一片のファイバーボードから形成され、該ファイバーボードは折られて、上部および下部パネル、前面パネル、後面パネルおよび2つの横側パネルで形成される箱形形状を有するダイカットインサートを形成し、該右および左の上向きフラップが一体として上部パネルから伸び、前面および後面下向きフラップが一体として下部パネルから伸び、ダイカットインサートの強化された構造を向上する、請求項14記載のパッケージ配置。
  25. ダイカットインサートが所定の形状に切断された一片のファイバーボードから形成され、該ファイバーボードは折られて、上部および下部パネル、前面パネル、後面パネルおよび2つの横側パネルで形成される箱形形状を有するダイカットインサートを形成し、該右および左の上向きフラップが一体として上部パネルから伸び、前面および後面下向きフラップが一体として下部パネルから伸び、ダイカットインサートの強化された構造を向上する、請求項21記載のパッケージ配置。
  26. ダイカットインサートがさらに複数のリブ部分を有し、該リブ部分は右および左の上向きフラップと前面および後面下向きフラップのそれぞれの接続端に沿って形成され、リブ部分の各々は接続端に沿って間隔をおいて形成された複数の孔を有し、右および左の上向きフラップと前面および後面下向きフラップの上部および下部パネルに対する容易な折り曲げを許容し、右および左の上向きフラップの自動的な拡がりを容易にし、該ダイカットインサートを作るファイバーボードの物質の記憶によりカートンの側壁と摩擦力で連結させる、請求項22記載のパッケージ配置。
  27. ダイカットインサートがさらに複数のリブ部分を有し、該リブ部分は右および左の上向きフラップと前面および後面下向きフラップそれぞれの接続端に沿って伸び、リブ部分の各々は接続端に沿って間隔をおいて形成された複数の孔を有し、右および左の上向きフラップと前面および後面下向きフラップの上部および下部パネルに対する容易な折り曲げを許容し、右および左の上向きフラップの自動的な拡がりを容易にし、該ダイカットインサートを作るファイバーボードの物質の記憶によりカートンの側壁と摩擦力で連結させる、請求項23記載のパッケージ配置。
  28. ダイカットインサートがさらに複数のリブ部分を有し、該リブ部分は右および左の上向きフラップと前面および後面下向きフラップそれぞれの接続端に沿って伸び、リブ部分の各々は接続端に沿って間隔をおいて形成された複数の孔を有し、右および左の上向きフラップと前面および後面下向きフラップの上部および下部パネルに対する容易な折り曲げを許容し、右および左の上向きフラップの自動的な拡がりを容易にし、該ダイカットインサートを作るファイバーボードの物質の記憶によりカートンの側壁と摩擦力で連結させる、請求項24記載のパッケージ配置。
  29. ダイカットインサートがさらに複数のリブ部分を有し、該リブ部分は右および左の上向きフラップと前面および後面下向きフラップそれぞれの接続端に沿って伸び、リブ部分の各々は接続端に沿って間隔をおいて形成された複数の孔を有し、右および左の上向きフラップと前面および後面下向きフラップの上部および下部パネルに対する容易な折り曲げを許容し、右および左の上向きフラップの自動的な拡がりを容易にし、該ダイカットインサートを作るファイバーボードの物質の記憶によりカートンの側壁と摩擦力で連結させる、請求項25記載のパッケージ配置。
  30. ファイバーボードが折られてダイカットインサートを形成し、前面パネルは二重壁構造を有し、2つの側壁はそれぞれ三重壁構造を有し、ダイカットインサートの強度を向上させる、請求項22記載のパッケージ配置。
  31. ファイバーボードが折られてダイカットインサートを形成し、前面パネルは二重壁構造を有し、2つの側壁はそれぞれ三重壁構造を有し、ダイカットインサートの強度を向上させる、請求項23記載のパッケージ配置。
  32. ファイバーボードが折られてダイカットインサートを形成し、前面パネルは二重壁構造を有し、2つの側壁はそれぞれ三重壁構造を有し、ダイカットインサートの強度を向上させる、請求項24記載のパッケージ配置。
  33. ファイバーボードが折られてダイカットインサートを形成し、前面パネルは二重壁構造を有し、2つの側壁はそれぞれ三重壁構造を有し、ダイカットインサートの強度を向上させる、請求項25記載のパッケージ配置。
  34. 上部クッションおよび下部クッションのそれぞれがファイバーボードから形成され、該ファイバーボードは主クッション部分と、ファイバーボードの2つの端部分に並んで形成された複数のエッジフリップを有し、エッジフリップのそれぞれは折り曲げリブにより隔てられ、エッジフリップは隣接するエッジフリップに対して折り曲げるように適合され、それぞれの折り曲げリブに沿って上部クッションおよび下部クッションを形成する、請求項15記載のパッケージ配置。
  35. 上部クッションおよび下部クッションのそれぞれがファイバーボードから形成され、該ファイバーボードは主クッション部分と、ファイバーボードの2つの端部分に並んで形成された複数のエッジフリップを有し、エッジフリップのそれぞれは折り曲げリブにより隔てられ、エッジフリップは隣接するエッジフリップに対して折り曲げるように適合され、それぞれの折り曲げリブに沿って上部クッションおよび下部クッションを形成する、請求項16記載のパッケージ配置。
  36. 上部クッションおよび下部クッションのそれぞれがファイバーボードから形成され、該ファイバーボードは主クッション部分と、ファイバーボードの2つの端部分に並んで形成された複数のエッジフリップを有し、エッジフリップのそれぞれは折り曲げリブにより隔てられ、エッジフリップは隣接するエッジフリップに対して折り曲げるように適合され、それぞれの折り曲げリブに沿って上部クッションおよび下部クッションを形成する、請求項17記載のパッケージ配置。
  37. 上部クッションおよび下部クッションのそれぞれがファイバーボードから形成され、該ファイバーボードは主クッション部分と、ファイバーボードの2つの端部分に並んで形成された複数のエッジフリップを有し、エッジフリップのそれぞれは折り曲げリブにより隔てられ、エッジフリップは隣接するエッジフリップに対して折り曲げるように適合され、それぞれの折り曲げリブに沿って上部クッションおよび下部クッションを形成する、請求項18記載のパッケージ配置。
  38. カートン内に配置され、コンテナーを所定位置に保持するように適合されたダイカットインサートであって、ダイカットインサートは所定の形状に切断された一片のファイバーボードから形成され、該ファイバーボードは折られて箱形形状のダイカットインサートを形成し、少なくとも1つの上部パネルキャビティを有する上部パネル、前述の上部パネルの前述の上部パネルキャビティーと同軸で並べられた少なくとも1つの下部パネルキャビティーを有する下部パネルを有し、
    ここでダイカットインサートは、コンテナーが上部パネルキャビティーと下部パネルキャビティーを通ってダイカットインサート内にスライド可能に挿入された時に、コンテナーの上部が上部パネルで取り囲まれて支持され、コンテナーの下部が下部パネルで取り囲まれて支持される位置で、カートン内にコンテナーを実質的に保持するように適合され、カートンに対するコンテナーの横方向の動きを防止し、ダイカットインサートがコンテナーに対する望ましくない衝撃を吸収するように適合され、コンテナーをコンテナーに対する望ましくない衝撃による損傷から保護する。
  39. 前述のダイカットインサートがさらに、上部パネルの上部右横端および上部左横端から折り曲げ可能にそれぞれ伸びる右の上向きのフラップおよび左の上向きのフラップを含み、これらは折り曲げられてカートンの対応する内側側壁に対して摩擦力で付着し、ダイカットインサートが受容キャビティ内で上方向に動かないようにする、請求項38記載のダイカットインサート。
  40. 右および左の上向きのフラップの各々が、上部ダイカットハンドルとしてその上に形成された手掛け穴を有し、2つの上部ダイカットハンドルは、コンテナーを持ち上げるためにカートンの受容キャビティからダイカットインサートを容易に引き上げることができるようにする、請求項39記載のダイカットインサート。
  41. 前述のダイカットインサートがさらに、下部パネルの底部前面横端および底部後面横端から折り曲げ可能で可動に伸びる前面下向きのフラップおよび後面下向きのフラップを含み、これらは折り曲げられてカートンの対応する内側側壁に対して摩擦力で付着し、カートン内で自立し、ダイカットインサートが受容キャビティ内で下方向に動かないようにする、請求項40記載のダイカットインサート。
  42. 前面および後面の下向きのフラップのそれぞれが下部のダイカットハンドルとしてその上に記載されたヒンジ穴を有し、該2つの下部のダイカットハンドルがダイカットインサートがカートン内の受容キャビティ内にスライド可能に適合される、請求項41記載のダイカットインサート。
  43. ダイカットインサートがさらに、上部パネルキャビティと下部パネルキャビティの対応する横端から折り曲げ可能に伸びる複数の結合されたフラップであって、上部パネルキャビティと下部パネルキャビティを覆うフラップを有し、該結合されたフラップは下方向に折られ、コンテナーが上部パネルキャビティと下部パネルキャビティ内にスライド可能に挿入された時に、実質的にコンテナーを保持し、コンテナーを受容キャビティ内の所定位置に保持する、請求項38記載のダイカットインサート。
  44. ダイカットインサートがさらに、上部パネルキャビティと下部パネルキャビティの対応する横端から折り曲げ可能に伸びる複数の結合されたフラップであって、上部パネルキャビティと下部パネルキャビティを覆うフラップを有し、該結合されたフラップは下方向に折られ、コンテナーが上部パネルキャビティと下部パネルキャビティ内にスライド可能に挿入された時に、実質的にコンテナーを保持し、コンテナーを受容キャビティ内の所定位置に保持する、請求項42記載のダイカットインサート。
  45. 複数の第一のスリット穴が上部パネル上に間隔をおいて形成されて上部パネルキャビティを取り囲み、複数の第二のスリット穴が下部パネル上に形成されて下部パネルキャビティを取り囲み、第一のスリット穴と第二のスリット穴が上部および下部パネルを強化し、それらの望ましくない曲げ動きに対して抵抗する、請求項38記載のダイカットインサート。
  46. 複数の第一のスリット穴が上部パネル上に間隔をおいて形成されて上部パネルキャビティを取り囲み、複数の第二のスリット穴が下部パネル上に形成されて下部パネルキャビティを取り囲み、第一のスリット穴と第二のスリット穴が上部および下部パネルを強化し、それらの望ましくない曲げ動きに対して抵抗する、請求項42記載のダイカットインサート。
  47. 複数の第一のスリット穴が上部パネル上に間隔をおいて形成されて上部パネルキャビティを取り囲み、複数の第二のスリット穴が下部パネル上に形成されて下部パネルキャビティを取り囲み、第一のスリット穴と第二のスリット穴が上部および下部パネルを強化し、それらの望ましくない曲げ動きに対して抵抗する、請求項44記載のダイカットインサート。
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