JP5170626B2 - シートのリクライニング機構を覆うカバーの構造 - Google Patents
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Description
さらに、本発明において、前記当接部を設けた前記インナーカバーの箇所には、前記シートクッションの座面側に向けて膨出させた膨出部が設けられている。
図1は本発明の実施形態に係るリクライニング機構を覆うカバーの構造が適用される車両用シートの全体を車両前方から見た斜視図、図2は本発明の実施形態のカバーを構成するアウターカバーをリクライニング機構の構成部品に取付ける前の状態を示す斜視図、図3は図2のアウターカバーをリクライニング機構の構成部品に取付けた状態を示す斜視図、図4は図2のカバーを構成するアウターカバー及びインナーカバーをリクライニング機構の構成部品に取付けた状態をシート内側から見た斜視図、図5は上記実施形態のアウターカバーを内側から見た斜視図、図6は上記実施形態のインナーカバーを内側から見た正面図、図7は図4におけるA−A線断面図、図8は図4におけるB−B線断面図、図9は上記実施形態のアウターカバー及びインナーカバーをリクライニング機構の構成部品に取付けた状態を示す平面図である。
このリクライニング機構4のうち、回動しない側の構成部品であるリクライニングブラケット5は、図2及び図3に示すように、シートクッション2に固定された固定ブラケット6の外側壁にボルト締めで取付けられている。そのため、固定ブラケット6の外側壁は、車両前後方向に沿って延在して立設されており、外側壁の上部には、後述するインナーカバーのフックを差し込む2つの差込孔7が車両前後方向に間隔を置いて穿設されている。なお、リクライニングブラケット5の上部端縁5aは、内側へ向かって略直角に折り曲げられている。
また、アウターカバー9の車両後方側は、車両後方へ向かって斜め上方に立ち上がった幅広の形状に形成され、その周縁は、車両前方側の下端縁のフランジ部9aと連続したフランジ部となっている。しかも、シートクッション2とシートバック3との間に位置する箇所のフランジ部9aの先端縁には、斜め下方へ向かって延在する係合片13が設けられている。この係合片13は、リクライニング機構4の構成部品であるリクライニングブラケット5の上部端縁5aと共にインナーカバー10の上部端縁を覆いながら、当該インナーカバー10の上部端縁と係合するように構成されている。
さらに、アウターカバー9の車両後方側の内側壁面の下部寄りには、リクライニングブラケット5に設けた長孔14へ差し込む係止爪15が突設されている。また、アウターカバー9の車両後方側の内側壁面の上部寄りには、クライニングブラケット5の外側壁面に設けた支持片16の上縁へ引っ掛ける係止部17が設けられている。このため、支持片16の上縁は、係止部17を入れる隙間を形成すべく、クライニングブラケット5の外側壁面から立ち上がっており、係止部17は、アウターカバー9の車両後方側の内側壁面から間隔を置いて配置され、車両下方へ向かって延在している。
また、インナーカバー10の前後方向の中間に位置する上部端縁には、アウターカバー9の係合片13と係合する起立片19が形成されており、該起立片19の係合面には、係合片13を重ねた状態で面一となるように、係合片13の板厚分だけ段差が設けられている。
さらに、インナーカバー10の中間部分の内側壁面には、2つのフック20が固定ブラケット6の差込孔7と対応して突設されている。しかも、当接部18を設けたインナーカバー10の中間部分には、シートクッション2の座面側に向けて膨出させた湾曲形状の膨出部21が設けられている。
その後、係止部17をリクライニングブラケット5側の支持片16の上縁へ引っ掛けるとともに、リクライニングブラケット5の長孔14に係止爪15を挿入して固定し、さらに取付孔12にビスなどを挿通して固定ブラケット6に固定すれば、リクライニング機構4の内側及び外側は、アウターカバー9及びインナーカバー10によって覆われることになる(図1、図3参照)。この状態では、図9に示すように、アウターカバー9とインナーカバー10との合わせ部Xに隙間やガタツキがなく、ぴったり合っている。
2 シートクッション
3 シートバック
4 リクライニング機構
5 リクライニングブラケット
5a 上部端縁
6 固定ブラケット
7 差込孔
8 リクライニングカバー
9 アウターカバー
9a フランジ部
10 インナーカバー
10a 上部
12 取付孔
13 係合片
14 長孔
15 係止爪
16 支持片
17 係止部
18 当接部
19 起立片
20 フック
21 膨出部
Claims (3)
- 車両用シートのリクライニング機構を外側から覆うアウターカバーと、前記リクライニング機構を内側から覆うインナーカバーとを備え、前記アウターカバーの端縁に、前記リクライニング機構の構成部品の端縁と共に前記インナーカバーの端縁を覆いながら前記インナーカバーの端縁と係合する係合部を設ける一方、該係合部に隣接して、前記アウターカバーの端縁のフランジ部に当接する当接部を前記インナーカバーの端縁に設け、前記係合部及び前記インナーカバーの端縁による係合箇所では、前記アウターカバーの端縁が前記インナーカバーの端縁の上に重なり、隣接する前記当接部では、前記インナーカバーの端縁が前記アウターカバーの上から当接することなり、互い違いに重なった状態で係合させるように構成したことを特徴とするシートのリクライニング機構を覆うカバーの構造。
- 前記アウターカバーの係合部と前記インナーカバーの当接部は、前記車両用シートを構成するシートバックとシートクッションとの間に位置する前記リクライニング機構の露出部に配設されていることを特徴とする請求項1に記載のシートのリクライニング機構を覆うカバーの構造。
- 前記当接部を設けた前記インナーカバーの箇所には、前記シートクッションの座面側に向けて膨出させた膨出部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載のシートのリクライニング機構を覆うカバーの構造。
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