JP5170055B2 - 処理方法,ストレージシステム,情報処理装置およびプログラム - Google Patents
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Description
ストレージシステムは、図20に示すように、例えば、RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)装置501とサーバ601とをそなえて構成され、サーバ601は、RAID装置501によって提供される論理ボリュームに対してデータの格納や読み出しを行なう。
このようなVDSHPを、図21に示すように、1台のRAID装置501に対して複数(図21に示す例では3つ)のサーバ601−1,601−2,601−3を接続した形態で使用する場合について考える。
複数のサーバ601をRAID装置501に接続した使用形態においては、各サーバ601のVDSHPから、同時にRAID装置501の構成設定を行なうことにより構成矛盾が生じるおそれがある。
しかしながら、このような手法においては、構成情報データベースや管理サーバをそなえる必要があるので、システムの導入コストや運用コストが増大する。
図22は従来のストレージシステムにおける構成情報のリフレッシュ手法を説明するための図である。
そして、サーバ601−2は、図22に示すように、RAID装置501から構成情報502の全てを取得し、この取得した構成情報502により構成情報603−2を書き換える。これにより、サーバ601−2は、その構成情報603−2を最新の状態に更新する。そして、サーバ601−2は、RAID装置501の構成情報502と、サーバ601−2の構成情報603−2とのそれぞれを変更・設定する。
本件の目的の一つは、このような課題に鑑み創案されたもので、複数の情報処理装置からストレージ装置に対して設定変更を行なうに際して、構成矛盾が生じることをなくすとともに、低コストで導入及び運用できるようにすることである。
(1)短時間でリフレッシュを完了させることができる。
(2)情報処理装置とストレージ装置との間のデータトラフィックを軽減することができる。
(4)複数の情報処理装置でストレージ装置を共有する場合においても、ストレージ装置の第1構成情報と、各情報処理装置の第2構成情報との間で構成矛盾が生じることがなく信頼性が高い。
(5)複数の情報処理装置からストレージ装置に対してリフレッシュ処理による制御が集中することを回避することができる。
図1は実施形態の一例としてのストレージシステムの機能構成例を模式的に示す図、図2はそのハードウェア構成例を模式的に示す図である。
本実施形態のストレージシステム1は、図1および図2に示すように、複数(本実施形態では3つ)のサーバコンピュータ(以下、単にサーバという)2a,2b,2cに対してRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)装置10を通信可能に接続することにより構成されている。なお、以下、サーバを示す符号としては、複数のサーバのうち1つを特定する必要があるときには符号2a,2b,2cを用いるが、任意のサーバを指すときには符号2を用いる。
ROM123は、RAID装置10としての機能を実現するための各種プログラムやデータを格納するものである。CPU121は、各種演算や制御を行なう制御装置であり、ROM123に格納されたプログラムを実行することにより、RAID装置10としての種々の機能を実現する。
なお、RAID装置10におけるRAID機能の実現は既知の種々の手法を用いて行なうことができ、便宜上その詳細な説明は省略する。
不揮発性メモリ124は、RAID装置10における設定値等の情報を保持するものであり、例えば、RAID装置10の構成情報(第1構成情報)11が格納される。この構成情報11は、例えばRAIDを実現するための各種設定情報や状態情報であり、LUN割当,アフィニティ設定,ボリューム除法,ボリューム数,ステータス等をそなえている。すなわち、RAID装置10において、不揮発性メモリ124が、構成情報11を格納する第1構成情報格納部12として機能する。なお、構成情報は、RAID装置における既知の情報であり、その詳細な説明は省略する。
このRAID機能としては、例えば、1〜6の各レベルのRAIDの実現や、複数のサーバ2に対する排他制御権の設定・管理等が含まれる。又、RAID機能には、サーバ2から送信される構成情報変更コマンドに応じて、この構成情報を変更する機能も含まれる。なお、本ストレージシステム1においては、各サーバ2のVDSHP21の機能によりRAID装置10の構成設定が行なわれ、又、このVDSHP21の機能によりRAID装置10の構成情報11の書き換えが行なわれる。これらのRAID機能は、RAID装置における機能として既知のものであり、その詳細な説明は省略する。
各サーバ2は、RAID装置10にそれぞれ第1の通信回線としてのFC回線52を介して通信可能に接続されている。
また、以下、サーバ2aをサーバA,サーバ2bをサーバB,サーバ2cをサーバCという場合がある。
CPU201は、各種演算や制御を行なう制御装置であり、ROM203は記憶装置204に格納されたOS(Operating System)やプログラムを実行することにより、種々の機能を実現する。ROM203は種々のプログラムやデータを格納するものであり、RAM202はCPU201が演算や制御を行なうに際して、種々のデータやプログラムを一時的に格納・展開するものである。記憶装置204は、例えばHDDであり、CPU201によって実行されるOSの他、種々のプログラムやデータを格納する。
そして、サーバ2のCPU201がプログラムを実行することにより、後述する第1構成情報変更部23,通知部24,更新部26,検知部27,失敗通知部28,通知失敗履歴確認部29および全更新部30として機能する。
そして、サーバ2は、このVDSHP21により、RAID装置10において任意にボリュームの作成やホストアフィニティの設定を行なうことができる。又、サーバ2は、このVDSHP21により、RAID装置10の構成設定や構成情報11の書き換えを行なう。なお、このVDSHP21としての機能は既知であり、その詳細な説明は省略する。
また、サーバ2aにおいて、RAM202もしくは記憶装置204には、RAID装置10の構成情報(第1構成情報,主構成情報)11の複写としての構成情報(第2構成情報,従構成情報)15aが格納される。同様に、サーバ2bのRAM202もしくは記憶装置204には構成情報15bが、サーバ2cのRAM202もしくは記憶装置204には、構成情報15cがそれぞれ格納される。
すなわち、サーバ2においては、RAM202や記憶装置204が、RAID装置10の構成情報11の複写としての構成情報(第2構成情報)15を格納する第2構成情報格納部22として機能する(図1参照)。
また、サーバ2において、CPU201は、第2構成情報格納部22における構成情報11の格納領域と、RAID装置10の不揮発性メモリ124における構成情報11の格納領域との対応付けも行なう。この対応付けは、それぞれの格納領域のアドレスを対応付けることにより行なわれ、例えば、アドレス変換用のマトリクスや変換式を用いることにより実現することができる。
通知部24は、LAN51を介して接続された他の全てのサーバ2(例えば、サーバ2b,2c)に対して、第1構成情報変更部23によって変更を行なった構成情報11における変更箇所を表す通知情報(変更箇所情報)N1の通知を行なう。
送信元サーバの識別情報n1−1は、その通知情報N1の送信元のサーバ2を特定するための情報であって、この図3に示す例においては、サーバ2のネットワークIPドレスを用いている。RAID装置10の識別情報n1−2,構成変更箇所数n1−3は、RAID装置10を識別するための情報であって、図3に示す例においては、RAID装置10のIPアドレスを用いている。構成変更箇所数n1−3は、RAID装置10の構成情報11上における構成設定(構成変更)が実施された領域(以下、構成設定領域という場合がある)の数である。
図4(a),(b)はそれぞれ本ストレージシステム1におけるRAID装置10の構成情報11と通知情報との対応を説明するための図であり、図4(a)は通知情報を、図4(b)は構成情報11をそれぞれ例示している。
サーバ2aから通知情報N1を受信した他のサーバ2b,2cは、その受信した通知情報N1をRAM202や記憶装置204等における所定の領域(変更箇所情報格納部25;図1参照)に格納する。又、サーバ2aにおいても同様に、他のサーバ2b,2cから通知情報N1を受信した場合には、その受信した通知情報N1を変更箇所情報格納部25に格納する。
この変更箇所情報の通知を失敗した旨の情報には、少なくとも、通知情報N1の送信元(例えば、サーバA)を特定する情報と、通知情報N1が不達となった送信先(例えば、サーバ2b)を特定する情報が含まれる。又、この通知情報N1の通知を失敗した旨の情報は、RAID装置10において、その不揮発性メモリ124の所定箇所に通知失敗履歴情報13として格納される。
更新部26は、RAID装置10の構成情報11の変更に先立って、同一サーバ(自サーバ)2の第2構成情報格納部22に格納された構成情報15における、同一サーバ2の変更箇所情報格納部25に格納された通知情報N1によって示される変更箇所を、RAID装置10の構成情報11に基づいて更新する。
具体的には、更新部26は、そのサーバ2がRAID装置10の構成情報11を変更する排他制御権を取得し、RAID装置10の構成情報11の変更を行なう際に、変更箇所情報格納部25に格納されている通知情報N1から、変更設定箇所n1−4を取得する。すなわち、更新部26は、通知情報N1から、各構成設定領域の開始アドレスおよびバイト数を取得する。
本ストレージシステム1の初期状態、すなわちVDSHP起動時においては、図5に示すように、各サーバ2とRAID装置10との間で通信を行ない、全構成情報のリフレッシュを実施する。
r=a=b=c
となる。
r′=a′
r′≠b=c
となる。
r″=b″
r″≠a′≠c
となる。
なお、図5〜図10を用いて示した例においては、サーバCは変更箇所情報を2回受信している。このサーバCがRAID装置10に対して構成設定操作を行なう場合には、サーバCの変更箇所情報格納部25に格納されている2つの変更箇所情報に基づき、構成情報15cにおける2箇所に対してリフレッシュを行なう。
図11〜図13は本ストレージシステム1における複数のサーバ2による構成設定操作処理を説明するための図である。
本ストレージシステム1において、サーバA,B,Cがほぼ同じタイミングでRAID装置10の構成設定操作を行なおうとする場合において、サーバAがRAID装置10の排他制御権を獲得した場合を例示する。
そして、サーバAは、サーバAとRAID装置10との間FC回線52を介した通信により、第1構成情報変更部23がRAID装置10の構成情報11をr′に変更し、又、サーバAの構成情報15aのaがa′に変更される。すなわち、
r′=a′
r′≠b=c
となる。
そして、サーバB,Cによる構成設定操作が再開され、図13に示すように、例えば、サーバBがRAID装置10に対する排他制御権を獲得する。RAID装置10の排他制御権を獲得したサーバBは、構成情報15bにおける変更箇所情報格納部25に格納されている変更箇所情報で特定された領域のみに対してリフレッシュを行なう。すなわち、構成情報15bの高速リフレッシュを行なう。
r″=b″
r″≠a′≠c
となる。
なお、処理待ち状態に移行したサーバ2は、通知を受けずに一定時間経過した場合には、自主的に処理待ち状態を解除し構成設定操作を再開することが望ましい。これにより、ネットワーク切断やサーバ2のダウン等の理由により処理待ち状態に移行したサーバ2が処理待ち状態から解除されないことを阻止することができる。
図14に示すように、例えば、サーバAの通知部24は、RAID装置10の構成設定を行なった後、他のサーバB,Cに対して通知情報N1の通知を行なう。ここで、サーバAとサーバBとの間のネットワーク(LAN51)が切断されている場合には、サーバAの検知部27が、サーバA−サーバB間の通信エラーによりネットワーク切断を検出する。
r′=a′
r′≠b=c
であるとする。
サーバAの失敗通知部28は、図15に示すように、サーバBとの間のネットワーク切断(A−B間の切断)、すなわち通知失敗履歴情報13をRAID装置10および他のサーバCへ通知する。これらのRAID装置10およびサーバCは、通知失敗履歴情報13を保持する。
r″=b″
r″≠a′≠c
となる。
次に、本ストレージシステム1におけるサーバAによるRAID装置10の構成設定処理を図17に示すフローチャート(ステップA10〜A70,B10〜B40,C10〜C40)に従って説明する。なお、ステップB10〜B40,C10〜C40は通知プロセスを説明するためのフローチャートである。
次に、サーバAは、通知情報N1の通知を行なうサーバ2の個数(本実施形態では2つ)だけ通知プロセスを生成し、これらの通知プロセスを並列起動する(ステップA30)。
すなわち、通知部24がサーバBに対して通知情報N1の通知を行ない(ステップB10)、検知部27はタイマ監視を開始する(ステップB20)。そして、検知部27は、サーバBから通知情報N1の通知に対する応答があったかを確認して(ステップB30)、サーバBから応答があった場合には(ステップB30のYESルート参照)、正常に処理を終了する。一方、サーバBから応答がない場合には(ステップB30のNOルート参照)、検知部27は、更に、所定時間が経過(タイムアウト)したかを判断する(ステップB40)。ここで、検知部27は、タイムアウトするまでステップB30の応答確認を繰り返し行ない(ステップB40のNOルート参照)、タイムアウトした場合には(ステップB40のYESルート参照)、サーバBに対する通信エラーが生じたと判断して、通知プロセス1を終了する(エラー終了)。
サーバ2は、通信待ち合わせを行ない(ステップD10)、他のサーバ2から通知情報N1を通知するサーバ間通信が行なわれた場合には、通知情報N1を受信する(ステップD20:変更箇所情報取得ステップ)。又、サーバ2は、取得した通知情報N1をVDSHP内部領域(変更箇所情報格納部25)に保存する(ステップD30:格納ステップ)。そして、サーバ2は、送信元サーバ2に対して応答を行ない(ステップD40)、ステップD10に移行する。
サーバBは、RAID装置10に対する排他制御権の獲得を図り(ステップE10,E20)、排他制御権の獲得に成功しない場合には(ステップE20のNOルート参照)、図18において示した常駐プロセスの監視を行ない、サーバ間通信を受けるまで待機し(ステップE30)、ステップE10に移行する。
この変更箇所情報格納部25において通知情報N1が格納されているかの確認の結果(ステップE50)、変更箇所情報格納部25に通知情報N1が格納されている場合には(ステップE50のYESルート参照)、第2構成情報格納部22の構成情報15bに対して、通知情報N1の構成設定領域に該当する情報のみをリフレッシュ(高速リフレッシュ)する(ステップE100:更新ステップ)。すなわち、更新部26は、RAID装置10から取得した構成情報11における通知情報N1の構成設定領域に該当する情報のみを取得する。そして、更新部26は、この取得した情報を用いて、第2構成情報格納部22の構成情報15bにおける通知情報N1の構成設定領域に該当する情報を上書き更新する。
第1構成情報変更部23は、第2構成情報格納部22に格納されている構成情報15bを用いて、要求された設定処理の可否を確認し(ステップE120)、構成設定が可能であるか否かを判断する(ステップE130)。ここで、構成設定が可能である場合には(ステップE130のYESルート参照)、第1構成情報変更部23は、RAID装置10に対して構成情報設定を実施する(ステップE140)。
このように、実施形態の一例としてのストレージシステム1によれば、サーバAがRAID装置10の構成情報11の構成設定操作を実施した際に、通知部24が、LAN51を介して接続された他の全てのサーバB,Cに対して、第1構成情報変更部23によって変更を行なった構成情報11における変更箇所を表す通知情報(変更箇所情報)N1の通知を行なう。
さらに、複数のサーバ2でRAID装置10を共有する場合においても、RAID装置10の第1構成情報11と、各サーバ2の構成情報15との間で構成矛盾が生じることがなく信頼性が高い。
さらに、例えば、サーバAからサーバBに対する通知部24による変更箇所情報の通知が通信エラー等の理由により失敗した場合に、RAID装置10の通知失敗履歴情報格納部14に通知失敗履歴情報13が格納される。そして、サーバBにおいて、全更新部30が、RAID装置10の第1構成情報の変更を行なうに先立って、自サーバBに関する通知失敗履歴情報が格納されていることを確認した場合に、構成情報15bの全リフレッシュを行なう。これにより、サーバBの構成情報15bを確実にリフレッシュすることができ信頼性が向上する。
例えば、上述した実施形態においては、ストレージシステム1に3つのサーバ2a,2b,2c(サーバA,B,C)がそなえられている例を示しているが、これに限定されるものではなく、2つ以下、もしくは4以上のサーバ2がそなえられ、これらのサーバ2がそれぞれRAID装置10に接続されてもよい。
さらに、上述した実施形態においては、RAID制御部10が演算をハードウェアで処理するハードウェアRAIDとして構成された例を示しているが、これに限定されるものではなく、各処理をソフトウェアで行なうソフトウェアRAIDとして構成されてもよい。
同様に、上述した実施形態においては、複数のサーバ2とRAID装置10とを通信可能に接続する第1の通信回線52としてFC回線を用いているが、これに限定されるものではなく、FC回線以外の種々の通信手法を用いることができる。又、失敗通知部28等は、この通信手法の仕様に応じた種々の機能を用いて適宜実現することができる。
2,2a,2b,2c サーバ(情報処理装置)
10 RAID装置
11 第1構成情報
12 第1構成情報格納部
13 通知失敗履歴情報
14 通知失敗履歴情報格納部
15,15a,15b,15c 第2構成情報
21 VDSHP
22 第2構成情報格納部
23 第1構成情報変更部
24 通知部
25 変更箇所情報格納部
26 更新部
27 検知部
28 失敗通知部
29 通知失敗履歴確認部
30 全更新部
40 HDD
51 LAN(通信回線,第2の通信回線)
52 FC回線(第1の通信回線)
101 チャネルインタフェース
102 制御モジュール
103 ドライブエンクロージャ
121 CPU
122 RAM
123 ROM
201 CPU
202 RAM
203 ROM
204 記憶装置
Claims (8)
- データが格納されるとともに、第1構成情報格納部に格納された第1構成情報に基づいて該データにかかる処理を行なうストレージ装置と、
該ストレージ装置と第1の通信回線を介して接続され、該第1構成情報の複写としての第2構成情報を格納する第2構成情報格納部をそなえ、該第1構成情報を変更可能な複数の情報処理装置とをそなえたストレージシステムにおける処理方法であって、
該複数の情報処理装置のうちの一の情報処理装置が、該ストレージ装置の第1構成情報を変更する第1構成情報変更ステップと、
該一の情報処理装置が、該第1の通信回線とは異なる第2の通信回線を介して接続された、当該ストレージシステムにおける前記複数の情報処理装置のうち該一の情報処理装置とは異なる他の情報処理装置に対して、該第1構成情報変更ステップにおいて変更を行なった該第1構成情報における変更箇所を表す変更箇所情報を通知する通知ステップと、
該通知ステップにおいて該変更箇所情報を通知された該他の情報処理装置が、当該変更箇所情報を変更箇所情報格納部に格納する格納ステップと、
該他の情報処理装置が、該ストレージ装置の該第1構成情報の変更に先立って、該第2構成情報における、該変更箇所情報格納部に格納された該変更箇所情報によって示される該変更箇所を、該第1構成情報に基づいて更新する更新ステップとをそなえることを特徴とする、処理方法。 - 該一の情報処理装置において、該他の情報処理装置に対する該変更箇所情報の通知の失敗を検知する検知ステップと、
該検知ステップにおいて該他の情報処理装置に対する該変更箇所情報の通知の失敗が検知された場合に、該第一の通信回線を介して、該ストレージ装置に対して、該他の情報処理装置に対する該変更箇所情報の通知を失敗した旨を通知する失敗通知ステップと、
該ストレージ装置において、該失敗通知ステップにおいて該他の情報処理装置に対する該変更箇所情報の通知を失敗した旨が通知された場合に、該変更箇所情報の通知先である該他の情報処理装置に関する情報を通知失敗履歴情報として、通知失敗履歴情報格納部に格納する通知失敗履歴情報格納ステップと、
該他の情報処理装置が、該ストレージ装置の該第1構成情報の変更に先立って、該通知失敗履歴情報格納部に当該他の情報処理装置に関する該通知失敗履歴情報が格納されているか否かを確認する通知失敗履歴確認ステップと、
該他の情報処理装置において、該通知失敗履歴確認ステップにおいて当該他の情報処理装置に関する通知失敗履歴情報が格納されていることを確認した場合に、該ストレージ装置の該第1構成情報で、当該他の情報処理装置の該第2構成情報の全てを更新する全更新ステップとをそなえることを特徴とする、請求項1記載の処理方法。 - データが格納されるとともに、第1構成情報格納部に格納された第1構成情報に基づいて該データにかかる処理を行なうストレージ装置と、該ストレージ装置と第1の通信回線を介して接続された複数の情報処理装置とをそなえたストレージシステムであって、
該複数の情報処理装置のうちの一の情報処理装置が、
該第1構成情報の複写としての第2構成情報を格納する第2構成情報格納部と、
該ストレージ装置の第1構成情報を変更する第1構成情報変更部と、
第2の通信回線を介して接続された、当該ストレージシステムにおける前記複数の情報処理装置のうち当該情報処理装置とは異なる他の情報処理装置に対して、該第1構成情報変更部によって変更を行なった該第1構成情報における変更箇所を表す変更箇所情報を通知する通知部と、
該他の情報処理装置から通知される該変更箇所情報を格納する変更箇所情報格納部と、
該ストレージ装置の該第1構成情報の変更に先立って、該第2構成情報における、該変更箇所情報格納部に格納された該変更箇所情報によって示される該変更箇所を、該第1構成情報に基づいて更新する更新部とをそなえることを特徴とする、ストレージシステム。 - 該複数の情報処理装置のうちの一の情報処理装置が、
該他の情報処理装置に対する該変更箇所情報の通知の失敗を検知する検知部と、
該検知部により該他の情報処理装置に対する該変更箇所情報の通知の失敗が検知された場合に、該ストレージ装置に対して、該他の情報処理装置に対する該変更箇所情報の通知を失敗した旨を通知する失敗通知部と、
該ストレージ装置の該第1構成情報の変更に先立って、該ストレージ装置において当該他の情報処理装置に関する通知失敗履歴情報が格納されているか否かを確認する通知失敗履歴確認部と、
該通知失敗履歴確認部により当該他の情報処理装置に関する通知失敗履歴情報が格納されていることを確認した場合に、該ストレージ装置の該第1構成情報で、当該情報処理装置の該第2構成情報の全てを更新する全更新部とをそなえ、
該ストレージ装置が、
該失敗通知部により該他の情報処理装置に対する該変更箇所情報の通知を失敗した旨が通知された場合に、該変更箇所情報の通知先である該他の情報処理装置に関する情報を通知失敗履歴情報として格納する通知失敗履歴情報格納部をそなえることを特徴とする、請求項3記載のストレージシステム。 - 第1構成情報格納部に格納された第1構成情報に基づいてデータにかかる処理を行なうストレージ装置と、第1の通信回線を介して接続された情報処理装置であって、
該第1構成情報の複写としての第2構成情報を格納する第2構成情報格納部と、
該ストレージ装置の第1構成情報を変更する第1構成情報変更部と、
第2の通信回線を介して接続された、他の情報処理装置に対して、該第1構成情報変更部によって変更を行なった該第1構成情報における変更箇所を表す変更箇所情報を通知する通知部と、
該他の情報処理装置から通知される該変更箇所情報を格納する変更箇所情報格納部と、
該ストレージ装置の該第1構成情報の変更に先立って、該第2構成情報における、該変更箇所情報格納部に格納された該変更箇所情報によって示される該変更箇所を、該第1構成情報に基づいて更新する更新部とをそなえることを特徴とする、情報処理装置。 - 該他の情報処理装置に対する該変更箇所情報の通知の失敗を検知する検知部と、
該検知部により該他の情報処理装置に対する該変更箇所情報の通知の失敗が検知された場合に、該ストレージ装置に対して、該他の情報処理装置に対する該変更箇所情報の通知を失敗した旨を通知する失敗通知部と、
該ストレージ装置の該第1構成情報の変更に先立って、該ストレージ装置において当該他の情報処理装置に関する通知失敗履歴情報が格納されているか否かを確認する通知失敗履歴確認部と、
該通知失敗履歴確認部により当該他の情報処理装置に関する通知失敗履歴情報が格納されていることを確認した場合に、該ストレージ装置の該第1構成情報で、当該情報処理装置の該第2構成情報の全てを更新する全更新部とをそなえることを特徴とする、請求項5記載の情報処理装置。 - 第1構成情報格納部に格納された第1構成情報に基づいてデータにかかる処理を行なうストレージ装置と第1の通信回線を介して接続されたコンピュータに、制御機能を実行させるためのプログラムであって、
該第1構成情報の複写としての第2構成情報を格納する第2構成情報格納部と、
該ストレージ装置の第1構成情報を変更する第1構成情報変更部と、
第2の通信回線を介して接続された、他の情報処理装置に対して、該第1構成情報変更部によって変更を行なった該第1構成情報における変更箇所を表す変更箇所情報を通知する通知部と、
該他の情報処理装置から通知される該変更箇所情報を格納する変更箇所情報格納部と、
該ストレージ装置の該第1構成情報の変更に先立って、該第2構成情報における、該変更箇所情報格納部に格納された該変更箇所情報によって示される該変更箇所を、該第1構成情報に基づいて更新する更新部として、該コンピュータを機能させることを特徴とする、プログラム。 - 該プログラムが、
該他の情報処理装置に対する該変更箇所情報の通知の失敗を検知する検知部と、
該検知部により該他の情報処理装置に対する該変更箇所情報の通知の失敗が検知された場合に、該ストレージ装置に対して、該他の情報処理装置に対する該変更箇所情報の通知を失敗した旨を通知する失敗通知部と、
該ストレージ装置の該第1構成情報の変更に先立って、該ストレージ装置において当該他の情報処理装置に関する通知失敗履歴情報が格納されているか否かを確認する通知失敗履歴確認部と、
該通知失敗履歴確認部により当該他の情報処理装置に関する通知失敗履歴情報が格納されていることを確認した場合に、該ストレージ装置の該第1構成情報で、当該情報処理装置の該第2構成情報の全てを更新する全更新部として、該コンピュータを機能させることを特徴とする、請求項7記載のプログラム。
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