JP5966765B2 - 情報処理システム、中継装置、情報処理プログラム、及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理システム、中継装置、情報処理プログラム、及び情報処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理システムに関する。
ICT(Information and Communication Technology)システムの構成要素に関する様々な情報を保持し、統合された構成管理を行うためのデータベースとして、CMDB(Configuration Management Database)が知られている。CMDBは、使用者がICTシステムの構成要素間の関係を理解することを支援し、情報システムの管理を容易にする。
CMDBは、ICTシステムを構成する部品であるCI(Configuration Item)と、2つのCI間の関係を定義するRelationshipとから構成される構成要素情報を有する。CIは、例えば、ICTシステムを構成する、サーバ、ストレージ等のハードウェアや、ソフトウェア等の詳細を表す。Relationshipは、例えば、ICTシステムを構成するハードウェアがどのハードウェアと接続されているか等の、CI間の関係性を表す。
CIに関する情報をまとめて管理するものがMDR(Management Data Repository)である。MDRは、ICTシステムの運用管理データを保持するものであり、運用管理ミドルウェアのDBに相当する。MDRは複数存在し、MDRごとに、扱うデータの種別・量は異なる。
FCMDB(Faderated Configuration Management Database)は、複数のCMDBまたはMDRを仮想的に統合し、運用管理の効率を高める。FCMDBは、構成要素情報の統一のビューを使用者に提供する。
図1は、複数のMDRを仮想的に統合したFCMDBの構成図である。図1に示すように、複数のMDR2において、同じものを表す同一のエンティティが登録されている場合がある(例えば、MDR2(設計情報)のA”、MDR2(性能情報)のA^、MDR2(構成情報)のA’)。FCMDB1は、このような複数のMDR2に保存される同一のエンティティを、一つのエンティティとしてマージして登録する。このようなマージ処理をリコンサイルと呼ぶ。FCMDB1は、CI単位でデータをリコンサイル/統合する。
FCMDB1の情報は、ICTシステム4のサーバの状態等が更新された場合に、リアルタイムで更新されることが望まれる。クライアント3がFCMDB1から情報を取得する際に、取得した情報と実際のサーバ等の状態との乖離が発生しないようにするためである。
構成要素情報の変更が発生する場合のFCMDB1の更新の方法として、フェデレーション(Federation)を行い、FCMDB1の情報を更新する方法が考えられる。フェデレーションとは、複数のMDR2、FCMDB1間でデータをやり取りし、データを連携させる手法である。
特開平7−231317号公報
しかしながら、上記フェデレーションを用いた方法では、人手でMDRの情報を更新する場合、更新までのタイムラグが発生してしまう。
そこで、1つの側面では、本発明は、情報処理装置に対する更新指示を検出し、FCMDBの情報を更新することを目的とする。
一態様の情報処理システムは、情報処理装置、格納部、中継部、及び更新部を含む。情報処理装置は、情報処理システムの要素である。格納部は、情報処理システムの構成要素情報として示される情報処理装置に関する情報が統合された統合情報を格納する。中継部は、情報処理装置宛ての構成要素情報を更新する更新コマンドを含む通信情報を受信し、情報処理装置宛ての更新コマンドを含む第1の通信情報と、更新コマンドを含む第2の通信情報とを送信する。更新部は、第2の通信情報を受信し、第2の通信情報に含まれる更新コマンドに基いて、統合情報を更新する。
本実施形態に係る情報処理システムによれば、情報処理装置に対する更新指示を検出し、FCMDBの情報を更新することができる。
複数のMDRを仮想的に統合したFCMDBの構成図である。 本実施形態に係る、情報処理システムの機能ブロック図である。 SDNの構成を説明するための図である。 本実施形態に係る、情報処理システムの構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る、情報処理システムの構成の詳細な一例を示す図である。 本実施形態に係る、更新コマンドのカプセル化前後のパケットの構成を説明するための図である。 雛形のデータに更新コマンドの情報を挿入する際の動作を説明するための図である。 構成情報データベースに格納されるCIのデータ形式の一例である。 構成情報データベースに格納されるRelationshipのデータ形式の一例である 二重転送防止機能を説明するための図である。 更新検出ルールをスイッチ毎に割り振ることによって、スイッチあたりの負荷を分散させることを説明するための図である。 更新コマンドが連続して届く場合の、ある程度の更新コマンドを検出せずにスルーし、他のスイッチに検出させる方法を説明するための図である。 更新コマンドの一例を示す図である。 更新検出ルールの一例を示す図である。 更新コマンドを変換した後のデータの一例を示す図である。 FCMDBのデータを更新する前後のFCMDBのデータ構造を示す図(その1)である。 FCMDBのデータを更新する前後のFCMDBのデータ構造を示す図(その2)である。 FCMDBのデータを更新する前後のFCMDBのデータ構造を示す図(その3)である。 FCMDBのデータを更新する前後のFCMDBのデータ構造を示す図(その4)である。 本実施形態に係る、スイッチにおける動作のフロー図である。 本実施形態に係る、コントローラにおける動作のフロー図である。 本実施形態に係る、FCMDBにおける動作フロー図である。 パケットの二重転送防止のために、パケットに検出済みフラグを付加する方法を採用した場合の、スイッチにおける動作のフロー図である。 本実施形態に係る、機器のハードウェア構成図である。
その他のFCMDB1のリアルタイム更新の方法として、FCMDB1をPull型FCMDBとして構成する方法が考えられる。この方法ではFCMDB1はリコンサイル結果を保存せず、検索要求ごとに各MDR2からデータを取得し、リコンサイル結果を要求元に返す。リコンサイルによるタイムラグはなくなるが、MDR2の更新がリアルタイムでないと意味がない。また、検索に要する時間がPush型FCMDB(本原稿では単にFCMDBと呼ぶ)よりも長くなるため非実用的である。
また、その他のFCMDB1のリアルタイム更新の方法として、各サーバ上のミドルウェア等に更新を検出する仕組みを入れ、更新があった場合は即座にMDR2に対して更新情報を書き込む方法が考えられる。
しかしながら、この方法では、ミドルウェアに手を加える必要があるため、ミドルウェアのバグが新たな障害の原因になるというリスクがある。そのため、ミドルウェアの更新・メンテナンスに多大な工数を割かなければならないというデメリットがある。
そこで、本実施形態では、情報処理装置に対する更新指示を検出し、FCMDBの情報を更新する技術を提供する。
図2は、本実施形態に係る、情報処理装置の構成の一例を示す図である。
情報処理システム101は、情報処理装置102、格納部103、中継部104、更新部105、ルール送信部106、及び変換部107を含む。情報処理装置102は、情報処理システム101の要素である。格納部103は、情報処理システム101の構成要素情報として示される情報処理装置102に関する情報が統合された統合情報を格納する。
中継部104は、情報処理装置102宛ての構成要素情報を更新する更新コマンドを含む通信情報を受信し、情報処理装置102宛ての更新コマンドを含む第1の通信情報と、更新コマンドを含む第2の通信情報とを送信する。また、中継部104は、通信情報を受信した場合、通信情報の転送元が、当該中継部104と接続する他の中継部104か否かを判定し、通信情報の転送元が、当該中継部104と接続する他の中継部104ではない場合、受信した通信情報に更新コマンドが含まれるか否かを判定し、受信した通信情報に更新コマンドが含まれる場合、更新コマンドを含む第1の通信情報と、更新コマンドを含む第2の通信情報とを送信する。さらに、中継部104は、更新部105に第1の通信情報が送信されたことを示す転送済み情報を、第1及び第2の通信情報に付加する。中継部104は、第1または第2の通信情報を受信した場合、通信情報に転送済み情報が含まれているか否かを判定し、判定結果に基づいて、受信した通信情報に更新コマンドが含まれるか否かを判定する。さらに、中継部104は、通信情報を受信した場合、通信情報の宛先が変換部107か否かを判定し、通信情報の宛先が変換部107でない場合、受信した通信情報に更新コマンドが含まれるか否かを判定し、受信した通信情報に更新コマンドが含まれる場合、更新コマンドを含む第1の通信情報と、更新コマンドを含む第2の通信情報とを送信する。
更新部105は、第2の通信情報を受信し、第2の通信情報に含まれる更新コマンドに基いて、統合情報を更新する。
ルール送信部106は、通信情報に更新コマンドが含まれるか否かを中継部104が判定するための更新検出ルール、及び、通信情報に更新コマンドが含まれると判定された場合の中継部104の動作を規定した動作ルールを、中継部104に送信する。中継部104は、更新検出ルールに基いて、通信情報に更新コマンドが含まれるか否かを判定し、通信情報に更新コマンドが含まれると判定された場合、動作ルールに基づいて、動作する。
変換部107は、第2の通信情報を受信し、第2の通信情報に含まれる更新コマンドを、所定の形式に変換する。更新部105は、変換された更新コマンドを用いて、統合情報を更新する。
このように構成することで、既存ミドルウェアには手を加えることなくリアルタイムに情報処理装置102に対する更新情報を取得し、格納部103の構成情報を最新に保つことができる。
本実施形態にかかる、FCMDB1とサーバを接続するネットワークの構成について説明する。FCMDB1とサーバを接続するネットワーク構成の一例として、SDN(Software Defined Network)と呼ばれるネットワーク管理技術を用いることができる。SDNは、ネットワークの構成や機能をソフトウェアによってプログラミングすることを可能とする技術である。SDNでは、ネットワーク管理者がネットワーク上を流れるフレームの処理を自由にプログラムで記述できる。これにより、ハードウェア構成を変更することなく、通信経路の変更・制御が可能となる。さらに、ネットワークの機器がSDNに対応していれば、種類によらず機器をSDN内で一元的に管理することが可能である。
SDNは、ネットワークの経路制御機能とデータ転送機能を分離して管理する。図3は、SDNの構成を説明するための図である。
SDNは、コントローラ6とスイッチ7の2種類のノードから構成される。コントローラ6は、ネットワークの経路制御機能を担う。具体的には、コントローラ6は、スイッチ7の動作ルールを定義して、スイッチ7に配布することによりネットワークの経路制御を行う。動作ルールでは、例えば、スイッチ7が受信したフレームのうち、どの種類のフレームをどのように処理するかが定義される。スイッチ7は、データ転送機能を担い、コントローラ6から配布された動作ルールに従って処理を実行する。
SDNは、具体的には、OpenFlowと呼ばれるOpen Networking Foundation(ONF)が策定している通信プロトコルを用いて実現することができる。
図4は、本実施形態に係る、情報処理システムの構成の一例を示す図である。情報処理システムは、FCMDB1、MDR2、コントローラ6、スイッチ7、サーバ8、オペレータ端末5を含み、ネットワークで接続されている。情報処理システム内のネットワークは、SDNの技術を用いて構成される。すなわち、コントローラ6は、ネットワークの経路制御機能を持ち、スイッチ7の動作を規定した動作ルールを定義する。スイッチ7は、コントローラ6が定義したルールに基づいて、処理を実行する。各機器の詳細な説明は後ほど説明する。
図4を参照して、本実施形態に係る、更新コマンドが発行された際にサーバ8の情報が更新されるとともに、FCMDB1の情報が更新される様子を説明する。説明においては、更新コマンドは、サーバ8に保存された情報を更新するために、オペレータ端末5に入力されるものとする。
オペレータ端末5は、サーバ8に対する更新コマンドを取得すると、オペレータ端末5とサーバ8を中継するスイッチ7に更新コマンドを転送する。更新コマンドを受信したスイッチ7は、予め定められた動作ルールに従って、サーバ8、または、当該スイッチ7とサーバ8を中継するスイッチ7に更新コマンドを転送する。それとともに、スイッチ7は、受信した更新コマンドを複製し、複製したコマンドを転送用にカプセル化して、コントローラ6、または、当該スイッチ7とコントローラ6を中継するスイッチ7に転送する。コントローラ6は、カプセル化されたパケットを受信すると、FCMDB1が認識可能な形式のデータに更新コマンドを変換し、変換したデータをFCMDB1に転送する。FCMDB1は、変換されたデータを受信すると、受信したデータに基づいて、更新コマンドの内容をデータベースに反映する。
図5は、本実施形態に係る、情報処理システムの構成の詳細な一例を示す図である。情報処理システムは、FCMDB1、コントローラ6、スイッチ7、サーバ8を含む。FCMDB1は、格納部103、更新部105の一例として挙げられる。コントローラ6は、ルール送信部106、変換部107の一例として挙げられる。スイッチ7は、中継部104の一例として挙げられる。サーバ8は、情報処理装置102の一例として挙げられる。
先ず、スイッチ7の構成について説明する。
スイッチ7は、更新コマンドを検出する更新検出部66と更新コマンドをカプセル化してコントローラ6に送信するカプセル化部67を含む。
更新検出部66は、スイッチ7が受信したコマンドのうち、更新コマンドを検出する。具体的には、更新検出部66は、コマンドを受信した場合、更新検出ルールに基づいて、受信したコマンドが更新コマンドか否かを判別する。更新検出ルール及び更新検出ルールに基づいた判定処理の詳細については、後ほど説明する。更新検出部66は、受信したパケットが更新コマンドであると判別した場合、判別した更新コマンドを複製し、複製した更新コマンドをカプセル化部67に転送する。それとともに、更新検出部66は、すべての受信したコマンドを、更新コマンドか否かに関わらず、そのコマンドの宛先に転送する。ここで、更新検部66は、複製元の更新コマンドをカプセル化部67に転送し、複製した更新コマンドを、コマンドの宛先に送信する構成としてもよい。
次に、更新検出ルールについて説明する。
更新検出ルールは、各スイッチ7において、更新コマンドの検出処理が行われる際に用いられる。更新検出ルールは、例えば、IF−THENルールなどの形式をもち、スイッチ7を通過するパケットに対しマッチングを行うことが可能なルールである。更新検出ルールは、システムの管理者により作成されてもよいし、自動生成等の他の方法で生成されてもよい。尚、更新検出ルールは、更新検出部66がこのルールを用いることによって、スイッチ7が受信するコマンドの中から、更新コマンドを検出することができればよく、IF−THENの形式に限定されない。
更新検出ルールは、FCMDB1の記憶部69の更新検出データベース(以下、更新検出ルールDBと記す)62に記憶される。更新検出ルールDB62に記憶された更新検出ルールは、スイッチ7のスイッチ制御部64により取得され、各スイッチ7に配布される。
更新検出ルールは、具体的には例えば、「IF packet contains “update host-address”, THEN forward to YYY」などの形式で与えられる。これは、受信したパケットが、特定の文字列(この例の場合は、「update host-address))を含んでいる場合に、特定の宛先(この例の場合は、「YYY」)に、受信したパケットを転送することを示す。例えば、スイッチ7が受信したコマンドが「update host-address -host-number 1 -address xxxx」であった場合、コマンドに「update host-address」の文字列が含まれているため、スイッチ7は、更新検出ルールに従って、受信したコマンドが更新コマンドであることを検出し、宛先「YYY」に転送する処理を行う。ここで、スイッチ7は、宛先「YYY」に転送する処理において、更新コマンドをカプセル化してから転送する。これは、更新コマンドをそのまま転送すると、転送された更新コマンドは実行可能な状態であるので、転送先で実行される可能性があるためである。
カプセル化部67は、更新検出部66から受信した更新コマンドをコントローラ6に転送するために、更新コマンドをカプセル化する。カプセル化とは、パケットに対し,新たなヘッダを付加し、そのヘッダに基づいてデータを送信する技術である。
ここで、本実施形態におけるカプセル化部67のカプセル化の具体的な動作を説明する。図6は、本実施形態に係る、更新コマンドのカプセル化前後のパケットの構成を説明するための図である。
パケット75は、カプセル化前の更新コマンドのパケットの一例である。パケット75は、ヘッダ部71とデータ部72から構成される。ヘッダ部71には、宛先サーバのアドレス、送信元のアドレス、及びその他パケットの通信に必要な制御情報が格納される。データ部72には、更新コマンドの内容が格納される。
パケット76は、カプセル化された更新コマンドのパケットの一例である。カプセル化されたパケット76も、パケット75と同様にヘッダ部73とデータ部74から構成される。ヘッダ部73は、コントローラ6を宛先として指定した宛先情報を含む、パケットの通信に必要な情報が格納される。
データ部74は、受信した更新コマンドのパケット75全体から構成される。図6に示すように、カプセル化後のデータ部74は、元のパケット75のヘッダ部71とデータ部72とを併せたものになる。
尚、カプセル化後のデータ部74において、元のパケット75のヘッダ部71に相当する部分には、元のパケット75の宛先情報が格納されている。これにより、カプセル化したパケット76が元のパケット75の宛先情報を含むことで、カプセル化したデータを受け取ったコントローラ6が、更新コマンドがどのサーバ8に対するものであったかを把握できるようにする。後ほど説明するが、更新コマンドがどのサーバ8に対するものであるかの情報は、コントローラ6が更新コマンドのデータ形式を変換する際に使用される。尚、元のパケット75のヘッダ部71及びデータ部72は、カプセル化が解除されるまでは参照されない。
次にコントローラ6の構成について説明する。コントローラ6は、スイッチ7に対して、その動作を規定したルールを配布するスイッチ制御部64と、スイッチ7から受信したカプセル化されたパケット76を、FCMDB1が認識可能なデータ形式に変換してFCMDB1に送信するデータ変換部65を含む。
スイッチ制御部64は、SDNにおいて用いられる、スイッチ7の動作を規定した動作ルールをスイッチ7に配布するとともに、スイッチ7が更新コマンドを検出してコントローラ6に転送するためのルールを定めた更新検出ルールを配布する。スイッチ制御部64は、更新検出ルールをFCMDB1の更新検出ルールDB62から取得する。更新検出ルールが変更された場合は、スイッチ制御部64は、変更の内容をFCMDB1の更新検出ルールDB62に反映する。
また、スイッチ制御部64は、カプセル化されたパケット76をスイッチ7から受信し、受信したパケット76をデータ変換部65に転送する。
データ変換部65は、スイッチ制御部64から受信したカプセル化されたパケット76をFCMDB1が認識可能な形式の更新データに変換する。データ変換部65は、カプセル化されたパケット76をFCMDB1が認識可能な形式に変換した後、変換したデータをFCMDB1のリコンサイル部63に転送する。
次に、データ変換部65によるデータ変換について詳細に説明する。
データ変換部65は、受信したデータをFCMDB1に登録可能な形式に変換するために、更新コマンドの種類毎に対応付けされた、雛形及び変換ルールを保持している。雛形及び変換ルールは、データ変換部65の記憶領域に記憶される。ここで、FCMDB1に登録可能な形式とは、例えば、XML形式等である。本実施形態においては、XMLデータ形式をFCMDB1に登録可能な形式として説明するが、FCMDB1に登録可能な形式は、XMLデータ形式に限定されない。また、雛形及び変換ルールは、FCMDB1の記憶部69に記憶され、データ変換部65は、雛形及び変換ルールを使用する際に、それらをFCMDB1の記憶部69から取得する構成としてもよい。
データ変換部65は、カプセル化されたパケット76を受信すると、先ず、受信したパケット76のカプセル化を解除する。すなわち、データ変換部65は、カプセル化されたパケット76からヘッダ部73を取り除く。ヘッダ部73が取り除かれたデータは、カプセル化される前の状態の更新コマンドとなる。次に、データ変換部65は、更新コマンドに対応する雛形のデータ及び変換ルールを記憶部領域から取得する。そして、データ変換部65は、取得した変換ルールに従って、更新コマンドから必要な情報を抽出し、雛形のデータに挿入する。
雛形のデータに更新コマンドの情報を挿入する際の具体的な動作を図7(a)〜図7(c)の例を参照して説明する。図7(a)は、変換前の更新コマンドの一例、図7(b)は、更新コマンドに対応する雛形の一例、図7(c)は、変換後のデータの一例を示す。
先ず、データ変換部65は、変換ルールに従って更新コマンドのヘッダ部71に含まれていた宛先アドレスを基に、更新コマンドの更新対象を一意に識別するためのIDを決定する。IDの決定は、例えば、宛先のアドレスを基に、FCMDB1から対象サーバのIDを検索することによって行う。そして、データ変換部65は、決定されたIDを雛形のデータに挿入する。図7(b)の例では、雛形の「AAA」に、決定された対象サーバのIDを挿入する。
次に、データ変換部65は、更新コマンドのパラメータで与えられた値を、更新コマンドに対応する変換ルールに従って、雛形の適切な箇所に挿入する。図7(a)、図7(b)の例では、データ変換部65は、図7(a)の更新コマンドのパラメータ「-host-number」の値「2」を、図7(b)の雛形の「BBB」に挿入し、パラメータ「-address」の値「xxxx」を、雛形の「CCC」に挿入する。挿入後のデータは、図7(c)のようになる。
尚、本実施形態においては、コントローラ6が、カプセル化されたパケット76の受信及びFCMDB1への更新要求送信処理を行なっているが、これらの処理を行う装置と、SDNにおけるコントローラ6の処理を行う装置とは別であってもよい。その場合、コントローラ6はSDNの処理のみを行い、別装置がカプセル化されたパケット76の受信及び更新要求送信処理を行う。また、この別装置は負荷分散・耐故障性向上のため複数存在してもよい。
次に、FCMDB1の構成について説明する。FCMDB1は、情報を記憶する記憶部69と、記憶部69に対する情報の読み書きを制御する制御部68とを含む。
記憶部69は、構成情報データベース(以下、構成情報DBと記す)61と、更新検出ルールDB62とを含む。構成情報DB61は、FCMDB1のCIの統一のビュー等が記憶されるデータベースである。図8は、構成情報DB61に格納されるCIのデータ形式の一例である。また、図9は、構成情報DB61に格納されるRelationshipのデータ形式の一例である。本実施形態では、図8、図9に示すように、構成情報DB61には、XML形式のデータが格納される。
更新検出ルールDB62は、コントローラ6がスイッチ7を制御するために用いる、スイッチ7の動作を規定した更新検出ルールを格納する。更新検出ルールDB62は、スイッチ7のスイッチ制御部64により使用される。
制御部68は、リコンサイル部63を含む。リコンサイル部63は、複数のMDR2に保存される同一のエンティティを、一つのエンティティとしてマージして構成情報DB61に格納するリコンサイル処理を行う。リコンサイル処理には、CIが更新された場合、その内容を構成情報DB61に反映する処理も含まれる。本実施形態においては、制御部68は、リコンサイル処理として、コントローラ6から受信した更新データの内容を構成情報DB61に反映または格納する処理を行う。
次に、スイッチ7が、更新コマンドを検出し、更新コマンドをカプセル化してコントローラ6に転送することにより発生する、スイッチ7とネットワークの負荷を軽減する方法について説明する。
図4に示したように、ネットワーク内では、複数のスイッチ7が複数のサーバ間を接続し、FCMDB1と各サーバは、コントローラ6とスイッチ7を介して接続される。更新コマンドがオペレータ端末5からあるサーバ8に対して発行された場合、更新コマンドは、オペレータ端末5から一つまたは複数のスイッチ7を介してサーバ8に到達する。これは、ある更新コマンドが発行された場合、その更新コマンドがあて先のサーバ8に到達するまでに、複数のスイッチ7が更新コマンドを受信しうることを示している。ここで、仮に、更新コマンドを受信した全てのスイッチ7が、カプセル化された更新コマンドをコントローラ6に送信する場合、ネットワーク内のトラフィックが増加する。
そこで、スイッチ7は、一つの更新コマンドに対して、重複して、スイッチ7からコントローラ6にカプセル化されたコマンドが発行されることを防ぐための二重転送防止機能を持つ。
図10は、二重転送防止機能を説明するための図である。二重転送防止機能を実現するために、更新コマンドをカプセル化してコントローラ6に転送する処理を行うスイッチ7は、ネットワーク内で、オペレータ端末5から発行された更新コマンドを最初に受信したスイッチ7とする。図10の例では、オペレータ端末5が更新コマンドを実行した場合、ネットワーク内で最初に更新コマンドを受信するスイッチ7−1が更新コマンドをカプセル化してコントローラ6に転送する処理を行う。そして、スイッチ7−1から転送された更新コマンドを受信したスイッチ7−3は、サーバ8に更新コマンドを転送する処理を行い、更新コマンドをカプセル化してコントローラ6に転送する処理は行わない。また、スイッチ7−1から送信されたカプセル化されたパケット76を受信したスイッチ7−2は、受信したパケット76をコントローラ6に転送する処理を行い、受信したパケット76をさらにカプセル化してコントローラ6に転送する処理は行わない。
具体的には、各スイッチ7の更新検出部66は、コマンドを受信した場合、先ず、受信したコマンドがネットワーク内で最初に受信されたコマンドであるか否かを判定する。そして、その判定結果に応じて、更新検出部66は、受信したコマンドが更新コマンドか否かの判定処理や、その後の処理を行うか否かを判定する。スイッチ7における動作フローの詳細については、後ほど説明する。
スイッチ7の更新検出部66は、受信した更新コマンドがネットワーク内で最初に受信されたものか否かを判別するために、更新コマンドの転送元がスイッチ7か否かを確認する。更新コマンドの転送元がスイッチ7ではない場合、スイッチ7の更新検出部66は、受信した更新コマンドはネットワーク内で最初に受信されたものであると判別する。更新コマンドの転送元がスイッチ7の場合、スイッチ7の更新検出部66は、受信した更新コマンドはネットワーク内で最初に受信されたものではないと判別する。
一方、カプセル化されたパケット76を受信した場合は、スイッチ7は、カプセル化されたパケット76のヘッダ部73に記憶された宛先情報に従って、パケット76を転送する。その際、スイッチ7は、受信したパケットが更新コマンドか否かの判定や、カプセル化の処理は実行しない。
スイッチ7が、受信したパケットがカプセル化されたパケット76であるか否かを判定する方法としては、パケットの宛先アドレスを用いる方法が考えられる。
パケットの宛先アドレスを用いる方法は、パケットの宛先アドレスがコントローラ6のアドレスであるか否かをスイッチ7の更新検出部66が判定し、宛先アドレスがコントローラ6のアドレスであれば、パケットはカプセル化されているものと判別する。宛先アドレスがコントローラ6のアドレスでなければ、スイッチ7は、パケットはカプセル化されていないと判別する。
スイッチ7が、受信した更新コマンドがネットワーク内で最初に受信されたものか否かを判別し、さらに、受信したパケットがカプセル化されたパケット76であるか否かを判定するその他の方法として、検出済みフラグ(転送済みフラグ)を設ける方法が考えられる。
検出済みフラグを設ける方法は、受信したパケットに対応する更新コマンドがコントローラ6に転送済みであることを示す検出済みフラグを、受信したパケットに付加する方法である。スイッチ7の更新検出部66は、受信したコマンドが更新コマンドであると判定した場合、受信したコマンドに検出済みフラグを付加する。そして、更新検出部66は、検出済みフラグを付加した更新コマンドを複製して、複製した更新コマンドをカプセル化部67に転送するとともに、検出済みフラグを付加した更新コマンドを、宛先のサーバ側に転送する。一方、検出済みフラグが付加されたパケットを受信した場合、スイッチ7は、受信したパケットを宛先のアドレス宛に転送し、受信したパケットが更新コマンドか否かの判定は行わない。検出済みフラグは、スイッチ7が受信したパケット75のヘッダ部71に設けてもよい。
次に、本実施形態において、スイッチ7の負荷を分散するための方法を説明する。スイッチ7の負荷を分散するための方法として、ネットワーク内のスイッチ7毎に異なる更新検出ルールを持たせる方法と、更新コマンドが連続して届く場合に、ある程度の更新コマンドを検出せずにスルーし、他のスイッチ7に検出させる方法がある。
先ず、スイッチ7毎に異なる更新検出ルールを持たせる方法について説明する。スイッチ7の1パケットあたりの処理負荷は、スイッチ7が従うルール数が多いほど増加する。すべてのスイッチ7に対して、すべての更新検出ルールを一律で設定する場合、各スイッチ7の処理負荷が増大する。そこで、スイッチ7毎に異なる更新検出ルールをもたせることによって、負荷の分散を図る。
図11は、更新検出ルールをスイッチ7毎に割り振ることによって、スイッチ7あたりの負荷を分散させることを説明するための図である。図11の例では、更新検出ルールを1/3ずつスイッチ7に割り振ることで、スイッチ7あたりの負荷を分散する。すなわち、更新検出ルールが90個あるとして、1〜30のルールはスイッチグループ1に含まれるスイッチ7に、31〜60のルールはスイッチグループ2に含まれるスイッチ7に、61〜90のルールはスイッチグループ3に含まれるスイッチ7に設定する。このとき、更新コマンドを発行するオペレータからいずれのサーバに至るどの経路を用いても、すべての更新検出ルールに対して、更新コマンドか否かの判定が行われるように、更新検出ルールを分散する。
次に、更新コマンドが連続して届く場合に、ある程度の更新コマンドを検出せずにスルーし、他のスイッチ7に検出させる方法について説明する。
更新コマンドが連続して届く場合に、次のスイッチ7でも更新コマンドが検出できるのであれば、ある程度のコマンドは検出せずにスルーし、次のスイッチ7に検出させる。これにより、特定のスイッチ7のみに負荷が集中することを防ぐことができる。ここで、次のスイッチ7の「次」とは、更新コマンドが発行された端末から、更新コマンドの宛先のサーバに至る経路上に存在する複数のスイッチ7において、更新コマンドが中継されるスイッチ7の順番において「次」を意味する。
図12は、更新コマンドが連続して届く場合の、ある程度の更新コマンドを検出せずにスルーし、他のスイッチ7に検出させる方法を説明するための図である。
更新コマンドを発行した端末からコマンドの宛先サーバに至る経路が複数あるのであれば、更新コマンドを最初に受信したスイッチ7は、他のスイッチ7にパケットを振り分ける。具体的には、コマンドを最初に受信したスイッチ7−10は、更新コマンド検出処理を実行する。そして、スイッチ7−10は、連続して届いた次のコマンドについては、更新コマンド検出処理は行わず、スイッチ7−10に接続されるスイッチ7−11に転送する。そして、転送された更新コマンドを受信したスイッチ7−11が、更新コマンド検出処理を実行する。さらに、スイッチ7−10は、連続して届いた次のコマンドを、スイッチ7−10に接続される別のスイッチ7−12に転送し、スイッチ7−12が更新コマンド検出処理を実行する。
連続してコマンドを受信したスイッチ7が、どのスイッチ7に、どのコマンドを転送するかについては、スイッチ7の動作ルールで制御する。更新コマンドを検出する処理を行うスイッチ7は、実行コマンドの到着頻度や各スイッチ7の負荷の状況に応じて、変更してもよい。尚、この方法では、ネットワーク内の全てのスイッチ7が、全ての更新コマンドに対応する検出ルールを保持する。
次に、更新コマンドがオペレータ端末5から発行されてから、FCMDB1に反映されるまでの流れを、更新コマンドのデータ構造の変化を示しながら説明する。具体的には、図13〜図19を参照して、コマンド検出ルール、コマンドの変換、FCMDB1のデータ更新を説明する。
図13は、更新コマンドの例、図14は、更新検出ルールの例、図15は、更新コマンドを変換した後の、変換された更新コマンドの例、図16〜図19は、FCMDB1のデータを更新する前後のFCMDB1のデータ構造を示す。図13のコマンドの番号は図13〜図19で対応している。ここでは、図13の5つのコマンドが発行された場合を仮定して、コマンドがスイッチ7で検出され、検出された更新コマンドがFCMDB1に登録可能な形式に変換され、変換されたデータがFCMDB1に登録される際のデータの変化を説明する。
図13において、コマンド1は、コマンド名が「update host-address」であり、第1パラメータ名が「-host-number」でその値が「2」、第2パラメータ名が「-address」でその値が「192.168.1.1」である。このコマンドは、ホスト番号が「2」のホストのアドレスを「192.168.1.1」に設定するコマンドである。
コマンド2は、コマンド名が「ifconfig」であり、第1パラメータの値が「eth1」、第2パラメータの値が「192.168.1.10」である。このコマンドは、インタフェース名が「eth1」のインタフェースのIPアドレスを「192.168.1.10」に設定するコマンドである。
コマンド3は、コマンド名が「xm mem_set」であり、第1パラメータの値が「vm01」、第2パラメータの値が「1024」である。このコマンドは、サーバ名が「vm01」の仮想ホストに対して、メモリの割り当てを「1024」に設定するコマンドである。
コマンド4は、コマンド名が「delete user」であり、第1パラメータ名が「-name」でその値が「user1」である。このコマンドは、ユーザ名が「user1」のユーザを削除するコマンドである。
コマンド5は、コマンド名が「show status」である。サーバのステータスを確認するコマンドである。
図14は、図13のコマンド1〜4にそれぞれ対応する更新検出ルールを示す。更新検出ルールには、検出するコマンド名、及び検出した場合の宛先アドレスが記載される。この例の場合、「IF packet contains “コマンド名”, THEN forward to 宛先アドレス」の形式になっている。コマンド名には、更新コマンドの名称が設定される。この例の場合、更新検出ルール1〜4のコマンド名には、図13のコマンド1〜4に対応する名称が設定されている。宛先アドレスは、コントローラ6のアドレスが設定され、この例の場合、コントローラ6のアドレスは、「192.168.0.1」である。ここで、図13のコマンド5は、更新コマンドではないので、対応する更新検出ルールは存在しない。
図15は、図13のコマンド1〜4にそれぞれ対応するデータ形式の変換の例を示す。データ形式の変換は、コントローラ6のデータ変換部65により行われる。データ変換部65は、各コマンドに対応する雛形を取得する。そして、データ変換部65は、変換ルールに従って、更新コマンドのパラメータの内容を、取得した雛形の特定の位置に挿入する。更新コマンドのパラメータの内容を、雛形のどの位置に挿入するかは、変換ルールにより定義される。
例えば、コマンド1の場合、コマンド1のパラメータ「-host-number」の値「2」は、XMLの雛形の要素名「address」の属性「id」の属性値に与えられるようにルールとして定義されている。また、パラメータ「-address」の値「192.168.1.1」は、XMLの雛形の要素名「address」の内容に与えられるようにルールとして定義されている。
コマンド2の場合、コマンド2の第1引数の値「eth1」が、XMLの雛形の要素名「ipAddress」の属性「id」の属性値に与えられるようにルールとして定義されている。また、第2引数の値「192.168.1.10」は、XMLの雛形の要素名「ipAddress」の内容に与えられるようにルールとして定義されている。
コマンド3の場合、コマンド3の第1引数の値「vm01」が、XMLの雛形の要素名「item」の属性「id」の属性値に与えられるようにルールとして定義されている。また、第2引数の値「1024」は、XMLの雛形の要素名「memory」の内容に与えられるようにルールとして定義されている。
コマンド4の場合、コマンド4のパラメータ「-name」の値「user1」は、XMLの雛形の要素名「user」の属性「name」の属性値に与えられるようにルールとして定義されている。
図16〜図19は、FCMDB1のデータにおいて、コマンド1〜4の内容を反映する前後のデータの構造を示す図である。すなわち、図16〜図19は、図13のコマンド1〜4に対応する、図15のXMLデータ1〜4を受信したFCMDB1の制御部68が、受信した内容を更新する処理をFCMDB1に対して行う際の、更新処理の前後のFCMDB1のデータを示している。
図16(a)は、コマンド1の更新内容が反映される前のFCMDB1のデータの例を示し、図16(b)は、コマンド1の更新内容が反映された後のFCMDB1のデータの例を示す。更新内容反映前の図16(a)では、要素名「address」の属性「id」の属性値が「2」である要素の内容は「192.168.0.220」となっている。それに対して、更新内容反映後の図16(b)では、要素名「address」の属性「id」の属性値が「2」である要素の内容は「192.168.1.1」に更新されている。この更新は、図15のXMLデータ1の内容をFCMDB1のデータに反映した結果である。
図17(a)は、コマンド2の更新内容が反映される前のFCMDB1のデータの例を示し、図17(b)は、コマンド2の更新内容が反映された後のFCMDB1のデータの例を示す。更新内容反映前の図17(a)では、要素名「ipAddress」の属性「id」の属性値が「2」である要素は存在しない。それに対して、更新内容反映後の図17(b)では、要素名「ipAddress」の属性「id」の属性値が「2」である要素が追加されており、その要素の内容は「192.168.1.10」となっている。この更新は、図15のXMLデータ2の内容をFCMDB1のデータに反映した結果である。
図18(a)は、コマンド3の更新内容が反映される前のFCMDB1のデータの例を示し、図18(b)は、コマンド3の更新内容が反映された後のFCMDB1のデータの例を示す。更新内容反映前の図18(a)では、要素名「memory」の内容は「512MB」となっている。それに対して、更新内容反映後の図18(b)では、要素名「memory」の内容は「1024MB」に更新されている。この更新は、図15のXMLデータ3の内容をFCMDB1のデータに反映した結果である。
図19(a)は、コマンド4の更新内容が反映される前のFCMDB1のデータの例を示し、図19(b)は、コマンド4の更新内容が反映された後のFCMDB1のデータの例を示す。更新内容反映前の図19(a)では、要素名「item」の属性「id」の属性値が「user1」である要素が存在している。それに対して、更新内容反映後の図19(b)では、要素名「item」の属性「id」の属性値が「user1」である要素の内容は削除され、存在しない。この更新は、図15のXMLデータ4の内容をFCMDB1のデータに反映した結果である。
次に、スイッチ7における処理の流れについて説明する。図20は、本実施形態に係る、スイッチ7における動作のフロー図である。
先ず、スイッチ7はパケットを受信すると(S1301)、次の転送先がコントローラ6か否かを判定する(S1302)。具体的には、スイッチ7は、受信したパケットのヘッダ部を参照し、宛先のアドレスがコントローラ6か否かを判定する。
次の転送先がコントローラ6であると判定された場合(S1302でYes)、スイッチ7は、受信したパケットをコントローラ6に転送し(S1303)、処理が終了する。
S1302において、次の転送先がコントローラ6でないと判定された場合(S1302でNo)、スイッチ7は、受信したパケットの転送元がスイッチ7か否かを判定する(S1304)。具体的には、スイッチ7は、受信したパケットのヘッダ部を参照し、送信元のアドレスがスイッチ7か否かを判定する。
転送元がスイッチ7であると判定された場合(S1304でYes)、受信したパケットを、受信したパケットの宛先であるスイッチ7、コントローラ6、またはサーバ8に転送し(S1303)、処理が終了する。転送元がスイッチ7でないと判定された場合(S1304でNo)、スイッチ7は、受信パケットが更新検出ルールにマッチするか否かを判定する(S1305)。
受信パケットが更新検出ルールにマッチする場合(S1305でYes)、スイッチ7は、パケットを複製し、複製したパケットを転送用にカプセル化する(S1306)。
次に、スイッチ7は、更新検出ルールの宛先アドレスに従って、カプセル化したパケットをコントローラ6側に転送する(S1307)。
次に、スイッチ7は、受信したパケットを転送先へ転送し(S1308)、処理は終了する。
S1305で受信したパケットが更新検出ルールにマッチしない場合、スイッチ7は、受信したパケットを転送先へ転送し(S1308)、処理は終了する。
次に、コントローラ6における処理の流れについて説明する。図21は、本実施形態に係るコントローラ6における動作のフロー図である。
コントローラ6はパケットを受信すると(S1401)、変換ルールを用いてデータをFCMDB1に登録可能な形式に変換する(S1402)。次に、コントローラ6は、FCMDB1にS1402で変換したデータを含む登録要求を送信し(S1403)、処理は終了する。
次に、FCMDB1における処理の流れについて説明する。図22は、本実施形態に係るFCMDB1における動作フロー図である。
FCMDB1は、登録要求を受信すると(S1501)、登録要求の内容を構成情報DB61に反映する更新処理を行い(S1502)、処理は終了する。
(変形例1)
複数のスイッチ7からコントローラ6に対して更新コマンドを重複して転送することを防ぐために、スイッチ7がパケットに検出済みフラグを付加しておき、検出済みフラグの付いたパケットを受信した場合は、スイッチ7は検出処理を行わない方法も考えられる。
図23は、パケットの二重転送防止のために、パケットに検出済みフラグを付加する方法を採用した場合の、スイッチ7における動作のフロー図である。
先ず、スイッチ7はパケットを受信すると(S1601)、受信したパケットに検出済みフラグが付加されているか否かを判定する(S1602)。検出済みフラグが受信したパケットに付加されている場合(S1602でYes)、スイッチ7は、受信したパケットを、受信したパケットの転送先である、スイッチ7、コントローラ6、または宛先のサーバ8に転送し(S1603)、処理が終了する。
S1602において、検出済みフラグが受信したパケットに付加されていない場合(S1602でNo)、スイッチ7は、受信したパケットが更新検出ルールにマッチするか否かを判定する(S1604)。受信パケットが更新検出ルールにマッチする場合(S1604でYes)、スイッチ7は、受信したパケットに検出済みフラグを付加する(S1605)。
次に、スイッチ7は、検出済みフラグを付加したパケットを複製し、複製したパケットを転送用にカプセル化する(S1606)。次に、スイッチ7は、更新検出ルールの宛先アドレスに従って、カプセル化したパケットをコントローラ6側に転送する(S1607)。
次に、スイッチ7は、受信したパケットを転送先へ転送し(S1608)、処理は終了する。S1604で受信したパケットが更新検出ルールにマッチしない場合、受信したパケットを転送先へ転送し(S1608)、処理は終了する。
次に、FCMDB1、コントローラ6、スイッチ7、及びサーバ8のハードウェア構成について説明する。図24は、FCMDB1、コントローラ6、スイッチ7、及びサーバ8のハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ200は、図24に示すように、CPU201、メモリ202、記憶装置203、読み取り装置204、通信インタフェース206、および入出力装置207を備える。なお、CPU201、メモリ202、記憶装置203、読み取り装置204、通信インタフェース206、入出力装置207は、例えば、バス208を介して互いに接続されている。ここで、コンピュータ200は、FCMDB1、コントローラ6、スイッチ7、及びサーバ8のハードウェア構成の一例として挙げられる。
CPU201は、メモリ202を利用して上述のフローチャートの手順を記述したプログラムを実行することにより、制御部68、スイッチ制御部64、データ変換部65、更新検出部66、カプセル化部67の一部または全部の機能を提供する。
メモリ202は、例えば半導体メモリであり、RAM領域およびROM領域を含んで構成される。記憶装置203は、例えばハードディスクであり、記憶部69の機能の一部または全部の機能を提供する。また、データ変換部65の記憶領域としての一部または全部の機能を提供する。なお、記憶装置203は、フラッシュメモリ等の半導体メモリであってもよい。また、記憶装置203は、外部記録装置であってもよい。
読み取り装置204は、CPU201の指示に従って着脱可能記録媒体205にアクセスする。着脱可能記録媒体205は、たとえば、半導体デバイス(USBメモリ等)、磁気的作用により情報が入出力される媒体(磁気ディスク等)、光学的作用により情報が入出力される媒体(CD−ROM、DVD等)などにより実現される。
通信インタフェース206は、CPU201の指示に従ってネットワークを介してデータを送受信する。入出力装置207は、例えば、ユーザからの指示を受け付けるデバイスに相当する。
実施形態を実現するための情報処理プログラムは、例えば、下記の形態でコンピュータ100に提供される。
(1)記憶装置203に予めインストールされている。
(2)着脱可能記録媒体205により提供される。
(3)プログラムサーバから提供される。
なお、実施形態を実現するための情報処理方法は、複数のコンピュータを利用して上述のフローチャートの処理を提供してもよい。この場合、あるコンピュータが、上述のフローチャートの処理の一部を、ネットワークを介して他のコンピュータに依頼し、その処理結果を受け取るようにしてもよい。
さらに、実施形態の情報処理システムの一部は、ハードウェアで実現してもよい。或いは、実施形態の情報処理システムは、ソフトウェアおよびハードウェアの組み合わせで実現してもよい。
尚、本実施形態において、FCMDB1とサーバ8を接続するネットワークの構成にSDNを用いたが、これに限定されない。また、サーバ8は、例えば、ストレージ装置、ネットワーク機器等の、情報処理システム101に含まれる種々の装置でもよい。
尚、本実施形態は、以上に述べた実施の形態に限定されるものではなく、本実施形態の要旨を逸脱しない範囲内で種々の構成または実施形態を取ることができる。
上記実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
情報処理システムの要素である情報処理装置と、
前記情報処理システムの構成要素情報として示される前記情報処理装置に関する情報が統合された統合情報を格納する格納部と、
前記情報処理装置宛ての前記構成要素情報を更新する更新コマンドを含む通信情報を受信し、前記情報処理装置宛ての前記更新コマンドを含む第1の通信情報と、前記更新コマンドを含む第2の通信情報とを送信する中継部と、
前記第2の通信情報を受信し、該第2の通信情報に含まれる更新コマンドに基いて、前記統合情報を更新する更新部と、
を備えることを特徴とする情報処理システム。
(付記2)
前記情報処理システムは、さらに、
前記通信情報に前記更新コマンドが含まれるか否かを前記中継部が判定するための更新検出ルール、及び、前記通信情報に前記更新コマンドが含まれると判定された場合の前記中継部の動作を規定した動作ルールを、前記中継部に送信するルール送信部
を備え、
前記中継部は、前記更新検出ルールに基いて、前記通信情報に前記更新コマンドが含まれるか否かを判定し、前記通信情報に前記更新コマンドが含まれると判定された場合、前記動作ルールに基づいて、動作する
ことを特徴とする付記1に記載の情報処理システム。
(付記3)
前記中継部は、前記通信情報を受信した場合、該通信情報の転送元が、当該中継部と接続する他の前記中継部か否かを判定し、該通信情報の転送元が、当該中継部と接続する他の前記中継部ではない場合、前記受信した通信情報に前記更新コマンドが含まれるか否かを判定し、前記受信した通信情報に更新コマンドが含まれる場合、前記更新コマンドを含む第1の通信情報と、前記更新コマンドを含む第2の通信情報とを送信する
ことを特徴とする付記1または2に記載の情報処理システム。
(付記4)
前記中継部は、
前記第1の通信情報が送信されたことを示す転送済み情報を、前記第1及び第2の通信情報に付加し、
前記第1または第2の通信情報を受信した場合、該通信情報に前記転送済み情報が含まれているか否かを判定し、該判定結果に基づいて、前記受信した通信情報に前記更新コマンドが含まれるか否かを判定する
ことを特徴とする付記1または2に記載の情報処理システム。
(付記5)
前記情報処理システムは、さらに、
前記第2の通信情報を受信し、該第2の通信情報に含まれる前記更新コマンドを、所定の形式に変換する前記変換部
を備え、
前記更新部は、変換された前記更新コマンドを用いて、前記統合情報を更新する
こと特徴とする付記1に記載の情報処理システム。
(付記6)
前記中継部は、前記通信情報を受信した場合、該通信情報の宛先が前記変換部か否かを判定し、前記通信情報の宛先が前記変換部でない場合、前記受信した通信情報に前記更新コマンドが含まれるか否かを判定し、前記受信した通信情報に更新コマンドが含まれる場合、前記更新コマンドを含む第1の通信情報と、前記更新コマンドを含む第2の通信情報とを送信する
ことを特徴とする付記5に記載の情報処理システム。
(付記7)
前記ルール送信部は、前記更新検出ルールに対応する更新コマンドに応じて、前記更新検出ルールを複数の前記中継部に振り分ける
ことを特徴とする付記2に記載の情報処理システム。
(付記8)
前記中継部は、前記更新コマンドを連続して受信した場合、後続して受信した前記更新コマンドを、当該中継部と接続する他の前記中継部に転送する
ことを特徴とする付記2に記載の情報処理システム。
(付記9)
情報処理システムの要素である情報処理装置宛ての、前記情報処理システムの構成要素情報として示される前記情報処理装置に関する情報を更新する更新コマンドを含む通信情報を受信する受信部と、
前記情報処理装置宛ての前記更新コマンドを含む第1の通信情報と、前記更新コマンドを含む第2の通信情報とを送信する送信部と、
を備える中継装置。
(付記10)
プロセッサにより実行される情報処理方法であって、
中継装置は、情報処理システムの要素である情報処理装置宛ての、前記情報処理システムの構成要素情報として示される前記情報処理装置に関する情報を更新する更新コマンドを含む通信情報を受信し、前記情報処理装置宛ての前記更新コマンドを含む第1の通信情報と、前記更新コマンドを含む第2の通信情報とを送信し、
更新装置は、前記第2の通信情報を受信し、該第2の通信情報に含まれる更新コマンドに基いて、前記構成要素情報を統合した統合情報を更新する
処理を実行することを特徴とする情報処理方法。
(付記11)
プロセッサに、
情報処理システムの要素である情報処理装置宛ての、前記情報処理システムの構成要素情報として示される前記情報処理装置に関する情報を更新する更新コマンドを含む通信情報を受信し、
前記情報処理装置宛ての前記更新コマンドを含む第1の通信情報と、前記更新コマンドを含む第2の通信情報とを送信する
処理を実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
1 FCMDB
2 MDR
3 クライアント
4 ICTシステム
5 オペレータ端末
6 コントローラ
7 スイッチ
8 サーバ
61 構成情報DB
62 更新検出ルールDB
63 リコンサイル部
64 スイッチ制御部
65 データ変換部
66 更新検出部
67 カプセル化部
68 制御部
69 記憶部
71 ヘッダ部
72 データ部
73 ヘッダ部
74 データ部
75 パケット
76 パケット
101 情報処理システム
102 情報処理装置
103 格納部
104 中継部
105 更新部
106 ルール送信部
107 変換部
200 コンピュータ
201 CPU
202 メモリ
203 記憶装置
204 読み取り装置
205 着脱可能記録媒体
206 通信インタフェース
207 入出力装置
208 バス

Claims (6)

  1. 情報処理システムの要素である情報処理装置と、
    前記情報処理システムの構成要素情報として示される前記情報処理装置に関する情報が統合された統合情報を格納する統合情報データベースと、
    前記情報処理装置宛ての第1の通信情報の受信に応じて該第1の通信情報が前記構成要素情報を更新する更新コマンドを含むか否かを所定の検出ルールに基づいて判定し、前記第1の通信情報が前記更新コマンドを含むと判定した場合、前記更新コマンドに対応した動作を規定した動作ルールに基づいて、前記更新コマンドを含む第2の通信情報送信する中継装置と、
    を備え、
    前記統合情報データベースは、前記第2の通信情報を受信し、該第2の通信情報に含まれる更新コマンドに基いて、前記統合情報を更新する
    ことを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記中継装置は、前記第1の通信情報の転送元が、前記中継装置と接続する他の前記中継装置ではない場合、前記第1の通信情報が前記更新コマンドを含むか否かを判定する、
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理システム。
  3. 前記中継装置は、
    前記第2の通信情報を送信する場合には、前記の通信情報が送信されたことを示す転送済み情報を、前記第1の通信情報に付加した上で該第1の通信情報を送信し
    前記受信した第1通信情報に前記転送済み情報が含まれているか否かを判定し、該判定結果に基づいて、前記受信した第1の通信情報前記更新コマンドを含むか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理システム。
  4. 情報処理システムの要素である情報処理装置宛ての第1の通信情報を受信する受信部と、
    前記第1の通信情報の受信に応じて前記情報処理システムの構成要素情報として示される前記情報処理装置に関する情報を更新する更新コマンドを前記第1の通信情報が含むか否かを所定の検出ルールに基づいて判定し、前記第1の通信情報が前記更新コマンドを含むと判定した場合、前記更新コマンドに対応した動作を規定した動作ルールに基づいて、前記更新コマンドを含む第2の通信情報を、前記情報処理装置に関する前記情報が統合された統合情報を格納する統合情報データベースへ送信する送信部と、
    を備える中継装置。
  5. プロセッサにより実行される情報処理方法であって、
    中継装置は、情報処理システムの要素である情報処理装置宛ての第1の通信情報受信に応じて前記情報処理システムの構成要素情報として示される前記情報処理装置に関する情報を更新する更新コマンドを前記第1の通信情報が含むか否かを所定の検出ルールに基づいて判定し、前記第1の通信情報が前記更新コマンドを含むと判定した場合、前記更新コマンドに対応した動作を規定した動作ルールに基づいて、前記更新コマンドを含む第2の通信情報送信し、
    前記情報処理装置に関する前記情報が統合された統合情報を格納する統合情報データベースは、前記第2の通信情報を受信し、該第2の通信情報に含まれる更新コマンドに基いて、前記統合情報を更新する
    処理を実行することを特徴とする情報処理方法。
  6. プロセッサに、
    情報処理システムの要素である情報処理装置宛ての第1の通信情報を受信し、
    前記第1の通信情報の受信に応じて前記情報処理システムの構成要素情報として示される前記情報処理装置に関する情報を更新する更新コマンドを前記第1の通信情報が含むか否かを所定の検出ルールに基づいて判定し、前記第1の通信情報が前記更新コマンドを含むと判定した場合、前記更新コマンドに対応した動作を規定した動作ルールに基づいて、前記更新コマンドを含む第2の通信情報を、前記情報処理装置に関する前記情報が統合された統合情報を格納する統合情報データベースへ送信する
    処理を実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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