JP5169145B2 - エンジン試験装置 - Google Patents

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Description

この発明は、エンジン試験装置に関するものである。
図2は従来のエンジン試験装置の平面図、図3(a),(b)はそのギヤボックスの正面図及び側面図であり、1はエンジン、2はエンジン1に接続されるマフラーである。エンジン1にはギヤボックス3を介してダイナモメータ4が連結される。5はギヤボックス3に付設された油圧ユニットであり、ギヤボックス3内にはギヤ機構が設けられるとともに、油圧ユニット5から冷却油が供給充填される。3a,3bはギヤボックス3の下部に設けられた脚部、3c,3dはギヤボックス3におけるエンジン1側及びダイナモメータ4側のギヤ連結部である。従来のエンジン試験装置においては、高速回転、高トルクのダイナモメータ4が無いために、エンジン1とダイナモメータ4とをギヤボックス3を介して連結し、エンジン1の回転をギヤボックス3により減速していた。なお、マフラー2、ギヤボックス3及びダイナモメータ4はベッド6上に載置される。
この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、次のものがある。
特開平11−23423号公報 特開2005−321337号公報
しかしながら、このようにギヤボックス3により減速すると、エンジン1側のギヤ連結部3cの下部の脚部3aにおいてマフラー2と脚部3aとが干渉し、実車相当のマフラー2の形状や配置が実現できず、実車同様のエンジン1の試験を行うことができなかった。
この発明は上記のような課題を解決するために成されたものであり、ギヤボックスとマフラーとの干渉を防止することができ、マフラーの形状や配置を実車同様とすることができ、エンジンの試験を実車同様に行うことができるエンジン試験装置を得ることを目的とする。
この発明の請求項1に係るエンジン試験装置は、エンジンに内部にギヤ機構と冷却油が収納されたギヤボックスを介してダイナモメータを連結したエンジン試験装置において、ギヤボックスにおけるエンジンのマフラーが通る部分に凹部を設け、この凹部にエンジンのマフラーを通すとともに、この凹部の周囲には遮熱板を設け、かつ凹部の天井部には傾斜を付けたものである。
請求項2に係るエンジン試験装置は、ギヤボックスのエンジン側のギヤ連結部にエンジンからの熱を遮蔽する遮蔽板を設けたものである。
請求項3に係るエンジン試験装置は、ギヤボックスにその角部を斜めにカットしたカット部を設けたものである。
以上のようにこの発明の請求項1によれば、ギヤボックスにおけるエンジンのマフラーが通る部分に凹部を設け、この凹部にエンジンのマフラーを通しており、ギヤボックスとマフラーとの干渉を防止することができ、マフラーの形状や配置を実車同様とすることができ、エンジンの試験を高速回転、高トルクの条件下で実車同様に行うことができる。又、この凹部の周囲に遮熱板を設けたので、マフラーからの熱によりギヤボックス内のギヤ機構が損傷するのを防止することができる。さらに、凹部の天井部には傾斜を付けたので、ギヤボックス内の冷却油の循環を良好にすることができ、ギヤボックス内のギヤ機構の冷却が良好に行われ、ギヤ機構の損傷を防止することができる。
又、請求項2によれば、ギヤボックスのエンジン側のギヤ連結部にエンジンからの熱を遮蔽する遮蔽板を設けたので、エンジンからの熱を遮蔽することができ、やはりギヤ機構の熱による損傷を防止することができる。
請求項3によれば、ギヤボックスにその角部を斜めにカットしたカット部を設けたので、ギヤボックス内の冷却油の循環が良好に行われ、ギヤ機構の熱による損傷を防止することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面とともに説明する。図1(a),(b)はこの発明の実施最良形態によるギヤボックスの一部縦断正面図及び側面図を示し、7は内部にギヤ機構と冷却油が収納されたギヤボックスであり、図2と同様にエンジン1とダイナモメータ4との間に連結され、エンジン1の回転を減速している。又、ギヤボックス7におけるエンジン1のマフラー2が通る部分には凹部7aを設け、凹部7aにはエンジン1のマフラー2を通している。ギヤボックス7の凹部7aの周囲には遮熱板7bを設けるとともに、凹部7aの天井部7cには傾斜を付けている。又、ギヤボックス7のエンジン1側のギヤ連結部7dにはエンジン1からの熱を遮蔽する遮蔽板8を設け、またギヤボックス7はその角部に斜めにカットしたカット部7eを設けている。なお、7fはギヤボックス7のダイナモメータ4側のギヤ連結部である。
前記した実施最良形態においては、ギヤボックス7におけるエンジン1のマフラー2が通る部分に凹部7aを設け、この凹部7aにエンジン1のマフラー2を通しており、ギヤボックス7とマフラー2との干渉を防止することができ、マフラー2の形状や配置を実車同様とすることができ、エンジン1の試験を高速回転(10000rpm)、高トルク(1000N・m)の条件下で実車同様に行うことができる。又、この凹部7aの周囲に遮熱板7bを設けたので、マフラー2からの熱によりギヤボックス7内のギヤ機構が損傷するのを防止することができる。さらに、凹部7aの天井部7cには傾斜を付けたので、ギヤボックス7内の冷却油の循環を良好にすることができ、ギヤボックス7内のギヤ機構の冷却が良好に行われ、ギヤ機構の熱による損傷を防止することができる。又、ギヤボックス7のエンジン1側のギヤ連結部7dにエンジン1からの熱を遮蔽する遮蔽板8を設けたので、エンジン1からの熱を遮蔽することができ、やはりギヤ機構の熱による損傷を防止することができる。さらに、ギヤボックス7にその角部を斜めにカットしたカット部7eを設けたので、ギヤボックス7内の冷却油の循環が良好に行われ、ギヤ機構の熱による損傷を防止することができる。
この発明の実施最良形態によるギヤボックスの一部縦断正面図及び側面図である。 従来のエンジン試験装置の平面図である。 従来のギヤボックスの正面図及び側面図である。
符号の説明
1…エンジン
2…マフラー
4…ダイナモメータ
5…油圧ユニット
6…ベッド
7…ギヤボックス
7a…凹部
7b…遮熱板
7c…天井部
7d,7f…ギヤ連結部
7e…カット部
8…遮蔽板

Claims (3)

  1. エンジンに内部にギヤ機構と冷却油を収納したギヤボックスを介してダイナモメータを連結したエンジン試験装置において、ギヤボックスにおけるエンジンのマフラーが通る部分に凹部を設け、この凹部にエンジンのマフラーを通すとともに、凹部の周囲には遮熱板を設け、かつ凹部の天井部には傾斜を付けたことを特徴とするエンジン試験装置。
  2. ギヤボックスのエンジン側のギヤ連結部にエンジンからの熱を遮蔽する遮蔽板を設けたことを特徴とする請求項1記載のエンジン試験装置。
  3. ギヤボックスにその角部を斜めにカットしたカット部を設けたことを特徴とする請求項1または2記載のエンジン試験装置。
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