JP5168538B2 - 抗体−抗体コンジュゲートと抗体測定系診断薬への応用 - Google Patents
抗体−抗体コンジュゲートと抗体測定系診断薬への応用 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5168538B2 JP5168538B2 JP2007137603A JP2007137603A JP5168538B2 JP 5168538 B2 JP5168538 B2 JP 5168538B2 JP 2007137603 A JP2007137603 A JP 2007137603A JP 2007137603 A JP2007137603 A JP 2007137603A JP 5168538 B2 JP5168538 B2 JP 5168538B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antibody
- parvovirus
- antigen
- igm
- human
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Peptides Or Proteins (AREA)
Description
H鎖もL鎖もその定常領域(constant region)の配列が異なっているいくつかの種類が見出されており、それによりH鎖はμ、γ、α、ε、δの5種に、そしてL鎖はκ、λの2型(type)に大別されている。H鎖の種類により免疫グロブリンは、IgM(μ鎖)、IgG(γ鎖)、IgA(α鎖)、IgE(ε鎖)、IgD(δ鎖)のクラス(class)に分けられている。さらに、γ鎖やα鎖にはさらにわずかな構造の異なる亜種があることから、サブクラス(subclass)に分けられる。IgMは他のクラスと異なり、(μL)2の単位構造が5個連結したペンタマー、すなわち[(μL)2]5の構造となっている。
特に、抗パルボウイルスB19ヒトIgM測定系の利用が求められる中で、測定系の陽性コントロール、またはキャリブレーターとして機能する特異性をもった抗体を確保することが、強く求められている。
〔1〕抗体Aと抗体Bをコンジュゲート(クロスリンク)することにより得られた抗体間コンジュゲートであり、且つ、AとBの両者の性質を有する人工抗体、あるいは複数種類の抗体(免疫グロブリン)を化学的にコンジュゲート(クロスリンク)することにより得られた複数種類の抗体間コンジュゲートであり、且つ、複数の性質を有する人工抗体であることを特徴とする人工抗体。
〔2〕抗体Aがある抗原X特異的IgG抗体であり、抗体Bが非特異的IgM、IgA、IgE及びIgD抗体からなる群から選択されたもので、両者を化学的にコンジュゲート(クロスリンク)することにより得られた抗体間コンジュゲートであり、ある抗原X特異的で且つIgM、IgA、IgE及びIgD抗体からなる群から選択されたものの性質を有することを特徴とする上記〔1〕に記載の人工抗体。
〔3〕抗体Aがマウス、ラット、モルモット、ウサギ、ヤギ及びヒツジからなる群から選択された抗体であり、抗体Bがヒト抗体であることを特徴とする上記〔1〕又は〔2〕に記載の人工抗体。
〔4〕抗体Aが抗パルボウイルスB19抗原マウスIgG抗体であり、抗体Bが非特異的なヒトのIgM抗体で、両者を化学的にコンジュゲート(クロスリンク)することにより得られた抗体間コンジュゲートが、パルボウイルスB19抗原を認識し且つヒトIgM抗体の性質を有するものであることを特徴とする上記〔1〕〜〔3〕のいずれか一に記載の人工抗体。
〔5〕抗体Aがモノクローナルまたはポリクローナル抗体であり、抗体Bがポリクローナルであることを特徴とする上記〔1〕〜〔4〕のいずれか一に記載の人工抗体。
〔6〕免疫学的抗体測定方法で用いる陽性コントロールまたはキャリブレーターとして、上記〔1〕〜〔5〕のいずれか一に記載の人工抗体を利用すること。
〔7〕抗パルボウイルスB19抗原ヒトIgM抗体測定方法で用いる陽性コントロールまたはキャリブレーターとして、上記〔4〕記載の人工抗体を利用すること。
本発明のその他の目的、特徴、優秀性及びその有する観点は、以下の記載より当業者にとっては明白であろう。しかしながら、以下の記載及び具体的な実施例等の記載を含めた本件明細書の記載は本発明の好ましい態様を示すものであり、説明のためにのみ示されているものであることを理解されたい。本明細書に開示した本発明の意図及び範囲内で、種々の変化及び/又は改変(あるいは修飾)をなすことは、以下の記載及び本明細書のその他の部分からの知識により、当業者には容易に明らかであろう。本明細書で引用されている全ての特許文献及び参考文献は、説明の目的で引用されているもので、それらは本明細書の一部としてその内容はここに含めて解釈されるべきものである。
好適な態様では、共有結合は、少なくとも1つのリンカー(例えば、化学合成リンカー)を含んでいるものである。
本明細書で「人工」とは、天然に存在する構造体と区別するために使用するが、特記しない限り狭義に解釈するべきではない。抗体間の共有結合は、人工に形成されたものが好ましいが、天然に存在する型の結合を必ずしも除外して解釈すべきではない。天然に存在する型の結合とは、切断されて人工的に再結合されたものを指してもよく、さらには、例えば、組換えDNA技術などの遺伝子工学手法を適用して人工的に導入された構造を有するものを指してもよい。
本発明で使用できるヒトパルボウイルスB19抗原としては、組換えタンパク質として産生されたものが挙げられ、例えば、大腸菌発現系、バキュロウイルス発現系などを使用して得られたものが挙げられる。組換えヒトパルボウイルスB19抗原としては、構造タンパク質VP1及びVP2、それらのN末端側あるいはC末端側ペプチド、non-structural protein-1 (NS1)、それらの任意の混合物などが挙げられる。
代表的な抗体測定用抗原としては、RIDATM LINE Parvovirus B19 IgG, IgM (Art. No. LB 6023 (IgG), LB 6033 (IgM): R-Biopharm AG, Darmstadt, Germany)のパンフレットに開示のもの、例えば、VP2, VP-2p, VP-2r, VP-N, VP-C, VP-1s, NS-1, VP1など、Dimitri Peterlana et al., Clinica Chimica Acta, 372, pp.14-23 (2006) に開示のもの、例えば、VP1, VPなど、recomBlot Parvovirus B19 IgG/IgM 及びrecomWell Parvovirus B19 IgGとrecomWell Parvovirus B19 IgM (Mikrogen GmbH, Martinsried, Germany) のパンフレットに開示のもの、例えば、VP-1, VP-2, VP-N, VP-C, VP-1S, NS-1, rVP-1/2-N, rVP-1/2-C, rVP-1-S, rNS-1などであってもよく、適宜、それらから選択されたものであってよい。好ましくは、バキュロウイルス発現抗原タンパク質を使用でき、また抗原タンパク質は、複数抗原タンパク質の混合物であってもよい。
本免疫学的抗ウイルス抗体測定、例えば、抗パルボウイルスB19 IgM抗体測定において使用する免疫測定方法は、例えば、競合法、サンドイッチ法等の公知のいずれの方法であってもよいが、特にサンドイッチ法が好ましい。化学発光免疫測定法(chemiluminescent immunoassay: CLIA)が好適に使用できる。代表的なサンドイッチ法として、例えば、2ステップサンドイッチ法が挙げられる。
本免疫学的抗ウイルス抗体測定法(免疫学的抗パルボウイルスB19 IgM抗体測定法を含む)において使用する固相、特にはサンドイッチ法で用いる固相としては、周知のマイクロプレート、ポリスチレンビーズ、ガラスビーズ、ラテックス粒子、磁性粒子等が挙げられ、特に好ましくは磁性マイクロ粒子(磁性マイクロパーティクル:μ-P)が挙げられる。標識抗体への標識剤としては、蛍光物質、発光物質、ペルオキシダーゼなどの酵素、放射性同位元素等が挙げられ、特に好ましくはアクリジニウム誘導体、例えば、10-(3-スルホプロピル)-N-(p-トルエンスルホニル)-N-(カルボキシエチル)-9-アクリジニウムカルボキサミドなどが挙げられる。アクリジニウム誘導体は、米国特許明細書第5,468,646号、同第5,543,524号などに記載のものなどが挙げられる。固相又は標識物への抗体を結合させる方法としては、周知の物理的吸着方法、化学的な反応による結合方法が挙げられる。抗ヒトパルボウイルスB19抗体の作製用抗原として用いられるヒトパルボウイルスB19抗原は、公知の方法、例えば特開平7-147986号に記載されている方法にしたがって作製することができる。
本発明では、輸血用血液や血液分画製剤原料の血液に付き、ヒトパルボウイルスB19による問題とされる汚染の有無を高感度に検出することが可能であり、その操作も大量処理に適した、且つ迅速処理が可能なものであり、全自動血液スクリーニングシステムを利用できるので、非常に便利で優れている。
血液試料中のヒトパルボウイルスB19抗体測定については、例えば、Matthias F.C. Beersma et al., Journal of Clinical Virology, 34, pp.71-75 (2005)、Dimitri Peterlana et al., Clinica Chimica Acta, 372, pp.14-23 (2006)並びにそこで引用された文献を参照することができるし、それらは本明細書の一部としてその内容はここに含められてよい。
当該人工抗体を含有する検体は、上記測定検体試料と同様に処理されて、陽性コントロール、またはキャリブレーターとしての免疫学的測定結果を与えることとなる。
米国Abbott LaboratoriesのARCHITECTTMシステムを用いて実施した実施例を示す。本免疫測定装置は、システムコントロールセンター(System Control Center, SCC)、プロセッシングモジュール(Processing Module, PM)、そしてサンプルハンドラー(Sample Handler, SH)から構成され、さらにプロセッシングモジュールの主要部分はプロセッシングセンターと呼ばれ、25項目の試薬を同時搭載できる試薬カローセルを備え、その周りにプロセスパスがあって、該プロセスパス内を反応セルが移動し、周りにサンプルピペッター、試薬ピペッター、内部攪拌装置、ウオッシュゾーンなどが配置されている。反応セルは、プロセスパス内を1ステップずつ移動しながら、それぞれのポジションへ移送される。プロセッシングセンター内には1200個の反応セルを収容できる。また、ダブルトレーも利用可能とされている。本装置は、輸血用血液の安全性を向上させ、効率的な血液供給を行うに適して全自動血液スクリーニングシステムである。独自の化学発光免疫測定法による優れた感度と特異性に加え、大量検体の処理を実現する。
本システムでは、高発光量の得られるアクリジニウム誘導体を標識に使用しているので、試薬の高い安定性(検量線の安定化、日差再現性の向上)、高い発光収率(感度の向上、測定範囲の拡張)が達成できる。また、磁性マイクロパーティクルを利用しているので、固相を磁石で押さえた状態で短時間のB/F分離、洗浄が可能となっており、内部攪拌装置で簡単に磁性マイクロパーティクルを分散させるので、均一な免疫反応が得られ、さらにプラスチック性消耗品の損耗が大幅に低減し、大量のテストを連続的に行うことができ、短時間で大量の検体の測定が可能である。
反応様式は以下の通り。
1) 検体中の抗パルボウイルスB19ヒトIgM抗体は、マイクロパーティクルに固相化された抗ヒトIgMマウスモノクローナル抗体にキャプチャーされる。そこにアクリジニウム標識リコンビナントパルボウイルスB19抗原をプローブとして結合させ、マイクロパーティクル固相化抗ヒトIgMマウスモノクローナル抗体抗パルボウイルスB19ヒトIgM抗体−アクリジニウム標識リコンビナントパルボウイルスB19抗原の複合体を形成する。
2) インキュベーション後、マイクロパーティクルは磁石によって反応セルの管壁に引きつけられる。この状態での洗浄操作により、未結合物質が除去される。
3) プレトリガー(過酸化水素水を含む酸性溶液)及びトリガー(水酸化ナトリウム溶液)の添加により、アクリジニウムが酸化され、化学発光反応が起こる。このときの発光量は、RLU(相対的化学発光ユニット)という単位で表すことができる。
また、このときの発光量は、およそ人工抗体の性能(抗パルボウイルスB19ヒトIgM抗体らしさ)に比例するので、抗パルボウイルスB19抗原マウスIgG抗体とヒトIgM抗体を化学的にコンジュゲート(クロスリンク)させて得られた人工抗体の性能評価が可能となる。
尚、抗ヒトIgMマウスモノクローナル抗体は、ヒトIgMのFc領域や重鎖(IgMのμH鎖)を認識してキャプチャーするので、コンジュゲート(クロスリンク)に使用可能なヒトIgMとしては、必ずしもIgM全体を必要とせず、還元して調製したIgMのμH鎖や、トリプシン消化で得られるFc-5μHで置き換えることも可能である。
ヒトIgMと抗パルボウイルスB19抗原マウスIgG抗体(抗体名:C-6-3)のモル比を1:2.5、1:5、1:10として、ヒトIgMと抗パルボウイルスB19抗原マウスIgG抗体との混合物に、EDACとSulfo-NHSを添加して、コンジュゲート(抗パルボウイルスB19 IgM模倣体抗体)を形成した。EDACとSulfo-NHSの濃度を3条件で、コンジュゲート(抗体間クロスリンク)を実施した。一定時間(2.5, 8, 25hrs)室温で反応させた後に、本混合物をキャリブレーター(Calibrator)希釈液(1%BSA, Proclin300, Proclin950入り)で50μg/mL(IgMとC-6-3の総濃度)に希釈して、Alternative陽性コントロール試料として使用し、ARCHITECTTMシステムを用い、ARCHITECTTM Parvovirus B19 IgM 試薬で評価した。
EDAC / Sulfo-NHS法で調製したヒトIgMと抗パルボウイルスB19マウスIgG抗体(抗体名:C-6-3)とのコンジュゲートをARCHITECTTMシステムを用い、ARCHITECTTM Parvovirus B19 IgM 試薬で評価した。表1に、使用抗体のモル比、EDACとSulfo-NHSの濃度条件、コンジュゲート化反応条件、そして結果を示す。さらに図1に測定結果をグラフとして示す。
ヒトIgMと抗パルボウイルスB19抗原マウスIgG抗体(抗体名:C-6-3)のモル比を1:5、1:10、1:20として、25%グルタルアルデヒド(Glutaraldehyde)液を1μL, 3μL添加条件で、コンジュゲート(クロスリンク)を実施した。2〜8℃で2hrs反応させた後にQuenchingを行った。本混合物をキャリブレーター希釈液(1%BSA, Proclin300, Proclin950入り)で50μg/mL(IgMとC-6-3の総濃度)に希釈して、ARCHITECTTMシステムを用い、ARCHITECTTM Parvovirus B19 IgM 試薬で評価した。
グルタルアルデヒドでヒトIgMと抗パルボウイルスB19マウスIgG抗体(抗体名:C-6-3)コンジュゲートを調製し、本コンジュゲートを使用して、ARCHITECTTMシステムを用い、実施例1と同様に処理し、ARCHITECTTM Parvovirus B19 IgM 試薬で評価した。結果を表2及び図2に示す。
SMCC-Iminothiolane(Traut's Reagent)法で、ヒトIgMと抗パルボウイルスB19マウスIgG抗体(抗体名:C-6-3)コンジュゲートを調製し、本コンジュゲートを使用して、ARCHITECTシステムを用い、ARCHITECT Parvovirus B19 IgM 試薬で評価した。結果を表3及び図3に示す。
本発明は、前述の説明及び実施例に特に記載した以外も、実行できることは明らかである。上述の教示に鑑みて、本発明の多くの改変及び変形が可能であり、従ってそれらも本件添付の請求の範囲の範囲内のものである。
Claims (7)
- 抗原X特異的IgG抗体である抗体Aと、抗原Xに非特異的なIgM、IgA、IgE及びIgD抗体からなる群から選択された抗体Bとを化学的にコンジュゲート(クロスリンク)することにより得られた抗体間コンジュゲートである人工抗体であって、抗原Xに特異的であり、且つ、選択されたIgM、IgA、IgE又はIgD抗体の性質を有することを特徴とする、人工抗体。
- 抗体Aがマウス、ラット、モルモット、ウサギ、ヤギ及びヒツジからなる群から選択された抗体であり、抗体Bがヒト抗体であることを特徴とする請求項1に記載の人工抗体。
- 抗体Aが抗パルボウイルスB19抗原マウスIgG抗体であり、抗体BがパルボウイルスB19抗原に非特異的なヒトのIgM抗体である人工抗体であって、パルボウイルスB19抗原を認識し、且つ、ヒトIgM抗体の性質を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の人工抗体。
- 抗体Aがモノクローナルまたはポリクローナル抗体であり、抗体Bがポリクローナル抗体であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一に記載の人工抗体。
- 免疫学的抗体測定方法で用いるための陽性コントロールまたはキャリブレーターとして請求項1〜4のいずれか一に記載の人工抗体を含む検査キット。
- 抗パルボウイルスB19抗原ヒトIgM抗体測定方法で用いるための陽性コントロールまたはキャリブレーターとして請求項3に記載の人工抗体を含む検査キット。
- 抗原Xに特異的なIgM、IgA、IgE及びIgD抗体からなる群から選択された抗体を測定するための方法であって、請求項1の人工抗体を陽性コントロール又はキャリブレーターとして用いることを特徴とする、方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007137603A JP5168538B2 (ja) | 2007-05-24 | 2007-05-24 | 抗体−抗体コンジュゲートと抗体測定系診断薬への応用 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007137603A JP5168538B2 (ja) | 2007-05-24 | 2007-05-24 | 抗体−抗体コンジュゲートと抗体測定系診断薬への応用 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008290964A JP2008290964A (ja) | 2008-12-04 |
JP5168538B2 true JP5168538B2 (ja) | 2013-03-21 |
Family
ID=40166079
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007137603A Active JP5168538B2 (ja) | 2007-05-24 | 2007-05-24 | 抗体−抗体コンジュゲートと抗体測定系診断薬への応用 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5168538B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20150185213A1 (en) * | 2013-12-27 | 2015-07-02 | Mag Array, Inc. | Method of internal correction in one chip assay and method for measuring test substance using said method |
CN112269021B (zh) * | 2020-12-21 | 2021-04-06 | 北京中关村水木医疗科技有限公司 | IgM质控品及其制备方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB8626413D0 (en) * | 1986-11-05 | 1986-12-03 | Gilliland L K | Antibodies |
AU2002248571B2 (en) * | 2001-03-07 | 2007-01-18 | Merck Patent Gmbh | Expression technology for proteins containing a hybrid isotype antibody moiety |
-
2007
- 2007-05-24 JP JP2007137603A patent/JP5168538B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008290964A (ja) | 2008-12-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6553020B2 (ja) | アレルギー及び自己免疫疾患に関する診断分析を行うための自動化された免疫分析計システム | |
US9194873B2 (en) | HCV antigen-antibody combination assay and methods and compositions for use therein | |
JP5005511B2 (ja) | 非特異反応を減少させた免疫診断薬 | |
CN101711361B (zh) | 检测感染的多元方法 | |
KR101495665B1 (ko) | 마그네틱을 이용한 형광다중면역검사법 | |
JP2021063827A (ja) | Ns3捕捉ペプチドを使用して対象の抗hcv抗体を検出するアッセイ | |
CN106153933A (zh) | 一种高效定量检测c反应蛋白的免疫学试剂盒 | |
FI111194B (fi) | Kaksikohtainen immuunitesti vasta-aineelle käyttäen kemiluminisoivaa leimaa ja biotiiniin sidottua ligandia | |
CN106290910A (zh) | 一种全程c‑反应蛋白的测试试剂盒及其检测方法 | |
JP5168538B2 (ja) | 抗体−抗体コンジュゲートと抗体測定系診断薬への応用 | |
JP4879067B2 (ja) | 免疫測定用検体前処理液、免疫測定用試薬キット及び免疫測定方法 | |
CN101762703A (zh) | 丙型肝炎病毒(hcv)抗体检验试剂盒及其制备方法和检测方法 | |
CN117741144A (zh) | 对细胞外囊泡中所含的碱性磷酸酶的活性进行测定的方法、校准物及结合体 | |
JP4975601B2 (ja) | Hcv抗体測定用試薬キット及びhcv抗体測定方法 | |
CN104297494B (zh) | 一种抗乙型肝炎病毒x蛋白抗体酶联免疫测定试剂盒及其制备方法 | |
JP2006516741A (ja) | コンビネーションアッセイ又は単独抗体アッセイにおけるhcv抗体の改良された検出方法 | |
ES2966766T3 (es) | Métodos para detectar la presencia de anticuerpos específicos para coronavirus en un sujeto | |
US20120021438A1 (en) | Method of Detecting Target, Method of Suppressing Increase in Background and Detection Apparatus | |
JP2008145181A (ja) | パルボウイルスb19の検出法 | |
US7919256B2 (en) | Method for detecting Borna disease virus infection | |
JPH11507635A (ja) | Hivを検出するためのペプチド | |
CN108896767A (zh) | 一种基于xMAP技术的PCV2抗体检测方法 | |
JP6329127B2 (ja) | 細胞フィブロネクチンについての迅速な検査 | |
JP4975600B2 (ja) | Hcv抗体測定用試薬キット及びhcv抗体測定方法 | |
Urbinati et al. | Validation of plasmonic-based biosensors for rapid and sensitive detection of rabbit hemorrhagic and foot-and-mouth disease viruses in biological samples |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100513 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20110318 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20110324 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20110318 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121002 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121105 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121127 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121212 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5168538 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |