JP5168316B2 - 光ファイバ接続部構造 - Google Patents

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本発明は、融着接続された光ファイバの接続部の構造に関し、特に、融着接続部から放射される光に着目した光ファイバの接続部構造に関する。
光ファイバは、光信号を伝送する媒体として発達してきた。その材料としては、例えば、光通信システムで用いられている石英ガラスファイバ、プラスチックファイバが挙げられる。光通信システムでは、伝送路を初めとしてシステムを構成するあらゆる光部品に使用されている。具体的には、信号光源となるレーザダイオード(LD)、受光器となるフォトダイオード(PD)、光の一部を分岐する光カプラ、光路を切り替える光スイッチ、光信号の波長多重分離に用いられる波長合分波器、光を一方向に伝える光アイソレータ、光を濾波する光フィルタ、光の増幅媒体となる光増幅用ファイバ等が挙げられる。これら複数の光部品を集めて、光変調器や光増幅器等の光モジュールを完成させるためには、光ファイバ同士の接続が必要となる。
光ファイバ同士の一般的な接続方法は、例えば、物理的に接続する方法と、ガラス母材を高温にして融かして接続する融着接続(fusion splice)方法とが挙げられる。物理的に接続する方法は、光ファイバを、ジルコニア、ガラス又は金属等のフェルールで補強し、アダプタを用いて接続している。融着接続方法は、電極により放電を発生させ、放電中にファイバ同士を接触させて融着接続を行うものであり、このような方法を利用した融着接続装置が実用化されている。
一般に、石英ガラスファイバは、ガラス表面が傷つくことによる破断を防ぐために、紫外線(UV)硬化樹脂を用いて形成されたUVコートが施されている。このため、融着接続作業時には、上記のUVコートを一度除去して融着接続を行い、接続後は当該接続部を熱収縮チューブ等を用いて再び保護する。現在、一度除去したUVコートを、UV硬化樹脂を用いて再び同等の太さで覆う、リコート技術が実用化されている(例えば、下記の特許文献1,2参照)。このリコート技術は、光ファイバ及び接続部分の高密度実装化においては、有効な手段である。上記のリコート技術に用いられるUV硬化樹脂は、光ファイバのコート材の他にも、例えば、レンズ形成材料や光学用接着剤、光ディスクの貼り合わせ用接着剤、LCD用プラスチックフィルムのハードコート、3次元立体造形用樹脂等の幅広い分野で使用されている。UV硬化樹脂は、その用途から分かるように、紫外線(200〜400nm)以上の波長である、可視光(400〜800nm)及び光通信で使用されている波長(800〜1650nm)の光に対して優れた透過性を有している。
特開2001−343548号公報 特開平10−73729号公報
ところで、上記のような従来の方法によって融着接続された光ファイバの接続部では、コアの偏心やモードフィールド径のミスマッチにより接続損失が発生する。例えば、同種の光ファイバにおける接続損失は0.1dB程度である。このため、例えば図5に示すように、光ファイバの融着接続部Sでは、上記の接続損失により、コア101を伝播する光信号L1の一部がコア101からクラッド102に放射される。このクラッド102に放射された光L1’は、クラッドモードとして光ファイバを伝播する。そして、クラッドモードが伝播している光ファイバと他の光ファイバが近接すると、そのクラッドモードの光L1’が、他の光ファイバに漏れ込むという現象が発生する。
図6は、光ファイバの融着接続部が他の光ファイバに近接した場合に、クラッドモードの光が他の光ファイバに結合する割合(クロストーク)を評価した測定系の一例である。この測定系では、光源200として、例えば980nm及び1480nmの波長をもつ2種類の光源が用いられる。ここでは、光源200から出力される光に対して透明なリコート部104が融着接続部Sの近傍に形成された光ファイバF1を伝播した光の強度P1[dBm]を光パワーメータ201で測定すると共に、該光ファイバF1の融着接続部Sに近接する他の光ファイバF2に結合したクラッドモードの光の強度P2[dBm]を光パワーメータ202で測定し、各々の測定結果を基にクロストーク量[dB]=P1[dBm]−P2[dBm]が求められる。なお、クラッドモードの光が結合される光ファイバF2について、融着接続部Sから光パワーメータ202までの距離をL[cm]としている。
図7は、図6の測定系における距離L[cm]とクロストーク量[dB]の関係の測定結果を示したものである。L=5〜30cmの範囲において、980nmの波長の光では50〜67dBのクロストークが発生し、1480nmの波長の光では50〜53dBのクロストークが発生することが分かる。これらのクロストーク量は、例えば光増幅器における励起光パワーと信号入力パワーの比を想定すると、光SN比の劣化を招き得るレベルに相当する。
上記のような光ファイバの融着接続部でのクロストークの発生を防ぐための1つの方法として、例えば図8の上段に示すようにUVコートに着色を施した光ファイバを使用することが考えられる。しかしながら、UVコートに着色を施した光ファイバについても、図8の下段に示すように、その融着接続部S’をリコートした場合、当該リコート部104’の材料として従来の高透過率のUV硬化樹脂が使われていれば、近接する光ファイバの融着接続部Sから放射される光が漏れ込んでしまう可能性がある。
図9は、一般的な光増幅器の構成例を示した図である。この構成例では、励起光源(LD)301から出力される励起光がWDMカプラ302を介してエルビウムドープファイバ(EDF)300に供給される。また、入力端子INから光アイソレータ303及びWDMカプラ302を介してEDF300に与えられる入力光の一部が分岐カプラ305で分岐されて受光器306でモニタされると共に、EDF300から光アイソレータ304を介して出力端子OUTに送られる出力光の一部が分岐カプラ307で分岐されて受光器308でモニタされる。
上記のような一般的な光増幅器の各構成要素は、融着接続部Sを有する光ファイバによって各々の間が接続される。各構成要素及び接続用光ファイバは、例えば図10の概略図に示すような実装状態でモジュール化される。このような実装状態において、例えば、励起光源301及びWDMカプラ302間の光ファイバの融着接続部Sと、分岐カプラ305及び受光器306間の光ファイバの融着接続部Sとが近接するような場合、励起光の一部が融着接続部Sを介して入力モニタ側に漏れ込み、受光器306でモニタされる入力光の光SN比が劣化してしまう可能性がある。具体的に、例えば、光増幅器への入力光パワーを−30dBm、分岐カプラ305の損失を13dBとすると、入力光モニタ用の受光器306に到達する入力モニタ光のパワーは−43dBmとなる。このとき、励起光のパワーを20dBmとし、励起光側及び入力モニタ光側の各光ファイバ間におけるクロストーク量を50〜60dBとすると、受光器306には−40〜−30dBmの励起光が漏れ込む。したがって、入力モニタ光よりもパワーの大きな励起光の漏れ込み成分が受光器306に入力されることで、光増幅器への入力光のモニタ精度に劣化が発生してしまう。
なお、光ファイバの融着接続部において意図的に損失を発生させる、軸ずれスプライス技術も実用化されている。この軸ずれスプライス技術を用いれば3dB程度の損失を容易に発生させることができる。このような軸ずれスプライス技術が適用される場合には、より多くの光がクラッドモードを伝播することになり、それが他の光ファイバに漏れ込んでより大きな光SN比の劣化が発生する可能性がある。
本発明は上記の点に着目してなされたもので、融着接続部から放射される光の他の光ファイバ中への結合を確実に阻止できる光ファイバ接続部構造を実現することを目的とする。
このため、本発明の光ファイバ接続部構造は、コア及びクラッド並びに前記クラッドの外側に設けられた被覆部を有する2本の光ファイバの各一端を融着接続した融着接続部と、前記融着接続部の近傍で前記被覆部の除去された部分を再被覆したリコート部と、前記コアを伝播する光のうちで前記融着接続部を通過する際に前記クラッド側に放射される放射光を乱反射することにより、前記放射光が前記リコート部の外側に近接する他の光ファイバ中に結合することを阻止する放射光結合阻止手段と、備える。
かかる光ファイバ接続部構造では、コアを伝播する光は、融着接続部の通過時にその一部がコア外部のクラッドに放射されるが、その放射光は放射光結合阻止手段によって乱反射されることでリコート部の外部への伝播が阻止される。よって、リコート部の外側に他の光ファイバが近接していても、その光ファイバ中に融着接続部からの放射光が結合することが回避されるようになる。
上記放射光結合阻止手段の1つの態様としては、前記リコート部の外周面が前記放射光を乱反射可能な形状となるように成形してもよい。
本発明に関連した光ファイバ接続部構造の一例を示す図である。 図1についての変形例を示す図である。 本発明による光ファイバ接続部構造の一実施形態を示す図である。 本発明に関連した光ファイバ接続部構造の他の例を示す図である。 従来の光ファイバ接続部構造におけるクラッドモード光の他の光ファイバへの漏れ込みを説明する図である。 従来の光ファイバ接続部構造におけるクラッドモード光のクロストークを評価するための測定系の一例を示す図である。 図6の測定系における距離とクロストーク量の関係の測定結果を示す図である。 従来の光ファイバ接続部構造におけるクロストークの発生を防ぐための公知技術の問題点を説明する図である。 一般的な光増幅器の構成例を示した図である。 図9の光増幅器の実装状態の概略を示す図である。
以下、本発明の光ファイバ接続部構造を実施するための最良の形態について添付図面を参照しながら説明する。なお、全図を通して同一の符号は同一又は相当部分を示すものとする。
図1は、本発明に関連する光ファイバ接続部構造の一例を示す図である。
図1における光ファイバ接続部構造は、コア1、クラッド2及びUV被覆部(UVコート)3を有する2本の光ファイバの各一端を融着接続した融着接続部Sを有し、融着接続のためにUV被覆部3を除去した部分に形成されるリコート部10として、融着接続部Sから放射される光を吸収することが可能な材料を用いることを特徴とする。このリコート部10に用いられる材料(リコート材)は、例えば、UV硬化樹脂に色材を混ぜることで実現される。なお、UV硬化樹脂に混ぜられる色材については、UV光の硬化性が妨げられないように、紫外線(200〜400nm)の波長領域での光の吸収が少ないものが好ましい。
上記の色材について具体的に説明すると、一般的な色材は顔料及び染料に大別することができる。さらに、顔料は無機顔料及び有機顔料に分けられる。例えば、無機顔料のカーボンブラックは、非常に大きい吸収特性を示すことが知られている。しかし、紫外線領域での吸収量も高いため、カーボンブラックを混入したUV硬化樹脂の内部に、完全に硬化されない部分が発生する可能性がある。このような場合、例えば図2に示すように、最初にカーボンブラックを混ぜていないUV硬化樹脂を用いて第1リコート部11を形成した後、カーボンブラックを混入したUV硬化樹脂を用いて第2リコート部11を形成する、2重リコートを実施することが有効である。なお、本発明においてUV硬化樹脂に混入される無機顔料としては、上記のカーボンブラックの他にも、例えば、酸化チタンや酸化亜鉛等の無機顔料をUV硬化樹脂に混ぜるようにしてもよい。
また、上記の有機顔料としては、例えば、シアニン系色素やフタロシアニン系色素、アゾ系色素等が近赤外線吸収色素として知られており、このような有機顔料を混ぜたUV硬化樹脂を用いてリコート部10を形成してもよい。
上記のような光ファイバ接続部構造では、クラッド2に囲まれたコア1を伝播する光信号L1は、融着接続部Sにおけるコアの偏心やモードフィールド径のミスマッチなどにより、その一部がコア外部のクラッドに放射されるようになるが、融着接続部Sからの放射光L1’はリコート部10(図1)又は第2リコート部12(図2)において吸収されるようになる。このため、他の光ファイバが近接する場合でも、融着接続部Sからの放射光L1’が他の光ファイバに漏れ込んでクロストークを発生させるような状況を確実に回避することが可能になる。
次に、本発明による光ファイバ接続部構造の一実施形態について説明する。
図3は、本実施形態の光ファイバ接続部構造を示す図である。
図3において、本実施形態の光ファイバ接続部構造は、コア1、クラッド2及びUV被覆部3を有する2本の光ファイバの各一端を融着接続した融着接続部Sを有し、融着接続のためにUV被覆部3を除去した部分に、表面に凹凸を設けたリコート部13を形成し、融着接続部Sから放射される光L1’を乱反射させるようにしたことを特徴とする。
リコート部13は、例えば、従来と同様のUV硬化樹脂を用いて融着接続部S付近をリコートする際に、コア1を伝播する光信号L1の波長に対して数十倍〜数百倍程度のランダムな凹凸形状が外周面に形成されるようにしたものである。具体的に、融着接続部Sから放射される光は、リコート部13の表面粗さ(ここでは図3に示す凹凸サイズH及びTを用いて表面粗さを表すも)が光信号L1の波長よりも1桁以上小さな場合、そのような凹凸面では殆ど乱反射されない。また、リコート部13の表面粗さが光信号L1の波長と同程度であり、かつ、凹凸の形状が周期的である場合、そのような凹凸面では回折現象が起きて光が特定の角度方向に強く反射されるようになる。そこで、本実施形態では、リコート部13の表面の凹凸サイズH,Tを10〜100μm程度とし、かつ、その凹凸形状を実質的にランダムなものにすることによって、融着接続部Sから放射される光が当該凹凸面で乱反射されるようにしている。なお、上記の凹凸サイズH,Tとの比較として、クラッド径D2、UV被覆外径D3及びリコート長Wの具体的な一例を挙げておくと、クラッド径D2は125μm、UV被覆外径D3は250μm、リコート長Wは10〜20mm程度となる。ただし、本発明を適用可能な光ファイバは上記の具体例に限定されるものではない。
上記のような凹凸形状を有するリコート部13の形成には、例えば、ビーズブラスト等でランダムな凹凸を形成した図3の上側に示すような型20を利用して、UV硬化樹脂の硬化処理を行うのがよい。また、上記の型20については、光ファイバとの間に充填されるUV硬化樹脂を硬化させるために、200〜400nmの波長領域の光に対して透明な材料を使用するが好ましい。
上記のような光ファイバ接続部構造によれば、融着接続部Sから放射される光L1’がリコート部13の外周面で乱反射されるようになるため、他の光ファイバが近接する場合でも、融着接続部Sからの放射光L1’が他の光ファイバに漏れ込むのを実質的に回避することが可能になる。
次に、本発明に関連した光ファイバ接続部構造の他の例について説明する。
図4は、上記光ファイバ接続部構造の他の例を示す図である。
図4における光ファイバ接続部構造は、コア1、クラッド2及びUV被覆部(UVコート)3を有する2本の光ファイバの各一端を融着接続した融着接続部Sを有し、融着接続のためにUV被覆部3を除去した部分に、従来と同様のUV硬化樹脂を用いてリコート部14を形成した後、該リコート部14の表面に対して、融着接続部Sから放射される光L1’を吸収する吸収材塗布部15を形成したことを特徴とする。
上記の吸収材塗布部15は、例えば、リコート部14の形成に用いるUV硬化樹脂とは異なる溶剤に、前述した図1の場合と同様の色材を混ぜたインキ等を使用し、融着接続部Sからの放射光L1’に対して透明なリコート部14の表面全体に上記インキを塗布することによって形成される。上記の溶剤の具体例としては、脂肪族炭化水素(石油エ−テル,ヘキサン,ヘプタン,オクタン)、脂肪族酸素化合物(アセタ−ル,アルコ−ル類,アセトン,酢酸エステル)、脂肪族含窒化合物(アセトニトリル)、芳香族化合物(ベンゼン,トルエン,キシレン,スチレン)、芳香族含窒化合物(ピリジン)、脂肪族ハロゲン系化合物(クロロホルム、塩化メチル、ジクロルメタン、四塩化炭素)、芳香族ハロゲン系化合物(クロロベンゼン、塩化ベンジル)等を使用することが可能である。
上記のような光ファイバ接続部構造によれば、融着接続部Sから放射される光L1’はリコート部14を透過した後に吸収材塗布部15で吸収されるようになるため、他の光ファイバが近接する場合でも、融着接続部Sからの放射光L1’が他の光ファイバに漏れ込んでクロストークを発生させるような状況を確実に回避することが可能になる。また、従来の熱収縮チューブを利用したリコート部の保護方法とは異なり、0.1mmオーダの厚さで吸収材塗布部15を形成することができるため、光ファイバの実装面において非常に有利になるという効果も得られる。
以上説明したような本発明によれば、融着接続部から放射される光の他の光ファイバ中への結合を確実に阻止できる光ファイバ接続部構造が実現可能になる。よって、本発明は、光通信等を初めとする多様な分野において産業上の利用可能性が大である。

Claims (3)

  1. コア及びクラッド並びに前記クラッドの外側に設けられた被覆部を有する2本の光ファイバの各一端を融着接続した融着接続部と、
    前記融着接続部の近傍で前記被覆部の除去された部分を再被覆したリコート部と、
    前記コアを伝播する光のうちで前記融着接続部を通過する際に前記クラッド側に放射される放射光を乱反射することにより、前記放射光が前記リコート部の外側に近接する他の光ファイバ中に結合することを阻止する放射光結合阻止手段と、
    を備えた光ファイバ接続部構造。
  2. 請求項1に記載の光ファイバ接続部構造であって、
    前記放射光結合阻止手段は、前記リコート部の外周面が前記放射光を乱反射可能な形状となるように成形したことを特徴とする光ファイバ接続部構造。
  3. 請求項2に記載の光ファイバ接続部構造であって、
    前記リコート部の外周面は、前記コアを伝播する光の波長よりも大きな表面粗さをもつランダムな凹凸形状となるように成形されることを特徴とする光ファイバ接続部構造。
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