JP5167460B2 - ポリロタキサン溶液及びその製造方法 - Google Patents

ポリロタキサン溶液及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5167460B2
JP5167460B2 JP2005251444A JP2005251444A JP5167460B2 JP 5167460 B2 JP5167460 B2 JP 5167460B2 JP 2005251444 A JP2005251444 A JP 2005251444A JP 2005251444 A JP2005251444 A JP 2005251444A JP 5167460 B2 JP5167460 B2 JP 5167460B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyrotaxane
molecule
group
cyclic molecule
mixed solvent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005251444A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007063413A (ja
Inventor
耕三 伊藤
潤 荒木
達也 鈴木
雅彦 山中
健太郎 渡邉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
University of Tokyo NUC
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
University of Tokyo NUC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd, University of Tokyo NUC filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2005251444A priority Critical patent/JP5167460B2/ja
Publication of JP2007063413A publication Critical patent/JP2007063413A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5167460B2 publication Critical patent/JP5167460B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polyethers (AREA)
  • Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)

Description

本発明は、水酸基が修飾されていない未修飾のポリロタキサンの溶解技術に係り、さらに具体的には、未修飾ポリロタキサンを溶解可能な混合溶媒を用いたポリロタキサン溶液、さらに上記ポリロタキサン溶液の製造方法に関するものである。
ゲル材料は、従来から食品、医療品、生活用品及び工業製品等に幅広く利用されており、これに用いられる高分子化合物の種類も多様であるものの、構造という観点から眺めてみると、物理ゲルと化学ゲルのわずか2種類が存在するに過ぎない。
物理ゲルは、ゼラチンや寒天などのように自然界に広く存在するゲルであって、生体組織の大半も多種多様な物理ゲルが占めている。
かかる物理ゲルは、高分子間に働く物理的引力の相互作用によってネットワークを構成しているため、温度や溶媒に対する安定性が低い。
一方、化学ゲルは、ネットワーク全体が共有結合で直接つながった巨大な1分子であるため、温度や溶媒に対する安定性に優れており、産業界の多方面に利用されている。
しかし、化学ゲルにおいては、架橋点が固定されていることから、架橋反応によって形成される不均一な構造が永久に保持され、機械強度が著しく低いという欠点があった。
これに対し、近年、斬新な手法を適用することにより、物理ゲル、化学ゲルのいずれにも分類されない新しい種類のゲル、すなわち「環動ゲル又はトポロジカルゲル」が提案されており、このような環動ゲルには、ポリロタキサンが用いられている。
このポリロタキサンは、環状分子(回転子:rotator)の開口部を直鎖状分子(軸:axis)で串刺し状に貫通して環状分子を直鎖状分子で包接し、且つ環状分子が脱離しないように直鎖状分子の両末端に封鎖基を配置して成るものであって、かかるポリロタキサンを複数架橋して成り、環動ゲルに適用可能な架橋ポリロタキサンが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3475252号公報
この架橋ポリロタキサンは、直鎖状分子に串刺し状に貫通されている環状分子が当該直鎖状分子に沿って移動可能(滑環効果)なために粘弾性を有し、張力が加わっても、この滑環効果によって当該張力を均一に分散させることができるので、従来の架橋ポリマーとは異なり、クラックや傷が極めて生じ難いという優れた性質を有するものである。
しかしながら、未修飾のポリロタキサンは、親水性のある水酸基を多く有しているが、分子内及び分子間で水素結合しているために、水にも有機溶剤にも溶解しない。
このため、このようなポリロタキサンを塗料や接着剤などに適用するためには、環状分子の水酸基に親水性の化合物や疎水性の化合物を結合させるといったような二次的な処理を行なうことによって、水や有機溶媒に対する溶解度を確保する必要があった。
本発明は、このような未修飾ポリロタキサンにおける上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、親水性あるいは疎水性の化合物によって修飾されていない未修飾ポリロタキサンを溶解することができ、当該ポリロタキサンの塗料や接着剤などへの適用を可能にするポリロタキサン用混合溶媒を用いたポリロタキサン溶液、さらには当該ポリロタキサン溶液の製造方法を提供することにある。
本発明者らは、上記課題の解決に向けて、溶剤の種類や溶解方法等について鋭意検討を繰り返した結果、アルコール類やエーテルエステル類等の水系溶剤や水を所定範囲で含有する混合溶媒に未修飾ポリロタキサンを溶解することができ、このような混合溶媒を用いることによって、上記課題が解決できることを見出し、本発明を完成するに到った。
本発明は上記知見に基づくものであって、本発明のポリロタキサン溶液は、未修飾ポリロタキサン、すなわち、環状分子と、この環状分子を串刺し状に包接する直鎖状分子と、この直鎖状分子の両末端に配置され上記環状分子の脱離を防止する封鎖基とを有するポリロタキサンを、ブチルセロソルブアセテートと酢酸エチルが質量比で3:7〜7:3で混合されている混合溶媒に溶解させたことを特徴としている。
また、本発明のポリロタキサン溶液の製造方法は、上記混合溶媒を加温して上記ポリロタキサンを溶解させることを特徴としている。
本発明によれば、ブチルセロソルブアセテートと酢酸エチルが質量比で3:7〜7:3で混合されている混合溶媒を適用するようにしたことから、ブチルセロソルブアセテートによって、ポリロタキサンが有する水酸基による水素結合が抑制され、親水基や疎水基で修飾されていない未修飾ポリロタキサンであっても、当該溶媒に溶解させることができ、例えば、他のポリマーと、あるいはポリロタキサン同士の架橋や、塗料や接着剤などへの適用が可能なものとなる。
以下、本発明に用いるポリロタキサン用混合溶媒や、当該溶媒を用いた本発明のポリロタキサン溶液、ポリロタキサンの溶解方法、すなわちポリロタキサン溶液の製造方法について、各種数値の限定理由などと共に、さらに詳細に説明する。なお、本明細書において、「%」は特記しない限り質量百分率を意味するものとする。
本発明に用いる混合溶媒は、上記したように、ブチルセロソルブアセテートを水系溶剤以外の有機溶媒である酢酸エチル中に混合して、質量比で30〜70%となるようにし、もって親水基や疎水基で修飾されていない未修飾ポリロタキサンでも溶解することができるようにしたものであるが、ここでは、まずポリロタキサンについて説明する。
上述のように、ポリロタキサンは、環状分子と、両末端に封鎖基を持つ直鎖状分子を有するものである。
そして、直鎖状分子は、環状分子の開口部を串刺し状に貫通することによって当該環状分子を包接しており、その両末端に配置された封鎖基が包接した環状分子の脱離を防止している。
ここで、直鎖状分子は、実質的に直鎖であればよく、回転子である環状分子が回動可能で滑環効果を発揮できるように包接できる限り、分岐鎖を有していてもよい。
また、環状分子の大きさにも影響を受けるが、その長さについても、環状分子が滑環効果を発揮できる限り特に限定されない。
なお、直鎖状分子としては、その両末端に反応基を有するものが好ましく、これにより、上記封鎖基と容易に反応させることができるようになる。
かかる反応基としては、採用する封鎖基の種類などに応じて適宜変更することができるが、水酸基、アミノ基、カルボキシル基及びチオール基などを例示することができる。
このような直鎖状分子としては、特に限定されるものではなく、ポリアルキル類、ポリエステル類、ポリエーテル類、ポリアミド類、ポリアクリル類、ベンゼン環を含むポリマーを挙げることができ、具体的には、例えばポリエチレングリコール、ポリイソプレン、ポリイソブチレン、ポリブタジエン、ポリプロピレングリコール、ポリテトラヒドロフラン、ポリジメチルシロキサン、ポリエチレン、ポリプロピレン等を使用することができる。
また、上記直鎖状分子の分子量としては、1,000〜30,000とすることが望ましく、1,000〜20,000が好ましく、さらには1,000〜10,000のはんいであることが好ましい。
すなわち、直鎖状分子の分子量が1,000未満では、環状分子による滑環効果が得られなくなることがある一方、分子量が30,000を超えると、本発明の上記混合溶媒を用いても溶解しなくなる傾向があることによる。
一方、環状分子としては、上述の如き直鎖状分子に包接されて滑環効果を奏するものである限り、特に限定されるものではなく、種々の環状物質を挙げることができる。
また、環状分子は実質的に環状であれば十分であって、「C」字状のように、必ずしも完全な閉環である必要はない。
上記環状分子としては、反応基を有するものが好ましく、環状分子同士、あるいは他のポリマーを結合又は架橋する際、この反応基を用いて容易に反応を行うことができる。
このような反応基としては、用いる架橋剤の種類に応じて適宜変更することができるが、例えば水酸基、アミノ基、カルボキシル基、チオール基、アルデヒド基などを挙げることができる。
なお、反応基としては、後述する封鎖基を形成する(ブロック化反応)際に、この封鎖基と反応しない基が好ましい。
上記環状分子の具体例としては、種々のシクロデキストリン類、例えばα−シクロデキストリン(グルコース数:6個)、β−シクロデキストリン(グルコース数:7個)、γ−シクロデキストリン(グルコース数:8個)、ジメチルシクロデキストリン、グルコシルシクロデキストリン及びこれらの誘導体又は変性体、並びにクラウンエーテル類、ベンゾクラウン類、ジベンゾクラウン類、ジシクロヘキサノクラウン類及びこれらの誘導体又は変性体を挙げることができる。
上述のシクロデキストリン等の環状分子は、その1種を単独、あるいは2種以上を組み合わせて使用することができる。
なお、上記した種々の環状分子の中では、特にα−シクロデキストリン、β−シクロデキストリン、γ−シクロデキストリンが良好であり、とりわけ、被包接性の観点からはα−シクロデキストリンを使用することが好ましい。
次に、封鎖基は、上記のような直鎖状分子の両末端に配置されて、環状分子が直鎖状分子によって串刺し状に貫通された状態を保持できる基でさえあれば、どのような基であっても差し支えない。
このような基としては、「嵩高さ」を有する基又は「イオン性」を有する基などを挙げることができる。なお、ここで「基」とは、分子基及び高分子基を含む種々の基を意味する。
「嵩高さ」を有する基としては、球形をなすものや、側壁状の基を例示することができる。
また、「イオン性」を有する基のイオン性と、環状分子の有するイオン性とが相互に影響を及ぼし合い、例えば反発し合うことにより、環状分子が直鎖状分子に串刺しにされた状態を保持することができる。
このような封鎖基の具体例としては、2,4−ジニトロフェニル基、3,5−ジニトロフェニル基などのジニトロフェニル基類、シクロデキストリン類、アダマンタン基類、トリチル基類、フルオレセイン類及びピレン類、並びにこれらの誘導体又は変性体を挙げることができる。
上記のようなポリロタキサンは、例えば、環状分子と直鎖状分子とを混合し、環状分子の開口部を直鎖状分子で串刺し状に貫通して直鎖状分子に環状分子を包接させる第1の工程と、得られた擬ポリロタキサンの両末端(直鎖状分子の両末端)を封鎖基で封鎖して、環状分子が串刺し状態から脱離しないように調整する第2の工程により処理することによって得ることができる。
本発明に用いる混合溶媒は、ブチルセロソルブアセテートと酢酸エチルを質量比で3:7〜7:3となるように混合して成るものである。このとき、上記ブチルセロソルブアセテートの含有量が30%よりも少なくても、70%よりも多くても、ポリロタキサンが溶解しないようになる。
なお、上記ブチルセロソルブアセテートの含有量は、同じく質量比で40〜60%の範囲とすることがより望ましい。
本発明のポリロタキサン溶液は、上記した混合溶媒中に上記のようなポリロタキサンを溶解させたものであって、例えば塗料や接着剤などに適用することができる。
なお、本発明のポリロタキサン溶液におけるポリロタキサン濃度については、その用途や所望物性などに応じて適宜変更することができるが、代表的には、質量比で10〜30%程度の範囲とすることが好ましい。
上記混合溶媒にポリロタキサンを溶解させるに際しては、当該混合溶媒をあらかじめ加温しておいたり、加熱しながら溶解させたりすることが望ましい。
以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説明する。なお、本発明はこれらの実施例によって何ら限定されることはない。
(ポリロタキサンの調製)
(1)PEGのTEMPO酸化によるPEG−カルボン酸の調整
直鎖状分子として、PEG(ポリエチレングリコール、分子量:1,000、10,000、30,000)10g、TEMPO(2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジニルオキシラジカル)100mg、臭化ナトリウム1gを水100mLに溶解させ、これに市販の次亜塩素酸ナトリウム水溶液(有効塩素濃度5%)5mLを添加し、室温で10分間攪拌した。次いで、余った次亜塩素酸ナトリウムを分解させるために、エタノールを最大5mLまでの範囲で添加して反応を終了させた。
そして、50mLの塩化メチレンを用いた抽出を3回繰返して、無機塩以外の成分を抽出したのち、エバポレータで塩化メチレンを留去し、250mLの温エタノールに溶解させてから、冷凍庫(−4℃)に一晩おいて、PEG−カルボン酸のみを析出させ、回収、乾燥した。
(2)PEG−カルボン酸とα−CDを用いた包接錯体の調整
上記(1)により調製したPEG−カルボン酸3g及びα−CD(シクロデキストリン)12gをそれぞれ別々に用意した70℃の温水50mLに溶解させたのち混合し、よく振り混ぜた後、冷蔵庫(4℃)中で一晩静置し、クリーム状に析出した包接錯体を凍結乾燥して回収した。
(3)アダマンタンアミンとBOP試薬反応系を用いた包接錯体の封鎖
室温でDMF(ジメチルホルムアミド)50mLにBOP試薬(ベンゾトリアゾール−1−イル−オキシ−トリス(ジメチルアミノ)ホスホニウム・ヘキサフルオロフォスフェート)3g、HOBt(1−ヒドロキシベンゾトリアゾール)1g、アダマンタンアミン1.4g、ジイソプロピルエチルアミン1.25mLをこの順番に溶解させておき、上記(2)で得られた包接錯体14gを添加した後、速やかによく振り混ぜ、スラリー状担った試料を冷蔵庫中で一晩静置した。
一晩静置した後、DMF/メタノール=1:1混合溶液50mLを加えてよく混ぜ、遠心分離して上澄みを捨てるというDMF/メタノール混合溶液による洗浄を2回繰り返した後、さらにメタノール100mLを用いた洗浄を同様の遠心分離により2回繰り返した。
得られた沈殿を真空乾燥で乾燥させた後、50mLのDMSO(ジメチルスルホキシド)に溶解させ、得られた透明な溶液を700mLの水中に滴下してポリロタキサンを析出させ、析出したポリロタキサンを遠心分離で回収し、真空乾燥又は凍結乾燥させた。このDMSOに溶解−水中で析出−回収−乾燥のサイクルを2回繰り返し、最終的に精製ポリロタキサンを得た。
図1は、このようにして得られたポリロタキサンの構造を示す模式図であって、当該ポリロタキサン1は、多数のα−シクロデキストリン2の開口部を分子量がそれぞれ異なるポリエチレングリコール3が串刺し状に貫通し、その両末端にアダマンタン基が結合した構造を有する。
(混合溶媒の調整)
酢酸エチル中に、ブチルセロソルブアセテートを水系溶剤として種々の割合で混合することによって、混合溶媒を調整した。
(溶解性の評価)
得られた混合溶剤をそれぞれ50℃に加温し、加温した混合溶媒10mL中に、上記で調整した各ポリロタキサン1gを徐々に添加し、このときの溶解性についてそれぞれ確認し、その結果を表1に示した。
なお、溶解性については、透明な溶液が得られ、しかも固形分が残存していないものを「○」、固形分が残存しているものを「×」として示した。
Figure 0005167460
表1の結果から明らかなように、酢酸エチル中に、水系溶剤であるブチルセロソルブアセテートを30〜70%の範囲で含有する混合溶媒を用いた場合には、いずれも良好な溶解性を示したのに対し、水系溶剤を20%しか含まない比較例1及び3の混合溶媒、逆に80%をも含む比較例2及び4の混合溶媒においては、透明なポリロタキサン溶液は得られるものの、固形物が残存しており、いずれも十分な溶解性が得られないことが確認された。
本発明の実施例で調整したポリロタキサンの構造を示す模式図である。
符号の説明
1 ポリロタキサン
2 α‐シクロデキストリン(環状分子)
3 ポリエチレングリコール(直鎖状分子)
4 アダマンタン基 (封鎖基)

Claims (2)

  1. ブチルセロソルブアセテートと酢酸エチルが質量比で3:7〜7:3で混合されている混合溶媒に、環状分子と、この環状分子を串刺し状に包接する直鎖状分子と、この直鎖状分子の両末端に配置され上記環状分子の脱離を防止する封鎖基とを有するポリロタキサンを溶解させたことを特徴とするポリロタキサン溶液。
  2. 上記混合溶媒を加温して上記ポリロタキサンを溶解させることを特徴とする請求項に記載のポリロタキサン溶液の製造方法。
JP2005251444A 2005-08-31 2005-08-31 ポリロタキサン溶液及びその製造方法 Active JP5167460B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005251444A JP5167460B2 (ja) 2005-08-31 2005-08-31 ポリロタキサン溶液及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005251444A JP5167460B2 (ja) 2005-08-31 2005-08-31 ポリロタキサン溶液及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007063413A JP2007063413A (ja) 2007-03-15
JP5167460B2 true JP5167460B2 (ja) 2013-03-21

Family

ID=37925973

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005251444A Active JP5167460B2 (ja) 2005-08-31 2005-08-31 ポリロタキサン溶液及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5167460B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104761716A (zh) * 2015-04-10 2015-07-08 上海炎怡生物科技有限公司 一种制备端基羧基化聚乙二醇的方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000044640A (ja) * 1998-07-29 2000-02-15 Takeda Chem Ind Ltd セラミック成形用感光性樹脂組成物
JP2003257488A (ja) * 2002-02-27 2003-09-12 Nippon Zeon Co Ltd 高分子ゲル電解質
JPWO2006090819A1 (ja) * 2005-02-24 2008-07-24 国立大学法人 東京大学 ポリロタキサン及びポリマー並びにイオン性液体を有する材料、及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007063413A (ja) 2007-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4521875B2 (ja) 疎水性修飾ポリロタキサン
JP4821006B2 (ja) 架橋ポリロタキサン及びその製造方法
JP2007063412A (ja) 親水性修飾ポリロタキサン及び架橋ポリロタキサン
JP5388197B2 (ja) 疎水性修飾ポリロタキサン含有溶液
Araki et al. Recent advances in the preparation of cyclodextrin-based polyrotaxanes and their applications to soft materials
JP5326099B2 (ja) 架橋ポリロタキサンを有する材料、並びにそれらの製造方法
KR100962771B1 (ko) 소수성 폴리로탁산 및 가교 폴리로탁산
WO2005052026A1 (ja) ポリロタキサン及びその製造方法
KR101840504B1 (ko) 유사 폴리로탁산 수성 분산체의 제조 방법
WO2007026879A1 (ja) ポリロタキサン含有溶液及びその使用
JP5022627B2 (ja) 擬ポリロタキサンおよびポリロタキサンならびにそれらの製造方法
JP5167460B2 (ja) ポリロタキサン溶液及びその製造方法
Rinaudo New amphiphilic grafted copolymers based on polysaccharides
JP6286439B2 (ja) 環状分子が重合鎖を有するポリロタキサン及びその製造方法
JP5051491B2 (ja) 環状分子減量ポリロタキサンの製造方法
JP2005320392A (ja) 架橋ポリロタキサンを有する材料、並びにそれらの製造方法
JP2012180480A (ja) イヌリン誘導体およびその製造方法
JP2007254570A (ja) 擬ポリロタキサンおよびポリロタキサンの製造方法
JP2007106864A (ja) 常温乾燥型水系非露出面塗料用材料、これを用いた塗料及び塗膜

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080724

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111011

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111125

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120723

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121002

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20121012

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121019

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121122

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121122

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5167460

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250