JP5166615B1 - 多孔質表面を持つ金属の多孔体 - Google Patents
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Abstract
【課題】 3次元網目状の金属多孔体の比表面積が飛躍的に大きい多孔質金属多孔体。
【解決手段】 発泡樹脂を原板として該樹脂表面に電解メッキを施した後該樹脂を加熱消去した金属多孔体、又は樹脂表面に金属粉末のスラリーを含浸させた後高温加熱して焼結させた金属多孔体、又は樹脂表面に金属酸化物粉末のスラリーを含浸させた後、高温長時間加熱して還元・焼結・凝集した金属多孔体を酸化性雰囲気下で加熱して表面に酸化膜を形成し、次いで雰囲気を還元性に変えて該酸化膜を多孔質金属に改質した多孔質金属多孔体。
【選択図】 図2
【解決手段】 発泡樹脂を原板として該樹脂表面に電解メッキを施した後該樹脂を加熱消去した金属多孔体、又は樹脂表面に金属粉末のスラリーを含浸させた後高温加熱して焼結させた金属多孔体、又は樹脂表面に金属酸化物粉末のスラリーを含浸させた後、高温長時間加熱して還元・焼結・凝集した金属多孔体を酸化性雰囲気下で加熱して表面に酸化膜を形成し、次いで雰囲気を還元性に変えて該酸化膜を多孔質金属に改質した多孔質金属多孔体。
【選択図】 図2
Description
本発明は電池用電極、各種フィルター、触媒担体等として用いるのに適した連通孔を有する3次元網目状の金属多孔体に関する。
前記金属多孔体の製造方法には、特許文献1等の電解メッキ法、特許文献2等の焼結法がある。前者は発泡樹脂の表面をC等で導電化処理してその上に電解メッキを施し、その後樹脂及びCを消失させて金属多孔体を得る。
後者ではスラリー化した金属粉末を発泡樹脂に含浸塗布し、その後加熱して焼結させる。
それぞれ一長一短がある。
特許文献3等には後者の方法の改良として原料粉末を金属から酸化物に替えた方法が開示されている。それによると酸化鉄を原料にして約1000℃以上で還元焼結して純鉄多孔体を形成し、その後電解Niメッキを施して電池用電極基盤としている。
何れも発泡樹脂の厚さ、気泡径、金属種及びスラリー膜厚(又はメッキ厚)を適宜調節して所望の通気率、強度、反応性等を得ている。
後者ではスラリー化した金属粉末を発泡樹脂に含浸塗布し、その後加熱して焼結させる。
それぞれ一長一短がある。
特許文献3等には後者の方法の改良として原料粉末を金属から酸化物に替えた方法が開示されている。それによると酸化鉄を原料にして約1000℃以上で還元焼結して純鉄多孔体を形成し、その後電解Niメッキを施して電池用電極基盤としている。
何れも発泡樹脂の厚さ、気泡径、金属種及びスラリー膜厚(又はメッキ厚)を適宜調節して所望の通気率、強度、反応性等を得ている。
金属多孔体の表面性状をよく観察すると、電解メッキ法では比較的滑らかな曲面で構成され、焼結法では当該方法の最大の弱点である空隙の残存(強靱性を低下させる)を極力少なくするため高温で充分な拡散凝集が図られ、表面性状は比較的滑らかに改善されている。第3の還元焼結+電解メッキ法では還元焼結時に発生した空隙はメッキに被覆されて表面のミクロ構造はメッキ法と同様に滑らかである。従って比表面積(=表面積/単位体積、m3/m2)は仮想球体の表面積の総和として概算される。
単位体積中の球数は径の3乗に反比例、表面積は径の2乗に比例、従って比表面積は球径に反比例する。大きな比表面積を得るには、微細化すればよいが通気性は低下する。膜厚も小さくなるので強度も低下する。それぞれを必要とする場合には体積を大きくする必要が生ずる。即ち所要量の増加が問題になる。使用スペースも問題となる。
特許文献4には、酸化物の還元に関して興味ある開示がなされている。それによると鋼材を空気中で加熱して酸化膜を形成し、その後直ちに還元雰囲気に誘導して該酸化物を還元した表面のミクロ性状には二つの特徴が見られる。一つは還元収縮により多孔質となる。他は酸化鉄の還元は鉄の基地から成長し脱落しにくい。従って塗装に際して強固なアンカー作用を持ち、塗装性を向上させる。還元に伴う表面の凹凸・亀裂を活用しているが他の効果に関しての示唆は無い。
連通孔を有する3次元網目状の金属多孔体は物理的性質、化学的性質に種々の特徴を持つことが知られている。基本的な特性値として比表面積、通気率、強度、耐酸化成等が考慮される。該性質は多孔体厚さ、網目の孔径、網目の肉厚、金属種(合金化や複合化を含む)等に強く影響され、用途に応じて適宜調節される。
大きな比表面積を活用しようとして網目の孔径を小さくすると他の性質は不利に作用する。対策として無難な孔径・膜厚のもとで必要表面積分だけ重ね使用しなければならない。
所要量が増加してコスト上の問題とスペース上の問題が生ずる。
本願発明は、網目構造を変更することなく比表面積を飛躍的に拡大することにより上記問題の解決を図ることを課題とする。
大きな比表面積を活用しようとして網目の孔径を小さくすると他の性質は不利に作用する。対策として無難な孔径・膜厚のもとで必要表面積分だけ重ね使用しなければならない。
所要量が増加してコスト上の問題とスペース上の問題が生ずる。
本願発明は、網目構造を変更することなく比表面積を飛躍的に拡大することにより上記問題の解決を図ることを課題とする。
当課題に対して、本発明者は多孔体の製造方法に関わらず既存の製品の多孔体を構成する網目表面を新たに多孔質に改質することにより解決した。
第1の発明は、連通孔を有する3次元網目状の金属多孔体において、該多孔体を酸化性雰囲気で加熱して多孔体を構成する網目金属表面に該金属種の酸化膜を形成し、その後直ちに還元性雰囲気に誘導して該酸化膜を還元し、該網目金属表面を多孔質金属膜に改質したことを特徴とする3次元網目状の多孔質金属多孔体である。
第1の発明は、連通孔を有する3次元網目状の金属多孔体において、該多孔体を酸化性雰囲気で加熱して多孔体を構成する網目金属表面に該金属種の酸化膜を形成し、その後直ちに還元性雰囲気に誘導して該酸化膜を還元し、該網目金属表面を多孔質金属膜に改質したことを特徴とする3次元網目状の多孔質金属多孔体である。
第2の発明は、金属種がFe,Ni,Cr,Mn,Cu,Mo,V,Wのいずれか又は前記金属2種以上の合金であることを特徴とする第1発明に記載した3次元網目状の多孔質金属多孔体である。
第3の発明は、第1発明又は第2発明の3次元網目状の多孔質金属多孔体を圧延して見かけ密度大きくしたことを特徴とする3次元網目状の多孔質金属多孔体である。
本発明によるとマクロの3次元網目状の金属の表面にミクロの網目状の収縮亀裂が形成され、比表面積は従来品から飛躍的に増加し、金属多孔体の基本性能が向上する。新たに形成された表面は多数の1〜数ミクロン幅の間隙を持つので物理的、化学的吸着性が強化される。
図1に従って本発明の多孔質金属多孔体を製造する方法を説明する。金属多孔体の基盤となる長尺シート状の発泡樹脂1を連続的に多孔体製造ライン0に供給する。発泡樹脂1には所望の網目寸法を持つウレタンフォーム等いわゆるスポンジが使用される。始めに導電処理装置2を通過してスス状のC粉末が樹脂表面にまんべんなく付着され網目全面に導電性が付与される。次いで電解メッキ装置3を通過し、所望厚さの例えばNiメッキが施される。Ni−Cr等の合金を得たい場合にはその上にCrを重ねてメッキする。次いで熱処理装置4を通過し、樹脂及びCが燃焼除去される。単一金属多孔体の場合は次ぎに酸化還元装置6を通過させる。合金の場合は、高温の合金化処理装置5を通過させて拡散により合金化が成された後酸化還元装置6を通過させる。該装置6の前半は酸化部7で酸化性雰囲気を持ち、通過中に金属表面が酸化され酸化膜が形成される。後半は還元部8で水素ガス等による還元性雰囲気を持ち、生成された酸化膜が直ちに還元され酸化膜に近い厚さの元の金属の膜に戻る。その際、還元に伴う収縮(約70%)により亀裂が発生し、金属膜は多孔質状となる。無酸化状態で冷却後、切断機9により適当に切断されてシート状製品10となる。酸化還元装置6以外は従来の製造ラインそのままである。
酸化還元装置6の上流又は下流のどちらかに圧延機(図示せず)を設け、適時圧下して見かけ密度を増加(比表面積が増加)させても良い。
酸化膜の厚さは4〜100μmが望ましい。用途により選定する。約10μmは数分以内の保持で得られるが100μmまで成長させるにはかなりの時間を要する。酸化膜中での金属原子と酸素原子の拡散が律速するからである。還元はガス拡散に依存するので極めて速い。連続式処理では装置長が過大になる。別ラインで処理又は回分式の酸化還元装置で処理することが望ましい。その場合、昇温時は空気を循環させて酸化させ、所定温度に達したら雰囲気を還元性に切り替える。膜厚の下限値は多孔質を形成するのに必要な厚さである。これ以下では単なる凹凸に近い。多孔質の膜厚が過大になると網目金属の強靱性が低下する。網目金属厚の約10%以内にすることが望ましい。網目金属の厚さ上限を1mmとすると酸化膜の厚さ上限値は上記の100μmとなる。
図2Aは金属多孔体の例の概観を示し、孔径が約3mmの3次元網目状の構造を持ち、網目金属の厚さは孔径の約10〜20%である。マクロの多孔質であることが解る。
図2Bは金属多孔体を本発明の多孔質金属多孔体に改質した場合の概観を比較する。
図3はステンレス鋼(SUS304)を酸化還元処理した場合の表面性状を示す。
Aは表面光沢を示し、灰色の鈍い金属光沢で金属粉が付着しているように見えるが擦っても剥離しない。
Bの拡大写真を見ると前記多孔体に似たような約5μm径の網目が認められる。前記多孔体とは孔と網目が反転している。
図4Aは本発明の多孔質表面直下の断面の構造を示し、膜厚は約10μmであり、収縮亀裂が多数見られ、ミクロの多孔質となっていることが解る。
図4Bは還元過程を示し、金属化は下地金属から成長していることが解る。これが粒状の還元金属が容易に剥離しない原因であると考えられる。
図2Bは金属多孔体を本発明の多孔質金属多孔体に改質した場合の概観を比較する。
図3はステンレス鋼(SUS304)を酸化還元処理した場合の表面性状を示す。
Aは表面光沢を示し、灰色の鈍い金属光沢で金属粉が付着しているように見えるが擦っても剥離しない。
Bの拡大写真を見ると前記多孔体に似たような約5μm径の網目が認められる。前記多孔体とは孔と網目が反転している。
図4Aは本発明の多孔質表面直下の断面の構造を示し、膜厚は約10μmであり、収縮亀裂が多数見られ、ミクロの多孔質となっていることが解る。
図4Bは還元過程を示し、金属化は下地金属から成長していることが解る。これが粒状の還元金属が容易に剥離しない原因であると考えられる。
表面積の増加を検討する。図3Bから田圃の乾燥収縮と同様に6角柱(5μm径×10μm高さ)状に亀裂が発生すると仮定すると約5倍に増加すると概算される。
図3Cから3〜6μm径の粒が2,3段積層している仮定すると、約10倍に増加すると概算される。亀裂、空隙によって増加した表面積は本来の表面積の5〜10倍と見なされる。該表面積は膜厚の増加につれさらに増加する。
図3Cから3〜6μm径の粒が2,3段積層している仮定すると、約10倍に増加すると概算される。亀裂、空隙によって増加した表面積は本来の表面積の5〜10倍と見なされる。該表面積は膜厚の増加につれさらに増加する。
焼結法によって得られた金属多孔体を本発明へと改質する場合について説明する。
金属粉を焼結した段階では微小な空隙が無数に存在する。実際には強靱性を得るため焼結だけではなく高温で凝集させる必要があり、空隙をできれば消滅させ正味密度に近づくように処理される。微小空隙は残存するが本発明が意図している様なミクロ多孔質を全く保有していない。従って、その後本発明の酸化還元処理を施すことは充分意義のあることである。
酸化物を還元焼結して得られた金属多孔体についても同様である。還元の伴う収縮が大きいので一度は多孔質が形成されるが、金属体としての強靱性を得るため同様に充分な拡散・凝集が図られる。その過程で表面多孔質が消滅する。従って、その後本発明の酸化還元処理を施すことは充分意義のあることである。
金属粉を焼結した段階では微小な空隙が無数に存在する。実際には強靱性を得るため焼結だけではなく高温で凝集させる必要があり、空隙をできれば消滅させ正味密度に近づくように処理される。微小空隙は残存するが本発明が意図している様なミクロ多孔質を全く保有していない。従って、その後本発明の酸化還元処理を施すことは充分意義のあることである。
酸化物を還元焼結して得られた金属多孔体についても同様である。還元の伴う収縮が大きいので一度は多孔質が形成されるが、金属体としての強靱性を得るため同様に充分な拡散・凝集が図られる。その過程で表面多孔質が消滅する。従って、その後本発明の酸化還元処理を施すことは充分意義のあることである。
適用される金属種について説明する。
Ni,Cr,Feの多孔体がシート状に製造され市販されており、容易に本発明の製品に改質することができる。ステンレス鋼粉末や、ステンレス鋼酸化物粉末を使用して多孔質ステンレス鋼多孔体とすることができる。
対象となる金属種としてFe,Ni,Cr,Mn,Cu,Mo,V,W等比較的還元し易い金属であり、且つ触媒性、耐熱性、耐酸化性、伝熱性等種々の特性を発揮する上記金属又はそれらの合金に適用することが望ましい。
Ni,Cr,Feの多孔体がシート状に製造され市販されており、容易に本発明の製品に改質することができる。ステンレス鋼粉末や、ステンレス鋼酸化物粉末を使用して多孔質ステンレス鋼多孔体とすることができる。
対象となる金属種としてFe,Ni,Cr,Mn,Cu,Mo,V,W等比較的還元し易い金属であり、且つ触媒性、耐熱性、耐酸化性、伝熱性等種々の特性を発揮する上記金属又はそれらの合金に適用することが望ましい。
5mm径のステンレス鋼(SUS304)線材を酸化還元して表面の多孔質化を確認した。1000℃に5分間保持し表面を空気酸化させた。断面観察から5〜10μmの酸化膜の形成された。次ぎに該供試材を1050℃の水素雰囲気の炉に挿入した。水素炉では伝熱性が大きく2〜3分で炉温に接近する。2分後(保持時間は無い)に引き出した試験片の断面構造を図4Bに示す。下地の金属から金属化が成長している。5分後(保持時間は2〜3分)引き出した試験片の断面構造を図4Aに示す。還元はほぼ完了していて多孔質となっている。還元速度は感覚的にFeよりも速い。NiがFeとCrの還元触媒として作用していると推測される。
本発明の多孔質金属多孔体は従来の金属多孔体の比表面積よりも約10倍の表面積を持ち改良品として代替使用可能である。
0:多孔体製造ライン 1:発泡樹脂 2:導電処理装置 3:電解メッキ装置 4:熱処理装置 5: 合金化処理装置 6:酸化還元装置 7:酸化部 8: 還元部 9:切断機 10:製品
Claims (3)
- 連通孔を有する3次元網目状の金属多孔体において、該多孔体を酸化性雰囲気で加熱して多孔体を構成する網目金属表面に該金属種の酸化膜を形成し、該酸化膜厚を4μm以上100μm以下とし、その後直ちに還元性雰囲気に誘導して該酸化膜を還元し、該網目金属表面を多孔質金属膜に改質したことを特徴とする3次元網目状の多孔質金属多孔体。
- 金属種がFe,Ni,Cr,Mn,Cu,Mo,V,Wのいずれか又は前記金属2種以上の合金であることを特徴とする請求項1に記載した3次元網目状の多孔質金属多孔体。
- 請求項1又は請求項2に記載した多孔質金属多孔体を圧延して比表面積を大きくしたことを特徴とする3次元網目状の多孔質金属多孔体。
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