JP5165443B2 - 石英系マルチコア光ファイバ - Google Patents

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Description

本発明は、可視光領域(約400nm〜約800nm程度)の光を伝送する際に発生する可視光領域における発光現象を抑制した石英系マルチコア光ファイバに関するもので、特に、光ファイバを利用した共焦点式蛍光イメージング及び蛍光検出、発光検出、分光分析などでの使用に好適な石英系マルチコア光ファイバに関する。
現在、蛍光診断を始め、可視光領域での光を利用した蛍光分析、発光検出、分光分析を利用した診断、分析が行われており、特に、半導体レーザの技術進展に伴い、その使用波長は短くなってきている。
近年、消化器科、呼吸器科、又は心臓科を始めとする種々の医療分野において、組織表面の直接観察のため又は治療補助器具として内視鏡が使用されている。また、近年、内視鏡を用いた蛍光診断法が注目を集めている。
蛍光診断法は、励起光により励起された生物組織が所定のスペクトルを有する蛍光(自家蛍光)を発するという特性を利用し、病変部(癌腫瘍等)が正常部と異なる自家発光を発することに着目した診断法である。
この診断法は、病変部の組織をむやみに採取する必要がないため、患者の負担を低減できるという利点を有している。また、この診断法に適した蛍光診断装置は、既に開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
さらに、蛍光診断法のうち、特にマルチコア光ファイバを用いた共焦点式イメージング法が注目を集めている。この方法によれば、蛍光を発している観察部位を鮮明かつ高解像度で観察することができ、しかもその部位から数10μmから数100μmの深さ(表面下)にある組織を分析することができる。
マルチコア光ファイバを利用した共焦点式蛍光イメージング装置についても既に開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
この共焦点式蛍光イメージング装置では、マルチコア光ファイバの複数のコアの一つに対して、入射端側から、例えば405nm、488nm、635nmといった波長を有する励起光ビーム(出力:約10mW〜約30mW程度、ビーム径約1μm〜約数μm程度)が入射され、マルチコア光ファイバの出射端から出射した励起光が観察対象の生体組織に照射される。
その結果、その生体組織からは、励起光の波長よりも波長が長い領域において、その組織の状態に応じた自家蛍光が発生する。この蛍光は励起光とともに同じコアを通して入射端まで伝送され、励起光が分離された後に所定の処理が行われて自家蛍光が有する所定の情報(スペクトル強度や形状)が取得される。
このような操作を毎秒12フレームの速さでコア(画素)毎に繰り返し、画素毎の共焦点イメージを得ることにより、2次元画像が取得される。なお、生体組織への励起光の照射と自家蛍光の伝送とが同一のコアにより行われるため、空間的フィルタリングの効果により焦点面以外からの蛍光が除外され、その結果、共焦点特性が実現される。
特開平8−224240号公報 特表2005−532883号公報
本発明の発明者等は、上記のような共焦点式蛍光イメージング法に使用されるマルチコア光ファイバの改良を通して、共焦点式蛍光イメージング法により得られる画像の高品質化を目的として実験を行ったところ、以下の問題点を見出した。その実験について、手順を含めて説明する。
図7は、従来のマルチコア光ファイバの発光スペクトル測定に適用する発光スペクトル測定装置100の模式的構成図を示す。
従来のマルチコア光ファイバの発光スペクトル測定に適用する発光スペクトル測定装置100は、図7に示すように、主として、励起光として波長488nmのレーザ光を出射する光源102と、光源102からのレーザ光を直径約2〜3μm程度のビームに集光する光学レンズ104と、光学レンズ104を透過したビームが入射されるマルチコア光ファイバ106と、マルチコア光ファイバ106の出射端に設けられた対物レンズ108と、対物レンズ108と光学的に結合したCCD110とから構成される。
また、発光スペクトル測定装置100は、光源102からのレーザ光を透過するとともに、対物レンズ108で反射されてマルチコア光ファイバ106と光学レンズ104とを順に透過した光を反射するダイクロイックフィルタ112と、ダイクロイックフィルタ112により反射された光(対物レンズ108により反射された光)を受光し、当該反射光の分析を行うスペクトルアナライザ114とを含む。
さらに、発光スペクトル測定装置100には、光学レンズ104とマルチコア光ファイバ106との間を光学的に接続するようにマルチコア光ファイバの位置を調整するXYZステージ116と、雑音低減のための反射フィルタ118が設けられている。
光源102から488nmのレーザ光(シングルモード、例えば、約22mW)を出射し、光学レンズ104により集光してマルチコア光ファイバ106の一つ乃至数個のコアに入射し、対物レンズ108で反射されて戻る光をスペクトラムアナライザ114によって分析したところ、図8に示すように、波長515nm付近における比較的鋭い発光ピークと、波長約520nm〜約750nm付近の領域におけるブロードな発光とが確認された。
また、励起光の波長を440nmとした場合は、図9に示すように、波長460nm付近を中心とする発光ピークと、波長約500nm〜約720nm程度の範囲におけるブロードな発光が認められた。
さらに、励起光の波長を635nmとした場合にも、励起波長635nmから約200nm程度長い波長にまで及ぶ光成分が観察された。
このような可視光領域におけるファイバからの発光は、観察する組織からの蛍光と同程度の波長領域にある。そのため、蛍光診断の精度を悪化し、S/N比を低下させる原因となっている。
また、上記のようなマルチコア光ファイバを使った蛍光イメージング法だけではなく、シングルコアファイバを使った蛍光検出、発光検出、分光分析法においても同様の発光現象が問題になることがあると推測される。
本発明の目的は、解像度が高く、S/N比の高いことにより、蛍光診断の精度を向上することができる石英系マルチコア光ファイバを提供することにある。
本発明の他の態様によれば、波長400nm〜650nmを有する励起光が入射し、可視光領域の光を伝送する石英系マルチコア光ファイバであって、中心軸でGe濃度15wt%以上と最大になり、F濃度0.05wt%以上2wt%以下を含んだGeO2−SiO2系ガラスからなる複数のコアと、コアのそれぞれの外周を覆う共通クラッドとを備え、共通クラッドとコアの中心軸での比屈折率差が3%以上であり、かつ石英系マルチコア光ファイバの作製に用いる光ファイバ母材のクラッド径とコア径の比(クラッド/コア)が1.02〜3.0である石英系マルチコア光ファイバが提供される。
上記の構成により、解像度が高く、S/N比の高い石英系マルチコア光ファイバを得ることができる。
本発明の石英系マルチコア光ファイバによれば、解像度が高く、S/N比の高いことにより、蛍光診断の精度を向上することができる。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、現実のものとは異なることに留意すべきである。又、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることはもちろんである。
また、以下に示す実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この発明の技術的思想は、各構成部品の配置などを下記のものに特定するものでない。この発明の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
また、添付図面は、実施形態に係る石英系マルチコア光ファイバを模式的に示しているに過ぎない。このため、コアの直径とクラッドの直径との比率等が、現実に設計される通りに表されているとは限らないことに留意すべきである。特に、コアの断面は添付図面では真円として描かれているが、現実には楕円形状や多角形等に変形している場合もある。さらに、添付図面ではコアが六方最稠密状に配置されているが、これに限定されない。
[第1の実施の形態]
(石英系マルチコア光ファイバの基本構成)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る石英系マルチコア光ファイバの模式的断面構造図を示す。
本発明の第1の実施の形態に係る石英系マルチコア光ファイバ10は、図1に示すように、画像伝送用のイメージサークル12と、イメージサークル12の外周を覆う石英ガラスジャケット14と、さらに石英ガラスジャケット14の外周を覆う被覆層16とから構成されている。
イメージサークル12は、図1中に拡大して示すように、光の伝搬を許容し、石英系マルチコア光ファイバ10の画素として機能する複数のコア1と、これら複数のコア1が貫通する共通クラッド2とから構成する。
共通クラッド2は、複数のコア1に共有されている。イメージサークル12の直径は、たとえば約600μm程度であり、この中に、約1万個〜3万個程度のコア1が形成されている。このような構成により、石英系マルチコア光ファイバ10の端面に結像された画像が各画素に空間的に分割されて他の端面に伝送され、当該他の端面に画像を形成することができる。
図2は、本発明の第1の実施の形態に係る石英系マルチコア光ファイバ10のコア1および共通クラッド2の屈折率分布を示す。
コア1は、屈折率上昇剤である、例えば酸化ゲルマニウム(GeO2)が添加された石英で構成され、図2に示すように、その中心部(中心軸)で添加量が最大となる凸状の屈折率分布を有する。この屈折率分布は屈折率分布係数αが、例えば、約2.0〜約3.0程度で表される分布である。
また、コア1の直径dは、例えば約1.0μm〜約10μm程度であり、隣り合う2つのコア1の中心間の間隔(コア間隔)Dは、例えば約3.0μm〜約15μm程度である。さらに、石英系マルチコア光ファイバ10は、例えば、約0.30以上約0.45以下の開口数(NA)を有している。
なお、屈折率分布係数αとは、以下の式のαである。
n(r)=n1[1−2Δ(r/a)α1/2 (0≦r≦a)
ここで、n(r)はコア1の中心軸からの距離rにおける屈折率、n1はコア1の中心軸における屈折率、Δは共通クラッド2に対するコア1の中心軸での比屈折率差、aはコア1の半径を表す。共通クラッド2は、純粋な石英または屈折率降下剤である、例えばフッ素(F)が添加された石英で構成される。共通クラッド2では、屈折率は略一定である。
(製造方法)
このような石英系マルチコア光ファイバ10は、以下のように作製することができる。
(a)まず、VAD(Vapor-phase Axial Deposition)法により、上述の屈折率分布係数αを満たすように、例えばゲルマニウム(Ge)が添加された石英コアプリフォームスートを作製する。
(b)次に、このプリフォームスートを焼結炉にて加熱して透明ガラス化し、コア用ガラスロッドを得る。
(c)次に、このコア用ガラスロッドの外周に、プラズマ外付け法又はスート外付け法により、石英系マルチコア光ファイバ10の共通クラッド2となる石英ガラス層またはフッ素添加ガラス層またはボロン添加ガラス層を形成して光ファイバ母材を得る。PCVD(Plasma Chemical Vapor Deposition)法やMCVD(Modified Chemical Vapor Deposition)法により、フッ素ドープ管やボロンドープ管を作り、石英ガラスジャケット14を設けても良い。
(d)次に、この光ファイバ母材を線引きして、外径が、約数百μmの光ファイバ素線を作製する。
(e)その後、この光ファイバ素線を所定の長さで切断し、例えば、約1000本〜約30,000本程度の光ファイバ素線を得る。
(f)次に、これらの光ファイバ素線を所定の石英管に挿入し、これを線引きすることにより、外径約150μm〜約2500μm程度の石英系マルチコア光ファイバを作製する。
(g)最後に、その周囲に長さ約20μm〜約100μm程度の被覆層16を形成することにより、石英系マルチコア光ファイバ10が得られる。
(可視光領域における発光ピークの測定結果)
次に、上述した可視光領域における発光ピークの原因を調べるために発明者等が行った実験について説明する。図3は、本発明の第1の実施の形態に係る石英系マルチコア光ファイバの発光スペクトル測定に適用する発光スペクトル測定装置200の模式的構成図を示す。
本発明の第1の実施の形態に係る石英系マルチコア光ファイバの発光スペクトル測定に適用する発光スペクトル測定装置200は、図3に示すように、図7に示した従来のマルチコア光ファイバの発光スペクトル測定に適用する発光スペクトル測定装置100とほぼ同一の構成を有し、以下の点で発光スペクトル測定装置100と相違する。
すなわち、発光スペクトル測定装置200においては、対物レンズ108、CCD110、およびダイクロイックフィルタ112を使用せず、石英系マルチコア光ファイバ106及び/或いは石英系シングルコアファイバの出射端に直接的に、スペクトラムアナライザ114を光学的に接続している。また、光源102として、例えばシングルモードの半導体レーザを使用している。半導体レーザの波長は、例えば408nmであり、出力は、約20mW程度である。
(石英系シングルコア光ファイバの基本構成)
上述した可視光領域における発光ピークが生じる原因を追究するために、まず、コア径の大きい石英系シングルコア光ファイバを用いて実験を行った。具体的には、コア1に微量の塩素を含み、Ge濃度が、0wt%、4wt%、10wt%、15wt%、および26wt%の石英系シングルコア光ファイバを作成して、発光強度と波長との関係(発光スペクトル)を測定した。なお、石英系シングルコア光ファイバのコア1の直径は、例えば、約2μm〜数100μm程度である。
ここで、塩素を微量に含む理由は、ファイバを形成する際の出発原材料が、SiCl4,GeCl4であるためである。特許第2699231号公報に開示された“耐放射線光ファイバ、イメージファイバ及びそれらの製造方法”においては、耐放射線特性を向上させるために、出発原材料として、アルコキシゲルマニウム(Ge(CH3O)4, Ge(C25O)4など)を使用することが開示されている。これらの原材料は高価である。むしろ、コスト、取り扱いの容易さの点で、SiCl4, GeCl4を、ファイバを形成する際の出発原材料として、使用することが望ましい。
図5は、Ge濃度が、0wt%、4wt%、10wt%、15wt%、および26wt%の石英系シングルコア光ファイバについて、発光スペクトル測定装置200(図3)を用いて測定した発光スペクトルの測定結果を示す。
図5に示すように、15wt%以上のGe含有量をもつ石英系シングルコア光ファイバの発光スペクトルにおいては、波長650nm付近を最大とし、波長約500nm付近から波長約800nmを超える範囲まで及ぶブロードな発光が観察されている。この発光の強度に着目すると、コアのGe濃度が多いほど増加していくことがわかる。また、Ge濃度が、0wt%、4wt%、10wt%の石英系シングルコア光ファイバでは、この発光はほぼ消失している。 以上の結果から、このようなブロードな発光には、コア1中に添加されたGe種が励起光により励起されて発せられるルミネッセンス光であることが明らかである。
さらに、本発明者等は、コア1中のGe濃度が大きくなる程、発光スペクトル強度は増加しやすいが、Ge濃度が、約15wt%を超えると、発光強度が無視できなくなるほど大きくなり、また、その発光強度の値は、時間と共に減少していくものであることも実験的に確認している。
図10は、波長408nmの励起光を入射した際の出射パワー減衰率(%)と照射時間(h)との関係を示す。図10においては、波長650nmにおける出射光の発光ピークの経時変化が示されている。
図10に示すように、照射時間がわずか10分経過程度で20%、1時間経過で約20〜30%の発光ピークの減少が観測されている。これは、ある種のフォトダークニング現象である。
この経時変化が起こることにより、例えば、生体組織からの蛍光信号の減衰によるものかファイバに依存する減衰によるものかが区別がつかなくなり、S/N比を悪化させる。本発明者らは、これらの発光現象の抑制対策を検討した結果、コア1にGeと共に、微量のフッ素(F)を添加することにより、これらの発光現象を抑制できることを見出した。
以下、具体的な実施例について説明する。
(実施例1)
(a)まず、既知のVAD法により、SiCl4及びGeCl4を出発原料として、ゲルマニウム及び微量の塩素が添加された石英コアプリフォームスートを作製した。
(b)次に、このプリフォームスートを焼結炉にてSiF4ガス、SF6ガス若しくはフッ素系ガスとともに、Heガス雰囲気にて加熱して透明ガラス化し、Fを所定量コア1にドープしたガラスロッドを得た。
(c)次に、このガラスロッドの外周に、外付け法により石英クラッドを形成し、光ファイバ母材(光ファイバプリフォーム)を得た。
(d)次に、この光ファイバプリフォームを線引きして、ファイバ径430μm、コア径390μmの光ファイバを得た。
この光ファイバの元素分析結果によれば、コア1に、Ge濃度が最大約30wt%、F濃度が約0.1wt%、塩素濃度が約0.1〜0.3wt%程度含まれていた。このファイバの発光強度を、波長408nm,出力約20mWの半導体レーザを用いて、ファイバ長(約2m)のコア1に入射し、その発光スペクトルを、図3に示す発光スペクトル測定装置200を用いて測定したところ、図6に示すように、波長約500nm〜約850nmにおける自家発光は全く観測されなかった。
尚、図6において、410nm〜420nmに観測される発光ピークは、誘導ラマン散乱光である。
(比較例1)
(a)まず、既知のVAD法により、SiCl4及びGeCl4を出発原料として、ゲルマニウム及び微量の塩素が添加された石英コアプリフォームスートを作製した。
(b)次に、このプリフォームスートを焼結炉にて、Heガス雰囲気にて加熱して透明ガラス化し、ガラスロッドを得た。ここで、Fガスは導入されていない。
(c)次に、このガラスロッドを所定の径に延伸後、その外周に、外付け法により石英クラッドを形成し、光ファイバ母材(光ファイバプリフォーム)を得た。
(d)次に、この光ファイバプリフォームを線引きして、ファイバ径430μm、コア径390μmの光ファイバを得た。
この光ファイバの元素分析結果によれば、コア1の中央部に、Ge濃度が最大約26wt%、塩素濃度が約0.3wt%含まれていた。このファイバの発光強度を、波長408nm,出力約20mWの半導体レーザを用いて、ファイバ長(約2m)のコア1に入射し、その発光スペクトルを、図3に示す発光スペクトル測定装置200を用いて測定したところ、図6に示すように、波長約500nm〜約850nmにおいて、非常に大きな発光が観測された。また、発光強度は、約600nm〜約700nm程度で飽和していた。
(実施例2)
(a)まず、既知のVAD法により、SiCl4及びGeCl4を出発原料として、ゲルマニウム及び微量の塩素が添加された石英コアプリフォームスートを作製した。
(b)次に、このプリフォームスートを焼結炉にてSiF4ガス、SF6ガス若しくはフッ素系ガスとともに、加熱して透明ガラス化し、Fを所定量コア1にドープしたガラスロッドを得た。
(c)次に、このガラスロッドの外周に、外付け法により、石英系マルチコア光ファイバの共通クラッド2となるフッ素添加ガラスを形成し、光ファイバ母材(光ファイバプリフォーム)を得た。
(d)次に、この光ファイバプリフォームを線引きして、外径が約150μmの光ファイバ素線を作成した。
(e)その後、この光ファイバ素線を所定の長さで切断し、約10,000本程度の光ファイバ素線を得た。
(f)次に、これらの光ファイバ素線を所定の石英管に挿入し、これを線引きすることにより、外径約500μm程度の石英系マルチコア光ファイバ10を作製した。
この石英系マルチコア光ファイバ10の元素分析結果によれば、各コア1部分の中央部に、Ge濃度が最大約30wt%、F濃度が約0.05wt%、塩素濃度が約0.1〜0.3wt%程度含まれていた。このファイバの発光強度を、波長408nm,出力約20mWの半導体レーザを用いて、ファイバ長(約2m)の石英系マルチコア光ファイバ10の数個のコア1(直径d:約10μm程度)に絞って入射し、その発光スペクトルを、図3に示す発光スペクトル測定装置200を用いて測定したところ、図4に示すように、波長約500nm〜約850nmにおける自家発光は全く観測されなかった。また、図4に示すように、波長約410nm〜約420nmに観測される誘導ラマン散乱光による発光ピークは観測された。
(比較例2)
(a)まず、既知のVAD法により、SiCl4及びGeCl4を出発原料として、ゲルマニウム及び微量の塩素が添加された石英コアプリフォームスートを作製した。
(b)次に、このプリフォームスートを焼結炉にて、加熱して透明ガラス化し、ガラスロッドを得た。ここで、Fガスは導入されていない。
(c)次に、このガラスロッドを所定の径に延伸後、その外周に、外付け法により石英クラッドを形成し、光ファイバ母材(光ファイバプリフォーム)を得た。
(d)次に、この光ファイバプリフォームを線引きして、外径約150μm程度の光ファイバ素線を作製した。
(e)その後、この光ファイバ素線を所定の長さで切断し、約30,000本程度の光ファイバ素線を得た。
(f)次に、これらの光ファイバ素線を所定の石英管に挿入し、これを線引きすることにより、外径約650μm程度の石英系マルチコア光ファイバを作製した。
この石英系マルチコア光ファイバの元素分析結果によれば、コア1に、Ge濃度が最大約30wt%、塩素濃度が約0.2wt%含まれていた。このファイバの発光強度を、波長408nm,出力約20mWの半導体レーザを用いて、ファイバ長(約2m)の石英系マルチコア光ファイバ10の数個のコア1(直径d:約10μm程度)に絞って入射し、その発光スペクトルを、図3に示す発光スペクトル測定装置200を用いて測定したところ、図4に示すように、波長約550nm〜約800nm(発光ピークは約650nm近傍)において、明確な自家発光が観測された。また、図4に示すように、波長約410nm〜約420nmに観測される誘導ラマン散乱光による発光ピークは観測された。
続いて、石英系マルチコア光ファイバについての実用上重要な他の特性、すなわち、解像度やコントラストについて説明する。解像度に影響するパラメータの一つにコア間隔Dがある。隣接するコアどうしの間隔が狭いほど物理的な解像度は大きくなるが、この間隔が狭くなりすぎると、クロストークが発生する。クロストークが大きくなると、光の滲みが生じ、コントラストが低下したり、画像が着色して見えるという問題が発生したりする。共焦点式蛍光イメージング法に使用される石英系マルチコア光ファイバでは、着色はあまり問題とならないが、それでも尚、屈折率分布との兼ね合いで、適度な解像度とコントラストとをバランスよく実現できるよう石英系マルチコア光ファイバを設計する必要がある。
本発明者等による検討によれば、以下の構成を有する石英系マルチコア光ファイバが共焦点イメージング法に好適である。
以上より、コア1に微量の塩素を含み、フッ素濃度を約0.05wt%以上約3wt%以下、望ましくは約0.1wt%以上約2wt%以下、かつGe濃度を約15wt%以上含んだGeO2-SiO2-F系ガラスからなる材料構成とすることにより、開口数NAの高い(例えば、NA:0.2以上)ファイバで、波長約400nm〜約635nm程度の範囲におけるパワー密度の高いLD光源などからの励起光を伝送した場合に生じる発光強度を抑制することができる。
さらに、クラッドとコアとの比屈折率差が約2%以上、望ましくは3%以上、クラッド径とコア径の比(クラッド/コア)が約1.01〜約3.0、望ましくは約1.02〜約3.0の構造を備えることにより、解像度が高く、S/N比の高い石英系マルチコア光ファイバ(以下石英系マルチコア光ファイバAと称する)を得ることができる。
この石英系マルチコア光ファイバAでは、コア1の中心部におけるGeの濃度が15wt%以上であっても、波長405nmから635nmの励起光(約30mW)によりGeに起因して生じる波長500nmから800nmの発光を抑制することができる。
このため、蛍光イメージング法による観察の際に、観察部位からの蛍光を高いS/N比で取得することができる。
一方、コア1の中心部におけるGe濃度が15wt%を下回る場合には、材料の制限から必要とされるNAを0.30以上に維持することが困難となるが、石英系マルチコア光ファイバAでは、Ge濃度が約15wt%以上(約30wt%以下)であるため、Fドープ量としてF濃度が約0.05wt%〜約3wt%の間で調整することで、必要なNA値を確保することは容易である。
なお、約0.30以上のNAが必要なのは、観察部位からの蛍光を十分に取り込むためである。0.45を超えるNAを実現しようとすると、コア1へのGeの添加量や、クラッドへのフッ素(F)またはボロン(B)の添加量を増加しなければならず、定常的な製造は困難になることから、NAは約0.45以下に制限される。
また、石英系マルチコア光ファイバAにおいて、SiCl4, GeCl4を出発原料として作製することで、塩素濃度として、約0.1〜0.3wt%程度含むことができる。塩素を含むことにより、前述の通り、屈折率を若干上昇させることができる。
本発明者等の検討によれば、上述のブロードな発光は、コア1にFを含まない場合、コア1に含まれる塩素の量が多いほど強くなる傾向が見られたが、コア1にフッ素濃度を約0.05wt%以上含むことにより、波長約500nm〜約800nmの範囲におけるブロードな発光強度を抑制できることを見出した。
ここで、コア1へのFの添加濃度が2wt%を超えると、Fによる屈折率低下に伴い、開口数が小さくなってしまうことや、ファイバ化時の気泡も多数発生し、現実的な製造に耐えないという問題が生じ好ましくない。
また、測定した石英系マルチコアファイバの全長は2mである。これは、石英系マルチコアファイバを蛍光イメージング法に利用する時には、作業性の点などから2m程度は必要との理由からである。全長が長くなると、コア1中の実質的なGe量が増加し、上述のGeに起因する発光は、石英系マルチコア光ファイバの全長が長いほど顕著になる傾向があるため、この長さにおいて、上記の特性が得られることが実用上重要である。
以上説明した通り、本発明の実施の形態に係る石英系マルチコア光ファイバによれば、コア中心部におけるF濃度、Ge濃度、塩素の有無が制限されているため、コア中のGeに起因する波長約500nmから約800nmの範囲における発光を抑制することができ、したがって、観察対象の生体組織からの蛍光を高いS/N比で観察することができる。
また、本発明の実施の形態に係る石英系マルチコア光ファイバによれば、コアとクラッドの比率を制限したことにより、細胞レベル解像度をもつ細径の石英系マルチコア光ファイバを作製することが可能となる。
また、本発明の実施の形態に係る石英系マルチコア光ファイバの、石英系シングルコア光ファイバでの使用においても、波長約405nm〜約630nmの光を入射した際に生じる波長約500nm〜約800nm程度の範囲における発光現象を抑制できる。
本発明の第1の実施の形態に係る石英系マルチコア光ファイバおよびその製造方法によれば、解像度が高く、S/N比の高いことにより、蛍光診断の精度を向上することができる。
また、本発明の第1の実施の形態に係る石英系シングルコア光ファイバおよびその製造方法によれば、観察する組織からの蛍光検出、発光検出、分光分析などにおいて、S/N比を改善し、検出精度および分析精度を向上することができる。
[その他の実施の形態]
上記のように、本発明は第1の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本発明の実施の形態に係る光ファイバは、可視光領域(約400nm〜約800nm程度)の光を伝送する際に発生する可視光領域における発光現象を抑制した光ファイバであることから、共焦点式蛍光イメージング、蛍光検出、発光検出、分光分析等に好適であり、医療分野、生体計測分野など幅広い適用分野に適用することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る石英系マルチコア光ファイバの模式的断面構造図。 本発明の第1の実施の形態に係る石英系マルチコア光ファイバのコアおよび共通クラッドの屈折率分布を示す図。 本発明の第1の実施の形態に係る石英系マルチコア光ファイバの発光スペクトル測定に適用する発光スペクトル測定装置の模式的構成図。 本発明の第1の実施の形態に係る石英系マルチコア光ファイバにおいて、Ge濃度30wt%(GeO2)コアと、30wt%(GeO2−F)コアの発光強度の比較特性図。 Ge濃度が、0wt%、4wt%、10wt%、15wt%、および26wt%の石英系シングルコア光ファイバについて、発光スペクトル測定装置を用いて測定した発光強度と波長との関係を示す図。 本発明の第1の実施の形態に係る石英系シングルコア光ファイバにおいて、Ge濃度26wt%(GeO2)コアと、30wt%(GeO2−F)コアの発光強度の比較特性図。 従来のマルチコア光ファイバの発光スペクトル測定に適用する発光スペクトル測定装置の模式的構成図。 従来のマルチコア光ファイバに波長488nmの励起光を入射して、その戻り光について測定した発光スペクトルを示す図。 従来のマルチコア光ファイバに波長440nmの励起光を入射して、その戻り光について測定した発光スペクトルを示す図。 波長408nmの励起光を入射した際の出射パワー減衰率(%)と照射時間(h)との関係を示す図であって、波長650nmにおける出射光の発光ピークの経時変化を示す図。
符号の説明
1…コア
2…共通クラッド
10,106…石英系マルチコア光ファイバ
12…イメージサークル
14…石英ガラスジャケット
16…被覆層
100、200…発光スペクトル測定装置
102…光源
104…光学レンズ
108…対物レンズ
110…CCD
112…ダイクロイックフィルタ
114…スペクトラムアナライザ
116…XYZステージ
118…反射フィルタ

Claims (5)

  1. 波長400nm〜650nmを有する励起光が入射し、可視光領域の光を伝送する石英系マルチコア光ファイバであって、
    中心軸でGe濃度が15wt%以上と最大になり、F濃度0.05wt%以上2wt%以下を含んだGeO2−SiO2系ガラスからなる複数のコアと、
    前記コアのそれぞれの外周を覆う共通クラッドとを備え、
    前記共通クラッドと前記コアの中心軸での比屈折率差が3%以上であり、かつ前記石英系マルチコア光ファイバの作製に用いる光ファイバ母材のクラッド径とコア径の比(クラッド/コア)が1.02〜3.0であることを特徴とする石英系マルチコア光ファイバ。
  2. 前記コアにさらに塩素を含むことを特徴とする請求項に記載の石英系マルチコア光ファイバ。
  3. 前記塩素濃度は、0.1〜0.3wt%であることを特徴とする請求項に記載の石英系マルチコア光ファイバ。
  4. 前記コアの直径は、1.0μm〜10μmであり、隣り合うコアの中心間の間隔は、3.0μm〜15μmであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の石英系マルチコア光ファイバ。
  5. 開口数は、0.30以上0.45以下であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の石英系マルチコア光ファイバ。
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