JP5165045B2 - キャッシュシステム及びコンテンツ配信制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、デジタルコンテンツの配信に関する。
近年、インターネットの普及に伴い、ウェブページなどのコンテンツを配信する場合の負荷分散が課題となっている。このような負荷分散をホスティングサーバで実現する従来技術の例として、HTMLによるテンプレートのような基本ドキュメントは本来のコンテンツ提供者から配信し、そのような基本ドキュメントに組み込むデータはホスティングサーバから配信する提案が存在する(例えば、特許文献1参照)。
また、近時の動画コンテンツのように配信容量のさらなる増大に伴い、本来のコンテンツ提供者(コンテンツ・プロバイダ:Contents Providerなどとも呼ばれる。以下「CP」とも呼ぶ)へのトラフィック集中を回避するため、ネットワーク上にキャッシュサーバを設けて配信の負荷分散を図る、いわゆるCDN(Contents Distribution/Delivery Network)も提案されている。
例えば、CDN事業者は、CPとエンドユーザの間に位置する各ISP(インターネット・サービス・プロバイダ)などに設置したキャッシュサーバにコンテンツのデータのコピーを配置し、CPのDNSサーバへのアクセスがリダイレクトされるCDN用のDNSサーバを設ける。そして、名前解決の参照アクセスに対し、前記CDN用のDNSサーバにキャッシュサーバの情報を回答させ、アクセスをキャッシュサーバに振り分ける。
アクセスをキャッシュサーバに振り分ける基準は、ラウンドロビン・スケジューリングなどの他、アクセス元であるエンドユーザやISPとの距離(パケット伝達所要時間や経路のホップ数など)の近さなどを用いていた。また、CDNによる付加分散の合理化のため、アクセス量の多い経路に係るキャッシュサーバを有効にする提案も存在する(例えば、特許文献2参照)。
特開2009−54182号 特開2003−280975号
しかし、上記のような従来技術では、ISPや経路ごとにキャッシュサーバを分散配置するため設置場所確保や遠隔制御などの負荷が大きい問題があった。また、単に順番(ラウンドロビン)若しくはアクセス元とのある時点における距離を基にキャッシュサーバへトラフィックを割振ると、キャッシュサーバとISPやIX(後述)との経路構成やその経時的な変動によっては、割振られたトラフィックの経路に係るISPやIXに、何ら利得無く負荷が集中したり予期せず回線遅延を生じさせるなど、処理能力に応じた合理的な負荷配分が困難という問題があった。
なお、IX(インターネットエクスチェンジ:Internet Exchange point)は、ISPやデータセンター同士の相互接続設備で、インターネット相互接続点やIXPなどとも呼ばれる。
上記の課題に対し、本発明の目的は、処理能力に応じた合理的な負荷配分を可能とするコンテンツ配信の技術を提供することである。
上記の目的をふまえ、本発明の一態様(1)は、コンテンツの配信元であるウェブサーバと接続され、前記ウェブサーバに係る問合せに回答するDNSサーバと、前記コンテンツのコピーを記憶しているキャッシュサーバと、一部のISPとの間を接続する所定の広帯域回線と、を有するキャッシュシステムであって、前記DNSサーバへの前記ウェブサーバに係る問合せの発信元ISPを判別する判別手段と、判別された前記発信元ISPとの間に前記広帯域回線が存在する場合は前記キャッシュサーバの情報を前記DNSサーバに回答させ、判別された前記発信元ISPとの間に前記広帯域回線が存在しない場合は前記ウェブサーバの情報を前記DNSサーバに回答させる切替手段と、を有することを特徴とする。
本発明の他の態様(4)は、上記態様を方法のカテゴリで捉えたもので、コンテンツの配信元であるウェブサーバと接続され、前記ウェブサーバに係る問合せに回答するDNSサーバと、前記コンテンツのコピーを記憶しているキャッシュサーバと、一部のISPとの間を接続する所定の広帯域回線と、を有するキャッシュシステムを用いるコンテンツ配信制御方法であって、コンピュータが、前記DNSサーバへの前記ウェブサーバに係る問合せの発信元ISPを判別する判別処理と、コンピュータが、判別された前記発信元ISPとの間に前記広帯域回線が存在する場合は前記キャッシュサーバの情報を前記DNSサーバに回答させ、判別された前記発信元ISPとの間に前記広帯域回線が存在しない場合は前記ウェブサーバの情報を前記DNSサーバに回答させる切替処理と、を含むことを特徴とする。
このように、キャッシュシステムにキャッシュサーバとDNSサーバを設け、本来のウェブサーバへのアクセスに係るDNSへの問合せの発信元ISPをAS番号などから判別し、キャッシュシステムとの間に所定の広帯域回線を有するISP経由のアクセスにはDNSサーバからキャッシュサーバの情報を回答することで、広帯域回線があるISP経由のユーザにはそのISP経由でキャッシュサーバからコンテンツを配信する。これにより、コンテンツ配信において、ISPなどにキャッシュサーバを分散配置せずとも、キャッシュシステムのキャッシュサーバと広帯域回線の処理能力に応じた無理がなく合理的な負荷分散が可能となる。
本発明の他の態様(2)は、上記いずれかの態様において、前記広帯域回線と、その広帯域回線で接続されているISPと、を対応付けて記憶しているISP記憶手段を有し、前記判別手段は、前記問合せの発信元ISPについて所定の経路制御プロトコルに係るネットワーク識別情報を取得することにより前記発信元ISPを判別し、前記切替手段は、判別された前記発信元ISPについて前記ISP記憶手段を参照することにより前記広帯域回線の存否を判断することを特徴とする。
このように、BGP(Border Gateway Protocol)といった経路制御プロトコルなどで用いるAS(Autonomous System)番号に代表されるネットワーク識別情報に基づいてISPを判別し、予め広帯域回線とISPを対応付けて記憶しているISP記憶手段を参照して広帯域回線の存否を判断することにより、AS番号などの既存情報を活用してDNSサーバからの回答を円滑に切り替えることが可能となる。
本発明の他の態様(3)は、上記いずれかの態様において、個々の前記広帯域回線は、対応するIXを介して一又は二以上の前記ISPと接続され、前記キャッシュサーバからの配信に係るデータ量を前記広帯域回線ごともしくはIXごと又はISPごとの少なくとも一方について計測するデータ量計測手段と、前記広帯域回線に係るIXごと又はISPごとの少なくとも一方について、計測された前記データ量に応じた精算用情報を生成する精算情報生成手段と、生成された前記精算用情報を所定の記憶媒体に記録させる精算情報記録手段と、を有することを特徴とする。
すなわち、ISPごとのデータ量増加に伴ってISPからIXが受け取る使用料収入も増加する料金体系が多く採用されているところ、上記のように、IXやISPごとにキャッシュサーバからの配信データ量を計測しそれに基づいて、例えばIXが得る使用量増分の一部をキャッシュシステムの運営者が収受するなどの精算用情報を生成記録することにより、精算業務を効果的に支援すると共に、負荷分散に応じた収益分配のビジネスモデルが実現容易になる。
このビジネスモデルにより、ユーザは、動画など大容量コンテンツも円滑に視聴でき、ISPは、円滑迅速なコンテンツアクセスでユーザを誘引でき、IXの運営者は、経由データの増量分に応じてISPから受領する接続料金の増額分が得られ、その増額分の一部をキャッシュシステムの運営者が受領可能となる。
なお、上記の各態様とは異なるカテゴリ(装置に対し方法、方法に対しプログラムなど)や、以下に説明するさらに具体的な各態様も本発明に含まれる。異なるカテゴリについては、「手段」を「処理」又は「ステップ」のように適宜読み替えるものとする。また、処理やステップの実行順序は上記のものに限定されず、適宜変更したりまとめて処理するなど、変更可能である。
本発明によれば、処理能力に応じた合理的な負荷配分を可能とするコンテンツ配信の技術を提供することが可能となる。
本発明の実施形態の構成を示す機能ブロック図。 本発明の実施形態で用いる情報(データ)を例示する図。 本発明の実施形態における処理手順を示すフローチャート。 本発明の実施形態で用いる情報(データ)を例示する図。
次に、本発明を実施するための形態(「実施形態」と呼ぶ)について、図に沿って説明する。なお、背景技術や課題などで既に述べた内容と共通の前提事項については適宜省略する。
〔1.構成〕
本実施形態のキャッシュシステムCは、図1の構成図に示すように、コンテンツの配信元であるCPのウェブサーバ1と接続され、ウェブサーバ1に係る問合せに回答するDNSサーバ2と、前記コンテンツのコピーを記憶しているキャッシュサーバ3と、一部のISPとの間を接続する所定の広帯域回線B(B1,B2)と、を有する。また、個々の広帯域回線Bは、対応するIX(IX1,IX2,IX3)を介して一又は二以上のISP(ISP1,ISP2,ISP3,ISP4)と接続されている。
そして、サーバ1〜3は、一般的なコンピュータの構成として少なくとも、CPUなどの演算制御部6と、主メモリや補助記憶装置等の記憶装置7と、通信ネットワークN(インターネット、携帯電話網、LANなど)との通信手段8(LANアダプタや通信ゲートウェイ装置など)と、を有する。
そして、サーバ1〜3では、記憶装置7に予め記憶(インストール)した図示しない所定のコンピュータ・プログラムが演算制御部6を制御することで、図1に示す各手段などの要素(10,20など)を実現する。これら各要素のうち、情報の記憶手段は、記憶装置7において各種のデータベース(「DB」とも表す)やファイル、配列等の変数、各種スタックやレジスタ、システム設定値など任意の形式で実現できる。
このような記憶手段のうち、ISP記憶手段15は、図2に例示するように、広帯域回線Bと、その広帯域回線Bで接続されているISPと、を対応付けて記憶している手段であり、図2の例ではさらに、広帯域回線Bに対応するIXについても対応付けている。また、記憶手段以外の各手段は、以下のような情報処理の機能・作用を実現・実行する処理手段である。
〔2.作用〕
上記のように構成した本実施形態のうち、DNSサーバ2における特徴的な処理手順を図3のフローチャートに示す。なお、CPがウェブサーバ1から配信するコンテンツが予めキャッシュサーバ3にコピーされており、コンテンツの視聴者であるエンドユーザがその用いるPCのウェブブラウザ(図示省略)から、このコンテンツを閲覧するためウェブサーバ1のURLにアクセスしようとする場合を考える。
〔2−1.問合せ発信元ISPの判別〕
上記の場合、エンドユーザの用いるPCは、ウェブサーバ1のURLに基づく名前解決要求(「問合せ」とも呼ぶこととする)を送信し、この名前解決要求(問合せ)をDNSサーバ2の解決要求受信手段10が受信する(ステップS1)。この前提として、ウェブサーバ1のドメインに係るDNSサーバとしては、DNSサーバ2を上位のDNSサーバ(例えば、「.co.jp」ドメインや「.jp」ドメインのDNSサーバ)に予め登録しておく。
そして、上記のようなDNSサーバ2へのウェブサーバ1に係る問合せについては、判別手段20がその発信元ISPを判別する(ステップS2)。ここで、判別手段20は、典型的には、問合せの発信元ISPについて所定の経路制御プロトコルに係るネットワーク識別情報(例えばAS番号)を取得することにより発信元ISPを判別する。
〔2−2.回答の切替〕
そして、切替手段30は、上記のように判別された発信元ISPとの間に広帯域回線B(B1,B2など)が存在する場合は(ステップS3:「YES」)、キャッシュサーバ3の情報をDNSサーバ2の名前解決応答手段40に回答させ(ステップS4)、判別された発信元ISPとの間に広帯域回線Bが存在しない場合は(ステップS3:「NO」)、ウェブサーバ1の情報をDNSサーバ2の名前解決応答手段40に回答させる(ステップS5)。この際、切替手段30は、判別された発信元ISPについてISP記憶手段15を参照することにより広帯域回線Bの存否を判断する。
例えば、図1の構成例におけるキャッシュシステムCでは、ISP1が経由することとなるIXであるIX1との間には、他ISP経由のトランジットなど通常の回線Tしか存在せず、他方、ISP2やISP3が経由するIX2との間には広帯域回線B1があり、また、ISP4が経由するIX3との間には広帯域回線B2があり、これらの広帯域回線B1,B2が図2に示すデータによって表わされている。
この結果、例えば、ISP1経由の問合せQ1に対する回答A1(図1において一点鎖線で示す)はウェブサーバ1のIPアドレスとなり、問合せ元のPCはウェブサーバ1にアクセスしてコンテンツの配信D1を受けることとなる。一方、例えばISP2経由の問合せQ2に対する回答A2はキャッシュサーバ3のIPアドレスとなり、問合せ元のPCはキャッシュサーバ3にアクセスしてコンテンツの配信D2を受けることになる。同様に問合せQ3とQ4、回答Q3とQ4、配信D3とD4についても、ウェブサーバ1ではなくキャッシュサーバ3についてとなる。
この結果、ウェブサーバ1に全てのアクセスが集中することは無く、CPのコンテンツ配信の一部がキャッシュシステムCによって肩代わりされ、CPのウェブサーバ1にトラフィックが集中した場合に生じる応答遅延、ストリーミングデータの寸断、ジッタなどの問題も回避できる。特に、キャッシュシステムCは、CDNやISPの設備である必要は無く、例えば大きな処理能力を持つウェブサイト運営者などが特段の設備拡充なしに既存の専用線等を活用し、後述する収入を得るようなビジネスモデルを運用することが可能となる。
〔2−3.精算用情報の生成と記録〕
上記のようにキャッシュサーバ3からの配信に係るデータ量については、データ量計測手段60が、広帯域回線BごともしくはIXごと(通常、広帯域回線Bごとのデータ量とIXごとのデータ量は同じ値になると考えられる)、又はISPごとの少なくとも一方について計測する(ステップS6)。そして、精算情報生成手段70は、広帯域回線Bに係るIXごと又はISPごとの少なくとも一方について、計測されたデータ量に応じた精算用情報を生成し(ステップS7)、精算情報記録手段80が、生成された前記精算用情報を所定の記憶媒体に記録させる(ステップS8)。
例えば、ここでは、図4に例示するように、精算情報生成手段70は、IXごと並びにISPごとの双方について、計測されたデータ量と、データ量に応じた精算額と、を精算用情報として生成し、このように生成された前記精算用情報を精算情報記録手段80が、所定の記憶媒体すなわち精算情報ファイル85に記録させている。なお、具体的な精算額やその位置付け、計算基準などは自由であるが、本実施形態を活用した新たなビジネスモデルの一例として、ISP各社がその帯域増加に応じて、経由するIXの運営者に使用料を多く支払う場合(例えば図4中でISP4に係る¥11,000)、IXの運営者からその増加分の一部(例えば図4中でIX3に係る¥5,500)をキャッシュシステムCの運営者に分配するなどが考えられる。
〔3.効果〕
以上のように、キャッシュシステムCにキャッシュサーバ3とDNSサーバ2を設け、本来のウェブサーバ1へのアクセスに係るDNSへの問合せの発信元ISPをAS番号などから判別し、キャッシュシステムCとの間に所定の広帯域回線B(B1,B2)を有するISP(ISP2〜ISP4)経由のアクセスにはDNSサーバ2からキャッシュサーバ3の情報を回答することで、広帯域回線BがあるISP経由のユーザにはそのISP経由でキャッシュサーバ3からコンテンツを配信する(例えば図3)。これにより、コンテンツ配信において、ISPなどにキャッシュサーバを分散配置せずとも、キャッシュシステムCのキャッシュサーバ3と広帯域回線Bの処理能力に応じた無理がなく合理的な負荷分散が可能となる。
また、本実施形態では、上記のように、BGP(Border Gateway Protocol)といった経路制御プロトコルなどで用いるAS(Autonomous System)番号に代表されるネットワーク識別情報に基づいてISPを判別し、予め広帯域回線BとISPを対応付けて記憶しているISP記憶手段15(例えば図2)を参照して広帯域回線Bの存否を判断することにより、AS番号などの既存情報を活用してDNSサーバ2からの回答を円滑に切り替えることが可能となる。
特に、近年、ISPごとのデータ量増加に伴ってISPからIXが受け取る使用料収入も増加する料金体系が多く採用されているところ、本実施形態では、上記のように、IXやISPごとにキャッシュサーバからの配信データ量を計測しそれに基づいて、例えばIXが得る使用量増分の一部をキャッシュシステムCの運営者が収受するなどの精算用情報を生成記録することにより(例えば図4)、精算業務を効果的に支援すると共に、負荷分散に応じた収益分配のビジネスモデルが実現容易になる。
このビジネスモデルにより、PCのユーザは、動画など大容量コンテンツも円滑に視聴でき、ISP(例えばISP2〜ISP4)は、円滑迅速なコンテンツアクセスでユーザを誘引でき、IX(例えばIX2,IX3)の運営者は、経由データの増量分に応じてISP(例えばISP2〜ISP4)から受領する接続料金の増額分が得られ、その増額分の一部をキャッシュシステムCの運営者が受領可能となる。
〔4.他の実施形態〕
なお、上記各実施形態は例示に過ぎず、本発明は、以下に例示するものやそれ以外の他の実施態様も含むものである。例えば、各構成図、データの図、フローチャートの図などは例示に過ぎず、各要素の有無、その配置や処理実行などの順序、具体的内容などは適宜変更可能である。一例として、キャッシュシステムCを複数の装置で構成する必然性は無く、DNSサーバ2とキャッシュサーバ3は一体に構成してもよい。逆に、個々のサーバなどの装置を、複数の装置を組み合わせて実現してもよく、個々の記憶手段を別個独立のサーバ装置やシステムで実現する構成も一般的である。
また、機能によっては、外部のプラットフォーム等をAPI(アプリケーション・プログラム・インタフェース)やネットワークコンピューティング(いわゆるクラウドなど)で呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。さらに、本発明に関する手段などの各要素は、コンピュータの演算制御部に限らず物理的な電子回路など他の情報処理機構で実現してもよい。
C キャッシュシステム
1 ウェブサーバ
2 DNSサーバ
3 キャッシュサーバ
6 演算制御部
7 記憶装置
8 通信手段
10 解決要求受信手段
15 ISP記憶手段
20 判別手段
30 切替手段
40 名前解決応答手段
60 データ量計測手段
70 精算情報生成手段
80 精算情報記録手段
85 精算情報ファイル
Q1〜Q4 問合せ
A1〜Q4 回答
D1〜D4 配信
B(B1,B2) 広帯域回線
N 通信ネットワーク
T 回線

Claims (4)

  1. コンテンツの配信元であるウェブサーバと接続され、
    前記ウェブサーバに係る問合せに回答するDNSサーバと、
    前記コンテンツのコピーを記憶しているキャッシュサーバと、
    一部のISPとの間を接続する所定の広帯域回線と、
    を有するキャッシュシステムであって、
    前記DNSサーバへの前記ウェブサーバに係る問合せの発信元ISPを判別する判別手段と、
    判別された前記発信元ISPとの間に前記広帯域回線が存在する場合は前記キャッシュサーバの情報を前記DNSサーバに回答させ、判別された前記発信元ISPとの間に前記広帯域回線が存在しない場合は前記ウェブサーバの情報を前記DNSサーバに回答させる切替手段と、
    を有することを特徴とするキャッシュシステム。
  2. 前記広帯域回線と、その広帯域回線で接続されているISPと、を対応付けて記憶しているISP記憶手段を有し、
    前記判別手段は、前記問合せの発信元ISPについて所定の経路制御プロトコルに係るネットワーク識別情報を取得することにより前記発信元ISPを判別し、
    前記切替手段は、判別された前記発信元ISPについて前記ISP記憶手段を参照することにより前記広帯域回線の存否を判断する
    ことを特徴とする請求項1記載のキャッシュシステム。
  3. 個々の前記広帯域回線は、対応するIXを介して一又は二以上の前記ISPと接続され、
    前記キャッシュサーバからの配信に係るデータ量を前記広帯域回線ごともしくはIXごと又はISPごとの少なくとも一方について計測するデータ量計測手段と、
    前記広帯域回線に係るIXごと又はISPごとの少なくとも一方について、計測された前記データ量に応じた精算用情報を生成する精算情報生成手段と、
    生成された前記精算用情報を所定の記憶媒体に記録させる精算情報記録手段と、
    を有することを特徴とする請求項1又は2記載のキャッシュシステム。
  4. コンテンツの配信元であるウェブサーバと接続され、
    前記ウェブサーバに係る問合せに回答するDNSサーバと、
    前記コンテンツのコピーを記憶しているキャッシュサーバと、
    一部のISPとの間を接続する所定の広帯域回線と、
    を有するキャッシュシステムを用いるコンテンツ配信制御方法であって、
    コンピュータが、前記DNSサーバへの前記ウェブサーバに係る問合せの発信元ISPを判別する判別処理と、
    コンピュータが、判別された前記発信元ISPとの間に前記広帯域回線が存在する場合は前記キャッシュサーバの情報を前記DNSサーバに回答させ、判別された前記発信元ISPとの間に前記広帯域回線が存在しない場合は前記ウェブサーバの情報を前記DNSサーバに回答させる切替処理と、
    を含むことを特徴とするコンテンツ配信制御方法。
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