JP6734830B2 - コンテンツ受信システム、通信装置及びプログラム - Google Patents
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Description
図1は、本実施形態におけるコンテンツ配信システムに関する、視聴者の宅内の構成図、つまり、映像コンテンツの受信システムの構成図である。アクセス網6は、例えば、FTTH(Fiber To The Home)又はHFC(Hybrid Fiber−Cоaxial)であり、アクセス網6は、図示しないインターネットに接続している。宅内装置7は、例えば、FTTHにおけるONU(Optical Network Unit)、又は、HFCにおけるケーブルモデムである。本実施形態において、放送される番組のデータ(以下、放送番組データ)も、アクセス網6を介して配信されており、宅内装置7は、放送番組データをSTB(Set Top Box)3に出力する。STB3は、放送されている各番組のうち、視聴者が選択した番組の放送番組データを復号して、例えば、HDMI(登録商標)インタフェースによりTV4に出力する。なお、放送番組データは、無線により放送されているものであっても良い。この場合、STB3は、図示しないアンテナを介して放送番組データを受信する。
図3は、第1実施例によるシーケンス図である。本実施例において、ルータ装置1は、アクセス網6を提供する事業者が設置することを想定している。当該事業者は、番組及び当該番組に対応する映像コンテンツの制作事業者から番組に含める映像コンテンツを示す情報のドメイン名の部分、つまり、本例では、"AAA.cо.jp"の通知を受けて、設置するルータ装置1に"AAA.cо.jp"を予め設定しておく。本実施例において、ルータ装置1は、DNSサーバ機能を有し、さらに、UPnP機能(発見機能)によりLAN5に接続している各通信装置を発見し、かつ、発見した通信装置についての情報を取得する。具体的には、S1で、ルータ装置1は、探索メッセージ(M−Serach)をLAN5に送信し、ゲートウェイ装置2は、S2で、探索メッセージに応答して応答メッセージ(Notify)を、ルータ装置1に送信する。これにより、ルータ装置1は、ゲートウェイ装置2を発見する。続いて、ルータ装置1は、S3で、発見したゲートウェイ装置2に記述ファイル要求メッセージを送信し、S4で、ゲートウェイ装置2は、記述ファイルをルータ装置1に送信する。記述ファイルは、UPnPのDescription.xmlファイルであり、ゲートウェイ装置2が、映像コンテンツの各セグメント(コンテンツ)を保持する機能(キャッシュ部22)と、当該セグメントを配信する機能(HTTPサーバ部23)と、を有することが示されている。
図4は、第2実施例によるシーケンス図である。本実施例において、STB3は、UPnP機能(発見機能)によりLAN5に接続している各通信装置を発見し、かつ、発見した通信装置についての情報を取得する。具体的には、S11で、STB3は、探索メッセージ(M−Serach)をLAN5に送信し、ゲートウェイ装置2は、S12で、探索メッセージに応答して応答メッセージ(Notify)を、STB3に送信する。これにより、STB3は、ゲートウェイ装置2を発見する。続いて、STB3は、S13で、発見したゲートウェイ装置2に記述ファイル要求メッセージを送信し、S14で、ゲートウェイ装置2は、記述ファイルをSTB3に送信する。第1実施例と同様、記述ファイルを受信することにより、ゲートウェイ装置2が、コンテンツの保持・配信機能を有することをSTB3は認識する。また、上述した様に、STB3は、放送番組データに基づきドメイン名、つまり、本例では、"AAA.cо.jp"を認識している。STB3は、コンテンツの保持・配信機能を有するゲートウェイ装置を発見すると、放送番組データに格納されているドメイン名"AAA.cо.jp"をプレフィックスとするコンテンツを取得するためのアクセス先として、ゲートウェイ装置2のLAN5側のIPアドレスを記憶部に記憶する。これにより、STB3は、"AAA.cо.jp/"をプレフィックスとするコンテンツを取得する際に、ゲートウェイ装置2にアクセスする様になる。
図5は、第3実施例によるシーケンス図である。本実施例においては、例えば、アクセス網6又はインターネット上にサーバ装置が設けられる。このサーバ装置は、例えば、アクセス網6を提供する事業者、或いは、番組及び当該番組に対応する映像コンテンツの制作事業者が設置する。なお、ゲートウェイ装置2及びSTB3には、予め、サーバ装置にアクセスするための情報、例えば、サーバ装置のIPアドレスが設定されている。なお、STB3にサーバ装置のIPアドレスを予め設定するのではなく、放送番組データにサーバ装置のIPアドレスを格納し、STB3が、放送番組データから当該IPアドレスを取り出す構成であっても良い。また、ゲートウェイ装置2にサーバ装置のIPアドレスを予め設定するのではなく、ゲートウェイ装置2が図示しないコンテンツ配信サーバから取得する構成であっても良い。
第一実施形態の3つの実施例は、いずれも、ドメイン名"AAA.cо.jp"にアクセスするためのアドレスとして、ゲートウェイ装置2のIPアドレスをSTB3に取得させるものであった。本実施形態では、プロキシを使用する。図6は、本実施形態によるシーケンス図である。なお、本実施形態のルータ装置1は、DHCP機能を有し、UPnP機能によりLAN5に接続している各機器についての情報を取得する。図6のS1〜S4は、図3のS1〜S4と同様である。
本変形例では、第一実施形態の第1実施例と同様に、ルータ装置1に、ドメイン名"AAA.cо.jp"を予め設定しておく。そして、ルータ装置1は、DHCP要求を受信すると、要求元の装置に対して、"AAA.cо.jp"をドメイン名として含むコンテンツを取得するときのみゲートウェイ装置2をプロキシサーバとして使用することを通知する。この構成により、ゲートウェイ装置2は、実質的に、プロキシサーバとして機能することはなく、ゲートウェイ装置2の負荷増大を抑えることができる。
本変形例において、ルータ装置1は、そのUPnP機能によりSTB3も発見し、STB3から記述ファイルを取得する。この記述ファイルにより、ルータ装置1は、STB3が、映像コンテンツに関連する放送番組データの受信・復号機能を有することを認識する。そして、ルータ装置1は、STB3に対してのみ、ゲートウェイ装置2をプロキシサーバとして使用することを通知し、LAN5に接続するその他の通信装置には、プロキシサーバの通知を行わない。したがって、LAN5に接続するSTB3以外の通信装置に対して、ゲートウェイ装置2はプロキシサーバとして機能せず、ゲートウェイ装置2の負荷増大を抑えることができる。なお、変形例1と変形例2とを組み合わせることも可能である。
Claims (8)
- ローカルエリアネットワークに接続し、前記ローカルエリアネットワークに接続する装置を発見する発見手段を有する発見装置と、
前記ローカルエリアネットワークに接続し、所定のドメイン名をプレフィックスとする識別子で識別されるコンテンツを保持する手段を有するゲートウェイ装置と、
を備えており、
前記発見装置は、前記発見手段により前記ゲートウェイ装置を発見した後、前記ローカルエリアネットワークに接続する端末装置に、前記所定のドメイン名をプレフィックスとする識別子のコンテンツを取得するためのアクセス先が前記ゲートウェイ装置であることを通知する通知手段をさらに有することを特徴とするコンテンツ受信システム。 - 前記発見装置は、前記所定のドメイン名を保持する保持手段をさらに有し、
前記通知手段は、前記端末装置から前記所定のドメイン名の名前解決要求を受信すると、前記ゲートウェイ装置の前記ローカルエリアネットワークに接続するインタフェースのアドレスを前記端末装置に通知することで、前記所定のドメイン名をプレフィックスとする識別子のコンテンツを取得するためのアクセス先が前記ゲートウェイ装置であることを通知することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ受信システム。 - 前記端末装置は、放送される番組の放送データであって、前記所定のドメイン名を含む前記放送データを受信し、前記放送データに含まれる前記所定のドメイン名の名前解決要求を前記発見装置に送信することを特徴とする請求項2に記載のコンテンツ受信システム。
- 前記通知手段は、前記端末装置からアドレス割り当て要求を受信した際に、前記端末装置にアドレスを割り当てるとともに、前記ゲートウェイ装置がプロキシサーバであることを前記端末装置に通知することで、前記所定のドメイン名をプレフィックスとする識別子のコンテンツを取得するためのアクセス先が前記ゲートウェイ装置であることを通知することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ受信システム。
- 前記発見装置は、前記所定のドメイン名を保持する保持手段をさらに有し、
前記通知手段は、前記ゲートウェイ装置が前記所定のドメイン名をプレフィックスとする識別子のコンテンツを取得する際のプロキシサーバであることを前記端末装置に通知することを特徴とする請求項4に記載のコンテンツ受信システム。 - 前記端末装置が、放送される番組の放送データを受信する装置であることを前記発見手段が発見した場合にのみ、前記通知手段は、前記ゲートウェイ装置がプロキシサーバであることを前記端末装置に通知することを特徴とする請求項4又は5に記載のコンテンツ受信システム。
- ローカルエリアネットワークに接続する通信装置であって、
前記ローカルエリアネットワークに接続する装置を発見する発見手段と、
前記ローカルエリアネットワークに接続し、所定のドメイン名をプレフィックスとする識別子で識別されるコンテンツを保持する手段を有するゲートウェイ装置を前記発見手段が発見した後、前記ローカルエリアネットワークに接続する端末装置に、前記所定のドメイン名をプレフィックスとする識別子のコンテンツを取得するためのアクセス先が前記ゲートウェイ装置であることを通知する通知手段と、
を有することを特徴とする通信装置。 - 請求項7に記載の通信装置としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017186803A JP6734830B2 (ja) | 2017-09-27 | 2017-09-27 | コンテンツ受信システム、通信装置及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication Number | Publication Date |
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JP2019062457A JP2019062457A (ja) | 2019-04-18 |
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Family Applications (1)
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JP2017186803A Active JP6734830B2 (ja) | 2017-09-27 | 2017-09-27 | コンテンツ受信システム、通信装置及びプログラム |
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