JP6734830B2 - コンテンツ受信システム、通信装置及びプログラム - Google Patents

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本発明は、コンテンツ受信システムに関する。
放送と通信を融合させたハイブリッドキャストサービスが開始されている。ハイブリッドキャストサービスにおいては、例えば、視聴者は、放送される各番組から1つの番組を選択して視聴する。放送される番組のデータは、当該番組に関連して通信により配信される映像コンテンツにアクセスするためのURLを含んでいる。視聴者が、放送番組の視聴機器に対して所定の操作を行うことで、当該視聴機器は、当該URLに基づき視聴している番組に関連して通信により配信される映像コンテンツを取得することができる。
特許文献1は、通信による映像コンテンツの配信システムを開示している。特許文献1によると、ネットワーク上のコンテンツ配信装置は、コンテンツを分割した分割ファイルをマルチキャスト配信している。
特許第4728789号公報
ハイブリッドキャストにおいては、例えば、2K映像による番組が放送され、番組に関連する映像コンテンツは、関連する番組より高画質な4K映像で配信される。この映像コンテンツの配信には、例えば、FLUTE(File Delivery over Unidirectional Transport)プロトコルが使用される。大容量の映像コンテンツのデータを配信する場合、ネットワーク側の負荷を抑えるプロトコルを使用することが望ましい。例えば、大容量の映像コンテンツのデータをマルチキャスト配信することで、ネットワークの負荷を低くすることができる。一方、映像を視聴する宅内においては、宅内の環境に応じたプロトコルを使用することが、映像コンテンツの安定的な受信には好ましい。例えば、宅内で無線LANを使用している場合、電波状態の劣化が生じても安定して受信できるように、再送制御を伴うプロトコルを使用することが好ましい。ただし、このような再送制御を、外部のネットワーク内の機器との間で行うことはネットワーク負荷の観点から好ましくない。したがって、視聴者宅内に映像のゲートウェイ装置を設けてプロトコル変換を行う構成を考えることができる。この構成により、ゲートウェイ装置のネットワーク側と宅内側で最適なプロトコルを利用することができる。このとき、例えば、ネットワーク側からの映像コンテンツの受信と、ゲートウェイ装置による宅内機器へのコンテンツの送信のタイミングのずれや、宅内機器による再送制御に対応するため、ゲートウェイ装置にキャッシュ機能を設けることが好ましい。
このため、視聴者宅内においては、視聴者宅内のLANとの親和性の高い、DASH(Dynamic Adaptive Streaming over HTTP)配信を使用する構成を考えることができる。具体的には、視聴者宅内に映像のゲートウェイ装置を設ける。ゲートウェイ装置は、FLUTEプロトコルにより受信する映像コンテンツのデータからDASHセグメント(以下、単にセグメントと呼ぶ。)を生成して保存する。そして、ゲートウェイ装置は、HTTPのサーバ機能により、映像を視聴するための端末装置から要求されたセグメントを当該端末装置に配信する。端末装置は、放送される番組のデータに含まれるURLのドメイン名に基づき、アクセス先を決定するため、上記ゲートウェイ装置を設ける構成では、このドメイン名により、端末装置がゲートウェイ装置にアクセスする様に動作させる必要がある。ここで、当然ではあるが、ネットワーク上のDNSサーバでは、プライベートアドレスを使用する宅内機器の名前解決を行うことはできない。
本発明は、所定のドメイン名へのアクセス先を適切に制御できるコンテンツ受信システムと、当該コンテンツ受信システムの通信装置と、プログラムと、を提供するものである。
本発明の一態様によると、コンテンツ受信システムは、ローカルエリアネットワークに接続し、前記ローカルエリアネットワークに接続する装置を発見する発見手段を有する発見装置と、前記ローカルエリアネットワークに接続し、所定のドメイン名をプレフィックスとする識別子で識別されるコンテンツを保持する手段を有するゲートウェイ装置と、を備えており、前記発見装置は、前記発見手段により前記ゲートウェイ装置を発見した後、前記ローカルエリアネットワークに接続する端末装置に、前記所定のドメイン名をプレフィックスとする識別子のコンテンツを取得するためのアクセス先が前記ゲートウェイ装置であることを通知する通知手段をさらに有することを特徴とする。
本発明によると、所定のドメイン名へのアクセス先を適切に制御することができる。
一実施形態による視聴者の宅内構成を示す図。 一実施形態によるゲートウェイ装置の構成図。 一実施形態によるシーケンス図。 一実施形態によるシーケンス図。 一実施形態によるシーケンス図。 一実施形態によるシーケンス図。
以下、本発明の例示的な実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の実施形態は例示であり、本発明を実施形態の内容に限定するものではない。また、以下の各図においては、実施形態の説明に必要ではない構成要素については図から省略する。
<第一実施形態>
図1は、本実施形態におけるコンテンツ配信システムに関する、視聴者の宅内の構成図、つまり、映像コンテンツの受信システムの構成図である。アクセス網6は、例えば、FTTH(Fiber To The Home)又はHFC(Hybrid Fiber−Cоaxial)であり、アクセス網6は、図示しないインターネットに接続している。宅内装置7は、例えば、FTTHにおけるONU(Optical Network Unit)、又は、HFCにおけるケーブルモデムである。本実施形態において、放送される番組のデータ(以下、放送番組データ)も、アクセス網6を介して配信されており、宅内装置7は、放送番組データをSTB(Set Top Box)3に出力する。STB3は、放送されている各番組のうち、視聴者が選択した番組の放送番組データを復号して、例えば、HDMI(登録商標)インタフェースによりTV4に出力する。なお、放送番組データは、無線により放送されているものであっても良い。この場合、STB3は、図示しないアンテナを介して放送番組データを受信する。
また、宅内装置7には、ホームゲートウェイとして動作するルータ装置1が接続される。宅内装置7に接続するルータ装置1のインタフェースには、例えば、アクセス網6を介して、グローバルIPアドレスが割り当てられる。また、ルータ装置1、ゲートウェイ装置2及びSTB3は、LAN5により相互に接続される。LAN5は、有線LAN及び無線LANのいずれか、または、両方である。なお、LAN5には、図示しないPCやタブレット等も接続され得る。本実施形態において、ルータ装置1は、DHCP機能を有し、LAN5に接続する各機器にプライベートIPアドレスを割り当てる。なお、LAN5に接続する各機器へのプライベートIPアドレスの割り当ては、視聴者等が手作業により行っても良い。また、ルータ装置1は、NAT機能を有し、STB3や、図示しないPCやタブレット等が、ルータ装置1及びアクセス網6を介してインターネット上のサーバ装置と通信する際に、グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスの変換を行う。
また、ルータ装置1は、図示しないコンテンツ配信装置がアクセス網6を介して、例えば、マルチキャスト配信する映像コンテンツのデータ(以下、映像コンテンツデータと呼ぶ。)を受信して、ゲートウェイ装置2に出力する。なお、ゲートウェイ装置2への映像コンテンツのデータの配信に使用する方式は、宅内装置7としてONUやケーブルモデムを使用するHFCによるDOCSIS方式や、FTTHによるGE−PON方式に限定されず、例えば、HFCによるULE方式等、任意の方式を使用することができる。なお、この受信する映像コンテンツは、ゲートウェイ装置2が、コンテンツ配信装置に対して配信を要求したものである。なお、このコンテンツの配信には、例えば、FLUTEプロトコルが使用される。図2は、ゲートウェイ装置2の構成図である。FLUTE受信部21は、ルータ装置1を介して映像コンテンツデータを受信し、受信した映像コンテンツデータに基づき、DASH配信のためのセグメントを生成する。各セグメントは、一意の識別子であるURLに対応付けられる。なお、映像コンテンツと区別するため、1つの映像コンテンツの部分をDASH配信でも使用されるセグメントと呼ぶが、各セグメントそれぞれも1つのコンテンツである。以下では、このURLが、"AAA.cо.jp/XXXX/nnn"であるものとする。ここで、前述したURLのうちの"AAA.cо.jp"、つまり、ドメイン名の部分は、総ての映像コンテンツにおいて共通とする。また、URLの"XXXX"の部分は、映像コンテンツ毎に異なる値であるものとする。つまり、URLの"XXXX"の部分は、映像コンテンツを識別するための情報である。また、URLの"nnn"の部分は、"AAA.cо.jp/XXXX"で特定される映像コンテンツのセグメント(ファイル)を識別する情報である。一例とし、"nnn"は、セグメントの再生順を示す番号とすることができる。
ある映像コンテンツの映像コンテンツデータは、当該映像コンテンツの各セグメントのURLを示す情報と、当該映像コンテンツのMPD(Media Presentation Description)ファイルを含んでいる。映像コンテンツのMPDファイルとは、当該映像コンテンツの1つ以上のセグメントのURLのリストを示す情報であり、そのURLは、対応する映像コンテンツと同じ"AAA.cо.jp/XXXX"をプレフィックスとする。なお、映像コンテンツデータが、当該映像コンテンツデータを特定する"AAA.cо.jp/XXXX"までの部分を含み、MPDファイルを含まない構成とすることもできる。この場合、FLUTE受信部21は、受信した映像コンテンツデータを任意の時間長に区切ってセグメントを生成し、FLUTE受信部21が、生成したセグメントの"nnn"の値を決定して、当該セグメントのURLを生成する。そして、FLUTE受信部21が、生成したURLに基づきMPDファイルも生成する。
FLUTE受信部21は、映像コンテンツの1つ以上のセグメント及びMPDファイルをキャッシュ部22に格納する。HTTPサーバ部23は、STB3から映像コンテンツのMPDファイルの要求を受信すると、当該MPDファイルをSTB3に送信し、STB3から例えば、"AAA.cо.jp/XXXX/nnn"に対応するセグメントの取得要求を受信すると、当該セグメントをSTB3に送信する。
上述した様に、STB3は、放送されている各番組のうち、視聴者が選択した番組の放送番組データを復号して、例えば、HDMIインタフェースによりTV4に出力する。放送番組データは、例えば、地上波デジタル放送であり、またその映像品質は、例えば、2Kである。放送番組データには、その番組に対応付けられている映像コンテンツを示す情報、つまり、"AAA.cо.jp/XXXX"が格納されている。"AAA.cо.jp/XXXX"で特定される映像コンテンツの映像コンテンツデータは、例えば、放送番組データより品質の高い4Kとすることができる。例えば、放送番組データによる番組が美術番組であるときに、"AAA.cо.jp/XXXX"で示される映像コンテンツは、当該美術番組で紹介される骨董品のより詳細な映像とすることができる。なお、放送番組データより映像コンテンツデータの解像度が高い方が、ネットワークの負荷低減の点から好適であるが、両者に関連性があれば足り、解像度の高低は問わない。視聴者がSTB3により、放送されている各番組の1つを選択すると、STB3は、"AAA.cо.jp"にアクセスして、映像コンテンツ"XXXX"のマルチキャスト配信を要求する。このマルチキャスト配信の要求は、本実施形態では、ゲートウェイ装置2に対して行わなければならない。これにより、ゲートウェイ装置2は、図示しないコンテンツ配信サーバ等に、映像コンテンツ"XXXX"のマルチキャスト配信を要求する。また、TV4には、例えば、当該映像コンテンツに対応するアイコンが表示され、視聴者が当該アイコンをクリックすると、STB3は、"AAA.cо.jp"にアクセスして、映像コンテンツ"XXXX"のMPDファイルを取得し、MPDファイルに示されたURL(本例では、"AAA.cо.jp/XXXX/nnn")に対応するセグメントを順に取得する。本実施形態では、このMPDファイルの取得及びセグメントの取得も、ゲートウェイ装置2に対して行わなければならない。
したがって、ドメイン名が"AAA.cо.jp"であるコンテンツを取得する場合には、ゲートウェイ装置2にアクセスする様にSTB3を動作させる必要がある。以下では、このための3つの実施例について説明する。
<第1実施例>
図3は、第1実施例によるシーケンス図である。本実施例において、ルータ装置1は、アクセス網6を提供する事業者が設置することを想定している。当該事業者は、番組及び当該番組に対応する映像コンテンツの制作事業者から番組に含める映像コンテンツを示す情報のドメイン名の部分、つまり、本例では、"AAA.cо.jp"の通知を受けて、設置するルータ装置1に"AAA.cо.jp"を予め設定しておく。本実施例において、ルータ装置1は、DNSサーバ機能を有し、さらに、UPnP機能(発見機能)によりLAN5に接続している各通信装置を発見し、かつ、発見した通信装置についての情報を取得する。具体的には、S1で、ルータ装置1は、探索メッセージ(M−Serach)をLAN5に送信し、ゲートウェイ装置2は、S2で、探索メッセージに応答して応答メッセージ(Notify)を、ルータ装置1に送信する。これにより、ルータ装置1は、ゲートウェイ装置2を発見する。続いて、ルータ装置1は、S3で、発見したゲートウェイ装置2に記述ファイル要求メッセージを送信し、S4で、ゲートウェイ装置2は、記述ファイルをルータ装置1に送信する。記述ファイルは、UPnPのDescription.xmlファイルであり、ゲートウェイ装置2が、映像コンテンツの各セグメント(コンテンツ)を保持する機能(キャッシュ部22)と、当該セグメントを配信する機能(HTTPサーバ部23)と、を有することが示されている。
映像コンテンツの保持・配信機能を有するゲートウェイ装置2を発見すると、ルータ装置1は、予め設定されたドメイン名、つまり、本例では"AAA.cо.jp"のIPアドレスとして、ゲートウェイ装置2のLAN5に接続するインタフェースに割り当てられたIPアドレスを示すDNSエントリをS5で追加する。その後、STB3が、S6で、DNSサーバでもあるルータ装置1に"AAA.cо.jp"のIPアドレスを問い合わせるDNSクエリメッセージを送信すると、ルータ装置1は、S7で、当該DNSクエリメッセージの応答として、ゲートウェイ装置2のLAN5側のIPアドレスをDNS応答メッセージによりSTB3に通知する。これにより、STB3は、ドメイン名が"AAA.cо.jp"をプレフィックスとするコンテンツ(セグメント及びMPDファイル)を取得するために、ゲートウェイ装置2にアクセスする様に動作することになる。
<第2実施例>
図4は、第2実施例によるシーケンス図である。本実施例において、STB3は、UPnP機能(発見機能)によりLAN5に接続している各通信装置を発見し、かつ、発見した通信装置についての情報を取得する。具体的には、S11で、STB3は、探索メッセージ(M−Serach)をLAN5に送信し、ゲートウェイ装置2は、S12で、探索メッセージに応答して応答メッセージ(Notify)を、STB3に送信する。これにより、STB3は、ゲートウェイ装置2を発見する。続いて、STB3は、S13で、発見したゲートウェイ装置2に記述ファイル要求メッセージを送信し、S14で、ゲートウェイ装置2は、記述ファイルをSTB3に送信する。第1実施例と同様、記述ファイルを受信することにより、ゲートウェイ装置2が、コンテンツの保持・配信機能を有することをSTB3は認識する。また、上述した様に、STB3は、放送番組データに基づきドメイン名、つまり、本例では、"AAA.cо.jp"を認識している。STB3は、コンテンツの保持・配信機能を有するゲートウェイ装置を発見すると、放送番組データに格納されているドメイン名"AAA.cо.jp"をプレフィックスとするコンテンツを取得するためのアクセス先として、ゲートウェイ装置2のLAN5側のIPアドレスを記憶部に記憶する。これにより、STB3は、"AAA.cо.jp/"をプレフィックスとするコンテンツを取得する際に、ゲートウェイ装置2にアクセスする様になる。
<第3実施例>
図5は、第3実施例によるシーケンス図である。本実施例においては、例えば、アクセス網6又はインターネット上にサーバ装置が設けられる。このサーバ装置は、例えば、アクセス網6を提供する事業者、或いは、番組及び当該番組に対応する映像コンテンツの制作事業者が設置する。なお、ゲートウェイ装置2及びSTB3には、予め、サーバ装置にアクセスするための情報、例えば、サーバ装置のIPアドレスが設定されている。なお、STB3にサーバ装置のIPアドレスを予め設定するのではなく、放送番組データにサーバ装置のIPアドレスを格納し、STB3が、放送番組データから当該IPアドレスを取り出す構成であっても良い。また、ゲートウェイ装置2にサーバ装置のIPアドレスを予め設定するのではなく、ゲートウェイ装置2が図示しないコンテンツ配信サーバから取得する構成であっても良い。
ゲートウェイ装置2は、LAN5側のIPアドレスを例えばDHCPによりルータ装置1から取得すると、S21で、サーバ装置に当該IPアドレスを通知する。この通知は、ルータ装置1のNAT機能を介して行われるため、サーバ装置は、通知の送信元アドレスである、ルータ装置1に割り当てられたグローバルIPアドレスと、通知されたゲートウェイ装置2のLAN5側のIPアドレスとを関連付けて記憶する。STB3は、S22で、サーバ装置1にクエリメッセージを送信する。当該クエリメッセージも、ルータ装置1のNAT機能を介して行われるため、当該クエリの送信元アドレスは、ルータ装置1に割り当てられたグローバルIPアドレスである。したがって、サーバ装置は、クエリの送信元のグローバルIPアドレスに関連付けられた、ゲートウェイ装置2のLAN5側のIPアドレスを、S23で、応答メッセージに含めてSTB3に送信する。STB3は、S23で取得するアドレスを、放送番組データに含まれる"AAA.cо.jp"をプレフィックスとするコンテンツを取得する際のアクセス先のアドレスとして記憶する。これにより、STB3は、"AAA.cо.jp"をプレフィックスとするコンテンツを取得する際に、ゲートウェイ装置2にアクセスする様になる。
<第二実施形態>
第一実施形態の3つの実施例は、いずれも、ドメイン名"AAA.cо.jp"にアクセスするためのアドレスとして、ゲートウェイ装置2のIPアドレスをSTB3に取得させるものであった。本実施形態では、プロキシを使用する。図6は、本実施形態によるシーケンス図である。なお、本実施形態のルータ装置1は、DHCP機能を有し、UPnP機能によりLAN5に接続している各機器についての情報を取得する。図6のS1〜S4は、図3のS1〜S4と同様である。
第一実施形態の第1実施例と同様に、S4で、記述ファイルを受信したルータ装置1は、ゲートウェイ装置2が、コンテンツの保持・配信機能を有することを認識する。したがって、ルータ装置1は、HTTPによる通信については、ゲートウェイ装置2をプロキシサーバとして使用するものと決定する。その後、STB3が、S31で、DHCP要求メッセージをルータ装置1に送信すると、ルータ装置1は、S32で、当該DHCP要求メッセージの応答として、STB3にアドレスを割り当てるとともに、ゲートウェイ装置2がプロキシサーバであることをSTB3に通知する。なお、この通知には、ゲートウェイ装置2のLAN5側のアドレスが含まれる。これにより、STB3は、HTTPによる通信については、ドメイン名に拘らず、常に、ゲートウェイ装置2にアクセスする様になる。
ゲートウェイ装置2は、例えば、"AAA.cо.jp"をプレフィックスとするコンテンツの取得要求を受信すると、当該取得要求を転送しない。そして、要求されたコンテンツがキャッシュ部23に保持されていると、当該コンテンツを当該取得要求の送信元の装置に送信し、要求されたコンテンツがキャッシュ部23に保持されていないと、当該取得要求の送信元の装置にエラーを通知する。また、ゲートウェイ装置2は、"AAA.cо.jp"以外のドメイン名をプレフィックスとするコンテンツの取得要求を受信すると、通常のプロキシサーバとして動作する。
なお、本実施形態では、LAN5に接続するSTB3以外の、例えば、タブレットやPC等の通信装置にも、ルータ装置1は、ゲートウェイ装置2がプロキシサーバであることを通知してしまう。この場合、LAN5に接続する総ての通信装置によるHTTP通信は、ゲートウェイ装置2を経由することになり、ゲートウェイ装置2の負荷が増大する。以下では、ゲートウェイ装置2の負荷の増大を抑えるための2つの変形例について述べる。
<第1変形例>
本変形例では、第一実施形態の第1実施例と同様に、ルータ装置1に、ドメイン名"AAA.cо.jp"を予め設定しておく。そして、ルータ装置1は、DHCP要求を受信すると、要求元の装置に対して、"AAA.cо.jp"をドメイン名として含むコンテンツを取得するときのみゲートウェイ装置2をプロキシサーバとして使用することを通知する。この構成により、ゲートウェイ装置2は、実質的に、プロキシサーバとして機能することはなく、ゲートウェイ装置2の負荷増大を抑えることができる。
<第2変形例>
本変形例において、ルータ装置1は、そのUPnP機能によりSTB3も発見し、STB3から記述ファイルを取得する。この記述ファイルにより、ルータ装置1は、STB3が、映像コンテンツに関連する放送番組データの受信・復号機能を有することを認識する。そして、ルータ装置1は、STB3に対してのみ、ゲートウェイ装置2をプロキシサーバとして使用することを通知し、LAN5に接続するその他の通信装置には、プロキシサーバの通知を行わない。したがって、LAN5に接続するSTB3以外の通信装置に対して、ゲートウェイ装置2はプロキシサーバとして機能せず、ゲートウェイ装置2の負荷増大を抑えることができる。なお、変形例1と変形例2とを組み合わせることも可能である。
なお、本発明による通信装置、具体的には、ルータ装置1及びSTB3は、コンピュータを上記ルータ装置1やSTB3として動作させるプログラムにより実現することができる。これらコンピュータプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記憶されて、又は、ネットワーク経由で配布が可能なものである。
また、図1に示す構成は、例示であり、本発明のコンテンツ受信システムの構成は図1に示すものに限定されない。また、図1に示す任意の2つ以上の装置を物理的に1つの装置として構成することもできる。なお、上記実施形態において、ゲートウェイ装置2は、DASH配信を行うものとしたが、宅内で使用するプロトコルは任意である。具体的には、放送番組データに含まれる映像コンテンツを示す情報、つまり、"AAA.cо.jp/XXXX"に基づき、STB3が映像コンテンツを取得する任意のプロトコルに本発明を適用することができる。
1:ルータ装置、2:ゲートウェイ装置、3:STB

Claims (8)

  1. ローカルエリアネットワークに接続し、前記ローカルエリアネットワークに接続する装置を発見する発見手段を有する発見装置と、
    前記ローカルエリアネットワークに接続し、所定のドメイン名をプレフィックスとする識別子で識別されるコンテンツを保持する手段を有するゲートウェイ装置と、
    を備えており、
    前記発見装置は、前記発見手段により前記ゲートウェイ装置を発見した後、前記ローカルエリアネットワークに接続する端末装置に、前記所定のドメイン名をプレフィックスとする識別子のコンテンツを取得するためのアクセス先が前記ゲートウェイ装置であることを通知する通知手段をさらに有することを特徴とするコンテンツ受信システム。
  2. 前記発見装置は、前記所定のドメイン名を保持する保持手段をさらに有し、
    前記通知手段は、前記端末装置から前記所定のドメイン名の名前解決要求を受信すると、前記ゲートウェイ装置の前記ローカルエリアネットワークに接続するインタフェースのアドレスを前記端末装置に通知することで、前記所定のドメイン名をプレフィックスとする識別子のコンテンツを取得するためのアクセス先が前記ゲートウェイ装置であることを通知することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ受信システム。
  3. 前記端末装置は、放送される番組の放送データであって、前記所定のドメイン名を含む前記放送データを受信し、前記放送データに含まれる前記所定のドメイン名の名前解決要求を前記発見装置に送信することを特徴とする請求項2に記載のコンテンツ受信システム。
  4. 前記通知手段は、前記端末装置からアドレス割り当て要求を受信した際に、前記端末装置にアドレスを割り当てるとともに、前記ゲートウェイ装置がプロキシサーバであることを前記端末装置に通知することで、前記所定のドメイン名をプレフィックスとする識別子のコンテンツを取得するためのアクセス先が前記ゲートウェイ装置であることを通知することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ受信システム。
  5. 前記発見装置は、前記所定のドメイン名を保持する保持手段をさらに有し、
    前記通知手段は、前記ゲートウェイ装置が前記所定のドメイン名をプレフィックスとする識別子のコンテンツを取得する際のプロキシサーバであることを前記端末装置に通知することを特徴とする請求項4に記載のコンテンツ受信システム。
  6. 前記端末装置が、放送される番組の放送データを受信する装置であることを前記発見手段が発見した場合にのみ、前記通知手段は、前記ゲートウェイ装置がプロキシサーバであることを前記端末装置に通知することを特徴とする請求項4又は5に記載のコンテンツ受信システム。
  7. ローカルエリアネットワークに接続する通信装置であって、
    前記ローカルエリアネットワークに接続する装置を発見する発見手段と、
    前記ローカルエリアネットワークに接続し、所定のドメイン名をプレフィックスとする識別子で識別されるコンテンツを保持する手段を有するゲートウェイ装置を前記発見手段が発見した後、前記ローカルエリアネットワークに接続する端末装置に、前記所定のドメイン名をプレフィックスとする識別子のコンテンツを取得するためのアクセス先が前記ゲートウェイ装置であることを通知する通知手段と、
    を有することを特徴とする通信装置。
  8. 請求項に記載の通信装置としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
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